JPH0723374B2 - 抗−気管支痙攣活性のn−アルキル−ノルトロピンエステル類およびその第四級誘導体類 - Google Patents
抗−気管支痙攣活性のn−アルキル−ノルトロピンエステル類およびその第四級誘導体類Info
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- JPH0723374B2 JPH0723374B2 JP62029447A JP2944787A JPH0723374B2 JP H0723374 B2 JPH0723374 B2 JP H0723374B2 JP 62029447 A JP62029447 A JP 62029447A JP 2944787 A JP2944787 A JP 2944787A JP H0723374 B2 JPH0723374 B2 JP H0723374B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、抗−気管支痙攣(anti−bronchospastic)活
性を有する一連の新規なN−アルキル−ノルトロピン類
のフェニル−シクロヘキセン−カルボン酸およびフェニ
ル−シクロヘキセン−酢酸とのエステル類並びにそれら
のハロゲン化アルキル類および硫酸アルキル類との第四
級アンモニウム誘導体類、それらの製造方法、並びにそ
れらを含有している薬学的組成物類に関するものであ
る。
性を有する一連の新規なN−アルキル−ノルトロピン類
のフェニル−シクロヘキセン−カルボン酸およびフェニ
ル−シクロヘキセン−酢酸とのエステル類並びにそれら
のハロゲン化アルキル類および硫酸アルキル類との第四
級アンモニウム誘導体類、それらの製造方法、並びにそ
れらを含有している薬学的組成物類に関するものであ
る。
本発明の生成物類は下記の一般式 [式中、 n=0、1であり(そしてn=0の時には二重結合は2
−3−位置にあり、n=1の時には二重結合は1−2位
置にある)、 R=−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、 −CH(CH3)2であり、 R′=−H、−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、−CH(CH3)2、 −CH2-CH2-CH2-CH3、 −CH2-CH2-(CH3)2であり、 X=C1、Br、J、CH3SO4であり、 n=1の場合のみRは−CH3である] に相当している。
−3−位置にあり、n=1の時には二重結合は1−2位
置にある)、 R=−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、 −CH(CH3)2であり、 R′=−H、−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、−CH(CH3)2、 −CH2-CH2-CH2-CH3、 −CH2-CH2-(CH3)2であり、 X=C1、Br、J、CH3SO4であり、 n=1の場合のみRは−CH3である] に相当している。
より詳細には、本発明は一連のN−エチル、N−イソプ
ロピル−、N−プロピル−ノルトロピンの2−フェニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸および2−フェ
ニル−1−シクロヘキセン−1−酢酸とのエステル類、
並びに後者とトロピンとのエステル類、並びに一般式I
から生じるハロゲン化アルキル類および硫酸アルキル類
との関連第四級アンモニウム誘導体類が包含される。
ロピル−、N−プロピル−ノルトロピンの2−フェニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸および2−フェ
ニル−1−シクロヘキセン−1−酢酸とのエステル類、
並びに後者とトロピンとのエステル類、並びに一般式I
から生じるハロゲン化アルキル類および硫酸アルキル類
との関連第四級アンモニウム誘導体類が包含される。
本発明の化合物類、特に第四級アンモニウム誘導体類、
は試験管内試験および動物中での静脈および吸入法によ
る投与後の成体内試験の両者において主としてムスカリ
ン働筋群(muscarinic agonists)により生じる痙攣(s
pasma)に関して顕著な抗−気管支痙攣活性を有する。
は試験管内試験および動物中での静脈および吸入法によ
る投与後の成体内試験の両者において主としてムスカリ
ン働筋群(muscarinic agonists)により生じる痙攣(s
pasma)に関して顕著な抗−気管支痙攣活性を有する。
これらの性質を、この第四級アンモニウム誘導体類が胃
腸管および肺臓気管によりほとんど吸収されないことや
これらが血液と脳との障壁を通過できないことと組み合
わせることにより、本発明の化合物類はその結果として
特に吸入法(inhalatory route)による投与用に適して
おりかつアトロピン型の副作用または二次的な薬学的作
用が事実上全くない気管閉鎖症形(bronho−obstructiv
eforms)の治療で使用される有効な薬剤である。
腸管および肺臓気管によりほとんど吸収されないことや
これらが血液と脳との障壁を通過できないことと組み合
わせることにより、本発明の化合物類はその結果として
特に吸入法(inhalatory route)による投与用に適して
おりかつアトロピン型の副作用または二次的な薬学的作
用が事実上全くない気管閉鎖症形(bronho−obstructiv
eforms)の治療で使用される有効な薬剤である。
上記の治療における本発明の化合物類に対する興味は、
気管支活動過剰における迷走神経によりなされる有効な
役割がほとんど異議なく容認されているため、現在増大
しつつある(グロス(Gross)およびスコロジン(Skoro
din)、Am.Rev.Resp.Dis.、129、856、1984)。
気管支活動過剰における迷走神経によりなされる有効な
役割がほとんど異議なく容認されているため、現在増大
しつつある(グロス(Gross)およびスコロジン(Skoro
din)、Am.Rev.Resp.Dis.、129、856、1984)。
天然アルカロイド類、アトロピンおよびスコポラミンの
構造に他の化学的改変を導入させるあらゆる種類の抗ム
スカリン型化合物類に関する最近の興味から、抗−気管
支痙攣薬としてのアトロピン誘導体類の使用も最近発見
されており、その結果新規なN−アルキル−ノルトロピ
ン類およびN−アルキル−ノルスコポラミン類並びに関
連第四級アンモニウム誘導体類が発見されており、それ
らの中で例えば臭化イプラトロピウム(Arzneim.Forsc
h.、23、468、1973;Postgrad.Medic.J.、51、補7、8
2、−4、1975)および臭化オキシトロピウム(Arznei
m.Forsch.、35、217、1985;同上、35、435)の如きいく
つかの化合物類が抗−気管支痙攣薬として選択されそし
て開発されており、両者とも最初は胃の抗−分泌化合物
として研究され(Arzneim.Forsch.、23、1334;同上、2
6、960;同上、26、974)、そして二つのそれぞれの特許
に記されているが特許請求はされていない(米国特許3,
505,337および2,472,861)。
構造に他の化学的改変を導入させるあらゆる種類の抗ム
スカリン型化合物類に関する最近の興味から、抗−気管
支痙攣薬としてのアトロピン誘導体類の使用も最近発見
されており、その結果新規なN−アルキル−ノルトロピ
ン類およびN−アルキル−ノルスコポラミン類並びに関
連第四級アンモニウム誘導体類が発見されており、それ
らの中で例えば臭化イプラトロピウム(Arzneim.Forsc
h.、23、468、1973;Postgrad.Medic.J.、51、補7、8
2、−4、1975)および臭化オキシトロピウム(Arznei
m.Forsch.、35、217、1985;同上、35、435)の如きいく
つかの化合物類が抗−気管支痙攣薬として選択されそし
て開発されており、両者とも最初は胃の抗−分泌化合物
として研究され(Arzneim.Forsch.、23、1334;同上、2
6、960;同上、26、974)、そして二つのそれぞれの特許
に記されているが特許請求はされていない(米国特許3,
505,337および2,472,861)。
天然のアルカロイド類の構造とは化学的に異なつている
化合物類であるフェニル−シクロヘキセン−カルボン酸
またはフェニル−シクロヘキセン−酢酸のエステル類が
包含されているため、本発明の化合物類は上記の化合物
類とはまず化学的観点で区別される。
化合物類であるフェニル−シクロヘキセン−カルボン酸
またはフェニル−シクロヘキセン−酢酸のエステル類が
包含されているため、本発明の化合物類は上記の化合物
