JPH07237220A - タイヤモールドの製作方法および製作装置 - Google Patents

タイヤモールドの製作方法および製作装置

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JPH07237220A
JPH07237220A JP7017991A JP1799195A JPH07237220A JP H07237220 A JPH07237220 A JP H07237220A JP 7017991 A JP7017991 A JP 7017991A JP 1799195 A JP1799195 A JP 1799195A JP H07237220 A JPH07237220 A JP H07237220A
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mold
segment
tire
tire mold
plate
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JP7017991A
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English (en)
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Norbert Majerus
マジェラス ノーベルト
Paul T Hardy
トーマス ハーディ ポール
Alan Greenwood
グリーンウッド アラン
Ronda Renee Bayer Thayer
レニー ベイヤー サー ロンダ
Timothy Michael Rooney
マイケル ルーニイ ティモシー
Douglas E Pryor
エドワード プライアー ダグラス
David Lowell Wolfe
ロウエル ウォルフェ デイヴィッド
Veronique Moris-Herbeuval
モリス−エルブヴァル ヴェロニク
Werner Hillman
イルマン ヴェルナー
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • B29L2031/757Moulds, cores, dies
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、型の上に溶融噴霧状金属を溶射し
てシェルを作りこれに樹脂裏打ちを施してタイヤモール
ド用のモールドセグメントを形成するに際し、割れが無
く組立容易で熱伝導性があり容易にガスが除去されかつ
安価に早く作られるタイヤモールドを提供する。 【構成】 溶射台に設けられた2個の型10に交互に2
0層の溶融金属を溶射して成型したシェル14と裏打ち
プレート36とサイドプレート38とがチャンバー50
を有するモジュール式のシューコンテナ26を形成す
る。加熱された液状樹脂充填物が金属粒子と混ぜられシ
ューの中に射出されモールドセグメント56を形成す
る。充填中孔及び溝よりガスが放出される。異なったサ
イズのモールドセグメントを作るため部材36は交換可
能で、さらに厚さを変えるためのスペーサを具える。ス
ライドブロックが使われる場合は裏打ち部材は不要であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シェルを形成するため
に、型の上に溶融した霧状の金属を吹き付け、更にタイ
ヤモールドのモールドセグメントを形成するための樹脂
裏打ちをおこなって、このシェルを補強することにより
タイヤモールドを製作する、方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤモールド用トレッドセグメ
ントは、原型と同じ形状を持つシェルを形成するため
に、トレッドセグメント原型上を覆う低温の霧状の金属
を吹き付けて作られている。次いでこのシェルは、原型
が取り外される前にシェルを支えるに必要な樹脂の充填
物あるいは他の適切な材料による裏打ちが施されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法では、タイヤ
モールドを製作するに当たっては他の目的の種々のモー
ルドを製作する時には遭遇しなかった諸問題がある、例
えば何層かの金属の溶射層を積み上げて積層シェルをつ
くる時に、シェルのひび割れという問題がある。いくつ
かのセグメントを一緒に合わせて一つの完全な円をなす
トレッドモールディング面を組み立てるのが難しいとい
う事も経験している、またモールドセグメントに必要な
熱伝導性を持たせるには、加熱された樹脂に金属粒子を
混ぜることも必要である。加熱された樹脂の中の空気や
ガスは、シェルと原型を含むシュ−の中に樹脂を射出し
ている間に除去しなければならない。各タイヤモールド
のサイズに対し最適のサイズのシューがあることも分か
っている。各サイズのモールドセグメントに対して特殊
サイズのシューを作ることは、高価になりかつ時間の無
駄となる。各モールドセグメントを作るにあたっての他
の問題点は、タイヤの加硫中に仕上げられたタイヤモー
ルドからガスを適切に取り除くような排気処置が必要な
事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はモールドシェル
のひび割れを防止できるような方法で、型の上に何層か
の霧状の金属を溶射するものである。シェルが型の上に
溶射成型された後、シェルおよび型は、異なるサイズの
モールドセグメントに、同一のシューを使い得る様な交
換可能の裏打ち部材を有するモジュール式のシューアセ
ンブリーに組み込まれる。本発明は、二つ以上のセグメ
ントのタイヤモールドを作るのに使い得ると考えられ
