JPH07239251A - 計器照明装置 - Google Patents

計器照明装置

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JPH07239251A
JPH07239251A JP5487794A JP5487794A JPH07239251A JP H07239251 A JPH07239251 A JP H07239251A JP 5487794 A JP5487794 A JP 5487794A JP 5487794 A JP5487794 A JP 5487794A JP H07239251 A JPH07239251 A JP H07239251A
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Yasuo Shinpo
康夫 新保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減して組み付け作業性の向上を
はかるとともに、装置の部分的な薄型化を実現でき、か
つ表示板の表示部全域を略均等に透過照明することので
きる計器照明装置の提供。 【構成】 計器本体2等の内部機器に対応する箇所を除
いた導光体4の反射面8にケース底面17を略当接させて
設け、光路変更部18に対応してケース底面17箇所から一
体に立上り壁19を形成し、この立上り壁19を前記光路変
更部18内に収容して設けた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートバイ,自動車,
農耕機械,建設機械,船舶等に用いられる計器照明装置
に係わり、詳しくは光透過性の表示板を導光体の側端面
に沿って設けた光源からの照明光線で照明する、所謂エ
ッヂライト照明とよばれる計器照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては実公昭58
−12095号公報等に示されているものが一般的に用
いられている。すなわち、導光体の側端面に光源を設
け、この光源を設けた側端面から他端面に向かって導光
体の板厚を薄くして反射面を形成し、この反射面の下部
に反射板を設けることによって導光体内を通過する光源
からの照明光線を上方に向かって効率よく反射させ、導
光体の上部に設けられた光透過性の表示板を透過照明す
る構成のものである。また、この構成において、表示板
の面積が大きく設定されている場合等には、導光体の側
端面に設けた光源からの照明光線が表示板の表示部全域
に均等に行き渡らなく照明にムラが生じてしまうといっ
た虞れがあり、これを考慮して導光体に切り溝を形成
し、照明光線の一部を反射板にて反射させる前に前記切
り溝にて反射させて光路を変更させ、照明の弱い表示部
箇所に集光させて表示板の表示部全域を略均等に照明さ
せようとする構成がとられる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、導
光体の下部に反射板を設けて照明光線を反射させている
が、反射板を設けることで部品点数が増加するために、
組み付け作業性が悪いという問題があるとともに、導光
体に設けた切り溝で反射されずに前記切り溝内を通過し
て再び導光体内に入光してしまう照明光線があり、切り
溝による反射が十分でなく、これにより表示板の表示部
全域をムラなく照明することが困難であった。
【0004】そこで本発明は、照明光線を反射させる専
用の反射板をなくすことで部品点数を削減し、組み付け
作業性の向上をはかるとともに、装置の部分的な薄型化
が実現でき、かつ表示板の表示部全域を略均等に透過照
明することが可能な計器照明装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースに計器
本体等の内部機器を収納固定し、ケースの前面に表示部
を有する光透過性の表示板を設け、この表示板の下部に
導光体を設け、この導光体の側端面に沿って光源を設
け、この光源の照明光線が導光体を介して表示板を透過
照明する計器照明装置において、前記導光体の板厚を光
源を設けた側端面から他端面に向けて漸次薄くして照明
光線を上方に反射させる反射面を形成するとともに、導
光体の所望箇所に前記反射面にて反射される前の照明光
線のうちの一部の光路を変更させる光路変更部を切欠き
形成して設け、かつ前記計器本体等の内部機器に対応す
る箇所を除いた導光体の反射面に前記ケースの底面を略
当接させて設け、さらに前記光路変更部に対応してケー
スの底面箇所から一体に立上り壁を形成し、この立上り
壁を光路変更部内に収容して設けたものである。また本
発明は、前記計器本体等の内部機器に対応する導光体の
反射面箇所に溝部を形成し、前記表示板に形成される計
器本体の指針軸を挿通する挿通孔等の孔部からの照明光