類とはまず化学的観点で区別される。
これらの酸類とN−アルキル−ノルトロピン類とのエス
テル化およびその後の数種のハロゲン化アルキル類また
は硫酸アルキル類を用いる第三級塩基類の第四級化によ
り、気管−気管支管に関する顕著な鎮痙性を有する多種
の化合物類が提供される。これらの薬学的性質は、胃腸
器管用の鎮痙薬としてすでに開示されている一連の2−
フェニル−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸の塩基
性エステル類には現われなかった(英国特許1194280お
よび米国特許3,699,109)。
テル化およびその後の数種のハロゲン化アルキル類また
は硫酸アルキル類を用いる第三級塩基類の第四級化によ
り、気管−気管支管に関する顕著な鎮痙性を有する多種
の化合物類が提供される。これらの薬学的性質は、胃腸
器管用の鎮痙薬としてすでに開示されている一連の2−
フェニル−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸の塩基
性エステル類には現われなかった(英国特許1194280お
よび米国特許3,699,109)。
薬学的観点からは、本発明の化合物類はある種の気管−
気管支円滑筋中で特に強力かつ長期に継続するムスカリ
ン剤により誘発されるような気管−気管支円滑筋の痙攣
に対して抑制活性を示す。さらに、ある種の化合物類は
PAF−アセサーにより誘発される気管支痙攣に対してさ
え活性であるため抗−ムスカリン型の抗気管支痙攣薬に
関する特徴もあり、該PAF−アセサーとは最近同定され
そして重要性がさらに証明されてきている気管支ぜんそ
くの強力な仲介物質である(ページ(Page)他、TIPS、
5、239、1984;モレリー(Morely)他、Lancet ii、114
2、1984)。この活性によって、それらはPAF−アセサー
誘発性気管支痙攣に関する活性を有していない標準的な
抗−ムスカリン化合物類とは性質的に区別される。
気管支円滑筋中で特に強力かつ長期に継続するムスカリ
ン剤により誘発されるような気管−気管支円滑筋の痙攣
に対して抑制活性を示す。さらに、ある種の化合物類は
PAF−アセサーにより誘発される気管支痙攣に対してさ
え活性であるため抗−ムスカリン型の抗気管支痙攣薬に
関する特徴もあり、該PAF−アセサーとは最近同定され
そして重要性がさらに証明されてきている気管支ぜんそ
くの強力な仲介物質である(ページ(Page)他、TIPS、
5、239、1984;モレリー(Morely)他、Lancet ii、114
2、1984)。この活性によって、それらはPAF−アセサー
誘発性気管支痙攣に関する活性を有していない標準的な
抗−ムスカリン化合物類とは性質的に区別される。
本発明の目的はまた、反応式1に示されている如くアシ
ル炭素原子のところの親核性置換反応を促進させるため
に使用される2−フェニル−2−シクロヘキセン−1−
カルボン酸およびフェニル−1−シクロヘキセン−1−
酢酸から選択される誘導体を、アルコール系ヒドロキシ
ル中にアシル炭素原子と結合可能な親核性の基を有する
トロピン、N−エチル−ノルトロピン、N−イソプロピ
ル−ノルトロピン、N−プロピル−ノルトロピンからな
る群から選択される塩基性アルコールと反応させること
からなるこの種類の化合物類の製造方法である。該反応
は非プロトン性溶媒中で、酸受体の存在下または不存在
下で、実施され、次に反応溶媒を標準的な工程により第
三級アミノエステル5を反応溶媒から単離し、それらを
塩基類として真空分別蒸留によりまたハロゲン化アルキ
ルとの塩類として結晶化により精製し、そして最後にこ
れらの塩基性エステル類を適当なハロゲン化アルキル類
または硫酸アルキル類との処理により転化させて対応す
る第四級アンモニウム誘導体類を与え、それらは冷却ま
たは適当な溶媒の添加による分離後に反応混合物から単
離することにより結晶性生成物類として得られる。
ル炭素原子のところの親核性置換反応を促進させるため
に使用される2−フェニル−2−シクロヘキセン−1−
カルボン酸およびフェニル−1−シクロヘキセン−1−
酢酸から選択される誘導体を、アルコール系ヒドロキシ
ル中にアシル炭素原子と結合可能な親核性の基を有する
トロピン、N−エチル−ノルトロピン、N−イソプロピ
ル−ノルトロピン、N−プロピル−ノルトロピンからな
る群から選択される塩基性アルコールと反応させること
からなるこの種類の化合物類の製造方法である。該反応
は非プロトン性溶媒中で、酸受体の存在下または不存在
下で、実施され、次に反応溶媒を標準的な工程により第
三級アミノエステル5を反応溶媒から単離し、それらを
塩基類として真空分別蒸留によりまたハロゲン化アルキ
ルとの塩類として結晶化により精製し、そして最後にこ
れらの塩基性エステル類を適当なハロゲン化アルキル類
または硫酸アルキル類との処理により転化させて対応す
る第四級アンモニウム誘導体類を与え、それらは冷却ま
たは適当な溶媒の添加による分離後に反応混合物から単
離することにより結晶性生成物類として得られる。
反応式1では、式1中でn=0である場合を説明してい
るが、反応式はn=1であってもすなわち化合物3aから
出発しても変わらない。
るが、反応式はn=1であってもすなわち化合物3aから
出発しても変わらない。
上記式中、Q=−Cl、−OCH3であり、そしてR、R′お
よびXは上記の意味を有する。
よびXは上記の意味を有する。
公知の方法に従い製造される中間生成物であるN−アル
キル−ノルトロピン類は式4により示されるエンド配置
を有し、そして科学的にはエンド−8−アルキル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オール類と
して定義されている。これらのアザビシクロオクタンオ
ール類を実施例2、4、5、6および7中に詳細に記さ
れている実験条件下でエステル化するとエンド配置を有
する式5の塩基性エステル類が生成する。
キル−ノルトロピン類は式4により示されるエンド配置
を有し、そして科学的にはエンド−8−アルキル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オール類と
して定義されている。これらのアザビシクロオクタンオ
ール類を実施例2、4、5、6および7中に詳細に記さ
れている実験条件下でエステル化するとエンド配置を有
する式5の塩基性エステル類が生成する。
一方、実施例3中に記されている条件に従ってN−アル
キル−ノルトロピン類を適当な溶媒中で金属カリウムで
予め処理することによりエステル化を実施する場合に
は、トロピン酸および擬トロピン酸エステル類の、すな
わちエンドおよびエキソ形(eso form)の、混合物が得
られ、そこから式6のエキソ異性体が得られる。
キル−ノルトロピン類を適当な溶媒中で金属カリウムで
予め処理することによりエステル化を実施する場合に
は、トロピン酸および擬トロピン酸エステル類の、すな
わちエンドおよびエキソ形(eso form)の、混合物が得
られ、そこから式6のエキソ異性体が得られる。
式5および式6のエステル類の第三級Nを第四級化する
と式2および2aの第四級アンモニウム誘導体類が生成
し、それは窒素原子のところのアルキル基の攻撃が赤道
位置で立体特異的に起きることを示している。
と式2および2aの第四級アンモニウム誘導体類が生成
し、それは窒素原子のところのアルキル基の攻撃が赤道
位置で立体特異的に起きることを示している。
第三級塩基性エステル類(5および6)並びにそれらの
第四級アンモニウム誘導体類(1および2a)の配置はス
ペクトル分析により示され、それらは同様な化合物類の
合成に関する文献中の報告によると示されている立体式
に相当している。
第四級アンモニウム誘導体類(1および2a)の配置はス
ペクトル分析により示され、それらは同様な化合物類の
合成に関する文献中の報告によると示されている立体式
に相当している。
2−フェニル−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸は
米国特許3,699,109の方法に従い製造されており、一方
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ
(J.Chem.Soc.)1936、71中に開示されている2−フェ
ニル−1−シクロヘキセン−1−酢酸は公知の方法に従
う合成により製造されている。また、N−アルキル−ノ
ルトロピン類は文献中に記されている方法に従う合成に
より製造されている(レロイ(Le Roy)、キーグル(Ke
agle)、ハーツング(Hartung)、サ・ジャーナル・オ
ブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(J.Am.C