る。加熱された流体状樹脂充填物は、シューの中に射出
される前に加熱された金属粒子と混ぜられ、そうしてこ
の混合物は射出充填作業中に、閉じ込められているいか
なる空気やガスも放出するように穴明けされる。シュー
の設計は、シューの底部端において滑らかな突き合わせ
閉じ面を持つ様になっている。シューの上端部には、粒
子を含まない加熱された液体状の樹脂充填物のプールを
含むダムが設けられ、その材料がダムの中で冷却された
後、モールドセグメントの他端と滑らかな合わせ面の端
末で接するように、機械加工される。仕上げられたモー
ルドセグメントは、必要な排出手段を持つセグメントの
接触する表面の間の接続部につながる排気口を、外側表
面の溝の上に持つように穴あけされる。
【0005】シェルが樹脂で裏打ちされる間、型とシェ
ルを保持するために改造したシューコンテナー組立体
は、基板を有する軸の回りを回転する調整可能のアーム
と、カバープレートおよび樹脂裏打ちのためのチャンバ
ーをもつエンドープレートとを有する。この装置により
異なったコード長さを有するタイヤモールドセグメント
を、同じシューコンテナー組立体で作ることが出来る。
【0006】他の代りのシューコンテナー組立体では、
異なった厚さのモールドセグメントを提供するための平
板状スペーサーを支持する空間を有している。
【0007】また別のシューコンテナーの変形では、底
板を必要としないように、スライドブロックがキャビテ
ィーの片側に設けられて液体状裏打ち材料が充填され
る。
【0008】本発明の趣旨に従えば、タイヤモールドの
ためのモールドセグメントを製作するに要する次の機器
類が提供される。
【0009】(a)モールドセグメントの型を形成する
手段、(b)一つの層が溶射された後、次の層が溶射さ
れる前に、一つの層を室温より上の温度に冷却されるよ
うにして、シェル部材を作るために溶融した霧状の金属
の複数の層を型の上に溶射する手段、(c)シューコン
テナーとシェル部材の間にチャンバーを有する、シェル
部材を装着するためのシューコンテナー、(d)シェル
部材付きのモールドセグメントを形成するために、硬化
性の加熱された流体状の裏打ち材料でチャンバーを充填
するための手段、(e)流体状の裏打ち材をシェル部材
に接着してモールドセグメントを作るために、流体状の
裏打ち材を加熱し硬化させる手段、(f)シューコンテ
ナーからモールドセグメントを取り外す手段、および
(g)型からシェル部材付きのモールドセグメントを取
り外す手段。
【0010】本発明の別の趣旨に従えば、タイヤモール
ドのためのモールドセグメントを製作するための次の方
法が提供される。
【0011】(a)モールドセグメント用のタイヤトレ
ッドの型を形成し、(b)一つの層が溶射された後、次
ぎの層が溶射される前に、一つの層を室温より上の温度
に冷却されるようにして、シェル部材を作るために溶融
した霧状の金属の複数の層を型の上に溶射し、(c)シ
ューコンテナーとシェル部材の間にチャンバーを有する
シューコンテナーの中に、シェル部材を装着し、(d)
モールドセグメントの一端の形成とシェル部材の裏打ち
を形成するために、硬化性の加熱された液体状の裏打ち
材料をチャンバーに充填し、(e)流体状の裏打ち材を
シェル部材に接着してモールドセグメントを作るため
に、流体状の裏打ち材を加熱して硬化させ、(f)シュ
ーコンテナーからモールドセグメントを取り外し、そし
て(g)シェル部材から型を取り外す方法。
【0012】本発明に最も密接な関係を有する当業者に
とって、本発明の実施を考慮している最善の態様を描い
た間違いのない好ましい実施例を、明細書の一部を構成
する添付の図面を参照してここに説明した。
【0013】ここに示し説明した実施例は実例であっ
て、当業者にとっては明らかなことであるが、請求項に
規定された本発明の精神と範囲の中において数多くの変
更が可能である。
【0014】
【実施例】図1、2および3において、メタルシェル1
4が表面に溶射されたトレッド部12を有するタイヤモ
ールドセグメントの型10が示されている。この型はシ
ェル14から取り外し出来、かつ約66℃の溶融状態の
金属を溶射出来る材料から作られことが望ましい。石膏
型の上に形成されたゴムタイヤトレッドの原型から鋳造
製作されたハイドロパーム(hydroperm)の型
10は、溶融金属を溶射出来かつ事後に水で溶解出来る
ものであることが分かっている。型10用の他の材料と
しては、シェル14から引き剥がす事が出来る材料であ
る弾性ゴムあるいは尿素を含むワックスが使用可能であ
る。金属をこのワックス型の上に直接溶射することが可
能である。
【0015】図1に示すように、型10は第2の溶射台
20に装着された別の型10aに隣接して、第1の溶射
台18において適切な支持部材16の上に装着されてい
る。他の夫々の型10は、支持部材16に沿った夫々の
溶射台に装着されている。好ましい実施例には、型1
0、型10aおよび第3の型(不図示)を支持する支持
部材16にそって三つの溶射台がある。
【0016】シェル14は、型10、10aおよび10
bの上に溶融噴霧状金属22の複数層を約66℃で溶射
成型したものである。金属22の各層は、室温より高い
約33℃ないし52℃の温度に冷却される。型10aお
よび10bが順次溶射成型される間に、溶射台18の型
10の上に形成された第1の層が、別の層が形成される
前に冷却される。それ故、スプレーガン24は、第1の
層を成型するために型10、10aおよび10bの上を
順次移動し、次に、第2の層を成型するために、型10
の上に成型された第1の層がその上に第2の層を成型す
るのに十分なところまで冷却される時間を置いて、型1
0の上に戻される。この手順はシェル14の厚みが0.
