JPH0723598A - モータの制御装置 - Google Patents
モータの制御装置Info
- Publication number
- JPH0723598A JPH0723598A JP14521693A JP14521693A JPH0723598A JP H0723598 A JPH0723598 A JP H0723598A JP 14521693 A JP14521693 A JP 14521693A JP 14521693 A JP14521693 A JP 14521693A JP H0723598 A JPH0723598 A JP H0723598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- circuit
- motor
- data
- frequency
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路素子の変動によらず安定したモータ駆動
を得る。 【構成】 CR発振回路により作成されたパルスの分周
回路、及び分周回路より得られる分周データに応じたパ
ルスを作成する回路を有することを特徴とする。
を得る。 【構成】 CR発振回路により作成されたパルスの分周
回路、及び分周回路より得られる分周データに応じたパ
ルスを作成する回路を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OA機器を初めとする
各種駆動源に用いられるモータの速度制御及び位置制御
を行うための制御装置に関するものである。
各種駆動源に用いられるモータの速度制御及び位置制御
を行うための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータの駆動パルスを作成する方法とし
て、最も一般的に採用されているものに無安定マルチバ
イブレータがある。その一例を図6に示す。
て、最も一般的に採用されているものに無安定マルチバ
イブレータがある。その一例を図6に示す。
【0003】抵抗14・可変抵抗13・コンデンサ15
・トランジスタ16により構成されており、可変抵抗値
を変化させることによりパルスの周期を変化させること
ができる。無安定マルチバイブレータ17により作成さ
れたパルスをモータの駆動パルスとしてドライブ回路へ
の入力とする。
・トランジスタ16により構成されており、可変抵抗値
を変化させることによりパルスの周期を変化させること
ができる。無安定マルチバイブレータ17により作成さ
れたパルスをモータの駆動パルスとしてドライブ回路へ
の入力とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例によると、
駆動パルスは無安定マルチバイブレータの回路定数によ
って一義的に決定される為、素子のバラツキ・温度変化
によって基本周波数が変動する。変動を防ぐ為にはバラ
ツキが小さく、かつ温度特性の良い素子を使用しなけれ
ばならないが、それも限界があり、いたずらに回路のコ
ストを上げるばかりである。
駆動パルスは無安定マルチバイブレータの回路定数によ
って一義的に決定される為、素子のバラツキ・温度変化
によって基本周波数が変動する。変動を防ぐ為にはバラ
ツキが小さく、かつ温度特性の良い素子を使用しなけれ
ばならないが、それも限界があり、いたずらに回路のコ
ストを上げるばかりである。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、回路素子の変動によらず安定したモータ駆動
を得ることができるモータ制御装置を提供することを目
的とする。
たもので、回路素子の変動によらず安定したモータ駆動
を得ることができるモータ制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、CR発振回路とCR発振回路にて作成され
たパルスの分周回路と、分周回路の分周データに応じた
データを出力するデータ変換回路と、データ変換回路の
出力データに応じたパルスを作成する回路をもって、モ
ータを駆動する基本パルスを任意に作成する回路ブロッ
クを有することを特徴とする。
に本発明は、CR発振回路とCR発振回路にて作成され
たパルスの分周回路と、分周回路の分周データに応じた
データを出力するデータ変換回路と、データ変換回路の
出力データに応じたパルスを作成する回路をもって、モ
ータを駆動する基本パルスを任意に作成する回路ブロッ
クを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】CR発振回路によって作成されたパルスを分周
回路にてクロックパルスに基づき分周することにより、
CR発振回路により作成されたパルス幅の中にクロック
パルスが何個包含されるかの分周データを得ることがで
きる。分周データに対応する変換データをデータ変換回
路により得て、データ変換回路により得られるデータに
基づきクロックパルスを分周することによりモータ駆動
基本パルスを得ることができる。
回路にてクロックパルスに基づき分周することにより、
CR発振回路により作成されたパルス幅の中にクロック
パルスが何個包含されるかの分周データを得ることがで
きる。分周データに対応する変換データをデータ変換回
路により得て、データ変換回路により得られるデータに
基づきクロックパルスを分周することによりモータ駆動
基本パルスを得ることができる。
【0008】ここで、CR発振回路により作成されたパ
ルス幅の変動がクロックパルスのパルス幅以内であれ
ば、変換データは変動せずモータ駆動基本パルスは安定
を保つ。また、クロックパルスのパルス幅をCR発振回
路により作成されたパルス幅に対して充分小さくとれ
ば、分周データは充分大きな値となり可変抵抗を可変し
た際のモータ駆動基本パルスの変化率は充分に小さくで
き、モータ駆動基本パルスの微調整が可能となる。
ルス幅の変動がクロックパルスのパルス幅以内であれ
ば、変換データは変動せずモータ駆動基本パルスは安定
を保つ。また、クロックパルスのパルス幅をCR発振回
路により作成されたパルス幅に対して充分小さくとれ
ば、分周データは充分大きな値となり可変抵抗を可変し
た際のモータ駆動基本パルスの変化率は充分に小さくで
