JPH07239813A - データのバックアップ方法 - Google Patents

データのバックアップ方法

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JPH07239813A
JPH07239813A JP6029932A JP2993294A JPH07239813A JP H07239813 A JPH07239813 A JP H07239813A JP 6029932 A JP6029932 A JP 6029932A JP 2993294 A JP2993294 A JP 2993294A JP H07239813 A JPH07239813 A JP H07239813A
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昭宏 雨宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ上のデータの信頼性が失われてもデー
タの信頼性を回復可能とするデータのバックアップ方法
を提供すること。 【構成】 ステップS11で、第1のメモリブロック1
の検査を行い、ブロック内のデータが異常か否かを判断
する。データが異常と判断された場合、ステップS12
において、第1のメモリブロック1に第2のメモリブロ
ック2のデータを書き込む。また、ステップS11にお
いてデータは正常と判断された場合、ステップS13
で、第1のメモリブロック1のデータを第2のメモリブ
ロック2に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、装置における設定値等
のデータのバックアップ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報産業の発展に伴い、各種装置
のデジタル化や記憶容量の大容量化が進んでいる。
【0003】例えば、内視鏡の分野では、光源装置から
の照明光により照明された被写体像を電子スコープによ
り撮像した画像を記録・保存し、必要なときにその画像
データを取り出し画面に表示することができる電子内視
鏡装置が提案されている。このような、電子内視鏡装置
は、前記光源装置や撮像信号を処理するビデオプロセッ
サ等の機器より構成され、これらの機器には、制御用の
CPUや記憶素子としてのメモリ等が広く利用されてい
る。そして、これら機器で扱われる各種データは、必要
に応じてバックアップされる必要があり、機器の安定性
や情報の維持にには欠かせないことである。電源の立ち
上げ時や他の要因によるノイズの発生に伴い、制御用の
データに異常が生じると、機器の安定な動作が得られな
い場合がある。
【0004】内視鏡鏡の分野に限られる訳ではないが、
照明用の装置としての光源装置では、光源としてのラン
プのON/OFFによりノイズが発生し易い。従って、
光源装置では、装置を制御するCPUがランプ点灯時の
ノイズで暴走することを防止するために、ランプ点灯時
に、CPUにリセットをかけている。
【0005】また、光源装置では、設定値等が変更され
る毎に、RAM,EEPROM等のメモリに設定値等の
データを記憶している。すなわち、データの更新を行っ
ている。
【0006】このように、光源装置では、光源としての
ランプ点灯時のノイズによるCPUの暴走を防ぐため、
ランプ点灯時CPUにリセットをかける必要がある。そ
して、装置を正しく安定に制御するため、設定値等は、
メモリにバックアップされている必要がある。
【0007】しかしながら、このランプ点灯時のリセッ
トとバックアップのデータの書き換えとが同時に起こっ
たなら、バックアップのデータは、信頼性のないものに
なってしまう。
【0008】一般に、装置の設定値等のバックアップデ
ータは、RAM,EEPROM等のメモリにバックアッ
プされている。RAM,EEPROM等のメモリにバッ
クアップされたデータは、メモリに対する書き込みの失
敗やその他のノイズ等により、信頼性を失うことがあ
る。このため、装置では、信頼性を失ったデータによる
初期設定等で装置の故障等を起こすことを防止するた
め、サムチェック等の手法を用いてバックアップデータ
の信頼性を確認する。
【0009】そして、サムチェック等により、異常が検
出された場合、他のメモリ等に格納されているデータに
よりプリセットを行えば、装置の安定性を害することを