159ないし0.636センチメートル好ましくは0.
159センチメートルになるまで続けられる。この溶融
金属としてはアルミニウムあるいは類似の金属が望まし
い。型10の表面に溶融した噴霧状金属22を20層溶
射成型することでシェル14は望みの厚さとすることが
可能である。
【0017】図4および5においては、液体状裏打ち材
料28をシェル14に成型接着するシューコンテナー2
6が示されている。このシューコンテナー26は、傾斜
コンテナー支持台32の上に装着するためのシュー基板
30と、シューコンテナーの上端を覆う上端プレート3
4とを有する。バー42と44がボルト46と48で締
め付けられるような締め付け手段で、型10に密封嵌合
されるように、底板すなわち裏打ちプレート部材36
が、耳部材すなわちサイドプレート38にネジ40で取
り付けられる。この様な構成によって、チャンバー50
は、上端プレート34の中に開口52を有するシューコ
ンテナー26の中に設けられる。押湯のための直立フラ
ンジのダムを備える開口52の周りにフランジ54が伸
びている。
【0018】裏打ちプレート部材36とシェル14と
は、モールドの必要に応じ予め決められた距離に保たれ
ている。同一のサイドプレート38に対して、異なった
サイズの裏打ちプレート部材36を使うことができる。
図5、6および7においては、液体状裏打ち材料28を
シェル14に接着して作られたモールドセグメント56
が示されている。この液体状裏打ち材料28には、モー
ルドセグメント56の60重量パーセントを構成するア
ルミニウム粒のごとき金属粒子を含む。図4において
は、混合容器58を通じての液体状裏打ち材料28の射
出が略図で示されている。液体状裏打ち材料28は、図
示されたタンク60に入れられて加熱されたエポキシ樹
脂と、図示されたタンク62で加熱されたエポキシ樹脂
触媒とが混合されたものであって、その両方が混合容器
58に供給されている。別の加熱タンク64には、加熱
された金属粒子が収納されており容器58中の加熱され
た樹脂と混合される前に70℃に予備加熱される。この
加熱されたエポキシ樹脂、加熱された樹脂触媒および金
属粒子の混合物は、予め設定された圧力でチャンバー5
0を充填するためにチャンバー50に射出される。この
混合物は計量ポンプ66と68によって供給され、金属
粒子は計量供給器70により重量で供給される。液体状
裏打ち材料28のチャンバー50への射出の間に、この
材料が空気とガスを放出するための穴開けと攪拌が行わ
れ得るような間隔で、射出は停止される。この穴開けは
チャンバー50が2分の1充填された時と、4分の3充
填された時および完全に充填された時に行われるのが好
ましい。このチャンバー50はまた、空気とガスを取り
除く真空源(不図示)に接続されている。チャンバー5
0が完全に充填された時、フランジ54により形成され
たダム中の押湯に少しも金属粒子を含有せぬように、タ
ンク64からの金属粒子の供給は遮断される。流体状裏
打ち材料28がチャンバー50へ射出される前に、タン
ク64の中の金属粒子と、タンク60の中のエポキシ樹
脂およびタンク62の中のエポキシ樹脂触媒と同様に、
シューコンテナー26およびシェル14付き型10は約
70℃に予備加熱されることが好ましい。液体状裏打ち
材料28のチャンバー50への射出の後、モールドセグ
メント56を約50℃のオーブンに入れ、混合物を硬化
するために1ないし2時間保持する。次にこのモールド
セグメント56はオーブンから取り出され、型10は適
切な手段でシェル14から取り外される。たとえば、型
10がハイドロパームから作られている時は高圧水で洗
い落とすことが可能である。若し型10が尿素とワック
スで作られている時には、そのワックスの溶融点以上の
温度でモールドセグメント56を溶融することが出来
る。型10から取り外し後のモールドセグメント56お
よびシューコンテナー26が図6に示される。
【0019】図7においては、モールドセグメント56
はシューコンテナー26から取り外され、型10から分
離した状態で示されている。次に排気口72が溝74と
連絡してモールドセグメント56を貫通して孔明けさ
れ、その溝74はモールドセグメントの半径方向外側面
に機械加工されて、シュー基板30と上端プレート34
とに接するモールドセグメントの円周方向両端面まで延
びている。上端プレート34に隣接する端面には、モー
ルドが組み立てられる時に隣接するモールドセグメント
の端面と係合するように平滑に機械加工されるエポキシ
