JPH07241245A - 食器加温装置 - Google Patents
食器加温装置Info
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- JPH07241245A JPH07241245A JP3374394A JP3374394A JPH07241245A JP H07241245 A JPH07241245 A JP H07241245A JP 3374394 A JP3374394 A JP 3374394A JP 3374394 A JP3374394 A JP 3374394A JP H07241245 A JPH07241245 A JP H07241245A
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- tableware
- heater
- dishes
- fan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲食店において、客に供する皿Dなどを、手
間をかけずに加温する。 【構成】 前面を開口した本体1内が食器収納部3とな
っている。この食器収納部3内の左右両側部に、それぞ
れ皿Dを上下に重ねて置ける。本体1内の後部中央に上
下に細長いファン21とヒーター24とが左右一対ずつあ
る。ファン21からの気流は、ヒーター24を通って温風と
なり、食器収納部3内へ吹き出し、皿Dを加温する。食
器収納部3の内面および扉6の案内により、温風は、左
右の皿Dのまわりをそれぞれ回るように流れる。 【効果】 食器収納部3、上下に細長いファン21および
ヒーター24の前記配置により、装置自体もコンパクトに
できる。
間をかけずに加温する。 【構成】 前面を開口した本体1内が食器収納部3とな
っている。この食器収納部3内の左右両側部に、それぞ
れ皿Dを上下に重ねて置ける。本体1内の後部中央に上
下に細長いファン21とヒーター24とが左右一対ずつあ
る。ファン21からの気流は、ヒーター24を通って温風と
なり、食器収納部3内へ吹き出し、皿Dを加温する。食
器収納部3の内面および扉6の案内により、温風は、左
右の皿Dのまわりをそれぞれ回るように流れる。 【効果】 食器収納部3、上下に細長いファン21および
ヒーター24の前記配置により、装置自体もコンパクトに
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食店などで客に供す
る食器を加温するのに用いる食器加温装置に関する。
る食器を加温するのに用いる食器加温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レストランなどの飲食店においては、皿
などの食器にスープなどの料理を盛って、これを客に供
する。従来、皿などの食器は、厨房の棚などに置かれ、
室温になっている状態で、料理が盛られ、客に供され
る。したがって、客に供される食器は、温かい料理に比
べ、かなり温度が低い。しかし、供された食器が冷たい
と、盛られた料理が冷め、また、客が不快感を感じるこ
とがある。
などの食器にスープなどの料理を盛って、これを客に供
する。従来、皿などの食器は、厨房の棚などに置かれ、
室温になっている状態で、料理が盛られ、客に供され
る。したがって、客に供される食器は、温かい料理に比
べ、かなり温度が低い。しかし、供された食器が冷たい
と、盛られた料理が冷め、また、客が不快感を感じるこ
とがある。
【0003】そこで、食器を加温して客に供することが
考えられる。従来、皿などの食器を加温するには、例え
ば、ヒーター付きの水槽による湯洗が行われている。し
かし、湯洗の場合、水槽から取り出した食器を拭く必要
がある。また、水気が食器に残っていると、かえって客
が不快感を感じることになる。
考えられる。従来、皿などの食器を加温するには、例え
ば、ヒーター付きの水槽による湯洗が行われている。し
かし、湯洗の場合、水槽から取り出した食器を拭く必要
がある。また、水気が食器に残っていると、かえって客
が不快感を感じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来、
飲食店においては、単に食器を厨房の棚などに置いてい
たため、皿などの食器は室温で、かなり温度が低い状態
で、料理が盛られ、客に供されることになり、そのた
め、盛られた料理が冷め、また、客が不快感を感じるよ
うな問題があった。また、例えば湯洗により食器を加温
することも行われているが、湯洗では、手間がかかると
ともに、水気の残留により客に不快感を与えるおそれが
あった。
飲食店においては、単に食器を厨房の棚などに置いてい
たため、皿などの食器は室温で、かなり温度が低い状態
で、料理が盛られ、客に供されることになり、そのた
め、盛られた料理が冷め、また、客が不快感を感じるよ
うな問題があった。また、例えば湯洗により食器を加温
することも行われているが、湯洗では、手間がかかると
