JPH0724180Y2 - マシニングセンタ - Google Patents
マシニングセンタInfo
- Publication number
- JPH0724180Y2 JPH0724180Y2 JP7322990U JP7322990U JPH0724180Y2 JP H0724180 Y2 JPH0724180 Y2 JP H0724180Y2 JP 7322990 U JP7322990 U JP 7322990U JP 7322990 U JP7322990 U JP 7322990U JP H0724180 Y2 JPH0724180 Y2 JP H0724180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation box
- machining center
- cover
- take
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は操作ボックスの操作性を高めたマシニングセン
タに関する。
タに関する。
従来の技術 従来の小型マシニングセンタでは、ベース上の加工機械
部分を覆うカバーの前面の右又は左偶に操作ボックス
が、その操作面を前方に向けて固定的に配置されてい
た。
部分を覆うカバーの前面の右又は左偶に操作ボックス
が、その操作面を前方に向けて固定的に配置されてい
た。
考案が解決しようとする課題 このようなマシニングセンタにおいて、特に主軸ヘッド
の側方に工具マガジンを配置したものでは、マシニング
センタ側方から工具交換動作をチェックすることがあ
る。しかし、前記のように加工機械部分の操作用キーや
ボタンを備えた操作面が前方に向いて固定されたもので
は、キーやボタンを操作しながらの前記操作チェックが
やりずらいという問題があった。
の側方に工具マガジンを配置したものでは、マシニング
センタ側方から工具交換動作をチェックすることがあ
る。しかし、前記のように加工機械部分の操作用キーや
ボタンを備えた操作面が前方に向いて固定されたもので
は、キーやボタンを操作しながらの前記操作チェックが
やりずらいという問題があった。
課題を解決するための手段 この考案は前記問題点を解決するために、ベース上のカ
バーの前面一隅に操作ボックスを備えたマシニングセン
タにおいて、操作ボックスをカバーから分離すると共に
操作ボックスを収容する収容部を前記前面一隅に形成
し、前記ベースと操作ボックスとを収容部下方に配置し
た取出支持機構を介して連結し、操作ボックスを自体が
収容部に収容された収容位置と収容部から取出され、そ
の操作面が後方に向く取出旋回位置との間で移動可能に
構成した。
バーの前面一隅に操作ボックスを備えたマシニングセン
タにおいて、操作ボックスをカバーから分離すると共に
操作ボックスを収容する収容部を前記前面一隅に形成
し、前記ベースと操作ボックスとを収容部下方に配置し
た取出支持機構を介して連結し、操作ボックスを自体が
収容部に収容された収容位置と収容部から取出され、そ
の操作面が後方に向く取出旋回位置との間で移動可能に
構成した。
作用 通常の加工操作にあたっては、操作ボックスは収容部に
収容され、操作ボックスがマシニングセンタから外方へ
突出しない。工具交換等の動作チェックの時、マシニン
グセンタ側方から操作する場合には操作ボックスを取出
旋回位置に移動させ、操作面を後方に向ける。
収容され、操作ボックスがマシニングセンタから外方へ
突出しない。工具交換等の動作チェックの時、マシニン
グセンタ側方から操作する場合には操作ボックスを取出
旋回位置に移動させ、操作面を後方に向ける。
実施例 図面はマシニングセンタ1に実施した例を示しており、
第1,2図において、マシニングセンタ1はベース2上を
前後左右に水平移動するコラム3を備えている。このコ
ラム3にはサーボモータ5により回転されるねじ軸によ
り主軸ヘッド7が上下するように案内レール8を介して
装着してある。このコラム6には、主軸ヘッド7の横に
多数の工具Tを備えた工具マガジン9が回転割出自在に
配置してある。そして、工具交換の際には、前記主軸ヘ
ッド7を所定の工具交換位置に位置させ、前記主軸ヘッ
ド7の主軸10と前記工具マガジン9との間で、工具交換
アーム11によって工具Tを交換するようにしてある。こ
れら主軸ヘッド7で構成される加工機械部分4を覆って
切削液や切粉の飛散を防止するカバー14がベース2上に
設けられている。このカバー14の前面右偶に、後述の操
作ボックス20を収容する収容部15を形成している。この
収容部15は前方と右側方が開放したくぼみ形状を成し、
操作ボックス20を完全に収容する大きさに設定してあ
る。この収容部15には操作ボックス20が直接あたらない
ようにクッション16取付けてある。このカバー14には工
具マガジン9方向側部分に窓17が設けられ、この窓17を
開閉するドア18がレール19を介して左右に移動できるよ
うに吊下されている。操作ボックス20はその操作面21
に、前記加工機械部分4への制御指令を入力するキーボ
ードや動作をモニタするためのディスプレイ等が配置し
てある。この操作面21の下部には作業者用のハンドル22
が取付けてある。
第1,2図において、マシニングセンタ1はベース2上を
前後左右に水平移動するコラム3を備えている。このコ
ラム3にはサーボモータ5により回転されるねじ軸によ
り主軸ヘッド7が上下するように案内レール8を介して
装着してある。このコラム6には、主軸ヘッド7の横に
多数の工具Tを備えた工具マガジン9が回転割出自在に
配置してある。そして、工具交換の際には、前記主軸ヘ
ッド7を所定の工具交換位置に位置させ、前記主軸ヘッ
