JPH0724245Y2 - バス用空調装置 - Google Patents

バス用空調装置

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JPH0724245Y2
JPH0724245Y2 JP14273888U JP14273888U JPH0724245Y2 JP H0724245 Y2 JPH0724245 Y2 JP H0724245Y2 JP 14273888 U JP14273888 U JP 14273888U JP 14273888 U JP14273888 U JP 14273888U JP H0724245 Y2 JPH0724245 Y2 JP H0724245Y2
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JP
Japan
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temperature sensor
door
temperature
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vehicle
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孝敏 小暮
昭 田中
弘行 佐伯
昭夫 長谷川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バス用空調装置に関する。
[従来の技術] 第2図にバス1の斜視部分透視図を示す。サブエンジン
を冷房又は除湿用の駆動源とするバス用空調装置は、大
きさ及び重量により、空調ユニットは通常バス1の前部
に設置される。
空調ユニット2は、車内温度又は運転席に設置されたコ
ントロールパネル11の手動スイッチにより、冷房を行な
う場合は、冷風がバス上部のダクト3から車内に放出さ
れ、暖房を行なう場合は温風が下部ダクト4から車内に
放出され、車内を循環してユニット2の上部のリターン
口5から取り込まれる。
通常、車内温度の代表値は、車内を循環した空気の集ま
るリターン口5に設置した車内温度センサ6で測定し、
代表温度が設定温度となるように車内空調される。
[考案が解決しようとする課題] 上述の如く、バス1の前部のリターン口5の温度センサ
6の測定値によってのみ車内代表温度とすると以下の不
具合がある。
即ち、外気温度が低い時にドア7を開放すると、冷気が
バス1に侵入し、車内空気を吸入しているリターン口5
に入る。リターン口5に設置されている車内温度センサ
6は、侵入してきた冷気により冷却され本来の車内代表
温度よりも低い温度を車内代表温度として示す。
従って空調ユニット2は、暖房能力をアップし、冷気侵
入のないバス1の後部は非常に暑くなるので不快とな
る。又、ドア7を閉めた後も、車内空気が均一化して車
内温度センサ6が本来の車内代表温度を測定するまでの
時間は空調ユニット2の暖房能力は必要以上となるの
で、バス1の後部は暑い状態が続く。
[課題を解決するための手段] 本考案によるバス用空調装置は、冷房時は、サブエンジ
ンによってコンプレッサ・ファンを駆動し、冷却効果を
発生し、暖房時は、モータによってファンを駆動し、メ
インエンジン冷却水又はヒータによって暖房効果を発生
するバス用空調装置において、車外温度を測定する外温
センサと、車内空気のリターン口内に設置された車内温
度センサと、バス後部に設置されたリア温度センサと、
ドアの開閉を検知するドアスイッチと、外気温度が所定
値以下で、ドアが開放状態の時及びドアが閉状態となっ
てから所定の時間の間は、車内の代表温度を車内温度セ
ンサ値とリア温度センサ値に所定の比例定数を乗じた和
の値とし、他の時は車内の代表温度を車内温度センサ値
とする代表温度制御装置とを具備してなることを特徴と
するバス用空調装置。
[作用] 本考案によれば、低外気温度時にドア7が開放状態の時
及びドア7が閉状態となってから所定時間の間は、車内
代表温度を車内温度センサ6とリア温度センサ9のそれ
ぞれの値に重み付けを行なった値の和の値とするため、
空調ユニット2は過剰な暖房能力を出さないのでバス1
の後部の暑すぎる状態は発生しない。
[実施例] 以下、本考案を図面に基いて説明する。第2図はバス1
の斜視部分透視図であり、すでに説明をしたものはその
説明を省略する。
外温センサ8は、ドア7の開放による車内空気の影響等
を避ける場所に設置されるが、図示の場合は運転席側の
サイドミラーに設置されている。リア温度センサ9はバ
ス1の後部に設置されている。
ドアスイッチ10はドアの開閉を検知するスイッチであ
