JPH07233516A - 可動式除じんスクリーン - Google Patents

可動式除じんスクリーン

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JPH07233516A
JPH07233516A JP6199294A JP6199294A JPH07233516A JP H07233516 A JPH07233516 A JP H07233516A JP 6199294 A JP6199294 A JP 6199294A JP 6199294 A JP6199294 A JP 6199294A JP H07233516 A JPH07233516 A JP H07233516A
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JP
Japan
Prior art keywords
screen
upstream
downstream
water channel
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP6199294A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yamamoto
敬二 山本
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MARUSHIMA SANGYO KK
Original Assignee
MARUSHIMA SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡単化及びコスト低下を図る。 【構成】 水路1に設けられる可動式除じんスクリーン
であって、上流側スクリーン4と下流側スクリーン5と
が水平軸6を介して相互に回動可能に連結され、上流側
スクリーン4の上流側端4Aが水路底3側に水平軸8を
介して回動自在に軸支され、下流側スクリーン5の下流
側端5Bがスクリーン長手方向に移動可能でかつ回動可
能に水路1上方に設けたガイドレール10にガイドロー
ラ11及び水平軸12を介して取付けられ、水路側壁2
の天端上に設けたスクリーン起伏駆動装置14によりワ
イヤロープ21を介してスクリーン4、5の連結部近傍
を上下動させ、両スクリーン4、5を水平軸8、12を
中心として回動させ、常時は下流側スクリーン5により
水路1を横切るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上・下水処理場の水
路、取水路、その他の水路、河川等に配置される可動式
除じんスクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水路等に設置された除じんスクリ
ーンを可動式にした除じん機としては、実公昭60−3
8728号公報に開示されたものがある。この除じん機
は、水路等を横切って架設された上流側及び下流側の門
形除じん機架構と、該架構の夫々左右両側対向面に形成
されたガイドレールと、両架構上端間を連結する連結梁
と、ガイドレールに案内されて昇降せられる略L形の除
じんスクリーンと、各スクリーンのワイヤ巻胴式昇降装
置と、両除じんスクリーンに夫々端部が連結されかつ連
結梁に装着された少なくとも3個の定滑車と1個の動滑
車に巻装されているワイヤロープと、動滑車が装着され
ている重錘と、水路をまたいで架設されたじん芥受ホッ
パー及び管理橋とからなり、除じんスクリーンの両側端
面にガイドローラが取付けられており、2つのスクリー
ンを交互に昇降させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、上・下流側除じんスクリーンを各別に昇降させ
るので、夫々各別にガイドレールと昇降装置及びじん芥
受ホッパーが必要で、構造が複雑でありコスト高になる
という問題がある。本発明は、上述のような実状に着目
してなされたもので、その目的とするところは、構造が
簡単でかつ安価に得られる可動式除じんスクリーンを提
供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、水路等に設けられる可動式除じんスクリーンであ
って、該スクリーンは上流側スクリーンと下流側スクリ
ーンが水平軸心回りに相互回動自在に連結され、上流側
スクリーンの上流側端が水路底側に、下流側スクリーン
の下流側端が水路上部側に位置せられ、各スクリーンの
端部のいずれか一方が水平軸心回りに回動可能に軸支さ
れると共に他方がスクリーン長手方向(水路幅方向と直
交する方向)に移動及び回動可能に案内支持され、上流
側又は下流側いずれか一方のスクリーンが前記水路等を
横切るように起伏駆動されるように構成されていること
を特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、常時は上流側スクリーンが倒
状して水路底に平行とされ、下流側スクリーンが起立し
て水路を傾斜状に横切る状態とされ、水中のじん芥は下
流側スクリーン前面に捕捉される。そこで、下流側スク
リーンに捕捉されたじん芥を除去する場合は、両スクリ
