JP2710358B2 - 画像収録装置用検索装置 - Google Patents

画像収録装置用検索装置

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JP2710358B2
JP2710358B2 JP63246688A JP24668888A JP2710358B2 JP 2710358 B2 JP2710358 B2 JP 2710358B2 JP 63246688 A JP63246688 A JP 63246688A JP 24668888 A JP24668888 A JP 24668888A JP 2710358 B2 JP2710358 B2 JP 2710358B2
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像情報が記録される画像領域を備えた記
録媒体を用いて画像の検索を行う画像収録装置に用いら
れ所定の画像情報を検索する画像収録装置用検索装置に
関する。
[従来の技術] マイクロフイルム等の電子写真フイルムへ画像を記録
し、記録された画像を投影したり、受像紙へ複写可能な
リーダプリンタが提案されている。
電子写真フイルムは、帯状に形成され、その両端部が
巻取軸に層状に巻き取られてカセツト内へ収容されてい
る。ここで、巻取軸を回転させることにより、電子写真
フイルムを駆動させることができる。電子写真フイルム
には、1画像領域毎にブリツプマークが付されている。
このブリツプマークはフオトセンサにより読み取られ、
カウントされるようになっており、電子写真フイルムの
先頭から駆動を開始してカウントすることにより、電子
写真フイルムを所定位置(記録、投影又複写位置)へ位
置決めすることができる。
電子写真フイルムの駆動は磁気テープに記録された制
御情報によって制御されるようになっている。磁気テー
プは、電子写真フイルムの先端へ連続して接続され、電
子写真フイルムと共に巻取軸へ層状に巻き取られてカセ
ツトへ収容されている。すなわち、カセツトをリーダプ
リンタへ装填すると、まず磁気テープに記録された制御
情報がリーダプリンタ内の記憶装置へ読み取られ、その
後はこの読み取られた制御情報に基づいて電子写真フイ
ルムの駆動、記録を制御している。
制御情報には、撮影済みフラグを示す撮影有無情報、
関連する画像コマの集合を表すフアイルの先頭か否かを
示すアトリビユート、不連続を示すフラグからなるステ
ータス情報、フアイル情報、不連続アドレス情報があ
る。
ところで、画像コマを検索する場合、通常は1画像コ
マのみではなく、同一のフアイル内に収容されている画
像コマを連続して見たい場合が多い。このため、リーダ
プリンタでは、右送りキーと左送りキーとで構成された
検索キーを設け、一度特定の画像コマを検索すると、以
後は右送りキー又は左送りキーを操作して、隣り合う画
像コマを表示することができるようにしている。また、
確認したい画像コマが多い場合、その都度検索キーを操
作するのはめんどうであるので、自動送りモードを設定
し、所定時間毎に順次コマ送りすることもできるように
なっている。これにより、作業者は、リーダプリンタに
手を触れることなく自動的に画像コマを順次確認するこ
とができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この自動送り時の1画像コマの表示時
間は一定であり、例えば、図面のように時間をかけて見
たい画像では短すぎるし、文書のように短時間で確認し
たい画像では長すぎるといったような確認作業時間との
間で大きなずれが生じることがあり、却って作業性を低
下させることがある。
本発明は上記事実を考慮し、検索した画像を確認した
うえで1画像の表示時間を設定して自動送りさせること
ができ、作業性を向上させることができる画像収録装置
用検索装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る画像収録装置用検索装置は、画像情報が
記録される画像領域を備えた記録媒体を用いて画像の検
索を行う画像収録装置に用いられ所定の画像情報を検索
する画像収録装置用検索装置であって、指定された画像
情報を検索する画像情報検索手段と、検索された画像情
報を表示する表示手段と、操作員が画像情報の表示順序
を指定するための表示順序指定手段と、操作員が前記表
示順序指定手段により指定した表示順序に基づいて、前
記表示手段に表示する画像情報を切り換える切換え手段
と、操作員が前記表示順序指定手段を所定時間以上継続
して操作した場合に、該操作の継続時間に応じて1画像
情報の表示時間を設定する設定手段と、前記設定手段に
より1画像情報の表示時間が設定された場合に、該設定
された表示時間毎に、前記表示順序指定手段により指定
した表示順序に基づいて、前記表示手段に表示する画像
情報を自動的に順次切り換える自動切換え制御手段と、
を有している。
[作用] 指定された画像情報が画像情報検索手段により検索さ
れると、表示手段によりその画像情報が表示される。こ
こで、操作員が表示順序指定手段によって画像情報の表
示順序を指定すると、切換え手段によって前記指定され
た表示順序に基づいて、表示手段に表示される画像情報
が切り換えられる。
さらに、操作員が表示順序指定手段を所定時間以上継
続して操作すると、設定手段によって該操作の継続時間
に応じて1画像情報の表示時間が設定される。そして、
自動切換え制御手段によって、前記設定された表示時間
毎に、前記指定した表示順序に基づいて、表示手段に表
示される画像情報が自動的に順次切り換えられる。即
ち、操作員は、1つの画像情報を確認しながら、表示順
序指定手段を所定時間以上継続して操作することで、該
操作の継続時間に応じて1画像情報の表示時間を設定す
ることができ、それ以降は該設定した表示時間毎に、表
示手段に表示される画像情報を自動的に順次切り換える
ことができる。
このように1画像情報の表示時間を、実際に表示され
