JPH07242357A - コイル運搬装置 - Google Patents

コイル運搬装置

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Publication number
JPH07242357A
JPH07242357A JP3580294A JP3580294A JPH07242357A JP H07242357 A JPH07242357 A JP H07242357A JP 3580294 A JP3580294 A JP 3580294A JP 3580294 A JP3580294 A JP 3580294A JP H07242357 A JPH07242357 A JP H07242357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
collapse
load
carrying device
arrow
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3580294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakajima
力 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP3580294A priority Critical patent/JPH07242357A/ja
Publication of JPH07242357A publication Critical patent/JPH07242357A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運搬するコイルの形状の崩れを防止でき、軽量
でしかも比較的低価格なコイル運搬装置を提供する。 【構成】支持アーム16の上壁16aと底壁16bとの
間にコイル崩れ防止板20を配置し、軸22を中心にし
て回転させる。コイル崩れ防止板20は矢印Aで示す方
向から荷重がかかると、上端部20aが下方に押され軸
22を中心に回転して2点鎖線で示される位置24まで
回転する。一方、下端部20bは底壁16bから上壁1
6aまで移動する。矢印Aで示す方向から荷重がかかっ
ていない状態では、上端部20aが孔16cを貫通して
上壁16aの上方に突出しているので、矢印B方向から
の荷重を受け止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルの内周面を支持
してこのコイルを吊り上げる支持アームを備えたコイル
運搬装置に関し、例えば、熱間圧延後の線材コイルを運
搬するのに好適な運搬装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延された線材コイルは、冷却、検
査、結束等のためにCフックハンガまで搬送され移し替
えられる。通常、Cフックハンガに搬送されるまでは線
材コイルの両端を機械的に抑えて、この線材コイルの広
がりを防止しているが、Cフックハンガには線材コイル
の両端の抑えがないので両端が自由になり広がる。さら
にCフックハンガで運搬中に繰り返し行われる起動、停
止の影響で線材コイルの両端の広がりは徐々に大きくな
る。このため、結束機で線材コイルをその両端から圧縮
して結束すると、結束後のコイル形状は、両端が盛り上
がったり逆に薄くなったりしていびつな形状になる。
【0003】そこで、コイル支持面に凹凸を付けてコイ
ル端部の崩れを防止するCフックハンガが提案されてい
る。しかし、このCフックハンガでは、コイル形状を維
持するために自ずと凹凸の高低差が限定されるので、コ
イル形状の崩れ防止に十分な効果が期待できない。この
コイル形状の崩れを確実に防止するコイル運搬装置とし
て、コイルの両端部を機械的に押えるCフックハンガが
提案されている(特開昭57−1108号公報参照)。
このCフックハンガには、コイルの側方からコイルに向
かって移動してコイルを抑えるコイル広がり防止片が備
えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のコイル広がり防
止片が備えられたCフックハンガには、コイル広がり防
止片を移動させるための駆動装置等が設けられている。
このため、設備費用がかかりしかもCフックハンガが重
くなるという問題がある。また検査等のためにコイル端
末を取り出す際に作業性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、コイル形状の
崩れを防止でき、軽量でしかも比較的低価格なコイル運
搬装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のコイル運搬装置は、コイルの内周面を支持し
て該コイルを吊り上げる支持アームを備えたコイル運搬
装置において、前記支持アームの上面に長手方向に配列
された、上端部が前記上面から出没自在に突出したコイ
ル崩れ防止片を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のコイル運搬装置は、支持アームでコイ
ルを支持し吊り上げて運搬する。コイル崩れ防止片の上
端部は支持アームの上面から出没自在であるので、コイ
ルが置かれるとコイル崩れ防止片はコイルの重量で押し
下げられる。一方、コイルが置かれていないコイル崩れ
防止片の上端部は支持アームの上面に突出しているの
で、コイルの両端部の崩れを防止する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のコイル運搬装
置の一実施例を説明する。図1はCフックハンガを示す
概略構成図であり、図2はコイル崩れ防止片を示す断面
図である。Cフックハンガ10はオーバーヘッドトロリ
ーコンベア(図示せず)のトロリーに連結部12が連結
されて吊り下げられる。Cフックハンガ10は、連結部
12が取り付けられた上部アーム14と、線材コイル
(図示せず)を支持する支持アーム16と、この支持ア
ーム16と上部アーム14とを接続する側部アーム18
とで構成されている。
【0009】支持アーム16の上壁16aと底壁16b
との間にはコイル崩れ防止板20が配置され、軸22を
中心にして回転するように構成されている。コイル崩れ
防止板20は矢印Aで示す方向から荷重がかかると、上
端部20aが下方に押され軸22を中心に回転して2点
鎖線で示される位置24まで回転する。一方、下端部2