ともに、水気の残留により客に不快感を与えるおそれが
あった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、飲食店などにおいて、手間をかけること
なく皿などの食器を加温して客に供することができ、快
適な食事を提供できる食器加温装置を提供することを第
1の目的とする。また、この食器加温装置において、食
器を確実に適度の温度に加温できるようにすることを第
2の目的とする。さらに、多数の皿などの食器を均等に
加温できるようにし、かつ、食器加温装置をコンパクト
にすることを第3の目的とする。
とするもので、飲食店などにおいて、手間をかけること
なく皿などの食器を加温して客に供することができ、快
適な食事を提供できる食器加温装置を提供することを第
1の目的とする。また、この食器加温装置において、食
器を確実に適度の温度に加温できるようにすることを第
2の目的とする。さらに、多数の皿などの食器を均等に
加温できるようにし、かつ、食器加温装置をコンパクト
にすることを第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の食器加
温装置は、前記第1の目的を達成するために、食器収納
部を内部に有しこの食器収納部に臨ませて前面を開口し
た本体と、この本体に内蔵されたヒーターと、前記本体
に内蔵され前記ヒーターを通じて前記食器収納部内へ送
風する送風機とを備えたものである。
温装置は、前記第1の目的を達成するために、食器収納
部を内部に有しこの食器収納部に臨ませて前面を開口し
た本体と、この本体に内蔵されたヒーターと、前記本体
に内蔵され前記ヒーターを通じて前記食器収納部内へ送
風する送風機とを備えたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の食器加温装
置において、前記第2の目的を達成するために、前記食
器収納部内の温度を検出して前記ヒーターを制御する温
度制御器を備えたものである。
置において、前記第2の目的を達成するために、前記食
器収納部内の温度を検出して前記ヒーターを制御する温
度制御器を備えたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の食
器加温装置において、前記第3の目的をも達成するため
に、前記送風機は、回転軸方向に細長いファンを有する
ものである。
器加温装置において、前記第3の目的をも達成するため
に、前記送風機は、回転軸方向に細長いファンを有する
ものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の食器加温装置では、本体の食
器収納部内に、前面の開口から皿などの食器を入れ、ヒ
ーターおよび送風機を駆動して食器を加温する。すなわ
ち、送風機からの風は、ヒーターを通って温風となり、
食器収納部内の食器へ送られ、これを加温する。
器収納部内に、前面の開口から皿などの食器を入れ、ヒ
ーターおよび送風機を駆動して食器を加温する。すなわ
ち、送風機からの風は、ヒーターを通って温風となり、
食器収納部内の食器へ送られ、これを加温する。
【0010】請求項2の発明の食器加温装置では、温度
制御器が食器収納部内の温度を検出してヒーターを制御
し、食器収納部内を適度な温度に保つ。
制御器が食器収納部内の温度を検出してヒーターを制御
し、食器収納部内を適度な温度に保つ。
【0011】請求項3の発明の食器加温装置では、送風
機のファンが回転軸方向に細長いもので、ファンの回転
軸方向に皿を並べることにより、これら皿が均等に加温
され、かつ、コンパクトになる。
機のファンが回転軸方向に細長いもので、ファンの回転
軸方向に皿を並べることにより、これら皿が均等に加温
され、かつ、コンパクトになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の食器加温装置の一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1から図3にお
いて、1は本体で、この本体1は、前面を開口した四角
い箱状になっており、内部が前面開口2に臨む食器収納
部3となっている。なお、この食器収納部3の内面は、
熱を反射するように金属光沢面となっている。さらに、
前記本体1の後面下側の左右両端部にはゴム製の突起4
が後方へ突設されている。また、本体1の前面開口2の
左右両側には、それぞれこの前面開口2の左右両端部を
開閉する扉6が回転自在に支持されている。その回転軸
は、扉6の一端縁にあって上下方向である。一方、前記
扉6の自由端縁部は、後方へ向かって傾斜した風案内部
7となっている。また、食器収納部3の後部の左右両側
部にも、食器収納部3内の後面から左右の側面に滑らか
に連続する円弧柱面状の風案内部8が形成されている。
いて、図面を参照しながら説明する。図1から図3にお
いて、1は本体で、この本体1は、前面を開口した四角
い箱状になっており、内部が前面開口2に臨む食器収納