た上記1つの画像情報の確認作業時間に応じて設定し、
該設定した表示時間毎に画像情報を自動的に順次切り換
えて表示させることができるので、画像情報の確認作業
を適度な時間だけ実行することができ、作業性を著しく
向上させることができる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を説明する。なお、以下の実施
例では本発明に支障のない数値を用いて説明するが、本
発明はこれらの数値に限定されるものではない。
第1図、第2図には本発明が適用されたリーダプリン
タ10の実施例が示されている。
リーダプリンタ10はカセツト化された電子写真フイル
ム32(第2図参照)へ記録されたマイクロ画像をスクリ
ーン上へ拡大投影するリーダー機能と、電子写真フイル
ム32の画像を受像紙へ複写する複写機能と、原稿の画像
を電子写真フイルムへ記録するプリント機能とを備えて
いる。
(装置本体の構成) 第1図、第2図に示されるように、リーダプリンタ10
はリーダプリンタ本体12と、リーダプリンタ本体12の置
台をも兼ね、複写装置16が内蔵されたハウジング14とが
一体とされて構成されている。
リーダプリンタ本体12は、左側に位置し略直方体とさ
れた左ハウジング20と、右側に位置して上面が左ハウジ
ング20より低い右ハウジング22とから構成されており、
両ハウジングは内部で連通されている。
左ハウジング20の前面には、ハウジング前部開口部を
塞いで、僅かに後傾されて透過型のスクリーン24が配設
され、上部に原稿台26が配設されている。原稿台26に
は、開閉可能とされた原稿押え板28の下部に、左ハウジ
ング20の上部開口部を塞いで透明なガラス板30(第2図
参照)が配設されている。
右ハウジング22の前面には、第5図に示される如く、
マイクロフイルム等の電子写真フイルム32及び磁気テー
プ33とが連結されて構成されるテープ35が収容されたカ
セツト(図示省略)の装填がなされるカセツト装填部34
が前部上部付近に形成され、前部下部にリーダプリンタ
10の各種操作がなされるキーボード36が配設されてい
る。磁気テープ33には、電子写真フイルム32へ画像を記
録するため、或いは記録された画像を検索するためのア
ドレス情報等の制御情報が書込まれ、或いは読み出され
るようになっている。なお、この磁気テープ33の詳細に
ついては後述する。
一方、複写装置16が内蔵されたハウジング14には、前
部下部に複写済のコピー用紙(受像紙)38が排出される
排出部40と、排出された受像紙を載置する排紙トレー42
が配置されている。
(光学系の構成) 以下に、原稿台26のガラス板30上に載置された原稿を
電子写真フイルム32へ記録するための光学系について説
明する。
第2図乃至第4図に示されるように原稿台26にはガラ
ス板30の長手方向に沿って両側に光源44が配置されてい
る。この光源44はガラス板30上に載置された原稿を照射
するようになっている。またガラス板30の下部には、第
1ミラー46が反射面をリーダプリンタ10の上方に向けて
配置されている。この第1ミラー46は原稿からの画像を
電子写真フイルム32へ記録しない場合にはリーダプリン
タ10の前方側端部を中心に図示しない駆動手段の駆動力
で回転移動し、ガラス板30の下部へ、略水平方向に沿っ
て位置するようになっている。
左ハウジング20内の後方には第4図に示されるように
反射面をリーダプリンタ10の前方側に向けて第2ミラー
48が配置されている。さらに右ハウジング22内の後方に
は第3ミラー50が配置されている。これによってガラス
板30上に載置された原稿からの光は第1ミラー46、第2
ミラー48を介して第3ミラー50へ入射されるようになっ
ている。
また右ハウジング22内の中間部にはカセツト装填部34
から装填された電子写真フイルム32の前面に位置するよ
うにプロセスヘツド52が配設されており、第3ミラー50
へ入射された原稿からの光はプロセスヘツド52の後方に
配置されたレンズ54で集光された後にプロセスヘツド52
を通過して電子写真フイルム32へ入射されるようになっ
ている。これによって原稿からの光によって電子写真フ
イルム32へ原稿の画像が露光され焼付けられるようにな
っている。画像が焼付けられた電子写真フイルム32は図
示しない現像装置で現像処理されて原稿の画像が電子写
真フイルム32へ記録される。
次にカセツト装填部34から装填された電子写真フイル
ム32に記録されている画像をスクリーン24へ投影するた
めの光学系について説明する。
右ハウジング22内の前部下部には光源56と、レッズ58
が配置されている。またカセツト装填部34から電子写真
フイルム32が装填されると電子写真フイルム32の裏面側
に位置されるミラー60が配設されている。これによって
光源56からの光は電子写真フイルム32へ記録されている
画像へ照射され、第3ミラー50へ入射されるようになっ
ている。第3ミラー50へ入射された光は第2ミラー48を
介してスクリーン24へ投影される。
次に電子写真フイルム32に記録された画像を複写する
ための光学系について説明する。
第3ミラー50とレンズ54との間には第4ミラー62が配
置されている。この第4ミラー62はリーダプリンタ10の
前方側端部を中心に図示しない駆動手段の駆動力で回転
移動可能となっている。電子写真フイルム32の画像をス
クリーン24へ投影する場合には、第3ミラー50へ入射さ
れる光の光路内から退避するようになっている。また電
子写真フイルム32の画像を複写する場合には反射面がリ
ーダプリンタ10の前方下部へ向けて傾斜されて配置さ
れ、電子写真フイルム32からの光を下方へ向けて反射す
るようになっている。
ハウジング14内の上部には2枚の走査ミラー64、66が
配置されている。走査ミラー64はリーダプリンタ10の前
方に反射面をリーダプリンタ10の後方上部へ向けて傾斜
して配置されており、走査ミラー66は反射面をリーダプ
リンタ10の前方上部に向けて配置されている。これらの