0bは底壁16bから上壁16aまで移動する。矢印A
で示す方向から荷重がかかっていない状態では、上端部
20aが孔16cを貫通して上壁16aの上方に突出し
ているので、矢印B方向からの荷重を受け止める。通
常、線材コイルは支持アーム16の中央部で支持され、
線材コイルの両端部はそれぞれ支持アーム16の両端側
に向かって崩れるので、図1に示されるように、コイル
崩れ防止板20の取付方向は支持アーム16の先端側と
根元側とで逆向き配置されている。
【0010】矢印Aで示す方向から荷重がかかっていな
い状態において、上壁16aの上方に突出しているコイ
ル崩れ防止板20の高さHは、高い方がコイル崩れを防
止する効果は確実であるが配列ピッチが大きくなる。配
列ピッチが大きくなると、線材コイルの端部とコイル崩
れ防止板20との距離が長くなることがあり、この場合
は線材コイルは大きく崩れる。高さHについて実験した
結果、Hが10mm程度では線材コイルがコイル崩れ防
止板20を乗り越えることがあった。また、高さHを約
100mmにすると、配列ピッチが大きくなり過ぎて、
線材コイルの端部とコイル崩れ防止板20との距離が長
くなり、十分な効果を発揮できない。高さHを線材コイ
ルの厚さの1/3〜1/4としたときがコイル崩れの防
止に最も有効に作用した。
【0011】上記の例では、支持アーム16の両端側に
互いに逆向きに配列されたコイル崩れ防止板20はいず
れも、矢印Aで示す方向からの荷重により回転する構造
としたが、一方の側に配列するコイル崩れ防止片だけを
回転する構造とし、他方の側に配列するコイル崩れ防止
片は回転しない固定式や着脱自在の半固定式にしてもよ
い。半固定式にする場合は、上壁16aにねじ止めする
方法や上壁16aに孔を形成し抜き差しする方法があ
る。
【0012】次に、図3を参照してコイル崩れ防止板の
変形例を示す。コイル崩れ防止片30は、丸棒32と、
この丸棒32の下端面を支持する板34と、上壁16a
と板34とをつなぐばね36で構成されている。このコ
イル崩れ防止片30は、矢印Aで示す方向から荷重がか
かると上壁16aの下方に移動し、この荷重がかかって
いない状態では矢印B方向からの荷重を受け止める。
尚、コイル崩れ防止片30を丸棒32で形成したが、板
状部材で形成してもよい。
【0013】次に、図4、図5を参照してCフックハン
ガ10(図1参照)で線材コイルを運搬した場合と、コ
イル崩れ防止板20が設けられていないCフックハンガ
40で線材コイルを運搬した場合とにおける線材コイル
の崩れる様子を比較する。図4はCフックハンガ10で
運搬された線材コイルの崩れを示す模式図、図5はコイ
ル崩れ防止板20が設けられていないCフックハンガで
運搬された線材コイルの崩れを示す模式図である。
【0014】図4に示すように、Cフックハンガ10で
線材コイルを運搬すると、コイル崩れ防止板20が線材
コイル38の両端部を抑えるので、コイルの崩れはほと
んど無く、結束後のコイル形状も良好であった。一方、
図5に示すように、コイル崩れ防止板が設けられていな
いCフックハンガ40で線材コイルを運搬すると、コイ
ルは大きく崩れた。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコイル運搬
装置によれば、コイルが置かれたコイル崩れ防止片はコ
イルの重量で押し下げられ、コイルが置かれていないコ
イル崩れ防止片の上端部は支持アームの上面の上方に突
出するので、コイルの両端部の崩れを防止できる。この
結果、例えば、熱間圧延後に集積された線材コイルをで
きるだけ原形に近い形で搬送でき結束ができるようにな
るので、結束後のコイル形状がよく、また、搬送中や山
積中の荷崩れを防止できる。さらに、荷崩れコイルの搬
送が無くなるので作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイル運搬装置の一実施例を示す概略
構成図である。
【図2】図1に示したコイル運搬装置のコイル崩れ防止
片を示す断面図である。
【図3】コイル崩れ防止片の変形例を示す断面図であ
る。
【図4】実施例のCフックハンガで運搬された線材コイ
ルの崩れを示す模式図である。
【図5】コイル崩れ防止板が設けられていないCフック
ハンガで運搬された線材コイルの崩れを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 Cフックハンガ 16 支持アーム 16a 上壁 20 コイル崩れ防止板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの内周面を支持して該コイルを吊
    り上げる支持アームを備えたコイル運搬装置において、 前記支持アームの上面に長手方向に配列された、上端部
    が前記上面から出没自在に突出したコイル崩れ防止片を
    備えたことを特徴とするコイル運搬装置。
JP3580294A 1994-03-07 1994-03-07 コイル運搬装置 Withdrawn JPH07242357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3580294A JPH07242357A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 コイル運搬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3580294A JPH07242357A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 コイル運搬装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07242357A true JPH07242357A (ja) 1995-09-19

Family

ID=12452060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3580294A Withdrawn JPH07242357A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 コイル運搬装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07242357A (ja)

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Effective date: 20010508