防止できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に示したよう
に、サムチェック等により異常と判断された場合、メモ
リ上のデータはプリセットされる。例えば、RAMに装
置の積算使用時間をバックアップしていたとすると、プ
リセットされることによりそのデータは意味がなくなっ
てしまう。さらに、EEPROMでは書き換え回数が有
限であり、EEPROMにあっては、書き換え回数もバ
ックアップデータとして記憶されることが一般的であ
る。EEPROMにおいて、プリセットが起こればEE
PROMの書き換え回数もプリセットされ、そのまま書
き換えを続ければ、EEPROMの書き換え保証回数を
大きく上回る可能性がある。しかし、プリセット時点で
書き換えを禁止してしまえば、装置の主機能を失うこと
になる。
【0011】本発明は、メモリ上のデータの信頼性が失
われてもデータの信頼性を回復可能とするデータのバッ
クアップ方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、デ
ータをそれぞれ格納する複数のメモリブロックのうち、
所定のメモリブロックに格納されたデータに対して所定
の方法で検査をし、格納されたデータが正常か否かを判
断する検査手順と、前記検査手順にて前記データが異常
と判断された場合には、検査対象となったメモリブロッ
ク以外の他のメモリブロックに格納されたデータで、検
査対象となった前記メモリブロックを初期化する手順
と、前記検査手順にて前記データが正常と判断された場
合には、検査対象となったメモリブロックのデータの少
なくとも一部を前記他のメモリブロックに書き込む手順
とを有し、メモリブロック上のデータの信頼性が失われ
ても、データの信頼性を回復するようになっている。
【0013】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1及び図2は、本実施例に係るデータの
バックアップ方法に関する概略のフローチャートであ
る。
【0014】図1に示す方法は、装置として例えば光源
装置に適用され、この光源装置を例に説明する。図1に
示すフローチャートは、光源装置における光源としての
ランプ点灯時におけるデータのバックアップ方法に関す
るものである。
【0015】図1のステップS1に示すその他の処理と
は、装置を制御するための処理である。この処理が終了
した後、ステップS2において、装置のランプが点灯し
ているか否かを確認する。ランプが点灯している場合、
既にランプ点灯時のリセットはなされた後なので、ステ
ップS4で、設定値の変更等のリセット指示があったな
らバックアップの処理を行う。すなわち、変更されたデ
ータをバックアップ用のメモリに格納るいはデータの更
新をする。
【0016】前記ステップS2においてランプが未点灯
の場合、ステップS3に示すようにランプの点灯動作が
終了しているか否かの確認を行う。ランプ点灯動作が終
了している場合、ステップS4に示すように設定値の変
更等があれば、ステップS5でバックアップ処理を行
う。
【0017】また、ステップS3でランプ点灯動作が終
了していなければ、ステップS1に示したその他の処理
に戻り、前記動作を繰り返す。
【0018】次に、図2に示す方法について説明する。
この方法は、複数のメモリブロックと所定のデータ検査
方法を用いるデータのバックアップ方法に関するフロー
チャートである。
【0019】図2(a)に示す構成では、第1のメモリ
ブロック1と第2のメモリブロック2とを有している。
【0020】図2(b)のステップS11で、第1のメ
モリブロック1の検査を行い、ブロック内のデータが異
常か否かを判断する。データが異常と判断された場合、
ステップS12において、第1のメモリブロック1に第
2のメモリブロック2のデータを書き込む。また、ステ
ップS11においてデータは正常と判断された場合、ス
テップS13で、第1のメモリブロック1のデータを第
2のメモリブロック2に書き込む。
【0021】図3及び図4は本発明の第1実施例に係
り、図3は光源装置の内部構成図、図4は光源装置のラ
ンプ点灯時におけるデータのバックアップ方法に関する
フローチャートである。
【0022】図3に示す光源装置10は、光を発する光
源としてのランプ11を有している。この光源装置10
には、電源として商用交流電源12が供給されるように
なっている。この商用交流電源12は、主スイッチであ