走査ミラー64、66は図示しない駆動手段の駆動力でリー
ダプリンタ10の前方側から後方側へ、移動して、第4ミ
ラー62からの光を走査するようになっている。
また走査ミラー64、66の上方には反射面を下方に向け
て第5ミラー68が配置されている。この第5ミラー68へ
は走査ミラー64、66によって走査された電子写真フイル
ム32からの光が入射されるようになっている。
(複写装置の構成) 走査ミラー64、66の下方に複写装置16が配置されてい
る。複写装置16には、外周面に感光体が被覆された感光
ドラム70がリーダプリンタ10の幅方向に沿って配置され
ている。この感光ドラム70へは第5ミラー68からの反射
光が入射されるようになっている。
また感光ドラム70は走査ミラー64、66の移動と同期し
て図示しない駆動手段の駆動力で第2図時計方向に回転
するようになっている。
感光ドラム70の周囲には、第5ミラー68からの反射光
が入射される位置の上流側に帯電コロナチヤージヤ72が
配置されており、感光ドラム70に被覆された感光体の表
面に電荷を供給して全体的に帯電するようになってい
る。また感光ドラム70の周囲には第5ミラー68からの反
射光が入射される位置の下流側に光源74が配置されてお
り、感光体の表面に光を照射することにより感光体の表
面へ余分に付着している電荷を除去するようになってい
る。
さらに感光ドラム70の周囲には現像器76が配設されて
いる。この現像器76は感光ドラム70へ当接して配置され
た現像ローラ78と、この現像ローラ78の外周一部が収容
された現像剤タンク80とで構成されている。現像剤タン
ク80内には現像剤(トナー粒子等の荷電顔料粒子)が収
容されており、現像ローラ78によって感光体の表面へ現
像剤を供給し、感光体に形成された静電潜像を顕像化す
るようになっている。
また感光ドラム70の下部には転写用コロナチヤージヤ
82が配置されている。この転写用コロナチヤージヤ82と
感光ドラム70との間には受像紙84が搬送挿入されて、現
像剤が受像紙84へ付着され、画像が転写されるようにな
っている。
感光ドラム70の下方には受像紙38が複数枚層状に収容
された給紙トレー86が配置されている。給紙トレー86は
箱型で上方が開口されている。給紙トレー86の底部には
圧縮コイルスプリング88が配置されている。この圧縮コ
イルスプリング88の上部には、底板89が載置されてい
る。この底板89の上部へ受像紙84が載置されるようにな
っている。このため受像紙84は底板89を介して圧縮コイ
ルスプリング88の付勢力によって上方に押上げられてい
る。また給紙トレー86内には一対のつめ90が配置されて
おり、給紙トレー86内に収容された最上層の受像紙84の
先端両端部を支持している。このため圧縮コイルスプリ
ング8の付勢力によって上方へ押圧されている受像紙84
はつめ90によってその端部が挟持された状態で給紙トレ
ー86内に収容されるようになっている。
また、第2図に示されるように圧縮コイルスプリング
88によって上方へ押圧されている受像紙84の上方には断
面が半月状の取出ローラ92が配置されている。この取出
ローラ92は図示しない一対の側板へ支持されており、給
紙トレー86内に収容された受像紙84の最上層の受像紙84
と当接するようになっている。また取出ローラ92は第2
図反時計方向へ回転することにより受像紙84を給紙トレ
ー86内から取出すようになっている。
給紙トレー86の近傍には搬送ローラ対94が配置されて
いる。この搬送ローラ対94と取出ローラ92との間にはガ
イド板96が配置されている。これによって給紙トレー86
から取出ローラ92によって取出された受像紙84は搬送ロ
ーラ対94間へ挿入されるようになっている。
取出ローラ92の上方には2組の搬送ローラ対98、100
が配置されている。これらの間にはガイド板102が配置
されており、搬送ローラ対94間から送り出された受像紙
84が搬送ローラ対98、100に挟持搬送されて転写用コロ
ナチヤージヤ82と感光ドラム70との間に挿入されるよう
になっている。
転写用コロナチヤージヤ82の下流側には搬送ベルト10
8、定着ローラ対110、搬送ローラ対112が配置されてい
る。感光ドラム70と転写用コロナチヤージヤ82間から送
り出された受像紙84は搬送ベルト108に案内搬送され
て、定着ローラ110で定着された後に、搬送ローラ対112
に挟持搬送されて把手104、排紙トレー上へと送り出さ
れるようになっている。
(テープ及び記録検索装置の説明) 次に第5図に従い、本発明の画像収録装置を含み画像
を記録又は検索するための記録検索装置120及びテープ3
5について説明する。
第5図(A)に示される如く、テープ35は、カセツト
42(第1図参照)に収容され、その一端が巻取軸122に
固着され、他端が巻取軸124に固着されており、巻取軸1
22に層状に巻き取られたテープ35が引き出されて巻取軸
124に巻き取られるようになっている。
このテープ35は、第5図(B)に示される如く、電子
写真フイルム32と磁気テープ33とが接着テープ(図示省
略)により接続され、磁気テープ33と透明のリーダプリ
ンタ126とが接着テープ(図示省略)により接続されて
構成されている。
電子写真フイルム32の上端部には一定間隔をおいて予
めブリツプマーク128が印刷されており、隣り合うブリ
ツプマーク128の間には画像コマ130が記録されるように
なっている。これにより、巻取軸122、124によるテープ
35の駆動時にブリツプマーク128の数をカウントするこ
とにより、画像コマ130の絶対アドレスを求めることが
可能となっている。この画像コマ130を記録するアドレ
スを磁気テープ33に記録されたデータにより制御して所
定の位置へ画像を記録するようになっている。
第5図(A)に示される如く、巻取軸122はモータ132
より駆動され、巻取軸124はモータ134により駆動される
ようになっている。また、テープ35を介して発光素子13
