JPH07234569A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH07234569A
JPH07234569A JP6025543A JP2554394A JPH07234569A JP H07234569 A JPH07234569 A JP H07234569A JP 6025543 A JP6025543 A JP 6025543A JP 2554394 A JP2554394 A JP 2554394A JP H07234569 A JPH07234569 A JP H07234569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging roller
photoconductor
image forming
fulcrum shaft
rotated
Prior art date
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Pending
Application number
JP6025543A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Mitsuru Sato
充 佐藤
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Nobuhiro Shima
信広 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6025543A priority Critical patent/JPH07234569A/ja
Publication of JPH07234569A publication Critical patent/JPH07234569A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成動作をしばらく行なわなかった後に
画像形成動作を行なっても、転写された画像に白すじ等
の画像欠陥が現れないようにする。 【構成】 支点軸21を中心に一体で回動する帯電ロー
ラ支持部材24,25を設け、その支点軸21にワンウ
エイ軸受を介してその支点軸に対する相対回転が矢示D
方向にのみ許容される支点軸ギヤ27を装着する。画像
形成動作が開始されると、駆動ギヤ29を駆動させ、そ
れに噛み合う支点軸ギヤ27を矢示D方向に回転させ、
帯電ローラギヤ28を介して帯電ローラ2を感光体1に
接触させながら矢示E方向に回転させる。画像形成動作
終了後は、駆動ギヤ29を逆転させ、ワンウエイ軸受の
作用により同動する支点軸21を介して帯電ローラ支持
部材24,25が同方向に所定量回動し、帯電ローラ2
が感光体1から離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転する感光体の外
周面に接触しながら回転する帯電ローラを備えた複写
機,光プリンタ,ファクシミリ等の電子写真方式の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電複写機,光プリンタ等の電子
写真方式による画像形成装置は、被帯電体である感光体
を帯電処理する装置を備えているが、その装置として非
接触帯電によるコロナ放電方式を用いた帯電装置が被帯
電体面を均一に帯電することができるということから広
く使用されてきた。
【0003】しかしながら、このコロナ放電方式の帯電
装置は、コロナワイヤと呼ばれる30〜100μmのタ
ングステンワイヤに高電圧を印加して放電を行うため、
空気がイオン化されて大量のオゾンや窒素酸化物が発生
するため、それが人体に対して有害であったり、環境に
対して悪影響を与えたり、さらにはそれらのオゾンや窒
素酸化物が感光体,帯電器,光学系等の各部に付着する
ことによって画像劣化の原因になりやすいという欠点が
あった。
【0004】特にオゾンは、マイナス放電を行った場合
に顕著に発生するため、近年において感光体がマイナス
帯電用の有機感光体が多く使用されるようになってきた
ことと、発生ガスに対する環境基準が厳しくなってきた
ことにより、深刻な問題となっている。
【0005】そこで、上記のような欠点がほとんどない
帯電装置として、電圧を印加した帯電ローラを被帯電体
である感光体に接触させた状態で帯電する接触帯電方式
の帯電装置が注目されている。
【0006】しかしながら、このような帯電装置は、一
般的に帯電ローラの感光体と接触する部分がEPDM
(エチレンプロピレンジエンの3元共重合体)等の導電
性ゴムで形成されていて、それが感光体に所定の接触圧
で接しているため、その圧接状態が長時間継続されると
ゴム材の中に含まれている軟化剤(可塑剤)が外部にし
み出て感光体の表面を汚してしまう恐れがあった。
【0007】この感光体表面の汚れは、目視では殆どわ
からない程度のものであるが、現像を行うとその軟化剤
が付着した部分のトナー像は他の部分に比べてトナーの
付着量が少なくなるため、そのままそれを転写紙に転写
すると、その汚れ部分に対応した部分に白すじ(白抜
