JPH07237503A - 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス - Google Patents

小物入れ兼用三角表示板収納ボックス

Info

Publication number
JPH07237503A
JPH07237503A JP3237594A JP3237594A JPH07237503A JP H07237503 A JPH07237503 A JP H07237503A JP 3237594 A JP3237594 A JP 3237594A JP 3237594 A JP3237594 A JP 3237594A JP H07237503 A JPH07237503 A JP H07237503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
display board
triangular display
box
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3237594A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shimazaki
広治 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP3237594A priority Critical patent/JPH07237503A/ja
Publication of JPH07237503A publication Critical patent/JPH07237503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数および組付工数を削減するとともに
収納スペースの有効利用を図る。 【構成】 車両のクオータパネル3の内部空間を利用し
て三角表示板携行用ケース7を収納するボックス本体1
9に、小物を収納する小物入れ部20が樹脂成形によっ
て一体形成される。ボックス本体19に小物入れ部20
をもつ一体成形品であるから、部品点数が少なくそれに
伴う組付工数も削減されるとともに、ボックス本体と小
物入れとの間に取付上のゆとりを設ける必要がなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ボデーに付設され
る小物入れ兼用三角表示板収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】車両に携行する三角表示板(停止表示板
ともいう)は、高速道路や自動車専用道路等で故障停止
した時に車両後方において後方車両に停車中であること
を知らせるもので、使用時には中空正立三角形に組み立
てられ、また通常時には分解されて三角表示板携行用ケ
ースに収納されている。
【0003】従来、前記三角表示板携行用ケースを、車
両のクオータパネルの内部空間を利用して収納する三角
表示板収納ボックスがある。この収納ボックスの従来例
が図5の説明図に車両への組付状態で示されている。図
5(a)はバン型車両の後部の略体構成図、同(b)は
(a)のB−B線断面図、同(c)は(a)のA−A線
断面図である。車両1の後部荷室の一側面(図は車両進
行方向に向かって右側面)を形成しかつ上部にクオータ
ウインドガラス2が嵌め込まれるクオータパネル3は、
クオータインナパネル3aとこれに組み合わされるクオ
ータアウタパネル3bとからなる。
【0004】クオータインナパネル3aには、クオータ
ウインドガラス2の下方に位置するボックス取付用開口
孔4が形成されている。この開口孔4の口縁には適数個
(図は4個を示す)の収納ボックス取付用固定片5が設
けられている。前記クオータパネル3の内部空間すなわ
ちクオータインナパネル3aとクオータアウタパネル3
bとの間の空間には、三角表示板収納ボックス6が前記
開口孔4を介して水平状に配置されている。
【0005】三角表示板収納ボックス6は、三角表示板
携行用ケース7を収納可能な横長四角形状の箱形に樹脂
成形されたボックス本体8を主体として形成されてい
る。ボックス本体8の周囲には前記固定片5に対応する
取付片9が形成されており、その取付片9がクオータイ
ンナパネル3aの固定片5にボルト10によって結合さ
れている。また、車両1の図示されないバックドアを開
けたリヤ開口から前記三角表示板携行用ケース7を取り
出したり収納したりしやすいように、ボックス本体8の
後端部にケース出入口11が形成されている。
【0006】前記クオータインナパネル3aには、開口
孔4を覆う樹脂製サイドトリム12が取り付けられてい
る。サイドトリム12には、前記三角表示板収納ボック
ス6のケース出入口11に対応するケース出入口13が
形成されているとともに、その出入口を覆うカバー14
が着脱可能に取り付けられている。前記サイドトリム1
2の前下部すなわちセカンドシートあるいはサードシー
トの乗員が使用しやすい位置には、小物を収納する小物
入れ15が設けられている。小物入れ15は、受け皿形
状に樹脂成形され、前記サイドトリム12に形成された
小物出入口16の裏側に熱かしめ(符号15aを付す)
によって一体に取り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の三角表示板収納
ボックス6によると、ボックス本体8が三角表示板携行
用ケース専用であり、いわばボックス本体8と小物入れ
