JPH07234186A - 管体の製品検査方法 - Google Patents
管体の製品検査方法Info
- Publication number
- JPH07234186A JPH07234186A JP6025787A JP2578794A JPH07234186A JP H07234186 A JPH07234186 A JP H07234186A JP 6025787 A JP6025787 A JP 6025787A JP 2578794 A JP2578794 A JP 2578794A JP H07234186 A JPH07234186 A JP H07234186A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 画像処理装置７において先に取り込んだ画像
を画像取込回路から画像演算回路に送り、画像演算回路
によって先に撮像した画像に対して画像演算処理を施す
一方で、新たに撮像した画像の画像取込回路への画像取
込処理を同時に行う。 【効果】 先に行った画像取込処理から新たに行う画像
取込処理までに係るサイクルタイムを短縮し、特に複数
箇所の撮像を要する検査における検査時間の大幅な短縮
化を図ることができる。
を画像取込回路から画像演算回路に送り、画像演算回路
によって先に撮像した画像に対して画像演算処理を施す
一方で、新たに撮像した画像の画像取込回路への画像取
込処理を同時に行う。 【効果】 先に行った画像取込処理から新たに行う画像
取込処理までに係るサイクルタイムを短縮し、特に複数
箇所の撮像を要する検査における検査時間の大幅な短縮
化を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、亀裂等の製品欠陥を検
出するための管体の製品検査方法に関する。
出するための管体の製品検査方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鋳鉄管等の管体の製品検査方法と
しては、図１に示すような構成が考えられている。図１
において、鋳鉄管１の管表面１ａには亀裂などの欠陥よ
って漏水箇所２ａが生じ、あるいは汚れによって汚損箇
所２ｂが存在している。この管表面１ａを赤外線のみを
透過するハーフミラー３を通して放射温度センサの赤外
線カメラ４で撮像する。
しては、図１に示すような構成が考えられている。図１
において、鋳鉄管１の管表面１ａには亀裂などの欠陥よ
って漏水箇所２ａが生じ、あるいは汚れによって汚損箇
所２ｂが存在している。この管表面１ａを赤外線のみを
透過するハーフミラー３を通して放射温度センサの赤外
線カメラ４で撮像する。
【０００３】一方、ハーフミラー３で反射した反射像を
さらにミラー５で反射し、その像をＣＣＤカメラ６で撮
像する。したがって、赤外線カメラ４とＣＣＤカメラ６
は管表面１ａの全くの同一領域を撮像することになる。
さらにミラー５で反射し、その像をＣＣＤカメラ６で撮
像する。したがって、赤外線カメラ４とＣＣＤカメラ６
は管表面１ａの全くの同一領域を撮像することになる。
【０００４】そして、赤外線カメラ４の画像およびＣＣ
Ｄカメラ６の画像を画像処理装置７に同時に入力する。
赤外線カメラ４の画像は管表面１ａにおける放射温度の
分布を示すので、この画像を白黒の画像として見ると漏
水箇所２ａと汚損箇所２ｂが同一レベルの画像となる。
一方、ＣＣＤカメラ６の画像は管表面１ａにおける輝度
の分布を示すので、この画像を白黒の画像として見ると
漏水箇所２ａが他の管表面１ａの部位と同一レベルの画
像となる。
Ｄカメラ６の画像を画像処理装置７に同時に入力する。
赤外線カメラ４の画像は管表面１ａにおける放射温度の
分布を示すので、この画像を白黒の画像として見ると漏
水箇所２ａと汚損箇所２ｂが同一レベルの画像となる。
一方、ＣＣＤカメラ６の画像は管表面１ａにおける輝度
の分布を示すので、この画像を白黒の画像として見ると
漏水箇所２ａが他の管表面１ａの部位と同一レベルの画
像となる。
【０００５】さらに、赤外線カメラ４の画像からＣＣＤ
カメラ６の画像を差し引く演算を行って二値画像を算出
する。このとき、赤外線カメラ４の画像からＣＣＤカメ
ラ６の画像を差し引くと外乱要因である汚損箇所２ｂが
画面上から除去され、漏水箇所２ａのみを撮らえること
ができる。
