JPH07237769A - シート材給送装置 - Google Patents

シート材給送装置

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JPH07237769A
JPH07237769A JP6032640A JP3264094A JPH07237769A JP H07237769 A JPH07237769 A JP H07237769A JP 6032640 A JP6032640 A JP 6032640A JP 3264094 A JP3264094 A JP 3264094A JP H07237769 A JPH07237769 A JP H07237769A
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JP
Japan
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paper
feeding
paper feed
sheet material
sheet
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Application number
JP6032640A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kodama
豊 小玉
Koji Amauchi
康二 天内
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦分離方式のシート材給送装置における給
紙ローラの変形を防止し、安定した給紙性能を発揮する
ことのできるシート材給送装置を提供する。 【構成】 給紙台3の先端(本体機械側の先端)に分離
パッド15を取り付ける。軸17を支点として給紙台3
を給紙位置(実線で示す位置)に移動させると分離パッ
ド15が給紙ローラ4に圧接される。そして、給紙台3
を収納位置(1点鎖線で示す位置)に移動させると、分
離パッド15は給紙ローラ4から離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の記録用
紙給送装置あるいは画像読み取り装置の原稿給送装置な
どのシート材給送装置に関し、さらに詳しくいえば摩擦
分離方式のシート材給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置、あるいは自動原稿給送装置(ADF)もし
くは画像読み取り装置などに装着され、記録紙あるいは
原稿等のシート材を1枚ずつに分離して給送するシート
材給送装置として、摩擦分離方式を用いたシート材給送
装置は周知である。摩擦分離方式のシート材給送装置は
構造が簡単なことから広く利用されているが、この方式
のシート材給送装置においては、シート材を送り出す給
紙ローラ(摩擦ローラ)と分離部材とが常に一定の圧力
により接している。そのため、一般的にゴム硬度20〜
40Hsで作られている給紙ローラは、長い時間停止し
たままだと変形を起こしてしまう。この変形は、給紙の
ために給紙ローラが回転を始めてからしばらくすると元
の形状に復元するが、その間は給紙状態が不安定となっ
てしまう。すなわち、変形した状態でシート材の給送を
行なうため駆動力及び搬送速度が不安定となる。あるい
は、用紙の分離が不安定となり、重送や不送りが発生す
る頻度が高くなることがあるが、特に、シート材の不送
りが発生する場合が多い。給紙ローラの変形は、ローラ
を形成するゴム硬度や分離パッドとの圧接力等の条件に
より、その変形量は異なっても、給紙装置の停止時間が
長ければ多少なりとも発生してしまう。給紙ローラの変
形を防ぐ対策としては、工場出荷時は梱包材などで給紙
ローラを保護し、分離部材との圧接を解除させたりして
いるが、一旦使用し始めた後の対策は取られていないの
が現状である。
【0003】ところで、上記の画像形成装置において、
不定形記録紙等の普段あまり使用しない記録紙を手差し
により給紙するための手差し給紙装置が設けられている
ものがある。この手差し給紙装置は、使用頻度が高くな
いことから画像形成装置本体に収納可能に設けられ、使
用時のみ本体から引き出して手差しによる給紙を行なう
ようになっているものが多い。通常、手差し給紙装置
は、記録紙を1枚ずつ手差しにより給紙するものが一般
的であるが、手差し給紙装置にも分離機構が備えられて
いれば、複数枚の記録紙を自動的に1枚ずつに分離して