き、モータ駆動基本パルスの微調整が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図である。CR発振回路1により作成されたパルス
列は分周回路2に入り、クロックパルス12に基づき分
周され分周データを出力する。分周データがデータ変換
回路3に入り変換データを出力する。変換データに応じ
てパルス作成回路4によりモータ駆動基本パルス10が
作成される。
ック図である。CR発振回路1により作成されたパルス
列は分周回路2に入り、クロックパルス12に基づき分
周され分周データを出力する。分周データがデータ変換
回路3に入り変換データを出力する。変換データに応じ
てパルス作成回路4によりモータ駆動基本パルス10が
作成される。
【0011】ここでデータ変換回路3は、そのままRO
Mに置き替えても全く問題はない。図2は、本発明の第
1の実施例の具体的数値例を示すテーブルである。クロ
ックパルス12を400(ns)とし、CR発振回路1
により作成されたパルス幅が変化した場合の分周データ
・変換データ・モータ駆動基本パルス10のパルス幅及
び周波数の数値を示している。
Mに置き替えても全く問題はない。図2は、本発明の第
1の実施例の具体的数値例を示すテーブルである。クロ
ックパルス12を400(ns)とし、CR発振回路1
により作成されたパルス幅が変化した場合の分周データ
・変換データ・モータ駆動基本パルス10のパルス幅及
び周波数の数値を示している。
【0012】図2の通り、例えばCR発振回路1により
作成されたパルス幅が153.6(μs)から150.
4(μs)まで変動しても変換データ・モータ駆動基本
パルス10は変動せずに安定してモータを駆動できる。
作成されたパルス幅が153.6(μs)から150.
4(μs)まで変動しても変換データ・モータ駆動基本
パルス10は変動せずに安定してモータを駆動できる。
【0013】図3は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。基本パルス作成回路ブロック5は、第1
の実施例に示した回路1・2・3・4を包含する回路ブ
ロックであり、パターン作成回路ブロック6は基本パル
ス作成回路ブロック5より出力されたモータ駆動基本パ
ルス10に基づきモータのスローアップ・スローダウン
のパターンを作成する。位置検出回路ブロック7はモー
タの回転位置を検出し、パターン作成回路ブロック6に
位置データを送り、位置データに応じてパターン作成回
路ブロック6によりモータ駆動パルス11を作成し、ド
ライブ回路ブロック8によってモータを駆動する。パタ
ーン作成回路ブロック6は位置データに応じてモータ駆
動基本パルスの分周データを減らしていくことによりス
ローアップ、又、増やしていくことによってスローダウ
ンのパターンを作成する。パターン作成回路ブロック6
はデータ変換回路を内蔵し位置データに応じた変換デー
タを作成する。データ変換回路はROMに置き替えても
問題はない。変換データの設定により、直線的なスロー
アップ・スローダウンのみではなく任意の制御が可能と
なる。
ック図である。基本パルス作成回路ブロック5は、第1
の実施例に示した回路1・2・3・4を包含する回路ブ
ロックであり、パターン作成回路ブロック6は基本パル
ス作成回路ブロック5より出力されたモータ駆動基本パ
ルス10に基づきモータのスローアップ・スローダウン
のパターンを作成する。位置検出回路ブロック7はモー
タの回転位置を検出し、パターン作成回路ブロック6に
位置データを送り、位置データに応じてパターン作成回
路ブロック6によりモータ駆動パルス11を作成し、ド
ライブ回路ブロック8によってモータを駆動する。パタ
ーン作成回路ブロック6は位置データに応じてモータ駆
動基本パルスの分周データを減らしていくことによりス
ローアップ、又、増やしていくことによってスローダウ
ンのパターンを作成する。パターン作成回路ブロック6
はデータ変換回路を内蔵し位置データに応じた変換デー
タを作成する。データ変換回路はROMに置き替えても
問題はない。変換データの設定により、直線的なスロー
アップ・スローダウンのみではなく任意の制御が可能と
なる。
【0014】図4は、本発明の第2の実施例の具体的数
値例を示すテーブルである。モータ駆動基本パルス幅を
18.8(μs)とした場合の位置データに応じた変換
データ・モータ駆動パルス幅及び周波数を示す。
値例を示すテーブルである。モータ駆動基本パルス幅を
18.8(μs)とした場合の位置データに応じた変換
データ・モータ駆動パルス幅及び周波数を示す。
【0015】図5は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。制御対象をステッピングモータとした
為、モータへのパルス数と位置との相関が得られる。よ
って位置検出回路ブロック7はパルスカウント回路ブロ
ック9となり、モータ駆動パルス11を直接取り込んで
パターン作成回路ブロック6へカウントデータを出力す
る。この場合パルス毎の制御となる為、起動時・加減速
切替時、及びモータ反転時等において脱調することなく
安定したモータ制御が可能となる。
ック図である。制御対象をステッピングモータとした
為、モータへのパルス数と位置との相関が得られる。よ
って位置検出回路ブロック7はパルスカウント回路ブロ
ック9となり、モータ駆動パルス11を直接取り込んで
パターン作成回路ブロック6へカウントデータを出力す
る。この場合パルス毎の制御となる為、起動時・加減速
切替時、及びモータ反転時等において脱調することなく
安定したモータ制御が可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、以下の通りの効果が得
られる。
られる。
【0017】(1)CR発振回路により作成されたパル
スをクロックパルスに基づき分周し、分周データをさら
に変換したデータによりモータ駆動基本パルスを設定し
ているため、回路素子の変動によらず安定したモータ駆
動を得ることができる。
スをクロックパルスに基づき分周し、分周データをさら
に変換したデータによりモータ駆動基本パルスを設定し
ているため、回路素子の変動によらず安定したモータ駆
動を得ることができる。
【0018】(2)モータ駆動パルスを得るための変換