カメラ６の画像を差し引く演算を行って二値画像を算出
する。このとき、赤外線カメラ４の画像からＣＣＤカメ
ラ６の画像を差し引くと外乱要因である汚損箇所２ｂが
画面上から除去され、漏水箇所２ａのみを撮らえること
ができる。
【０００６】上述の操作をパーソナルコンピュータ（パ
ソコン）８で制御し、得られた二値画像を表示装置９に
表示し、二値画像から鋳鉄管１の欠陥部位を認知する。
ソコン）８で制御し、得られた二値画像を表示装置９に
表示し、二値画像から鋳鉄管１の欠陥部位を認知する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成では、画像処理装置７における処理が逐次的であ
り、先に撮像した画像の画像取込処理が完了した後に、
この画像に対する画像演算処理を施し、画像演算処理が
完了した後に、新たな画像の画像取込処理を行ってい
る。このため、先に行った画像取込処理から新たに行う
画像取込処理までに係るサイクルタイムが長くなる問題
があった。
の構成では、画像処理装置７における処理が逐次的であ
り、先に撮像した画像の画像取込処理が完了した後に、
この画像に対する画像演算処理を施し、画像演算処理が
完了した後に、新たな画像の画像取込処理を行ってい
る。このため、先に行った画像取込処理から新たに行う
画像取込処理までに係るサイクルタイムが長くなる問題
があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するものであり、
鋳鉄管における表面の漏水を高速に処理することができ
る管体の製品検査方法を提供することを目的とする。
鋳鉄管における表面の漏水を高速に処理することができ
る管体の製品検査方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の管体の製品検査方法は、検査対象の管
表面を赤外線カメラで撮像すると同時に前記管表面を工
業用テレビカメラで撮像し、赤外線カメラの画像および
工業用テレビカメラの画像を同時に取り込む画像取込処
理と、赤外線カメラの画像から工業用テレビカメラの画
像を差し引く演算を行って二値画像を算出する画像演算
処理とを画像処理装置によって行い、前記二値画像を表
示装置に表示するとともに、二値画像から管の欠陥部位
を検出する検査方法であって、画像処理装置において先
に取り込んだ画像を画像取込回路から画像演算回路に送
り、画像演算回路によって先に撮像した画像に対して画
像演算処理を施す一方で、新たに撮像した画像の画像取
込回路への画像取込処理を同時に行う構成としたもので
ある。
ために、本発明の管体の製品検査方法は、検査対象の管
表面を赤外線カメラで撮像すると同時に前記管表面を工
業用テレビカメラで撮像し、赤外線カメラの画像および
工業用テレビカメラの画像を同時に取り込む画像取込処
理と、赤外線カメラの画像から工業用テレビカメラの画
像を差し引く演算を行って二値画像を算出する画像演算
処理とを画像処理装置によって行い、前記二値画像を表
示装置に表示するとともに、二値画像から管の欠陥部位
を検出する検査方法であって、画像処理装置において先
に取り込んだ画像を画像取込回路から画像演算回路に送
り、画像演算回路によって先に撮像した画像に対して画
像演算処理を施す一方で、新たに撮像した画像の画像取
込回路への画像取込処理を同時に行う構成としたもので
ある。
【００１０】
【作用】上記した構成により、赤外線カメラの画像は管
表面における放射温度の分布を示すので、この画像を白
黒の画像として見ると漏水箇所と汚損箇所とが同一レベ
ルの画像となる。一方、工業用テレビカメラの画像は管
表面における輝度の分布を示すので、この画像を白黒の
画像として見ると漏水箇所が他の管表面と同一レベルの
画像となる。したがって、赤外線カメラの画像から工業
用テレビカメラの画像を差し引く演算を行って二値画像
を算出すると、外乱要因である汚損箇所が除去され、漏
水箇所のみを撮らえることができる。
表面における放射温度の分布を示すので、この画像を白
黒の画像として見ると漏水箇所と汚損箇所とが同一レベ
ルの画像となる。一方、工業用テレビカメラの画像は管
表面における輝度の分布を示すので、この画像を白黒の
画像として見ると漏水箇所が他の管表面と同一レベルの
画像となる。したがって、赤外線カメラの画像から工業
用テレビカメラの画像を差し引く演算を行って二値画像
