JPH0723847Y2 - 気中ブッシング - Google Patents

気中ブッシング

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JPH0723847Y2
JPH0723847Y2 JP12308488U JP12308488U JPH0723847Y2 JP H0723847 Y2 JPH0723847 Y2 JP H0723847Y2 JP 12308488 U JP12308488 U JP 12308488U JP 12308488 U JP12308488 U JP 12308488U JP H0723847 Y2 JPH0723847 Y2 JP H0723847Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bushing
mounting metal
porcelain
sealing material
bypass member
Prior art date
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Application number
JP12308488U
Other languages
English (en)
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JPH0244213U (ja
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健次 笹森
仁志 谷口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、充電部が大気中に露出している気中ブッシ
ングに関するものである。
〔従来の技術〕
第3図及び第4図は、例えば特開昭63−126122号公報に
示されている従来の気中ブッシングである。図におい
て、(1)は架空線で、後述の蓋板(6)に接続されて
いる。(2)は中心導体、(3)は中心導体(2)が貫
通した碍管、(4)は中心導体(2)と接続される高圧
の導体(12)が収納されたタンクで、絶縁ガスが封入さ
れている。なお、タンク(4)は接地されている。
(5)は碍管(3)の一端に固着された上部取付金、
(6)は上部取付金(5)に固着された蓋板で、中心導
体(2)が接続されている。(7)は碍管(3)の他端
にセメント(8)で固着された下部取付金で、タンク
(4)に密封固着されている。(9)はセメント(8)
が露出する部分を被った防水シール材、(10)は円環状
の接地シールド取付部材で、内側が碍管(3)の中心側
が突出している。(11)は中心導体(2)と同心状に形
成された円筒状の接地シールドで、接地シールド取付部
材(10)に取付けられている。
上記のように構成されたものにおいて、セメント(8)
に水が浸入して氷結すると、碍管(3)を破損すること
があるので、防水シール材(9)で水の浸入を防止して
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の気中ブッシングは以上のように構成されているの
で、表面が塩分等で活損された場合に、表面抵抗が低下
して表面洩れ電流が増加する。その結果、防水シール材
が加熱してシール機能を喪失するという問題点があっ
た。
この考案は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、防水シール材の加熱を防止することができる気中ブ
ッシングを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る気中ブッシングは、中心導体が一端から
導出された碍管の他端に取付金を固着し、接地された固
定部材に取付金を固着するようにしたものにおいて、取
付金に接続されるとともに先端が碍管の他端に接触され
たバイパス部材を設けたものである。
〔作用〕
この考案における気中ブッシングは、碍管の表面を流れ
る洩れ電流が取付金の近傍でバイパス部材を通って接地
された固定部材へバイパスするので、防水シール材の加
熱を防止する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図及び第2図において、(1)〜(12)は従来と同様で
ある。(13)は下部取付金(7)に接続され、先端が碍
管(3)の他端側の表面に接触したバイパス部材であ
る。なお、このバイパス部材(13)か下部取付金(7)
および接地シールド取付部材(10)を介してタンク
(4)に電気的にも接続されるように構成されている。
次に作用を説明する。第1図及び第2図において、碍管
(3)の表面に洩れ電流が流れた場合、バイパス部材が
碍管と接触している部から、洩れ電流がバイパス部材に
流れるので、防水シールド部を流れる洩れ電流を低減で
きる。
上記実施例では、バイパス部材(13)が洩れ電流をバイ
パスさせる機能のみを発揮する構成について説明した
が、バイパス部材(13)を円筒状に形成することによっ
て、防水シール材(9)近傍の電界を緩和させることが
できる。
一般に、防水シール材(9)近傍の電界は碍管(3)の
内部に設けた接地シールド(11)によって、気中コロナ
が発生しないように緩和されている。しかし、碍管
(3)の表面が汚損して表面抵抗が低下すると、電位分
布が変歪して防水シール材(9)近傍の電界が強くな
る。その結果、気中コロナが発生して、コロナのエネル
ギーで防水シール材(9)が破損することがある。これ
を防止するために、バイパス部材(13)を円筒状に形成
することによって、防水シール材(9)近傍の電界緩和
ができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によればバイパス部材で表面洩
れ電流をバイパスさせるので、防水シール材の加熱を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図の要部を示す断面図、第3図は従来の気中ブッシン
グの断面図、第4図は第3図の要部を示す断面図であ
る。 図において、(2)は中心導体、(3)は碍管、(4)
はタンク(固定部材)、(7)は下部取付金、(9)は
防水シール材、(13)はバイパス部材である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心導体が一端から導出された碍管の他端
    に取付金を固着し、接地された固定部材に上記取付金を
    固着するようにしたものにおいて、上記取付金に接続さ
    れるとともに先端が上記碍管の他端に接触されたバイパ
    ス部材を設けたことを特徴とする気中ブッシング。
JP12308488U 1988-09-20 1988-09-20 気中ブッシング Expired - Lifetime JPH0723847Y2 (ja)

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JP12308488U JPH0723847Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 気中ブッシング

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JPH0244213U JPH0244213U (ja) 1990-03-27
JPH0723847Y2 true JPH0723847Y2 (ja) 1995-05-31

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JPH0628700U (ja) * 1992-09-03 1994-04-15 照明 伊藤 吸引器用ピアスチップ

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JPH0244213U (ja) 1990-03-27

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