JPH0724389Y2 - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH0724389Y2
JPH0724389Y2 JP5160593U JP5160593U JPH0724389Y2 JP H0724389 Y2 JPH0724389 Y2 JP H0724389Y2 JP 5160593 U JP5160593 U JP 5160593U JP 5160593 U JP5160593 U JP 5160593U JP H0724389 Y2 JPH0724389 Y2 JP H0724389Y2
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JP
Japan
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workbench
support
telescopic boom
workbench support
swivel
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP5160593U
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JPH0632487U (ja
Inventor
憲男 石川
小田  巧
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Publication date
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高所作業車に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高所作業車は、図2に示す如く、車両1
上に旋回駆動自在に取り付けた旋回台3、旋回台3に起
伏駆動自在に取り付けた伸縮ブーム4、下方に延出した
ブラケット16a,16aを具備した作業台支持部16
であってそのブラケット16a,16aの下端部を水平
軸6を介して前記伸縮ブーム4の先端部4aに伸縮ブー
ム4の起伏方向に回動自在に連結した作業台支持部1
6、伸縮ブーム4の先端部と作業台支持部16との間に
介装され伸縮ブーム4の起伏動に関連して作業台支持部
16を前記水平軸6を中心に回動させ作業台支持部16
の姿勢を常に一定に維持するレベリングシリンダー1
3、および、作業台支持部16(の上端部)に旋回中心
Oを中心に水平旋回駆動自在に取り付けた作業台8とで
似って構成している。
【0003】そして、従来の高所作業車は図2に示す如
く、作業台支持部16に対する作業台8の水平旋回駆動
自在な取り付けは、旋回中心Oが前記水平軸6の直上方
の位置となるよう構成している。また、前記作業台8
は、その旋回中心線Oが当該作業台8の外側を上下に横
切るようにして前記作業台支持部16に取り付けられて
いる。前記作業台支持部16のブラケット16a,16
aの下端部には、当該下端部から下方に延びるレベリン
グシリンダー取り付けアーム5が取り付けられている。
前記レベリングシリンダー13は、そのシリンダー13
aの基端部を枢軸15を介して伸縮ブーム4の先端部4
aに連結すると共にそのピストンロッド13bの先端部
を枢軸17を介して前記レベリングシリンダー取り付け
アーム5に連結している。即ちレベリングシリンダー1
3は、その縮小力で似って作業台支持部16の水平軸6
を中心とする起仰方向(伸縮ブーム4の起仰方向と同じ
方向)への回動を支持し、その伸長力で似って作業台支
持部16の水平軸6を中心とする倒伏方向(伸縮ブーム
4の倒伏方向と同じ方向)への回動を支持するよう、伸
縮ブーム4の先端部と作業台支持部16との間に介装し
ている。
【0004】即ち、従来の高所作業車は、 作業台8の旋回中心Oが、伸縮ブーム先端部4aに対
して作業台支持部16を起伏自在に連結する水平軸6の
直上方にあること。 作業台8は、その旋回中心Oが作業台8の外側を上下
に横切るよう取り付けられていること。 レベリングシリンダー13は、その縮小力で似って作
業台支持部16の水平軸6を中心とする起仰方向(伸縮
ブーム4の起仰方向と同じ方向)への回動を支持し、そ
の伸長力で似って作業台支持部16の水平軸6を中心と
する倒伏方向(伸縮ブーム4の倒伏方向と同じ方向)へ
の回動を支持するよう配置されていること。 を特徴的な構成要件としている。
【0005】この種の高所作業車は、旋回台3の旋回駆
動および伸縮ブーム4の起伏伸縮駆動による伸縮ブーム
関連動作と、作業台8の旋回動作を併用して、作業台8