る電源スイッチ13を介して、点灯制御回路14とコン
トロール回路15に接続され、このコントロール回路1
5は、電気的消去書込可能な記憶装置(EEPROM)
16及び演算処理部(例えばマイクロコンピュータ)1
7を備えている。尚、コントロール回路15と電源スイ
ッチ13との間には、直流変換用の電源回路が通常設け
られるが省略してある。
【0023】また、前記コントロール回路15は、前記
点灯制御回路14と操作パネル18とのそれぞれの間で
信号線19,20によって接続され、これら信号線1
9,20を介して制御信号を含むデータを送受するよう
になっている。
【0024】前記操作パネル回路18は例えば図示しな
い入力キーを有し、この入力キーから与えられた信号を
前記コントロール回路15に入力するようになってい
る。
【0025】前記点灯制御回路14には、前記ランプ1
1が接続されており、前記ランプ11の仕様に合わせて
電力が供給されるようになっている。前記点灯制御回路
14は、前記コントロール回路15の制御により、ラン
プ11のON/OFFを制御するようになっている。
【0026】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、この光源装置におけるランプの点灯に関連したデー
タのバックアップ方法について説明する。
【0027】まず、電源スイッチ13をオンすることに
より、各部に電源が供給されCPU17より点灯制御回
路14にランプ点灯動作信号が出力される。前記点灯制
御回路14は、ランプの点灯動作に入る。
【0028】図4のフローチャートにおいて、ステップ
S21で、その他の処理を終了し、前記点灯動作により
ランプが点灯したか否かがステップS22で確認され
る。ステップS22においてランプが点灯した場合、ス
テップS24で操作パネル回路18より所定のキー入力
がなされていれば、例えば所定のキー入力として設定値
の変更指示がなされていれば、この指示に従ってステッ
プS25でバックアップデータをEEPROM16にセ
ットする。尚、ステップS24において、所定のキー入
力がEEPROM16に対する解除の指示であれば、ス
テップS25でバックアップデータをクリアにする。
【0029】前記ステップS22においてランプが点灯
していない場合、ステップS23で、ランプの点灯動作
が終了しているか否かが確認される。ステップS23に
おいてランプの点灯動作が終了している場合、ステップ
S24で前記所定のキー入力を経験していれば、ステッ
プS25で、バックアップデータをEEPROM16に
セットする。
【0030】ステップS23においてランプの点灯動作
が終了していない場合、キー入力を経験しているか否か
にかかわらず、バックアップ処理は行わず、ステップS
21に戻る。
【0031】前記ステップS24では、所定のキー入力
がなされたか否かの判断またはバックアップ処理の途中
か否かを判断し、いずれでもなければステップS21に
戻る。また、バックアップ処理の途中であれば、ステッ
プS25ではバックアップ処理は継続される。
【0032】尚、ステップS21の最初から一周して、
前記ステップS21の最初の処理に戻るまでの時間が、
EEPROM16にデータの書き込みをしている時間で
ある。
【0033】以上により、本実施例では、バックアップ
途中にランプ点灯リセットが生じ、バックアップデータ
を失うことを防止でき、光源装置の動作の安定性を保つ
ことができる。
【0034】図5及び図6は本発明の第2実施例に係
り、図5は光源装置の内部構成図、図6は電源オフに際
してなされるデータのバックアップ処理に関するフロー
チャートである。
【0035】図5に示す光源装置21は、前記商用電源
11が接続され、前記点灯制御回路14を介してランプ
11のON/OFF制御されるようになっている。この
光源装置21は、電源オフに際して、必要なデータのバ
ックアップするようになっている。
【0036】前記商用電源11は、電源スイッチ22を
介して内部電源23に接続されるようになっている。前
記内部電源23は、直列に接続された逆流防止ダイオー
ド24と、並列に接続されたバックアップコンデンサ2
5を介して、CPUボード26に接続されている。ま
た、前記内部電源23は、前記点灯制御回路14にも接
続されている。
【0037】前記CPUボード26の内部には、電源電
圧監視手段27と、操作手段28と、リセット回路29
と、RAM31及びEEPROM32を含むCPU30
