JPH0723897U - 保護脚 - Google Patents

保護脚

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JPH0723897U
JPH0723897U JP1359494U JP1359494U JPH0723897U JP H0723897 U JPH0723897 U JP H0723897U JP 1359494 U JP1359494 U JP 1359494U JP 1359494 U JP1359494 U JP 1359494U JP H0723897 U JPH0723897 U JP H0723897U
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JP
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健一 元谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付強度および取付作業などが簡略化されコ
ストを下げることのできる構造にした保護脚を提供す
る。 【構成】 機器本体11の底面に当接配置される脚体2
に、脚体2の下面より突出させて合成樹脂製の非移行部
材12を取り付けてなる保護脚1において、脚体2の軸
心に下面側より上面側に向かって形成された係合穴5を
設けるとともに、係合穴5の開口下内周壁に複数の弾性
係止爪13を形成する一方、係合穴5に下面側より圧入
可能な合成樹脂製のピン4を有し、ピン4の下端に非移
行部材12を二色成形して一体に設けるとともに、ピン
4の下端側にピン4を係合穴5に挿入したときに弾性係
止爪13と係合して抜け止めする係止突壁14を設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機やプリンターなど、機器の脚として使用される保護脚に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の保護脚は、第4図に示すように機器本体100の底面に取り付 けた脚体101の下面に、振動の吸収や横スベリ防止のため、ゴム材などで成形 された非移行部材102が設けられている。この非移行部材102は、脚体10 1の下面にキャップ状にかぶせられ、この後から挿入される固定ブッシュ103 およびビス104で脚体101に固定している。
【0003】 なお、実開平1−151740号公報には、前記固定プッシュ103およびビ スによる固定に代えて圧入ピンにより非移行部材102を脚体101側に圧入固 定する技術が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の従来構造では、脚体101の下面形状が異なった場合に は非移行部材102も別のものを用意する必要があり、形状も複雑化している。 また、脚体101に対して非移行部材102,固定ブッシュ103,ビス104 を個々に取り付けて行く必要があるので取付工数も多い。このためコストが高く なっていた。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は取付強度および 取付作業などが簡略化されコストを下げることのできる構造にした保護脚を提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本考案は、機器本体の底面に当接配置される脚体に、 この脚体の下面より突出させて合成樹脂製の非移行部材を取り付けてなる保護脚 において、前記脚体の軸心に下面側より上面側に向かって形成された係合穴を設 けるとともに、前記係合穴の開口下内周壁に複数の弾性係止爪を形成する一方、 前記係合穴に下面側より圧入可能な合成樹脂製のピンを有し、前記ピンの下端に 前記非移行部材を二色成形して一体に設けるとともに、前記ピンの下端側にピン を係合穴に挿入したときに前記弾性係止爪と係合して抜け止めする係止突壁を設 けたものである。
【0007】
【作用】
以上の構成によれば、脚体の係合穴にピンを圧入操作することにより非移行部 材も同時に取り付けられるので、取付作業が簡略化する。しかも、この固定構造 では、係合穴に対するピンの圧入力に加え、係止突壁と弾性係止爪との係合力も 得られるので強度的に優れている。また、脚体の係合穴および弾性係止爪を同じ にしておけば、脚体の形状などが変更になってもピンおよび非移行部材は一体物 とし共通化することが可能になる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。 第1図乃至第3図は本考案に係る保護脚の一実施例を示すもので、第1図はそ の組立完了状態で示した断面図、第2図は分解途中の状態で示した断面図、第3 図はその分解斜視図である。 第1図乃至第3図において、この保護脚1は、脚体2と、ピン4および非移行 部材12などで構成されている。
【0009】 前記脚体2は、ポリプロピレン(PP)などの合成樹脂材で形成され、中心に 下面側より上面側に向かって形成された係合穴となる貫通孔5を有した内側筒状 部6と、この内側筒状部6の下端側より外側へ回って上方に折り返された状態で 形成された外側筒状部7とが一体に設けられている。 内側筒状部6の上端側は、外側筒状部7の上端よりも突き出して形成され、こ の突き出した部分6aに複数のスリ割り8が設けられている。また、貫通穴5の 下端側における開口内周面5aは他の内周面5bよりも大きな内径寸法で形成さ れ、内周面5aと内周面5bとの間に段差面5cが設けられた状態になっている 。内周面5aには、下端側から上端側に向かって内側へ斜めに切り起こされた状 態で複数の弾性係止爪13が略等間隔で形成されている。
【0010】 なお、内側筒状部6の外面と外側筒状部7の内面との間に形成された空間部分 には羽根状の壁9が複数設けられ、この壁9で内側筒状部6と外側筒状部7との 間が補強されている。
