JPH07237034A - チップソー - Google Patents

チップソー

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Publication number
JPH07237034A
JPH07237034A JP2854194A JP2854194A JPH07237034A JP H07237034 A JPH07237034 A JP H07237034A JP 2854194 A JP2854194 A JP 2854194A JP 2854194 A JP2854194 A JP 2854194A JP H07237034 A JPH07237034 A JP H07237034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
base metal
tip
tool
cutting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2854194A
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English (en)
Inventor
Yasunori Murakami
靖典 村上
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH07237034A publication Critical patent/JPH07237034A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 円板状の工具本体21の外周部にチップポケ
ット22…が形成され、隣合うチップポケット22の間
に形成される台金部24に、工具本体21の一方の側面
21A側に偏る切刃29を備えたチップ24Aと、他方
の側面21B側に偏る切刃29を備えたチップ24Bと
が周方向に順次交互に配設され、千鳥刃状の切刃29の
列が形成されている。この台金部24の切刃29が偏る
側とは反対側の側面32には、この側面32が切刃29
が偏る側に凹められることにより、工具本体21の外周
に開口してチップポケット22に連通する凹所34が形
成されている。また、台金部24の切刃29が偏る側の
側面31には逃げ角θが与えられている。 【効果】 側面32と被削材の切断面との間に十分なク
リアランスを確保して摩耗を抑え、チップポケット22
の容量を増大させて切屑詰まりの発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円板状の工具本体の外
周に千鳥刃状の切刃の列が装着されて成り、例えばアル
ミニウム鋳造品等の湯口の切断等に用いられるチップソ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6ないし図10は、従来のこの種のチ
ップソーの一例を示すものである。これらの図に示す例
においては、円板状をなす工具本体1の外周部に複数の
チップポケット2…が周方向に一定間隔に形成されて、
互いに隣合うチップポケット2,2の間の部分が台金部
3とされ、この台金部3の工具回転方向(図中矢線T方
向)を向く壁部に形成された凹部4に、チップ5がロウ
付けにより接合されている。このチップ5は、ダイヤモ
ンドやCBN等を主成分とする超高硬度焼結体6と超硬
合金等の高硬度焼結体7とを層状に積層して一体焼結成
形して成る層状焼結体であって、上記超高硬度焼結体6
より成る層を工具回転方向に向けてその表面がすくい面
8とされ、このすくい面8の外周側の辺稜部に切刃9が
形成されている。
【0003】ここで、これらのチップ5…は、上記工具
回転方向側からみて切刃9が図8に示すように工具本体
1の一方の側面1A側に偏って配置されるチップ5A
と、切刃9が図9に示すように工具本体1の他方の側面
1B側に偏って配置されるチップ5Bとが、工具本体1
の周方向に交互に配設された構成となっており、これに
よって切刃9…がなす切刃列は、工具本体1の外周側か
らみて千鳥刃状に配列されることとなる。なお、個々の
切刃9の幅W1は、全切刃9…がなす上記切刃列の幅W2
の1/2、すなわち当該チップソーによる切削幅の1/
2よりも大きくなるように設定されており、これにより
チップ5Aの切刃9とチップ5Bの切刃9とが工具本体
1の軸線O回りになす回転軌跡は、工具本体1の厚さ方