を算出すると、外乱要因である汚損箇所が除去され、漏
水箇所のみを撮らえることができる。
【００１１】しかも、画像処理装置おいて、画像取込回
路における画像取込処理と画像演算回路における画像演
算処理を同時に行うことにより、先に行った画像取込処
理から新たに行う画像取込処理までに係るサイクルタイ
ムが短くなるので、特に複数箇所の撮像を要する検査に
おいては検査時間が大幅に短縮される。
路における画像取込処理と画像演算回路における画像演
算処理を同時に行うことにより、先に行った画像取込処
理から新たに行う画像取込処理までに係るサイクルタイ
ムが短くなるので、特に複数箇所の撮像を要する検査に
おいては検査時間が大幅に短縮される。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１において、鋳鉄管１の管表面１ａには亀裂
などの欠陥よって漏水箇所２ａが生じ、あるいは汚れに
よって汚損箇所２ｂが存在している。この管表面１ａを
赤外線のみを透過するハーフミラー３を通して放射温度
センサの赤外線カメラ４で撮像する。一方、ハーフミラ
ー３で反射した反射像をさらにミラー５で反射し、その
像をＣＣＤカメラ６で撮像する。したがって、赤外線カ
メラ４とＣＣＤカメラ６は管表面１ａの全くの同一領域
を撮像することになる。
明する。図１において、鋳鉄管１の管表面１ａには亀裂
などの欠陥よって漏水箇所２ａが生じ、あるいは汚れに
よって汚損箇所２ｂが存在している。この管表面１ａを
赤外線のみを透過するハーフミラー３を通して放射温度
センサの赤外線カメラ４で撮像する。一方、ハーフミラ
ー３で反射した反射像をさらにミラー５で反射し、その
像をＣＣＤカメラ６で撮像する。したがって、赤外線カ
メラ４とＣＣＤカメラ６は管表面１ａの全くの同一領域
を撮像することになる。
【００１３】そして、画像処理装置７の画像取込回路に
おいて、赤外線カメラ４の画像およびＣＣＤカメラ６の
画像を同時に取り込む画像取込処理を行う。赤外線カメ
ラ４の画像は管表面１ａにおける放射温度の分布を示す
ので、この画像を白黒の画像として見ると漏水箇所２ａ
と汚損箇所２ｂが同一レベルの画像となる。一方、ＣＣ
Ｄカメラ６の画像は管表面１ａにおける輝度の分布を示
すので、この画像を白黒の画像として見ると漏水箇所２
ａが他の管表面１ａの部位と同一レベルの画像となる。
おいて、赤外線カメラ４の画像およびＣＣＤカメラ６の
画像を同時に取り込む画像取込処理を行う。赤外線カメ
ラ４の画像は管表面１ａにおける放射温度の分布を示す
ので、この画像を白黒の画像として見ると漏水箇所２ａ
と汚損箇所２ｂが同一レベルの画像となる。一方、ＣＣ
Ｄカメラ６の画像は管表面１ａにおける輝度の分布を示
すので、この画像を白黒の画像として見ると漏水箇所２
ａが他の管表面１ａの部位と同一レベルの画像となる。
【００１４】次に、先に取り込んだ画像を画像処理装置
７の画像取込回路から画像演算回路に送り、赤外線カメ
ラ４の画像から工業用テレビカメラ６の画像を差し引く
演算を行って二値画像を算出する画像演算処理を行う。
この画像演算処理により、赤外線カメラ４の画像からＣ
ＣＤカメラ６の画像を差し引き、外乱要因である汚損箇
所２ｂを画面上から除去して、漏水箇所２ａのみを撮ら
える。
７の画像取込回路から画像演算回路に送り、赤外線カメ
ラ４の画像から工業用テレビカメラ６の画像を差し引く
演算を行って二値画像を算出する画像演算処理を行う。
この画像演算処理により、赤外線カメラ４の画像からＣ
ＣＤカメラ６の画像を差し引き、外乱要因である汚損箇
所２ｂを画面上から除去して、漏水箇所２ａのみを撮ら
える。
【００１５】さらに、画像処理装置７においては、画像
演算回路によって先に撮像した画像に対して画像演算処
理を施す一方で、新たに赤外線カメラ４と工業用テレビ
カメラ６で撮像した画像の画像取込回路への画像取込処
理を同時に並列的に行う。
演算回路によって先に撮像した画像に対して画像演算処
理を施す一方で、新たに赤外線カメラ４と工業用テレビ
カメラ６で撮像した画像の画像取込回路への画像取込処
理を同時に並列的に行う。
【００１６】この操作をパーソナルコンピュータ（パソ
コン）８で制御しながら繰り返し行い、得られた二値画
像を表示装置９に表示して鋳鉄管１の欠陥部位を認知し
ながら鋳鉄管１の全面にわたる漏水の検査を行う。
