JPH0723980B2 - 複写管理装置 - Google Patents

複写管理装置

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JPH0723980B2
JPH0723980B2 JP3266632A JP26663291A JPH0723980B2 JP H0723980 B2 JPH0723980 B2 JP H0723980B2 JP 3266632 A JP3266632 A JP 3266632A JP 26663291 A JP26663291 A JP 26663291A JP H0723980 B2 JPH0723980 B2 JP H0723980B2
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名知夫 世古
真澄 池末
隆志 矢野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置に関し、特
に、一枚の複写毎に枚数又は記録紙使用量をカウントダ
ウンをして使用量管理をしうる複写装置に関し、特に、
該管理を行なう複写管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一枚の複写毎に枚数又は記録紙使用量を
カウントアップをして使用量管理をしうる複写装置に
は、一般に電磁式又は電子式のデジタルカウンタを備え
たものや、あるいは、それを複写機本体に着脱しうるよ
うにしたものがある。いずれにしてもカウンタは複写機
の使用状態の管理に参照するため、および/又は複写枚
数の管理の参照のために用いられている。たとえばカウ
ンタを固着した複写機では、コピ−枚数をカウンタの検
針で求めてメンテナンス料金を請求したり、あるいはコ
ピ−代金を請求したりするが、コピ−代金の請求におい
てまず検針が必要であり、メンテナンス料金の請求にお
いても検針により使用枚数を求める計算が必要である。
カウンタを使用する複写機では、1個又は数個のカウン
タを1台の複写機に割り当てるが、やはりカウンタの検
針や数個のカウンタの検針デ−タの集計等も必要であ
る。このように従来においては、カウンタの検針が必要
であり、この検針や集計がわずらわしいという問題があ
る。
【0003】特開昭54−104837号公報には、使
用権限のない者による複写機のみだりな使用を防止する
ため、また部門毎の複写使用量を管理するために磁気カ
−ド等の記録媒体と情報再生装置を用いる複写機が開示
されている。磁気カ−ドには、使用部門を示すIDが記
録されており、複写機には、複写枚数累算用のRAMが
あり、該カ−ドを用いた複写枚数の部門毎の累算値が記
録される。複写機は、カ−ドの正否を検出し、異常なカ
−ドのときには複写不可とする。
【0004】特開昭50−50097号公報には、現金
カ−ドを使用する発券装置が開示されている。現金カ−
ドを用いて乗車券を買うとき、発券機が故障すると、す
でに精算が終っている分の乗車券代を現金で放出する。
【0005】先願である実開昭56−47536号公報
には、磁気カ−ドに記録された総複写可能枚数と複写終
了毎にカウントアップされる累算複写枚数とを比較し、
累算複写枚数が総複写可能枚数に一致したら複写動作を
禁止する複写装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、管理者が複写
使用量管理を行なうにあたり、管理者自身が磁気カ−ド
に複写可能枚数情報を記録し、新規なカ−ドを発行する
ようにすれば、カ−ド発行総数も迅速且つ的確に把握で
き、さらにカ−ドを発行して欲しいというユ−ザからの
要望にも迅速に対応できるようになる。しかしながら、
上記実開昭56−47536号公報を含む従来技術で
は、上記要望に対応する複写管理装置は実現されていな
い。
【0007】上記要望に沿う場合でも、例えばレンタル
複写機に管理者自身が新規なカ−ドを発行しうる管理装
置を適用した場合に、発行する磁気カ−ドに各店舗固有
の部門コ−ド情報を設定できるようにしておけば、ある
店舗で発行した磁気カ−ドの他の店舗での流用を防止で
き、固定ユ−ザの確保が可能となる。また、レンタル複
写機に限らず、一般のオフィスでの複写料金管理又は複
写使用量管理にあたっても、管理者側で部門コ−ドの設
定ができるようになれば、部門コ−ドの各利用者への割