【0011】 次に、ピン4および非移行部材12は二色成形によって互いに一体に形成され ている。このうち、ピン4はポリプロピレン(PP)などの合成樹脂材で形成さ れており、内側筒状部6の上部側をスリ割り8で外側へ押し開かせながら貫通孔 5内に圧入されて係合可能になっている。また、ピン4の下端には鍔状部4aが 一体に設けられるとともに、第3図に示す如く鍔状部4aの外周面には弾性係止 爪13と係合可能な係止突壁14が全周にわたって設けられている。 そして、このピン4は、係合孔5内に圧入されて行くと、途中で弾性係止爪1 3に係止突壁14が当接する。さらに押し込めると係止突壁14が弾性係止爪1 3を外側へ押し戻しながら挿入され、係止突壁14が弾性係止爪13の先端を越 えると、この弾性係止爪13が自己弾性復帰して係止突壁14の下側に進出し抜 け止めされて、ピン4は脚体2に一体化される。なお、このとき、内側筒状部6 の部分6aをスリ割り8を介して外側へ押し開き、部分6aを機器本体11の取 付穴11aの内面に圧接させて脚体2を機器本体11に固定できるようになって いる。
【0012】 これに対して、非移行部材12は、例えばオレフィン系樹脂など軟質性のPT E特殊合成樹脂であり、ピン4の鍔状部4aの下端面を覆った状態でピン4とと もに二色成形され、外径寸法はピン4の鍔状部4aの外径寸法と略同じに形成さ れている。
【0013】 したがって、このように構成された保護脚1では、ピン4と非移行部材12が 互いに二色成形されて一体化されているので、ピン4を取り付けるときに非移行 部材12も同時に取り付けることができ、取り付け作業が簡単になる。また、ピ ン4および非移行部材12は、脚体2側の挿入および係合箇所だけを同じにして おけば、脚体2の形状などが変更になっても共通に使用でき汎用化が図れる。 しかも、ピン4は係合穴5に所定の押圧力で押し入れ、かつ係止突壁14が弾 性係止爪13に係合されることから、押し込み操作のみで確実かつ強固に抜け止 めされる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案に係る保護脚によれば、脚体の係合穴にピンを圧 入操作することにより、圧入力に加え、係止突壁と弾性係止爪との係合力も得ら れて確実に固定できるとともに、非移行部材も同時に取り付けられるので、取付 作業が迅速に行えて簡略化できる。 また、脚体の係合穴だけを同じにしておけば、脚体の形状などが変更になって もピンおよび非移行部材は共通に使用でき、汎用化が図れる。これにより、コス トを下げることができ、安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保護脚の一実施例を組立完了状態
で示した縦断側面図である。
【図2】前記保護脚の分解途中の状態で示した縦断側面
図である。
【図3】前記保護脚を分解して示す斜視図である。
【図4】従来の保護脚の一例を示した縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 保護脚 2 脚体 4 ピン 5 貫通穴(係合穴) 11 機器本体 12 非移行部材 13 弾性係止爪 14 係止突壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体の底面に当接配置される脚体
    に、この脚体の下面より突出させて合成樹脂製の非移行
    部材を取り付けてなる保護脚において、 前記脚体の軸心に下面側より上面側に向かって形成され
    た係合穴を設けるとともに、前記係合穴の開口下内周壁
    に複数の弾性係止爪を形成する一方、 前記係合穴に下面側より圧入可能な合成樹脂製のピンを
    有し、前記ピンの下端に前記非移行部材を二色成形して
    一体に設けるとともに、前記ピンの下端側にピンを係合
    穴に挿入したときに前記弾性係止爪と係合して抜け止め
    する係止突壁を設けたことを特徴とする保護脚。
JP1994013594U 1994-10-11 1994-10-11 保護脚 Expired - Lifetime JP2536704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994013594U JP2536704Y2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 保護脚

Applications Claiming Priority (1)

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JP1994013594U JP2536704Y2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 保護脚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0723897U true JPH0723897U (ja) 1995-05-02
JP2536704Y2 JP2536704Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=11837535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994013594U Expired - Lifetime JP2536704Y2 (ja) 1994-10-11 1994-10-11 保護脚

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JP (1) JP2536704Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167639A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Techno Tec:Kk 台座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009167639A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Techno Tec:Kk 台座

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Publication number Publication date
JP2536704Y2 (ja) 1997-05-28

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