hem.Soc.)、68、1608−10、1946)。
米国特許3,699,109の方法に従い製造されており、一方
ザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ
(J.Chem.Soc.)1936、71中に開示されている2−フェ
ニル−1−シクロヘキセン−1−酢酸は公知の方法に従
う合成により製造されている。また、N−アルキル−ノ
ルトロピン類は文献中に記されている方法に従う合成に
より製造されている(レロイ(Le Roy)、キーグル(Ke
agle)、ハーツング(Hartung)、サ・ジャーナル・オ
ブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(J.Am.C
hem.Soc.)、68、1608−10、1946)。
本発明の化合物類は、それらの抗−気管支痙攣性を証明
するのに適している試験管内および成体内試験により薬
学的に研究された。第四級アンモニウム誘導体類が試験
管内でメタコリンにより誘発される気管の痙攣を緩和さ
せる強力な活性を示し、その活性は一般的に第三級塩基
性アミノエステル類に比べて5、6倍程度強いというこ
とが見出された。静脈内および吸入法による投与後の王
体内試験での顕著な抗−気管支痙攣活性は前記の活性に
対応している。さらに、市販の抗−ムスカリン系抗−気
管支痙攣化合物類とは異なり、PAF−アセーターおよび
このぜんそく仲介物質の役割に多分関連しているであろ
うPAF−アセーターの他の生物学的活性により誘発され
る気管支痙攣の抑制における強力な活性も示している。
するのに適している試験管内および成体内試験により薬
学的に研究された。第四級アンモニウム誘導体類が試験
管内でメタコリンにより誘発される気管の痙攣を緩和さ
せる強力な活性を示し、その活性は一般的に第三級塩基
性アミノエステル類に比べて5、6倍程度強いというこ
とが見出された。静脈内および吸入法による投与後の王
体内試験での顕著な抗−気管支痙攣活性は前記の活性に
対応している。さらに、市販の抗−ムスカリン系抗−気
管支痙攣化合物類とは異なり、PAF−アセーターおよび
このぜんそく仲介物質の役割に多分関連しているであろ
うPAF−アセーターの他の生物学的活性により誘発され
る気管支痙攣の抑制における強力な活性も示している。
ある種の系統の力を下表1に報告されているいくつかの
実験要素の比較値により表わすことができ(ヨーロッピ
アン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ(Eur.Jour
nal of Pharm.)、126、81、1986参照):IC50として表
わされる、メタコリンにより誘発されたモルモットの単
離された気管の収縮を緩和させる活性はほとんどの活性
化合物に関して1.1×10-9M〜3.0×10-11Mの間程度の
値であり、それと比較してアトロピンおよび臭化イプラ
トロピウムのIC50はそれぞれ6.9×10-9および2.0×10-9
Mである. ED50として表わされる覚醒モルモット中でアセチルコリ
ンエーロゾルにより誘発される気管支痙攣を抑制する活
性の実験値は表2中に報告されており(ヨーロッピアン
・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ(Eur.Journal
of Pharm.)、126、81、1986参照)そしてそれらは8〜
57ノ ナモルkg-1の間であり、それと比較してアトロピ
ンおよび臭化イプラトロピウムのED50値はそれぞれ68お
よび12ナノモルkg-1であった。
実験要素の比較値により表わすことができ(ヨーロッピ
アン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ(Eur.Jour
nal of Pharm.)、126、81、1986参照):IC50として表
わされる、メタコリンにより誘発されたモルモットの単
離された気管の収縮を緩和させる活性はほとんどの活性
化合物に関して1.1×10-9M〜3.0×10-11Mの間程度の
値であり、それと比較してアトロピンおよび臭化イプラ
トロピウムのIC50はそれぞれ6.9×10-9および2.0×10-9
Mである. ED50として表わされる覚醒モルモット中でアセチルコリ
ンエーロゾルにより誘発される気管支痙攣を抑制する活
性の実験値は表2中に報告されており(ヨーロッピアン
・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ(Eur.Journal
of Pharm.)、126、81、1986参照)そしてそれらは8〜
57ノ ナモルkg-1の間であり、それと比較してアトロピ
ンおよび臭化イプラトロピウムのED50値はそれぞれ68お
よび12ナノモルkg-1であった。
さらに、本発明の化合物とすでに公知の抗ムスカリン型
の抵気管支痙攣性化合物類とを明確に区別している性質
は、PAF−アセーターにより誘発される気管支痙攣に対
するそれらの抑制活性である。本発明のある種の化合物
類の抑制活性の実験値を表3に示す(エージェント・ア
ンド・アクション(Agent and Action)、19、246頁、1
986、Subissi A参照)。
の抵気管支痙攣性化合物類とを明確に区別している性質
は、PAF−アセーターにより誘発される気管支痙攣に対
するそれらの抑制活性である。本発明のある種の化合物
類の抑制活性の実験値を表3に示す(エージェント・ア
ンド・アクション(Agent and Action)、19、246頁、1
986、Subissi A参照)。
この意味において最も強力な化合物である実施例21の化
合物は麻酔をかけられたモルモット中でPAF−アセータ
−により誘発される気管支痙攣を0.8μモル/kg-1のED
50で実際に抑制するが、アトロピンおよび臭化イプラト
ロピウムは3μモル/kg-1まで完全に不活性である。
合物は麻酔をかけられたモルモット中でPAF−アセータ
−により誘発される気管支痙攣を0.8μモル/kg-1のED
50で実際に抑制するが、アトロピンおよび臭化イプラト
ロピウムは3μモル/kg-1まで完全に不活性である。
次の表4は表3の化合物類の急性毒性を示している。
該化合物はさらにこのぜんそく仲介物質の役割に多分関
連しているであろうPAF−アセーターの他の生物学的活
性も示す。これらの薬学的結果は、胃腸管および気管支
−肺管中での第四級アンモニウム誘導体類の劣悪な吸収
と組み合わされて、本発明の化合物に有利な薬学的毒性
および薬力学的特徴を与え、それによりそれらは吸入法
による投与に適している実質的に副作用のない気管−閉
鎖形の治療において使用できる薬として提唱される。
連しているであろうPAF−アセーターの他の生物学的活
性も示す。これらの薬学的結果は、胃腸管および気管支
−肺管中での第四級アンモニウム誘導体類の劣悪な吸収
と組み合わされて、本発明の化合物に有利な薬学的毒性
および薬力学的特徴を与え、それによりそれらは吸入法
による投与に適している実質的に副作用のない気管−閉
鎖形の治療において使用できる薬として提唱される。
本発明の化合物類、それらの製造方法、およびそれらの
薬学的使用のための薬学的調合物を下記の実施例に示す
が、それらは主題を説明するためのものであり限定する
ためのものではない。
薬学的使用のための薬学的調合物を下記の実施例に示す
が、それらは主題を説明するためのものであり限定する
ためのものではない。
実施例1 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式5) 6.5g(0.038モル)のエンド−8−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オールおよ
び3.87g(0.038モル)のトリエチルアミンの77mlの1,2
−ジクロロエタン中の35℃に加熱されている溶液を攪拌
しながら、8.37g(0.038モル)の2−フェニル−2−シ
クロヘキセン−カルボン酸クロライドの溶液に滴々添加
した。
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式5) 6.5g(0.038モル)のエンド−8−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オールおよ
び3.87g(0.038モル)のトリエチルアミンの77mlの1,2
−ジクロロエタン中の35℃に加熱されている溶液を攪拌
しながら、8.37g(0.038モル)の2−フェニル−2−シ
クロヘキセン−カルボン酸クロライドの溶液に滴々添加
した。
塩化物の添加が完了した時に外部浴の温度を90℃にし、
そして反応混合物の加熱を攪拌下で20時間続けた。反応
混合物を放置して室温に冷却し、次に冷蔵庫中で0℃に