とを有している。前記電源電圧監視手段27は、バック
アップコンデンサ25の両端にかかる電源電圧値が所定
値であるか否かを監視しているものである。前記操作手
段28は、図示しない例えば入力キーによりCPU30
に所定の指示を与えるものである。前記リセット回路2
9は、所定条件でリセット信号をCPU30に出力する
ようになっている。
【0038】次に、本実施例の動作について説明する。
【0039】光源装置21おいて電源スイッチ22が既
にオンされていると、図6のフローチャートに示したス
テップS33のその他の処理を前記CPU30は、実行
している。
【0040】ここで、仮に電源スイッチ22がオフされ
た場合、電源電圧監視手段27により電圧低下を検知
し、CPU30に検知信号が出力される。この信号を受
けて、CPU30は、図6のステップS32で、電圧が
低下したか否かを判断し、低下したと認識した場合に
は、RAM31のデータをEEPROM32にバックア
ップするステップS34のバックアップ処理が行われ
る。
【0041】後続するステップS35では、電源電圧が
定格値になったか否かを監視している。もし前記バック
アップ処理の途中で電源スイッチ22がオンされた場
合、ステップS34のバックアップ処理が終了するのを
待って、ステップS36でリセット回路29からリセッ
ト信号が発生される。そして、ステップS31で、CP
U30はランプ点灯動作信号を前記点灯制御回路14に
出力する。
【0042】前記ランプ点灯動作信号を受けた前記点灯
制御回14により前記ランプ11は点灯し、電源電圧の
低下がない限り、その他の処理が継続して実行される。
【0043】以上により、本実施例では、電源オフに伴
うデータのバックアップ処理の期間中に、電源がONさ
れても、ランプ点灯時のノイズによるCPUの暴走を防
ぐためになされるリセットが発生し、バックアップデー
タが失われることを防止できる。従って、本実施例で
は、電源のオン・オフ等による電源電圧の低下に対し
て、バックアップデータを確実に保存することができ、
常に最適な初期状態の維持とその後の安定した装置の動
作を保証することができる。
【0044】図5及び図7は本発明の第3実施例に係
り、図5は光源装置の内部構成図、図7は複数のメモリ
ブロックとサムチェックを用いるデータのバックアップ
方法に関するフローチャートである。
【0045】図5に示す光源装置31(符号はカッコ内
のものを優先する)は、前記CPUボード26のCPU
30に代えて、RAM35及びEEPROM36を含む
CPU34を有している。EEPROM36は、その仕
様態様の一つとして、データをバックアップするための
メモリブロックAと、前回電源立ち上げ時のデータをバ
ックアップするためのメモリブロックBとに分けられ
る。その他、第2実施例と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略する。
【0046】前記光源装置31において、電源スイッチ
22がオンされるとCPU34はEEPROM36上の
動作中に設定値の変更があった場合に、データをバック
アップするメモリブロックA及び、前記メモリブロック
Aの前回電源立ち上げ時のデータをバックアップしてい
るメモリブロックBのデータに対して所定の検査方法で
あるサムチェックを行う(図7のステップS41)。
【0047】ステップS42では、CPU34は、前記
サムチェックの結果、前記メモリブロックAのデータが
異常であるか否かを確認している。前記メモリブロック
Aのデータが異常である場合、ステップS43で、前記
メモリブロックBのデータを前記メモリブロックAに書
き込む。ステップS44で再び前記メモリブロックAの
サムチェックを行い、その結果がステップS45におい
て異常ならば、ステップS43に戻り再度、前記メモリ
ブロックBのデータを前記メモリブロックAに書き込
む。このループは、正常な結果が得られるまで繰り返さ
れる。
【0048】ステップS45において、データが正常で
あるならば、次の処理へ進む。
【0049】一方、ステップS42において前記メモリ
ブロックAのデータが正常であるならば、ステップS4
6で、前記メモリブロックAのデータの一部または全部
を前記メモリブロックBに書き込む。ステップS47
で、前記メモリブロックBのサムチェックを行う。ステ
ップS48で、チェックの結果が異常であるならば、前
記ステップS46に戻り、前記処理を再び行う。このル