向の中央部においてオーバーラップすることとなる。
【0004】また、切刃9には図7に示すように正のす
くい角(ラジアルレーキ角)αおよび逃げ角βが与えら
れている。さらに、チップ5のすくい面8の辺稜部のう
ち、切刃9に連なり該切刃9が偏る側に位置する辺稜部
10は、工具本体1の外周側から内周側に向かうに従い
工具厚さ方向内側に向けて傾斜されていて、アサリ角γ
が与えられている。また、この辺稜部10に連なるチッ
プ5の側面11は、該辺稜部10から工具回転方向後方
に向うに従い工具厚さ方向内側に向けて傾斜されてお
り、図10に示すように逃げ角δが与えられている。一
方、上記チップ5がロウ付けされて該チップ5を支持す
る台金部3は、工具本体1と同じ厚さに形成されてお
り、従ってその両側面12,12は工具本体1の側面1
A,1Bに面一で上記軸線Oに垂直な方向に形成されて
いる。また、この台金部3の外周面には上記切刃9の逃
げ角βよりも大きな逃げ角εが与えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
チップソーにおいては、チップ5と台金部3とのロウ付
け面積を確保するために、チップ5の高硬度焼結体7の
凹部4に接合される部分を台金部3の幅と同等、あるい
は図8および図9に示すように台金部3の幅よりも僅か
に大きく成形する一方、各チップ5A,5Bの超高硬度
焼結体6の部分を切刃9の配置に合わせて工具本体1の
一方の側面1A側あるいは他方の側面1B側に偏らせて
形成することにより、該切刃9…が上述のように千鳥刃
状を呈するようになされている。しかしながら、このよ
うな構成のチップソーでは、チップ5の切刃9が偏る側
とは反対側の側面13やこのチップ5の側面13に連な
る台金部3の側面12と、当該チップソーによる被削材
の切断面との間に十分なクリアランスが確保されなくな
ってしまうという問題があった。
【0006】しかして、このような事態が生じると、上
記側面12,13に摩耗が生じてしまったり、あるいは
切削時に生成された切屑がチップポケット2内で詰まり
を起こして切刃9に過大な負荷が与えられ、これによっ
て刃先に欠けが生じたりして、工具寿命を著しく短縮す
るおそれがある。また、このような切屑詰まりが生じる
ことにより、工具本体1を回転させるのに大きな駆動力
が必要とされるという問題も生じる。さらに上記従来の
チップソーでは、台金部3の側面12,12が工具本体
1の側面1A,1Bに面一とされていることから、切刃
9が偏る側の側面12と被削材の切断面との間のクリア
ランスも自ずと制限されざるを得ない。このため、この
側面12と切断面との間に切屑が噛み込まれて該切断面
が傷つけられたり、一層大きな駆動力が必要とされたり
するといった問題が生じるおそれもあった。
【0007】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たものであって、摩耗や切屑詰まり、あるいは切屑の噛
み込みによる工具寿命の短縮、駆動力の増加、切断面の
劣化等を防止することが可能なチップソーを提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決してかか
る目的を達するため、本発明の請求項1のチップソー
は、円板状の工具本体の外周部に複数のチップポケット
が形成され、互いに隣合うチップポケットの間に形成さ
れる台金部の工具回転方向を向く壁面に、上記工具本体
の一方の側面側に偏る切刃を備えたチップと、該工具本
体の他方の側面側に偏る切刃を備えたチップとが、上記
工具本体の周方向に順次交互に配設されて、該工具本体
の外周に千鳥刃状の切刃の列が形成されてなるチップソ
ーにおいて、上記台金部の上記切刃が偏る側とは反対側
の側面に、該側面を上記切刃が偏る側に凹めることによ
り、上記工具本体の外周に開口して上記チップポケット
に連通する凹所を形成したことを特徴とする。また、請
求項3のチップソーは、請求項1のチップソーにおい
て、上記台金部の上記切刃が偏る側の側面に、工具本体
の回転方向後方側に向けて逃げ角を与えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】このような構成のチップソーによれば、切刃が
偏る側とは反対側の台金部の側面に形成される上記凹所
により、この側面と被削材の切断面との間に十分なクリ
