JPH0649755A - バイアステープ - Google Patents

バイアステープ

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JPH0649755A
JPH0649755A JP19406492A JP19406492A JPH0649755A JP H0649755 A JPH0649755 A JP H0649755A JP 19406492 A JP19406492 A JP 19406492A JP 19406492 A JP19406492 A JP 19406492A JP H0649755 A JPH0649755 A JP H0649755A
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JP
Japan
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tape
yarn
bias tape
bias
see
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JP19406492A
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Kazumasa Ono
一正 大野
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Daiichi KK
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Daiichi KK
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製品の縁取作業時に、二つ折りを容易にし
たバイアステープを提供することである。 【構成】 バイアステープ本体の中央部長手方向に透か
し目筋３を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、製紐機で作られる平
打組物状のバイアステープに関する。
【０００２】
【従来の技術】バイアステープＡは、図５に示すよう
に、長手方向に対し複数の原料糸１５が斜めに走り、こ
れらの糸が互いに交錯し端縁で反転して組み上げられて
いる。糸が斜交しているため伸縮性が大きく縫製品の縁
取りに用いられ、曲線縁によくフィットする。
【０００３】縁取りに用いる場合、テープ本体を二つに
折り曲げてこの中に縫製品の端縁を入れて挾むのである
が、比較的厚地であるため、折り曲げに対する抵抗弾性
が大きく、折り曲げし難く、特に、細幅のものでは二つ
折りが難しい等縫製作業にかなり手間取る問題点があ
る。
【０００４】また、予め二つに折畳んで熱プレスしてお
くこともできるが、組物本来のふくらみと伸縮性が減退
して製品の立体的美観と風合いが失われるという問題点
がある。
【０００５】
【発明の課題】そこで、この発明の課題は、製造時に工
夫を加えて、二つ折りを容易にするバイアステープを提
供することである。
【０００６】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、この
発明においては、バイアステープの中央部長手方向に透
かし目筋を設けたものである。
【０００７】
【作用】前記透かし目筋の部分は、糸が交錯して重なっ
た所謂組織点が存在せず渡り糸のみで、左右の組織点の
ある部分より薄く折り曲げに対する抵抗力が小さく、ま
たこの縦筋が折曲時の目印となる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【０００９】図１及び図２に示すように、この発明のバ
イアステープＡは、固定円盤１の下面にボビン駆動部を
有する製紐機Ｂによって組み上げられるものであり、当
初中央部に芯糸２を引抜可能に組み込んでおき、機下ろ
し後この芯糸２を引抜いて（図１矢印参照）除去しこの
部分に縦筋状の透かし目筋３が設けられてなる平打組物
状のものである。
【００１０】前記固定円盤１の下面には、ラックとピニ
オン等から成る駆動部が設けられ、固定円盤１の上面に
配置した起立状ボビン４を回転運動させながらＳの字状
に蛇行進行（図２矢印参照）させる鎖形ガイド溝５が設
けられている。この鎖形ガイド溝５には、テープの両側
耳部を形成するためボビンを反転せしめる不連続部６が
あり、連なって奇数の鎖形を形成するＳ字溝７が設けら
れ、丁度中央のＳ字溝７ａの中央部に芯糸２を下から供
給する糸道８が起立固定されている。
【００１１】各ボビン４から繰り出された原料糸９は、
上方中心部に集合しボビンの蛇行運動に伴ってテープを
組み上げ、出来上がったバイアステープＡは巻取ローラ
１０に巻取られる。この際芯糸２は、位置替えしないた
め常時テープの中央部に組み込まれる。
【００１２】なお、Ｓ字溝７が偶数個配置された鎖形ガ
イド溝の製紐機では、中央部のどちらか一方のＳ字溝に
ガイド芯用糸道を付設する。
【００１３】前記芯糸２は原料糸９より太いものが用い
られ、引抜抵抗を小さくするため表面が滑らかで且つ伸
びにくいものが用いられる。出来上がった当初のテープ
は、中央部に比較的太い芯糸２が存在し、原料糸の交錯
する組織点が横に押しやられた状態であり、芯糸２を引
抜くと、この跡の空所が透かし目筋となる。芯糸が存在
する当初のテープに熱風を当てて所要時間放置すると、
組み組織が固定し透かし目筋の形態が安定する。
【００１４】また芯糸２は、原料糸９と別色に着色した
ものが好ましい。なお、芯糸として溶解糸を用い組み上
げ後これを溶解除去して透かし目筋を作ることもでき
る。
【００１５】次に、図３に示すように、鎖形ガイド溝５
の中央のＳ字溝７ａに、表面が滑らかで柔軟性のあるテ
グス等のガイド芯材１１が直立支柱１２の先端に取付け
られている。ガイド芯材１１は３０〜５０cmの長さを有
し先端部が所要長さだけテープ本体に組み込まれ、テー
プの進行に伴ってテープ本体から逐次抜けていく。この
ガイド芯材の脱落部分が所要の透かし目筋３となる。
【００１６】ガイド芯材１１が組み込まれている部分
に、付設したヒーター１３から熱風を吹付けると組み組
織が固定し透かし目筋３の形態が安定する。
【００１７】なお、前記バイアステープは、図示のよう
な、細糸が１本毎に交錯した１本組物のほか、２本組
物、３本組物等いろいろな組織のものや、亀甲模様、唐
組模様等の装飾用のものにも適用できる。
【００１８】図４に示すように、前記バイアステープ
は、縫製品Ｃの縁取りに使用する場合、透かし目筋３を
折り目にして二つに折り曲げ、この中に縫製品の端縁を
挾みながらミシン目１４で縫い付ける。
【００１９】
【効果】この発明によれば、以上のように、バイアステ
ープの中央に透かし目筋を設けたので、縫製品の縁取作
業において、テープの二つ折りが容易であり、また、こ
の透かし目筋が目印となり正確に二つ折りができ、縫製
作業の能率が向上し且つ製品の仕上がりが美しい。さら
に、細幅のものも二つ折りが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明のバイアステープの一例を示す平面図
【図２】同上の製紐機での組上状態を示す概略図
【図３】他の例の製紐機での組上状態を示す説明図
【図４】縁取りに使用する状態を示す斜視図
【図５】従来のバイアステープの平面図
【符号の説明】
Ａ バイアステープ Ｂ 製紐機 Ｃ 縫製品 １ 固定円盤 ２ 芯糸 ３ 透かし目筋 ４ ボビン ５ ガイド溝 ６ 不連続部 ７、７ａ Ｓ字溝 ８ 糸道 ９ 原料糸 １０ 巻取ローラ １１ ガイド芯材 １２ 支柱 １３ ヒーター １４ ミシン目 １５ 原料糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 中央部長手方向に透かし目筋を設けたバ
    イアステープ。
JP4194064A 1992-07-21 1992-07-21 バイアステープの製造方法 Expired - Lifetime JPH07103503B2 (ja)

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JPH025652U (ja) * 1988-06-24 1990-01-16

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