JPH07234803A - テスト機能付きプロセッサ - Google Patents

テスト機能付きプロセッサ

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JPH07234803A
JPH07234803A JP6023895A JP2389594A JPH07234803A JP H07234803 A JPH07234803 A JP H07234803A JP 6023895 A JP6023895 A JP 6023895A JP 2389594 A JP2389594 A JP 2389594A JP H07234803 A JPH07234803 A JP H07234803A
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Toshiyuki Okamura
俊幸 岡村
Daisaku Yamane
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部回路よりプロセッサを構成する内部回路
の全資源の動作確認が効率よく正確に実行できるように
する。 【構成】 複数の内部回路(メモリ部11、レジスタ部
12、演算部13および制御部14)は内部バス15に
よって互いに内部バスによって接続されている。動作モ
ード切り替え回路9は、外部回路1から供給される停止
信号に応答して、当該プロセッサの動作モードをテスト
モードと実動作モードのいづれか1つに切り替える。テ
ストバス3はテストモード時に使用され、外部回路1と
接続可能である。複数の内部回路の各々は、動作モード
切り替え回路9によって当該プロセッサがテストモード
に切り替えられたとき、自回路とテストバスとを通信可
能に接続する。これにより、内部回路中の全資源がユー
ザに開放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセッサに関し、特
に、テスト機能を必要とする汎用機器用のプロセッサに
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、論理LSIなどのプロセ
ッサの試験(テスト)には、直流特性試験(DCパラメ
トリックテスト)、交流特性試験(ACパラメトリック
テスト)、および機能試験(ファンクショナルテスト)
の3種類がある。また、このようなプロセッサの試験
は、設計、製造、出荷、受入れの各段階で行われる。
【0003】直流特性試験では、入力、出力、入出力伝
達、全電流、消費電力などの特性を測定する。交流特性
試験では、入力・出力波形の立上り・立下り時間、入出
力端子間の伝搬遅延時間、セットアップ時間、ホールド
時間、最小クロックパルス幅、動作周波数などを測定す
る。機能試験は、プロセッサに規定の動作条件を与えた
とき、プロセッサが機能に異常を示さずに動作するか否
かを確認するために行う試験である。
【0004】この中で特に重要な試験が機能試験であ
る。機能試験には、試験パターン蓄積法、実装試験法、
比較試験法、および自己試験法の4種類の方法が知られ
ている。試験パターン蓄積法では、入力試験パターンと
期待出力パターンとを前もって作成しておき、LSIテ
スタなどの試験装置のメモリに蓄積しておく。試験時
に、その入力試験パターンを被試験デバイスであるプロ
セッサに印加し、被試験デバイスからの出力パターンと
蓄積してある期待出力パターンとを比較して被試験デバ
イスの良否を判定する。実装試験法は、被試験デバイス
をその適用するシステムに実装し、実際にシステムを動
作させ、システムの良否から被試験デバイスの良否を判
定する試験である。比較試験法は、被試験デバイスと比
較用良品プロセッサとに同じ入力試験パターンを同時に
印加し、被試験デバイスからの出力パターンと良品プロ
セッサからの期待出力パターンとを比較照合することに
より、被試験デバイスの良否を判定するものである。自
己試験法は、入力試験パターンの発生および試験結果の
判定ないしは出力パターンの圧縮を、プロセッサ自体で
実行させる試験法である。
【0005】上記機能試験の中で、実装試験法は、特に
試験機(テスタ)を必要とせず、比較的手軽に試験でき
経済的であるので、主として、利用者(ユーザ)によっ
て受入検査に用いられる。次に、実装試験法について少
し詳細に説明する。
【0006】まず、すべて良品であると確認されたマイ
クロコンピュータボードを用意する。ここで、マイクロ
コンピュータボードには、ROM、RAM、I/Oイン
タフェースやその他の回路が周辺回路(外部回路)とし
て搭載されている。このマイクロコンピュータボードに
被試験デバイスであるプロセッサを挿入する。つぎに、
外部回路により、プロセッサをテストモードとなるよう
に制御する。マイクロコンピュータボードに、あらかじ
め用意されたテストプログラムを実際に実行させる。こ