12時間静かに保った。真空下での過により結晶性沈澱
を集め、それをフィルター上でエーテルで洗浄し、そし
て乾燥した。残渣は反応中に生成した理論重量の約80%
のトリエチルアミン塩酸塩からなっていた。液を次に
真空下で蒸発乾固し、そして油状残渣を80mlのエーテル
で処理した。得られたエーテル懸濁液を50mlの10%希HC
lで抽出し、 そして酸性水溶液を攪拌しながら数部分のNaHCO3で中和
が完了するまで処理した。生成した懸濁液を数部分のエ
ーテルで抽出し、エーテル抽出物を一緒にし、無水Na2S
O4上で脱水し、そして真空下で蒸発させた。油状残渣
(8.0g)を真空下で蒸留して、0.2mmHgにおいて171℃で
沸騰する留分を集めた。8.22g(収率6.0%)の98%の
純度(GLC,CSS)を有する単一アミノエステル得られ
た。構造を元素分析およびNMRスペクトルにより確認す
ると、エンド配置を有する異性体だけの存在が示され
た。(気体状HClで処理された塩基のエーテル溶液の沈
澱により製造された)塩酸塩は(イソプロパノールか
ら)196℃で融解した。
そして反応混合物の加熱を攪拌下で20時間続けた。反応
混合物を放置して室温に冷却し、次に冷蔵庫中で0℃に
12時間静かに保った。真空下での過により結晶性沈澱
を集め、それをフィルター上でエーテルで洗浄し、そし
て乾燥した。残渣は反応中に生成した理論重量の約80%
のトリエチルアミン塩酸塩からなっていた。液を次に
真空下で蒸発乾固し、そして油状残渣を80mlのエーテル
で処理した。得られたエーテル懸濁液を50mlの10%希HC
lで抽出し、 そして酸性水溶液を攪拌しながら数部分のNaHCO3で中和
が完了するまで処理した。生成した懸濁液を数部分のエ
ーテルで抽出し、エーテル抽出物を一緒にし、無水Na2S
O4上で脱水し、そして真空下で蒸発させた。油状残渣
(8.0g)を真空下で蒸留して、0.2mmHgにおいて171℃で
沸騰する留分を集めた。8.22g(収率6.0%)の98%の
純度(GLC,CSS)を有する単一アミノエステル得られ
た。構造を元素分析およびNMRスペクトルにより確認す
ると、エンド配置を有する異性体だけの存在が示され
た。(気体状HClで処理された塩基のエーテル溶液の沈
澱により製造された)塩酸塩は(イソプロパノールか
ら)196℃で融解した。
実施例2 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式5) 機械的攪拌機を有しそして蒸留機と連結している反応容
器に、順番に、7g(0.032モル)の2−フェニル−2−
シクロヘキセン−1−カルボン酸メチル、22mgの製造し
たてのCH3ONa(0.4ミリモル)および4g(0.0236モル)
のN−イソプロピル−ノルトロピンを充填した。連続的
に攪拌しながら、均質懸濁液状の反応混合物を35−40mm
Hgの圧力に保ちながら徐々に140℃に加熱した。10時間
の加熱後に反応混合物を40mlのトルエンと一緒にし、そ
して生成した懸濁液を真空下で過して未反応のN−イ
ソプロピル−ノルトロピンを回収した。トルエン濾液を
25mlの10%HClで抽出し、そして酸の水性抽出物を飽和N
aHCO3溶液で中和し、そして20mlのジクロロメタンで抽
出した。脱水および有機溶液の真空下での蒸発後に、希
望するアミノエステルが98%以上の純度で得られた。
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式5) 機械的攪拌機を有しそして蒸留機と連結している反応容
器に、順番に、7g(0.032モル)の2−フェニル−2−
シクロヘキセン−1−カルボン酸メチル、22mgの製造し
たてのCH3ONa(0.4ミリモル)および4g(0.0236モル)
のN−イソプロピル−ノルトロピンを充填した。連続的
に攪拌しながら、均質懸濁液状の反応混合物を35−40mm
Hgの圧力に保ちながら徐々に140℃に加熱した。10時間
の加熱後に反応混合物を40mlのトルエンと一緒にし、そ
して生成した懸濁液を真空下で過して未反応のN−イ
ソプロピル−ノルトロピンを回収した。トルエン濾液を
25mlの10%HClで抽出し、そして酸の水性抽出物を飽和N
aHCO3溶液で中和し、そして20mlのジクロロメタンで抽
出した。脱水および有機溶液の真空下での蒸発後に、希
望するアミノエステルが98%以上の純度で得られた。
実施例3 エキソ−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式6) 1.15g(0.0068モル)のエンド−8−イソプロピル−8
−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オールお
よび0.27g(0.0069g原子)の金属カリウムの18mlのトル
エン中懸濁液を攪拌しながら、アミノアルコールのカリ
ウム塩の生成が完了するまで、窒素雰囲気下で110℃に
8時間保った。反応混合物を室温に冷却した時点で、氷
で外部から冷却されている懸濁液に攪拌しながら1.49g
の2−フェニル−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸
クロライドの5mlのトルエン中溶液を加えた。
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH(CH3)2)である式6) 1.15g(0.0068モル)のエンド−8−イソプロピル−8
−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−3−オールお
よび0.27g(0.0069g原子)の金属カリウムの18mlのトル
エン中懸濁液を攪拌しながら、アミノアルコールのカリ
ウム塩の生成が完了するまで、窒素雰囲気下で110℃に
8時間保った。反応混合物を室温に冷却した時点で、氷
で外部から冷却されている懸濁液に攪拌しながら1.49g
の2−フェニル−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸
クロライドの5mlのトルエン中溶液を加えた。
懸濁液を120℃において攪拌しながら5時間還流させ
た。無機沈澱を濾過により除去し、トルエン濾液を真空
蒸発させて、油状残渣を得、それをエーテル中へ溶解さ
せ、10%希HClで抽出し、該水溶液をNaHCO3で中和し、
そして再び得られた濃い油をエーテルで抽出することに
より精製した。
た。無機沈澱を濾過により除去し、トルエン濾液を真空
蒸発させて、油状残渣を得、それをエーテル中へ溶解さ
せ、10%希HClで抽出し、該水溶液をNaHCO3で中和し、
そして再び得られた濃い油をエーテルで抽出することに
より精製した。
1.1g(収率45%)の単一のアミノエステルが0.05mmHg下
165℃で沸とうする濃い油状で得られ(GLCおよびCSS分
析)、それは元素および化学物理分析(IRおよびNMRス
ペクトル)により希望するアミノエステルのエキソ形で
あると固定された。
165℃で沸とうする濃い油状で得られ(GLCおよびCSS分
析)、それは元素および化学物理分析(IRおよびNMRス
ペクトル)により希望するアミノエステルのエキソ形で
あると固定された。
実施例4 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH3である式5) 25mlの1,2−ジクロロエタン中で1.5g(0.01モル)のエ
ンド−8−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン−3−オール、1.01g(0.01モル)のトリエチル
アミンおよび2.25g(0.01モル)の2−フェニル−2−
シクロヘキセン−1−カルボン酸クロライドから出発し
て、実施例1に記されている方法に従い、この化合物を
製造した。エーテル抽出物の蒸発により得られた生成物
は実施例1とは異なり分解のために真空蒸留することは
できず、従って濃い油であるアミノエステルは分析的
(GLC、CSS)に純粋となるまで、ガラス状の固体である
塩酸塩への転化およびその後のNaHCO3を用いる塩基へ戻
すことを繰り返して精製した。構造および配置は元素分
析およびNMRスペクトルにより確認された。純粋な最終
的生成物(純度98%)の収率は58.7%であった。m.p
(ハイドロクロライド):161〜162℃(分解) 実施例5 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8−アザ
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3である式5) それは、60mlの1,2−ジクロロエタン中で4.3g(0.25モ
ル)のエンド−8−プロピル−8−アザビシクロ−[3.