6と受光素子138とは対向して配置され、前記ブリツプマ
ーク128を検出するようになっている。さらに、テープ3
5の磁気テープ33に対応して記録再生ヘツド140、消去ヘ
ツド142が配設されており、画像コマ130のアドレス情報
等を記録し、再生し又は消去することができるようにな
っており、キーボード36の各キーのキー操作によって操
作するようになっている。なお、このキーボード36に
は、LCD(液晶)表示器144が備えられ、前記キー操作は
このLCD表示器144の表示を見ながら行うことができる。
(キーボードの構成) 以下に第6図に従い、キーボード36の構成に付いて説
明する。
キーボード36の左上には前記LCD表示器144が配設さ
れ、キー操作に応じた処理内容が表示されるようになっ
ている。LCD表示器144の下方には左から順に取出しキー
146(カセツト42を挿入口から排周させるためのキ
ー)、記録キー148(電子写真フイルム32へ画像の記録
を開始するためのキー)コピーキー150(電子写真フイ
ルム32に記録された画像を複写するためのキー)及びク
リア/ストツプキー152(現在の処理モードを1つ前の
モードへ戻したり、処理中に処理を停止させるためのキ
ー)が配設されている。
また、キーボード36の中央にはテンキー154が配設さ
れている。テンキー154(1〜9のキー)には、通常の
数字入力の他、機能キー156を押しながら操作すること
により、別の処理キーとして適用されるようになってい
る。
すなわち、機能キー156を押しながら数字キーを操作
すると、1のキーはフアイルNo.の変更、2のキーは記
録残数、3のキーは前後検索、4のキーはページマーク
ホールド、5のキーは検索抹消、6のキーはカウンタ、
7のキーは記録確認、8のキーは割込検索、9のキーは
パスワード登録の各処理を行うことができる。
ここで、これらの各処理について説明する。フアイル
No.変更キーは一度設定したフアイルNo.を後で変更する
ときに使用するキーである。記録残数キーフアイル数、
フオーマツト済ページ数、記録済ページ数及びこれらの
残数を表示させるキーである。前後検索キーは例えばペ
ージマーク検索中に前後のページを見て、その後またペ
ージマーク検索を行うようなときに使用するキーであ
る。ページマークホールドキーは同一のページマークを
複数ページにつけるとき置数しなくても登録できるキー
である。検索抹消キーは記録ミスをしたページや不要と
なったページを表示しないようにするキーであり、表示
可能に復帰することも可能である。カウンタ表示キーは
記録や複写のトータル数、トナー交換数及び交換日、メ
ンテナンス数及び実施日等を表示させるためのキーであ
る。記録確認キーはカセツト42の装填後に記録したペー
ジのみを順次表示させるキーである。割込検索キーは2
つのフアイルを並行して検索することができるようにす
るキーである。パスワード登録キーはカセツト42を特定
の作業者のみしか利用できないようにするためパスワー
ドを入力を実行させるキーである。
ここで、フアイルNo.とは、連続して記録検索したい
文書につける分類記号(フアイルマーク)に対応する番
号であり、また、ページマークとは、ランダムな位置に
あり追加付加、変更の多い記号(又はしおり)のようマ
ークをいう。
このフアイルマークとページマークとによりカセツト
42の磁気テープ33への記録情報を少なくし、別のときに
撮影した同一フアイルの文書を連続した領域へ撮影する
ことができる。すなわち、同一フアイル内の文書は連続
して検索することが多いため、この検索時間を短縮させ
ることができる。
機能キー156の右側にはフオーマツトキー158が配設さ
れ、1フアイルに記録可能な画像コマ130の数等をマニ
ユアルで変更することができるようになっている。
機能キー156及びフオーマツトキー158の下方には登録
キー160及び呼出しキー162が配設され、さらにその下方
には検索キー164が配設されている。検索キー164は、右
送りキー166と左送りキー168とで構成され、この右送り
キー166又は左送りキー168を操作することにより、スク
リーン24へ投影されている画像の左隣又は右隣の画像を
表示するように電子写真フイルム32が駆動される。な
お、この検索キー164を所定時間以上操作し続けること
により、自動送り(一定時間毎に順次画像を切り換え
る)モードとすることができるようになっている。ここ
で、1画像の表示時間は、検索キー164を操作して次の
画像が表示されてから操作を解除するまでの時間に設定
されるようになっている。
(制御系の説明) 第5図(A)に示される如く、記録検索装置120を制
御する制御装置170はマイクロコンピユータ172を含んで
構成されている。このマイクロコンピユータ172は、CPU
174、ROM176、RAM178、入力ポート180、出力ポート182
及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等
のバス184を有している。
入力ポート180にはカセツト装填検出器186、前記受光
素子138、キーボード36及びインタフエース188を介して
記録再生ヘツド140の再生側が接続されている。受光素
子138からはブリツプマーク128による遮光信号が入力さ
れ、記録再生ヘツド140からは磁気テープ33に記録され
たデータの読取時にそのデータが入力されるようになっ
ている。また、カセツト装填検出器186からは、カセツ
ト42が装填口45へ装填されていない場合はローレベルの
信号が入力され、カセツト42が装填口45へ装填された場
合はハイレベルの信号が入力されるようになっている。
一方、出力ポート182にはD/A変換器190、駆動回路192
を介して前記モータ132、134が接続されており、モータ
132、134の駆動を制御している。また、この出力ポート
182にはそれぞれインタフエース188を介して記録再生ヘ
ツド140の記録側及び消去ヘツド142が接続されており、
データの磁気テープ33への書込時においては消去ヘツド