こで、テストプログラムは、種々のインストラクショ
ン、オペランドを組合せて、プロセッサの内部回路の不
良が検出できるようにしたものである。外部回路によ
り、プログラムの実行結果のデータ形式を外部回路で確
認が容易となるようなデータ形式に変換する。このデー
タ形式の変換された実行結果を、汎用入出力ポートを介
して、外部の出力装置(表示装置や印字装置)に出力す
る。ユーザは、この出力装置に出力された実行結果を見
ることにより、テストプログラムが正しく実行されるか
どうかで被試験プロセッサの良否を判定する。
【0007】このようにして、受入検査時の実装試験法
では、多くの手順に従って、プロセッサの内部回路の動
作確認を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のテストプログラムの実行によるプロセッサのテスト法
(実装試験法)では、手順が多く、プロセッサを構成す
る内部回路の全資源の動作を確認することができない。
そのため、プロセッサの内部回路のいずれかにに不具合
があった場合でも適切な部位を確認する事が非常に困難
であった。
【0009】また、実装試験法では、テストモードから
通常動作モード、あるいは通常動作モードからテストモ
ードへのモード変更に複雑なタイミング制約があり、プ
ログラムの再起動にもコマンドの制約があった。
【0010】従って本発明の目的は、動作モード変更時
の制約が少なく、プログラムの停止と再開が制約無く、
外部回路よりプロセッサを構成する内部回路の全資源の
動作確認が効率よく正確に実行できる、テスト機能付き
プロセッサを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、プロセッサの内部回
路に不具合箇所があった場合でも即座に不具合箇所を特
定することができる、テスト機能付きプロセッサを提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるテスト機能
付きプロセッサは、互いに内部バスによって接続された
複数の内部回路を含むプロセッサにおいて、外部回路か
ら供給される停止信号に応答して、当該プロセッサの動
作モードをテストモードと実動作モードのいづれか1つ
に切り替える動作モード切り替え回路と、テストモード
時に使用され、前記外部回路と接続可能なテストバスと
を有し、複数の内部回路の各々は、動作モード切り替え
回路によって当該プロセッサがテストモードに切り替え
られたとき、自回路とテストバスとを通信可能に接続す
る手段を有することを特徴とする。
【0013】上記テスト機能付きプロセッサにおいて、
動作モード切り替え回路は外部回路から供給される資源
選択信号に応答して、複数の内部回路の中の特定の内部
回路中の1つの資源を選択するための選択信号を特定の
内部回路に送出する手段を有し、特定の内部回路は、選
択信号に応答して、上記1つの資源をテストバスに接続
するように選択する選択手段を含むことが好ましい。
【0014】
【作用】テストモード時に前記外部回路により当該プロ
セッサの複数の内部回路の全資源の状態を確認すること
が可能となるように、全資源をユーザに開放する。ま
た、資源選択信号によって特定の内部回路の1つの資源
を選択できるので、プロセッサの内部回路に不具合箇所
があった場合でも即座に不具合箇所を特定することがで
きる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るテスト機能付きプロセッサ2は、外部回路1と、テス
トバス3、メモリアドレス線4、停止(HALT)信号
線5、書込み(WR)信号線6、読出し(RD)信号線
7、および資源選択信号線8によって接続されている。
【0017】テスト機能付きプロセッサ2は、その内部
回路として、動作モード切り替え回路9と、テストモー
ド用制御線10と、メモリ部11と、レジスタ部12
と、演算部13と、制御部14と、内部バス15とを有
する。動作モード切り替え回路9はテストモード用制御
線10を介して後述するようにテストモード用制御信号
をメモリ部11、レジスタ部12、演算部13、および
制御部14に出力する。メモリ部11、レジスタ部1
2、演算部13、および制御部14は内部バス15を介
して互いに接続されている。また、メモリ部11、レジ
スタ部12、演算部13、および制御部14はテストバ
ス3に接続されている。
【0018】メモリ部11は3〜4のメモリブロックに
分かれており、プログラムを格納するプログラムメモリ
と、データを格納するデータメモリを有する。本実施例
では、レジスタ部12は後述するように16個のレジス
タを含んでいる。演算部13は算術論理演算装置(AL
U)、加減算器、乗算器などを含む。制御部14は命令
のフェッチや、デコードを行う部分で、プログラムカウ
ンタ(図示せず)を含む。
【0019】この技術分野において周知のように、停止
信号線5から論理“0”レベルの停止信号が送出されて