2.1]−オクタン−3−オール、2.52g(0.025モル)の
トリエチルアミンおよび5.50g(0.025モル)の2−フェ
ニル−2−シクロヘキセン1−カルボン酸クロライドか
ら実施例1に記されている方法に従い製造された。
−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH3である式5) 25mlの1,2−ジクロロエタン中で1.5g(0.01モル)のエ
ンド−8−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン−3−オール、1.01g(0.01モル)のトリエチル
アミンおよび2.25g(0.01モル)の2−フェニル−2−
シクロヘキセン−1−カルボン酸クロライドから出発し
て、実施例1に記されている方法に従い、この化合物を
製造した。エーテル抽出物の蒸発により得られた生成物
は実施例1とは異なり分解のために真空蒸留することは
できず、従って濃い油であるアミノエステルは分析的
(GLC、CSS)に純粋となるまで、ガラス状の固体である
塩酸塩への転化およびその後のNaHCO3を用いる塩基へ戻
すことを繰り返して精製した。構造および配置は元素分
析およびNMRスペクトルにより確認された。純粋な最終
的生成物(純度98%)の収率は58.7%であった。m.p
(ハイドロクロライド):161〜162℃(分解) 実施例5 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8−アザ
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3である式5) それは、60mlの1,2−ジクロロエタン中で4.3g(0.25モ
ル)のエンド−8−プロピル−8−アザビシクロ−[3.
2.1]−オクタン−3−オール、2.52g(0.025モル)の
トリエチルアミンおよび5.50g(0.025モル)の2−フェ
ニル−2−シクロヘキセン1−カルボン酸クロライドか
ら実施例1に記されている方法に従い製造された。
最終的化合物の精製は、イソプロパノールから結晶化し
た塩酸塩の気体状HClを用いる処理によりエーテル溶液
から塩基性アミノエステルを沈澱させることにより行な
われた。水溶液中でのNaHCO3を用いる置換およびエーテ
ルを用いる抽出により、希望する純粋なアミノエステル
が樹脂状の油の形状で47%の収率(元素分析、GLCおよ
びCSS)で得られ、それの配置はIRおよびNMRスペクトル
により示された。(イソプロパノールからの)結晶性沈
澱は158℃で融解した。
た塩酸塩の気体状HClを用いる処理によりエーテル溶液
から塩基性アミノエステルを沈澱させることにより行な
われた。水溶液中でのNaHCO3を用いる置換およびエーテ
ルを用いる抽出により、希望する純粋なアミノエステル
が樹脂状の油の形状で47%の収率(元素分析、GLCおよ
びCSS)で得られ、それの配置はIRおよびNMRスペクトル
により示された。(イソプロパノールからの)結晶性沈
澱は158℃で融解した。
実施例6 エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセン−1
−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−アザビシクロ
−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、R′=X=−である式1) それは、実施例1に記されている方法に従い100mlの1,2
−ジクロロエタン中で5.5g(0.039モル)のエンド−8
−メチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−
3−オール、3.95g(0.039モル)のトリエチルアミンお
よび13.8g(0.039モル)の2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−酢酸クロライドから製造された。粗製反応生成
物を、0.1mmHgにおいて176−178℃で沸騰する留分を蒸
留収集することにより、精製した。9gの油(収率68%)
が得られ、それは希望する化合物に相当していた(GL
C、CSSおよび元素分析)。配置はIRおよびNMRスペクト
ルにより確認された。
−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−アザビシクロ
−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、R′=X=−である式1) それは、実施例1に記されている方法に従い100mlの1,2
−ジクロロエタン中で5.5g(0.039モル)のエンド−8
−メチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン−
3−オール、3.95g(0.039モル)のトリエチルアミンお
よび13.8g(0.039モル)の2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−酢酸クロライドから製造された。粗製反応生成
物を、0.1mmHgにおいて176−178℃で沸騰する留分を蒸
留収集することにより、精製した。9gの油(収率68%)
が得られ、それは希望する化合物に相当していた(GL
C、CSSおよび元素分析)。配置はIRおよびNMRスペクト
ルにより確認された。
実施例7 エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセン−1
−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、R′=−、X=−である
式1) それは、実施例1に記載されている方法に従い25mlの1,
2−ジクロロエタン中で2.5g(0.015モル)のエンド−8
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タン−3−オール、1.52g(0.015モル)のトリエチルア
ミンおよび5.3g0015モル)の2−フェニル−2−シクロ
ヘキセン−1−酢酸クロライドから製造された。希望す
るアミノエステルは(ヘキサンから)84℃で融解する結
晶性固体生成物の形状で、54%の収率で得られた。純
度、構造および配置は、GLC、CSS、元素分析並びにIRお
よびNMRスペクトルにより確認された。無水の気体状HCl
で処理された塩基のエーテル溶液から沈澱した塩酸塩は
205℃で(イソプロパノールから)沈澱した。
−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、R′=−、X=−である
式1) それは、実施例1に記載されている方法に従い25mlの1,
2−ジクロロエタン中で2.5g(0.015モル)のエンド−8
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タン−3−オール、1.52g(0.015モル)のトリエチルア
ミンおよび5.3g0015モル)の2−フェニル−2−シクロ
ヘキセン−1−酢酸クロライドから製造された。希望す
るアミノエステルは(ヘキサンから)84℃で融解する結
晶性固体生成物の形状で、54%の収率で得られた。純
度、構造および配置は、GLC、CSS、元素分析並びにIRお
よびNMRスペクトルにより確認された。無水の気体状HCl
で処理された塩基のエーテル溶液から沈澱した塩酸塩は
205℃で(イソプロパノールから)沈澱した。
実施例8 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジメチル−8−アゾニア
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン(n=1、R=R′=
−CH3、X=Jである式1) 4g(11.78モル)のエンド−3−(2−フェニル−1−
シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル
−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン(実施例
6)を20mlのアセトニトリル中に溶解させ、9.2g(4ml
のヨウ化メチル(64.2ミリモル)で処理し、そして生成
した溶液を閉鎖容器中で50℃に10時間加熱した。冷却に
より結晶性固体が瞬間的に沈澱し、それを濾過により集
め、フィルター上でエーテルで洗浄し、そして253℃の
一定融点となるまでメタノールからの結晶化により精製
した。希望する純粋な生成物が76%の収率で得られた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジメチル−8−アゾニア
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン(n=1、R=R′=
−CH3、X=Jである式1) 4g(11.78モル)のエンド−3−(2−フェニル−1−
シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル
−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン(実施例
6)を20mlのアセトニトリル中に溶解させ、9.2g(4ml
のヨウ化メチル(64.2ミリモル)で処理し、そして生成
した溶液を閉鎖容器中で50℃に10時間加熱した。冷却に
より結晶性固体が瞬間的に沈澱し、それを濾過により集
め、フィルター上でエーテルで洗浄し、そして253℃の
一定融点となるまでメタノールからの結晶化により精製
した。希望する純粋な生成物が76%の収率で得られた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
実施例9 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−エチル
−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、R′=−C2H5、X=Jである式
1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化エチルから製造されて、(エタノールから)196℃
で融解する結晶性生成物を与えた。構造は元素分析並び
にIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−エチル
−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、R′=−C2H5、X=Jである式
1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化エチルから製造されて、(エタノールから)196℃
で融解する結晶性生成物を与えた。構造は元素分析並び
にIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例10 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−プロピ
ル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、 R′=−CH2CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化エチルから製造されて、(イソプロパノールから)
194℃で融解する結晶性生成物を与えた。構造は元素分
析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−プロピ
ル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、 R′=−CH2CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化エチルから製造されて、(イソプロパノールから)
194℃で融解する結晶性生成物を与えた。構造は元素分
析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例11 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−イソプ
ロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパノール
から)228℃で融解する結晶性生成物を与えた。構造は
元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認され
た。
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−イソプ
ロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−メチ
ル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンおよびヨ
ウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパノール
から)228℃で融解する結晶性生成物を与えた。構造は
元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認され
た。
実施例12 ヨウ化エキソ−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=Jである式2a) それは実施例8に従いエキソ−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)213℃で融解する結晶性生成物を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=Jである式2a) それは実施例8に従いエキソ−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)213℃で融解する結晶性生成物を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
実施例13 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)237℃で融解する結晶性生成物を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)237℃で融解する結晶性生成物を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