部3となっている。なお、この食器収納部3の内面は、
熱を反射するように金属光沢面となっている。さらに、
前記本体1の後面下側の左右両端部にはゴム製の突起4
が後方へ突設されている。また、本体1の前面開口2の
左右両側には、それぞれこの前面開口2の左右両端部を
開閉する扉6が回転自在に支持されている。その回転軸
は、扉6の一端縁にあって上下方向である。一方、前記
扉6の自由端縁部は、後方へ向かって傾斜した風案内部
7となっている。また、食器収納部3の後部の左右両側
部にも、食器収納部3内の後面から左右の側面に滑らか
に連続する円弧柱面状の風案内部8が形成されている。
【0013】また、前記本体1の後面部中央は開口して
おり、この開口1aを覆って後カバー9が設けられてい
る。この後カバー9は、左右両縁部が開口1aの左右両側
で本体1内の後面に固定されており、開口1aから後方へ
突出している。また、後カバー9は、多数の小孔9aを有
するパンチングメタルからなっているが、上下両端部の
開口をステンレス板10により塞いである。なお、前記両
突起4は、後カバー9よりもより後方まで突出してい
る。一方、前記食器収納部3内の後側中央には、後カバ
ー9に前から対向する枠状のファンガード11が固定され
ている。このファンガード11は、上下に細長く左右方向
に開口した吹き出し口12が左右両側縁部にそれぞれ形成
されており、その間の部分は、多数の小孔13を有するパ
ンチングメタル14により覆われている。そして、ファン
ガード11と後カバー9との間には、前記食器収納部3内
へ送風する送風機20として、左右一対のファン21が独立
に回転自在に支持されている。これらファン21は、上下
方向を回転軸方向とし、かつ、この回転軸方向に細長い
ものである。そして、ファン21は、図4に示すように、
前記背板10の前側に固定されるフレーム22に支持されて
おり、回転駆動用のモーター23がそれぞれ直結されてい
る。ファン21とともに送風機20をなすこれらモーター23
は、左右のファン21で上下逆に付いており、したがっ
て、両ファン21は互いに逆に回転する。さらに、前記フ
ァンガード11内で、各ファン21と吹き出し口12との間に
は、ヒーター24がそれぞれ設けられている。これらヒー
ター24は、上下方向に細長いもので、ファン21および吹
き出し口12に平行に沿っており、前記背板10の前側に止
め金具25により固定されている。なお、ファン21は、外
周側が排気側で、軸端側が吸気側となる。図示していな
いが、この吸気側は、モーター23と反対側で外気に通じ
ている。
おり、この開口1aを覆って後カバー9が設けられてい
る。この後カバー9は、左右両縁部が開口1aの左右両側
で本体1内の後面に固定されており、開口1aから後方へ
突出している。また、後カバー9は、多数の小孔9aを有
するパンチングメタルからなっているが、上下両端部の
開口をステンレス板10により塞いである。なお、前記両
突起4は、後カバー9よりもより後方まで突出してい
る。一方、前記食器収納部3内の後側中央には、後カバ
ー9に前から対向する枠状のファンガード11が固定され
ている。このファンガード11は、上下に細長く左右方向
に開口した吹き出し口12が左右両側縁部にそれぞれ形成
されており、その間の部分は、多数の小孔13を有するパ
ンチングメタル14により覆われている。そして、ファン
ガード11と後カバー9との間には、前記食器収納部3内
へ送風する送風機20として、左右一対のファン21が独立
に回転自在に支持されている。これらファン21は、上下
方向を回転軸方向とし、かつ、この回転軸方向に細長い
ものである。そして、ファン21は、図4に示すように、
前記背板10の前側に固定されるフレーム22に支持されて
おり、回転駆動用のモーター23がそれぞれ直結されてい
る。ファン21とともに送風機20をなすこれらモーター23
は、左右のファン21で上下逆に付いており、したがっ
て、両ファン21は互いに逆に回転する。さらに、前記フ
ァンガード11内で、各ファン21と吹き出し口12との間に
は、ヒーター24がそれぞれ設けられている。これらヒー
ター24は、上下方向に細長いもので、ファン21および吹
き出し口12に平行に沿っており、前記背板10の前側に止
め金具25により固定されている。なお、ファン21は、外
周側が排気側で、軸端側が吸気側となる。図示していな
いが、この吸気側は、モーター23と反対側で外気に通じ
ている。
【0014】さらに、前記本体1には、その食器収納部
3内の温度を検出して前記ヒーター24の通断電を制御す
る温度制御器としてのサーモスタット31が設けられてい
る。このサーモスタット31により、食器収納部3内の温
度は、約40℃前後に保たれる。
3内の温度を検出して前記ヒーター24の通断電を制御す
る温度制御器としてのサーモスタット31が設けられてい
る。このサーモスタット31により、食器収納部3内の温
度は、約40℃前後に保たれる。
【0015】36は皿ラックで、この皿ラック36は、上下
