JPH0724084U - あげめし - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来は、油あげを袋状にした中に酢めしが入っ
ていたため、ぼろぼろとこぼれ落ち、大変不衛生であっ
た。そこで、米ともちごめを合わせて炊きあげて、固化
したものをいれ包みこみ、こぼれ落ちを防ぎ衛生面を保
とうとした。 【構成】油あげ１の中に、米ともちごめの混合物を炊い
た２をいれたもの。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、油あげの中に、米ともちごめの混合物を炊きあげたものを 包み込み、直接手づかみでたべられる。およびその製造方法に関するも のである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、油あげを袋状にした中に、酢めしを入れて包み込んだ稲荷ずしと いうものがある。しかし、中身が酢めしのため米がおもうように固まら ず、食べている間にこぼれ落ち、それを幼児・子供が拾って食べてしま う為に、大変不衛生であった。

【０００３】 ［考案が解決しょうとする課題］ 本考案は、その欠点をなくすために、それを図面について説明すれば、 油あげ１の中に米ともちごめの混合物を炊きあげた２を入れ包み込み、 衛生面での工夫を重ねた。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ その結果、米ともちごめの混合物を炊きあげて、もち状弾性物をつくり 、それを油あげで包み込めば、目的にあうことをつきとめた。

【０００５】 ［作用］ 本考案では、米にもちごめを加えたことにより固化したものの弾力性を 保ち、これにより、こぼれ落ちを防ぎ衛生面を保った。このような作用 は、もちごめ質的なでんぷんを使用したからである。

【０００６】 ［実施例］ 作り方をあげる。 “あげめし” 材料 １…油あげ・６枚 調味料Ａ（だし汁・１．５カップ 酒・０． ５カップ 砂糖・大さじ８杯 みりん 大さじ１杯） 調味料Ｂ（醤油・大さじ４杯 塩・少々） 一・油あげは２つに切り、袋状に開き、さっとゆでて油抜きする。 二・小鍋にＡを合わせて温め、一を入れ、落とし蓋をして中火でしばら く煮る。 三・甘みが充分ついたところでＢを加え、弱火でゆっくり煮含めさます 。 材料 ２…米・２合 もちごめ・１合 調昧料（醤油・大さじ３杯 砂糖・大さじ２ 杯 酒・大さじ２杯 塩・小さじ１ 杯 だし汁） 一・米ともちごめを合わせて洗い、炊飯器に入れて、心持ち少なめの水 加減にして、そのまま１時間おく。 二・炊飯器の中の水を０・５カップ取り出し、代わりに調昧料０・５カ ップを加え炊く（なかに、肉・野菜を加えてもよい）。炊き上がっ たら１０分ほど蒸らす。 材料１のなかに２を入れて包む。また、機械を使って自動的に製造して もよい。

【０００７】 ［考案の効果］ この考案により、幼児・子供の食べこぼしを防ぎ、大変衛生的である。 また、老若男女を問わず食すことができるために、家庭・行楽地（海・ 山など）において普及する。さらに、米・もちごめの消費につながる。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本考案の側面図である。

【図 ２】 図１のａ線の断面図である。

【符号の説明】

１は油あげ、２は米ともちごめの混合物を炊いた物。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】味付き油あげを袋状にした中に、米ともち
   ごめの混合物を炊きあげたものを、包み込んだものであ
   る。