アランスが確保されるので、該側面に摩耗が生じるのを
避けることができる。また、この凹所はチップポケット
に連通しているため、ポケットの容量を拡大して切屑収
納力の向上を図ることができるので、切屑詰まりの発生
を効果的に防止することができ、このような切屑詰まり
に起因する切刃の欠けや工具駆動力の増大を防ぐことが
可能となる。また、これに加えて請求項3のチップソー
においては、上記切刃が偏る側における台金部の側面に
逃げ角が与えられているため、この側面と切断面との間
にも十分なクリアランスを確保することができ、切屑の
噛み込み等の事態を未然に防止することができる。
【0010】
【実施例】図1ないし図5は本発明の一実施例を示すも
のである。本実施例のチップソーにおける工具本体21
は、炭素工具鋼や高速度工具鋼等の鋼材から形成されて
円板状をなし、その外周部には複数のチップポケット2
2…が工具本体21の周方向に一定等間隔に形成されて
いて、互いに隣合うチップポケット22,22同士の間
の部分にチップ23を支持する台金部24が形成されて
いる。ここで、このチップ23は、ダイヤモンドやCB
N等を主成分とする超高硬度焼結体25と超硬合金等の
高硬度焼結体26とを層状に積層して一体焼結して成る
層状焼結体であって、上記超高硬度焼結体25の層を工
具回転方向側に向け、高硬度焼結体26の部分が台金部
24の工具回転方向を向く壁部に形成された凹部27に
ロウ付けされることにより、該台金部24に固着されて
いる。そして、上記超高硬度焼結体25の表面がすくい
面28とされ、このすくい面28の外周側の辺稜部に切
刃29が形成されている。ただし、本実施例では、チッ
プ23において高硬度焼結体26の大きさは超高硬度焼
結体25のすくい面28の大きさに対して、後述する逃
げ角β,δの分だけ僅かに小さい程度の、略同等の大き
さに形成されている。
【0011】また、本実施例においてもチップ23…
は、その切刃29が工具本体21の一方の側面21A側
に偏って配置されるチップ23Aと、他方の側面21B
側に偏って配置されるチップ23Bとが、工具本体21
の周方向に交互に配設されており、これによって切刃2
9がなす列は千鳥刃状を呈することとなる。さらに切刃
29にはすくい角(ラジアルレーキ角)αおよび逃げ角
βが与えられ、またすくい面28の辺稜部のうち切刃2
9が偏る側の辺稜部30は、外周側から内周側に向かう
に従い工具本体21の厚さ方向内側に向けて傾斜され
て、アサリ角γが与えられ、さらにこの辺稜部30に連
なるチップ23の側面31には逃げ角δが与えられてい
る。
【0012】一方、これらのチップ23A,23Bを支
持する上記台金部24…は、工具本体21の一方の側面
21A側に偏る切刃29を備えたチップ23Aが装着さ
れる台金部24Aと、他方の側面21B側に偏る切刃2
9を備えたチップ23Bが装着される台金部24Bとか
ら構成されている。そして、これらの台金部24A、2
4Bの切刃29が偏る側とは反対側の側面32は、それ
ぞれ同じ側を向く工具本体21の側面21B,21Aに
対して、該工具本体21の厚さ方向内側に一段凹むよう
に形成されている。また、チップ23A,23Bの切刃
29が偏る側とは反対側の側面33は、上記台金部24
A,24Bの凹んだ側面32に略面一と成るように設定
されている。しかして、これにより上記台金部24の側
面32側には、工具本体21の外周側に開口し、かつ該
台金部24の工具回転方向側のチップポケット22に連
通する凹所34が形成されることとなる。
【0013】一方、本実施例では、この台金部24の切
刃29が偏る側の側面35は、図5に示すように工具回
転方向後方側に向かうに従い工具本体21の厚さ方向内
側に向けて傾斜するように形成されており、これによっ
てこの側面35には逃げ角θが与えられている。なお、
本実施例ではこの逃げ角θは、チップ23の側面31に
与えられる逃げ角δよりも小さく設定されている。ま
た、台金部24の外周面36には、切刃29の逃げ角β
よりも大きな逃げ角εが与えられている。
【0014】このような構成のチップソーにおいては、
台金部24の切刃29が偏る側とは反対側の側面32側
に凹所34が形成されているので、この側面32と切刃
29がなす切刃列により切削される被削材の切断面との
間に、該凹所34の幅に準じた十分な大きさのクリアラ
ンスが確保されることとなる。このため、不十分なクリ
アランスによってこの側面32に摩耗が生じるような事