くると、プロセッサ2はその動作を停止する。詳細に説
明すると、制御部14内のプログラムカウンタを停止さ
せ、これによって、プロセッサ2はその時点で実行して
いたプログラムの実行を停止する。従って、プロセッサ
2は、その内部回路の状態を現在実行中の命令が完了し
た状態に保持する。
【0020】本発明では、この停止信号を、プロセッサ
2を「テストモード」或いは「実動作モード」に切り替
えるために使用する。詳細に説明すると、停止信号に応
答して、動作モード切り替え回路9はプロセッサ2の動
作モードを「テストモード」か「実動作モード」かのい
ずれかに切り替える。停止信号が論理“0”レベルを示
すとき、動作モード切り替え回路9はプロセッサ2の動
作モードを「実動作モード」から「テストモード」に切
り替える。停止信号が論理“0”レベルのとき動作モー
ド切り替え回路9はプロセッサ2の動作モードを「実動
作モード」から「テストモード」に切り替える。「テス
トモード」の時、プロセッサ2は通常の停止信号を受け
たときと同様にその動作を停止するだけでなく、後述す
るように、プロセッサ2の内部の全ての資源をユーザに
開放する。これにより、プロセッサ2は、全ての内部資
源を外部回路1によって確信できる状態となる。
【0021】プロセッサ2は、内部資源として200種
類以上の回路を有する。従って、内部資源を特定するた
めには、8ビット必要となる。動作モード切り替え回路
9は、資源選択信号線8を介して外部回路1から8ビッ
トの資源選択信号を受ける。この8ビットの資源選択信
号に応答して、動作モード切り替え回路9は、内部資源
の1つを選択し、後述するように、内部資源に対しデー
タの書込みまたは読出しを行う。選択した内部資源にデ
ータを書込みたい場合には、外部回路1は書込み信号線
6から論理“0”レベルの書込み信号をプロセッサ2に
送出する。このとき、選択した内部資源に、テストバス
3から送出されたテストデータが書込まれる。一方、選
択した内部資源からデータを読出したい場合には、外部
回路1は読出し信号線7から論理“0”レベルの読出し
信号をプロセッサ2に送出する。このとき、選択した内
部資源から、テストバス3上にそこに格納されているデ
ータが読出される。
【0022】また、外部回路1から資源選択信号線8を
介してメモリ部11を選択する資源選択信号が送出され
てくると、動作モード切り替え回路9は、メモリ部11
を選択し、メモリアドレス線4を有効とする。これによ
り、外部回路1はメモリ部11のアドレスを直接指定す
ることが可能となる。
【0023】尚、本実施例において、外部回路1は、制
御用1チップCPUから構成されているが、このような
構成に限定せず、少なくとも、テストバス3を介してデ
ータの授受を行え、メモリアドレス線4を介してアドレ
スを送出でき、停止信号線5を介して停止信号を送出で
き、書込み信号線6および読出し信号線7を介して書込
み信号および読出し信号を送出でき、資源選択信号線8
を介して資源選択信号を送出できる機能を有するもので
あればどのような構成でも良い。
【0024】上述したように、動作モード切り替え回路
9は、停止信号線5からの停止信号、書込み信号線6か
らの書込み信号、読出し信号線7からの読出し信号、お
よび資源選択信号線8からの資源選択信号に基づいて、
メモリ部11、レジスタ部12、演算部13、および制
御部14の各部の資源に対して、テストモード制御線1
0を介してテストバス3ヘのデータの入出力を制御す
る。
【0025】上述したように、停止信号が「テストモー
ド」を指示しているとき、プロセッサ2はユーザにその
内部資源を開放するが、以下に、レジスタ部12を例に
とって、どのようにして内部資源の開放が行われるかを
説明する。
【0026】図2を参照すると、レジスタ部12は、第
0乃至第15のレジスタ120 ,121 ,…,1215
含む。図面では、第0乃至第15のレジスタ120 ,1
1,…,1215をそれぞれGEG0,REG1,…,
GEG15で示している。レジスタ部12は、さらに、
入力選択回路121と、出力選択回路122と、出力制
御回路123とを有する。
【0027】入力選択回路121はテストバス3及び内
部バス15と第0乃至第15のレジスタ120 〜1215
の入力との間に接続されている。また、入力選択回路1
21には動作モード切り替え回路9からテストモード用
制御線10を介して入力選択信号が供給される。停止信
号線5から送出されてきた停止信号が論理“0”レベル
であり、すなわち「テストモード」を指示するとき、動
作モード切り替え回路9は入力選択信号としてテストバ
ス3側のデータを選択することを指示する信号を出力す
る。この入力選択信号に応答して、入力選択回路121
はテストバス3上のデータを選択し、その選択したデー
タを第0乃至第15のレジスタ120 〜1215に供給す
る。停止信号線5から送出されてきた停止信号が論理