当を容易に把握することができ、部門コ−ド別の複写料
金管理又は複写使用量管理が極簡単になる。
【0008】本発明は、上記要望に対応し、管理者自身
が新規なカ−ドを発行することができ、しかも部門別の
複写量管理をしうる該複写管理装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の複写管理装置
は、可搬情報媒体と、前記可搬情報媒体に記録された部
門コ−ド及び複写可能枚数情報を読み取る読み取り手段
と、前記読み取り手段で読み取った部門コ−ド情報を記
憶する第1記憶手段と、前記読み取り手段で読み取った
複写可能枚数情報を記憶する第2記憶手段と、予め設定
された複数の部門コ−ド情報を記憶する第3記憶手段
と、前記第1記憶手段に記憶した部門コ−ド情報と前記
第3記憶手段に記憶した複数の部門コ−ド情報のうち特
定の部門コ−ド情報とを比較し、複写動作の許可/不許
可を判断する判断手段と、前記判断手段が複写動作の許
可を判断したとき、1回の複写終了ごとに前記第2記憶
手段に記憶した複写可能枚数情報を1カウントダウンし
た値に更新する更新手段と、前記更新した複写可能枚数
情報が予め決められた設定値に達するまで複写動作を許
可する制御手段と、を有する複写管理装置であって、前
記第3記憶手段への前記特定の部門コ−ド情報の設定に
当り、前記第3記憶手段への部門コ−ド情報の入力を許
可する許可手段と、部門コ−ド情報を入力する入力手段
と、前記第3記憶手段に記憶した複数の部門コ−ド情報
のうち、前記入力手段で入力した部門コ−ド情報に対応
する部門コ−ド情報を指定する指定手段と、前記指定手
段で指定した部門コ−ド情報に対応する情報を前記可搬
情報媒体に記録する記録手段と、を有することを特徴と
する。
【0010】
【作用】管理者が、許可手段で部門コ−ド情報の入力を
許可し、入力手段で部門コ−ド情報を入力すると、第3
記憶手段が、入力した部門コ−ド情報を記憶する。そし
て、指定手段で、該入力した部門コ−ド情報に対応する
部門コ−ド情報を指定すると、記録手段が指定された部
門コ−ド情報を可搬情報媒体に記録する。このように、
管理者は、部門コ−ド情報を可搬情報媒体に設定するこ
とができる。
【0011】しかして、読み取り手段が、可搬情報媒体
に記憶された部門コ−ド及び複写可能枚数情報を読み取
り、第1記憶手段が、読み取った部門コ−ド情報を記憶
し第2記憶手段が、読み取った複写可能枚数情報を記憶
する。そして判断手段が、第1記憶手段に記憶した部門
コ−ド情報と第3記憶手段に記憶した複数の部門コ−ド
情報のうち特定の部門コ−ド情報とを比較し、複写動作
の許可/不許可を判断し、更新手段が、判断手段の許可
による1回の複写終了ごとに複写可能枚数情報を1カウ
ントダウンし、複写動作許可手段が、該更新した複写可
能枚数情報が設定値に達するまで複写動作を許可する。
【0012】したがって、管理者が上述のように部門コ
−ドを設定した可搬情報媒体を保有する者は、該可搬情
報媒体の複写可能枚数情報で定まる枚数の複写を行なう
ことができる。
【0013】以上のように管理者自身が部門コ−ドを記
録したカ−ドを発行することができ、部門コ−ド別の複
写量管理が極簡単になる。さらに、カ−ドを発行して欲
しいというユ−ザからの要望にも迅速に対応できるよう
になる。
【0014】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0015】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。図1に示す
複写装置の機構部分を説明すると、コンタクトガラス板
1上にあって押え板2によりコンタクトガラス板1に押
し付けられている原稿3の画像は、照明灯4で照らさ
れ、第1ミラ−5、第2ミラ−6、レンズ8、第3ミラ
−9、第4ミラ−10およびスリット7を介して感光体
ドラム11に投射される。照明灯4、第1ミラ−5およ
び第2ミラ−6は、感光体ドラム11の矢印方向の回動
に同期して、コンタクトガラス板1に沿って矢印AR2
およびAR3の方向に走査駆動される。これにより感光
体ドラム11の表面に原稿3の画像の全体が投射され、
その画像に対応した潜像が形成される。この潜像は現像
装置12により現像され、現像トナ−は転写チャ−ジャ
13の直下において、レジストロ−ラ14より送られて