線の洩れを抑える遮光壁を前記ケースの底面から一体に
形成し、この遮光壁を前記溝部の内周面に略当接させて
設けたものである。
【0006】
【作用】光源からの照明光線は導光体の反射面に略当接
させて設けたケースの底面により上方に向けて反射され
るとともに、ケースの底面から一体に設けた立上り壁を
導光体に設けた光路変更部内に収容したことにより、前
記ケースの底面によって反射される前の照明光線の一部
が前記立上り壁により反射される。また、導光体の反射
面に溝部を形成し、この溝部の内周面にケースの底面か
ら一体に設けた遮光壁を略当接させたことにより、表示
板の孔部からの照明光線の洩れが抑えられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示す計器
照明装置であり、1は複数の計器本体2や積算計ユニッ
ト(図示せず)等の内部機器を収納するケースであり、
このケース1の前面に表示板3と導光体4とを上下に重
ね合わせて固定している。5は光源となる冷陰極管であ
り、この冷陰極管5は導光体4の側端面6に沿って設け
られている。導光体4はその板厚を冷陰極管5を設けた
側端面6から他端面7に向けて漸次薄くして反射面8を
形成している。9は冷陰極管5による照明光線を導光体
4内に効率よく導くための反射膜である。また表示板3
は光透過性の基板に表示色層を印刷して表示部10を形成
しており、この表示部10を除いて遮光層を印刷してい
る。
【0008】11は計器本体2に回転可能に軸支された指
針軸であり、この指針軸11を挿通する孔部である挿通孔
12を表示板3に形成しているとともに、この挿通孔12に
対応する導光体4箇所に穴部13を形成している。指針軸
11の先端には表示部10を指示する指針14を圧入固定して
設けている。そして穴部13の上部に形成されている傾斜
面15により、冷陰極管5から発せられ導光体4内を通過
する照明光線の一部が上方に反射され指針14内に入射し
て指針14が発光するよう構成されている。また、16は表
示板3を覆う透明あるいは半透明なカバーであり、この
カバー16はケース1に組み付け固定されている。
【0009】17はケ−ス1の底面であり、計器本体2に
対応する箇所を除いた導光体4の反射面8にケース底面
17を当接させて設けている。18は導光体4の所望箇所に
反射面8側から切欠き形成して設けた光路変更部であ
り、この光路変更部18に対応したケース底面17箇所から
一体に立上り壁19を形成して前記光路変更部18内に収容
させて設けている。
【0010】上記構成により、光源である冷陰極管5か
ら照明光線が発せられて導光体4内を通過していくと、
通過する照明光線が順次反射面8に当たり、この反射面
8に略当接して設けたケース底面17が効率よく照明光線
を上方に向けて反射して表示板3の表示部10全域を透過
照明する。また、導光体4から離間した位置となり、照
明光線が行き渡りにくい表示板3の表示部10領域(A領
域)に対応した導光体4の所定位置に導光体4内を通過
する照明光線の一部が反射する光路変更部18を設けて照
明光線が表示部10のA領域に集光するようにしたととも
に、光路変更部18内に立上り壁19を収容したため、光路
変更部18に当たる照明光線が効率よく反射して表示部10
のA領域を透過照明する。
【0011】以上、上記実施例ではケース底面17を導光
体4の反射面8に略当接させて設けて照明光線を効率よ
く上方に反射させる構成としたので、従来のように専用
の反射板を設けることがなくなるため部品点数の削減が
はかれ、組み付け作業性を向上することができるととも
に、計器本体2等の内部機器が収容されていない箇所は
装置自体が部分的に薄型となるため、ここに外部へ引き
廻すコードや外部機器を取り付けるスペースができる。
また、光路変更部18内に収容した立上り壁19により従来
のように切り溝内を反射せずに通過してしまう照明光線
がなくなり効率よく反射されて照明光線の行き渡りにく
い領域に集光させて透過照明するので、表示板3の表示
部10全域を略均等に透過照明することが可能となる。
【0012】また、立上り壁19はケース底面17から一体
に形成されたものなので、ケース1に対する導光体4の
位置決めにもなる。
【0013】図4は本発明の第2実施例を示す計器照明
装置であり、この実施例では、導光体4に形成する光路
変更部18を湾曲形状とし、この形状に合わせて立上り壁
19を設けたものであり、第1実施例同様の効果を得るこ
とができる。
【0014】図5は本発明の第3実施例を示す計器照明
装置であり、この実施例では第1実施例または第2実施
例の構成に加え計器本体2に対応する導光体4の反射面
8箇所に溝部20を形成し、この溝部20の内周面21全周に
ケース底面17から一体に設けた遮光壁22を略当接させて