実施例14 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化エチルから製造されて、(無水エタノ
ールから)232−232℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化エチルから製造されて、(無水エタノ
ールから)232−232℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
実施例15 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−プロピル−8−アゾニアビシクロー[3.2.1]−
オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) 0.6g(1.7ミリモル)のエンド−3−(2−フェニル−
2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シ
ン−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン(実施例1)を3mlのプロピルアルコール中に溶
解させ、そして0.58g(3.4ミリモル)のヨウ化n−プロ
ピルで処理した。生成した溶液を閉鎖容器中で80℃に15
時間加熱した。室温に冷却後に、反応混合物を0℃に12
時間静かに保つと、その間に結晶性沈澱が生成し、それ
を真空濾過により集めた。濾液を真空下で蒸発乾固し、
油状残渣(0.3g、0.85ミルモル)を2mlのプロパノール
中に溶解させ、0.29g(1.7ミリモル)のヨウ化n−プロ
ピルで処理し、そして上記の如く24時間加熱した。冷却
しそして0℃に24時間静かに保った後に、第二部分の沈
澱が得られ、それを集めそして第一部分と一緒にした。
このようにして得られた固体をn−プロピルアルコール
から再結晶化させると、0.42g(47%)の177℃で融解す
る結晶性生成物が得られた。元素分析および物理化学的
分析(CSSおよびNMRスペクトル)が固体の構造および配
置を確認した。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−プロピル−8−アゾニアビシクロー[3.2.1]−
オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) 0.6g(1.7ミリモル)のエンド−3−(2−フェニル−
2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シ
ン−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン(実施例1)を3mlのプロピルアルコール中に溶
解させ、そして0.58g(3.4ミリモル)のヨウ化n−プロ
ピルで処理した。生成した溶液を閉鎖容器中で80℃に15
時間加熱した。室温に冷却後に、反応混合物を0℃に12
時間静かに保つと、その間に結晶性沈澱が生成し、それ
を真空濾過により集めた。濾液を真空下で蒸発乾固し、
油状残渣(0.3g、0.85ミルモル)を2mlのプロパノール
中に溶解させ、0.29g(1.7ミリモル)のヨウ化n−プロ
ピルで処理し、そして上記の如く24時間加熱した。冷却
しそして0℃に24時間静かに保った後に、第二部分の沈
澱が得られ、それを集めそして第一部分と一緒にした。
このようにして得られた固体をn−プロピルアルコール
から再結晶化させると、0.42g(47%)の177℃で融解す
る結晶性生成物が得られた。元素分析および物理化学的
分析(CSSおよびNMRスペクトル)が固体の構造および配
置を確認した。
実施例16 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−イソプロピル
−8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化イソプロピルから製造されて。(イソ
プロパノールから)175−177.5℃で融解する結晶性固体
を与えた。構造は元素分析並びににIRおよびNMRスペク
トルにより確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−イソプロピル
−8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化イソプロピルから製造されて。(イソ
プロパノールから)175−177.5℃で融解する結晶性固体
を与えた。構造は元素分析並びににIRおよびNMRスペク
トルにより確認された。
実施例17 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]
−オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化n−ブチルから製造されて、(アセト
ニトリルから)184℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]
−オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化n−ブチルから製造されて、(アセト
ニトリルから)184℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
実施例18 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−イソ−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化イソブチルから製造されて、(アセト
ニトリルから)166℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びににIRおよびNMRスペクトルにより
確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−イソ−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン (R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよびヨウ化イソブチルから製造されて、(アセト
ニトリルから)166℃で融解する結晶性固体を与えた。
構造は元素分析並びににIRおよびNMRスペクトルにより
確認された。
実施例19 臭化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−シクロプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよび臭化シクロプロピルから製造されて、(アセ
トニトリル/エーテル1:1から)193−195℃で融解する
結晶性固体を与えた。構造は元素分析並びにIRおよびNM
Rスペクトルにより確認された。
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−シクロプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよび臭化シクロプロピルから製造されて、(アセ
トニトリル/エーテル1:1から)193−195℃で融解する
結晶性固体を与えた。構造は元素分析並びにIRおよびNM
Rスペクトルにより確認された。
実施例20 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−エチル−アゾ
ニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化エチルから製造されて、(アセトニトリルか
ら)238℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−エチル−アゾ
ニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化エチルから製造されて、(アセトニトリルか
ら)238℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例22 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
n−プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例15に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化n−プロピルから製造されて、(n−プロパ
ノールから)178℃で融解する結晶性固体を与えた。構
造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認
された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
n−プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例15に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化n−プロピルから製造されて、(n−プロパ
ノールから)178℃で融解する結晶性固体を与えた。構
造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認
された。
実施例23 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)183−185℃で融解する固体を与えた。構造
は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認さ
れた。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)183−185℃で融解する固体を与えた。構造
は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認さ
れた。
実施例24 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)184〜186℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH3、 R′=−CH2-(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−エチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)184〜186℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
実施例25 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパノー
ルから)227℃で融解する固体を与えた。構造は元素分
析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化メチルから製造されて、(イソプロパノー
ルから)227℃で融解する固体を与えた。構造は元素分
析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例26 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化エチルから製造されて、(アセトニトリル
から)172−174℃で融解する固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化エチルから製造されて、(アセトニトリル
から)172−174℃で融解する固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例27 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−プロピル−8,8
−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化n−プロピルから製造されて、(アセトニ
トリルから)165−166℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−プロピル−8,8
−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化n−プロピルから製造されて、(アセトニ
トリルから)165−166℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
実施例28 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−
オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化イソプロピルから製造されて、(アセトニ
トリルから)168−170℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−
オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化イソプロピルから製造されて、(アセトニ
トリルから)168−170℃で融解する結晶性固体を与え
た。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルによ
り確認された。
実施例29 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH2-CH3、 X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化n−ブチルから製造されて、(アセトニト
リルから)187℃で融解する固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2-CH2-CH2-CH3、 X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化n−ブチルから製造されて、(アセトニト
リルから)187℃で融解する固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例30 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化イソブチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)153−155℃で融解する固体を与えた。構造