来る記録紙に転写される。記録紙上のトナ−像は定着ロ
−ラ15で定着処理され、定着を終えた記録紙は搬送ロ
−ラ16により排紙トレイ17上に送出される。18は
帯電チャ−ジャ、19は除電チャ−ジャ、20はクリ−
ニングロ−ラ、21はクリ−ニングブレ−ドである。図
1に示す複写装置は2個のカセット221および222
脱着しうる2段給紙タイプのものである。給紙コロ23
1および232の一方が選択的に駆動されることにより、
カセット221又は222内にある記録紙がレジストロ−
ラ14に送り出される。
【0016】次に電装部を説明する。複写機本体の上面
部に操作ボ−ド24および磁気記録再生装置25が装着
されている。これらの平面図を図2に示す。操作ボ−ド
24には、電源スイッチ24a、プリントキ−24b、
コピ−枚数設定用のテンキ−24c、カセット指定キ−
24d1,24d2および後述する不揮発性RAM27へ
のデ−タの書込用およびカ−ドデ−タ処理用の書込キ−
24eが設置されており、かつ選択ペ−パサイズディス
プレイおよび状態表示灯24i、操作指示用の表示灯2
4j1〜24j3、コピ−可否表示灯24f、セット枚数
ディスプレイ24g、コピ−枚数ディスプレイ24hお
よびブザ−24kが備わっている。そしてこの操作ボ−
ド24に、磁気カ−ドよりの磁気情報読取および磁気カ
−ドへの磁気情報記録を行なう磁気記録再生装置25が
一体化されている。
【0017】操作ボ−ド24の上記各要素は、図3に示
すように、本発明の第1および第2制御手段として用い
られかつ複写機本体の中央制御装置として用いられたマ
イクロコンピュ−タシステム26に接続されている。こ
のマイクロコンピュ−タシステム26は、入出力ポ−ト
26f、中央処理ユニット(又はマイクロプロセッサ;
以下CPUと略称する)26a、システムコントロ−ラ
26d、読み出し専用メモリ(以下ROMと称する)2
6b、読み書きメモリ(以下RAMと称する)26c、
およびクロックパルス発振器26eを要素とするマイク
ロコンピュ−タシステムとされており、このマイクロコ
ンピュ−タシステム26に、それによって書込及び読み
出しをしうる形で不揮発性の読み書きメモリ(以下不揮
発性RAMと称する)27が接続されている。
【0018】ROM26には、電源スイッチ24の閉動
作に応答して複写装置各部の電源を投入する電源投入シ
−ケンスプログラムデ−タ、複写プログラムデ−タ、磁
気カ−ド情報の読み書き制御プログラムデ−タ、上記各
動作を行なうにおいて参照するタイミングデ−タ、およ
び、各部定数設定用のデ−タが予め固定メモリされてい
る他に、更に、書込スイッチ24eが閉状態において不
揮発性RAM27にデ−タを書込む書込プログラムデ−
タと、書込スイッチ24eが開状態において入出力ポ−
ト26fに与えられるコ−ドで表わされる不揮発性RA
M27の読出アドレスのメモリデ−タを読み出すコ−ド
判読プログラムデ−タ、ならびに書込スイッチ24eが
閉状態において、磁気カ−ドへの書込、磁気カ−ド情報
の収集を行なう磁気カ−ドデ−タ処理プログラムデ−タ
が固定メモリされている。
【0019】CPU26aは、ROM26bより各プロ
グラムデ−タを読み出して一時RAM26cに格納し、
そのプログラムに従がってシステムコントロ−ラ26d
に、入出力ポ−ト26f、ROM26b,RAM26c
および不揮発性RAM27等を特定するデ−タと、ポ−
ト選択、書込指定、読出指定等の命令デ−タを与える。
システムコントロ−ラ26dはこれらのデ−タを解読し
て特定の要素26a〜26c,26fに特定の指令信号
を与える。RAM26cには、プログラムデ−タの他
に、プログラムの実行において参照されるタイミングデ
−タや定数設定用のデ−タ等がROM26bより読み出
されて格納され、また、入出力ポ−ト26fに外部より
到来する各種デ−タが一時格納される。
【0020】書込スイッチ24eのキ−上部は、図2に
示すように、通常は操作されないようにカバ−24lで
覆われており、このカバ−24lは必要に応じて鎖錠さ
れる。このカバ−24lを外し、書込スイッチ24eを
閉とすると、ROM34よりテンキ−24c読取および
入力指定判読プログラムデ−タがRAM26cに読出記
憶され、システム26はそのプログラムデ−タに基づい
て、テンキ−24cの操作入力より、部門No.の書
込、磁気カ−ドへの複写可枚数の書込、磁気カ−ドデ−
タの収集および表示のいずれが指定されたかを判定し、