け)が現われて画像欠陥になってしまうということがあ
った。
【0008】そこで、このような問題を解決するため、
例えば画像形成動作を行なわない待機状態(スタンバイ
状態)にあるときは、帯電ローラ(導電ローラ)を移動
手段によりドラム状の感光体から離間させて非接触の位
置に移動させることにより感光体との接触時間を短くし
て、その感光体の接触部を汚れにくくした画像形成装置
が提案されている(例えば特開平1−207768号公
報参照)。
【0009】その移動手段は、ソレノイドを励磁させて
カム板を移動させると、そのカム板に形成されている斜
面が、ピンにより中心部が揺動可能に支持されている取
付板の一端に係合する位置から退避して取付板から離れ
るようになっている。
【0010】その取付板は、他端側に帯電ローラの支軸
が回転可能に取り付けられており、それが帯電ローラを
感光体に接触させる側に揺動用コイルバネによって常に
回動付勢されていて、その回動を規制するように上記カ
ムの斜面が一端側に係合するようになっている。
【0011】したがって、ソレノイドの励磁によりカム
板を取付板から退避させると、取付板が揺動用コイルバ
ネの付勢力によって揺動して、帯電ローラが感光体に接
触し、逆にソレノイドを非励磁にすると、カム板に装着
されているカム戻しコイルバネによりカム板が取付板側
に突出し、そのカム板の斜面が取付板の一端に係合して
取付板を揺動用コイルバネの付勢力に抗して逆方向に揺
動させるため、帯電ローラが感光体から例えば0.3m
m 離れて非接触の位置となる。
【0012】また、図11に示すように、感光体62の
回転に連動して回転する駆動軸65にアーム67の一端
を摺動回転可能に取付けると共に、そのアーム67の他
端の自由端側に帯電ローラ72のローラ軸66を回転自
在に取り付け、そのアーム67をコイルバネ68で矢示
M方向に常時付勢し、帯電ローラ72をそのコイルバネ
68の付勢力により感光体62の外周面から離間させる
ようにした画像形成装置も提案されている(例えば特開
平5−134518号公報参照)。
【0013】この画像形成装置における帯電装置は、感
光体62が回転すると、それに連動して駆動軸65が図
11で矢示方向に回転駆動され、その際に駆動軸65と
アーム67との摺動部分の摩擦力によって、アーム67
がコイルバネ68の付勢力に抗して駆動軸65を中心と
して矢示N方向に回動され、そのアーム67に回転自在
に取り付けられている帯電ローラ72が感光体62の外
周面に圧接する。
【0014】また、感光体62の回転が停止されると、
それに連動して駆動軸65の回転も停止し、駆動軸65
が回転することによって発生していた駆動軸65とアー
ム67との間の摺動部分における摩擦力が発生しなくな
って、帯電ローラ72がコイルバネ68の付勢力によっ
て矢示Nと反対方向に移動され、帯電ローラ72が感光
体62の外周面から離間する。なお、図11で63は駆
動軸65の軸端部に固定された駆動ギヤてあり、64は
ローラ軸66の軸端部に固定されて駆動ギヤ63に噛み
合う遊動ギヤである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなソレノイド等を使用してスタンバイ状態の時に帯
電ローラを感光体から離間させるようにした画像形成装
置の場合には、高価なソレノイドを必要とするためコス
トアップになってしまうと共に、その機構にカム板や取
付板、さらにはそれらを常に一方向に付勢するコイルバ
ネ等の多くの部品を必要とするため、機構が複雑になっ
て装置が大型化してしまうという問題点があった。
【0016】また、感光体の回転に連動して駆動軸が回
転することによって、その駆動軸に摺動回転可能に取り
付けられたアームが、その駆動軸とアームの摺動部分に
発生する摩擦力によって回動して帯電ローラが感光体に
接触する画像形成装置の場合には、ソレノイドを使用し
ないが、帯電ローラを感光体に接触させる位置への移動
に駆動軸とアームの摺動部分の摩擦力を利用するため、
帯電ローラの感光体に対する接触圧を経時的に均一な状
態に維持しにくいという問題点があった。
【0017】例えば、長期間使用することによって駆動
軸とアームとの摺動部分が摩耗したり、その駆動軸とア
ームの摺動部分の隙間にトナーや他の異物等が入りこん
で付着したりすれば、駆動軸を回転させた際の摩擦力が
初期の段階に比べて変化してしまうので、摩擦力が小さ
くなった時には帯電ローラの感光体に対する接触圧が弱
まって、その圧接部におけるニップ幅が小さくなってし
まうため帯電性能に影響が出る。
【0018】逆に、摩擦力が大きくなれば、帯電ローラ
の感光体に対する接触圧が強まるため、感光体を駆動さ
せる負荷が増大して回転変動が生じやすくなったり、軸
受部分の摩耗を早める結果にもなる。
【0019】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、画像形成動作をしばらく行なわなかった
後に画像形成動作を行なっても、転写された画像に白す
じ(白抜け)等の画像欠陥が現れないようにすることを
目的とする。
【0020】また、帯電ローラの感光体に対する接触圧