“1”レベルであり、すなわち「実動作モード」を指示
するとき、動作モード切り替え回路9は入力選択信号と
して内部バス15側のデータを選択することを指示する
信号を出力する。この入力選択信号に応答して、入力選
択回路121は内部バス15上のデータを選択し、その
選択したデータを第0乃至第15のレジスタ120 〜1
15に供給する。
【0028】出力選択回路122は、第0乃至第15の
レジスタ120 〜1215の出力と出力制御回路123と
の間に接続されている。出力選択回路122には動作モ
ード切り替え回路9からテストモード用制御線10を介
してレジスタ選択信号が供給される。外部回路1から資
源選択信号線8を介して供給される資源選択信号が、レ
ジスタ部12中の第0乃至第15のレジスタ120 〜1
15の1つを選択することを指示しているとき、動作モ
ード切り替え回路9はレジスタ選択信号として資源選択
信号で選択したレジスタを選択することを指示する信号
を出力する。このレジスタ選択信号に応答して、出力選
択回路122は第0乃至第15のレジスタ120 〜12
15の1つを選択し、その選択したレジスタに格納されて
いるデータを出力制御回路123に供給する。
【0029】出力制御回路123は出力選択回路122
とテストバス3及び内部バス15との間に接続されてい
る。また、出力制御回路123には動作モード切り替え
回路9からテストモード用制御線10を介して出力選択
信号が供給される。この出力選択信号は上記入力選択信
号と同一である。したがって、出力選択信号がテストバ
ス3側を選択することを指示しているとき、出力制御回
路123は出力選択回路122で選択したデータをテス
トバス3へ送出する。出力選択信号が内部バス15側を
選択することを指示しているとき、出力制御回路123
は出力選択回路122で選択したデータを内部バス15
へ送出する。
【0030】このように、停止信号が「テストモード」
を指示しているとき、動作モード切り替え回路9の制御
によってレジスタ部12はテストバス3と接続され、テ
ストバス3上のデータを授受できる。したがって、レジ
スタ部12を構成する第0乃至第15のレジスタ120
〜1215はユーザに開放される。
【0031】レジスタ部12と同様に、メモリ部11、
演算部13、および制御部14の資源も、停止信号が
「テストモード」を指示しているとき、動作モード切り
替え回路9の制御によってユーザに開放される。
【0032】次に、図3を参照して、動作モード切り替
え回路9の動作について説明する。プロセッサ2が起動
されると、動作モード切り替え回路9は外部回路1から
停止信号線5を介して供給される停止信号が論理“0”
レベルであるのか論理“1”レベルであるのかを判定す
る(ステップS1)。停止信号が論理“1”レベルを示
すとき(ステップS1のN)、動作モード切り替え回路
9はプロセッサ2の動作モードが「実動作モード」であ
るとして、プロセッサ2に通常動作を行わせる(ステッ
プS2)。すなわち、動作モード切り替え回路9はテス
トモード用制御線10を介して、メモリ部11、レジス
タ部12、演算部13、および制御部14に内部バス1
5を接続させる。制御部14は命令をデコードして、各
資源を制御し、内部バス15を介してメモリ部11、レ
ジスタ部12、演算部13、および制御部14間でデー
タの授受を行わせる。
【0033】停止信号が論理“0”レベルを示すとき
(ステップS1のY)、動作モード切り替え回路9は外
部回路1から資源選択信号線5を介して供給される資源
選択信号がどの内部資源を選択しているかを判別する。
【0034】すなわち、資源選択信号がレジスタ部12
を指示しているとき(ステップS3のY)、動作モード
切り替え回路9は前述したようにレジスタ部12の各資
源をユーザに開放して、レジスタ部12のテストを可能
とする。資源選択信号がメモリ部11を指示していると
き(ステップS4のY)、動作モード切り替え回路9は
メモリ部11の各資源をユーザに開放して、メモリ部1
2のテストを可能とする。資源選択信号が演算部13を
指示しているとき(ステップS5のY)、動作モード切
り替え回路9は演算部13の各資源をユーザに開放し
て、演算部13のテストを可能とする。資源選択信号が
制御部14を指示しているとき(ステップS6のY)、
動作モード切り替え回路9は制御部14の各資源をユー
ザに開放して、制御部14のテストを可能とする。
【0035】次に、レジスタ部12でのテスト動作につ
いて説明する。動作モード切り替え回路9は資源選択信
号がレジスタ部12中の第0乃至第15のレジスタ12
0 〜1215のうちのどれを選択することを指示している
かを判定する(ステップS7,S8,S9)。動作モー
ド切り替え回路9は選択したレジスタの書込み/読出し
処理を行う(ステップS10,S11,S12)。
【0036】以下、図1および図2を参照して、レジス
タの書込み/読出し処理について説明する。ここでは、
