JPH07241530A - 複数搬送ラインの物品検査方法及び装置、並びに画像処理装置 - Google Patents

複数搬送ラインの物品検査方法及び装置、並びに画像処理装置

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JPH07241530A
JPH07241530A JP3141194A JP3141194A JPH07241530A JP H07241530 A JPH07241530 A JP H07241530A JP 3141194 A JP3141194 A JP 3141194A JP 3141194 A JP3141194 A JP 3141194A JP H07241530 A JPH07241530 A JP H07241530A
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JP
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image processing
image
buffer memory
buffer
camera
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JP3141194A
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Inventor
Tetsuo Ozawa
哲男 小澤
Nobuyuki Segawa
信之 瀬川
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Hitachi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の搬送ライン上を流れる物品をTVカメ
ラを使って自動検査する際に、各TVカメラの撮像した
映像を欠落することなくすべてを検査対象にしたい。 【構成】 搬送ライン6、7、8に各々TVカメラ1
1、13、15を設けて搬送物品を撮像する。複数のバ
ッファメモリ23、24、25を設け、且つ単一の画像
処理部28を設けておく。各TVカメラ11、13、1
5では、搬送物品の撮像タイミングは全く任意(ランダ
ム)である。こうしたTVカメラの映像をバッファメモ
リに格納に際しては、空きのバッファメモリの1つを選
ぶ。一方、画像処理に際しては、バッファメモリ23、
24、25の中の最先格納映像を取出して画像処理をす
る。このように、バッファメモリ23、24、25をT
Vカメラ11、13、15と画像処理部28との間に設
け、且つバッファメモリへの格納と取出しとを独立に制
御させることにしたため、TVカメラ11、13、15
によるランダムに撮像した映像は、欠落することなく必
ずどれか1つのバッファメモリに格納され、そして画像
処理対象となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ラインや組立ライ
ン等で使用する検査方法及び装置、並びにそれを使用す
る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産ラインや組立ラインにおいて、複数
のラインを持ち、各々のライン上にTVカメラを設け
て、搬送物品を監視する例がある。監視目的は、搬送物
品の形状の判別を目的とする例、搬送物品のラベル等へ
の印刷内容のチェックを目的とする例、搬送物品のビン
等の内容物が正常量か否かのチェックを目的とする例、
等種々である。
【0003】TVカメラの撮像内容のチェックに際し画
像処理部を必要とするが、画像処理部として1個のTV
カメラ毎に対応させるやり方、複数のTVカメラに1個
を対応させるやり方がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1個のTVカメラ毎に
対応させるやり方は、画像処理がTVカメラ毎の処理部
で行うことから処理が高速である利点を持つが、処理部
の台数がTVカメラの数だけ必要となる問題がある。後
者の複数のTVカメラに1個を対応させるやり方は、処
理部での処理負荷が大となり、且つ同時に2個以上の複
数のTVカメラで撮像した場合この同時撮像の全画像の
処理を高速で行うことが要求されるが、処理部の能力に
よっては各々が不可となり、搬送速度をその分だけ遅く
したり、未検査画像が発生したりする問題がある。
【0005】本発明の目的は、複数のラインでの複数の
TVカメラに対して画像処理の効率化をはかる検査方法