の位置を任意に変更して高所作業をするものである。
【0006】上記の如く構成した従来の作業車は、作業
台支持部16に対する作業台8の水平旋回駆動自在な取
り付けが、旋回中心Oが前記水平軸6の直上方の位置と
なるよう構成しているので、作業台8が伸縮ブーム4の
基端側に旋回した時に作業台8の重量に起因して作業台
支持部16に作用する水平軸6を中心とする起仰方向の
回動力(モーメント)と、作業台8が伸縮ブーム4の先
端側に旋回した時に作業台8の重量に起因して作業台支
持部16に作用する水平軸6を中心とする倒伏方向の回
動力(モーメント)とが等しくなるようになっている。
【0007】一方レベリングシリンダー13は、圧縮力
を支持する油室の有効受圧面積に対して引っ張り力を支
持する油室の有効受圧面積が小さく、圧縮力および引っ
張り力が同じであれば引っ張り力を支持する油室の油圧
が大きくなるようになっている。従って、この種の高所
作業車におけるレベリングシリンダー13は、引っ張り
力を支持する油室の内圧に耐えるよう設計されているの
である。そしてそのように設計されているレベリングシ
リンダー13は、圧縮力に対して余力をもっているので
ある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、レベリン
グシリンダー13に作用する圧縮力に対する引っ張り力
の比が従来のそれに比して小さくなる新規な高所作業車
を提供し、似ってレベリングシリンダー13の圧縮力に
対する余力を活用できる新規な高所作業車を提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案の高所作業車は、次の如く構成する。車両1上
に旋回駆動自在に取り付けた旋回台3、旋回台3に起伏
駆動自在に取り付けた伸縮ブーム4、下方に延出したブ
ラケット16a,16aを具備した作業台支持部16で
あってそのブラケット16a,16aの下端部を水平軸
6を介して前記伸縮ブーム4の先端部4aに伸縮ブーム
4の起伏方向に回動自在に連結した作業台支持部16、
伸縮ブーム4の先端部と作業台支持部16との間に介装
され伸縮ブーム4の起伏動に関連して作業台支持部16
を前記水平軸6を中心に回動させ作業台支持部16の姿
勢を常に一定に維持するレベリングシリンダー13、お
よび、作業台支持部16(の上端部)に旋回中心Oを中
心に水平旋回駆動自在に取り付けた作業台8とからなる
高所作業車であって、前記作業台支持部16に対する作
業台の水平旋回駆動自在な取り付けは、旋回中心Oが前
記水平軸6に対して伸縮ブーム4の基端方向に偏位した
位置となるよう構成しており、前記作業台8は、その旋
回中心線Oが作業台8の長手方向中心から偏位した位置
で当該作業台8のフラットな床面を上下に横切るよう前
記作業台支持部16に旋回駆動自在に取り付けられてお
り、前記レベリングシリンダー13は、その伸長力で似
って作業台支持部16の水平軸6を中心とする起仰方向
への回動を支持し、その縮小力で似って作業台支持部1
6の水平軸6を中心とする倒伏方向の回動を支持するよ
う、伸縮ブーム4の先端部と作業台支持部16との間に
介装してあることを特徴とする高所作業車。
【0010】
【作用】上記の如く構成した本考案の高所作業車は、作
業台支持部16に対する作業台8の水平旋回駆動自在な
取り付けを、旋回中心Oが前記水平軸6に対して伸縮ブ
ーム4の基端方向に偏位した位置となるようにしている
ので、作業台8が伸縮ブーム4の基端側に旋回した時に
作業台8の重量に起因して作業台支持部16に作用する
水平軸6を中心とする起仰方向の回動力(モーメント)
に対して、作業台8が伸縮ブーム4の先端側へ旋回した
時に作業台8の重量に起因して作業台支持部16に作用
する水平軸6を中心とする倒伏方向の回動力(モーメン
ト)がより小さくなるのである。そして、レベリングシ
リンダー13は、その伸長力で似って作業台支持部の水
平軸6を中心とする起仰方向への回動を支持し、その縮
小力で似って作業台支持部16の水平軸6を中心とする
倒伏方向の回動を支持するよう、伸縮ブーム4の先端部
と作業台支持部16との間に介装されているので、この
レベリングシリンダー13に作用する圧縮力に対する引
っ張り力の比が従来のそれに比して小さくなるのであ
る。従って、レベリングシリンダー13の圧縮力に対す
る余力を活用でき、それだけレベリングシリンダー13
の支持力を有効に活用できるのである。換言すれば、レ
ベリングシリンダー13の軽量化を図ることができるの
である。
【0011】更に、作業台8は、その旋回中心線Oが作
業台8の長手方向中心から偏位した位置で当該作業台8
