JPH0723975Y2 - アース金具取付構造 - Google Patents
アース金具取付構造Info
- Publication number
- JPH0723975Y2 JPH0723975Y2 JP3820192U JP3820192U JPH0723975Y2 JP H0723975 Y2 JPH0723975 Y2 JP H0723975Y2 JP 3820192 U JP3820192 U JP 3820192U JP 3820192 U JP3820192 U JP 3820192U JP H0723975 Y2 JPH0723975 Y2 JP H0723975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- grounding
- board
- circuit board
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば車両用の燃料ポ
ンプを制御する電子制御装置などが配線されたプリント
配線板にアース金具を取付けるための取付構造に関す
る。
ンプを制御する電子制御装置などが配線されたプリント
配線板にアース金具を取付けるための取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のプリント配線板において
は、該プリント配線された電子制御装置(ECU)を、
ラジオノイズ、あるいはその他のノイズ障害から保護す
るために、該ECUに接続されるハーネスコード中に必
ずアース線が設けられているが、この場合仮に該アース
線が断線しても、上記ノイズ障害からの保護を確保する
ために、該プリント配線された基板上に(該基板の一面
又は両面上に)、所定形状のアースパターン(例えば銅
箔により形成される)が配線され、該アースパターンを
例えば車体側にボディアースすることによって、確実な
アースがとられるようになされている。
は、該プリント配線された電子制御装置(ECU)を、
ラジオノイズ、あるいはその他のノイズ障害から保護す
るために、該ECUに接続されるハーネスコード中に必
ずアース線が設けられているが、この場合仮に該アース
線が断線しても、上記ノイズ障害からの保護を確保する
ために、該プリント配線された基板上に(該基板の一面
又は両面上に)、所定形状のアースパターン(例えば銅
箔により形成される)が配線され、該アースパターンを
例えば車体側にボディアースすることによって、確実な
アースがとられるようになされている。
【0003】ここで通常は、該アースパターンをボディ
アースするためにアース金具が用いられ、該アース金具
の一端を、該プリント基板および該プリント基板に配線
された上記アースパターンに設けられた各スルーホール
を通して該プリント基板の下方に突出させ、この状態で
該プリント基板をハンダ槽内に送ってハンダディップす
ることにより、該ハンダディップ部を介して該アース金
具の一端と該アースパターンとが導電接続される。
アースするためにアース金具が用いられ、該アース金具
の一端を、該プリント基板および該プリント基板に配線
された上記アースパターンに設けられた各スルーホール
を通して該プリント基板の下方に突出させ、この状態で
該プリント基板をハンダ槽内に送ってハンダディップす
ることにより、該ハンダディップ部を介して該アース金
具の一端と該アースパターンとが導電接続される。
【0004】一方、該アース金具の他端を該プリント基
板を通して例えば車体側の基台(例えば鉄などの導電材
質からなる)にネジなどで共締めすることによって、該
アースパターン→アース金具→ネジ→基台の経路を通っ
て上記ボディアースがとられる。しかしこの場合、上記
アース金具は片持ち構造とされているため、上記したよ
うにしてプリント配線板をハンダ槽内に流してハンダデ
ィップがなされるときに、該ハンダによって該アース金
具が浮かされるようになり、そのため上記ネジによる基
台への固定の際、該ハンダ付部にストレス(応力)がか
かり、該ハンダ付部が断線状態となるおそれがあるとい
う問題点があった。
板を通して例えば車体側の基台(例えば鉄などの導電材
質からなる)にネジなどで共締めすることによって、該
アースパターン→アース金具→ネジ→基台の経路を通っ
て上記ボディアースがとられる。しかしこの場合、上記
アース金具は片持ち構造とされているため、上記したよ
うにしてプリント配線板をハンダ槽内に流してハンダデ
ィップがなされるときに、該ハンダによって該アース金
具が浮かされるようになり、そのため上記ネジによる基
台への固定の際、該ハンダ付部にストレス(応力)がか
かり、該ハンダ付部が断線状態となるおそれがあるとい
う問題点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案はかかる課題を
解決するためになされたもので、上記のようにして、一
端がプリント基板上のアースパターンとハンダ付された
アース金具の他端を、ネジなどによってアース側の基台
に固定する際に、該ハンダ付部に生ずる応力を緩和し
て、上記ハンダ付部が断線状態となるようなおそれをな