及び装置、並びに画像処理装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の搬送ラ
イン上を流れる物品を各搬送ラインに設置したTVカメ
ラで撮像して、単一の画像処理部で各撮像した映像毎に
画像処理を行って、物品のラベルはりつけ具合いやライ
ン印刷状況、内容物等の判断を行い、それによって搬送
物品の良、不良の判定を行うようにした複数搬送ライン
の物品検査方法において、各TVカメラと単一の画像処
理部との間に複数のバッファメモリを設けておき、これ
らのバッファメモリへのTVカメラからの映像入力と映
像取出しとを互いに独立に行わせてランダム撮像映像の
格納欠落を防止するようにした複数搬送ラインの物品検
査方法を開示する。
【0007】更に本発明は、異なる搬送ライン上に設け
られ、各搬送ライン上のランダムに搬送される物品を撮
像する複数のTVカメラと、複数のバッファメモリと、
送出されてくる映像の画像処理をする画像処理部と、撮
像直後のTVカメラの映像を、複数のバッファメモリ中
の空きバッファメモリに格納させ、画像処理時には複数
のバッファメモリ中の最先格納映像を格納したバッファ
メモリをアクセスして、最先格納映像を読出し、これを
上記画像処理部に送出させる制御手段と、画像処理部で
の画像処理結果に応じて該当搬送ライン上の撮像物品の
良否選別手段と、より成る搬送ラインの物品検査装置を
開示する。
【0008】更に本発明は、異なる搬送ライン上に設け
られ、各搬送ライン上のランダムに搬送される物品を撮
像する複数のTVカメラと、各TVカメラの直前の搬送
ライン上(又は同一位置)に設けた物品通過センサと、
複数のバッファメモリと、送出されてくるTVカメラの
撮像した映像の画像処理をする画像処理部と、同一搬送
ライン上の物品通過センサの検出タイミング信号を受け
て撮像した撮像直後のTVカメラの映像を、複数のバッ
ファメモリ中の空きバッファに上記検出タイミング信号
に時間的に対応させて、格納させ、画像処理時には複数
のバッファメモリ中の最先格納映像を格納したバッファ
メモリをアクセスして、最先格納映像を読出し、これを
上記画像処理部に送出される制御手段と、画像処理部で
の画像処理結果に応じて該当搬送ライン上の搬送物の良
否選別手段と、より成る複数搬送ラインの部検査装置を
開示する。
【0009】更に本発明は、撮像視野にランダムに現れ
る物品を撮像する複数のTVカメラと、複数のバッファ
メモリと、送出されてくる映像の画像処理をする画像処
理部と、撮像直後のTVカメラの映像を、複数のバッフ
ァメモリ中の空きバッファメモリに格納させ、画像処理
時には複数のバッファメモリ中の最先格納映像を格納し
たバッファメモリをアクセスして、最先格納映像を読出
し、これを上記画像処理部に送出させる制御手段と、よ
り成る画像処理装置を開示する。
【0010】
【作用】本発明によれば、搬送ライン上のTVカメラと
画像処理部との間にそれへの入力と出力との間に非同期
な関係で制御されるバッファメモリを設けたことによ
り、TVカメラのランダムに撮像される映像の取込みが
欠落することなく行われ、且つ画像処理も映像の取込み
と独立して行われる。
【0011】更に本発明によれば、物品通過センサを設
けて、これによりTVカメラの撮像やバッファメモリへ
の取込みをタイミングよく行わせることを可能とする。
更に、本発明によれば、画像処理に際して、ランダムに
撮像される映像をバッファメモリへその出力とは非同期
に取込むことが可能となり、ランダム撮像映像の取込み
及び画像処理を確実に実行する。
【0012】
【実施例】図2は、カン類やビン類の(以下、これを物
品と呼ぶ)の生産ラインを示す図である。上流の搬送ラ
イン1には、3種類の物品A、B、Cが存在し、矢印の
如く下流へと搬送されてゆく。物品A、B、Cの順序や
個数は任意である。ガイド部2では、この物品A、B、
Cを選択し、物品Aであればガイド3を開き搬送ライン
6へ送出し、物品Bであればガイド4を開き搬送ライン
7へ送出し、物品Cであればガイド5を開き搬送ライン
8へ送出する。各搬送ライン6、7、8は各々独立に設
置され独立に駆動される。
【0013】搬送ライン6、7、8には、TVカメラ1
1、13、15及び通過感応センサ10、12、14及
び良否選別部30、31、32が設けられている。セン
サ10、12、14は物品接触形又は非接触形であり、
その前方を物品が通過したのを検出する。この検出があ
った場合は、センサ10、12、14からの撮像指示形