樹脂の押湯を有している。モールドセグメント10およ
び他の各モールドセグメントを用いてタイヤモールドを
製作する工程中に、空気とガスは、排気口と溝74を通
り、割れ目を備えてそこから空気とガスが散逸すること
ができるモールドセグメントの隣り合う端面に、シェル
14の表面から排出される。
【0020】図8および図9においては、変形されたシ
ューコンテナー76が示されている。平らな基板78は
一端に装着された垂直のヒンジピン80を具備する。サ
イドアーム82と84は、異なる角度のモールドセグメ
ント90に適合したサイドアームを軸周辺に装着するた
めに、ヒンジピン80の上部に位置するヒンジプレート
86と88を有する。所要のモールドセグメント90の
角度に対応する固定用バー92が、サイドアーム82と
84の間にある基板78の上に装着される。角度調節可
能のクランプ94と96が、サイドアーム82と84の
固定用バーの反対側で、基板78に装着されている。溶
射されたシェル100を有する型98は、アーム82と
84の間に装着され、そしてエンドプレート102は、
基板78の中のセントラルスロット106の中へ延びる
ピン104によって決められる中心位置において、アー
ム82と84の両端に対して位置決めされる。エンドプ
ーレト102は、エンドプレートの両端に設けられたス
イングボルト108と、サイドアーム82、84から外
側に伸びる係合フランジ110とにより支持される。持
ち手112はエンドプレート102の外面に堅固に固定
される。
【0021】帯金116に接続し内ねじを有するブッシ
ング114は、エンドプレート102を貫通して延び各
ブッシング内でねじを有するボルト118によって適正
な位置に保持されている。エンドプレート102、基板
78、サイドプレート129および型98のシェル10
0により画定されるチャンバー120には、次に、加熱
されたエポキシ樹脂、エポキシ樹脂触媒および加熱され
た金属粒子が充填される。サイドプレート129は、シ
ューコンテナー76の中において型98の位置決めをす
るステップを備えている。次にカバープレート122
は、基板に固定されたスタッド124の上から下げられ
ナット126で固定される。余剰の材料はカバープレー
ト122にある開口127を通りチャンバー120から
逸出し、後で切削加工でその表面から取り除く事が出来
る押湯を側面に形成する。
【0022】図1から図7で図示し述べられた応用例と
同様の方法で、エポキシ樹脂混合物がチャンバー120
内に射出されて後、カバープレート122を取り外し出
来るようにナット126を外す。モールドセグメント9
0中に各ブッシング114と各帯金116を残して各ボ
ルト118を外す。クランプ94と96を引込ませ、次
にモールドセグメント90とシェル100と型98が、
チャンバー120から取り出されてオーブンで加熱され
る。次に型98は、図10に示されるごとく、モールド
セグメント90を残して取り除かれる。各ブッシング1
14は、そのブッシング114の中にねじを有する各ボ
ルト130により、モールドセグメントをタイヤプレス
のサイドブロック128に取り付けるのに使用できる。
【0023】シューコンテナー76は、ヒンジピン80
の上に位置する追加ヒンジプレート86、88と追加サ
イドアーム82、84とを増設することにより、モール
ドセグメント90以外にさらに1個以上を作り得るよう
に変形が可能である。
【0024】図11と図12においては、図4と図5の
シューコンテナーと類似の別の変形シューコンテナー1
32が示されており、これはねじ138で耳部材すなわ
ちサイドプレート136に取り付けられた底板すなわち
裏打ちプレート部材134を備えている。このシューコ
ンテナーでは、平坦なスペーサプレート140が、シェ
ル148を有するモールドセグメント145の中心線に
おいて液体状裏打ち材料144の厚さ“T”を規定する
ために、裏打ちプレート部材134の平坦面142と向
き合って配置されている。
【0025】液体状裏打ち材料144の少なめの厚さ
“T”が望ましいところでは、厚めのスペーサープレー
ト140が使われ、また厚めの“T”が必要なところで
は、薄めの厚さのスペーサープレートが使われる。従っ
て液体状裏打ち材料144が射出される時には、それは
スペーサープレート140とシェル148の空間に充填
される。スペーサープレート140とシェル148の望
ましい空隙すなわち厚さ“T”は、1.952センチメ