態を防止することができる。また、この凹所34は、上
述のように当該台金部24の工具回転方向側のチップポ
ケット22に連通するように形成されており、すなわち
この凹所34の容量分だけチップポケット22の容量を
実質的に大きくすることができる。このため、チップポ
ケット22により大きな切屑収容能力を与えることが可
能となるので、該チップポケット22において切屑の詰
まりなどが発生するのを未然に防ぐことができ、かかる
切屑詰まりによって切刃29の刃先に欠けが生じたりす
るのも防止することができる。従って、上記構成のチッ
プソーによれば、摩耗や刃先の欠けなどによって工具の
寿命が短縮されるような事態を回避することができ、寿
命の長い経済的なチップソーを提供することが可能とな
る。
【0015】また、このようにチップポケット22にお
ける切屑詰まりが予防されることから、切削時に工具本
体21を回転するのに必要とされる駆動力が、かかる切
屑詰まりによって増大されるような事態も未然に防止す
ることができる。よって、上記構成のチップソーによれ
ば、常に安定した駆動力で円滑な切削作業を行なうこと
ができるとともに、工具に過大な負荷が作用するのを避
けることができるため、上述のように摩耗や刃先欠けが
防止されることとも相俟って、一層の工具寿命の延長を
図ることが可能となる。
【0016】さらに、これに加えて本実施例では、台金
部24の切刃29が偏る側の側面35についても、逃げ
角θが与えられることによって被削材の切断面との間に
クリアランスが確保されることとなる。このため、切屑
がこの側面35と切断面との間に噛み込まれるような事
態をも防止することが可能となり、このような切屑の噛
み込みによって切断面に傷がついたりするのを防いで、
良好な切断面(加工面)を得ることができる。また、か
かる噛み込みによって工具回転駆動力が増大するのも防
がれるので、凹所34による効果とも相俟って、より一
層円滑な切削作業を促すことが可能となる。
【0017】なお、上記凹所34の大きさについては、
工具本体21の厚さ方向におけるこの凹所34の幅
11、すなわち工具本体21の軸線O方向における工具
本体21の側面21A,21Bから各台金部24B,2
4Aの上記側面32までの凹み量が、0.5mm以上か
ら、切刃29…がなす切刃列の幅W12に対して、つまり
当該チップソーによる切削幅に対して1/2以下の範囲
になるように設定されるのが望ましい。これは、凹所3
4の幅W11が0.5mmを下回ると、十分な大きさの凹所
が形成されなくなって上述した効果が損なわれるおそれ
があり、また逆に凹所34の幅W11が切刃29…がなす
切刃列の幅W12の1/2を上回ると、台金部24の肉厚
が小さくなるとともに、相対的に個々の切刃29の幅W
13が小さくなって、チップ23A,23Bの切刃29が
その回転軌跡においてオーバーラップしなくなるおそれ
が生じるからである。
【0018】さらに、本実施例では台金部24の切刃2
9が偏る側の側面35に与えられる逃げ角θを、チップ
23の側面31に与えられる逃げ角δよりも小さくした
が、この逃げ角θが大きすぎても台金部24に十分な肉
厚が確保されなくなるおそれが生じる。また一方、この
逃げ角θが小さすぎても、上記側面35と切断面との間
のクリアランスが十分でなくなって上述した効果が損な
われるという不都合が生じる。このため、この台金部2
4の側面35の逃げ角θは、5°〜10°の範囲内に設
定されるのが好ましい。また、本実施例では工具本体2
1を炭素工具鋼や高速度工具鋼等の鋼材から形成した
が、これを超硬合金のような硬質材料から形成してもよ
い。ただし、このような場合には、研磨加工等によって
台金部24の上記側面35に逃げ角θを与えるのが困難
となるため、あえて逃げ角θを与えなくてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、切
刃が千鳥刃状に配設されるチップソーにおいて、チップ
を支持する台金部の切刃が偏る側とは反対側の側面に、
チップポケットに連通する凹所を形成することにより、
この側面と被削材の切断面との間に十分なクリアランス
を確保して摩耗を抑えることができるとともに、チップ
ポケット容量を増大させて切屑詰まりの発生を防止し、
切刃の刃先の欠けを防ぐことができる。このため、工具
寿命の延長を図ることができるとともに、切屑詰まりに
起因する切削駆動力の増大を防ぐことができ、安定した