が対応するTVカメラ11、13、15に与えられる。
これによって、各TVカメラ11、13、15は搬送中
の物品A、B、Cを撮像する。選別部30、31、32
は画像処理部28(図1)の良否判定結果によって良否
選別をする。
【0014】尚、図2で、搬送ライン1上の物品を異な
る3種類のものとしたが、同一物品であってもよい。こ
の場合ガイド部2では到達順に6→7→8へと振り分け
る。
【0015】図3は、搬送ライン1がなく、3つの搬送
ライン6A、7A、8Aが並列に配置された例を示す。
センサ10A、12A、14AとTVカメラ11A、1
3A、15A及び選別部30A、31A、32Aとを持
ち、各々のライン6A、7A、8A上を搬送してくる物
品の撮像及び選別を行う。各ライン6A、7A、8A上
の搬送物品は同一でも異なっていてもよい。
【0016】図1は、本発明の画像処理装置の実施例図
である。この図は図2の生産ラインに適用した例を示
す。但し、図1では生産ラインを3個以上の例としてい
る。
【0017】この画像処理装置は、下記の構成から成
る。入力切替回路20……TVカメラ11、13、15
の撮像画像から1つの撮像画像を取込むための回路であ
る。バッファ切替回路21……バッファメモリ23、2
4、25の中のどのメモリに、入力切替回路20で選択
した撮像画像を書込むかの切替えを行う回路である。
【0018】バッファメモリ制御回路22……センサ1
0、12、14の通過タイミング信号及びマイコン29
からの指令によって、入力切替回路20でどの撮像画像
を取込むかの指示、及びバッファ切替回路21でどのバ
ッファメモリを選択するかの指示を行う。バッファメモ
リ23、24、25……撮像画像を一時的に格納するた
めのメモリである。各メモリの記憶容量は、例えば一撮
像画像分である。画像メモリ26……処理中の画像や処
理結果の画像を一時的に格納するメモリである。
【0019】メモリ切替回路27……バッファメモリ2
3、24、25の中のどの格納画像を読出すかの切替え
を行う回路である。この切替えの指示は、マイコン29
が行う。画像処理部28……画像処理ソフトを持ち、検
査目的に応じた画像処理を行う。画像処理内容として
は、物品の形状チェックやラベルのはり具合いやラベル
の印刷内容のチェック等がある。
【0020】マイコン29……全体の管理を行うもので
ある。具体的には、バッファメモリ制御回路22と、メ
モリ切替回路27、画像処理部29の制御及び画像メモ
リ26の制御である。この制御の考え方の基本は、TV
カメラからの映像入力と画像処理部での画像処理とを互
いに独立させたこと、それによってTVカメラからのラ
ンダムな映像入力要求に画像処理を対応されたこと、に
ある。
【0021】図4には、本実施例の制御シーケンスを示
し、図5には映像入力制御のフローチャートを示し、図
6には映像取出制御のフローチャートを示す。
【0022】図4においては、横軸が経過時間を示し、
TVカメラ11、13、15では、TVカメラ11(時
刻t1)→TVカメラ13(時刻t3)→TVカメラ15
(時刻t4)→TVカメラ11(時刻t6)→TVカメラ
15(時刻t7)→TVカ メラ11(時刻t10)→T
Vカメラ15(時刻t13)の順に撮像を行っているもの
とした。
【0023】(イ)、先ず、時刻t1で撮像したTVカ
メラ11の画像は、マイコン29の指示による回路2
2、20、21の制御によってバッファメモリ23に格
納する。格納終了と共に、マイコン29の指示によるメ
モリ切替回路27の働きでこの格納画像を画像処理部2
8に送り、時刻t2から画像処理を行わせる。
【0024】(ロ)、この画像処理中に、TVカメラ1
3が時刻t3で撮像を行う。撮像画像は、この時点でバ
ッファメモリ23が空になっているため、マイコン29
の指示による回路22、21、20の働きでバッファメ
モリ23に送られ格納される。この格納画像は、時刻t
2からの一連の画像処理中に重なっているため、画像処
理終了後の時刻t5で、マイコン29の指示により処理
部28に送られる。
【0025】(ハ)、一方、時刻t5よりも前の時刻t4
でTVカメラ13は新しく撮像を行う。この時、第1の
バッファであるバッファメモリ23には未だ時刻t3
撮像した画像を格納中であるため時刻t4で撮像した画
像はバッファメモリ23には格納できず空である2番目
のバッファメモリ24に格納される。この格納の指示に
はマイコン29による。バッファメモリ24の格納画像
は、時刻t5から開始した画像処理部28の処理終了後
の時刻t8で、画像処理部28に送られる。