る。
車内代表温度制御装置12は、空調ユニット2又は運転席
にあるコントロールパネル11の内部にあり、車内温度セ
ンサ6、リア温度センサ9外温センサ8及びドアスイッ
チ10の開閉状態に基づいて車内代表温度を決定してい
る。
第1図は、本考案の一実施例における代表温度を決定す
る、代表温度制御のフローチャートを示す。
代表温度制御20では、まず外温サーモ部21で、外温セン
サ8による外温が所定温度より高いか低いかを判断す
る。外温が高い場合例えば10℃以上の場合は、車内温度
センサ6に与える影響が少ないので、代表温度Tを車内
温度センサ6の値Tiとするブロック22に進み、ブロック
23で制御を終了する。
外温が低い場合例えば5℃以下の場合は、次のドア開閉
判断ブロック24に進む。ドア7が開放されている場合
は、ブロック25でドア開タイマを所定時間分セットし、
ブロック26に進む。ブロック26は、代表温度Tとして、
車内温度センサ6の値Tiに係数αを乗じた値αTiと、リ
ア温度センサ9の値Trに係数βTrとの和とする。即ち、 T=αTi+βTr とする。
α及びβは、0〜1の間の係数で、α+β=1となるよ
うに選ばれるが、その値は空調ユニット2の暖房能力、
バス1の車内の容量等によって決定される。過度の暖房
能力を出力しないためには、外気の影響の少ないリア温
度センサ9の値Trの比率を大きくなるようにα≦βする
と良い。
ブロック26で、ドア開放状態時の代表温度を決定し、ブ
ロック23で制御を終了する。
ドア7が閉状態にある時は、ドア開タイマアップ判断ブ
ロック27に進む。ドア開タイマは、ドア開放時常にブロ
ック25でセットされ、ドア閉と同時にタイマカウントさ
れる。従ってセットされた時間が経過するまでの間は、
ドア開タイマがアップしないのでブロック26に進み代表
温度Tを、ドア開放時と同様の温度即ちαTi+βTrとす
る。これは、ドア閉後しばらくの間は低外気の影響でバ
ス1の車内温度が不均一になっているためである。
また、ドア閉後はバス1の前部の温度が上がるため、係
数αを大きくする手段もある。
ドア開タイマがアップすると、ブロック22に進み、代表
温度Tを車内温度センサ6の値Tiにする。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案の構成によるバス用空調装置に
よれば、低外気温度時に、バス1のドア7を開放状態に
した時及びドア7を閉状態にして所定時間の間はバス1
の後部のリア温度を代表温度に加味することにより、バ
ス1の後部の暑すぎる不具合を解消する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による車内代表温度装置の制御フロー
チャート図、第2図は、本考案のバス空調装置を説明す
るバスの斜視部分透視図である。 1…バス、2…空調ユニット、3…冷房用ダクト、4…
暖房用ダクト、5…リターン口、6…車内温度センサ、
7…ドア、8…外温センサ、9…リア温度センサ、10…
ドアスイッチ。
フロントページの続き (72)考案者 長谷川 昭夫 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (56)参考文献 特開 昭61−77511(JP,A) 実開 昭62−87914(JP,U) 実開 昭62−87916(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷房時は、サブエンジンによってコンプレ
    ッサ・ファンを駆動し、冷却効果を発生し、暖房時は、
    モータによってファンを駆動し、メインエンジン冷却水
    又はヒータによって暖房効果を発生するバス用空調装置
    において、車外温度を測定する外温センサと、車内空気
    のリターン口内に設置された車内温度センサと、バス後
    部に設置されたリア温度センサと、ドアの開閉を検知す
    るドアスイッチと、外気温度が所定値以下で、ドアが開
    放状態の時及びドアが閉状態となってから所定の時間の
    間は、車内の代表温度を車内温度センサ値とリア温度セ
    ンサ値に所定の比例定数を乗じた和の値とし、他の時は
    車内の代表温度を車内温度センサ値とする代表温度制御
    装置とを具備してなることを特徴とするバス用空調装
    置。
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JPH0263213U JPH0263213U (ja) 1990-05-11
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