JPH07235861A - 加重平均を使用したサンプリング周波数変換方法 - Google Patents

加重平均を使用したサンプリング周波数変換方法

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JPH07235861A
JPH07235861A JP6303864A JP30386494A JPH07235861A JP H07235861 A JPH07235861 A JP H07235861A JP 6303864 A JP6303864 A JP 6303864A JP 30386494 A JP30386494 A JP 30386494A JP H07235861 A JPH07235861 A JP H07235861A
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JP
Japan
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sampling rate
signal value
sampling
fin
frequency conversion
Prior art date
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JP6303864A
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English (en)
Inventor
Antti Vaharalo
バハタロ アンチ
Olli Ali-Yrkko
アリ−イルッコ オッリ
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • H03H17/0621Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing
    • H03H17/0635Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies
    • H03H17/0685Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being rational

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する計算装置に対する必要条件が最小で
あるサンプリングレート変換方法を提供する。 【構成】 信号値の第一サンプリングレート(FSR)
を第二サンプリングレート(SSR)に変換する方法で
あって、入力信号値から整数倍のサンプリングレートで
発生する信号値を導出するためにFSRで発生する逐次
入力信号値の間で補間を実行し、FSRの整数倍はSS
Rの整数倍の0.5倍より大きくて2倍より小さく、S
SRの整数倍で起こる信号値の大きさをFSRの整数倍
サンプリングレートで起こる信号から導出するために加
重平均補間処理またはデシメーション処理を使用しSS
Rを導出するためにSSRの整数倍の信号値を整数倍フ
ァクタによりデシメーション処理をするステップを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号のサンプリング周
波数変換方法に関する。さらに詳しくは、加重平均を利
用して一つのサンプリングレートのデジタル信号を第二
のサンプリングレートのセットに変換する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号処理において、たとえば第
一サンプリングレート(First Sampling Rate 、以下、
FSRという)で動作するA/Dコンバータから信号が
読み取られ、読み取られた信号がデジタル的に処理さ
れ、第二サンプリングレート(Second Sampling Rate、
以下、SSRという)で動作するD/Aコンバータに供
給されるというように、サンプリングレートが変更され
ねばならないということはよく発生する。この処理の段
階で、デジタル値は、特定の周波数および帯域幅特性を
示すようにフィルタにかけられる。
【0003】サンプリングレート変換処理は、FSRで
の信号のデジタル値からSSRの信号のデジタル値の大
きさを決定することである。FSRおよびSSRのう
ち、一方が他方の整数倍であれば、出力信号の大きさの
決定は補間処理またはデシメーション処理により容易に
えられる。しかし、FSRおよびSSRのうち、一方が
他方の整数倍でないばあいは、計算がより複雑となる。
【0004】従来では、幾つかの手法がサンプリングレ
ート変換(フィルタ処理を伴う)を実行するために使用
されており、無限インパルス応答(Infinite Impulse R
esponse,以下IIRという)フィルタおよび有限インパ
ルス応答(Finite Impulse Response,以下FIRとい
う)フィルタの両方が使用されている。サンプリングレ