【0026】(ニ)、時刻t6でTVカメラ11が新し
い撮像を行う。この時点ではバッファメモリ23、24
が完全に空でないため、マイコン29は格納先として3
番目のバッファメモリ25を選ぶ。この格納画像は、時
刻t8で始まる画像処理の終了後の時刻t9で、画像処理
部28に送られる。
【0027】(ホ)、以下、時刻t7での撮像画像は空
きバッファであるメモリ23に送られ、画像処理は時刻
9から行われる。同じく、時刻t10、t13での撮像画
像は、バッファメモリ24、23へ各々格納され、画像
処理部28への転送は、時刻t12、t14で行われる。
【0028】(ヘ)、尚、画像処理の結果として、撮像
物品に対する良、不良の判定出力が得られる。この出力
は、該当する選別部30〜32、30A〜32Aに送ら
れ、該当物品の良、不良の選別に使われる。
【0029】図5、図6の映像入力制御及び出力制御の
フローチャートは、マイコン29によるバッファメモリ
への映像入力制御及び出力制御のフローチャートであ
る。この処理の前提として、マイコン29は、バッファ
メモリ23、24、25のどこにどのTVカメラの映像
が格納されているか、バッファメモリ23、24、25
の中に空きがあるのか否か、画像処理部28ではどのバ
ッファメモリの出力映像を処理中であるか、この処理終
了後にはどのバッファメモリの出力映像を処理させるの
かの管理を行っているものとする。但し、マイコン29
は、バッファメモリ23、24、25への入力とその出
力とは互いに独立させて制御することとした。即ち、バ
ッファへの入力に対しては、空きがあればその空きバッ
ファメモリへ入力を行わせるし、バッファからの出力に
対しては最先格納の映像は優先して出力を行わせて画像
処理を行わせるようにしたものである。これによって、
バッファへの入力に際してはバッファからの出力を考え
ることなく空きがあれば空きバッファへ自動的に入力格
納となり、バッファからの出力に際してはバッファへの
入力を考えることなく最先の格納映像を出力することと
なり、入力と出力との独立した制御が達成できる。
【0030】図5のフローチャートは、センサ10、1
2、14のいずれかからの物品通過を知らせるタイミン
グ信号がバッファメモリ制御回路22を通じてマイコン
29に送られてきた時に起動される。先ず、マイコン2
9は全バッファ満杯か否かをチェックする(F1)。全
バッファメモリ23、24、25は満杯にならないよう
に、搬送速度、画像処理速度が決められており、全バッ
ファ満杯であれば何等かのエラーが発生したものとみな
す(F2)。エラー発生であれば、エラー対策(搬送中
止とか、検査を一時的に中断するとか)を行う。
【0031】エラー発生がなければ、全バッファが空き
か否かをマイコン29がチェックする(F3)。全バッ
ファ空きであれば、バッファメモリ23、24、25の
中の第1番目のバッファメモリ23を指定し、これを入
力位置とする(F4)。全バッファ空きでなければ空き
バッファの1つを見つけ(例えば23>24>25の順
に優先度をつけておき、この優先度に従って定める)、
それを入力位置とする(F5)。上記入力位置に、バッ
ファメモリ制御回路22を通じて入力切替回路20及び
バッファ切替回路21を切替え、該当入力位置バッファ
メモリ位置に映像入力を行う(F6、F7)。
【0032】図4のタイムチャートからわかるように、
センサ10、12、14からのタイミング信号は、時間
的にランダムである。従って、図5のフローチャートの
処理中に次のタイミング信号がくることもあれば、図5
のフローチャートの処理終了後に次のタイミング信号が
くることもある。
【0033】前者の場合……図5のフローチャートを起
動することになるが、現処理中のため既起動状態にあり
この全処理が終了しなければ起動はできず、待たされる
ことになる。それでは困るため、図5の処理を併行的に
複数個走らせることができるようにマイコン29のソフ
トを設定しておく。これにより、現処理中であってこの
全処理の終了がなくても、タイミング信号がくる毎に図
5の処理が直ちに起動される。勿論この同時併行的に走
るソフト相互の走り状態(どのステップを処理中か、ど
のバッファを入力用に使ったか、全処理は終了したか)
はマイコン29が監視している。
【0034】後者の場合……図5のフローチャートが終
了しているため、次のタイミング信号がきても、図5の
フローチャートの起動には、前記の如き矛盾はない。
【0035】図6は、映像取出制御のフローチャートで
あり、このフローチャートは、画像処理部28での処理