給送することができるので便利であり、その様に構成さ
れている手差し給紙装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、摩擦分
離方式のシート材給送装置において、手差し給紙装置の
ように使用頻度があまり高くない場合には、前述したよ
うに、給紙ローラに変形が発生して給紙状態が不安定と
なるという問題があった。また、ファクシミリ等の原稿
給送装置においても、原稿を給送している時間よりも待
機状態の時間の方が長いことも多く、摩擦分離方式を用
いている場合には給紙ローラが変形するという問題があ
った。
【0005】本発明は、摩擦分離方式のシート材給送装
置における上述の給紙ローラが変形するという問題を解
決し、構造を複雑化することなく安定した給紙性能を発
揮することのできるシート材給送装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、摩擦ローラとそれに圧接される分離部材とを有す
るシート材給送装置であって、給紙位置と非給紙位置と
に移動可能な給紙台を有し、使用時に該給紙台を給紙位
置に移動させて給紙台上に載置されたシート材を前記摩
擦ローラ及び前記分離部材により1枚ずつに分離して給
送するシート材給送装置において、前記分離部材を前記
摩擦ローラから離間可能に設け、該分離部材が、前記給
紙台の非給紙位置への移動により前記摩擦ローラから離
間され、前記給紙台の給紙位置への移動により前記摩擦
ローラへ圧接されることにより解決される。
【0007】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、摩擦ローラとそれに圧接される分離部材とを有す
るシート材給送装置であって、給紙位置と非給紙位置と
に移動可能な給紙台を有し、使用時に該給紙台を給紙位
置に移動させて給紙台上に載置されたシート材を前記摩
擦ローラ及び前記分離部材により1枚ずつに分離して給
送するシート材給送装置において、前記給紙台が給紙位
置にあるか非給紙位置にあるかを検知する給紙台位置検
知手段と、前記給紙台上にシート材が載置されたか否か
を検知するシート材検知手段とを設け、シート材給送装
置が装着された本体機械の電源投入時で待機状態のと
き、且つ、前記給紙台が非給紙位置にあるか給紙位置の
前記給紙台にシート材が載置されていないときは、所定
時間が経過する度に前記摩擦ローラを所定量だけ回転さ
せて前記分離部材との圧接位置を変化させることを提案
する。
【0008】
【作用】分離部材を摩擦ローラから離間可能に設ける。
そして、給紙台を給紙位置に移動させると分離部材が摩
擦ローラに圧接され、給紙台を非給紙位置に移動させる
と分離部材が摩擦ローラから離間するように設ける。こ
れにより、給紙台が非給紙位置にあるとき、すなわち、
給紙装置を使用しないときに摩擦ローラが変形すること
を防ぐ。
【0009】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の給紙装置が装
着されたレーザプリンタの概略構成を示す断面図であ
る。図に示すようにこのレーザプリンタは、給紙カセッ
ト1、給紙ローラ2、手差し給紙台3、手差し用給紙ロ
ーラ4、レジストローラ対5、プロセスカートリッジ
6、光書き込み部7、転写装置8、定着装置9、第1排
紙ローラ対10、第2排紙ローラ対11、排紙方向切替
爪12等を有している。なお、プロセスカートリッジ6
は、感光体ドラム、帯電器、現像装置、クリーニング装
置等をユニット化したものである。
【0012】このレーザプリンタは、従来周知の電子写
真方式によるレーザプリンタであるので、その画像形成
(プリント)動作についての詳しい説明は省略するが、
通常のプリント動作においては、記録紙(図示せず)は
給紙カセット1から給送され、トナー像が転写及び定着
された記録紙は、第1及び第2排紙ローラ対10、11
によりプリンタ上面に排出される。また、このレーザプ
リンタには側面排出用の排紙トレイ21が装置本体から
引き出し可能に備えられ、この排紙トレイ21を装置本
体から引き出すと、それに連動して排紙方向切替爪12
が自動的に切り替えられ、記録紙はプリンタの側面に排
出される。
【0013】ところで、手差し給紙台3はプリンタ本体
に収納可能に設けられ、使用時のみ図に示すようにプリ
ンタ本体から引き出して給紙を行なうようになってい
る。すなわち、手差し給紙台3は軸17によりプリンタ