判定に基づいて対応プログラムデ−タに基づいてデ−タ
処理を行なう。このデ−タ処理フロ−を図4の「STA
RT」から4番目の「テンキ−24cスキャン&入力が
あればレジスタZにメモリ」以下、ならびに図5および
図6に示す。なお、説明の便宜上、CPU26aの内部
RAMおよび/又はRAM26aの各デ−タ記憶領域を
レジスタと呼ぶこととし、レジスタに次の第1表に示す
ように記号を付して所要デ−タを読み書きするとしてい
る。
【0021】 第1表 レジスタ名 メモリ内容 レジスタA 磁気カ−ドの部門No.デ−タ レジスタB 磁気カ−ドの複写可枚数デ−タ レジスタC 複写セット枚数デ−タ レジスタD 複写枚数デ−タ ・ ・ ・ ・ ・ ・ レジスタT トラブル種別毎の発生回数 レジスタU 磁気カ−ドのA3サイズ複写済枚数 レジスタV 磁気カ−ドのB4サイズ複写済枚数 レジスタW 磁気カ−ドのA4サイズ複写済枚数 レジスタX 磁気カ−ドのB5サイズ複写済枚数 レジスタY 磁気カ−ドおよびRAM27に記録する部門No. レジスタZ テンキ−24c入力が示すデ−タ処理指定コ−ド なお、各デ−タの記憶領域は必ずしも固定されていると
は限らず、同じメモリ領域を別名のレジスタ名として時
系列で別の時点に使用することもある。
【0022】電源スイッチ24aがオンとされると、電
源投入シ−ケンスプログラムデ−タに基づいて複写機本
体各部に電源が所定のタイミングで投入される。そして
書込キ−24eがオンとされると、テンキ−24cの操
作読取に移り、テンキ−24cの入力をレジスタZにメ
モリする。そしてテンキ−入力があったことを確認する
と、レジスタZのメモリコ−ドを参照して磁気カ−ドの
デ−タ処理を行なう。このデ−タ処理の種類は、(1) こ
の複写機を使用しうる部門No.のRAM27への書込
みと磁気カ−ドへの記録(図4)、(2) 磁気カ−ドへの
複写可枚数の記録(図6)、(3) 磁気カ−ドのトラブル
デ−タの収集(図5の左欄)、(4) 磁気カ−ドのサイズ
別複写サイズデ−タの収集(図5の右欄)、の4種であ
る。
【0023】まず上記(1)を説明すると、レジスタZの
メモリコ−ドが上記(1)を示すものであると、表示灯2
4j3を点灯してカ−ドの差し込みを指示し、カ−ドが
差し込まれると、装置25内のマイクロスイッチが閉と
なり、これを検知して表示灯24j1を点灯(24j3
消灯)して部門No.の入力をうながす。テンキ−24
cで2桁の入力があると、それをディスプレイ25gに
表示し、RAM27の部門No.デ−タ記憶領域の、入
力(2桁)で定まるアドレスに「1」をメモリし、入力
コ−ドを磁気カ−ドに記録し、カ−ドを排出する。これ
により、複写装置のRAM27に、複写可能な部門N
o.がセットされ、かつ磁気カ−ドに部門No.コ−ド
が記録されたことになる。
【0024】この磁気カ−ドに複写可枚数を記録するに
は、テンキ−24cで上記(2)を指定するキ−操作入力
を行なう。この入力があると、システム26は表示灯2
4j3を点灯してカ−ドの挿入を指示し、カ−ドがセッ
トされると表示灯24j2を点灯(24j3は消灯)して
複写可枚数の入力を指示する。キ−24cで6桁の数字
が入力されると、それを表わすコ−ドをレジスタBにメ
モリし、それをディスプレイ25gと24hで表示し、
磁気カ−ドに記録し、磁気カ−ドを排出する。このよう
に部門No.と複写可枚数を記録した磁気カ−ドを、料
金と引替えに、あるいは台帳にカ−ドNo.と使用者又
は使用部門を記帳した上で、複写機使用対象者又は部門
に渡す。後述するように、カ−ド保持者はそのカ−ドを
複写機にセットして複写を行なうことができ、1回の使
用毎に、複写可枚数が減算されて更新記録され、使用中
に、ペ−パジャム、トナ−切れ、ぺ−パ切れおよびその
他の所定のトラブルがあると、トラブル記録領域にトラ
ブル発生回数が更新記録され、またペ−パサイズ別に複
写枚数が累算されて更新記録される。使用済のカ−ドを
回収したとき、あるいは複写可枚数が零でなくても複写
機の使用状態を確認するためにカ−ドを回収もしくは一
時収集したときには、書込キ−24eをオンとした状態
で、キ−24cの操作で前記(3)又は(4)を指定するコ−
ドを入力する。 (3)を指定したとき、システム26
は、表示灯24j3を点灯してカ−ドの挿入を指示し、
カ−ドがセットされると、カ−ドに記録されているトラ