ート変換処理は、より高い周波数サンプリングレートを
うるために入力サンプリングレートを整数倍する乗算
(補間による)を行なう。より高い周波数のサンプリン
グレートは希望のSSRの整数倍でもある。フィルタ処
理後、整数倍サンプリングレートは、希望のSSRをう
るために整数値で除算(デシメーションによる)され
る。
【0005】一例として、20kHzのサンプリングレ
ートのデジタル信号が、サンプリングレート97.2k
HzのサンプリングレートのD/Aコンバータに印加さ
れるばあいを考える。このばあい、20kHzのサンプ
リングレートの信号は、97.2kHzのサンプリング
レートに変換されなければならないので、指定のフィル
タ特性を使用してフィルタ処理をされる。IIRフィル
タが使用されると、20kHzのサンプリングレートデ
ータは、243のファクタでサンプリングレート4,8
60kHz(4,860kHzは、D/Aコンバータサ
ンプリングレート97.2kHzの50倍である)に補
間される。4,860kHzのサンプリングレートのデ
ータ信号は、IIRフィルタを使用してフィルタ処理が
なされ、サンプリングレート97.2kHzの希望出力
をうるために、50のファクタによりデシメーション処
理がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】IIRフィルタの応答
は、現在および過去の入力信号サンプル並びに過去の出
力信号サンプルの関数である。過去の出力に対する依存
性は、入力値が停止してもなお、フィルタの出力応答の
無限区間を発生させる。IIRフィルタ関数は、フィル
タ出力の幾つかを無視する後続のデータデシメーション
処理にかかわらず、入力サンプリングレートで計算され
なければならない。各出力は、フィルタの後続の出力を
計算するために必要であるからである。20kHzから
97.2kHzへのサンプリングレートの変換の例で
は、IIRフィルタは、フィルタの必要条件を満たすた
めに通常八つの係数を必要とするのみであるが、非常に
高い整数倍のサンプリングレート(すなわち、4,86
0kHz)であることにより、IIRサンプル変換処理
で、非常に多くの計算を実行することを必要とする。
【0007】FIRフィルタを使用するばあいは、20
kHzのサンプリングレートのデータ信号は、243の
ファクタにより4,860kHzに補間され、フィルタ
処理され、50のファクタにより97.2kHzにデシ
メーション処理される。しかし、FIRフィルタは、補
間およびデシメーション処理を統合し、全ての計算は、
97.2kHzのSSRにより実行される。FIRフィ
ルタは、有限個の過去の入力サンプルを使用しているの
みなので、IIRフィルタのもつ計算の問題を回避して
いる。FIRフィルタを使用する計算負荷はIIRフィ
ルタに比較し低いがFIRフィルタの係数の数は大きく
(ほぼ1000)、これにより、係数記憶のために、か
なりの量のメモリを消費する。
【0008】本願発明はこのような問題を解決するため
になされたもので、使用計算装置に対する必要条件が最
小であるようなサンプリングレート変換方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】入力信号値の第一サンプ
リングレートを出力信号値の第二サンプリングレートに
変換する方法で、前記第二サンプリングレートは、前記
第一サンプリングレートの非整数の倍数であり、第一サ
ンプリングレート入力信号値から前記第二サンプリング
レート出力信号値の振幅を決定するため、コンピュータ
により実行されるサンプリング周波数変換方法であっ
て、(a)前記第一サンプリングレートの整数倍IMR
1は前記第二サンプリングレートの整数倍IMR2の
0.5倍より大きく、2倍より小さい範囲に収まり、前
記入力信号値から整数倍のサンプリングレートで発生す
る信号値を導出するために前記第一サンプリングレート
で発生する逐次入力信号値の間で補間を実行するステッ
プ、(b)加重平均を使用して前記第一サンプリングレ
ートの整数倍IMR1の信号値から前記第二サンプリン
グレートの整数倍IMR2で発生する信号値を求めるス
テップ、(c)出力信号値である前記第二サンプリング
レートを導出するために、前記第二サンプリングレート
の整数倍IMR2の前記信号値を整数倍のファクタでデ
シメーション処理するステップとを含む。
【0010】
【作用】本発明によれば、加重平均を使用するので第二
サンプリングレートが第一サンプリングレートの非整数
倍であるにもかかわらず、補間やデシメーションによる
変換のための計算を容易に行なうことができる。
【0011】
【実施例】図1は、基本的な移動無線電話の簡略ブロッ
ク図である。マイク11は、オーディオ入力信号を発生
し、入力信号はA/Dコンバータ13によりデジタルサ
ンプルに変換される。デジタル信号プロセッサを含むデ
ジタルベースバンドプロセッサ14は、入力サンプルを
処理し、出力サンプルを97.2kHzのサンプリング