を、経時においても初期の状態に近い状態に保つことが
できるようにすることによって、常に安定した画像形成
ができるようにすることも目的とする。さらに、高価な
部品を使用せずに、安価に製作できるようにすることも
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、帯電ローラのローラ軸を回転自在に支
持すると共に、支点軸を一体とし、その支点軸を中心と
して帯電ローラを感光体に対して接離させる方向に回動
可能な帯電ローラ支持部材と、上記支点軸にワンウエイ
軸受を介して装着され、その支点軸に対する相対回転が
一方向にのみ許容される第1の回転部材と、その第1の
回転部材を上記一方向及びその逆方向に回転させる回転
駆動手段と、帯電ローラのローラ軸に固定されて第1の
回転部材から回転力が伝達される第2の回転部材と、帯
電ローラを感光体に接触する方向に常時付勢する付勢部
材とを画像形成装置に設ける。
【0022】さらに、その画像形成装置に、画像形成動
作が開始されると、少なくとも一定時間は上記回転駆動
手段によって第1の回転部材を上記一方向に回転させて
上記付勢部材の付勢力によって帯電ローラを感光体に接
触させると共に、第2の回転部材を介して帯電ローラを
感光体と連れ回りする方向に回転させ、画像形成動作終
了後は、上記回転駆動手段によって第1の回転部材を上
記逆方向に回転させ、それに同動する支点軸を介して帯
電ローラ支持部材を同方向に所定量回動させることによ
って、帯電ローラを上記付勢部材の付勢力に抗して感光
体から離間させる制御手段を設ける。
【0023】また、上記画像形成装置において、搬送路
上の紙詰まりを検知する手段を設け、上記制御手段が、
その紙詰まりを検知する手段から紙詰まりを検知した信
号を入力した時にも、その直後に上記回転駆動手段によ
って第1の回転部材を上記逆方向に回転させて帯電ロー
ラを感光体から離間させるようにするとよい。
【0024】
【作用】このように構成した画像形成装置によれば、画
像形成動作が開始されると、少なくとも一定時間は回転
駆動手段によって第1の回転部材が支点軸に対する相対
回転が許容される一方向に回転するため、付勢部材の付
勢力によって帯電ローラが常に一定の接触圧で感光体に
接触して、感光体の表面を帯電可能な状態になる。
【0025】そして、画像形成動作終了後は、回転駆動
手段によって第1の回転部材が逆方向に回転されるた
め、それにワンウエイ軸受の作用により同動する支点軸
を介して帯電ローラ支持部材が同方向に所定量回動され
る。それによって、帯電ローラが付勢部材の付勢力に抗
して感光体から離間する。したがって、画像形成動作を
行なわないときには、帯電ローラが感光体から離間した
状態になる。
【0026】また、紙詰まりを検知する手段を設け、そ
の手段から紙詰まりを検知した信号を入力した時にも、
その直後に上記回転駆動手段によって第1の回転部材を
上記逆方向に回転させるようにすれば、紙詰まりが発生
しても、その直後に帯電ローラが感光体から離間される
ので、紙詰まり状態になっても帯電ローラが感光体に接
触した状態のまま放置されるようなことがなくなる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置であるデジタル複写機の感光体及び帯電ローラ
付近を制御系と共に示す斜視図、図2はそのデジタル複
写機の作像部を示す概略構成図である。
【0028】この画像形成装置であるデジタル複写機
は、図2に示すようにドラム状の感光体1の回りに、帯
電装置を構成する帯電ローラ2と、現像ユニット10
と、転写チャージャ7と、分離チャージャ11と、クリ
ーニングユニット8と、除電ランプ12とがそれぞれ配
設されている。
【0029】帯電ローラ2は、高圧電源3から電圧が印
加される芯金4の外側に弾性導電層5を形成し、その弾
性導電層5の表面を抵抗層6で被覆している。その帯電
ローラ2は、表面の抵抗層6を、図2の矢示A方向に回
転する被帯電体である感光体1の表面に所定の接触圧で
接触させながら矢示B方向に等速で回転し、その状態で
芯金4に高圧電源3から電圧が印加されて感光体1の表
面を帯電させる。
【0030】その感光体1は、ドラム駆動タイミングベ
ルト及びドラム駆動プーリ(共に図示せず)等を介して
回転駆動するモータによって駆動される。
【0031】このデジタル複写機の作像動作は、まず最
初に除電ランプ12で感光体1の表面に光を照射し、そ
の感光体1の表面電位を0〜−100Vの基準電位とす
る。次に帯電ローラ2により、感光体1へチャージを与
え、感光体1の表面電位を−850V前後に帯電する。
【0032】そして、図2ではいずれも図示を省略して
いるが、画像情報送出部から送られてくるデジタル記録
画像情報をラインドライバ回路で受信し、それをレーザ
ドライバ回路で増幅する。
【0033】このデジタル記録画像情報は、一画素あた
り1ビット(記録/非記録)の2値化信号であり、レーザ
ドライバ回路が2値化信号に対応してレーザ照射装置9
のレーザダイオードを発光させる。そのレーザダイオー