コン）８で制御しながら繰り返し行い、得られた二値画
像を表示装置９に表示して鋳鉄管１の欠陥部位を認知し
ながら鋳鉄管１の全面にわたる漏水の検査を行う。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、赤外
線カメラの画像から工業用テレビカメラの画像を差し引
く演算を行って二値画像を算出することによって、外乱
要因である汚損箇所を画像上から除去し、漏水箇所のみ
を撮らえることができる。しかも、画像処理装置の画像
演算回路によって先に撮像した画像に対して画像演算処
理を施す一方で、新たに撮像した画像の画像取込回路へ
の画像取込処理を同時に行うことにより、先に行った画
像取込処理から新たに行う画像取込処理までに係るサイ
クルタイムを短縮し、特に複数箇所の撮像を要する検査
における検査時間の大幅な短縮化を図ることができる。
線カメラの画像から工業用テレビカメラの画像を差し引
く演算を行って二値画像を算出することによって、外乱
要因である汚損箇所を画像上から除去し、漏水箇所のみ
を撮らえることができる。しかも、画像処理装置の画像
演算回路によって先に撮像した画像に対して画像演算処
理を施す一方で、新たに撮像した画像の画像取込回路へ
の画像取込処理を同時に行うことにより、先に行った画
像取込処理から新たに行う画像取込処理までに係るサイ
クルタイムを短縮し、特に複数箇所の撮像を要する検査
における検査時間の大幅な短縮化を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例における管体の製品検査方法
を示す概念図である。
を示す概念図である。
１ａ 管表面 ２ａ 漏水箇所 ２ｂ 汚損箇所 ３ ハーフミラー ４ 赤外線カメラ ６ ＣＣＤカメラ ７ 画像処理装置
Claims (1)
- 【請求項１】 検査対象の管表面を赤外線カメラで撮像
すると同時に前記管表面を工業用テレビカメラで撮像
し、赤外線カメラの画像および工業用テレビカメラの画
像を同時に取り込む画像取込処理と、赤外線カメラの画
像から工業用テレビカメラの画像を差し引く演算を行っ
て二値画像を算出する画像演算処理とを画像処理装置に
よって行い、前記二値画像を表示装置に表示するととも
に、二値画像から管の欠陥部位を検出する検査方法であ
って、画像処理装置において先に取り込んだ画像を画像
取込回路から画像演算回路に送り、画像演算回路によっ
て先に撮像した画像に対して画像演算処理を施す一方
で、新たに撮像した画像の画像取込回路への画像取込処
理を同時に行うことを特徴とする管体の製品検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025787A JPH07234186A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 管体の製品検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025787A JPH07234186A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 管体の製品検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07234186A true JPH07234186A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12175548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6025787A Pending JPH07234186A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 管体の製品検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07234186A (ja) |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP6025787A patent/JPH07234186A/ja active Pending
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