は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認さ
れた。
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH2−CH(CH3)2、X=Jである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
およびヨウ化イソブチルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)153−155℃で融解する固体を与えた。構造
は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認さ
れた。
実施例31 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化メチルから製造されて、(メタノールから)
248ー250℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化メチルから製造されて、(メタノールから)
248ー250℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例32 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化エチルから製造されて、(メタノールから)
256−259℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH3、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化エチルから製造されて、(メタノールから)
256−259℃で融解する結晶性固体を与えた。構造は元素
分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認された。
実施例33 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8ーシン−イソプロピル−8−
プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式1) それは実施例15に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化n−プロピルから出発して製造されて、(n
−プロパノールから)249℃で融解する結晶性固体を与
えた。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルに
より確認された。
ン−1−アセトキシ)−8ーシン−イソプロピル−8−
プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH2-CH2-CH3、X=Jである式1) それは実施例15に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化n−プロピルから出発して製造されて、(n
−プロパノールから)249℃で融解する結晶性固体を与
えた。構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルに
より確認された。
実施例34 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジ−イソプロピル−8−
アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)248℃で融ニアる結晶性固体を与えた。構
造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認
された。
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジ−イソプロピル−8−
アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (n=1、R=−CH(CH3)2、 R′=−CH(CH3)2、X=Jである式1) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−アセトキシ)−8−シン−イソ
プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よびヨウ化イソプロピルから製造されて、(イソプロパ
ノールから)248℃で融ニアる結晶性固体を与えた。構
造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確認
された。
実施例35 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−
8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オク
タン (R=−CH−CH3、R′=R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) 0.72g(2.12ミリモル)の実施例4の塩基性アミノエス
テルの2mlのベンゼン中溶液を室温において0.504g(0.3
8ml)の硫酸ジメチル(4ミリモル)で処理した。混合
物を室温において12時間静かに保つと、その間に2時間
めから結晶性生成物が沈澱し、それを集め、ベンゼンか
らの結晶化により精製すると、それは129℃の融点(分
解を伴う)を有する無色の結晶形であった。
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−
8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オク
タン (R=−CH−CH3、R′=R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) 0.72g(2.12ミリモル)の実施例4の塩基性アミノエス
テルの2mlのベンゼン中溶液を室温において0.504g(0.3
8ml)の硫酸ジメチル(4ミリモル)で処理した。混合
物を室温において12時間静かに保つと、その間に2時間
めから結晶性生成物が沈澱し、それを集め、ベンゼンか
らの結晶化により精製すると、それは129℃の融点(分
解を伴う)を有する無色の結晶形であった。
実施例36 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−メチル−
8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH3、R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−メチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よび硫酸ジメチルから出発して製造されて、(ベンセン
から)220℃で融解する結晶性の麦わら黄色の固体を与
えた。
キセン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジ−メチル−
8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH3、R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−メチル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタンお
よび硫酸ジメチルから出発して製造されて、(ベンセン
から)220℃で融解する結晶性の麦わら黄色の固体を与
えた。
構造は元素分析並びにIRおよびNMRスペクトルにより確
認された。
認された。
実施例37 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロ
ピル−8−メチル−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよび硫酸ジメチルから出発して製造された。それ
はベンゼンからの融点132℃を有する結晶性固体であっ
た。元素分析は求めていた構造に相当していた。
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロ
ピル−8−メチル−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、 X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オク
タンおよび硫酸ジメチルから出発して製造された。それ
はベンゼンからの融点132℃を有する結晶性固体であっ
た。元素分析は求めていた構造に相当していた。
実施例38 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−シン−プロピル−8
−メチル−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH3、X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
および硫酸ジメチルから出発して製造された。それは融
点121〜123℃(ベンゼンから)を有する結晶性固体であ
った。元素分析は求めていた構造に相当していた。
キセン−1−カルボニルオキシ)−シン−プロピル−8
−メチル−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン (R=−CH2-CH2-CH3、 R′=−CH3、X=−CH3SO4である式2) それは実施例35に従いエンド−3−(2−フェニル−1
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−プロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン
および硫酸ジメチルから出発して製造された。それは融
点121〜123℃(ベンゼンから)を有する結晶性固体であ
った。元素分析は求めていた構造に相当していた。
実施例39 臭化エンド−3−(2−フエニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オク
タン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、X=Brである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フエニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オク
タン及び臭化メチルより出発して製造された。融点262
℃(エタノールから)を有する結晶性固体。構造は元素
分析及びIRとNMRスペクトルにより確認された。
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オク
タン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH3、X=Brである式2) それは実施例8に従いエンド−3−(2−フエニル−2
−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン
−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オク
タン及び臭化メチルより出発して製造された。融点262
℃(エタノールから)を有する結晶性固体。構造は元素
分析及びIRとNMRスペクトルにより確認された。
実施例40 臭化エンド−3−(2−フエニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オク
タン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH2-CH3、x=Brである式
2) それは、実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−
シン−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−
オクタン及び臭化エチルより製造された。融点182〜183
℃(絶対エタノールから)を有する結晶性固体。構造は
元素分析及びIRとNMRスペクトルにより確認された。
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オク
タン (R=−CH(CH3)2、R′=−CH2-CH3、x=Brである式
2) それは、実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−
シン−イソプロピル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−
オクタン及び臭化エチルより製造された。融点182〜183
℃(絶対エタノールから)を有する結晶性固体。構造は
元素分析及びIRとNMRスペクトルにより確認された。
実施例41 臭化エンド−3−(2−フエニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−メ
チル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オクタン (R=−CH2-CH3、R′=−CH3、X=Brである式2) それは実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル−
2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シ
ン−エチル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オクタン
及び臭化メチルより製造された。融点226〜228℃(エタ
ノールから)を有する結晶性固体。構造は元素分析によ
り確認された。
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−メ
チル−8−アゾニアビシクロ−[3,2,1]−オクタン (R=−CH2-CH3、R′=−CH3、X=Brである式2) それは実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル−
2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シ