ドが出射した光は、前述した帯電ローラ2によって一様
に帯電された感光体1の表面へ結像照射される。
【0034】それによって、その光が照射された部分
(画像部)の感光体1の表面電位が0〜−100Vとな
り、この画像部分に次の現像ユニット10で、−600
V前後のバイアスがかけられている現像スリーブ10a
が保持するトナーが付着される。この際、レーザ照射装
置9によって光が照射されなかった感光体1上の非画像
部は、−850V前後のままであるため、そこには現像
スリーブ10aからのトナーが付着しない。
【0035】一方、給紙カセツト(図示せず)内の転写
紙が、所定のタイミングで回転する給紙ローラにより1
枚ずつ送り出され、その先端がレジストローラ13とそ
れに圧接回転するローラ14とに挾持された状態で一旦
停止されてタイミング調整された後に、感光体1上のト
ナー像と一致する正確なタイミングで転写チャージャ7
が設けられている転写部に向けて搬送される。
【0036】そこで、感光体1上のトナー像が転写紙P
に図2で上面側に転写され、次の分離チャージャ11で
転写紙PにAC成分を与えることにより、その転写紙P
が持つ電荷を中和させると、転写紙Pはそれ自身の自重
と紙の持つ腰の強さにより感光体1から分離する。
【0037】その転写紙Pは、図示しない定着装置へ搬
送され、そこで熱と圧力が加えられることによってトナ
ーが融着されて定着し、それが装置外部の排紙トレイ等
へ排出される。
【0038】そして、その転写終了後に感光体1上に残
った残留トナーは、クリーニングユニット8のクリーニ
ングブレード8aにより取り除かれ、その感光体1上に
残った残留電位は再び除電ランプ12により取り除かれ
て、再び次の作像工程へ移る。なお、感光体1と帯電ロ
ーラ2は最小単位として、1つのカートリッジ内に納め
られている。
【0039】次に、図1及び図3乃至図7を参照して帯
電ローラを感光体に対して接離させる機構について説明
する。帯電ローラ2は、図1に示すように板状の部材で
形成された帯電ローラ支持部材24と25との間に、ロ
ーラ軸2aの両端部が軸受15,15を介して回転自在
に支持されている。
【0040】その帯電ローラ支持部材24,25は、ロ
ーラ軸2aを支持する側と反対側の端部に支点軸21を
溶接等で一体に固定し、その支点軸21を中心として帯
電ローラ2を感光体1に対して接離させる矢示S方向に
回動可能に設けられており、その支点軸21の両端部
が、カートリッジを形成する前後の側板22,23に図
示しない軸受を介して回動可能に支持されている。
【0041】その支点軸21には、図1で手前側の端部
にピン19が径方向に一体に嵌入されて固定されてお
り、そのピン19に引張スプリング16の一端を取り付
けて、その他端を側板22に固定されるスプリングアン
カ17に取り付けている。
【0042】その引張スプリング16は、帯電ローラ2
を感光体1に接触する方向に常時付勢する付勢部材とし
て機能するものであり、支点軸21を常に矢示C方向に
回動付勢し、それによって帯電ローラ2を感光体1へ接
触させている。
【0043】また、支点軸21のピン19と反対側の端
部には、図3に示すようにワンウエイ軸受26を介して
装着されることによって、その支点軸21に対する相対
回転が矢示Dの一方向にのみ許容される第1の回転部材
である支点軸ギヤ27を設けている。そのワンウエイ軸
受26は、支点軸ギヤ27に一体成形あるいは圧入され
ている。
【0044】このワンウエイ軸受26は、上述したよう
に支点軸ギヤ27の支点軸21に対する矢示D方向の回
転は許容するが、それと逆の矢示Q方向に対しては支点
軸21と相対回転不能となって、それらが一体でその矢
示Q方向に帯電ローラ支持部材25と共に回動する。
【0045】その支点軸ギヤ27は、第2の回転部材で
ある帯電ローラギヤ28と噛み合っていて、その帯電ロ
ーラギヤ28はローラ軸2aの一端に固定されている。
したがって、この帯電ローラギヤ28に支点軸ギヤ27
からの回転力が伝達されて、帯電ローラ2が通常のコピ
ー動作時において感光体1と連れ回りする方向である図
3の矢示E方向に回転する。
【0046】なお、この通常のコピー動作時には、ワン
ウエイ軸受26は支点軸21に対して回転が許容される
方向(フリーな状態)となるため、それが支点軸21に対
して空転する。
【0047】その支点軸ギヤ27は、感光体1と帯電ロ
ーラ2を収納したカートリッジ(図示せず)を複写機本
体の所定の位置まで装着した時に、複写機本体側にその
支点軸ギヤ27に対応させて配設してある図1に示す駆
動ギヤ29に噛み合うようになっている。
【0048】したがって、その装着状態で、駆動ギヤ2
9を本体駆動部55によって回転させると、支点軸ギヤ
27が回転する。なお、この実施例では、この本体側の
駆動ギヤ29及びそれを駆動する本体駆動部55が、第
1の回転部材である支点軸ギヤ27を一方向及びその逆
方向に回転させる回転駆動手段に相当する。
【0049】ところで、この実施例では支点軸21を、
図4に明示するように感光体1の回転方向に対して上流
側(図で左方側)に配置している。これは、通常のコピ