に重ねた食器としての皿Dを保持し、かつ、前記食器収
納部3内に出し入れされるものである。この皿ラック36
は、図5に示すように、金属棒によりほぼ円筒形の枠状
に構成されているが、上面は全体が開口しており、この
上面開口を介して皿Dを出し入れするものである。ま
た、皿ラック36の側部には、その下面から上面へ抜ける
指通し部37が形成されている。なお、皿ラック36の側部
の棒には、皿Dの損傷を防ぐために、軟質プラスチック
のカバー38が被せてある。
に重ねた食器としての皿Dを保持し、かつ、前記食器収
納部3内に出し入れされるものである。この皿ラック36
は、図5に示すように、金属棒によりほぼ円筒形の枠状
に構成されているが、上面は全体が開口しており、この
上面開口を介して皿Dを出し入れするものである。ま
た、皿ラック36の側部には、その下面から上面へ抜ける
指通し部37が形成されている。なお、皿ラック36の側部
の棒には、皿Dの損傷を防ぐために、軟質プラスチック
のカバー38が被せてある。
【0016】また、図6は、本食器加温装置が設置され
る厨房の一例を示してある。図示のように、本食器加温
装置は、スープなどの調理容器41があるカウンター42の
下側などに配することができる。
る厨房の一例を示してある。図示のように、本食器加温
装置は、スープなどの調理容器41があるカウンター42の
下側などに配することができる。
【0017】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。例えば飲食店などにおいて、食器である皿D
を加温するには、まず、この皿Dを皿ラック36内に上下
に重ねて収容する。そして、図1に鎖線で示すように、
扉6を前へ回して開け、前面開口2から食器収容部3内
に前記皿ラック36を入れる。この皿ラック36は、食器収
容部3内の左右両側部にそれぞれ置ける。皿Dならば、
計数10枚食器収容部3内に収納できる。その後、扉6
は、図1に実線で示すように、後へ回して閉じる。そし
て、ヒーター24および送風機20の駆動により、図2に矢
印で示すように、食器収容部3内に温風が送られ、皿D
が加温される。すなわち、まずファン21の回転により気
流が生じるが、左右のファン21の回転方向の設定によ
り、両ファン21からの気流は、互いに反対側へ向かい、
主にファンガード11の両吹き出し口12からそれぞれ横向
きに吹き出す。その前に、ファン21からの気流は、ヒー
ター24を通ることにより加熱される。そして、吹き出し
口12から吹き出した温風は、食器収納部3内の後面、後
の風案内部8、食器収納部3内の側面、扉6およびその
風案内部7により案内され、皿Dのまわりを回るように
ほぼ円形状に流れて、これら皿Dを均等かつ確実に加温
する。このとき、サーモスタット31が食器収納部3内の
温度を検出して、ヒーター24を通断電制御し、これによ
り、食器収納部3内の温度がほぼ40℃に保たれる。そし
て、皿Dを使用するときには、扉6を開けて皿ラック36
を取り出し、この皿ラック36から皿Dを取り出す。この
皿Dにスープなどの料理を盛り、客に供する。
説明する。例えば飲食店などにおいて、食器である皿D
を加温するには、まず、この皿Dを皿ラック36内に上下
に重ねて収容する。そして、図1に鎖線で示すように、
扉6を前へ回して開け、前面開口2から食器収容部3内
に前記皿ラック36を入れる。この皿ラック36は、食器収
容部3内の左右両側部にそれぞれ置ける。皿Dならば、
計数10枚食器収容部3内に収納できる。その後、扉6
は、図1に実線で示すように、後へ回して閉じる。そし
て、ヒーター24および送風機20の駆動により、図2に矢
印で示すように、食器収容部3内に温風が送られ、皿D
が加温される。すなわち、まずファン21の回転により気
流が生じるが、左右のファン21の回転方向の設定によ
り、両ファン21からの気流は、互いに反対側へ向かい、
主にファンガード11の両吹き出し口12からそれぞれ横向
きに吹き出す。その前に、ファン21からの気流は、ヒー
ター24を通ることにより加熱される。そして、吹き出し
口12から吹き出した温風は、食器収納部3内の後面、後
の風案内部8、食器収納部3内の側面、扉6およびその
風案内部7により案内され、皿Dのまわりを回るように
ほぼ円形状に流れて、これら皿Dを均等かつ確実に加温
する。このとき、サーモスタット31が食器収納部3内の
温度を検出して、ヒーター24を通断電制御し、これによ
り、食器収納部3内の温度がほぼ40℃に保たれる。そし
て、皿Dを使用するときには、扉6を開けて皿ラック36
を取り出し、この皿ラック36から皿Dを取り出す。この
皿Dにスープなどの料理を盛り、客に供する。
【0018】なお、皿ラック36は必ずしも用いる必要は
なく、食器収納部3内に直接皿Dを重ねておいてもよ
い。そうすれば、食器収納部3から加温した皿Dを必要
な枚数だけ直接取り出し、この皿Dにすぐに料理を盛る
ことができる。もちろん、本食器加温装置は、コーヒー
