JPH07238149A - 温度特性の向上された導電性高分子化合物 - Google Patents
温度特性の向上された導電性高分子化合物Info
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- JPH07238149A JPH07238149A JP5327418A JP32741893A JPH07238149A JP H07238149 A JPH07238149 A JP H07238149A JP 5327418 A JP5327418 A JP 5327418A JP 32741893 A JP32741893 A JP 32741893A JP H07238149 A JPH07238149 A JP H07238149A
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Abstract
オンがドーパントとして共に存在し、構造式(I)の陰
イオンが0.1%〜50%混入されていることを特徴と
する温度特性が向上された構造式(II)で示される導電
性高分子化合物。 【化1】 【化2】
Description
電性高分子化合物に関するもので、より詳しくは導電性
高分子化合物に、ヒドロキシル基で置換されているアリ
ールスルホネートをドーパント(dopant)として使用す
ることにより熱的特性の向上された導電性高分子化合物
に関するものである。
が爆発的に行われており、これの応用に対する研究も他
方面で進行されている。導電性高分子化合物が広く使わ
れるためには導電性高分子化合物のもっているいろいろ
な物性の解決が先行されるべきであるが、物性の改良の
ため最も多く使用される方法の中で一つは導電性高分子
化合物の製造時に他のドーパントを使用することであ
る。一例として、ポリピロールの場合に使用されるドー
パントが異なることによって、その電気伝導度および力
学的性質が大きく変わるという事実はすでに発表されて
いる(モル・クリスト・リク・クリスト(Mol. Cryst.
Liq. Cryst.) 83,1297(1983))。
高分子化合物の熱的性質に及ぶ影響は公知である。即
ち、使用されるドーパントがパークロレートの場合、2
00℃辺りで約10%くらいの熱分解が起こり、400
℃まで加熱した場合、約35%の熱分解が起こることが
発表されている(ジェイ・アプル・ポリム・サイ(J. A
ppl. Polym. Sci.), 43,573(1991))。また、温度によ
るポリピロールの電気伝導度の変化に対しては125℃
でパークロレートの場合、15時間後には半分にその伝
導度が減少し、トルエンスルホネートの場合、約40%
が減少することが知られている(マクロモレキュールズ
(Macromolecules), 19, 824(1986))。しかし、導電
性高分子化合物の熱的性質を向上させるための研究は大
変微々であった。
子化合物の応用のためには高い温度でもその物性が変わ
らなくて維持されることが必要である。通常の高分子化
合物では高分子化合物の熱的安定性を増加させるため、
酸化防止剤を添加するが、導電性高分子化合物の製造時
には酸化反応により導電性高分子化合物を合成するの
で、このような酸化防止剤を使用することは大変難しい
ことで、また、一旦生成された導電性高分子化合物を酸
化防止剤と混ぜるのはもっと難しい。
として使用される物質と類似する構造を持ち、また、ス
ルホン化されているので、ドーパントとしても作用する
ことができる下記の構造式(I)に示されるヒドロキシ
アリールスルホネートの陰イオンを導電性高分子化合物
の製造時に使用する場合、かかる陰イオンなどが容易に
導電性高分子化合物に混入され、ドーパントとして作用
する下記の構造式(II)に示される導電性高分子化合物
はその物性が高い温度でもよく維持されるとの事実に着
目し、本発明を完成した。
(C4H9)4N+であり、R1、R2、R3およびR4は相互
同一または相違するもので、各々H、メチル、エチル、
イソプロピル、t−ブチル、オクチル、ドデシル基の中
で一つである。)
F4 -、PF6 -、Cl-、Br-、I-、AsF5 -2、SO4 -2、