くしたものである。
解決するためになされたもので、上記のようにして、一
端がプリント基板上のアースパターンとハンダ付された
アース金具の他端を、ネジなどによってアース側の基台
に固定する際に、該ハンダ付部に生ずる応力を緩和し
て、上記ハンダ付部が断線状態となるようなおそれをな
くしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本考案によれば、プリント基板上に載置され、該
プリント基板を通してアース側基体と導電的に接続され
るアース金具の一端に逆U字形の彎曲部が形成され、該
彎曲部の先端側が該プリント基板および該プリント基板
に配線されたアースパターンを通して該プリント基板の
下方に突出した状態で、該突出した側がハンダ付けされ
ることによって、該アース金具と該アースパターンとが
導電接続されることを特徴とする、アース金具の取付構
造が提供される。
めに、本考案によれば、プリント基板上に載置され、該
プリント基板を通してアース側基体と導電的に接続され
るアース金具の一端に逆U字形の彎曲部が形成され、該
彎曲部の先端側が該プリント基板および該プリント基板
に配線されたアースパターンを通して該プリント基板の
下方に突出した状態で、該突出した側がハンダ付けされ
ることによって、該アース金具と該アースパターンとが
導電接続されることを特徴とする、アース金具の取付構
造が提供される。
【0007】
【作用】上記構成によれば、該アース金具の一端に形成
された逆U字形のバネ状彎曲部によって、上記したよう
なハンダ付部にかかる応力を吸収緩和することができ、
したがって該ハンダ付部が断線状態となるようなおそれ
がなくなる。
された逆U字形のバネ状彎曲部によって、上記したよう
なハンダ付部にかかる応力を吸収緩和することができ、
したがって該ハンダ付部が断線状態となるようなおそれ
がなくなる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3は本考案の1実施例としてのア
ース金具取付構造を示すもので、図1(A)には本考案
によるアース金具3が取付けられているプリント基板1
が車体側の基台4に固定された状態が示されており、図
1(B)には該プリント基板1に配線されるアースパタ
ーン2と、該プリント基板上に設けられる電気部品のリ
ード線又はアース金具3の下方突出部32とのハンダ付
け部6の部分が拡大して示されている。また図2は、上
記図1に示されるアース金具取付構造を構成する各部品
(アースパターン2が配線されたプリント基板1、上記
逆U字形のバネ状彎曲部31が形成されたアース金具
3、車体側基台4、およびネジ5)の分解斜視図であ
り、更に図3には、該アース金具3の形状が、平面図、
側面図、および正面図によって、例示的に示されてい
る。
ース金具取付構造を示すもので、図1(A)には本考案
によるアース金具3が取付けられているプリント基板1
が車体側の基台4に固定された状態が示されており、図
1(B)には該プリント基板1に配線されるアースパタ
ーン2と、該プリント基板上に設けられる電気部品のリ
ード線又はアース金具3の下方突出部32とのハンダ付
け部6の部分が拡大して示されている。また図2は、上
記図1に示されるアース金具取付構造を構成する各部品
(アースパターン2が配線されたプリント基板1、上記
逆U字形のバネ状彎曲部31が形成されたアース金具
3、車体側基台4、およびネジ5)の分解斜視図であ
り、更に図3には、該アース金具3の形状が、平面図、
側面図、および正面図によって、例示的に示されてい
る。
【0009】ここで該アースパターン(銅箔パターン)
2は、該プリント基板(例えばエポキシ樹脂基板)1の
一方側の面上、又は表裏両面上に配線されており、該ア
ースパターン2のランド21に設けられたスルーホール
22および該プリント基板1に設けられたスルーホール
11を通して、上記逆U字形のバネ状彎曲部31を有す
るアース金具3の先端側の突出部32を該プリント基板
の下方に突出させ、この状態で該突出した側に上記ハン
ダディップがなされることによって、上記図1(B)に
示されるように、上記各スルーホールをハンダが抜け
て、該プリント基板の表裏両面に配線されたアースパタ
ーン2と該アース金具3の下方突出部32とが、該各ス
ルーホールを抜けて形成されたハンダ付け部6によって
導電接続される。なお該図1(B)中、7はレジストを
示しており、該レジストによりアースパターンに余分な
ハンダが付くのを防ぐとともに絶縁性や耐腐蝕性が保持
されるが、該ハンダ付けがなされる部分では、該レジス
ト7が除去されている。なお図2に示されるように、該
アース金具3および該プリント基板1にそれぞれ設けら
れた穴33および12を通して、該アース金具3と該車
体側の基台4とがネジ5によって固定され、これによっ
てボディアースがとられる。
2は、該プリント基板(例えばエポキシ樹脂基板)1の
一方側の面上、又は表裏両面上に配線されており、該ア
ースパターン2のランド21に設けられたスルーホール
22および該プリント基板1に設けられたスルーホール