カップなど皿D以外の食器を加温するのにも使える。
なく、食器収納部3内に直接皿Dを重ねておいてもよ
い。そうすれば、食器収納部3から加温した皿Dを必要
な枚数だけ直接取り出し、この皿Dにすぐに料理を盛る
ことができる。もちろん、本食器加温装置は、コーヒー
カップなど皿D以外の食器を加温するのにも使える。
【0019】また、本体1の後面部中央の開口1aにより
モーター23が冷却される。この冷却のための開口1aは、
パンチングメタルからなる後カバー9により覆ってある
ので、塵埃などの吸い込みを防止できる。また、後カバ
ー9は後方へ突出しているが、この後カバー9よりもさ
らに後方へ突出したゴム製の突起4があるので、本食器
加温装置の設置に際して、後カバー9が壁に押し付けら
れることを防止でき、後カバー9の破損を防止できると
ともに、モーター23の冷却効率低下を防止できる。
モーター23が冷却される。この冷却のための開口1aは、
パンチングメタルからなる後カバー9により覆ってある
ので、塵埃などの吸い込みを防止できる。また、後カバ
ー9は後方へ突出しているが、この後カバー9よりもさ
らに後方へ突出したゴム製の突起4があるので、本食器
加温装置の設置に際して、後カバー9が壁に押し付けら
れることを防止でき、後カバー9の破損を防止できると
ともに、モーター23の冷却効率低下を防止できる。
【0020】前記実施例の構成によれば、飲食店などに
おいて、手間をかけることなく皿Dなどの食器を加温で
きる。そして、適度に温まった皿Dを用いることによ
り、温かい料理が冷めることもなく、また、客が冷たい
皿Dに触って不快感を感じるようなこともなく、快適な
食事を提供できる。こうして、飲食店におけるサービス
を向上できる。
おいて、手間をかけることなく皿Dなどの食器を加温で
きる。そして、適度に温まった皿Dを用いることによ
り、温かい料理が冷めることもなく、また、客が冷たい
皿Dに触って不快感を感じるようなこともなく、快適な
食事を提供できる。こうして、飲食店におけるサービス
を向上できる。
【0021】また、サーモスタット31によりヒーター24
を制御して、食器収納部3内を約40℃程度に保つので、
皿Dなどを確実に適度の温度に加温できる。
を制御して、食器収納部3内を約40℃程度に保つので、
皿Dなどを確実に適度の温度に加温できる。
【0022】さらに、食器収納部3内に皿Dを上下に重
ねて入れるのに対して、上下方向の回転軸方向に細長い
ファン21を用いたので、多数の皿Dを均等に加温でき
る。しかも、ファン21からの温風は、風案内部8を含め
た食器収納部3の内面および風案内部7を含めた扉6に
より案内されて、食器収納部3の左右の皿Dのまわりを
それぞれ回るように流れるので、皿Dの各部も均等に加
温できる。これとともに、速やかに確実に加温ができ
る。
ねて入れるのに対して、上下方向の回転軸方向に細長い
ファン21を用いたので、多数の皿Dを均等に加温でき
る。しかも、ファン21からの温風は、風案内部8を含め
た食器収納部3の内面および風案内部7を含めた扉6に
より案内されて、食器収納部3の左右の皿Dのまわりを
それぞれ回るように流れるので、皿Dの各部も均等に加
温できる。これとともに、速やかに確実に加温ができ
る。
【0023】また、前述のように皿Dの重ね方向とファ
ン21の軸方向とをともに上下方向としたことに加えて、
本体1の食器収納部3の左右両側部にそれぞれ皿Dを重
ねて置けるようにする一方、本体1の後部中央に集中的
に配した送風機20およびヒーター24から左右両側部の皿
Dにそれぞれ温風を送るようにしたので、大量の皿Dを
一度に加温できるにもかかわらず、装置全体は比較的コ
ンパクトにできる。
ン21の軸方向とをともに上下方向としたことに加えて、
本体1の食器収納部3の左右両側部にそれぞれ皿Dを重
ねて置けるようにする一方、本体1の後部中央に集中的
に配した送風機20およびヒーター24から左右両側部の皿
Dにそれぞれ温風を送るようにしたので、大量の皿Dを
一度に加温できるにもかかわらず、装置全体は比較的コ
ンパクトにできる。
【0024】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
本体1の前面開口2を開閉する扉6は、必ずしも必要な
く、前面開口2は、常時開放としてもよい。前面開口2
を常時開放とすれば、皿Dなどの出し入れに際して、扉
を開閉する手間がいらない。また、送風機およびヒータ
ーのユニットは、前記実施例のように本体1内の食器収
納部3へ張り出して設けてもよいが、本体1の後部に後
へ張り出して配するなどしてもよい。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
本体1の前面開口2を開閉する扉6は、必ずしも必要な
く、前面開口2は、常時開放としてもよい。前面開口2
を常時開放とすれば、皿Dなどの出し入れに際して、扉
を開閉する手間がいらない。また、送風機およびヒータ
ーのユニットは、前記実施例のように本体1内の食器収