ートルないし5.18センチメートルである。この構成
により、色々のサイズの空隙すなわち厚さ“T”は、単
に異なった厚みのスペーサープレート140を入れ替え
る事で得られることがわかる。
【0026】図13では更に別の応用例が示されてお
り、ここでは液体状裏打ち材料144´が、シェル14
8´、スライドブロック128´、各サイドプレート1
36´ならびに、シュー基板30およびエンドプレート
34として図4に示されるような各エンドプレートで囲
まれた空隙に射出される。
【0027】流体状裏打ち材料144´をスライドブロ
ック128´に直接接触して射出することで、底板13
4のような特別の裏打ちプレートは、図12に示される
ように必要でない。各ボルト131はスライドブロック
128´を各サイドプレート136´に取り付けておく
のに必要である。
【0028】幾つかの代表的な実施例と詳細な説明が本
発明を例証するために示されているが、当業者にとって
は種々の修正ならびに改良が本発明の精神ならびに範囲
を超えることなく実施可能であることが明らかである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモールド
セグメントの製作方法は、従来の鋳造方法および機械加
工方法によるモールドセグメントに比し、より速くつく
られることが明らかである。この時間の節減は、路上試
験用の新しいトレッドの設計が必要とされる時に特に重
要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくタイヤモールドセグメントのシ
ェル部材を形成するための、タイヤ型の上に金属を溶射
する機器の概略側面図であって、金属溶射作業実施中の
金属溶射ステーションの二つのタイヤモールド型を示
す。
【図2】金属溶射作業を実施し金属溶射ステーションか
ら取り外した後の、図1の線2−2から見た一つのタイ
ヤモールド型の平面図である。
【図3】図2の線3−3に沿ったタイヤモールド型とシ
ェルの断面図である。
【図4】液体状裏打ち材料を一方の端に射出するため
に、他方の端が装着されたシューコンテナーおよびタイ
ヤ型の側面図であって、液体状裏打ち材料、触媒および
金属粒子を混合し、計量しそしてシューコンテナのチャ
ンバーに射出する状態を線図的に示している。
【図5】図4の線5−5に沿ったシューコンテナーの断
面図であって、モジュール方式の設計および液体状裏打
ち材料と金属粒子が充填されたチャンバーを示す。
【図6】図5と同様の図で、液体状裏打ち材料の混合物
が充填されて固まった後、タイヤモールド型は取り外さ
れ、そしてモールドセグメントがシューコンテナーから
取り外される前の、モールドセグメントおよびシューコ
ンテナを示している。
【図7】図6と同様の図で、コンテナーから取り外さ
れ、排気口が穴開けされそして溝が機械加工された後の
モールドセグメントを示す。
【図8】本発明によるシューコンテナーの応用例の平面
図であって、図の一部が切り取られている。
【図9】図8の線9−9に沿った断面図である。
【図10】図8および図9のシューコンテナーの中で作
られたモールドセグメントの断面図であって、型は取り
除かれモールドスライドブロックに組み込まれている。
【図11】図4と同様の、シューコンテナーの応用例で
あって、一部分が切り取られた図である。
【図12】図11の線12−12に沿ったシューコンテ
ナーの断面図である。
【図13】図10および図12と同様の断面図であっ
て、シューコンテナーの別の応用例を示している。
【符号の説明】
10、10a、98 型 12 トレッド部 14、100、148、148´ メタルシェル 16 支持台 18 第一溶射台 20 第二溶射台 22 溶融噴霧状金属 24 スプレーガン 26、76、132 シューコンテナ
ー 28、144、144´ 流体状裏打ち材
料 30 シュー基板 32 傾斜コンテナー
支持台 34 上端プレート 36、134 裏打ちプレート
部材/底板 38、129、136、136´ サイドプレート 40、138 ねじ 42、44、92 バー 46、48、118、130、131 ボルト 50、120 チャンバー 52 開口 54 フランジ 56、90、145 モールドセグメ
ント 58 混合容器 60、62、64 タンク 66、68 計量ポンプ 70 計量供給器 72 排気口 74 溝 78 基板 80 垂直ヒンジピン 82、84 サイドアーム 86、88 ヒンジプレート 94、96 角度調整可能ク