ー動作時に、駆動ギヤ29を帯電ローラ2が感光体1に
連れ回りする方向の矢示E方向に回転させ、なお且つ図
5に示すように駆動ギヤ29の逆回転時には支点軸21
が矢示G方向に回動して、帯電ローラ支持部材24,2
5をその矢示G方向に回動させて帯電ローラ2を感光体
1から離間させる必要があるためである。
【0050】もし、支点軸21を図6に示すように、感
光体1の回転方向に対して下流側(図で右方側)に配置
して、破線矢印方向に駆動ギヤ29を回転させたとき
に、ワンウエイ軸受26と支点軸21とが相対回転不能
になって帯電ローラ支持部材24,25が矢示J方向に
回動して帯電ローラ2が感光体1から離間するようにさ
せると、不都合が生じる。
【0051】すなわち、このような構成にした場合に
は、通常のコピー動作時に、駆動ギヤ29,支点軸ギヤ
27,帯電ローラギヤ28の各ギヤを図6に実線矢印で
示す方向に回転させると、帯電ローラ2の回転方向(帯
電ローラギヤ28と同一回転方向)が感光体1の回転方
向に逆らうようになってしまう。
【0052】このようになると、通常の場合において帯
電ローラ2は、感光体1の表面に所定の接触圧で接して
いて、その表面の弾性を持った部分が喰い込みぎみにセ
ットされているので、負荷トルクが大きくなってしま
う。
【0053】したがって、このような配置にする場合に
は、図7に示すように支点軸ギヤ27と帯電ローラギヤ
28との間に、さらに中継ギヤ31を設けて帯電ローラ
2の回転方向を感光体1に連れ回る図示の方向に変える
必要があるので、その中継ギヤ31を余分に必要とする
分だけコスト増になってしまうと共に、スペース面でも
不利となる。
【0054】ところで、このデジタル複写機は、画像形
成動作が開始されると、少なくとも一定時間は駆動ギヤ
29を図1で説明した本体駆動部55で回転させ、支点
軸ギヤ27を矢示Dの一方向に回転させて、引張スプリ
ング16の付勢力によって帯電ローラ2を感光体1に接
触させると共に、その支点軸ギヤ27にかみ合う帯電ロ
ーラギヤ28を介して帯電ローラ2を感光体1と連れ回
りする矢示E方向に回転させる。
【0055】また、画像形成動作終了後は、駆動ギヤ2
9よって支点軸ギヤ27を逆方向に回転させ、それにワ
ンウエイ軸受26(図3)の作用により同動する支点軸
21を介して帯電ローラ支持部材24,25を同方向に
所定量回動させることによって、帯電ローラ2を引張ス
プリング16の付勢力に抗して感光体1から離間させ
る。
【0056】そして、この制御は、全て図1に示すマイ
クロコンピュータ50(詳しい説明は後述する)が行な
う。すなわち、通常コピー動作時には、支点軸ギヤ27
が図3の矢示D方向に本体側の駆動ギヤ29(図1)に
よって回転され、この状態ではワンウエイ軸受26は支
点軸21とはフリーな状態(回転力が伝わらない)にな
っているので、その支点軸21と一体の図1に示す帯電
ローラ支持部材24,25が、引張スプリング16の付
勢力によって矢示C方向に回動される。
【0057】したがって、帯電ローラ2は、その引張ス
プリング16の付勢力に応じた一定の接触圧で感光体1
の表面に接触した状態で、感光体1と連れ回る方向(矢
示E方向)に回転する。
【0058】また、通常コピー動作終了後は、図5に示
すように駆動ギヤ29が逆回転されるため、それに噛み
合う支点軸ギヤ27が矢示G方向に回転するが、この回
転方向ではワンウエイ軸受26によって支点軸ギヤ27
と支点軸21とが相対回転不能になるため、支点軸ギヤ
27,ワンウエイ軸受26,帯電ローラ支持部材242
5が一体となって、支点軸21を中心として矢示G方向
に図5に示す位置まで所定角度回動した後に停止し、そ
の状態が保持される。
【0059】したがって、その帯電ローラ支持部材2
4,25によって支持されている帯電ローラ2が、感光
体1から離間する。これにより、複写機本体の停止時
に、帯電ローラ2が感光体1の表面に常接するのを防止
することができる。
【0060】そのため、一般的に帯電ローラの導電性ゴ
ムが感光体に長時間圧接状態で放置された場合には、そ
のゴム材の中に含まれている軟化剤(可塑剤)が外部に
しみ出て感光体の表面を汚し、それによってトナーの付
着力の低下等を招いて転写画像に白すじ(白抜け)等の
画像欠陥を発生させてしまう恐れがあるが、この実施例
によればそれを防止することができる。
【0061】なお、図5に示した帯電ローラの離間状態
では、支点軸21に引張スプリング16(図1)の付勢
力が帯電ローラ2を感光体1に接触させる方向に作用し
ているが、その付勢力よりも駆動ギヤ29に噛み合って
図示の位置に保持する本体駆動部55(図1)の保持力
の方が大きいので、その帯電ローラの離間状態が保持さ
れる。
【0062】さらに、その状態から再度通常コピー動作
時を行なうと、図3に示す支点軸ギヤ27が再び矢示D
方向に回転するため、支点軸21は図5の状態が保持さ
れなくなり、それが引張スプリング16の付勢力によっ
て図4に示した位置まで回動して帯電ローラ2が感光体
1に再び接触し、通常コピー動作時の状態になる。
【0063】そして、この実施例では、その帯電ローラ