p−トルエンスルホネート、1−ナフタレンスルホネー
ト、2−ナフタレンスルホネートの中で一つまたは複数
個であり、ここでxに対するyの比率は0.1%〜50
%であり、zの比率は0%〜30%である。)
中の一つと他の陰イオンがドーパントとして共に存在
し、構造式(I)の陰イオンが0.1%〜50%混入さ
れていることを特徴とする温度特性が向上された下記の
構造式(II)で示される導電性高分子化合物を提供する
ものである:
(C4H9)4N+であり、R1、R2、R3およびR4は相互
同一または相違するもので、各々H、メチル、エチル、
イソプロピル、t−ブチル、オクチル、ドデシル基の中
で一つである。)
F4 -、PF6 -、Cl-、Br-、I-、AsF5 -2、SO4 -2、
p−トルエンスルホネート、1−ナフタレンスルホネー
ト、2−ナフタレンスルホネートの中の一つまたは複数
個であり、ここでxに対するyの比率は0.1%〜50
%であり、zの比率は0%〜30%である。)。
のとおりである。上記の構造式(I)の陰イオンなどは
商用的に入手できるフェノール誘導体を濃硫酸の中で反
応させ、塩基を使ってその反応物を中和し、ヒドロキシ
アリールスルホネート塩を製造して使われる。一般的
に、ポリピロールのような導電性高分子化合物の場合、
トルエンスルホネートやナフタレンスルホネートをドー
パントとして使用する時、最も安定するといわれている
ので(シンス・メット(Synth. Met.), 41,1133(199
1);シンス・メット(Synth. Met.), 58,367(199
3))、本発明に使われるヒドロキシアリールスルホネー
トは芳香族スルホン酸塩とフェノール誘導体基を全部含
んでいるので、その物性が違うドーパントを持っている
導電性高分子化合物より優秀である。また、本発明にお
いてドーパントとして存在する他の陰イオンとしてはハ
ロゲン、パースルフェート、ベンゼンスルホネート、ト
ルエンスルホネートおよびナフタレンスルホネートから
なる群の中で、一つまたは複数個を選択して使われる。
化学重合法および、電気重合法に分けられる。化学重合
法では、モノマーと酸化剤とを共に溶かして酸化重合さ
せるが、他の陰イオンが存在しない場合には酸化剤が還
元されながら生成される陰イオンがドーパントで使われ
て導電性高分子化合物を形成する。もし、溶液に他の陰
イオンが共存する場合には、各陰イオンがドーパントと
して使われるのは、各々の反応性に比例する。トルエン
スルホネートのような陰イオンはパークロレートとかハ
ロゲン陰イオンなどよりもっとドーパントとして導電性
高分子化合物とよく混合される。本発明で上記の構造式
(I)の陰イオンはトルエンスルホネートと比べてみる
場合、ドーパントとしての反応性がほとんど類似するこ
とが示された。
と適切に混合した溶液をアンモニウムパースルフェート
または塩化第二鉄のような酸化剤を用いて反応させた場
合、生成された導電性高分子化合物には主に構造式
(I)の陰イオンがドーパントとして混入されたことが
FT−IRと元素分析の結果から確認された。また、構
造式(I)の陰イオンなどとトルエンスルホネートを同
じ比率で溶かした溶液でモノマーを重合させた場合、ト
ルエンスルホネートと構造式(I)の陰イオンがほとん
ど同じ比率で導電性高分子化合物のドーパントとして使
用されたことが分かった。 この場合、モノマーとしてはピロール、アニリン、チオ
フェンを使用でき、酸化剤としてはアンモニウムパース
ルフェート、過塩素酸第二鉄、過塩化第二鉄、過酸化水
素、酸素および塩化銅などを使うことができ、特にアン
モニウムパースルフェート、過塩素酸第二鉄、過塩化第
二鉄を酸化剤として使用することが好ましい。
溶かして電圧を印加して導電性高分子化合物を製造する
もので、この場合ドーパントとしては溶液に存在する電
解質塩の陰イオンが導電性高分子化合物に混入される。
この場合、二種以上の陰イオンが共存する場合には各々
のドーパントとしての反応性に比例して導電性高分子化
合物と混合される。化学重合の時と同じく、上記構造式
(I)の陰イオンなどはトルエンスルホネートと類似す