のフラットな床面を上下に横切るよう前記作業台支持部
16に旋回駆動自在に取り付け、これにより、旋回中心
O上に作業台8の床面の一部を位置させたので、同じ大
きさの床面の作業台8を有する従来の高所作業車に対し
て、作業台支持部16に作用する水平軸6を中心とする
起伏方向の回動力(モーメント)が小さくなり、この意
味からもレベリングシリンダー13の軽量化を図ること
ができるのである。
【0012】
【実施例】以下本考案の高所作業車の実施例を図1に基
づいて説明する。本考案の高所作業車は、従来の高所作
業車に対して、作業台8の旋回中心Oの水平軸6に対す
る位置、作業台8に対する旋回中心Oの位置、およびレ
ベリングシリンダー13の配置構成が相違するのみであ
るので、上記説明で用いた符号は、この相違点を除き以
下の説明に同義のものとして援用する。
【0013】図1において、作業台8は、その旋回中心
Oが伸縮ブーム4の先端部4aの水平軸6(伸縮ブーム
4の先端部4aに対して作業台支持部16を起伏方向に
回動自在に連結している水平軸6)に対して伸縮ブーム
4基端側へ偏位した位置となるよう、作業台支持部16
の上端部に取り付けられている。更に作業台8は、当該
作業台8の旋回中心線Oが作業台8の長手方向中心から
偏位した位置で当該作業台8のフラットな床面を上下に
横切るよう前記作業台支持部16に旋回駆動自在に取り
付けられている。レベリングシリンダー13は、その伸
長力で似って作業台支持部の水平軸6を中心とする起仰
方向への回動を支持し、その縮小力で似って作業台支持
部16の水平軸6を中心とする倒伏方向の回動を支持す
るよう、伸縮ブーム4の先端部4aと作業台支持部16
との間に介装している。
【0014】この実施例では、その基部を伸縮ブーム先
端部4aに連結されそこから伸縮ブーム4の外側上部を
経過して伸縮ブーム4基端方向へ延出したレベリングシ
リンダー取り付けブラケット12が取り付けられてお
り、前記レベリングシリンダー13は、そのシリンダー
13aの基端部をレベリングシリンダー取り付けブラケ
ット12の延出端部のシリンダー連結部14に枢軸15
を介して連結されている。また、レベリングシリンダー
13のピストンロッド13bの先端部は、作業台支持部
16のブラケット16a,16aに枢軸17を介して連
結されている。
【0015】次に作用を説明する。本考案の高所作業車
は従来の高所作業車と同様に、旋回台3の旋回駆動およ
び伸縮ブーム4の起伏伸縮駆動による伸縮ブーム関連動
作と、作業台8の旋回動作を併用して、作業台8の位置
を任意に変更して高所作業をするものであるが、作業台
支持部16に対する作業台8の水平旋回駆動自在な取り
付けを、旋回中心Oが前記水平軸6に対して伸縮ブーム
4の基端方向に偏位した位置となるようにしているの
で、作業台8が伸縮ブーム4の基端側に旋回した時に作
業台8の重量に起因して作業台支持部16に作用する水
平軸6を中心とする起仰方向の回動力(モーメント)に
対して、作業台16が伸縮ブーム4の先端側へ旋回した
時に作業台8の重量に起因して作業台支持部16に作用
する水平軸6を中心とする倒伏方向の回動力(モーメン
ト)がより小さくなるのである。そして、レベリングシ
リンダー13は、その伸長力で似って作業台支持部の水
平軸6を中心とする起仰方向への回動を支持し、その縮
小力で似って作業台支持部16の水平軸6を中心とする
倒伏方向の回動を支持するよう、伸縮ブーム4の先端部
と作業台支持部16との間に介装したされているので、
このレベリングシリンダー13に作用する圧縮力に対す
る引っ張り力の比が従来のそれに比して小さくなるので
ある。従って、レベリングシリンダー13の圧縮力に対
する余力を活用でき、それだけレベリングシリンダー1
3の支持力を有効に活用できるのである。換言すれば、
レベリングシリンダー13の軽量化を図ることができる
のである。
【0016】更に、作業台8は、その旋回中心線Oが作
業台8の長手方向中心から偏位した位置で当該作業台8
のフラットな床面を上下に横切るよう前記作業台支持部
16に旋回駆動自在に取り付け、これにより、旋回中心
O上に作業台8の床面の一部を位置させたので、同じ大
きさの床面の作業台8を有する従来の高所作業車に対し
て、作業台支持部16に作用する水平軸6を中心とする
起伏方向の回動力(モーメント)が小さくなり、この意
味からもレベリングシリンダー13の耐圧性能を低く設
定できそれだけ当該レベリングシリンダー13の軽量化
を図ることができるのである。
【0017】
【考案の効果】以上の如く構成し作用する本考案の高所
作業車は、レベリングシリンダー13に作用する圧縮力