ランプ 102 エンドプレート 104 ピン 106 センタースロッ
ト 108 スイングボルト 110 係合フランジ 112 持ち手 114 ブッシング 116 帯金 122 カバープレート 124 スタッド 126 ナット 128、128´ スライドブロッ
ク 140 スペーサープレ
ート 142 平坦面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール トーマス ハーディ アメリカ合衆国、44281 オハイオ州、ワ ッズワース、バーデット ロード 6580 (72)発明者 アラン グリーンウッド アメリカ合衆国、44240 オハイオ州、ケ ント、レナード ブルヴァード 1166 (72)発明者 ロンダ レニー ベイヤー サー アメリカ合衆国、44203 オハイオ州、バ ーバートン、ビヴァン ストリート 1093 (72)発明者 ティモシー マイケル ルーニイ アメリカ合衆国、44262 オハイオ州、マ ンロウフォールス、グレンサイド ドライ ヴ 20 (72)発明者 ダグラス エドワード プライアー アメリカ合衆国、44685 オハイオ州、ユ ニオンタウン、エヌ.ダブリュ.、ロイス ストリート 1189 (72)発明者 デイヴィッド ロウエル ウォルフェ アメリカ合衆国、44319 オハイオ州、ア クロン、パトリシア ドライヴ 5043 (72)発明者 ヴェロニク モリス−エルブヴァル ベルギー国、6700、アルロン、リュ ドゥ セスリッシュ、257 (72)発明者 ヴェルナー イルマン ルクセンブルグ国、7763、ビッセン、シュ マン ドゥ ブスベルグ、3

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールドセグメントを有するタイヤモール
    ドのモールドセグメントを製作する装置であって、 (a)前記モールドセグメントの型を形成する手段と、 (b)シェル部材を作るために、一つの層が溶射された
    後次の層が溶射される前に、前記一つの層を室温より上
    の温度まで冷却させる間に、前記型の上に溶融した霧状
    の金属の複数の層を溶射する手段と、 (c)シューコンテナーと前記シェル部材との間にチャ
    ンバーを有し、前記型およびシェル部材を装着するため
    の前記シューコンテナーと、 (d)前記シェル部材を取り付けた前記モールドセグメ
    ントを形成するために、硬化性の加熱された流体状の裏
    打ち材料で前記チャンバーを充填するための手段と、 (e)前記流体状の裏打ち材料を前記シェル部材に接着
    して、前記モールドセグメントを作るために、流体状の
    裏打ち材料を加熱し硬化させる手段と、 (f)前記シューコンテナーから前記モールドセグメン
    トおよび型を取り外す手段、ならびに (g)前記型から前記シェル部材付きの前記モールドセ
    グメントを取り外す手段とを含む、 モールドセグメントを有するタイヤモールドの製作装
    置。
  2. 【請求項2】前記型の上に溶融した霧状の金属の複数の
    層を溶射するための前記手段が、 前記型と他の型とを支持する複数の溶射台と、 前記溶射台の間を移動可能な電気アーク式金属溶射装置
    と、 前記溶射装置を前記型から前記他の型へ移動させ、そし
    て前記他の型が溶射されているときに、前記型のそれぞ
    れが冷却されている間に、前記複数の層を溶射するため
    に前記型へ戻す手段とを含む、 請求項1に記載のタイヤモールドの製作装置。
  3. 【請求項3】前記シューコンテナーが、 前記シェル部材から離隔し、前記シェル部材の両端で前
    記型と係合するためのサイドプレートを有する裏打ちプ
    レート部材と、 前記サイドプレートを、前記型と密封的に組合わせて支
    持する締め付け手段と、 前記シューコンテナーの上端に位置する前記サイドプレ
    ートの一つにある開口と、前記シューコンテナーの下端
    に位置する他の一つの前記サイドプレートとを含む前記
    チャンバーに、硬化可能の加熱された流体状裏打ち材料
    を充填するための前記手段、とを含む、 請求項1に記載のタイヤモールドの製作装置。
  4. 【請求項4】前記チャンバーを前記流体状裏打ち材料で
    充填するときに出来る、前記流体状裏打ち材料の押湯を
    収納するための、前記開口の周りに伸びる直立フランジ
    付きダムを含む、請求項3に記載のタイヤモールドの製