のフレーム(図示せず)に枢着支持され、軸17を支点
として矢印Aに示すごとく回動可能となっている。ま
た、手差し給紙台3には補助板22が引き出し可能に備
えられ、大サイズの記録紙を使用する場合に手差し給紙
台3から引き出すようになっている。
【0014】次に、図2〜図4を参照して本発明に係る
給紙装置について説明する。
【0015】これらの図に示すように、手差し給紙台3
の先端(プリンタ内部側の先端)には分離パッド15が
取り付けられている。分離パッド15は、ホルダー部材
14及び板バネ13を介して手差し給紙台のフレーム3
aに固定されている。なお、手差し給紙台のフレーム3
a及びホルダー部材14は樹脂により成型され、板バネ
13はフレーム3aに、またホルダー部材14は板バネ
13にそれぞれ熱カシメにより固定される。そして、原
稿載置板18が手差し給紙台3の内部を摺動可能に装着
され、スプリング19により押圧されている。さらに、
前述したように、手差し給紙台3は、軸17を支点とし
て回動可能にプリンタ本体に支持されている。なお、本
実施例においては、この手差し給紙装置の給紙ローラ
(摩擦ローラ)4はプリンタ本体側に設けられている。
また、図1に示した補助板22は、図2には省略してあ
る。
【0016】本実施例の手差し給紙装置を使用する場
合、図2に1点鎖線で示す収納位置から実線で示す使用
位置に給紙台3をプリンタ本体から引き出す。すると、
給紙台3の先端に設けられた分離パッド15が給紙ロー
ラ4から離間した収納位置から回動して実線で示すよう
に給紙ローラ4に当接する。このとき、給紙台3はプリ
ンタのフレームまたは外装カバーにより所定の位置に保
持され、分離パッド15が給紙ローラ4に当接して板バ
ネ13が撓み、所定の圧力で分離パッド15が給紙ロー
ラ4に押しつけられる。そして、原稿載置板18上に記
録紙束20をセットすると、記録紙束20がスプリング
19により原稿載置板18を介して給紙ローラ4に所定
の圧力で押しつけられ給紙が可能となる。この後、プリ
ンタ本体から印刷開始が指示されると給紙ローラ4が回
転を始め、原稿載置板18上にセットされた記録紙束2
0の最上位の紙を、給紙ローラ4と分離パッド15によ
り1枚に分離してレジストローラ対5の方向へ送り出
す。
【0017】手差し給紙装置を使用しないときは、給紙
台3を図2に1点鎖線で示す収納位置へ回動させ、プリ
ンタ本体に収納する。すると、給紙台3の先端に設けら
れた分離パッド15は給紙ローラ4から離間する。その
ため、手差し給紙装置の使用頻度が高くない場合でも、
給紙装置の未使用時は分離パッド15と給紙ローラ4と
の圧接が解除されているので、給紙ローラ4が変形する
ことがなく、給紙装置の使用時に給紙状態が不安定とな
ることがない。
【0018】また、給紙台3を回動させることにより給
紙ローラ4と分離パッド15との圧接を解除することが
できるので、この給紙装置においてジャム(紙詰まり)
が発生した場合でも、給紙台3を少し回動させて給紙ロ
ーラ4と分離パッド15との圧接を解除した状態でジャ
ム処理を行なってやれば、ジャム紙の除去が容易にで
き、処理が非常に簡単である。
【0019】さらに、給紙台3を給紙位置に引き出した
ときに、給紙台3が保持される位置を1ヵ所に固定する
のではなく、複数の個所に保持できるようにして、給紙
台3の引き出し角度により分離パッド15の給紙ローラ
4への圧接力を変化させるようにしてやれば、手差しす
る記録紙にあわせて分離条件を変えることができる。例
えば、表面抵抗の高い用紙を手差しする場合には、分離
パッド15と給紙ローラ4との圧接力を強くして分離圧
を高めて分離を確実にし、薄紙を手差しする場合には分
離パッド15と給紙ローラ4との圧接力を弱めて薄紙の
破損を防止することができる。
【0020】なお、本実施例においては、給紙台3に分
離パッド15を取り付けて両者を一体的に設けている
が、分離パッド15を給紙ローラ4同様プリンタ本体側
に設け、給紙台3の収納位置への移動により分離パッド
を給紙ローラから離間させるようにしてもよい。例え
ば、分離パッド15を給紙台3と一体的に設けずに、プ
リンタ本体側に給紙ローラ4と圧接させて設け、その分
離パッドを移動可能に設けて、分離パッドと給紙台とを
連結して給紙台の収納位置への回動により分離パッドを
移動させ分離パッドと給紙ローラとの圧接を解除し、給
紙台の使用位置への回動により分離パッドと給紙ローラ
とが圧接するように構成してもよい。あるいは、給紙台