に対する引っ張り力の比が従来のそれに比して小さくな
り、レベリングシリンダー13の圧縮力に対する余力を
活用できるのである。しかも作業台支持部16に作用す
る水平軸6を中心とする起伏方向の回動力(モーメン
ト)が小さくなるので、レベリングシリンダー13の軽
量化を達成できるという効果を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高所作業車の実施例の説明図である。
【図2】従来の高所作業車の説明図である。
【符号の説明】
1;車両、3;旋回台、4;伸縮ブーム、4a;伸縮ブ
ーム4の先端部、6;水平軸、8;作業台、12;レベ
リングシリンダー取り付けブラケット、13;レベリン
グシリンダー、13a;シリンダー、13b;ピストン
ロッド、14;シリンダー連結部、15;枢軸、16;
作業台支持部、16a,16a;ブラケット、17;枢
軸、O;作業台8の旋回中心、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両1上に旋回駆動自在に取り付けた旋
    回台3、旋回台3に起伏駆動自在に取り付けた伸縮ブー
    ム4、下方に延出したブラケット16a,16aを具備
    した作業台支持部16であってそのブラケット16a,
    16aの下端部を水平軸6を介して前記伸縮ブーム4の
    先端部に伸縮ブーム4の起伏方向に回動自在に連結した
    作業台支持部16、伸縮ブーム4の先端部4aと作業台
    支持部16との間に介装され伸縮ブーム4の起伏動に関
    連して作業台支持部16を前記水平軸6を中心に回動さ
    せ作業台支持部16の姿勢を常に一定に維持するレベリ
    ングシリンダー13、および、作業台支持部16の上端
    部に旋回中心Oを中心に水平旋回駆動自在に取り付けた
    作業台8とからなる高所作業車であって、 前記作業台支持部16に対する作業台の水平旋回駆動自
    在な取り付けは、旋回中心Oが前記水平軸6に対して伸
    縮ブーム4の基端方向に偏位した位置となるよう構成し
    ており、 前記作業台8は、その旋回中心線Oが作業台8の長手方
    向中心から偏位した位置で当該作業台8のフラットな床
    面を上下に横切るよう前記作業台支持部16に旋回駆動
    自在に取り付けられており、 前記レベリングシリンダー13は、その伸長力で似って
    作業台支持部16の水平軸6を中心とする起仰方向への
    回動を支持し、その縮小力で似って作業台支持部16の
    水平軸6を中心とする倒伏方向の回動を支持するよう、
    伸縮ブーム4の先端部と作業台支持部16との間に介装
    してあることを特徴とする高所作業車。
JP5160593U 1993-06-30 1993-06-30 高所作業車 Expired - Lifetime JPH0724389Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5160593U JPH0724389Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高所作業車

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JP5160593U JPH0724389Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高所作業車

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Publication Number Publication Date
JPH0632487U JPH0632487U (ja) 1994-04-28
JPH0724389Y2 true JPH0724389Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=12891542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5160593U Expired - Lifetime JPH0724389Y2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 高所作業車

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JPH0632487U (ja) 1994-04-28

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