が終了し、且つバッファメモリ23、24、25のいず
れか1つに映像画像が格納されて処理待ちになっている
状態(又は処理待ちになった時点)の時に起動される。
先ず、出力すべきバッファメモリを探し出す(F1
0)。これはバッファメモリ23、24、25の中で、
1つのバッファメモリのみに画像が格納されていれば、
それが該当し、複数のバッファメモリに画像が格納され
ていれば、最先格納のバッファメモリが該当する。可能
順番をマイコン29は管理しているため、最先か否か
は、簡単にわかる。この該当したバッファメモリから出
力すべくメモリ切替回路27を切替える(F10)。こ
の切替え終了後に該当バッファメモリから入力映像を取
出し画像処理部28に送出する(F11)。これを受け
て画像処理部28は必要な画像処理を行う。
【0036】本実施例によれば、以下の効果がある。 (1)、n台のカメラと対になったセンサからの映像入
力要求に従ってマイコンで要求の発生順にバッファメモ
リを割当てる事によりランダムに発生する映像入力要求
に対応する。 (2)、マイコンにより、各カメラとバッファメモリを
動的に割当てることにより同一カメラの連続した映像入
力要求にも対応する。 (3)、映像入力側と画像処理部がバッファメモリによ
り切放されるため映像入力と画像処理が独立して動作で
き画像処理中は処理不能として未処理のまま被検査品を
通過させる事を防止できる。
【0037】他の実施例を述べる。図1は、マイコン2
9がすべて管理することとしたが、バッファメモリ制御
回路22にはバッファメモリへの入力管理のみを行わせ
る。この場合、マイコン29は、バッファメモリの出力
管理、及び空きバッファメモリのバッファメモリ制御回
路22への報告を行う管理、及びバッファメモリ制御回
路22からのどのバッファメモリに入力映像の格納を行
ったかの報告を受ける管理を行う。この実施例によれ
ば、マイコンの負担は更に少なくなり、且つ入力と出力
との制御の分離も達成できる。例えば、バッファメモリ
制御回路22内又はマイコン28内に、空きバッファ指
示テーブル及び画像処理中を示す指示テーブルを設けて
おき、このセット及びリセットを回路22又はマイコン
28によって行わせるようにしておく。このようにして
おけば、この指示テーブルを回路22、マイコン28が
のぞき見をすることで図5、図6の処理が実現できる。
【0038】この実施例によれば以下の効果がある。 (1)、n台のカメラと対になったセンサからの映像入
力要求に従ってバッファメモリ制御回路で要求の発生順
にバッファメモリを割当てる事によりランダムに発生す
る映像入力要求に対応する。 (2)、上記バッファメモリ制御回路により、各カメラ
とバッファメモリを動的に割当てることにより同一カメ
ラの連続した映像入力要求にも対応する。 (3)、映像入力側と画像処理部がバッファメモリによ
り切放されるため映像入力と画像処理が独立して動作で
き画像処理中は処理不能として未処理のまま被検査品を
通過させる事を防止できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、複数のTVカメラに対
して1個の画像処理部を設けた場合にも、その間にバッ
ファメモリを介して両者を動的に結びつけたことで、円
滑な映像の取込み及び画像処理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の実施例図である。
【図2】本発明の適用対象となる生産・組立ラインを示
す図である。
【図3】本発明の適用対象となる他の生産・組立ライン
を示す図である。
【図4】図1の実施例の動作タイムチャートを示す図で
ある。
【図5】図1の実施例の入力制御のフローチャートを示
す図である
【図6】図1の実施例の出力制御のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】 1、6、7、8、6A、7A、8A 搬送ライン 2 ガイド部 3、4、5 ガイド A、B、C、D 搬送物品 10、12、14、10A、12A、14A センサ 11、13、15、11A、13A、15A TVカメ
ラ 20 入力切替回路 21 バッファ切替回路 22 バッファメモリ制御回路 23、24、25 バッファメモリ 26 画像メモリ 27 メモリ切替回路 28 画像処理部 29 マイコン 30、31、32、30A、31A、32A 選別部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の搬送ライン上を流れる物品を各搬