駆動力で円滑な切削を行なうことが可能となる。また、
台金部の切刃が偏る側の側面においても、この側面に逃
げ角を与えることにより切断面との間に十分なクリアラ
ンスを確保し得て、切屑の噛み込みによる切断面の劣化
や切削駆動力の増大といった事態を未然に防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1における台金部24Aの部分の拡大側面図
である。
【図3】図1におけるAA断面図である。
【図4】図1におけるBB断面図である。
【図5】図1におけるC方向視の図である。
【図6】従来のチップソーを示す側面図である。
【図7】図6におけるチップ5Aの台金部3の部分の拡
大側面図である。
【図8】図6におけるDD断面図である。
【図9】図6におけるEE断面図である。
【図10】図6におけるF方向視の図である。
【符号の説明】
1,21 工具本体 1A,1B,21A,21B 工具本体1,21の側面 2,22 チップポケット 3,24 台金部 5,23 チップ 6,25 超高硬度焼結体 7,26 高硬度焼結体 8,28 すくい面 9,29 切刃 11,13,31,33 チップ5,23の側面 12,32,35 台金部3,24の側面 34 凹所 W1,W13 切刃9,29の幅 W2,W13 切刃9…,29…がなす切刃列の幅 W11 凹所34の幅 α 切刃9,29のすくい角(ラジアルレーキ角) β 切刃9,29の逃げ角 γ アサリ角 θ 側面35の逃げ角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状の工具本体の外周部に複数のチッ
    プポケットが形成され、互いに隣合うチップポケットの
    間に形成される台金部の工具回転方向を向く壁面に、上
    記工具本体の一方の側面側に偏る切刃を備えたチップ
    と、該工具本体の他方の側面側に偏る切刃を備えたチッ
    プとが、上記工具本体の周方向に順次交互に配設され
    て、該工具本体の外周に千鳥刃状の切刃の列が形成され
    てなるチップソーにおいて、 上記台金部の上記切刃が偏る側とは反対側の側面には、
    該側面が上記切刃が偏る側に凹められることにより、上
    記工具本体の外周に開口して上記チップポケットに連通
    する凹所が形成されていることを特徴とするチップソ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記工具本体の厚さ方向における上記凹
    所の幅が、0.5mmから上記切刃の列の幅の1/2に設
    定されていることを特徴とする請求項1記載のチップソ
    ー。
  3. 【請求項3】 上記台金部の上記切刃が偏る側の側面に
    は、上記工具本体の回転方向後方側に向けて逃げ角が与
    えられていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のチップソー。
  4. 【請求項4】 上記逃げ角が5°〜10°の範囲に設定
    されていることを特徴とする請求項3に記載のチップソ
    ー。
  5. 【請求項5】 上記チップは高硬度焼結体と超高硬度焼
    結体とから成る層状焼結体であって、上記超高硬度焼結
    体より成る層を上記工具本体の回転方向側に向けて上記
    台金部に装着されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項4のいずれかに記載のチップソー。
JP2854194A 1994-02-25 1994-02-25 チップソー Withdrawn JPH07237034A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103415A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Shiga Yamashita:Kk 鋳造物に付着した不用物の切断除去装置
JP2007190642A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Allied Material Corp 軟質被削材料の乾式切削用サーキュラーソーおよび加工法

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