レートで動作するD/Aコンバータ17に送る。D/A
コンバータ17から、信号は、無線周波数(Radio freq
ency、以下、RFという)回路18へ送られる。反対の
方向では、まずRF回路18は信号を受信する。受信さ
れた信号はA/Dコンバータ16によりデジタル値に変
換され、デジタルベースバンドプロセッサ14により処
理され、D/Aコンバータ12によりアナログ信号に変
換され、最後にスピーカ10に供給される。
【0012】図1に示される構造の移動無線電話は、ベ
ース局と通信するためにデータ信号を送ることができな
ければならない。データ信号は、20,000ボーのレ
ートをもち、ベースバンドプロセッサ14で処理され、
D/Aコンバータ17によりアナログ信号に変換され、
RF回路18に印加される。20,000ボー(すなわ
ち、20kHz)のサンプリングレートをもつデータ信
号は、指定フィルタ特性によりフィルタ処理され、9
7.2kHzで動作するD/Aコンバータ17に送られ
なければならない。
【0013】20kHzのサンプリングレートの信号
は、20kHzのレートの倍数より高いサンプリングレ
ートになるように補間される。信号は指定のフィルタ特
性によりフィルタ処理され、加重平均法が使用されて、
97.2kHzの整数倍のサンプリングレートに変換さ
れ、97.2kHzの出力レートをうるために整数によ
りデシメーション処理される。20kHzサンプリング
レートの整数倍は、97.2kHzサンプリングレート
の整数倍の半分より大きく、2倍より小さくなくてはな
らない。
【0014】同様なサンプリングレート変換手順が、A
/Dコンバータ13からベースバンドプロセッサ14を
通じてD/Aコンバータ17に供給される信号のサンプ
リングレートと、A/Dコンバータ16からベースバン
ドプロセッサ14を通じてD/Aコンバータ12へ供給
される信号のサンプリングレートとの変換に使用され
る。サンプリングレート変換の手順は、サンプリングレ
ートが前述とは異なっていても同様である。
【0015】例示したサンプリングレートを使用して、
20kHzサンプリングレートの信号が480kHzに
24のファクタで補間されるばあいを考える。補間は、
約100のオーダを有すFIRフィルタを使用してなさ
れる。整数倍のデータサンプリングレートは、つぎに説
明する加重平均補間(weighted average interpolatio
n)法を使用して、480kHzから486kHzまで
変換される。えられた486kHzのデータサンプリン
グレートは、5のファクタによりデシメーション処理さ
れ、97.2kHzの出力サンプリングレートがえられ
る。
【0016】FIRフィルタを使用し、デシメーション
処理および加重平均計算が統合されて実行される。加重
平均は、単一の出力サンプルを計算するのに二つの入力
サンプルを必要とするので、FIRフィルタの計算サン
プリングレートは、97.2kHzのサンプリングレー
トの2倍となる。
【0017】20kHzサンプリングレートをその倍数
480kHzに変換するのに(低レベルの歪みを許容
し)24の補間値が使用されるが、希望の出力信号が歪
むのであれば、他の整数を使用してもよい。入力サンプ
リングレートの倍数は、希望出力信号サンプリングレー
トの整数倍の0.5倍より大きく、2倍より小さいこと
が好ましい。ここで述べているデータサンプリングレー
ト値は、説明のためであり、本発明は、第一データサン
プリングレートが第二データサンプリングレートに変換
されるかぎり一般に適応可能である。
【0018】図2および図3に、より簡単な入力および
出力サンプリングレートを使用して本発明の更なる例が
示される。入力サンプリングレートまたはサンプリング
レートfin(以下、finともいう)が3であり、出
力サンプリングレートまたはサンプリングレートfou
t(以下、foutともいう)が5とする。各入力サン
プルはi(n)で表される。ただし、iは入力振幅、n
はサンプルの順番を表す。出力サンプルはo(n)で表
され、oは出力データのサンプル振幅、nはサンプルの
順番を表す。入力から出力への補間サンプリングレート
は、5/3である。
【0019】図2には、入力サンプルi(n)のセット
の例として、30、32、34などが時間軸に沿って示
されている。複数の出力サンプルo(n)36、38、
40などが入力サンプルi(n)と共に点線で示されて
いる。入力と出力サンプルの各々の大きさを結ぶ線42
は、サンプリングした信号の近似波形を示す。入力サン
プルi(n)の振幅が既知であれば、問題は出力サンプ
ルo(n)の振幅を見いだすことである。有理ファクタ
mが本発明の方法で使用され、次式のように定義され
る。
【0020】m=fout/(fout−fin) foutとfinは分数の可能性もあるので、分子(f
out)および分母(fout−fin)は、分子およ
び分母を整数とするために、適当な整数で乗算すること
によってけた上げされねばならない。こうして、mはつ
ぎのように表現できる。