ブルデ−タ(発生回数)をトラブル別にレジスタTにメ
モリし、これを終えるとまた(別の)カ−ドが差し込ま
れたか否かを見て、差し込まれていると上述と同様にデ
−タを読んでレジスタTに加算メモリし、カ−ドが差し
込まれていないと、キ−24cの入力を監視し、トラブ
ル指定コ−ドが入力されたか否かを見る。トラブル指定
コ−ドが入力されると、指定されたトラブルの回数をレ
ジスタTより読んでディスプレイ24hに表示する。以
上の操作でトラブルの集計をしうる。
【0025】キ−24cの操作で前記(4)が指定された
ときには、システム26は表示灯24j3を点灯してカ
−ドの挿入を指示し、カ−ドがセットされると、カ−ド
のサイズ別の複写可枚数累算値をレジスタU〜Xに加算
メモリし、カ−ドを排出して次のカ−ドが差し込まれる
のを待ち、更にカ−ドが差し込まれるとそのサイズ別複
写枚数デ−タをレジスタU〜Xに加算メモリする。カ−
ドが差し込まれないでサイズを指定するコ−ドがテンキ
−24cで入力されると、そのサイズに対応付けられた
レジスタU,V,W又はXのデ−タを読んでディスプレ
イ24gと24hに6桁で表示する。以上の操作でサイ
ズ別の複写枚数の集計をしうる。
【0026】以上のようにして、管理者は、書込キ−ス
イッチ24eをオンとした状態で前記(1)〜(4)を指定す
るコ−ドをテンキ−24cで入力し、表示灯24j1
24j3の指示に従ってカ−ドをセットし、かつテンキ
−24cでデ−タに対応付けられたコ−ドを入力するこ
とにより、複写装置への複写可能部門No.のセット、
および磁気カ−ドの記録,再生読取を行ない得る。
【0027】次にカ−ドを用いた複写について、図7お
よびそれに続く図8のフロ−を参照して説明する。電源
スイッチ24aが投入された状態で書込キ−スイッチ2
4eがオンでないと、システム26は、表示灯24を点
灯して、磁気カ−ドの挿入を指示する。そしてカ−ドが
セットされると、カ−ドの磁気情報を読み取り、その部
門No.をレジスタAに、複写可枚数をレジスタBにメ
モリする。そしてレジスタAのデ−タをアドレスとして
RAM27のメモリを読み出し、そのメモリが「1」で
あると、つまり、複写装置(のRAM27)にその部門
No.がセットされていると、次にレジスタBの内容が
零か否かを見る。零であるとそのカ−ドは使い尽されて
いるので、ブザ−25kを付勢してプログラムタイマ−
(クロックパルスが現われる毎にタイマ−レジスタの内
容に1を加えて加算更新メモリをし、メモリデ−タが所
定値に達したか否かを見て、達しているとタイムオ−バ
信号を生ずるプログラムで設定されたタイマ)をセット
し、タイムオ−バとなるとカ−ドを排出し、複写装置電
源を遮断する。なお、この動作は、セットされた磁気カ
−ドに部門No.の記録がなかったり、あるいはあって
もRAM27にメモリされていないものであるときにも
同様に行なわれる。したがって、磁気カ−ドが所定のも
のでないとき、ならびに、記録されている複写可枚数が
零であるときには、複写を行なうことはできない。
【0028】さて、複写可枚数が零でないと、テンキ−
24cの入力を読み取りレジスタCにメモリし、ディス
プレイ25gに表示する。入力操作がなかったときには
レジスタCのメモリは零で、ディスプレイ25gの表示
は「000」である。次に現像剤循環、ヒ−タウォ−ム
アップ、トナ−濃度、ペ−パセット等々の複写準備がレ
ディであるか否かを見て、レディであるとプリントキ−
24bが押されたか否かを見る。押されていない間は枚
数セットの読取を見ながら、プリントキ−24bの押下
を待つ。
【0029】プリントキ−24bが押されると、表示灯
24fを点灯して複写開始を表示し、複写動作に移る。
1枚のコピ−を終えると、レジスタDの内容に1を加え
て和をそのレジスタDに更新メモリし、レジスタDの内
容をディスプレイ24hに更新表示する。そしてレジス
タBの内容より1を減算し、残値をレジスタBに更新メ
モリする。そしてレジスタCの内容つまりセット枚数と
レジスタDの内容つまりコピ−枚数とを比較し、後者が
前者以上であると所定数のコピ−を終了しているので、
サイズ信号を参照して、使用ペ−パサイズ区分でレジス
タDの内容を磁気カ−ドの複写枚数に加えて和を磁気カ
−ドに更新記録する。そしてクリアキ−(この場合複写
を終えるという指定に使用される)がオンか否かを見
て、オンでなければまた複写を行なうであろうとして、