ープは、正常な結果が得られるまで繰り返される。ま
た、正常であるならば、次の処理に移る。
【0050】尚、ステップS43ないしステップS45
と、ステップS46ないしステップS48の処理の繰り
返し回数は、有限回に設定しても良い。すなわち、ステ
ップS45及びステップS48でYesの場合の後に、
処理回数のカウントアップと所定回数以上では、エラー
処理例えば異なるメモリ領域を使用する等の処理に移行
するようにすれば良い。
【0051】図7のステップS46において、前述した
“メモリブロックAの一部”とは、前記メモリブロック
B内のデータのうち、装置の設定値は常にプリセット値
でもよいため、前記メモリブロックAの装置の設定値
は、前記メモリブロックBに書き込まない場合を意味し
ている。
【0052】以上により、本実施例では、装置の積算使
用時間、書き換え回数等のデータを失うことを防止でき
る。また、本実施例では、書き換え回数データを失うこ
とを防止することにより、EEPROMに継続してバッ
クアップが可能となる。
【0053】図8及び図9は本発明の第4実施例に係
り、図8は光源装置の内部構成図、図9(a)はEEP
ROMのメモリマップの説明図、図9(b)は複数のメ
モリブロックとサムチェックを用いるデータのバックア
ップ方法に関するフローチャートである。
【0054】図8に示す光源装置41は、図5に示す光
源装置31のCPU34に代えて、RAM43及びEE
PROM44を含むCPU42を有している。また、前
記光源装置41は、前記光源装置21の構成に加えて、
前記CPU42と接続される通信手段45を有してい
る。前記通信手段45は、外部機器とのデータ例えば、
設定値の変更指示等のデータのやり取りを行うものであ
る。その他、第3実施例と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略する。
【0055】図8に示す光源装置41において、前記電
源スイッチ22がオン状態の時、操作手段28または、
通信手段45からの入力により装置の設定値が変更され
た場合、図9(b)のフローチャートに示すように、ス
テップS51で、現在のメモリブロックAのサムチェッ
クを行う。チェックの結果、正常であるならばステップ
S57で、前記現在のメモリブロックAにデータをバッ
クアップする。
【0056】ステップS51で結果が異常であった場
合、ステップS53で、現在のメモリブロックBのデー
タ及び現在のメモリブロックAの先頭アドレスをチェッ
クする。現在のメモリブロックBには、前回電源立ち上
げ時のメモリブロックAのデータが格納されているの
で、この立ち上げ時のデータがチェックされることにな
る。そして、ステップS54の判断において、前記現在
のメモリブロックBのデータと前記現在のメモリブロッ
クAの先頭アドレスとが初期値である場合、ステップS
55で、過去のメモリブロックAのデータを前記現在の
メモリブロックAに書き込む。
【0057】一方、ステップS54において、前記デー
タと前記先頭アドレスとが初期値ではない場合、ステッ
プS56で、前記現在のメモリブロックBのデータを前
記現在のメモリブロックAに書き込む。
【0058】EEPROM44は、一般的に書き換え回
数が有限であるため、前記過去のメモリブロックAに一
定回数、例えば10000回書き換え終了後、前記過去
のメモリブロックAのデータを前記現在のメモリブロッ
クAに移動している。
【0059】この移動時、または移動後、サムチェック
エラーが生じた場合、本来、前記現在のメモリブロック
Bからデータを書き移すが、その時、前記現在のメモリ
ブロックBには初期データしか格納されていない。そこ
で、前記過去のメモリブロックAのデータを前記現在の
メモリブロックAに書き込むことにより、書き換え回
数、装置の積算使用時間等のデータを失うことを防止し
ている。また、書き換え回数データを失わないことによ
り、EEPROMに継続してバックアップが可能とな
る。
【0060】以上述べたように、本発明では、重要なバ
ックアップデータの消失を防止することができる。
【0061】[付記1] 装置において所定動作を行う
手順と、データのバックアップ処理を行う手順と、を有
し、前記所定動作に伴うリセット信号の発生時期とバッ
クアップのためにデータをバックアップ先に書き込む時
期とが重ならないようにするため、前記所定動作が確定
した後にデータのバックアップ処理を開始するか、また