【0021】m=mnum/mden 以上の式で、分子(mnum)および分母(mden)
は整数である。各出力サンプルo(n)は、つぎのよう
に求められる。
【0022】 o(n)=x*i(k)+(1−x)*i(k+1) (1)
【0023】
【数5】
【0024】ただし、trunc(y)は、yより大き
くない最大の整数、a mod bは、除算a/bの剰
余またはモジュラスを示す。
【0025】式(1)から(3)において、xは加重フ
ァクタ、kは入力サンプルのインデックス、nは出力サ
ンプルのインデックスである。
【0026】m=5/2とすると、つぎの表1は式
(2)および(3)から計算された初めの10個のxお
よびkを示す。
【0027】
【表1】
【0028】式(1)を使用して、o(n)の初めの1
0個の出力値が上の表で示されるxおよびkからつぎの
ように計算される。
【0029】 o(1)=2/5・i(1)+3/5・i(2) o(2)=4/5・i(2)+1/5・i(3) o(3)=1/5・i(2)+4/5・i(3) o(4)=3/5・i(3)+2/5・i(4) o(5)=0・1(3)+i(4)=i(4) o(6)=2/5・i(4)+3/5・i(5) o(7)=4/5・i(5)+1/5・i(6) o(8)=1/5・i(5)+4/5・i(6) o(9)=3/5・i(6)+2/5・i(7) o(10)=0・1(6)+i(7)=i(7) 以上の表からの結果は、図2にプロットされている。た
とえば、出力o(1)は、サンプルi(1)の入力の大
きさの2/5をとり、入力i(2)の大きさの3/5を
加えることによって導出できる。同様な計算が、o
(2)からo(10)についてもなされる。
【0030】以上に示された加重補間処理は、入力デー
タサンプリングレートの値が、出力データサンプリング
レートの希望倍数の値より小さいばあいに実行される。
入力データサンプリングレートの整数倍が(前述の範囲
内で)出力データサンプリングレートの希望倍数の値よ
り大きいばあいは、出力サンプリングレートの整数倍の
サンプル値は、補間処理ではなく、デシメーション処理
で実行される。デシメーション処理は、つぎのように示
される。
【0031】d=fin/(fin−fout) foutとfinは、分数の可能性もあるので、分子
(fin)および分母(fin−fout)は、分子お
よび分母を整数とするために、適当な整数で乗算するこ
とによってより高い項に変換されねばならない。こうし
て、dは、つぎのように表現できる。
【0032】 d=dnum/dden=fin/(fin−fout) 以上の式で、分子(dnum)および分母(dden)
は、整数である。
【0033】このようなばあい出力データサンプル値
は、つぎの式(4)から(6)により求められる。
【0034】 o(n)=(1−x)*i(k)+x*i(k+1) (4) ここで、
【0035】
【数6】
【0036】ただし、trunc(y)はyより大きく
ない最大の整数、a mod bは除算a/bの剰余ま
たはモジュラスを示す。
【0037】当業者にはよく理解できるように、デシメ
ーション処理は、本質的に補間に類似し、式(4)から
(6)を用いた手順を踏む。
【0038】図3には、本発明のサンプリングレート変
換処理を示す概略フローチャートが示されている。すで
に説明されたように、本発明による方法では、FIRフ
ィルタを使用してFSRをSSRに変換する。初めに、
アナログ入力信号は、ボックス50で示されるようにF
SRのデジタルサンプルに変換される。つぎにFSR値
は、FSRの整数倍のデータサンプリングレートを導出
するために補間される。そのFSRの整数倍IMR1
は、つぎのようにSSRの整数倍IMR2とは予め設定
された関係を有している(ボックス52参照)。
【0039】 0.5*IMR2<IMR1<2*IMR2 FSRの整数倍IMR1は、FIRを使用してフィルタ
処理され(ボックス54)、SSRの整数倍IMR2を
含む値の大きさをうるために加重平均補間手法を使用し
てSSRの整数倍IMR2に変換される(ボックス5
6)。SSRの整数倍IMR2は、整数値によりSSR
をうるためにデシメーション処理される(ボックス5
8)。
【0040】以上の説明は、本発明の説明する目的のた
めである。種々の変形例が、本発明の範囲を逸脱しない
で当業者により形成可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、加重平均を使用するの
で、第二サンプリングレートが第一サンプリングレート
の非整数倍であるにもかかわらず、補間やデシメーショ
ンによる変換のための計算を容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動無線電話(cellular telephone)の送受信
部の概略ブロック図である。
【図2】加重平均補間法により導出されたFSRの整数
倍の入力信号サンプル値と、SSRの出力信号値がプロ
ットされたグラフである。
【図3】図1で示される本発明の動作を示す概略フロー