図8の丸印を付したeに飛び、レジスタBの内容が零で
ないことを確認してテンキ−24cの入力監視に戻る。
クリアキ−がオンとされると、磁気カ−ドの複写可枚数
記録領域にレジスタBの内容を更新記録し、カ−ドを排
出して複写待機(図4の丸印を付したc)に戻る。
【0030】レジスタCとDの内容を比較したとき、後
者が前者未満であるとまた設定枚数のコピ−を終了して
いないので、レジスタBの内容が零であるか否かを見
て、零でないと図8の複写(丸印を付したd)に戻る。
零であるとそのカ−ドに割り当てられた複写可能枚数の
コピ−を尽していることになるので、使用ペ−パサイズ
区分における磁気カ−ド上の複写枚数にレジスタDの内
容を加えて、和をその磁気カ−ドのサイズ区分部に更新
記録し、かつ磁気カ−ドの複写可枚数記録領域にレジス
タBの内容「零」を更新記録し、カ−ドを排出し、電源
を遮断する。
【0031】以上に説明した動作フロ−を制御するプロ
グラムデ−タはROM26bに固定メモリされている。
カ−ド保持者は、したがってカ−ド上の複写可枚数が零
になるまで、複写が必要となる毎に複写装置にカ−ドを
セットして複写を行ない得る。複写をする毎にカ−ド上
の複写可枚数が減算され更新され、かつ使用ペ−パサイ
ズ毎に、使用複写枚数の累計値がカ−ドに更新記録され
る。
【0032】次に複写動作中にトラブルが起った場合の
動作を図9に示すフロ−を参照して説明する。複写装置
においては、トラブルの種類毎にコ−ドが割り当てられ
ており、トラブルが発生し、それが割込読取されると、
トラブルコ−ドがRAM26c又はCPU26aの内部
RAMにセットされ、複写動作を禁止し、排紙設定を行
なう。表示灯24iまた必要に応じてブザ−24kでト
ラブルを報知し、磁気カ−ドの、前記トラブルコ−ドに
対応付けられた記録領域のデ−タを読んでそれに1を加
え、和をその領域に更新記録する。そして、複写終了時
や複写中止時(レジスタBの内容が零)の場合と同様
に、磁気カ−ドのペ−パサイズ別複写枚数記録領域にレ
ジスタDの内容を加えた和を更新メモリし、かつ複写可
枚数記録領域にレジスタBの内容を更新記録し、カ−ド
を排出する。トラブル報知は継続とする。このトラブル
記録により、カ−ドには、トラブル毎にその発生回数が
記録されることになる。
【0033】なお、上記実施例においては、複写装置の
RAM27に使用可能カ−ドに対応する部門No.を登
録するようにしているが、これは必ずしも必要不可欠で
はない。この登録をしない場合でも、カ−ドの複写枚数
管理は行ないうる。いずれにしても、カ−ドNo.又は
前述の部門No.を、そのカ−ドがセットされたときに
ディスプレイ24gおよび/又は24hに表示させるよ
うにしてもよい。
【0034】また、前記実施例においては、複写機本体
の操作ボ−ド部に磁気記録再生装置を設置しているが、
たとえば図10に示す枚数管理ユニット28を複写機本
体とは別体としてそれに接続し、このユニット28に磁
気記録再生装置28aおよびディスプレイ28bを備え
て、このユニット又は複写機本体に制御装置を備えても
よい。またユニット28に、磁気カ−ドの記録用および
カ−ドデ−タ収集用の操作ボ−ドを備えてもよいし、ま
た、磁気カ−ドへの部門No.および複写可枚数の記録
を行なう装置を単独のユニットとしてもよく、磁気カ−
ドのデ−タ収集を行なう装置をこのユニットと一体とす
るか、あるいは別体の単独ユニットとしてもよい。これ
らは、管理する複写機の台数、管理領域等々の管理シス
テム構成より定めてもよい。
【0035】更には、前記実施例は予め所定サイズにカ
ットした複写紙を使用する複写機を対象としているが、
本発明はロ−ル紙を装備し1コピ−毎に所定サイズに切
断する複写機にも同様に実施しうる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、管理者自
身が複写可能枚数情報を記録した新規なカ−ドを発行す
ることができ、また、設定枚数の複写使用を終えたカ−
ドに再度複写可能枚数情報を更新記録し再発行すること
ができ、管理者がカ−ド発行総数および設定複写枚数総
数を迅速且つ的確に把握でき、さらに、カ−ドを発行し
て欲しいというユ−ザからの要望にも迅速に対応できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の機構部の構成の概要を示