142へ消去信号を、記録再生ヘツド140には書込信号を供
給するようになっている。さらに、出力ポート182には
駆動回路143を介してキーボード36のLCD表示器144が接
続されており、LCD表示器144へ表示信号を出力するよう
になっている。
(磁気テープのフオーマツト構成) 次に磁気テープ33の記録フオーマツトについて説明す
る。
第7図に示される如く、磁気テープ33は複数の情報エ
リアに分割されている。この情報エリアは、フオーマツ
ト登録時に設定されるものであり、本実施例では新規の
フアイルに属するか又は不連続なフアイルに属する画像
コマ130の記録時に自動的に1フアイル内の画像コマ数
が5コマに定められる。また、電子写真フイルム32に記
録可能な画像コマ数は最大1000コマとされ、この結果、
情報エリアは200となる。
情報エリアは、マークI、書込識別、マークII、フア
イル及びEMPTYの各エリアで構成されている。
マークIエリアは、75バイト(以下byteと記す)の連
続するFF、すなわち16進数のデータであり、情報エリア
の始めを示すものである。また、書込識別エリアは、10
byteの連続するAAデータであり、磁気テープ33への当該
フアイルへの書込済を認識するためのデータが記録され
るようになっている。
次に、マークIIエリアは、25byteの連続するFFデータ
でフアイルの始めを示すものである。また、フアイルエ
リアは、磁気テープ33に保存すべきデータ(磁気テープ
情報管理データ、ステータスデータ、ページマークデー
タ、フアイルナンバデータ及び不連続アドレスデータ)
を記録するエリアであり、各データについては後述す
る。なお、EMPTYマークエリアは、情報エリアの終わり
を示すデータである。ここで、磁気テープ33には、通常
は同一情報エリアが連続して2度書きされている。
次に、上記フアイルエリアの構成をブロツクに分けて
説明する。
第1ブロツクは、1レコード(コードNo.00)で構成
され、磁気テープ33の管理情報データが記録されてい
る。この管理情報データの内容は、以下に示されるよう
になっており、全部で75byte使用されている(第8図参
照)。
磁気テープ(MT)アツプデートフラグ 1byteで構成され、現在未使用か否かを示すフラグで
ある。
カセツトバージヨン 4byteで構成され、適用されるカセツト42の版数を示
す。例えば、本実施例では1カセツトの電子写真フイル
ムには1000コマの画像が記録可能であるが、これが変更
された場合等に適用される。
カセツトNo.、パスワード、ホスト情報 それぞれ4byte、4byte、35byteで構成され、パーソナ
ルコンピユータ等との接続時に登録するものであり、リ
ーダプリンタ10を単体で使用する場合は、データとして
“00"が連続されている。
不連続点数 2byteで構成され、現在の不連続点数の数を示すデー
タであり、0〜200(00〜C8H)までの数値が設定され
る。
最終物理アドレス 2byteで構成され、最後に撮影した画像コマ130の物理
アドレスが記録され、2byteのHEXデータで1〜1000(01
〜3E8)の画像コマ130を特定する。
レコード件数 1byteで構成され、磁気テープ33に書き込まれている
レコードの件数が記録され、1byteのHEXデータで最大14
(0E)を特定する。
レコードNo. 14byteで構成され、磁気テープ33に書き込まれている
レコードNo.が記録される。
未定着コマアドレス 8byteで構成され、装置の不調等により定着できなか
った画像コマ130を後で定着させるために、未定着コマ
のアドレスが記録される。
第9図に示される如く、第2ブロツクは、2レコード
(コードNo.10、11)で構成され、フアイルNo.、アイテ
ム、ページでフオーマツトされた各画像コマ130のステ
ータス情報が記録されている。このステータス情報は、
1byteを4ビツト(以下bitと記す)×2に分割し、1byt
eで2コマ分のステータス情報を現している。
ステータス情報は、第10図に示される如く、撮影済フ
ラグ、アトリビユート、不連続フラグで構成されてい
る。
撮影済フラグは、該当する画像コマエリアが既に撮影
済の場合にセツト(1)される。また、アトリビユート
は画像コマ130の登録状態を示すものであり、4bitの内
の2bitが使用され、未登録(00)、ページ(01)、アイ
テム(10)及びフアイルNo.(11)の4種の画像コマエ
リアの状態が設定される。また、不連続フラグは物理ア
ドレスが不連続の場合にセツト(1)される。第11図に
示される如く、第3ブロツクは、1〜8レコード(コー
ドNo.20〜27)で構成され、ページマークが記録される
ようになっている。ページマークは1画像コマでBCDコ
ード2byte必要で1カセツトは1000コマであるので、最
大2000byte必要となる。一方、1レコードは254byteで
あるので、最大の2000byteに対処するためには8レコー
ド必要となる。
第4ブロツクは、1レコード(レコードNo.30)で構
成され、データ内容は1〜100個分のフアイルNo.が記録
される。1個のフアイルNo.はBCDコード2byteで最大200
byteとなる。なお、データ様式は第3ブロツクと同一で
ある。
第12図に示される如く、第5ブロツクは、1〜2レコ
ード(レコードNo.40〜41)で構成され、データ内容は
不連続時の画像コマ130のアドレスが記録される。不連
続点は、画像コマ130を5コマ単位としているので、0
〜200以内となる。不連続点1個はHEXコード2byte(00
〜3E8)で最大400byteとなる。
次に第7図に示される如く、1レコードは、第7図に
示すようにSTX、レングス、レコードNo.、データ、チエ
ツクサム及びETXの各フオーマツトで構成されている。
STXは、Start of Textの略であり、レコードの開始を
現しており、1byte(02)で構成されている。レングス