2が感光体1に接触した後も所定の時間(画像形成動作
開始から一定時間)だけ駆動ギヤ29を回転させること
によって、帯電ローラ2を感光体1の連れ回り方向(図
4の矢示E方向)に強制的に回転させる。
【0064】このようにすれば、帯電ローラ2を支持す
る軸受15(図1)とローラ軸2aとの間の隙間にトナ
ーやその他の異物が侵入した場合には、その部分の摺動
抵抗が増すことによって帯電ローラ2が回転しにくくな
ったり、場合によっては回転しなくなって不都合を生じ
たりすることがあるが、そのような場合でも帯電ローラ
2を感光体1の連れ回りに頼ることなしに強制的にその
連れ回り方向に回転させることによって、摺動抵抗が増
していてもその部分をなじませることができるので、帯
電ローラ2をスムーズに回転させることができる。
【0065】すなわち、帯電ローラ2を、感光体1によ
る連れ回りのみによって回転させるようにしていた場合
には、上記のような軸受15の部分の摺動抵抗が増大し
た時には帯電ローラ2が回転しなくなる恐れがあり、そ
のようになれば帯電ローラ2は感光体1に一部分のみが
当接して局部的に摺動されるようになってしまうので、
その部分が著しく摩耗することによって帯電不良となっ
てしまうが、この実施例ではそれを防止できる。
【0066】なお、この実施例では、図1に示すように
帯電ローラ2を感光体1に引張スプリング16を1個の
みで一定の接触圧で接触させることができるので、従来
の画像形成装置に見られるように、前後の間隔を置いた
2個所にスプリングをそれぞれ配置したものに比べて、
コストダウンが図れると共に部品点数を少なくできる分
だけ組付性も向上する。
【0067】また、帯電ローラ2は、引張スプリング1
6の付勢力によって常に一定の接触圧で感光体1の表面
に接触されるので、一定のニップ幅が確保されるため安
定した帯電性能を長期に亘って維持することができる。
なお、駆動ギヤ29を回転させて帯電ローラ2を強制的
に感光体1の連れ回り方向に回転させる一定時間は画像
形成動作が終了するまでとして、その画像形成動作が行
なわれている間は常に帯電ローラ2を強制的に回転させ
るようにしてもよい。
【0068】ところで、このデジタル複写機は、図1に
示すマイクロコンピュータ50によって動作が制御され
ることを説明した。
【0069】そのマイクロコンピュータ50は、各種判
断及び処理機能を有する中央処理装置(CPU)と、各
種のプログラム及び固定データを格納したプログラムメ
モリであるROMと、入力データやCPUによる処理デ
ータを格納するデータメモリであるRAMと、入出力回
路(I/O)と、タイマとを備えている。
【0070】そして、このマイクロコンピュータ50
は、コピーをスタートさせる際に押すコピースタートキ
ー51が押されるとコピースタート信号を入力する。ま
た、転写紙サイズ,コピー枚数,コピー濃度等の各種の
画像形成条件を選択するキー群52からはオペレータに
よって選択される各種の情報に応じた信号をそれぞれ入
力する。
【0071】さらに、複写機本体内の搬送経路上等の各
所に配設されている各種センサからは、オン・オフ等の
信号をそれぞれ入力する。
【0072】そして、本体駆動部55に対して、それを
駆動させるための駆動信号を出力すると共に、このデジ
タル複写機の各種駆動系を含む各種負荷類に対して所定
のタイミングで、それらを駆動させたりする各種の信号
をそれぞれ出力する。
【0073】マイクロコンピュータ50は、所定のタイ
ミング毎に図8に示すルーチンをスタートさせる。まず
最初に、コピースタートキー51が押されて(ON)コ
ピースタート信号を入力したか否かを判断し、それが押
されていなければそのまま待って、それが押されると本
体駆動部55を駆動させて駆動ギヤ29を、帯電ローラ
2が感光体1と連れ回りする方向となる図1の矢示K方
向に、前述した一定時間回転させる。
【0074】次に、画像形成動作が終了したか否かを判
断し、まだ終了していなければそのまま待って、それが
終了すると本体駆動部55を駆動させて、今度は駆動ギ
ヤ29を逆方向に帯電ローラ2が図5に示した位置まで
帯電ローラ支持部材24,25によって回動されるまで
の所定量だけ回転させ、帯電ローラ2を感光体1から離
間させてこのルーチンの処理を終了する。
【0075】図9は搬送路上で紙詰まりが発生したとき
にはその直後に帯電ローラを感光体から離間させるよう
にした画像形成装置の実施例を簡略化して示す概略図で
ある。
【0076】この実施例は、搬送路上の紙詰まりを検知
する手段60を設け、マイクロコンピュータ50′が、
紙詰まりを検知する手段60から紙詰まりを検知した信
号を入力した時にも、その直後に回転駆動手段である本
体駆動部55によって駆動ギヤ29を逆方向(矢示K′
方向)に回転させて、前述した実施例と同様に帯電ロー
ラ2を感光体1から離間させるように制御する。
【0077】なお、紙詰まりを検知する手段60による
紙詰まりの判断は、例えば複写機本体内の搬送路上の各
所に設けられている各センサ間を、予め搬送速度とその
センサ間の距離から算出し、さらにバラツキをも考慮し
て求めた転写紙が正常搬送された場合に各センサが当然