ーンの連結部近傍をき起伏駆動手段により引き上げ、上
流側スクリーンを起上させると共に下流側スクリーンを
水路上方において倒伏状態とする。
【0006】このようにして、水路は上流側スクリーン
により横切って水中のじん芥を捕捉して下流側へ流出さ
せないようにし、下流側スクリーンによってすくい上げ
られたじん芥はくま手等により人為的に又は機械的に下
流側スクリーンから取り除かれる。そして、じん芥除去
作業が終了すると、前記駆動手段により両スクリーンの
連結部を下降させ、上流側スクリーンを倒伏させると共
に下流側スクリーンにより水路を横切り、それまで上流
側スクリーンで捕捉したじん芥を下流側スクリーンによ
り捕捉する。以上の操作を、適宜繰返して除じん作業を
行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2は本発明の第1実施例を示し、1は水
路、2は水路1の両側壁、3は水路底、4は上流側スク
リーン、5は下流側スクリーンで、帯板材からなるスク
リーンバーを格子状に組立て、上流側スクリーン4の下
流側端4Bと下流側スクリーン5の上流側端5Aを水平
軸6により相互に水平軸心回りに回動自在に連結されて
いる。
【0008】そして、上流側スクリーン4の上流側端4
Aは、水路底3上でかつ両側壁2に接して固定された軸
支金具7に水平軸8を介して回動可能に軸支されてお
り、該水平軸8を中心として上流側スクリーン4が起伏
するようになっている。
【0009】また、下流側スクリーン5の下流側端5B
は、水路天端スラブ9の上流側端傾斜面9Aに水路両側
壁2に接するように取付けられた断面溝形のガイドレー
ル10に、ガイドローラ11又はガイドシュー及び水平
軸12を介して案内支持され、該ガイドレール10に対
して移動及び回動可能とされている。
【0010】13は門形の操作台で、水路側壁2の天端
に水路1をまたいで架設され、スクリーン起伏駆動装置
14が中央部に載設され、両端部に巻取ドラム15が載
設され、起伏駆動装置14と両ドラム15は夫々伝動軸
16により連結されている。前記駆動装置14はセルフ
ロック付減速機17と手動ハンドル18とからなり、人
為的に操作するようになっている。
【0011】前記操作台13の下流側には、滑車台19
が設けられ、該台19上には定滑車20が前記上流側ス
クリーン4が倒伏した姿勢のとき、連結部である水平軸
6の略直上に位置するように載設されている。そして、
前記巻取ドラム15に巻装されたワイヤロープ21の他
端21Aが前記下流側スクリーン上流側端5Aに固着さ
れたロープ掛止金具22に連結されている。
【0012】上記第1実施例において、流水中のじん芥
を捕捉する場合は、常時、図1に実線で示すように、上
流側スクリーン4を倒伏させ、下流側スクリーン5を起
立させて該下流側スクリーン5によりじん芥を捕捉す
る。そこで、捕捉されたじん芥を除去する場合は、スク
リーン起伏駆動装置14の手動ハンドル18を操作し、
ワイヤロープ21を巻取ドラム15に巻き取ると、上流
側スクリーン4は水平軸8を中心として上向きに、下流
側スクリーン5は水平軸12を中心として上向きに夫々
回動し、図1に2点鎖線で示すように、上流側スクリー
ン4が起立すると共に下流側スクリーン5が水路1の上
方で倒伏状態となる。
【0013】そこで、下流側スクリーン5上に捕捉され
ているじん芥を、くま手23を用いて作業者24が掻き
取る。この時、流水中のじん芥は上流側スクリーン4に
より捕捉され、下流に流出することはない。そして、じ
ん芥除去作業が終了すると、前記手動ハンドル18を操
作して、上・下流側スクリーン4、5の連結部を水平軸
8、12を中心として下方に回動降下させて、図1に実
線で示す状態にする。
【0014】なお、上流側スクリーン4により捕捉され
た流水中のじん芥は、流水により浮上して下流側スクリ
ーン5により再び捕捉される。このようにして、適宜上
記操作を繰返して除じん作業を行なうことができる。上
記実施例において、スクリーン起伏駆動装置14は、手
動によることなく自動的に行なうことができる。
【0015】図3〜図7は本発明の第2実施例を示し、
第1実施例と異なるところは、上流側スクリーン4の上
流側端4Aにガイドローラ25が水平軸26を介して取
付けられ、水路底3上に側壁2に接して設けられたガイ
ドレール27に案内されて上下流方向(スクリーン長手
方向)に移動可能にかつ回動可能に取付けられ、下流側
スクリーン5の下流側端5Bが天端スラブ9の前面両端
に取付けた軸支ブラケット28に水平軸29を介して回
動可能に軸支されている点、及び定滑車が省略されてい
る点である。
【0016】また、前記ガイドローラ25は、水平軸2
6にブシュ30を介して回転自在に取付けられ、前記水
平軸26のガイドローラ25の外側端部には、図面に示
すように平面視レ字状のスカート31が固着されてお
り、ガイドローラ25にじん芥が引掛るのを防止すると
共に、ガイドレール27内に侵入した土砂を上流側の水
路1中心方向に押し出し、上流側スクリーン4の上下流
方向への移動を円滑に行なうようになっている。
【0017】なお、両側壁2には、図3に2点鎖線で示
すように戸溝32を設け、前記水平軸6の外端にはガイ