3は回動式ではなく、スライド式、又は折り畳み式にし
て、それら給紙台を給紙位置にしたときに分離パッドが
給紙ローラに圧接され、それら給紙台を非給紙位置にし
たときに分離パッドが給紙ローラから離間するように構
成してもよい。
【0021】また、本発明はプリンタ、複写機等におけ
る記録紙を給送する給紙装置だけに適用されるものでは
なく、例えば、ファクシミリや複写機のADF、あるい
はスキャナ(原稿読み取り装置)等における原稿を給送
するための給紙装置にも適用することができる。その場
合、原稿台を給紙位置と非給紙位置とに移動可能に構成
し、原稿を給送しない時には分離パッドが給紙ローラか
ら離間するようにしてやればよい。
【0022】次に、請求項2に係る発明の実施例につい
て説明する。
【0023】本実施例の手差し給紙装置は、複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等に装着された通常の手差し給紙
装置と同様、本体装置に収納可能に設けられている。そ
して、使用時は、本体装置から引き出して手差し給紙を
行なうことも従来と同様である。ただし、複数枚の記録
紙をセットして1枚ずつに分離して給送できることは図
1〜4により説明した前記実施例と同様である。しか
し、本実施例の手差し給紙装置は、図2〜4に示した給
紙装置のように分離パッドが給紙ローラから離間できる
ようにはなっておらず、通常の摩擦分離方式の給紙装置
と同様に、給紙ローラと分離パッドは圧接されたままで
ある。
【0024】以下、本実施例の手差し給紙装置の特徴部
分について説明する。
【0025】本実施例の手差し給紙装置が装着されたプ
リンタは、その手差し給紙装置以外の構成は図1に示し
たレーザプリンタと同様であるので、図1を参照して説
明する。なお、本実施例の手差し給紙装置は、分離パッ
ドが給紙台と一体にはなっておらず、分離パッドは固定
されており、給紙ローラに圧接されたままである。
【0026】図1に示すレーザプリンタは、電源が入れ
られた状態で一定の時間プリントしないときは、装置を
予熱状態にして消費電力を節約するようになっている。
しかし、予熱状態でもプリント指示があったときに、す
ぐにプリント動作を開始できるようにプリンタの定着装
置9の定着ローラの温度はある一定の温度に保たれる。
もし、予熱時に、定着ローラのヒータ(図示せず)への
通電を完全に解除してしまった場合には、プリンタの電
源を最初に入れたときと同様に、定着ロ−ラの温度が定
着可能温度に上昇するまでに時間が掛かってしまうから
である。そのため、このプリンタにおいては、予熱時に
は定着ローラのヒータを所定時間ごとにオン/オフ制御
して一定の温度に保持するようになっている。
【0027】そして、このプリンタにおいては、電源が
投入された後、定着装置9の定着ロ−ラローラ表面が所
定の温度に到達したことが定着装置9に設けられた温度
センサ(図示せず)により検知される。その後、所定の
時間プリント動作が行なわれないとき、または、プリン
ト動作が終了した後に所定の時間プリント動作が行なわ
れないとき、上述したように装置を予熱状態にして消費
電力を節約する。
【0028】そこで、本実施例においては、この定着装
置9のための制御を利用して、レーザプリンタの電源が
オンされた状態で、給紙台3がプリンタ本体に収納され
ているか、図に示すように給紙台3がプリンタ本体から
引き出されていてもその給紙台3上に記録紙がセットさ
れていないときは、まず、上記温度センサの所定温度検
知タイミングで給紙ローラ4を所定量だけ回転させ、給
紙ローラ4と分離パッドとの圧接位置を変化させる。そ
の後、予熱状態に入ったときは上記定着ロ−ラのヒータ
のオン/オフ信号を利用して給紙ローラ4を所定量だけ
回転させ、給紙ローラ4と分離パッドとの圧接位置を変
化させる。従って、プリント動作が行なわれないときは
所定時間が経過する度に給紙ローラ4の所定量の回転が
行なわれる。この時の給紙ローラ4の回転量を、給紙ロ
ーラ4と分離パッドとの圧接位置が毎回異なるようにす
ることで、給紙動作を行なわないときでも、給紙ローラ
4の変形を最小限に抑えることができる。なお、給紙台
3が給紙位置にあるか収納位置にあるか、また、給紙台
3上に記録紙がセットされているか否かは、給紙装置に
設けられた図示しない給紙台位置検知センサ及び用紙検
知センサにより検知する。
【0029】このように、本実施例においては、給紙ロ
ーラ4を所定時間経過する度に回転させるために、特別