は、レコードNo.を含むデータのbyte数を現しており、1
byte(0,02〜FF)で構成されている。なお、データbyte
数が0のときは、レコードNo.は含まない。
次にレコードNo.はレコード識別番号を現しており、1
byteで構成されている。データは最大254byteで構成さ
れている。チエツクサムはレコードNo.とデータとの全b
yteを順にXOR(排他的論理和)をとった置であり、照合
に使用するものであり、1byteで構成されている。ETX
は、End of Textの略であり、レコードの終了を現し、1
byte(03)で構成されている。
次に第13図に従い、byteのフオーマツトについて説明
する。1byteは、ST(スタートビツト)が1bit、データ
(データビツト)が8bit、P(パリテイビツト)が1bit
及びSB(ストツプビツト)が2bitのの12bitで構成され
ている。Sはデータが0で固定され、SBはデータ11で固
定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
ガラス板30上に載置された原稿をカセツト装填部34か
ら装填された電子写真フイルム32上へ記録するプリント
機能について説明する。この場合には第1ミラー46が第
2図想像線で示される位置へ移動しており、第4ミラー
62は第2図想像線で示される位置へ移動している。光源
44によって光が照射されて、原稿から第1ミラー46へ入
射された光は第3図又は第4図に示されるように第2ミ
ラー48へ向けて反射される。第2ミラー48へ入射された
光は第3ミラー50へ入射されて、レンズ54へ向けて反射
される。レンズ54へ入射されると、レンズ54によって縮
小されてプロセスヘツド52を通過して電子写真フイルム
32上へ照射される。これによって電子写真フイルム32上
へ原稿の画像が静電潜像として形成され、この後図示し
ない現像装置で現像処理されて原稿の画像が電子写真フ
イルムへ記録される。
電子写真フイルム32上へ記録された画像をスクリーン
24へ投影させるには第4ミラー62が第2図実線で示され
る位置へ移動しており、第1ミラー46はガラス板30の下
部へ略水平方向に沿って位置するように移動している。
レンズ58、ミラー60を介して電子写真フイルム32の裏面
側へ光源56の光が照射される。この光による電子写真フ
イルム32からの光はプロスセヘツド52を通過した後にレ
ンズ54によって拡大されて、第3図又は第4図に示され
るように第3ミラー50へ入射される。第3ミラー50へ入
射された光は第2ミラー48へ向けて反射され、第2ミラ
ー48へ入射される。第2ミラー48へ入射された光はスク
リーン24へ向けて反射されて電子写真フイルム32へ記録
されている画像がスクリーン24上へ投影される。
電子写真フイルム32へ記録されている画像を複写する
場合には第4ミラー62は第2図実線で示される位置へ移
動しており、走査ミラー64、走査ミラー66はリーダプリ
ンタ10の前方側へ移動している。レンズ58、ミラー60を
介して電子写真フイルム32の裏面側へ照射された光源56
からの光はプロセスヘツド52を通過し、レンズ54によっ
て拡大されて第4ミラー62へ入射される。この光は電子
写真フイルム32へ記録されている画像を通過した光であ
り、第4ミラー62によって下方に向けて反射される。第
4ミラー62によって反射された光は走査ミラー64へ入射
される。走査ミラー64へ入射された光は走査ミラー66へ
向けて反射され、走査ミラー66へ入射される。これらの
走査ミラー64、66はリーダプリンタ10の後方側へ向かっ
て移動することにより、電子写真フイルム32に記録され
ている画像が走査される。この走査された光は第5ミラ
ー68へ入射され、第5ミラー68によって感光ドラム70の
感光体の表面へ向けて反射される。感光ドラム70の感光
体は帯電コロナチヤージヤ72によって既に全体的に帯電
されており、この感光体の表面に光が照射されて電子写
真フイルム32の画像が感光体上に静電潜像として形成さ
れる。感光ドラム70は走査ミラー64、66の移動に同期し
て第2図時計方向に回転しており、この回転によって感
光体の表面に静電潜像が形成される。感光体に静電潜像
が形成された感光ドラム70はさらに回転し、現像ローラ
78によって現像剤が塗布され、静電潜像が顕像化され
る。感光体へ現像剤が付着され、静電潜像が顕像化され
た感光ドラム70はさらに第2図時計方向へ回転する。
一方、給紙トレー86内の受像紙84は取出ローラ92によ
って、給紙トレー86内から取出され、搬送ローラ対94、
98、100によって感光ドラム70と転写用コロナチヤージ
ヤ82との間に挿入される。挿入された受像紙84は転写用
コロナチヤージヤ82によって感光体の表面に付着してい
る現像剤が吸着されて電子写真フイルム32の画像が受像
紙84上へ形成される。これにより電子写真フイルム32の
画像が受像紙34へ転写される。
電子写真フイルム32の画像が転写された受像紙34は搬
送ベルト108に搬送されて、定着ローラ対110によって定
着された後に搬送ローラ対112によって搬送され、把手1
04、排紙トレー上へ排出される。
次に本実施例のリーダプリンタ10のフオーマツト制御
について説明する。リーダプリンタ10では、原稿台26に
載置された原稿をランダムに電子写真フイルムへ記録す
るのではなく、所定のフオーマツトに基づいて記録して
いる。この所定のフオーマツトは、自動的に設定され
る。
自動的に設定されるフオーマツトは、本実施例では1
つのカセツトの電子写真フイルム32に記録可能な画像コ
マ130は1000コマであるので、これを5コマ毎に分割
し、200のフアイルの作成する。記録される原稿は、例
えば特許明細書1件分を1つのフアイルとして定め、記
録作業の際に同一のフアイルNo.を入力して記録する。
1つのフアイルが5ページ以内で構成されている場
合、未登録フアイルの先頭を読み出して、プロセスヘツ
ド52の記録位置へ位置決めし、1ページから順に記録を