15とが独立した2個のボックスとなっている。このた
め部品点数が多くそれに伴う組付工数も多くなることか
ら、コストが高くなる。さらにボックス相互間に取付上
のゆとりが必要となることにより、小物入れスペースが
制約を受け収納スペースを有効に利用することができな
いという問題も残る。
【0008】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は部品点数およ
び組付工数を削減するとともに収納スペースの有効利用
を図ることのできる小物入れ兼用三角表示板収納ボック
スを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車両のクオータパネルの内
部空間を利用して三角表示板携行用ケースを収納するボ
ックス本体に、小物を収納する小物入れ部が樹脂成形に
よって一体形成されている小物入れ兼用三角表示板収納
ボックスである。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の小物入れ兼用三角表示板収納ボックスにおいて、前記
ボックス本体に小物入れ部との仕切りをなすリブが設け
られている小物入れ兼用三角表示板収納ボックスであ
る。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載の小物入れ兼用三角表示
板収納ボックスによれば、ボックス本体に小物入れ部を
もつ一体成形品であるから、小物入れが別部品であった
従来品に比べ部品点数が少なくそれに伴う組付工数も削
減される。さらに、ボックス本体と小物入れとの間に取
付上のゆとりを設ける必要がなくなるので、そのゆとり
の確保にともなう小物入れスペースの制約がなくなる。
前記請求項2記載の小物入れ兼用三角表示板収納ボック
スによれば、ボックス本体に設けたリブによって、側突
時のエネルギー吸収が可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。小物入れ兼用三角表示板収納ボックス18は、図2
に全体斜視図で示され、また図1の説明図に車両1への
組付状態で示されている。なお図1(a)はバン型車両
の後部の略体構成図、同(b)は(a)のC−C線断面
図であり、同(c)は(a)のD−D線断面図である。
図1および図2に示されるように、小物入れ兼用三角表
示板収納ボックス18は、三角表示板携行用ケース7を
収納可能な横長四角形状の箱形に樹脂成形されたボック
ス本体19を主体として形成されている。このボックス
本体19の前下部(図示左下部)には、小物を収納する
小物入れ部20が樹脂成形によって一体形成されてい
る。なお小物入れ部20が図3に部分斜視図で示されて
いる。
【0012】図1および図2に示されるように、前記ボ
ックス本体19の後端部にはケース出入口21が開口さ
れ、また小物入れ部20には小物出入口22が開口され
ている。またボックス本体19の周囲には適数個(図は
5個を示す)の取付片23が形成されている。各取付片
23には挿通孔24が開けられている。
【0013】さらに図2および図3に示されるように、
前記ボックス本体19には、ボックス本体19の両側壁
間に跨がり小物入れ部20の仕切りをなす円筒状をした
適数本(図は5本を示す)のリブ25が設けられている
(図1(b)参照)。前記小物入れ兼用三角表示板収納
ボックス18は、周知の樹脂成形技術であるブロー成形
(吹き込み成形、中空成形等とも呼ばれている)によっ
て一体成形されている。
【0014】前記小物入れ兼用三角表示板収納ボックス
18は、図1に示されるように車両1に対して従来とほ
ぼ同様にして取り付けられる。なお車両側構成部品につ
いては、従来例と同一もしくは均等構成と考えられる部
分に同一符号を付して重複する説明は省略する。すなわ
ちボックス本体19の取付片23がクオータインナパネ
ル3aの固定片5にボルト10によって結合されてい
る。この取付部分が図4に断面図で示されている。詳し
くは、取付片23の挿通孔24にボルト10が挿通さ
れ、そのボルト10が固定片5に溶接したウエルドナッ
ト5aにネジ付けられている。
【0015】そして、図1に示されるようにクオータイ
ンナパネル3aにサイドトリム12が取り付けられる。
サイドトリム12のカバー14が取り付けられたケース
出入口13は、前記三角表示板収納ボックス18のケー
ス出入口21に対応する。またサイドトリム12の小物
出入口16は、小物入れ部20の小物出入口22に対応
する。このサイドトリム12の各出入口13,16は、
それと対応する出入口21,22と嵌合状態をなすだけ
で、熱かしめ等で結合されていない。
【0016】前記小物入れ兼用三角表示板収納ボックス
18によれば、ボックス本体19に小物入れ部20をも
つ一体成形品であるから、小物入れが別部品であった従
来品に比べ部品点数が少なくそれに伴う組付工数も削減
される。さらに、ボックス本体19と小物入れ部20と
の間に取付上のゆとりを設ける必要がなくなるので、そ
のゆとりの確保にともなう小物入れスペースの制約がな
くなり、その小物入れスペースを増大することが可能
で、収納スペースを有効に利用することができる。ま
た、ボックス本体19に設けたリブ25によって、側突
時のエネルギー吸収が可能で安全性が向上する。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載する効果を奏する。本発明の請求
項1記載の小物入れ兼用三角表示板収納ボックスによれ
ば、小物入れが別部品であった従来品に比べ部品点数お