設けたものであり、この遮光壁22により導光体4の穴部
13に当たる照明光線の量を制限させることにより、指針
14内に入射しない照明光線の挿通孔12からの洩れを抑え
ることができるものである。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
ることは言うまでもない。例えば図6に示すように光路
変更部18を導光体4に貫通させて設け、そこに立上り壁
19を収容する構成としてもよい。また光路変更部18は導
光体4の所望箇所に適宜数設けることができるととも
に、その形状も任意である。また積算計ユニットの表示
輪を目視するために表示板に設ける孔部である表示窓か
らの照明光線の洩れを抑えるために、第3実施例で示し
た遮光壁を設けた構成としてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述した構成としたことによ
り、光源からの照明光線は導光体の反射面に略当接させ
て設けたケースの底面により上方に向けて効率よく反射
されるため、従来のように専用の反射板が必要なくなる
ので部品点数の削減がはかれ組み付け作業性を向上する
ことができるとともに、部分的に装置の薄型化をはかる
ことができる。また、ケースの底面から一体に設けた立
上り壁を導光体に設けた光路変更部に収容したことによ
り、前記ケースの底面により反射される前の照明光線の
一部が前記立上り壁により効率よく反射して、照明光線
の行き渡りにくい表示板の表示部領域を透過照明するの
で、表示板の表示部全域をムラなく略均等に透過照明す
る。よって所期の目的は達成される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例を示す正面図。
【図3】本発明の第1実施例を示す要部斜視図。
【図4】本発明の第2実施例を示す正面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す断面図。
【図6】本発明の他実施例を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1 ケース 2 計器本体 3 表示板 4 導光体 5 冷陰極管(光源) 6 側端面 7 他端面 8 反射面 10 表示部 11 指針軸 12 挿通孔(孔部) 17 ケース底面 18 光路変更部 19 立上り壁 20 溝部 21 内周面 22 遮光壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに計器本体等の内部機器を収納固
    定し、ケースの前面に表示部を有する光透過性の表示板
    を設け、この表示板の下部に導光体を設け、この導光体
    の側端面に沿って光源を設け、この光源の照明光線が導
    光体を介して表示板を透過照明する計器照明装置におい
    て、前記導光体の板厚を光源を設けた側端面から他端面
    に向けて漸次薄くして照明光線を上方に反射させる反射
    面を形成するとともに、導光体の所望箇所に前記反射面
    にて反射される前の照明光線のうちの一部の光路を変更
    させる光路変更部を切欠き形成して設け、かつ前記計器
    本体等の内部機器に対応する箇所を除いた導光体の反射
    面に前記ケースの底面を略当接させて設け、さらに前記
    光路変更部に対応してケースの底面箇所から一体に立上
    り壁を形成し、この立上り壁を光路変更部内に収容して
    設けたことを特徴とする計器照明装置。
  2. 【請求項2】 前記計器本体等の内部機器に対応する導
    光体の反射面箇所に溝部を形成し、前記表示板に形成さ
    れる計器本体の指針軸を挿通する挿通孔等の孔部からの
    照明光線の洩れを抑える遮光壁を前記ケースの底面から
    一体に形成し、この遮光壁を前記溝部の内周面に略当接
    させて設けたことを特徴とする請求項1記載の計器照明
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267072B1 (en) 1994-11-11 2001-07-31 Nippondenso Co., Ltd. Indicating instrument
JP2014032086A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267072B1 (en) 1994-11-11 2001-07-31 Nippondenso Co., Ltd. Indicating instrument
JP2014032086A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

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