ン−エチル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オクタン
及び臭化メチルより製造された。融点226〜228℃(エタ
ノールから)を有する結晶性固体。構造は元素分析によ
り確認された。
実施例42 臭化エンド−3−(2−フエニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジエチル−8−アゾ
ニアザビシクロ−[3,2,1]−オクタン (R=−CH2-CH3、R′=−CH2−CH3、X=Brである式
2) それは、実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−
シン−エチル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オクタ
ン及び臭化メチルから製造された。融点198℃(エタノ
ールから)を有する結晶性固体が得られた。構造は元素
分析並びにIR及びNMRスペクトルにより確認された。
−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジエチル−8−アゾ
ニアザビシクロ−[3,2,1]−オクタン (R=−CH2-CH3、R′=−CH2−CH3、X=Brである式
2) それは、実施例8に従い、エンド−3−(2−フエニル
−2−シクロヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−
シン−エチル−8−アザビシクロ−[3,2,1]−オクタ
ン及び臭化メチルから製造された。融点198℃(エタノ
ールから)を有する結晶性固体が得られた。構造は元素
分析並びにIR及びNMRスペクトルにより確認された。
実施例43 推奨投与量の本発明化合物の吸入法による投与に適した
薬学的組成物の例 実施例21の化合物 mg 12 ソルビタントリオレエート mg 3 (Arlace185) Freon11 mg 5253 Freon12 mg 15750 合計 mg 21000 投与弁を備えている噴霧装置中に含有されているこのよ
うな薬学的調合物は20〜40μgの活性成分の単一測定投
与量を可能にする。
薬学的組成物の例 実施例21の化合物 mg 12 ソルビタントリオレエート mg 3 (Arlace185) Freon11 mg 5253 Freon12 mg 15750 合計 mg 21000 投与弁を備えている噴霧装置中に含有されているこのよ
うな薬学的調合物は20〜40μgの活性成分の単一測定投
与量を可能にする。
同様の薬学的組成物が本発明のその他の化合物について
調整され得る。
調整され得る。
治療学的使用に対する1日の薬量は1日当り各単一投与
量で2〜3スプレーし、3〜4回である。
量で2〜3スプレーし、3〜4回である。
Claims (11)
- 【請求項1】一般式: [式中、 n=0、1であり(そしてn=0の時には二重結合は2
−3−位置にあり、n=1の時には二重結合は1−2−
位置にある)、 R=−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、 −CH(CH3)2であり、 R′=−H、−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、−CH(CH3)2、−CH2-CH2-CH2-CH3、CH2
−CH(CH3)2であり、 X=C1、Br、I、CH3SO4であり、 n=1の場合のみRは−CH3である] を有する、フェニル−シクロヘキセン−カルボン酸およ
びフェニル−シクロヘキセン−酢酸とのN−アルキル−
ノルトロピンエステル類並びにそれらの第四級アンモニ
ウム誘導体類。 - 【請求項2】エンド−3−(2−フェニル−2−シクロ
ヘキセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプ
ロピル−8−アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 エキソ−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
アザビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン、 エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン−1
−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8−アザ
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセン−1
−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−アザビシクロ
−[3.2.1]−オクタン、 エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセン−1
−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−アザビ
シクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジメチル−8−アゾニア
ビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−エチル
−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−メチル−8−プロピ
ル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エキソ−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−
オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジイソプロピル−
8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]
−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル
−8−イソ−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン、 臭化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセン
−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロピル−
8−シクロプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.
1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
メチル−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジエチル−8−ア
ゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
n−プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−エチル−8−
イソブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オク
タン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジプロピル−8−
アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソプロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−
オクタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−n−ブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘキセ
ン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル−8
−イソブチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8−シン−イソプロピル−8−
プロピル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタ
ン、 ヨウ化エンド−3−(2−フェニル−1−シクロヘキセ
ン−1−アセトキシ)−8,8−ジイソプロピル−8−ア
ゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8,8−ジメチル−8
−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オクタン、 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−メチル−
8−エチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オク
タン、 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−イソプロ
ピル−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]
−オクタン、 メチル硫酸エンド−3−(2−フェニル−2−シクロヘ
キセン−1−カルボニルオキシ)−8−シン−プロピル
−8−メチル−8−アゾニアビシクロ−[3.2.1]−オ
クタン、 臭化エンド‐3-(2-フエニル‐2-シクロヘキセン‐1-カ
ルボニルオキシ)‐8-シン‐イソプロピル‐8-メチル‐
8-アゾニアビシクロ‐[3.2.1]‐オクタン、 臭化エンド‐3-(2-フエニル‐2-シクロヘキセン‐1-カ
ルボニルオキシ)‐8-シン‐イソプロピル‐8-エチル‐
8-アゾニアビシクロ‐[3.2.1]‐オクタン、 臭化エンド‐3-(2-フエニル‐2-シクロヘキセン‐1-カ
ルボニルオキシ)‐8-シン‐エチル‐8-メチル‐8-アゾ
ニアビシクロ‐[3.2.1]‐オクタン、 臭化エンド‐3-(2-フエニル‐2-シクロヘキセン‐1-カ
ルボニルオキシ)‐8,8-ジエチル‐8-アゾニアビシクロ
‐[3.2.1]‐オクタン であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
エステル類。 - 【請求項3】(a)アシル炭素原子のところの親核性置
換反応を促進させるために使用される2−フェニル−シ
クロヘキセン−1−カルボン酸および2−フエニル−1
−シクロヘキセン−1−酢酸から選択される酸の誘導体
を、トロピン、N−エチル−ノルトロピン、N−イソプ
ロピル−ノルトロピン、N−プロピル−ノルトロピンを
含む群から選択される塩基性アルコールと反応させ、こ
こで該反応を非プロトン性溶媒中で実施し、 (b)生成した第三級アミノエステルを反応溶媒から単
離し、(c)該第三級アミノエステルを精製し、そして
(d)適宜、ハロゲン化アルキルまたは硫酸アルキルを
用いて第四級アンモニウム誘導体に変えることを特徴と
する、一般式: [式中、 n=0、1であり(そしてn=0の時には二重結合は2
−3−位置にあり、n=1の時には二重結合は1−2−
位置にある)、 R=−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、 −CH(CH3)2であり、 R′=−H、−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、−CH(CH3)2、−CH2-CH2-CH2-CH3、CH2-
CH(CH3)2であり、 X=C1、Br、I、CH3SO4であり、 n=1の場合のみRは−CH3である] を有する、フェニル−シクロヘキセン−カルボン酸およ
びフェニル−シクロヘキセン−酢酸とのN−アルキル−
ノルトロピンエステル類並びにそれらの第四級アンモニ
ウム誘導体類の製造方法。 - 【請求項4】段階(a)を酸受体の存在下で実施するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】酸受体がトリエチルアミンであることを特
徴とする、特許請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】2−フェニル−シクロヘキセン−1−カル
ボン酸又は2−フェニル−シクロヘキセン−1−酢酸の
誘導体が酸塩化物およびアルキルエステルから選択され
ることを特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の方
法。 - 【請求項7】第三級アミノエステルの精製を塩基状で真
空分別蒸留により実施することを特徴とする、特許請求
の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項8】第三級アミノエステルの精製を水素化ハロ
ゲンとの塩状で結晶化により実施することを特徴とす
る、特許請求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項9】第四級アンモニウム誘導体を冷却または溶
媒添加による分離後に反応混合物から単離することを特
徴とする、特許請求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項10】一般的な賦形薬類と一緒にされた、活性
成分としての一般式: [式中、 n=0、1であり(そしてn=0の時には二重結合は2
−3−位置にあり、n=1の時には二重結合は1−2−
位置にある)、 R=−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、 −CH(CH3)2であり、 R′=−H、−CH3、−CH2-CH3、 −CH2-CH2-CH3、−CH(CH3)2、−CH2-CH2-CH2-CH3、CH2
-CH(CH3)2であり、 X=C1、Br、I、CH3SO4であり、 n=1の場合のみRは−CH3である] を有する、フェニル−シクロヘキセン−カルボン酸およ
びフェニル−シクロヘキセン−酢酸とのN−アルキル−
ノルトロピンエステル類並びにそれらの第四級アンモニ
ウム誘導体類を含有してなることを特徴とする抗気管支
痙攣活性を有する薬学的組成物。 - 【請求項11】吸入法による投与に適している形状であ
ることを特徴とする、特許請求の範囲第10項記載の薬学
的組成物。
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