JPH0724172B2 - 接 点 - Google Patents

接 点

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JPH0724172B2
JPH0724172B2 JP61135132A JP13513286A JPH0724172B2 JP H0724172 B2 JPH0724172 B2 JP H0724172B2 JP 61135132 A JP61135132 A JP 61135132A JP 13513286 A JP13513286 A JP 13513286A JP H0724172 B2 JPH0724172 B2 JP H0724172B2
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JP
Japan
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contact
arc
contact body
resistant metal
contact surface
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JP61135132A
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JPS62291817A (ja
Inventor
和夫 吉田
敏彦 加治原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は負荷時タップ切換器等に用いられる接点のロ
ー付に関する。
[従来の技術] 第6図に従来の技術によりロー付された接点を示す。図
において接点本体(11)は良導体ではあるが非耐アーク
金属である銅等により作られている。接点本体(11)に
は耐アーク特性を向上させるためにその両側面に切欠部
(13)を設け耐アーク性の金属により作られるチップ
(12)を取付けている。これらのチップ(12)は一般に
接点本体(11)にロー付によって接着される。このロー
付工程においては接点本体(11)の切欠部(13)及び垂
直面(14)とチップ(12)間にロー材及びフラックスを
はさんで加熱する。その結果ロー材は溶融して接点本体
(11)とチップ(12)間を接着する。
[発明が解決しようとする問題点] このようなロー付を行った場合溶融した余分なロー材は
接点本体(11)とチップ(12)の接着部の外部へはみ出
すことが多い。特に接点本体(11)の接触面(15)とチ
ップ(12)の接触面(12′)とその間の接着部上にはみ
出したロー材(16)は接点の接触の妨げになるので除去
しなければならない。このためロー付後切削加工によっ
てはみ出したロー材を削りとっているが、このような切
削加工は繁雑であり接点の製造コスト低減の妨げになっ
ていた。
[問題点を解決するための手段] この発明の接点は、接点本体の横の部分に耐アーク性金
属チップをロー付けし、前記接点本体の接触面と耐アー
ク性金属チップの接触面が実質的に同一平面上にある構
造の接点において、 前記接点本体の接触面の端部と耐アーク性金属チップの
端部との間に所定の幅及び深さの間隔を設けている。
[作用] 接点本体と耐アーク性金属チップ間には間隔を設けてい
るのでロー付時に余分なロー材が接点の接触面にはみ出
すことがない。
[実施例] 第1図にこの発明の第1の実施例における接点本体
(1)を示す。図において銅等の良導体金属により作ら
れた接点本体(1)には切欠部(2)が設けられてい
る。この切欠部(2)に取付けられる耐アーク性金属の
チップ(12)は第2図に示すように、その厚さ(D)が
切欠部(2)の幅(d)より小さく作られている。チッ
プ(12)を切欠部(2)にロー付するときは、3図に示
すように上記の接点本体(1)とチップ(12)の間に所
定の間隔を保つように図示を省略した治具により固定す
る。この状態でロー材を用いてロー付する。余分なロー
材はチップ(12)と接点本体(1)の接合部からはみ出
し、間隔(18)にも若干入り込むが、間隔(18)がすべ
てはみ出したロー材(21)で満たされることはない。従
ってチップ(12)の接着が完了した接点本体(1)の接
触面(15)及びチップ(12)の接触面(12′)にロー材
がはみ出すことは全くない。
第4図にこの発明の第2の実施例を示す。この実施例に
おいて接点本体(1)の切欠部(2)に階段状に第2の
切欠部(17)を設けている。この接点本体(1)にチッ
プ(12)をロー付すると、チップ(12)は切欠部(2)
及び切欠部(2)に垂直な面(14)の両面に接着するの
で接着面積が広くなり接着強度が大幅に向上する。接触
面(15)の間隔(18)は切欠部(17)の幅により定まる
ので治具は第1の実施例に用いるものよりも簡単にな
る。
また第3の実施例として接点本体(1)に切欠部(17)
を設ける代りに第5図に示すようにロー付性のよい材質
により作られたスペーサ(20)を接点本体(1)とチッ
プ(12)間にはさみロー付することもできる。この場合
は切欠部(17)を加工する工程は不要となる。
[発明の効果] この発明によれば、接点本体と耐アーク金属のチップと
のロー付部に間隔を設けることによりロー付時にロー材
が接点の接触面にはみ出すのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の接点本体の斜視図、
第2図はチップの斜視図、第3図は第1の実施例のロー
付完了後の側面図、第4図はこの発明の第2の実施例を
示す斜視図、第5図は第3の実施例を示す斜視図、第6
図は従来の技術による接点の斜視図である。 1:接点本体、2:切欠部 12:チップ、17:第2の切欠部 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接点本体の横の部分に耐アーク性金属チッ
    プをロー付けし、前記接点本体の接触面と耐アーク性金
    属チップの接触面が実質的に同一平面上にある構造の接
    点において、 前記接点本体の接触面の端部と耐アーク性金属チップの
    端部との間に所定の幅及び深さの間隙を設けたことを特
    徴とする接点。
  2. 【請求項2】接点本体は接触面の両側に切欠部を有し接
    触面に実質的に垂直な面と所定の間隙を保って切欠部の
    他の面に耐アーク性金属チップをロー付したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の接点。
  3. 【請求項3】接点本体は接触面の両側に階段状に切欠か
    れた接触面に実質的に平行で接触面との段差の小さい方
    の第1の切欠面及び接触面に実質的に平行で接触面との
    段差の大きい方の第2の欠切面を有し、第1の切欠面か
    ら接点本体の接触面まで連通して前記所定の間隙と連通
    する間隙を設けて耐アーク性金属チップをロー付した特
    許請求の範囲第1項記載の接点。
  4. 【請求項4】接点本体の両側に設けられた切欠部の第1
    の面と耐アーク性金属チップ間にロー付可能な部材を介
    挿したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の接
    点。
JP61135132A 1986-06-10 1986-06-10 接 点 Expired - Lifetime JPH0724172B2 (ja)

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JPS62291817A JPS62291817A (ja) 1987-12-18
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CN107633981B (zh) * 2017-11-07 2019-09-13 徐州新电高科电气有限公司 一种断路器触头系统

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JPS60100330A (ja) * 1983-10-14 1985-06-04 シーメンス・アクチエンゲゼルシヤフト 電気的開閉装置用接点

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