よび組付工数を削減することができ、また収納スペース
を有効に利用することができる。前記請求項2記載の小
物入れ兼用三角表示板収納ボックスによれば、側突時の
エネルギー吸収により安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】小物入れ兼用三角表示板収納ボックスの全体斜
視図である。
【図3】小物入れ部を示す部分斜視図である。
【図4】取付部を示す断面図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車両 3 クオータパネル 7 三角表示板携行用ケース 18 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス 19 ボックス本体 20 小物入れ部 25 リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のクオータパネルの内部空間を利用
    して三角表示板携行用ケースを収納するボックス本体
    に、小物を収納する小物入れ部が樹脂成形によって一体
    形成されている小物入れ兼用三角表示板収納ボックス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の小物入れ兼用三角表示板
    収納ボックスにおいて、前記ボックス本体に小物入れ部
    との仕切りをなすリブが設けられている小物入れ兼用三
    角表示板収納ボックス。
JP3237594A 1994-03-02 1994-03-02 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス Pending JPH07237503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237594A JPH07237503A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237594A JPH07237503A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237503A true JPH07237503A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12357210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3237594A Pending JPH07237503A (ja) 1994-03-02 1994-03-02 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07237503A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106274717A (zh) * 2015-06-24 2017-01-04 通用汽车环球科技运作有限责任公司 具有用于三角警告标志的保持件的机动车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106274717A (zh) * 2015-06-24 2017-01-04 通用汽车环球科技运作有限责任公司 具有用于三角警告标志的保持件的机动车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW438690B (en) Instrument panel
US6276477B1 (en) Component car system
US6030018A (en) Truck bed having hinged side panel sections
JP3733346B2 (ja) 車両端範囲に配置された収容室を備えた自動車
US5176403A (en) Safety belt arrangement for the rear seat unit of a motor vehicle
JPH07237503A (ja) 小物入れ兼用三角表示板収納ボックス
US6089595A (en) Side impact airbag module
KR20220095274A (ko) 차량용 루프박스
JPH1191505A (ja) リヤシートベルト装置
JP2852204B2 (ja) 自動車のフロントボディ構造
JPH0221349Y2 (ja)
JP2004017945A (ja) 内装トリムのポケット構造
JPH0323880Y2 (ja)
KR970005628Y1 (ko) 지프형 자동차의 스페어 타이어 장착구조
JP3140476B2 (ja) 自動車の組立方法
JPH033104Y2 (ja)
GB2280253A (en) A vehicle's luggage compartment door with lights
JP2002240643A (ja) スピーカ取付構造
JPH08225067A (ja) 車両用ジャッキ格納庫
JP3332572B2 (ja) 車両用物入れ装置
KR19980042217U (ko) 자동차 리어 패키지 트레이의 격벽 구조
JP2023123236A (ja) 自動車
CZ33620U1 (cs) Sestava přihrádky v interiéru automobilu
JPH0439816Y2 (ja)
JPH037230Y2 (ja)