それを検知する所定時間をそれぞれ設定し、各センサが
その設定された所定時間を過ぎても転写紙を検知しなか
った時に紙詰まりの発生を判断する等の方法が考えられ
る。
【0078】このようにすれば、紙詰まりが発生した時
には、その直後に本体駆動部55が駆動されて駆動ギヤ
29が図9の矢示K′方向に逆回転し、それによって帯
電ローラ2が感光体1から離間する。したがって、紙詰
まり状態になっても帯電ローラ2が感光体1に接触した
状態のまま放置されるようなことがない。
【0079】また、その本体駆動部55を駆動させて帯
電ローラ2を離間状態にするのは、紙詰まりが発生した
直後であるため、ユーザによっては紙詰まりが発生した
際に、早い時期に電源をOFFすることも考えられる
が、このように紙詰まりの発生直後に帯電ローラ2を離
間状態にすることにより、紙詰まり状態で帯電ローラ2
が感光体1に接触状態になるのを防止できる。
【0080】なお、通常コピー動作中に、紙詰まり等で
機械が異常停止した時は、帯電ローラは感光体に接した
状態のままになるので、紙詰まり処理した後で複写機が
READY状態になった時に、前述した本体駆動部55
を駆動させて駆動ギヤ29を逆回転させて帯電ローラ2
を感光体1から離間させるようにすれば、帯電ローラ2
が感光体1に接触した状態のままになるのを防止できる
ので、より効果的である。
【0081】図10はベルト状の感光体40を備えた画
像形成装置にこの発明を適用した実施例を示すものであ
り、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。
このように、この発明はドラム状(円筒形状)の感光体
以外に、ベルト状の感光体40を有する画像形成装置で
あっても同様に適用することができる。
【0082】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た各実施例について説明したが、この発明はアナログ式
の複写機、さらには複写機以外の電子写真方式の光プリ
ンタ,ファクシミリ等の画像形成装置にも同様に適用す
ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による画
像形成装置によれば、画像形成動作をしばらく行なわな
かった後に画像形成動作を行なっても、画像形成動作を
行なっていないときは帯電ローラが感光体から離間した
状態にあるので、帯電ローラの一個所が感光体に接触し
た状態のまま長時間放置された時のように感光体を汚す
ことがないので、感光体の汚れによって生じる白抜け等
の画像欠陥が発生しない。
【0084】また、帯電ローラの感光体への加圧を、駆
動軸とそれに摺動する部材との摩擦力を利用した機構の
ように経時変化しやすい機構とせずに、常に一定の接触
圧が得られる付勢部材を使用するようにしたので、経時
においても初期の状態とほとんど変わらない接触圧で帯
電ローラを感光体に接触させることができるため、常に
安定した画像が得られる。
【0085】さらに、高価なソレノイドを使用したりせ
ずに、比較的安価なワンウエイ軸受を使用して帯電ロー
ラを感光体から離間させる構成としたため、コストダウ
ンが図れる。また、紙詰まりを検知した時にも、その直
後に回転駆動手段によって第1の回転部材を逆方向に回
転させて帯電ローラを感光体から離間させるようにすれ
ば、紙詰まりが発生しても帯電ローラが感光体に接触し
た状態のまま放置されるようなことがないので、紙詰ま
り解除後には白抜け等のない良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置である
デジタル複写機の感光体及び帯電ローラ付近を制御系と
共に示す斜視図である。
【図2】同じくそのデジタル複写機の作像部を示す概略
構成図である。
【図3】同じくそのデジタル複写機に設けられている帯
電ローラを感光体に対して接離させる機構を一部を断面
状態にして示す斜視図である。
【図4】同じくその帯電ローラを感光体に対して接離さ
せる機構で帯電ローラを感光体に接触させた状態を示す
概略図である。
【図5】同じくその機構で帯電ローラを感光体から離間
させた状態を示す概略図である。
【図6】同じくその帯電ローラを感光体に対して接離さ
せる機構で支点軸を感光体の回転方向に対して下流側に
配置した場合の問題点を説明するための概略図である。
【図7】同じくその支点軸を感光体の回転方向に対して
下流側に配置した場合の問題点を解決するようにした一
例を示す概略図である。
【図8】図1のマイクロコンピュータ50が行なう帯電
ローラの感光体に対する接離動作処理のルーチンを示す
フロー図である。
【図9】搬送路上で紙詰まりが発生したときにはその直
後に帯電ローラを感光体から離間させるようにした画像
形成装置の実施例を簡略化して示す概略図である。
【図10】ベルト状の感光体40を備えた画像形成装置
にこの発明を適用した実施例を示す斜視図である。
【図11】従来の摩擦力を利用して帯電ローラを感光体
に接触させるようにした画像形成装置の一例を示す概略
図である。
【符号の説明】