    送ラインに設置したTVカメラで撮像して、単一の画像
    処理部で各撮像した映像毎に画像処理を行って、物品の
    ラベルはりつけ具合いやラベル印刷状況、内容物等の判
    断を行い、それによって搬送物品の良、不良の判定を行
    うようにした複数搬送ラインの物品検査方法において、
    各TVカメラと単一の画像処理部との間に複数のバッフ
    ァメモリを設けておき、これらのバッファメモリへのT
    Vカメラからの映像入力と映像取出しとを互いに独立に
    行わせてランダム撮像映像の格納欠落を防止するように
    した複数搬送ラインの物品検査方法。
  2. 【請求項2】 異なる搬送ライン上に設けられ、各搬送
    ライン上のランダムに搬送される物品を撮像する複数の
    TVカメラと、 複数のバッファメモリと、 送出されてくる映像の画像処理をする画像処理部と、 撮像直後のTVカメラの映像を、複数のバッファメモリ
    中の空きバッファメモリに格納させ、画像処理時には複
    数のバッファメモリ中の最先格納映像を格納したバッフ
    ァメモリをアクセスして、最先格納映像を読出し、これ
    を上記画像処理部に送出させる制御手段と、 画像処理部での画像処理結果に応じて該当搬送ライン上
    の撮像物品の良否選別手段と、 より成る搬送ラインの物品検査装置。
  3. 【請求項3】 異なる搬送ライン上に設けられ、各搬送
    ライン上のランダムに搬送される物品を撮像する複数の
    TVカメラと、 各TVカメラの直前の搬送ライン上(又は同一位置)に
    設けた物品通過センサと、 複数のバッファメモリと、 送出されてくるTVカメラの撮像した映像の画像処理を
    する画像処理部と、 同一搬送ライン上の物品通過センサの検出タイミング信
    号を受けて撮像した撮像直後のTVカメラの映像を、複
    数のバッファメモリ中の空きバッファに上記検出タイミ
    ング信号に時間的に対応させて、格納させ、画像処理時
    には複数のバッファメモリ中の最先格納映像を格納した
    バッファメモリをアクセスして、最先格納映像を読出
    し、これを上記画像処理部に送出される制御手段と、 画像処理部での画像処理結果に応じて該当搬送ライン上
    の搬送物の良否選別手段と、 より成る複数搬送ラインの部検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、上記制御手段
    は、バッファメモリの空き指示テーブル及び画像処理部
    での処理中指示テーブルとを持ち、このテーブルをみて
    バッファメモリへの格納及び読出しの管理を行うように
    した複数搬送ラインの物品検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3において、空きバッファ
    メモリの選択は、予め定めたバッファメモリ間の優先度
    に応じて行わせるようにした複数搬送ラインの物品検査
    装置。
  6. 【請求項6】 撮像視野にランダムに現れる物品を撮像
    する複数のTVカメラと、 複数のバッファメモリと、 送出されてくる映像の画像処理をする画像処理部と、 撮像直後のTVカメラの映像を、複数のバッファメモリ
    中の空きバッファメモリに格納させ、画像処理時には複
    数のバッファメモリ中の最先格納映像を格納したバッフ
    ァメモリをアクセスして、最先格納映像を読出し、これ
    を上記画像処理部に送出させる制御手段と、 より成る画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記制御手段は、バ
    ッファメモリの空き指示テーブル及び画像処理部での処
    理中指示テーブルとを持ち、このテーブルをみてバッフ
    ァメモリへの格納及び読出しの管理を行うようにした画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、空きバッファメモリ
    の選択は、予め定めたバッファメモリ間の優先度に応じ
    て行わせるようにした画像処理装置。
JP3141194A 1994-03-01 1994-03-01 複数搬送ラインの物品検査方法及び装置、並びに画像処理装置 Pending JPH07241530A (ja)

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