JPH03128441A - 配管用光学検査装置 - Google Patents

配管用光学検査装置

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JPH03128441A
JPH03128441A JP26681989A JP26681989A JPH03128441A JP H03128441 A JPH03128441 A JP H03128441A JP 26681989 A JP26681989 A JP 26681989A JP 26681989 A JP26681989 A JP 26681989A JP H03128441 A JPH03128441 A JP H03128441A
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Shigeyuki Kawakami
川上 繁幸
Akihiro Kanetani
章宏 金谷
Hiroaki Shoji
東海林 宏明
Akira Hashimoto
昭 橋本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、蒸気配管等の配管内面に生じた傷などの欠陥
検出、あるいは配管内面に付着したスケールの剥離状況
などの検出に適用される光学検査装置に関する。
B、従来の技術 従来、配管内部の状態を光学的に検査する管内検査装置
としては、第5図に示すものが知られている。
第5図において、1は検査対象となる配管で、この配管
1内の底部側には、車輪2aの回転により自走可能なロ
ボット2が配管1の長手方向に移動可能に設けられてい
る。ロボット2には、前方あるいは側方を照明する照明
装置3と、その照明方向の管内針撮像するTVカメラ4
が搭載されている。TVカメラ4には、配管1外に設置
されるモニタTV5がケーブル6を介して接続され。
TVカメラ4で撮像された配管内面の映像はモニタTV
5に映し出され、また、カメラ制御装置7によりTVカ
メラ4の焦点、絞り制御等が遠隔操作される。さらにロ
ボット2にはケーブル8を介してロボット制御装置9が
接続され、ロボット2の前進、後退等が遠隔操作される
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のような従来の管内検査装置では、
ロボット2に映し出された画像を操作者が目視すること
で管内面の状態、即ち欠陥の有無あるいはスケールの剥
離状況を確認するものである。そのため、欠陥や剥離し
たスケールの大きさ。
面積などを定量的に正確に把握することができない。欠
陥の大きさなどを定量的に求めるためには、TVカメラ
4からの画像に対し、2値化を含めた所定の画像処理を
施す必要がある。
しかし、配管1内を自走するロボット2は第6図に示す
よう配管1の底部側にあって配管1に対し下方へ偏心し
ており、しかも、配管1の内周面が曲率を有しているた
め、例えば、配管1に対し偏心した位置にある照明装置
3が配管1の上方内周面をハツチングで示すように照明
した場合、その内周面の照度は、ハツチング領域の両端
から中央に行くにしたがい低下する。このため、該照明
領域の画像を明るさおよび位置情報をもつ画素(ピクセ
ル)からなるデジタル画像に変換した場合、1ライン方
向(配管の円周方向)の各画素に対する輝度レベルは、
第7図のように変化し、配管内周面に対する照明むらが
画素の輝度むらとなって表われ、管内の欠陥やスケール
の状況等を正確に把握できないという問題があった。
本発明の技術的課題は、配管の曲率に起因する照明むら
による輝度むらを除去して、配管内の欠陥や状況を正確
に検査することにある。
00課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図により本発明を説明すると、本発
明に係る配管内の光学検査装置は、配管内を自走するロ
ボット2と、このロボット2に搭載され配管内を照明す
る照明装置3と、ロボット2に搭載され照明装置3によ
り照明される部位を撮像する2次元カメラ4と、この2
次元カメラ4により撮像される基準の試料配管20(第
3図)から予め採取した輝度むら補正用の管内画像デー
タを格納する補正用データメモリ112と、補正用画像
データに対し、その輝度が論理的に補数となる補正係数
を算出する補正係数演算回路113と、2次元カメラ4
により撮影された検査対象の配管内画像をデジタル化し
て格納する画像メモリ115と、この画像メモリ115
から読み出される画像データに前記補正係数演算回路1
13で算出した補正係数を乗算して管内曲率に起因する
照明むらによる画像輝度むらを補正する演算手段116
とを具備することにより、上述の技術的課題を解決する
E0作用 補正用データメモリ112から読み出した画像データに
基づいて補正係数演算回路113は、画像データの輝度
を論理的に補数にする、即ち反転した輝度の画像となる
ような補正係数を算出する。
そして、演算手段116はこの補正係数を画像メモリ1
15から順次読み出した輝度むらを含む画像データに乗
算することで画像データの輝度むらを補正する。
従って1本発明にあっては、配管の曲率に起因する照明
むらによる画像の輝度むらがなくなり。
信頼性の高い処理および配管内の欠陥やスケールなどの
状況を正確に検査することが可能になる。
F、実施例 第1図〜第5図により本発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図は、この発明による配管内の光学検査装置の一実
施例を示す全体の構成図である。
同図において、検査対象となる配管1内の底部には、従
来と同様に車輪2aの回転により自走可能なロボット2
が配管1の長手方向に移動可能に設けられている。ロボ
ット2には、前方あるいは側方を照明する照明装置3と
、その照明方向の管内を撮像するTVカメラ4がそれぞ
れ搭載されている。ロボット2には、その前進後進等を
遠隔操作するためのロボッ1−制御装置9がケーブル8
を介して接続されている。また、TVカメラ4には。
その焦点、絞り等を遠隔操作で調整するためのカメラ制
御装置7がケーブル10を介して接続されており、さら
に、画像処理装置11がケーブル10を介して接続され
ている。
画像処理装置11は、TVカメラ4で撮像された入力画
像をデジタル信号に変換するA/D変換回路111と、
照明むらによる画像の輝度むらを補正するために基準の
試料配管から予め採取した輝度むら補正用の画像データ
を記憶する補正用データメモリ112と、この補正用デ
ータメモリ112に記憶された補正用の画像データに対
し、これを構成する各画素の輝度が論理的に補数となる
、即ち反転した輝度の画像にするための補正係数を算出
する補正係数演算回路113と、この算出した補正係数
を画素対応で記憶する補正係数メモリ114とを有する
。また、検査対象となる配管1の内部画像データを記憶
する画像メモリ115と、この画像メモリ115から読
み出した画像データレこ補正係数メモリ114から読み
出した補正係数を対応する画素毎に掛は合わせることに
より、照明むらに起因する輝度むらが補正された画像デ
ータを出力する乗算回路116と、これらA/D変換回
路111.補正用データメモリ112、補正係数メモリ
114.補正係数演算回路1139画像メモリ115お
よび乗算回路116を制御するシステムコントローラ1
17とを備えている。
さらに1乗算回路116の出力側には、システムコント
ローラ117により制御されるD−A変換回路118が
接続され、このD−A変換回路118でアナログ信号に
変換された補正後の画像データはモニタTV5に出力さ
れる。また、システムコントローラ117には1画像処
理の開始指令、処理内容、基準となる試料配管径および
検査対象の配管径などを入力する入力装置13が接続さ
れている。
次に、本実施例の動作を第2図〜第4図を参照して説明
する。
第2図は補正係数算出のための手順を示すフローチャー
ト、第3図は補正用の画像データを採取するときの説明
図、第4図は補正用データ、補正係数および画像データ
の補正適用例を示す説明図である。
まず、入力装置13から画像処理実行の指令が入力され
ると、第2図に示すプログラムがスタートし、ステップ
S1において輝度補正用画像データを取り込み、補正用
データメモリ112に格納する。
補正用画像データを取り込む場合は、第3図に示すよう
に検査対象となる配管1と同一内径の試料配管20の内
面を白く塗装し、この試料配管20内に、照明装置3お
よびTVカメラ4を搭載したロボット2を設置する。こ
の状態で、照明装置3を点灯して試料配管20内、例え
ば管内周面を照明しその照明部位をTVカメラ4により
撮影する。この時、TVカメラ4で撮像した画像はモニ
タTV5に映し出されるが、モニタTV5の画像を見な
がらカメラ制御装置7を操作して撮像部位に対するTV
カメラ4の焦点および絞り等を調整する。
かかる状態でTVカメラ4により撮像された入力画像は
画像処理装置11のA/D変換回路111によりデジタ
ル信号に変換され、システムコントローラ117からの
書き込み指令1;よって補正用データメモリ112に格
納される。補正用データメモリ112は、ixjの画素
(例えば、512行×512列)で構成される正方形の
グリッドに分割された一画面分の画像データを格納でき
る構成になっており、各画素は画像上での位置情報とこ
れに関連する輝度情報をもっている。この時の補正用デ
ータメモリ112内の1ライン上における各画素の輝度
は第4図(、)に示すように分布する。即ち、各画素は
試料配管20の内面曲率に起因する照明むらを反映した
輝度分布を呈することになる。
次のステップ82〜S9では、補正用データメモリ11
2に格納された補正用画像データから最大輝度I ll
1axと最小輝度r winを求める。
すなわち、まずステップS2でI maxとして0を、
I minとして1を設定し、その後ステップS3に進
み、kに0を設定する。つまり、補正用データメモリ1
12上での画素位置を左上端の(0,0)領域に指定す
る。そして次のステップS4において、位置指定された
補正用データメモリ112上のに番目、最初は(0,0
)の補正用画像データを読み込み、次のステップS5で
は、k番目の画像データの輝度D (k)が最小輝度I
 nin未満かを判定する。ここで、I+Iin≧D 
(k)の場合はステップS6に進み、In+inとして
D (k)を再設定して、内蔵のメモリ(図示せず)に
補正用データメモリ112に対応して一時記憶する。ま
た、ステップS5において、I min≧D (k)で
ないと判断された時は、ステップS7に進み、k番目の
画像データの輝度D (k)が最大輝度I max以上
か否かを判定する。
ここで、I IIIax以上と判断されたときは、ステ
ップS8に進み、I rmaxとしてD (k)を再設
定し、内蔵のメモリに一時記憶する。また。
I max≦D (k)でないと判断された時はステッ
プS9に進み、k = i X j、即ち、補正用デー
タメモリ112上の補正用画像データの位置が右下端の
ixj番目になったかを判定する。rNOJの場合は、
ステップS10に進み、kに+1を加えて補正用データ
メモリ112上の次の番地を指定し、ステップS4に戻
り、再びステップ84〜S9の処理をixj番目まで順
次実行する。
ステップS9において、に=iXjであると判断された
ときは、ステップSllに進み、補正係数演算回路11
3が内蔵するメモリ(図示せず)の番地であるQに0を
設定する。即ち、補正用データメモリ112の場合と同
様に左上端の(0゜0)番目を指定する。その後、ステ
ップS12において、指定された2番目の補正用画像デ
ータD(Q)を読み出し、ステップS13において、上
述のようにして算出されたI wax、 I +nin
を用いて、なる演算を実行して、2番目の補正用画像デ
ータに対する補正係数H(12)を算出する。算出され
た補正係数はステップS14において、補正係数メモリ
114の2番目に格納する。この補正係数メモリ114
も補正用データメモリ112と同様にixjの画素で構
成される正方形のグリッドに分割された構造になってい
る。
そして、次のステップS15において、ステップS6.
S8で求めたメモリ上の補正用画像データが最終の番地
に相当するQ = i X jかを判定する。ここで、
最終番地でないと判定された時は、ステップS16に進
み、Qに+1を加えてメモリ上の次の番地を指定してス
テップS12に戻り、再びステップSL2〜816の処
理をixj番目まで順次実行し、求めたixjのすべて
のデータに対する補正係数を補正係数メモリ114に格
納する。従って、例えば(ix+ jy)番目の補正用
データの値が(Imax+ lm1n)/ 2であれば
、その補正係数は1となる。また、第4図(a)に示す
各画素に対する輝度値の補正係数は、第4図(b)に示
すように輝度特性を反転したグラフとなる。
上述のようにして求めた画像データを基にして実際の検
査対象である配管1の内部を光学的に検査する場合は、
第1図に示すように照明装置3およびTVカメラ4を搭
載したロボット2を配管1内に設置し、照明装置3によ
り配管内部、例えば内周面を照明する0次いで、配管1
内の照明部位をTVカメラ4により撮像し、その入力画
像を画像処理装置11に取り込む、これに伴いA/D変
換回路111が入力画像をデジタル信号に変換し、シス
テムコントローラ117からの書き込み指令により画像
メモリ115に一時記憶させる。この時、画像メモリ1
15に格納される画像データのメモリ1ラインにおける
画素輝度分布は第4図(c)に示すようになり、そして
、インパルス状の波形は管内面の欠陥またはスケールの
付着状態を表している。
次いで、システムコントローラ117からの制御指令が
乗算回路116および補正係数メモリ・114、画像メ
モリ115に与えられると、各メモリ114および11
5の左上端から順番に読み出される補正係数と画像デー
タは乗算回路116において掛は合わされ、その結果、
各画素位置の画像データの輝度レベルは第4図(d)に
示すように一定になる。そして、乗算回路116で乗算
された画像データはD−A変換回路118によりアナロ
グ信号に変換され、出力画像としてモニタTV5に出力
され表示される。
なお、検査対象である配管1の内径が試料配管20と同
一の場合は、基準径データをシステムコントローラ11
7を通して補正係数演算回路113に入力することによ
り、補正用データメモリ112を第4図に示す処理方式
をそのまま実行して求めた補正係数を利用する。また、
試料配管2oと異なる内径の検査対象配管である場合は
、配管1の測定内径を入力装置13から補正係数演算回
路113に入力し、補間演算して配管1に対応する補正
係数を求めれば良い。
上述のような本実施例にあっては、第4図(c)に示す
ような照明むらに起因する輝度むらを有する画像データ
に第4図(b)に示すごとき特性の補正係数を掛は合わ
せることにより、補正後の画像データが第4図(d)の
ように一定輝度レベルとなるから、実際の欠陥等による
輝度差の生じている箇所のみ他と比べ異なった輝度で検
出できる。
従って、画像処理に際し、照明むらによる影響を除去す
ることができるとともに、特徴抽出等の処理結果の信頼
性が向上し、配管内部の検査を正確にできることになる
なお、上記実施例では、補正用データメモリ112が1
個の場合について述べたが、利用される配管の各種内径
に応じたそれぞれの補正用データメモリ112を複数個
設け、これらの検査対象の配管に応じて選択的に利用す
る方式としても良い。また、管内を撮像する2次元カメ
ラはTVカメラに限定されない。
G1発明の効果 以上のように本発明によれば、配管が曲率を有するため
に起因する照明むらが除去でき、信頼性の高い画像処理
が可能になるとともに、管内面の欠陥や状況を正確に検
査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による配管用光学検査装置の一実施例を
示す全体構成図、第2図は本実施例における補正係数算
出処理の手順を示すフローチャート、第3図は補正用デ
ータ採取時の説明図、第4図(a)〜(d)は補正用デ
ータ、補正係数および画像データの補正適用例を示す説
明図、第5図は従来の光学検査装置を示す構成図、第6
図は配管とロボットとの位置関係を示す説明図、第7図
は従来における管内画像データの輝度分布図である。 1:配管         2:ロボット3:照明装置 4:TVカメラ(2次元カメラ) 5:モニタTV      11:画像処理装置13:
入力装置      20:試料配管111 : A/
D変換回路 112:補正用データメモリ 113:補正係数演算回路 114:補正係数メモリ1
15:画像メモリ    116:乗算回路117:シ
ステムコントローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  配管内を自走するロボットと、 前記ロボットに搭載され配管内を照明する照明装置と、 前記ロボットに搭載され照明装置により照明される部位
    を撮像する2次元カメラと、 前記2次元カメラにより撮像される基準の試料配管から
    予め採取した輝度むら補正用の管内画像データを格納す
    る補正用データメモリと、 前記補正用画像データに対し、その輝度が論理的に補数
    となる補正係数を算出する補正係数演算回路と、 前記2次元カメラにより撮影された検査対象の配管内画
    像をデジタル化して格納する画像メモリと、 この画像メモリから読み出される画像データに前記補正
    係数演算回路で算出した補正係数を乗算して管内曲率に
    起因する照明むらによる画像輝度むらを補正する演算手
    段とを具備することを特徴とする配管用光学検査装置。
JP26681989A 1989-10-13 1989-10-13 配管用光学検査装置 Expired - Lifetime JP2905232B2 (ja)

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JPH03128441A true JPH03128441A (ja) 1991-05-31
JP2905232B2 JP2905232B2 (ja) 1999-06-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013675A (ja) * 2010-05-31 2012-01-19 Tohoku Electric Power Co Inc 鋼管内部腐食解析装置及び腐食解析方法
JP2014096020A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Honda Motor Co Ltd 画像処理方法、画像処理装置、表面検査システム及びプログラム
JP2017198583A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 日本特殊陶業株式会社 筒状内周面における特定領域の外観検査方法

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JP2017198583A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 日本特殊陶業株式会社 筒状内周面における特定領域の外観検査方法

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