る反応性によりドーパントとして導電性高分子化合物に
混入される。電気重合においてはピロールとアニリンが
最も優秀な重合の結果を示した。
ルホネートをドーパントとして使用するポリピロールの
熱分解特性分析の結果を図2と図3に夫々示す。この結
果により分かるように、図2のポリピロール−ベンゼン
スルホネートは200℃辺りですでに約18%くらいの
熱分解が起こり、490℃まで加熱すれば、45%位の
熱分解が起こる反面、図3のポリピロール−p−クレゾ
ールスルホネートは190℃まで2%未満の熱分解が起
こり、495℃まで加熱する場合30%位の熱分解だけ
起こることが分かる。また、図4ではポリピロール−ジ
メチルフェノールスルホネートの熱分解特性がポリピロ
ール−ベンゼンスルホネートより優秀であることを示し
ている。125℃で各導電性高分子化合物の伝導度の変
化を時間に従って測定して図5に示す。図5に示された
ようにポリピロール−p−クレゾールスルホネートの電
気伝導度の変化がポリピロール−トルエンスルホネート
より大変少なくて本発明による導電性高分子化合物が従
来発明によるものより温度による伝導度の変化の少ない
ことが分かる。高分子化合物の分子量は、通常1000
〜50000、好ましくは1000〜25000であ
る。
より詳しく説明する。なお、本発明はこれらの実施例に
限られない。次の実施例で、電解質溶液は0.05M〜
2Mの濃度で使用できる。
トを溶かした水溶液(100ml)に0.1Mのアンモニ
ウムパースルフェート水溶液(150ml)を0℃で添加
した。この溶液を約4時間攪拌させた後、生成された黒
い沈殿物を瀘過器で瀘過させた後、真空乾燥した。この
ように製造されたポリピロール−p−クレゾールスルホ
ネートの黒い粉末は空気中で安定的であり、圧縮して製
作したペレットの電気伝導度は約0.06S/cmであっ
た。
0.1Mアニリンの塩酸塩を使用してアニリン−p−ク
レゾールスルホネートを製造した。生成された粉末を圧
縮して製造したペレットの電気伝導度は0.03S/cmで
あり、この物質は約2〜3%の塩素イオンと約20%の
クレゾールスルホネートをドーパントとして含有するこ
とが元素分析により測定された。
に0.1Mチオフェンを使用し、溶媒としてメタノール
を使用してポリチオフェンを製造した。生成された赤褐
色の粉末を圧縮して制作されたペレットの電気伝導度は
5×10-3S/cmであった。
の水溶液にステンレススチール動作電極およびステンレ
ス網の負電極を使用してポリピロール−p−クレゾール
スルホネート(PPy−PCS)を定電流方式により製
造した。使用された電流密度は1mA/cm2であり、
時間は2時間であった。生成されたポリピロールフィル
ムを電極から分離し、電気伝導度を測定した結果、73
S/cmであった。この物質のFT−IRを図1に示す。製
造されたフィルムを純水で洗浄してから真空乾燥した
後、熱分解特性と125℃で時間に従う電気伝導度の変
化を測定した。その結果を図3および図5に各々示す。
0.1Mベンゼンスルホネートを使ってポリピロール−
ベンゼンスルホネート(PPy−BS)を製造した。製
造されたフィルムを純水で洗浄してから真空乾燥した
後、熱分解特性を分析した。その結果を図2に示す。
0.1Mトルエンスルホネートを使ってポリピロール−
トルエンスルホネート(PPy−OTS)を製造した。
製造されたフィルムを純水で洗浄してから真空乾燥した
後、125℃で時間に従う電気伝導度の変化を測定し
た。その結果を図5に示す。
0.1Mナフタレンスルホネートを使ってポリピロール
−ナフタレンスルホネート(PPy−NaS)を製造し
た。製造されたフィルムを純水で洗浄してから真空乾燥
した後、125℃で時間に従う電気伝導度の変化を測定
した。その結果を図5に示す。
クレゾールスルホネートの代わりに0.1Mジメチルフ
ェノールスルホネートを使ってポリピロール−ジメチル
フェノールスルホネート(PPy−DMPS)を製造し
た。この電気伝導度は28S/cmであった。製造されたフ
ィルムを純水で洗浄してから真空乾燥した後、熱分解特
性と125℃で時間に従う電気伝導度の変化を測定し
た。その結果を図4および図5に各々示す。