すブロック図である。
【図2】 図1に示す複写装置の操作ボ−ド24の拡大
平面図である。
【図3】 図1に示す複写装置の電気制御部の構成の概
要を示すブロック図である。
【図4】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図6】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図7】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 図3に示すコンピュ−タシステム26の制御
動作の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図10】 本発明の他の他の実施例の一部分を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1:コンタクトガラス板 2:押え板 3:原稿 4:照明灯 5:第1ミラ− 6:第2ミ
ラ− 7:スリット 8:レンズ 9:第3ミラ− 10:第4ミ
ラ− 11:感光体ドラム 12:現像装
置 13:転写チャ−ジャ 14:レジス
トロ−ラ 15:定着ロ−ラ 16:搬送ロ
−ラ 17:排紙トレイ 18:帯電チ
ャ−ジャ 19:除電チャ−ジャ 20:クリ−
ニングロ−ラ 21:クリ−ニングブレ−ト 221,2
2:カセット 231,232:給紙コロ 24:操作ボ
−ド 24a:電源スイッチ 24b:プリ
ントキ− 24c:テンキ− 24d1,24d2:カセ
ット指定キ− 24e:書込キ− 24f:コピ
−可否表示灯 24g:セット枚数ディスプレイ 24h:コピ
−枚数ディスプレイ 24i:状態表示灯 24j1〜24j3:操作
指示用の表示灯 24k:ブザ− 24l:カバ
− 25:磁気記録再生装置 26:マイクロコンピュ
−タシステム 26a:CPU 26b:RO
M 26c:RAM 26d:シス
テムコントロ−ラ 26e:クロックパルス発振器 26f:入出
力ポ−ト 27:不揮発性RAM 28:枚数管
理ユニット 28a:磁気記録再生装置 28b:ディ
スプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−28617(JP,A) 特開 昭54−44523(JP,A) 特開 昭54−72055(JP,A) 実開 昭56−47536 (JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可搬情報媒体と、 前記可搬情報媒体に記録された部門コ−ド及び複写可能
    枚数情報を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段で読み取った部門コ−ド情報を記憶す
    る第1記憶手段と、 前記読み取り手段で読み取った複写可能枚数情報を記憶
    する第2記憶手段と、 予め設定された複数の部門コ−ド情報を記憶する第3記
    憶手段と、 前記第1記憶手段に記憶した部門コ−ド情報と前記第3
    記憶手段に記憶した複数の部門コ−ド情報のうち特定の
    部門コ−ド情報とを比較し、複写動作の許可/不許可を
    判断する判断手段と、 前記判断手段が複写動作の許可を判断したとき、1回の
    複写終了ごとに前記第2記憶手段に記憶した複写可能枚
    数情報を1カウントダウンした値に更新する更新手段
    と、 前記更新した複写可能枚数情報が予め決められた設定値
    に達するまで複写動作を許可する制御手段と、を有する
    複写管理装置であって、 前記第3記憶手段への前記特定の部門コ−ド情報の設定
    に当り、 前記第3記憶手段への部門コ−ド情報の入力を許可する
    許可手段と、 部門コ−ド情報を入力する入力手段と、 前記第3記憶手段に記憶した複数の部門コ−ド情報のう
    ち、前記入力手段で入力した部門コ−ド情報に対応する
    部門コ−ド情報を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定した部門コ−ド情報に対応する情報
    を前記可搬情報媒体に記録する記録手段と、を有するこ
    とを特徴とする複写管理装置。
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