データを任意に設定することにより、モータのスローア
ップ・スローダウンを任意に設定できる。
データを任意に設定することにより、モータのスローア
ップ・スローダウンを任意に設定できる。
【0019】(3)制御対象をステッピングモータとし
たことにより、パルス毎の制御ができ、脱調することな
く信頼性の高いモータ駆動が得られる。
たことにより、パルス毎の制御ができ、脱調することな
く信頼性の高いモータ駆動が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すモータ制御装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例の具体的数値例を示すテ
ーブル図。
ーブル図。
【図3】本発明の第2の実施例を示すモータ制御装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図4】本発明の第2の実施例の具体的数値例を示すテ
ーブル図。
ーブル図。
【図5】本発明の第3の実施例を示すモータ制御装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図6】従来例を示すモータ制御装置の発振部を示す回
路図。
路図。
1 CR発振回路 2 分周回路 3 データ変換回路 4 パルス作成回路 5 基本パルス作成回路ブロック 6 パターン作成回路ブロック 7 位置検出回路ブロック 8 ドライブ回路ブロック 9 パルスカウント回路ブロック 10 モータ駆動基本パルス 11 モータ駆動パルス 12 クロックパルス 13 可変抵抗 14 抵抗 15 コンデンサ 16 トランジスタ 17 無安定マルチバイブレータ VCC 電源電圧
Claims (3)
- 【請求項1】 モータを駆動制御する制御装置におい
て、CR発振回路とCR発振回路にて作成されたパルス
の分周回路と、分周回路の分周データに応じたデータを
出力するデータ変換回路と、データ変換回路の出力デー
タに応じたパルスを作成する回路をもって、モータを駆
動する基本パルスを任意に作成する回路ブロックを有す
るモータの制御装置。 - 【請求項2】 モータを駆動制御する制御装置におい
て、モータのスローアップ,スローダウンパターン設定
回路ブロックと、モータの回転位置を検出する位置検出
回路ブロックとモータを駆動するドライブ回路ブロック
とを有する請求項1記載のモータの制御装置。 - 【請求項3】 ステッピングモータを制御対象とする請
求項1・請求項2記載のモータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14521693A JPH0723598A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | モータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14521693A JPH0723598A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | モータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723598A true JPH0723598A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15380059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14521693A Pending JPH0723598A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | モータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723598A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5905351A (en) * | 1997-12-01 | 1999-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Actuator controller using periodic signal |
WO2005114819A1 (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-01 | Tomy Company, Ltd. | モータ、駆動ユニット及び動作装置 |
JP2005341647A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Tomy Co Ltd | モータ、駆動ユニット及び動作装置 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14521693A patent/JPH0723598A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5905351A (en) * | 1997-12-01 | 1999-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Actuator controller using periodic signal |
WO2005114819A1 (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-01 | Tomy Company, Ltd. | モータ、駆動ユニット及び動作装置 |
JP2005341647A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Tomy Co Ltd | モータ、駆動ユニット及び動作装置 |
US7397155B2 (en) | 2004-05-24 | 2008-07-08 | Tomy Company, Ltd. | Motor, drive unit and actuating device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040622 |