    作装置。
  5. 【請求項5】一組のサイドプレートで異なる裏打ちプレ
    ートが使用できるように、前記裏打ちプレート部材が、
    分割された裏打ちプレートと、固定手段を有するサイド
    プレートとを含む、請求項3に記載のタイヤモールドの
    製作装置。
  6. 【請求項6】硬化可能の加熱された流体状裏打ち材料で
    前記チャンバーを充填する前記手段が、加熱された樹脂
    と加熱された樹脂触媒とを混合する手段と、混合された
    樹脂と触媒とで前記チャンバーを加圧下で充填する射出
    手段とを含む、請求項1に記載のタイヤモールドの製作
    装置。
  7. 【請求項7】前記混合手段が、加熱された金属粒子を前
    記混合された樹脂と樹脂触媒とに添加し混合する手段を
    含む、請求項6に記載のタイヤモールドの製作装置。
  8. 【請求項8】前記混合手段が、前記樹脂、前記樹脂触媒
    および前記金属粒子用の各加熱された容器と、混合容器
    と、前記樹脂と前記樹脂触媒用の前記各容器との間にあ
    る各計量ポンプを含み、 前記金属粒子用の前記加熱された容器が、フィード毎に
    計量コンベヤとタイマー機器によって前記混合容器に接
    続されている、請求項7に記載のタイヤモールドの製作
    装置。
  9. 【請求項9】前記シューコンテナーが、基板と、カバー
    プレートと、エンドプレートと、アーム間の角度を所望
    の角度に調整するために回動可能に装着された一対のサ
    イドアームとを含み、 該一対のサイドアームが、前記型の端部と係合し、かつ
    前記シェル部材、前記カバープレート、前記エンドプレ
    ート、前記基板および前記サイドアームによって前記チ
    ャンバーを画定する、 請求項1に記載のタイヤモールドの製作装置。
  10. 【請求項10】前記チャンバーを充填する前記手段が、
    前記カバープレートの中の開口を含む、請求項9に記載
    のタイヤモールドの製作装置。
  11. 【請求項11】前記モールドセグメントをモールドサイ
    ドブロックに固定するための、ねじ付きの接続部を設け
    るために、前記エンドプレートが、前記モールドセグメ
    ントの中に埋め込むために前記チャンバーの中に保持さ
    れた、内ねじ付きブッシングと係合するためのボルトを
    有する、 請求項9に記載のタイヤモールドの製作装置。
  12. 【請求項12】前記エンドプレートを前記サイドアーム
    に取り外し可能に固定する、調節可能のクランプ部材を
    含む、請求項9に記載のタイヤモールドの製作装置。
  13. 【請求項13】前記サイドアームの間に位置し、前記基
    板に固定されたサイドアーム角度設定手段を含む、請求
    項9に記載のタイヤモールドの製作装置。
  14. 【請求項14】前記エンドプレートを前記基板上に位置
    決めするための芯だし手段を含む、請求項9に記載のタ
    イヤモールドの製作装置。
  15. 【請求項15】前記芯だし手段が、前記エンドプレート
    に装着されたピンと、前記ピンと係合するための前記基
    板にあるスロットとを含む、請求項14に記載のタイヤ
    モールドの製装置。
  16. 【請求項16】前記シューコンテナーが、 前記シェル部材から離隔されかつ前記裏打ちプレート部
    材に固定するためのサイドプレートを有する裏打ちプレ
    ート部材と、 前記モールドセグメントに望ましい厚みを与えるための
    前記シェル部材と前記スペーサープレートとの間の空隙
    を調整する、前記裏打ちプレート部材の内面に位置する
    スペーサープレートとを含む、 請求項1に記載のタイヤモールドの製作装置。
  17. 【請求項17】前記スペーサープレートと前記裏打ちプ
    レート部材の前記内面は平坦である、請求項16に記載
    のタイヤモールドの製作装置。
  18. 【請求項18】前記シューコンテナーが、スライドブロ
    ック、サイドプレートおよびエンドプレートを含む、請
    求項1に記載のタイヤモールドの製作装置。
  19. 【請求項19】タイヤ用モールドのモールドセグメント
    を製作する方法であって、 (a)前記モールドセグメント用のタイヤトレッドの型
    を形成し、 (b)シェル部材を作るために、一つの層が溶射された
    後次の層が溶射される前に、前記一つの層を室温より上