行う。この場合、電子写真フイルム32には予め5コマ分
の領域が確保されるので、1つのフアイルが例えば3ペ
ージの場合は、2コマ分の領域が空いている状態となる
(第14図鎖線参照)。
次に、1つのフアイルが6ページ以上で構成されてい
る場合、第1の未登録フアイルの先頭を読み出して、プ
ロセスヘツド52の記録位置へ位置決めし、1ページ目か
ら5ページ目までを順次記録する。次に、改めて第2の
未登録フアイルを検索し、6ページ以降の画像を順次記
録する。この場合、第15図に示される如く、第1のフア
イルと第2のフアイルとが実際の電子写真フイルム32上
では不連続であるが、同一のフアイルでかつ連続された
ページであることを示すフラグを記憶する。以後、1つ
のフアイルのページ数が多い場合は、第3、第4のフア
イルを作成し、これらを連続した同一のフアイルである
ことをそれぞれ記憶する。これにより、同一のフアイル
へ追加する場合に、物理的に不連続(電子写真フイルム
32上の撮影順が不連続)であっても、磁気テープ33のデ
ータを読み込むことにより、連続した1つのフアイルと
して認識され、検索キーによる検索時に1つのフアイル
の先頭コマから最終コマまで順番に投影させることがで
きる。
次に、上記全ページが3ページで構成されたフアイル
へ追加記録する場合について説明する。
まず、キーボード36のキー操作によりフアイルNo.を
入力する。制御装置170では、この入力されたフアイルN
o.に基づいて同一のフアイルNo.が存在しているか否を
判断し、同一フアイルが存在している場合は、そのフア
イルの先頭から順に画像が記録されているか否かを判断
する。上記の場合は、第14図に示される如く、4コマめ
から画像は記録されていないので、この4コマ目から新
たに画像を記録する。これにより、電子写真フイルム32
を無駄なく使用することができる。また、予め5コマ毎
に分けているので、不連続数は200以内(全コマ数が100
0コマであるので、1000/5=200)に制限され、記憶容量
を低減させることができ、検索時間を短縮させることが
できる。
なお、フオーマツトは、キーボード36のフオマツトキ
ー158で操作することにより、自由に変更することがで
き、例えば特許明細書の1件を1つのフアイルとして記
録する場合には、10ページ単位で50のフアイルを定めて
おけばよい。また、自動的に設定されるフオーマツトも
本実施例の5コマ単位に限定されるものではなく、3コ
マから10コマ、好ましくは3コマから6乃至8コマの範
囲内であればよい。また、本実施例では、上記設定数を
本装置が適用される業種に拘らず搬入前に予め設定した
が、適用される業種における文書の種類に応じて自動設
定される設定値を使用者側で定めるようにしてもよい。
次に、画像の検索を行う場合について、第16図のフロ
ーチヤートに従い説明する。
このルーチンは検索キー164(右送りキー166または左
送りキー168)がオンされる度に実行される。検索キー1
64がオンされるとステツプ200において現在の制御装置1
70の動作状態が検索モードであるか否かを判断する。検
索モードでない場合はステツプ202においてキーボード3
6のテンキー154に続いて検索キー164がオンされたか否
かを判断する。テンキー154に続いて検索キー164がオン
されなかったときは検索操作が誤っているためステツプ
204においてアラーム表示を行った後このルーチンを終
了する。
一方、テンキー154に続いて検索キー164がオンされた
ときには、ステツプ206において制御装置170の動作状態
を現在実行中のモードから検索モードへ切り換え、ステ
ツプ208において検索範囲を設定する。この検索範囲の
入力は、テンキー154と検索キー164とによって行われ、
例えば、1のキーに続いて検索キー164がオンされた場
合にはフアイルNo.1全部が検索範囲として設定され、ス
キツプキー(テンキー154の“−”が表示されたキー)
とテンキー154との組合せによりテンキー154によって最
後の桁が1に指定されたときには最後の桁が1のフアイ
ル全部が検索範囲として設定される。次のステツプ210
では右送りキー166がオンされたか否かを判断し、右送
りキー166がオンされたときには検索範囲の先頭コマを
画面に表示するように電子写真フイルム32を搬送し、左
送りキー168がオンされたときにはステツプ214において
検索範囲の最終コマを画面に表示するように電子写真フ
イルム32を搬送する。
一方、ステツプ200において制御装置170の現在の動作
状態が検索モードである判断されたときには、ステツプ
216へ進んで右送りキー166がオンされたか否かを判断
し、右送りキー166がオンされたときには右へ1コマ搬
送し、左送りキー168がオンされたときには左へ1コマ
搬送する。
以上の結果、テンキー154に続いて検査キー164がオン
されるとテンキー154で指定された検索範囲が設定され
て検索範囲の先頭または最終コマが画面に表示されるよ
うに電子写真フイルム32が搬送制御され、検査モードへ
切り換えた後は検索キー164をオンする毎に表示画面が
1コマづつ切り換わる。
次のステツプ222では、検索キー164がオンしているか
否かを判断し、検索キー164がオンしていると判断され
たときには指定された画像(検索範囲の先頭コマまたは
最終コマの画像、検索キー164によって1コマ送りされ
た画像)が画面に表示されたときからの時間をカウント
するカウンタのカウント値を読み込んで画像表示から所
定時間(例えば、1秒)経過した否かを判断する。この
カウント値は、第17図に示される如く、画像が画面に表
示された時点で割込まれてステツプ236でカウンタのカ
ウント動作をスタートさせるカウンタによってカウント
される。所定時間経過していないときにはステツプ222
へ戻り、所定時間経過したときにはステツプ226におい
て検索キー164がオフされたか否かを判断する。検索キ
ー164がオフされたと判断されたときには、オフされた