11を通して、上記逆U字形のバネ状彎曲部31を有す
るアース金具3の先端側の突出部32を該プリント基板
の下方に突出させ、この状態で該突出した側に上記ハン
ダディップがなされることによって、上記図1(B)に
示されるように、上記各スルーホールをハンダが抜け
て、該プリント基板の表裏両面に配線されたアースパタ
ーン2と該アース金具3の下方突出部32とが、該各ス
ルーホールを抜けて形成されたハンダ付け部6によって
導電接続される。なお該図1(B)中、7はレジストを
示しており、該レジストによりアースパターンに余分な
ハンダが付くのを防ぐとともに絶縁性や耐腐蝕性が保持
されるが、該ハンダ付けがなされる部分では、該レジス
ト7が除去されている。なお図2に示されるように、該
アース金具3および該プリント基板1にそれぞれ設けら
れた穴33および12を通して、該アース金具3と該車
体側の基台4とがネジ5によって固定され、これによっ
てボディアースがとられる。
【0010】ここで上記アース金具3には上記逆U字形
のバネ状彎曲部31が設けられているので、該アース金
具3をネジ5によって上記車体側基台4に固定する際
に、上記ハンダ付け部6にかかる応力を吸収緩和するこ
とができ、該ハンダ付け部6が断線するようなことがな
くなる。
のバネ状彎曲部31が設けられているので、該アース金
具3をネジ5によって上記車体側基台4に固定する際
に、上記ハンダ付け部6にかかる応力を吸収緩和するこ
とができ、該ハンダ付け部6が断線するようなことがな
くなる。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、アース金具をボディア
ースする際に、該アース金具のハンダ付部にかかる応力
を緩和して、該ハンダ付部が断線するようなおそれをな
くすことができる。
ースする際に、該アース金具のハンダ付部にかかる応力
を緩和して、該ハンダ付部が断線するようなおそれをな
くすことができる。
【図1】本考案の1実施例としてのアース金具取付構造
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1に示されるアース金具取付構造を構成する
各部品の分解斜視図である。
各部品の分解斜視図である。
【図3】図1に示されるアース金具の形状を例示する図
である。
である。
1…プリント基板 2…アースパターン 3…アース金具 31…逆U字形の彎曲部 32…下方突出部 4…車体側基台 5…ネジ 6…ハンダ付け部 7…レジスト
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板上に載置され、該プリント
基板を通してアース側基体と導電的に接続されるアース
金具の一端に逆U字形の彎曲部が形成され、該彎曲部の
先端側が該プリント基板および該プリント基板に配線さ
れたアースパターンを通して該プリント基板の下方に突
出した状態で、該突出した側がハンダ付けされることに
よって、該アース金具と該アースパターンとが導電接続
されることを特徴とする、アース金具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3820192U JPH0723975Y2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アース金具取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3820192U JPH0723975Y2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アース金具取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621270U JPH0621270U (ja) | 1994-03-18 |
JPH0723975Y2 true JPH0723975Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=12518736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3820192U Expired - Lifetime JPH0723975Y2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アース金具取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723975Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP3820192U patent/JPH0723975Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621270U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951114 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |