JPH0723404Y2 - 2枚のシートを組み合わせた袋 - Google Patents

2枚のシートを組み合わせた袋

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Publication number
JPH0723404Y2
JPH0723404Y2 JP6150292U JP6150292U JPH0723404Y2 JP H0723404 Y2 JPH0723404 Y2 JP H0723404Y2 JP 6150292 U JP6150292 U JP 6150292U JP 6150292 U JP6150292 U JP 6150292U JP H0723404 Y2 JPH0723404 Y2 JP H0723404Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheets
tape
bag
sheet
shaped
Prior art date
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Application number
JP6150292U
Other languages
English (en)
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JPH0616243U (ja
Inventor
福井一彦
Original Assignee
ロイヤル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2枚のシートを組み合
わて製造される袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の袋は、1枚又は複数枚の布を所望
の袋の形に裁断し、縫い合わせて製造するものであり、
実用的ではあるが、意匠性及び手芸性に乏しく、妙味の
あるものではなかった。また、袋を形成した後に、再
び、原布の状態に戻すことは困難であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、2枚のシー
トを組み合わせるだけで、手芸的に誰もが容易に製造で
きる意匠効果に優れた袋を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の袋は、中央部が
同一幅に形成された2枚のシートA、Bを組み合わせて
形成したものであるが、このシートA、Bとしては、中
央部に、該中央部の幅を均等に分割する複数本の切れ目
を設け、中央部に同一幅のテープ状部分a、bが形成さ
れているものであり、この切れ目の長さは、実質的に前
記中央部の幅の2倍となるように形成されたものを使用
し、このようなシートA、Bを、互いにテープ状部分
a、bの長さが半分となるように、折り曲げ、その状態
で、シートA、Bのテープ状部分a、bが互いに直角に
なるように、重ね合わせ、シートAのテープ状部分aと
シートBのテープ状部分bを一枚づつ互い違いに組み合
わせ、表裏両面にシートAのテープ状部分aとシートB
のテープ状部分bが格子状に表れるようにすることによ
って、袋本体を形成しているものであり、開口部には、
シートA、Bの両端部が互いに同一シートどうし重なり
合って存在するように形成されている。
【0005】シートA、Bの素材は同一でも異なっても
よく、特に限定されないが、本考案の袋は、単にシート
A、Bを組み合わせて形成するため、適度に滑りが防止
できるフェルト、起毛布等を使用するのが好ましい。
【0006】また、本考案では、シートA、Bの中央部
に設けられたテープ状部分a、bで袋本体が形成される
ため、シートA、Bの中央部は所定の形状に形成される
必要があるが、袋の開口部に位置するシートA、Bの両
端部の形状はどのようなものであってもよい。シート
A、Bの両端部の形状を変化させることにより、袋の開
口部の意匠効果を変化させることができる。
【0007】なお、シートA、Bに設けられた切れ目の
長さは、シートA、Bを、互いにテープ状部分a、bの
長さが半分となるように、折り曲げた状態で、その表裏
両面で、シートA、Bのテープ状部分a、bが表裏両面
で、一枚づつ互い違いに組み合わせ可能なように、実質
的にシートA、Bの中央部の幅の2倍となるように形成
されるものであるが、ここに「実質的に・・2倍」と
は、テープ状部分a、bの組み合わせに際してシート
A、Bの厚さが影響するため、その厚さに応じて、切れ
目の長さが、シートA、Bの中央部の幅の2倍より若干
長く形成されることを意味する。
【0008】
【実施例】次に、図面に従って、本考案の一例を説明す
る。図1の袋は、図2の2枚のシートA、Bを組み合わ
せて形成されたものである。シートA、Bは異色のフェ
ルト(厚さ約1.2mm)からなるものであり、幅7.5cm、
長さ20cmの長方形状の両端部が、中央部が凸である円
弧状となるように切り取られた形状をなすものであり、
シートA、Bの中央部1には、それぞれ、中央部1の幅
を均等に分割する3本の切れ目2が設けられ、同一幅の
テープ状部分a、bが4本形成されている。なお、切れ
目2の長さは16cmである。
【0009】この2枚のシートA、Bは、図3の如く、
テープ状部分a、bの長さが半分となるように、折り曲
げ、シートA、Bのテープ状部分a、bが互いに直角に
なるように、重ねた状態で、シートAのテープ状部分a
とシートBのテープ状部分bを一枚づつ互い違いに格子
状に組み合わせて袋に形成される。例えば、シートAの
テープ状部分aとシートBのテープ状部分bは、図4の
ようにして、組み合わせられる。
【0010】その結果、袋本体3の表裏両面には、シー
トAのテープ状部分aとシートBのテープ状部分bが格
子状に表れ、その上の開口部4では、シートA、Bの両
端部が互いに同一シートどうし重なりあった意匠効果に
優れた袋が得られる(図1参照)。
【0011】この袋は、ティッシュペーパーに包んだポ
プリを入れ、袋の表裏両面の中央上端部に位置する切れ
目2の端部5に紐を通し、開口部4を閉じるように結
び、鈴を付け、匂い袋として利用したり、クッション材
を入れ、針山として使用できる。また、大きなシート
A、Bを使用して得た袋は、裏地をつけ、開口部4に下
げ紐をつけて、子供用のポシェットとして利用したり、
また、詰め綿をしてクッションとして利用することもで
きる。
【考案の効果】本考案の袋は、糸や針を使用することな
く、2枚のシートA、Bを組み合わせるだけで容易に製
造でき、手芸品として扱い易いものである。また、袋本
体は、2枚のシートA、Bの中央部に形成されたテープ
状部分a、bが格子状に組み合わさって構成されるた
め、非常に意匠効果に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例を示す平面図である。
【図2】図1の袋を構成する2枚のシートの平面図であ
る。
【図3】図1の袋の製法を説明する斜視図である。
【図4】図1の袋の製造過程における2枚のシートの組
み合わせ方法を示す部分的な説明図である。
【符号の説明】
1 中央部 2 切れ目 3 袋本体 4 開口部 5 端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部1が同一幅に形成された2枚のシ
    ートA、Bを組み合わせて形成した袋であって、 シートA、Bとして、中央部1が、該中央部1の幅を均
    等に分割する複数本の切れ目2により、同一幅のテープ
    状部分a、bに分割形成されており、この切れ目2の長
    さが、実質的に中央部1の幅の2倍であるものを用い
    て、 シートA、Bのテープ状部分a、bの長さが半分となる
    ように、シートA、Bを折り曲げ、シートA、Bのテー
    プ状部分a、bが互いに直角になるように、重ねた状態
    で、シートAのテープ状部分aとシートBのテープ状部
    分bを一枚づつ互い違いに組み合わせて形成されてお
    り、袋本体3の表裏両面にシートAのテープ状部分aと
    シートBのテープ状部分bが格子状に表れ、かつ、開口
    部4では、シートA、Bの両端部が互いに同一シートど
    うし重なり合っていることを特徴とする2枚のシートを
    組み合わせた袋。
JP6150292U 1992-08-06 1992-08-06 2枚のシートを組み合わせた袋 Expired - Lifetime JPH0723404Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0616243U JPH0616243U (ja) 1994-03-01
JPH0723404Y2 true JPH0723404Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=13172937

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