資源選択信号がレジスタ部12中の第0のレジスタ12
0 の選択を指示しており(ステップS7のY)、第0の
レジスタ120 の書込み/読出し処理(ステップS1
0)を行う場合を例にとって説明する。
【0037】先ず、第0のレジスタ120 にテストデー
タを書込む場合の動作について説明する。ここで、第0
のレジスタ120 は16ビット・レジスタであり、テス
トデータが16進数でFFFF(H)であるとする。
【0038】外部回路1はテストバス3上にFFFF
(H)を表すテストデータを送出する。次に、外部回路
1は書込み信号線6上に論理“0”レベルの書込み信号
を送出する。この書込み信号に応答して、動作モード切
り替え回路9はレジスタ部12の第0のレジスタ120
にテストデータを書込ませる。すなわち、テストバス3
上のFFFF(H)を表すテストデータは、入力選択回
路121を介して第0のレジスタ120 に書込まれる。
【0039】次に、第0のレジスタ120 からそこに格
納されたテストデータを読み出す場合の動作について説
明する。
【0040】外部回路1は読出し信号線7上に論理
“0”レベルの読出し信号を送出する。この読出し信号
に応答して、動作モード切り替え回路9はレジスタ部1
2の第0のレジスタ120 からそこに格納されたデータ
を読み出させる。すなわち、第0のレジスタ120 に格
納されたデータは出力選択回路122および出力制御回
路123を介してテストバス3へ送出させる。このテス
トバス3上のデータは外部回路1に読み込まれる。
【0041】したがって、第0のレジスタ120 に書き
込んだテストデータと第0のレジスタ120 から読み出
したデータとが一致していれば、外部回路1は第0のレ
ジスタ120 が正常であること確認できる。一方、これ
らデータが不一致の場合には、外部回路1は第0のレジ
スタ120 が故障しているとして、表示装置や印字装置
などの出力装置を使用して、その旨をユーザに知らせ
る。
【0042】尚、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更およ
び変形が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、動作モー
ド変更時の制約が少なく、プログラムの停止と再開が制
約無く実行することができる。また、外部回路よりプロ
セッサの各資源にデータを書込み、また各資源からデー
タを読み込むことができるので、不具合箇所容易に特定
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテスト機能付きプロセ
ッサの構成を外部回路と接続した状態で示すブロック図
である。
【図2】図1に示したテスト機能付きプロセッサに使用
されるレジスタ部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したテスト機能付きプロセッサに使用
される動作モード切り替え回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 外部回路 2 テスト機能付きプロセッサ 3 テストバス 4 メモリアドレス線 5 停止信号線 6 書込み信号線 7 読出し信号線 8 資源選択信号線 9 動作モード切り替え回路 10 テストモード用制御線 11 メモリ部 12 レジスタ部 13 演算部 14 制御部 15 内部バス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに内部バスによって接続された複数
    の内部回路を含むプロセッサにおいて、 外部回路から供給される停止信号に応答して、当該プロ
    セッサの動作モードをテストモードと実動作モードのい
    づれか1つに切り替える動作モード切り替え回路と、 テストモード時に使用され、前記外部回路と接続可能な
    テストバスとを有し、 前記複数の内部回路の各々は、前記動作モード切り替え
    回路によって当該プロセッサがテストモードに切り替え
    られたとき、自回路と前記テストバスとを通信可能に接
    続する手段を有することを特徴とするテスト機能付きプ
    ロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記動作モード切り替え回路は前記外部
    回路から供給される資源選択信号に応答して、前記複数
    の内部回路の中の特定の内部回路中の1つの資源を選択
    するための選択信号を前記特定の内部回路に送出する手
    段を有し、 前記特定の内部回路は、前記選択信号に応答して、前記
    1つの資源を前記テストバスに接続するように選択する
    選択手段を含む、請求項1記載のテスト機能付きプロセ
    ッサ。
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