時点のカウンタのカウント値を読み込み、この読み込ま
れた時間画像が表示されて次の画像に切り換える自動送
りモードへ切り換える。
このように、画像が画面に表示されてから必要とする
時間経過後に検索キー164をオフさせることにより自動
送りモードへ切り換わり、自動的に所定時間画面を投影
した後に次の画面に自動的に切り換えることができる。
また、検索キー164をオンしている時間を変化させるこ
とが投影時間を変化させることができる。
第18図はクリア/ストツプキー152がオンされたとき
に割込まれる割込みルーチンを示すもので、ステツプ23
0においてアラーム表示中か否かを判断し、アラーム表
示中のときにはステツプ232でアラームの表示を停止し
た後ステツプ234において現在の動作モードより1つ前
の動作モードへ切り換える。従って、検索モードから自
動送りモードへ切り換え、その後クリア/ストツプキー
152をオンさせると1つ前の動作モード、すなわち検索
モードへ切り換えられる。
なお、自動送りモードにおける1画像の投影時間を検
索キー164の操作時間としたが、別個に投影時間を設定
する操作キー又は操作ツマミを設けてもよい。この場合
も、操作キー又は操作ツマミが継続して操作されている
時間が表示時間となる。
次に画像記録が確実に行われたか否かを確認する機能
について第19図のフローチヤートに従い説明する。
この機能を動作させるためには、まず機能キー156を
操作しながら、7のテンキー154を操作する(ステツプ3
00)。次に、ステツプ302で各画像コマ130の撮影済フラ
グがセットされているか否かを制御装置170に記憶され
ているデータから判断し、次いでステツプ304でセツト
されている画像コマ130に関して、カセツト42が装填さ
れてからセツトされたものであるか否かを判断する。こ
れにより、今回カセツト42が装填されてから撮影された
画像コマ130のみを特定することができる。次のステツ
プ306では、特定された画像コマ130をフアイルNo.に拘
らず電子写真フイルム32の先頭から物理的に連続されて
いる順に投影する。これにより、ページマーク等の検索
情報を投影された画像を見ながら付与することができ
る。
なお、画像が撮影されたカセツト42は別のカセツトへ
複写することができるが、この場合、複写専用機である
デユープ機(図示省略)を使用する。このデユープ機で
は複写回数が記録され、この記録回数が所定回数となる
と複写を行えないようにしており、撮影された画像の劣
化を防止することができる。
また、本実施例では、本発明の画像収録装置をリーダ
プリンタ10へ適用したが、上記電子写真以外である光フ
アイルやフアクシミリ画像のように画像をデジタル記録
する装置にも適用可能である。さらに、画像の検索のみ
を行うマイクロフイルムリーダにも適用可能である。
[発明の効果] 以上に説明した如く本発明に係る画像収録装置用検索
装置によれば、1画像情報の表示時間を、実際に表示さ
れた1つの画像情報の確認作業時間に応じて設定し、該
設定した表示時間毎に画像情報を自動的に順次切り換え
て表示させることができるので、画像情報の確認作業を
適度な時間だけ実行することができ、作業性を著しく向
上させることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたリーダプリンタの実施例を
示す斜視図、第2図はリーダプリンタの内部を示す側面
図、第3図はリーダプリンタの上方から内部を透視し第
2図のIII−III線に沿って切断した断面図、第4図は光
学系の斜視図、第5図(A)は記録検索装置の概略を示
すブロツク図、第5図(B)はテープの構成を示す平面
図、第6図はキーボードの平面図、第7図は磁気テープ
の領域を示す平面図、第8図はフアイルの第1ブロツク
の構成を示す説明図、第9図はフアイルの第2ブロツク
の構成を示す説明図、第10図はステータス情報の構成を
示す説明図、第11図はフアイルの第3ブロツクの構成を
示す説明図、第12図はフアイルの第5ブロツクの構成を
示す説明図、第13図はバイトフオーマツトを示す説明
図、第14図及び第15図は電子写真フイルムの画像記録状
態を示す平面図、第16図は本実施例の画像検索ルーチン
を示すフローチヤート、第17図はカウンタの割込ルーチ
ンを示すフローチヤート、第18図はモード切換割込ルー
チンを示すフローチヤート、第19図は記録確認ルーチン
を示すフローチヤートである。 10……リーダプリンタ、 32……電子写真フイルム、 33……磁気テープ、 36……キーボード、 120……記録検索装置、 130……画像コマ、 156……機能キー、 164……検索キー、 166……右送りキー、 168……左送りキー、 170……制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報が記録される画像領域を備えた記
    録媒体を用いて画像の検索を行う画像収録装置に用いら
    れ所定の画像情報を検索する画像収録装置用検索装置で
    あって、 指定された画像情報を検索する画像情報検索手段と、 検索された画像情報を表示する表示手段と、 操作員が画像情報の表示順序を指定するための表示順序
    指定手段と、 操作員が前記表示順序指定手段により指定した表示順序
    に基づいて、前記表示手段に表示する画像情報を切り換
    える切換え手段と、 操作員が前記表示順序指定手段を所定時間以上継続して
    操作した場合に、該操作の継続時間に応じて1画像情報
    の表示時間を設定する設定手段と、 前記設定手段により1画像情報の表示時間が設定された
    場合に、該設定された表示時間毎に、前記表示順序指定
    手段により指定した表示順序に基づいて、前記表示手段
    に表示する画像情報を自動的に順次切り換える自動切換
    え制御手段と、 を有する画像収録装置用検索装置。
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