ド7の主軸10と前記工具マガジン9との間で、工具交換
アーム11によって工具Tを交換するようにしてある。こ
れら主軸ヘッド7で構成される加工機械部分4を覆って
切削液や切粉の飛散を防止するカバー14がベース2上に
設けられている。このカバー14の前面右偶に、後述の操
作ボックス20を収容する収容部15を形成している。この
収容部15は前方と右側方が開放したくぼみ形状を成し、
操作ボックス20を完全に収容する大きさに設定してあ
る。この収容部15には操作ボックス20が直接あたらない
ようにクッション16取付けてある。このカバー14には工
具マガジン9方向側部分に窓17が設けられ、この窓17を
開閉するドア18がレール19を介して左右に移動できるよ
うに吊下されている。操作ボックス20はその操作面21
に、前記加工機械部分4への制御指令を入力するキーボ
ードや動作をモニタするためのディスプレイ等が配置し
てある。この操作面21の下部には作業者用のハンドル22
が取付けてある。
次に、操作ボックス20の取出支持機構30は、収容部15の
下方に配置してある。第3,4図に示すようにベース2上
に座24が固着してあり、この座24の上に角パイプ25の上
下端に連結リング26と取付板27を溶着した支柱28が固着
してある。この支柱28の連結リング26の上面には、スト
ッパーボルト29が取付けられた段付き押えリング31がボ
ルト32で締結され、両者間に段付回転リング33が軸方向
に移動不能で回動可能に挟まれている。この段付回転リ
ング33上面には、角パイプ材から成るアーム37の一端下
側に一体固着され、突片34を外周に有する連結座35がボ
ルト36で締結されている。これらの突片34とストッパー
ボルト29は、アーム37が第3図に示す格納位置P1からカ
バー14側方に突出する突出位置P2に向けて角度αだけ回
動した時に互いに当接し、アーム37がそれ以上回動しな
いようになっている。
下方に配置してある。第3,4図に示すようにベース2上
に座24が固着してあり、この座24の上に角パイプ25の上
下端に連結リング26と取付板27を溶着した支柱28が固着
してある。この支柱28の連結リング26の上面には、スト
ッパーボルト29が取付けられた段付き押えリング31がボ
ルト32で締結され、両者間に段付回転リング33が軸方向
に移動不能で回動可能に挟まれている。この段付回転リ
ング33上面には、角パイプ材から成るアーム37の一端下
側に一体固着され、突片34を外周に有する連結座35がボ
ルト36で締結されている。これらの突片34とストッパー
ボルト29は、アーム37が第3図に示す格納位置P1からカ
バー14側方に突出する突出位置P2に向けて角度αだけ回
動した時に互いに当接し、アーム37がそれ以上回動しな
いようになっている。
前記アーム37の他端上側に一体固着した連結座38の上面
には段付押えリング39がボルト40で締結され、両者間に
支持リング41が回動自在かつ軸方向に移動不能に挟まれ
ている。段付押えリング39には、その横向きストッパー
ボルト42が螺合され、又支持リング41は操作ボックス20
の底板部23とボルト43で固着され、その上面にボルトス
トッパー44が取付けられている。このボルトストッパー
44と横向きストッパーボルト42とは、アーム37が格納位
置P1にあって操作ボックス20が収容位置Aにある時に円
周方向に角度βだけ開いており、アーム37が突出位置P2
にあって操作ボックス20が取出旋回位置Cに旋回された
時互いに当接するようにしてある。従ってこの角度β
は、操作ボックス20が収容位置Aから取出位置Bまで平
行移動するための前記角度αと、取出位置Bから取出旋
回位置Cまで旋回移動するための角度(180度)との和
である。
には段付押えリング39がボルト40で締結され、両者間に
支持リング41が回動自在かつ軸方向に移動不能に挟まれ
ている。段付押えリング39には、その横向きストッパー
ボルト42が螺合され、又支持リング41は操作ボックス20
の底板部23とボルト43で固着され、その上面にボルトス
トッパー44が取付けられている。このボルトストッパー
44と横向きストッパーボルト42とは、アーム37が格納位
置P1にあって操作ボックス20が収容位置Aにある時に円
周方向に角度βだけ開いており、アーム37が突出位置P2
にあって操作ボックス20が取出旋回位置Cに旋回された
時互いに当接するようにしてある。従ってこの角度β
は、操作ボックス20が収容位置Aから取出位置Bまで平
行移動するための前記角度αと、取出位置Bから取出旋
回位置Cまで旋回移動するための角度(180度)との和
である。
通常の操作に当っては、操作ボックス20は収容位置Aに
収容され、操作ボックス20は機台の左右前後巾内に納ま
り、機台前側又は側方に突出しないので、例えば作業者
の走行の邪魔にならない。その上、この実施例では操作
ボックス20を収容位置Aに位置させると取出支持機構30
は操作ボックス20の下側にかくれてしまうので外観がよ
い。
収容され、操作ボックス20は機台の左右前後巾内に納ま
り、機台前側又は側方に突出しないので、例えば作業者
の走行の邪魔にならない。その上、この実施例では操作
ボックス20を収容位置Aに位置させると取出支持機構30
は操作ボックス20の下側にかくれてしまうので外観がよ
い。
次に前記カバー側面の窓17から操作ボックス20の操作面
21上で操作を行ないつつ加工動作チェックを行なう場合
には以下のように操作する。即ち、作業者がハンドル22
を握って収容装置Aにある操作ボックス20を手前に引出
すことによって、操作ボックス20は取出位置Bに平行移
動し、突片34がストッパーボルト28に当接してアーム37