は前記データのバックアップ処理が終了した後に前記所
定動作を行うようになっているデータのバックアップ方
法。
【0062】前記[付記1]の記載によれば、装置にお
いて所定動作を行う際に必要となるリセット動作とバッ
クアップデータの書き換えを同時に起こすことを防止で
き、所定動作を行う際においても、装置の確実な初期化
または安定性を保つことができる。
【0063】[付記2] 光源を有し且つデータのバッ
クアップを行う光源装置において、所定動作としての光
源の点灯を行う手順と、前記光源の点灯動作に伴うリセ
ット信号の発生時期とバックアップのためにデータを記
憶手段に書き込む時期とが重ならないようにするため、
前記光源の点灯動作が確定したか否かを確認する手順
と、前記確認する手順にて前記光源の点灯動作が確定し
たことを確認した後に、バックアップ処理として記憶手
段にデータの書き込みを行う手順と、を有しているデー
タのバックアップ方法。
【0064】このデータバックアップ方法により、光源
の点灯時になされるリセット動作とバックアップデータ
の書き換えを同時に起こすことを防止し、光源点灯時に
おいても光源装置の安定性を保つことができる。
【0065】[付記3] 光源及び記憶手段を有し且つ
データのバックアップを行う光源装置において、前記光
源の点灯動作が完了したか否かを判断する点灯判断手順
と、前記点灯判断手順において、光源の点灯動作の完了
した場合に、設定値の変更をするよう指示があったか否
かを判断する変更指示判断手順と、前記変更指示判断手
順において前記設定値の変更指示があった場合にのみ、
データを前記記憶手段に書き込むバックアップ処理をす
る手順とを有しているデータのバックアップ方法。
【0066】前記データのバックアップ方法によれば、
前記光源の点灯動作の完了を確認するまで、データのバ
ックアップを許可することがない。
【0067】[付記4] 電源オフ時にデータのバック
アップを行う装置において所定の制御のための処理を行
っている際中に、前記装置の電源がオフか否かを判別す
る判別手順と、前記判別手順において電源がオフである
と判断した時にのみ、データのバックアップのための所
定の処理を行うバックアップ処理手順とを有し、前記バ
ックアップ処理手順においてデータのバックアップが終
了するまで、ランプの点灯動作を行わないようになって
いるデータのバックアップ方法。
【0068】[付記5] データがそれぞれ格納される
3つのメモリブロックのうち、第1のメモリブロックチ
ェック手段を用いて、第1のメモリブロックのデータを
所定の方法で検査し、格納されたデータが正常か否かを
判断する第1の検査手順と、前記検査手順にて前記デー
タが異常と判断された場合には、第2のメモリブロック
のデータを第2のメモリブロックチェック手段を用いて
検査し、前記データが初期値であるか否かを判断する第
2の検査手順と、前記第2の検査手順にて前記第2のメ
モリブロックのデータが初期値であった場合には、第3
のメモリブロックに格納されているデータを第1のメモ
リブロックに書き込む手順とを有しているデータのバッ
クアップ方法。
【0069】[付記6] データのバックアップを行う
光源装置において電源を立ち上げる際、複数のメモリブ
ロックを有する電気的消去書込可能な記憶装置(EEP
ROM)内において、バックアップに使用される第1の
メモリブロックのデータをサムチェックにより検査し、
前記データが正常か否かを判断する検査手順と、前記検
査手順にて前記データが異常と判断された場合、前回の
電源立ち上げ時における第1のメモリブロックのデータ
を格納している第2のメモリブロックのデータを前記第
1のメモリブロックに書き込む手順と、前記検査手順に
て前記データが正常と判断された場合、前記第1のメモ
リブロックのデータを前記第2のメモリブロックに書き
込む手順とを有しているデータのバックアップ方法。
【0070】[付記7] データのバックアップを行う
光源装置において設定値の変更に伴うデータのバックア
ップを行う際、複数のメモリブロックを有するEEPR
OM内においてバックアップに現在使用されている第1
のメモリブロックのデータをサムチェックにより検査
し、前記データが正常か否かを判断する第1の検査手順
と、前記第1の検査手順にて異常と判断された場合、前
回電源立ち上げ時における第1のメモリブロックのデー
タを格納している第2のメモリブロックのデータを検査