チャートである。
【符号の説明】
13、16 A/Dコンバータ 14 ベースバンドプロセッサ 12、17 D/Aコンバータ 30、32、34 入力サンプル 36、38、40 出力サンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オッリ アリ−イルッコ フィンランド共和国、フィン−33720、タ ムペレ、アフベニスライチ 19 ベー 24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号値の第一サンプリングレートを
    出力信号値の第二サンプリングレートに変換する方法
    で、前記第二サンプリングレートは、前記第一サンプリ
    ングレートの非整数の倍数であり、第一サンプリングレ
    ート入力信号値から前記第二サンプリングレート出力信
    号値の振幅を決定するため、コンピュータにより実行さ
    れるサンプリングレート変換方法であって、(a)前記
    第一サンプリングレートの整数倍IMR1は前記第二サ
    ンプリングレートの整数倍IMR2の0.5倍より大き
    く、2倍より小さい範囲に収まり、前記入力信号値から
    整数倍のサンプリングレートで発生する信号値を導出す
    るために前記第一サンプリングレートで発生する逐次入
    力信号値の間で補間を実行するステップ、(b)加重平
    均を使用して前記第一サンプリングレートの整数倍IM
    R1の信号値から前記第二サンプリングレートの整数倍
    IMR2で発生する信号値を求めるステップ、および
    (c)出力信号値である前記第二サンプリングレートを
    導出するために、前記第二サンプリングレートの整数倍
    IMR2の前記信号値を整数倍のファクタでデシメーシ
    ョン処理するステップを含むことを特徴とするサンプリ
    ング周波数変換方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(a)と(b)とのあいだに、
    (a1)フィルタ処理された信号値をうるために前記第
    一サンプリングレートの整数倍IMR1の信号値をフィ
    ルタ処理するステップをさらに含むことを特徴とする請
    求項1記載のサンプリング周波数変換方法。
  3. 【請求項3】 前記第一サンプリングレートの整数倍I
    MR1が前記第二サンプリングレートの整数倍IMR2
    より低い周波数を示し、前記ステップ(b)は、次式で
    えられる加重ファクタx 【数1】 ここで、mnum/mden=fout/(fout−
    fin) 分数fout/(fout−fin)は、mnumおよ
    びmdenが整数となるようにより高い項に変換された
    もの、 nは出力サンプルのシーケンス番号、 foutは第二サンプリングレート、 finは第一サンプリングレート、 a mod bは除算a/bのモジュラスまたは剩余を
    示す を使用することを特徴とする請求項2記載のサンプリン
    グ周波数変換方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(b)において、前記第二
    サンプリングレートの整数倍IMR2の各出力データ値
    は次式o(n) o(n)=x*i(k)+(1−x)*i(k+1) ここで、iは入力サンプルの大きさ、 trunc(y)はyより大きくない最大の整数、 【数2】 で表される大きさであることを特徴とする請求項3記載
    のサンプリング周波数変換方法。
  5. 【請求項5】 前記第一サンプリングレートの整数倍I
    MR1が前記第二サンプリングレートIMR2より高い
    周波数を示し、前記ステップ(b)は、次式でえられる
    加重ファクタx 【数3】 ここで、dnum/dden=fin/(fin−fo
    ut) 分数fin/(fin−fout)はdnumおよびd
    denが整数となるようにより高い項に変換されたも
    の、 nは出力サンプルのシーケンス番号、 foutは第二サンプリングレート、 finは第一サンプリングレート、 a mod bは除算a/bのモジュラスまたは剩余を
    示す を使用することを特徴とする請求項2記載のサンプリン
    グ周波数変換方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(b)において、第二サン
    プリングレートの整数倍IMR2の各出力データ値は次
    式o(n) o(n)=(1−x)*i(k)+x*i(k+1) ここで、iは入力サンプルの大きさ、 trunc(y)はyより大きくない最大の整数、 【数4】 で表される大きさであることを特徴とする請求項5記載
    のサンプリング周波数変換方法。
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