    の温度まで冷却させる間に、前記型の上に溶融した霧状
    の金属の複数の層を溶射し、 (c)前記型とシェル部材を、前記シェル部材とシュー
    コンテナーとの間にチャンバーを具備する前記シューコ
    ンテナーに装着し、 (d)前記モールドセグメントの一端と、前記シェル部
    材の裏打ちとを形成するための、硬化性の加熱された流
    体状の裏打ち材料を前記チャンバーに充填し、 (e)前記流体状の裏打ち材料を前記シェル部材に接着
    して前記モールドセグメントを作るために、前記流体状
    の裏打ち材料を加熱して硬化させ、 (f)前記シューコンテナーから前記モールドセグメン
    トを取り外し、そして (g)前記型を前記シェル部材から取り外す工程を含
    む、 タイヤモールドの製作方法。
  20. 【請求項20】前記型が、他の溶射台上の複数の型に隣
    接した溶射台上に保持され、前記型の前記溶射は、前記
    型に対する一つの層の溶射とそれに引続く他の各型に対
    する一つの層の溶射とを含み、前記型と前記他の各型に
    対しての連続的な溶射を繰り返すことにより、溶射後の
    各層を室温より上の温度に冷却させる、 請求項19に記載のタイヤモールドの製作方法。
  21. 【請求項21】溶射台は3台あり、そして前記溶射され
    る溶融噴霧状金属の温度は約66℃で、各層は33℃な
    いし52℃に冷却される、請求項20に記載のタイヤモ
    ールドの製作方法。
  22. 【請求項22】前記シェル部材を形成するために、約2
    0層の溶融噴霧状金属の層が重ねられる、請求項19に
    記載のタイヤモールドの製作方法。
  23. 【請求項23】前記硬化可能な流体状裏打ち材料が、加
    熱されたエポキシ樹脂、加熱されたエポキシ触媒および
    加熱された金属粒子の混合物である、請求項19に記載
    のタイヤモールドの製作方法。
  24. 【請求項24】前記金属粒子が、前記エポキシ樹脂およ
    び前記エポキシ触媒と混合される前に予備加熱される、
    請求項23に記載のタイヤモールドの製作方法。
  25. 【請求項25】前記シューコンテナーが、前記モールド
    セグメントを形成するために、上端の下の前記一端で位
    置決めされ、前記上端に隣接する前記シューコンテナー
    にある開口が、該開口の周りにフランジ付きダムを有
    し、 前記コンテナーへの、エポキシ樹脂、エポキシ触媒およ
    び金属粒子の前記混合物の充填と、前記セグメントの上
    部表面に押湯を形成するための、前記金属粒子を除く前
    記混合物の前記フランジ付きダムへの充填と、次に前記
    押湯を前記セグメントから取り除くための前記上面の切
    削加工とを含む、 請求項19に記載のタイヤモールドの製作方法。
  26. 【請求項26】前記混合物が前記チャンバーに充填され
    る間、ガスと空気を除くために攪拌される、請求項19
    に記載のタイヤモールドの製作方法。
  27. 【請求項27】前記混合物の溶射の間に、間隔をおいて
    ワイヤーで前記混合物に穴開けして攪拌が行われる、請
    求項26に記載のタイヤモールドの製作方法。
  28. 【請求項28】前記の間隔は、前記チャンバーが2分の
    1、4分の3および完全に充填された時である、請求項
    27に記載のタイヤモールドの製作方法。
  29. 【請求項29】前記モールドセグメントの裏側の円周方
    向に伸びる溝の切削加工と、加硫の間に生成されるガス
    が通過して前記溝に排気され、次いで前記溝を通って隣
    接するトレッドセグメントの間の隙間に排気される、前
    記モールドセグメントを貫通して前記溝に繋がる排気口
    の穴開け加工とを含む、 請求項19に記載のタイヤモールドの製作方法。
  30. 【請求項30】前記型の両端部分と係合可能の一対のサ
    イドアームの間の基板上に、前記型とシェル部材とを装
    着し、 エンドプレートを前記基板上において前記サイドアーム
    に固定して組付け、そして前記チャンバーを閉鎖するた
    めに、カバープレートを前記サイドアームおよびエンド
    プレート上に固定する、 請求項19に記載のタイヤモールドの製作方法。
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