し、前記データが初期値であるか否かを判断する第2の
検査手順と、前記第2の検査手順にて前記データが初期
値であった場合、現在使用されている前記第1のメモリ
ブロックが使用される以前に第1のメモリブロックとし
て使用されていた第3のメモリブロックである過去の第
1のメモリブロックのデータを現在使用されている第1
のメモリブロックに書き込む手順とを有しているデータ
のバックアップ方法。
【0071】[付記8] 前記第2の検査手順にて前記
データが初期値でなかった場合、現在使用されている前
記第2のメモリブロックのデータを現在使用されている
第1のメモリブロックに書き込む手順とを有している
[付記7]記載のデータのバックアップ方法。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、所定方法による検査手
順により、メモリブロック上のデータの信頼性が失われ
てもデータの信頼性を回復が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、光源装置における光源としてのランプ
点灯時におけるデータのバックアップ方法に関するフロ
ーチャート。
【図2】図2(a)はメモリブロックの説明図、図2
(b)は電源オン時に行うデータのバックアップ処理に
関するフローチャート。
【図3】図3及び図4は第1実施例に係り、図3は光源
装置の内部構成図。
【図4】図4は光源装置のランプ点灯時におけるデータ
のバックアップ方法に関するフローチャート。
【図5】図5及び図6は第2実施例に係り、図5は光源
装置の内部構成図。
【図6】図6は電源オフに際してなされるデータのバッ
クアップ処理に関するフローチャート。
【図7】図5及び図7は第3実施例に係り、図7は二つ
のメモリブロックとサムチェックを用いるデータのバッ
クアップ方法に関するフローチャート。
【図8】図8及び図9は第4実施例に係り、図8は光源
装置の内部構成図。
【図9】図9(a)はEEPROMのメモリマップの説
明図、図9(b)は複数のメモリブロックとサムチェッ
クを用いるデータのバックアップ方法に関するフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…第1のメモリブロック 2…第2のメモリブロック S11…第1のメモリブロックの異常検出ステップ S12…データのバックアップのステップ S13…データの更新ステップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】内視鏡の分野に限られる訳ではないが、照
明用の装置としての光源装置では、光源としてのランプ
のON/OFFによりノイズが発生し易い。従って、光
源装置では、装置を制御するCPUがランプ点灯時のノ
イズで暴走することを防止するために、ランプ点灯時
に、CPUにリセットをかけている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図1のステップS1に示すその他の処理と
は、装置を制御するための処理である。この処理が終了
した後、ステップS2において、装置のランプが点灯し
ているか否かを確認する。ランプが点灯している場合、
既にランプ点灯時のリセットはなされた後なので、ステ
ップS4で、設定値の変更等のリセット指示があったな
らバックアップの処理を行う。すなわち、変更されたデ
ータをバックアップ用のメモリに格納あるいはデータの
更新をする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データをそれぞれ格納する複数のメモリ
    ブロックのうち、所定のメモリブロックに格納されたデ
    ータに対して所定の方法で検査をし、格納されたデータ
    が正常か否かを判断する検査手順と、 前記検査手順にて前記データが異常と判断された場合に
    は、検査対象となったメモリブロック以外の他のメモリ
    ブロックに格納されたデータで、検査対象となった前記
    メモリブロックを初期化する手順と、 前記検査手順にて前記データが正常と判断された場合に
    は、検査対象となったメモリブロックのデータの少なく
    とも一部を前記他のメモリブロックに書き込む手順とを
    有している、 ことを特徴とするデータのバックアップ方法。
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