な制御プログラムを必要とせず、プリンタの定着装置の
制御を利用して行なうことができ、コストの上昇を最小
限に抑えて給紙ローラの変形を防止することが可能であ
る。また、給紙ローラと分離パッドは圧接されたままで
あり、分離パッドを給紙ローラから離間させるような構
成が不要なので、給紙装置自体の構成を複雑にすること
がない。
【0030】なお、給紙装置が装着されたプリンタの定
着装置のための制御を利用しなくとも、給紙装置自体を
制御するようにして本体機械の電源投入時で待機時(動
作を行なっていないとき)に所定時間が経過するごとに
給紙ローラを回転させるようにすることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート材
給送装置によれば、給紙台を収納位置(非使用位置)に
したときに給紙ローラと分離パッドとの圧接が解除され
るので、給紙装置を使用しない時間が長くとも、給紙ロ
ーラを変形させることがなく、給紙時にシート材の不送
りや重送等の給紙不良を起こすことがない。また、給紙
台の位置を変えることにより給紙ローラと分離パッドと
の圧接が解除されるので、ジャム処理を非常に容易に行
なうことができる。
【0032】請求項2の構成により、所定時間が経過す
るごとに給紙ローラを所定量だけ回転させるので、給紙
ローラの変形を防ぎ、給紙不良を防止することができ
る。また、シート材給送装置の構成を複雑にすることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の給紙装置が装着さ
れたレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。
【図2】図2は、その実施例の給紙装置を示す断面構成
図である。
【図3】図3は、その給紙装置の一部を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は、その給紙装置の摩擦ローラ及び分離パ
ッド付近を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット 3 手差し給紙台 4 手差し用給紙ローラ 6 プロセスカートリッジ 9 定着装置 13 板バネ 14 ホルダ部材 15 分離パッド 18 原稿載置板 20 記録紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦ローラとそれに圧接される分離部材
    とを有するシート材給送装置であって、給紙位置と非給
    紙位置とに移動可能な給紙台を有し、使用時に該給紙台
    を給紙位置に移動させて給紙台上に載置されたシート材
    を前記摩擦ローラ及び前記分離部材により1枚ずつに分
    離して給送するシート材給送装置において、 前記分離部材を前記摩擦ローラから離間可能に設け、該
    分離部材が、前記給紙台の非給紙位置への移動により前
    記摩擦ローラから離間され、前記給紙台の給紙位置への
    移動により前記摩擦ローラへ圧接されることを特徴とす
    るシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 摩擦ローラとそれに圧接される分離部材
    とを有するシート材給送装置であって、給紙位置と非給
    紙位置とに移動可能な給紙台を有し、使用時に該給紙台
    を給紙位置に移動させて給紙台上に載置されたシート材
    を前記摩擦ローラ及び前記分離部材により1枚ずつに分
    離して給送するシート材給送装置において、 前記給紙台が給紙位置にあるか非給紙位置にあるかを検
    知する給紙台位置検知手段と、前記給紙台上にシート材
    が載置されたか否かを検知するシート材検知手段とを設
    け、シート材給送装置が装着された本体機械の電源投入
    時で待機状態のとき、且つ、前記給紙台が非給紙位置に
    あるか給紙位置の前記給紙台にシート材が載置されてい
    ないときは、所定時間が経過する度に前記摩擦ローラを
    所定量だけ回転させて前記分離部材との圧接位置を変化
    させることを特徴とするシート材給送装置。
JP6032640A 1994-03-02 1994-03-02 シート材給送装置 Pending JPH07237769A (ja)

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