クレゾールスルホネートの代わりに0.1M6−ヒドロ
キシナフタレンスルホネートを使って、ポリピロール−
6−ヒドロキシナフタレンスルホネートを製造した。こ
の化合物の電気伝導度は57S/cmであった。
わりに0.1Mアニリンを使って重合し、1mA/cm2の
電流密度で定電流方式によりポリアニリン−p−クレゾ
ールスルホネートを製造した。生成されたフィルムの電
気伝導度は62S/cmであり、元素分析の結果、塩素イオ
ンは1%未満であることが示された。
わりに0.1Mアニリンを使って重合し、1mA/cm2の
電流密度で定電流方式によりポリアニリンを製造した。
生成されたフィルムの電気伝導度は30S/cmであり、元
素分析の結果、塩素イオンは1%未満であることが示さ
れた。
わりに0.1Mアニリンを使って重合し、1mA/cm2の
電流密度で定電流方式によりポリアニリンを製造した。
生成されたフィルムの電気伝導度は55S/cmであり、元
素分析の結果、塩素イオンは1%未満であることが示さ
れた。
0.1Mp−クレゾールスルホネートと0.1Mトルエン
スルホネートを共に使用してポリピロールを製造した。
元素分析の結果、ドーパントはトルエンスルホネートと
p−クレゾールスルホネートが殆ど同一量で混ざってい
ることが分かった。この化合物の電気伝導度は60S/cm
であった。
0.1Mトルエンスルホネートを共に使用し、ポリピロ
ールを製造した。元素分析の結果、ドーパントはトルエ
ンスルホネートとジメチルフェノールスルホネートが殆
ど同一量で混ざっていることが分かった。この化合物の
電気伝導度は44S/cmであった。
0.1M6−ヒドロキシナフタレンスルホネートと0.1
Mトルエンスルホネートを共に使用してポリピロールを
製造した。元素分析の結果、ドーパントはトルエンスル
ホネートと6−ヒドロキシナフタレンスルホネートが殆
ど同一量で混ざっていることが分かった。この化合物の
電気伝導度は68S/cmであった。
をドーパントとして使用して導電性高分子化合物を合成
することにより、従来の導電性高分子化合物に比べ、熱
的安定性がもっと優秀であるのは勿論、高温で電気伝導
度の変化が少なくなり、電気伝導度が良好である。
レゾールスルホネートのFT−IRスペクトルである。
ンスルホネートの熱分解特性を示したグラフである。
レゾールスルホネートの熱分解特性を示したグラフであ
る。
ルフェノールスルホネートの熱分解特性を示したグラフ
である。
リピロールの125℃で時間に従う電気伝導度の変化を
示したグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の構造式(I)の陰イオン中の一つ
および他の陰イオンがドーパントとして共に存在し、構
造式(I)の陰イオンが0.1%〜50%混入されている
ことを特徴とする温度特性が向上された下記の構造式
(II)に示される導電性高分子化合物: 【化1】 (上記式の中で、M+はNa+、K+、(C2H5)4N+または
(C4H9)4N+であり、R1、R2、R3およびR4は相互
同一または相違するもので、各々H、メチル、エチル、
イソプロピル、t−ブチル、オクチル、ドデシル基の中
で一つである。) 【化2】 (上記式の中で、RはNHまたはSであり、DはB
F4 -、PF6 -、Cl-、Br-、I-、AsF5 -2、SO4 -2、
p−トルエンスルホネート、1−ナフタレンスルホネー
ト、2−ナフタレンスルホネートの中の一つまたは複数
個であり、ここでxに対するyの比率は0.1%〜50
%であり、zの比率は0%〜30%である。)。 - 【請求項2】 上記の導電性高分子化合物がポリピロー
ル、ポリアニリンまたはポリチオフェンであることを特
徴とする請求項1に記載の導電性高分子化合物。 - 【請求項3】 上記の他の陰イオンがハロゲン、パース
ルフェート、ベンゼンスルホネート、トルエンスルホネ
ートおよびナフタレンスルホネートからなる群から選ば
れた一つまたは複数個であることを特徴とする請求項1
に記載の導電性高分子化合物。
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