納部3へ張り出して設けてもよいが、本体1の後部に後
へ張り出して配するなどしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、食器収納部を
有する本体にヒーターおよび送風機を内蔵した食器加温
装置なので、食器収納部に皿などの食器を収納し、この
食器に温風を吹き付けることにより、手間をかけること
なく食器を加温でき、飲食店などにおいて、盛った料理
を冷ますこともない快適な食器を客に供することがで
き、サービスを向上できる。
有する本体にヒーターおよび送風機を内蔵した食器加温
装置なので、食器収納部に皿などの食器を収納し、この
食器に温風を吹き付けることにより、手間をかけること
なく食器を加温でき、飲食店などにおいて、盛った料理
を冷ますこともない快適な食器を客に供することがで
き、サービスを向上できる。
【0026】請求項2の発明によれば、食器収納部内の
温度を検出してヒーターを制御する温度制御器を備えた
ので、食器を確実に適度の温度に加温できる。
温度を検出してヒーターを制御する温度制御器を備えた
ので、食器を確実に適度の温度に加温できる。
【0027】請求項3の発明によれば、送風機は、回転
軸方向に細長いファンを有するものとしたので、ファン
の回転軸方向に多数の皿などを並べることにより、これ
ら皿などを均等に加温でき、また、食器加温装置自体も
コンパクトにできる。
軸方向に細長いファンを有するものとしたので、ファン
の回転軸方向に多数の皿などを並べることにより、これ
ら皿などを均等に加温でき、また、食器加温装置自体も
コンパクトにできる。
【図1】本発明の食器加温装置の一実施例を示す前方斜
視図である。
視図である。
【図2】同上水平断面図である。
【図3】同上後方斜視図である。
【図4】同上ファンの正面図である。
【図5】同上皿ラックの斜視図である。
【図6】同上食器加温装置の設置状態の一例を示す斜視
図である。
図である。
1 本体 2 前面開口 3 食器収納部 20 送風機 21 ファン 24 ヒーター 31 サーモスタット(温度制御器)
Claims (3)
- 【請求項1】 食器収納部を内部に有しこの食器収納部
に臨ませて前面を開口した本体と、この本体に内蔵され
たヒーターと、前記本体に内蔵され前記ヒーターを通じ
て前記食器収納部内へ送風する送風機とを備えたことを
特徴とする食器加温装置。 - 【請求項2】 前記食器収納部内の温度を検出して前記
ヒーターを制御する温度制御器を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の食器加温装置。 - 【請求項3】 前記送風機は、回転軸方向に細長いファ
ンを有することを特徴とする請求項1または2記載の食
器加温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3374394A JPH07241245A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 食器加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3374394A JPH07241245A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 食器加温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241245A true JPH07241245A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12394901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3374394A Pending JPH07241245A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 食器加温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07241245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100981131B1 (ko) * | 2008-09-24 | 2010-09-10 | 김이숙 | 식기 보온용 열판 가열기 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP3374394A patent/JPH07241245A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100981131B1 (ko) * | 2008-09-24 | 2010-09-10 | 김이숙 | 식기 보온용 열판 가열기 |
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