1,40:感光体 2:帯電ローラ 16:引張スプリング(付勢部材) 21:支点軸 24,25:帯電ローラ支持部材 26:ワンウエイ軸受 27:支点軸ギヤ(第1の回転部材) 28:帯電ローラギヤ(第2の回転部材) 29:駆動ギヤ 50,50′:マイクロコンピュータ 55:本体駆動部 60:紙詰まりを検知する手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 370 500 (72)発明者 島 信広 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電ローラのローラ軸を回転自在に支持
    すると共に、支点軸を一体とし、該支点軸を中心として
    前記帯電ローラを感光体に対して接離させる方向に回動
    可能な帯電ローラ支持部材と、 前記支点軸にワンウエイ軸受を介して装着され、該支点
    軸に対する相対回転が一方向にのみ許容される第1の回
    転部材と、 該第1の回転部材を前記一方向及びその逆方向に回転さ
    せる回転駆動手段と、 前記帯電ローラのローラ軸に固定されて前記第1の回転
    部材から回転力が伝達される第2の回転部材と、 前記帯電ローラを感光体に接触する方向に常時付勢する
    付勢部材と、 画像形成動作が開始されると、少なくとも一定時間は前
    記回転駆動手段によって前記第1の回転部材を前記一方
    向に回転させて前記付勢部材の付勢力によって前記帯電
    ローラを感光体に接触させると共に、前記第2の回転部
    材を介して該帯電ローラを感光体と連れ回りする方向に
    回転させ、画像形成動作終了後は、前記回転駆動手段に
    よって前記第1の回転部材を前記逆方向に回転させ、そ
    れに同動する前記支点軸を介して前記帯電ローラ支持部
    材を同方向に所定量回動させることによって、前記帯電
    ローラを前記付勢部材の付勢力に抗して感光体から離間
    させる制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    搬送路上の紙詰まりを検知する手段を設け、前記制御手
    段が、前記紙詰まりを検知する手段から紙詰まりを検知
    した信号を入力した時にも、その直後に前記回転駆動手
    段によって前記第1の回転部材を前記逆方向に回転させ
    て前記帯電ローラを前記感光体から離間させるようにし
    たことを特徴とする画像形成装置。
JP6025543A 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置 Pending JPH07234569A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6025543A JPH07234569A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6025543A JPH07234569A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置

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JPH07234569A true JPH07234569A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12168908

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JP6025543A Pending JPH07234569A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置

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JP (1) JPH07234569A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493063B2 (en) 2005-08-01 2009-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image-forming device comprising a contact charging unit
JP2016170274A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 富士ゼロックス株式会社 帯電装置、画像形成ユニット、画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493063B2 (en) 2005-08-01 2009-02-17 Ricoh Company, Ltd. Image-forming device comprising a contact charging unit
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