ドローラ(図示省略)を設けて、該ガイドローラを戸溝
32を案内として安定よく上下動させることができる。
また、第2実施例においても、前記駆動装置14を動力
により駆動し、自動化することができる。
【0018】第2実施例において、下流側スクリーン5
は、上方の水平軸29を中心として上流側端5Aが上下
方向に回動し、これに連結された上流側スクリーン4
が、下流側スクリーン5の回動に追従して上下流方向に
移動すると共に、水平軸26を中心として上下方向に回
動するようになっており、除じん作業は第1実施例と同
じ操作により行なわれる。したがって、第2実施例にお
いても第1実施例と同等の作用効果を期待することがで
きる。本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、適宜設計変更することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のように、水路等に設け
られる可動式除じんスクリーンであって、該スクリーン
は上流側スクリーンと下流側スクリーンが水平軸心回り
に相互回動自在に連結され、上流側スクリーンの上流側
端が水路底側に、下流側スクリーンの下流側端が水路上
部側に位置せられ、各スクリーンの端部のいずれか一方
が水平軸心回りに回動可能に軸支されると共に、他方が
スクリーン長手方向に移動及び回動可能に案内支持さ
れ、上流又は下流側いずれか一方のスクリーンが前記水
路等を横切るように起伏駆動されるように構成されてい
るので、一台の駆動装置により上・下流側スクリーンを
同時に起伏させることができ、じん芥を下流に流下させ
ることなく除じん作業を行ないうるほか、構造が簡単で
あるから安価に得ることができ、さらに据付けが容易で
コスト低下を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図4】第2実施例の正面図である。
【図5】図3のA−A線断面拡大図である。
【図6】図3のB−B線断面拡大図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 水路 2 側壁 3 水路底 4 上流側スクリーン 4A 上流側端 4B 下流側端 5 下流側スクリーン 5A 上流側端 5B 下流側端 6 水平軸 8 水平軸 10 ガイドレール 11 ガイドローラ 12 水平軸 14 スクリーン起伏駆動装置 15 巻取ドラム 21 ワイヤ 25 ガイドローラ 26 水平軸 27 ガイドレール 29 水平軸 31 スカート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路等に設けられる可動式除じんスクリ
    ーンであって、該スクリーンは上流側スクリーンと下流
    側スクリーンが水平軸心回りに相互回動自在に連結さ
    れ、上流側スクリーンの上流側端が水路底側に、下流側
    スクリーンの下流側端が水路上部側に位置せられ、各ス
    クリーンの端部のいずれか一方が水平軸心回りに回動可
    能に軸支されると共に他方がスクリーン長手方向に移動
    及び回動可能に案内支持され、上流又は下流側いずれか
    一方のスクリーンが前記水路等を横切るように起伏駆動
    されるように構成されていることを特徴とする可動式除
    じんスクリーン。
  2. 【請求項2】 前記水路等の側壁天端に水路等を横切っ
    て架設された門形架構にスクリーン起伏駆動装置が載設
    され、該装置により駆動される巻取ドラムに巻装された
    ロープの外端が前記両スクリーンの連結部の近傍に固着
    されていることを特徴とする請求項1の可動式除じんス
    クリーン。
  3. 【請求項3】 前記スクリーンの長手方向に移動する端
    部には、ガイドローラを水平軸心回りに回動自在に設
    け、該ガイドローラに対応して水路等の側壁にガイドレ
    ールが配設されていることを特徴とする請求項1又は2
    の可動式除じんスクリーン。
  4. 【請求項4】 上流側スクリーンの上流側端を上下流方
    向に移動自在とする場合、ガイドレール内のガイドロー
    ラにじん芥が引掛るのを防ぐためのスカートが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3の可動式除
    じんスクリーン。
JP6199294A 1994-02-22 1994-02-22 可動式除じんスクリーン Pending JPH07233516A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT525755B1 (de) * 2022-03-17 2023-07-15 Fishcon Gmbh Rechenanlage

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT525755B1 (de) * 2022-03-17 2023-07-15 Fishcon Gmbh Rechenanlage
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203