が突出位置P2で停止する。次に作業者が操作ボックス20
を反時計回りに180度旋回することによって、ボルトス
トッパー44と横向きにストッパーボルト42が当接して操
作ボックス20は取出旋回位置Cに停止し、操作面21を後
方に向ける。この状態で作業者は前記窓17より加工機械
部分4の加工動作状態をチェックしながら操作ボックス
20の操作面21の操作を行なうことになる。
21上で操作を行ないつつ加工動作チェックを行なう場合
には以下のように操作する。即ち、作業者がハンドル22
を握って収容装置Aにある操作ボックス20を手前に引出
すことによって、操作ボックス20は取出位置Bに平行移
動し、突片34がストッパーボルト28に当接してアーム37
が突出位置P2で停止する。次に作業者が操作ボックス20
を反時計回りに180度旋回することによって、ボルトス
トッパー44と横向きにストッパーボルト42が当接して操
作ボックス20は取出旋回位置Cに停止し、操作面21を後
方に向ける。この状態で作業者は前記窓17より加工機械
部分4の加工動作状態をチェックしながら操作ボックス
20の操作面21の操作を行なうことになる。
本考案の構成では、アーム37を用いた取出支持機構30に
よって取出旋回を実施しているが、アーム37を用いず
に、操作ボックス20の底板部23の後部右側部分をベース
2との間で直接垂直軸により水平回動自在とし、この垂
直軸の後方のカバー部分に操作ボックス20との干渉を避
ける切欠部分を設け、操作面21が斜め後方に向くように
してもよい。
よって取出旋回を実施しているが、アーム37を用いず
に、操作ボックス20の底板部23の後部右側部分をベース
2との間で直接垂直軸により水平回動自在とし、この垂
直軸の後方のカバー部分に操作ボックス20との干渉を避
ける切欠部分を設け、操作面21が斜め後方に向くように
してもよい。
考案の効果 本考案では、取出支持機構を介して操作ボックスの操作
面をマシニングセンタ後方に向けることによって、カバ
ーの側面に設けた窓より主軸ヘッドの動きや工具マガジ
ンの割出動作などの加工動作をチェックしながら操作面
上での操作を容易に行なうことができる。
面をマシニングセンタ後方に向けることによって、カバ
ーの側面に設けた窓より主軸ヘッドの動きや工具マガジ
ンの割出動作などの加工動作をチェックしながら操作面
上での操作を容易に行なうことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は第1図に示す操作ボックスおよび
取出支持機構の拡大平面図、第4図は取出支持機構の断
面図である。 1……マシニングセンタ、2……ベース、4……加工機
械部分、14……カバー、15……収容部、20……操作ボッ
クス、21……操作面、30……取出支持機構、A……収容
位置、C……取出旋回位置
図の側面図、第3図は第1図に示す操作ボックスおよび
取出支持機構の拡大平面図、第4図は取出支持機構の断
面図である。 1……マシニングセンタ、2……ベース、4……加工機
械部分、14……カバー、15……収容部、20……操作ボッ
クス、21……操作面、30……取出支持機構、A……収容
位置、C……取出旋回位置
Claims (1)
- 【請求項1】ベース上の加工機械部分を覆うカバーの前
面一隅に操作ボックスを備えたマシニングセンタにおい
て、操作ボックスをカバーから分離すると共に操作ボッ
クスを収容する収容部を前記前面一隅に形成し、前記ベ
ースと操作ボックスとを収容部下方に配置した取出支持
機構を介して連結し、操作ボックスを自体が収容部に収
容された収容位置と収容部から取出され、その操作面が
後方に向く取出旋回位置との間で移動可能に構成したこ
とを特徴とするマシニングセンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7322990U JPH0724180Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | マシニングセンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7322990U JPH0724180Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | マシニングセンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0432831U JPH0432831U (ja) | 1992-03-17 |
JPH0724180Y2 true JPH0724180Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31611871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7322990U Expired - Lifetime JPH0724180Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | マシニングセンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724180Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP7322990U patent/JPH0724180Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432831U (ja) | 1992-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |