JPH07207646A - 多段式除塵機 - Google Patents
多段式除塵機Info
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- JPH07207646A JPH07207646A JP2724294A JP2724294A JPH07207646A JP H07207646 A JPH07207646 A JP H07207646A JP 2724294 A JP2724294 A JP 2724294A JP 2724294 A JP2724294 A JP 2724294A JP H07207646 A JPH07207646 A JP H07207646A
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- Japan
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- rake
- arm
- rake arm
- chain
- dust remover
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スクリーン高さのより高いものに採用可能と
し、除塵機高さを低くして安定性の増大を図り、駆動モ
ータの容量減小を図る。 【構成】 スクリーン4上方の除塵機架構9に、水平軸
13及びモータ支持台11を介して前後方向揺動可能に
ガイドフレーム16を設け、ガイドフレームに上段レー
キアーム29が設けられ、上、中、下段レーキアーム2
9、30、31をガイドローラ32〜35、37、38
を介してスライド可能に組合わせて伸縮レーキアームが
構成され、下段レーキアームの下端にレーキ36が設け
られ、上段レーキアームはチェンホイル26、27、チ
ェン28、モータ17等からなるレーキ昇降駆動手段1
0により昇降され、上段及び中段レーキアームには無端
状チェン40、41が巻掛けられ、上段レーキアーム2
9の昇降に連動して中、下段レーキアームが昇降する。
し、除塵機高さを低くして安定性の増大を図り、駆動モ
ータの容量減小を図る。 【構成】 スクリーン4上方の除塵機架構9に、水平軸
13及びモータ支持台11を介して前後方向揺動可能に
ガイドフレーム16を設け、ガイドフレームに上段レー
キアーム29が設けられ、上、中、下段レーキアーム2
9、30、31をガイドローラ32〜35、37、38
を介してスライド可能に組合わせて伸縮レーキアームが
構成され、下段レーキアームの下端にレーキ36が設け
られ、上段レーキアームはチェンホイル26、27、チ
ェン28、モータ17等からなるレーキ昇降駆動手段1
0により昇降され、上段及び中段レーキアームには無端
状チェン40、41が巻掛けられ、上段レーキアーム2
9の昇降に連動して中、下段レーキアームが昇降する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上・下水道のポンプ
場、下水処理場の水路或いは、河川・ダム等の取水口に
配設されている除塵スクリーンに流着した塵芥などを掻
き上げて除去する除塵機に関するものである。
場、下水処理場の水路或いは、河川・ダム等の取水口に
配設されている除塵スクリーンに流着した塵芥などを掻
き上げて除去する除塵機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種除塵機としては、架構のバ
ースクリーン上方に位置して、レーキガイドフレームが
水平軸を介して前後揺動自在に配設され、前記フレーム
の内側に昇降フレームが設けられ、昇降フレーム上端部
にレーキ昇降駆動モータが配設され、昇降フレームにこ
れに沿って昇降するレーキが装着されたものが知られて
いる(例えば実開昭60−96430号公報参照)。
ースクリーン上方に位置して、レーキガイドフレームが
水平軸を介して前後揺動自在に配設され、前記フレーム
の内側に昇降フレームが設けられ、昇降フレーム上端部
にレーキ昇降駆動モータが配設され、昇降フレームにこ
れに沿って昇降するレーキが装着されたものが知られて
いる(例えば実開昭60−96430号公報参照)。
【0003】上記従来技術では、レーキを含む各フレー
ムの重量が掻上塵芥量に対して非常に大きく、かつ全体
の高さが非常に高く不安定であり、除塵機全体量も当然
に重く、コスト高になるなどの問題があった。
ムの重量が掻上塵芥量に対して非常に大きく、かつ全体
の高さが非常に高く不安定であり、除塵機全体量も当然
に重く、コスト高になるなどの問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、すでに、除塵機架構
のスクリーン上方に位置してビーム保持フレームが水平
軸を介して前後方向揺動自在に配設され、該フレームの
内側にこれに案内されて上下動する上段ビームが設けら
れ、該上段ビームと中段ビーム及び下段ビームを相対的
にスライド可能に組合わせて伸縮レーキビームが構成さ
れ、下段ビームの下端にレーキが装着され、中段ビーム
は上段ビーム内に設けた油圧シリンダにより昇降され、
中段ビームにはその略全長にわたって無端状チェンが巻
掛けられ、該チェンに上段ビームの下端と下段ビームの
上端が夫々固着された多段式除塵機を提案している。
のスクリーン上方に位置してビーム保持フレームが水平
軸を介して前後方向揺動自在に配設され、該フレームの
内側にこれに案内されて上下動する上段ビームが設けら
れ、該上段ビームと中段ビーム及び下段ビームを相対的
にスライド可能に組合わせて伸縮レーキビームが構成さ
れ、下段ビームの下端にレーキが装着され、中段ビーム
は上段ビーム内に設けた油圧シリンダにより昇降され、
中段ビームにはその略全長にわたって無端状チェンが巻
掛けられ、該チェンに上段ビームの下端と下段ビームの
上端が夫々固着された多段式除塵機を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、既提案の除
塵機では、スクリーン高さ10m位が限度であり、上段
ビーム昇降駆動モータ及び中段昇降駆動手段を必要と
し、油圧シリンダを利用しているので駆動モータの容量
を大きくしなければならないという問題がある。本発明
は、上述のような問題点に着目して案出されたもので、
その目的とするところは、スクリーン高さのより高いも
のに採用可能で、除塵機全高を低くしかつ安定性の増
大、駆動モータの容量減小を図ることのできる多段式除
塵機を提供するにある。
塵機では、スクリーン高さ10m位が限度であり、上段
ビーム昇降駆動モータ及び中段昇降駆動手段を必要と
し、油圧シリンダを利用しているので駆動モータの容量
を大きくしなければならないという問題がある。本発明
は、上述のような問題点に着目して案出されたもので、
その目的とするところは、スクリーン高さのより高いも
のに採用可能で、除塵機全高を低くしかつ安定性の増
大、駆動モータの容量減小を図ることのできる多段式除
塵機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、水路等にこれを横切って配設した除塵スクリーン
に流着したごみ類を、伸縮レーキアームに設けたレーキ
により掻き上げて除去する多段式除塵機であって、前記
スクリーンの上方に設けられた定置式又は走行式の除塵
機架構に、スクリーン上方に位置してガイドフレームが
水平軸を介して前後方向揺動自在に設けられ、該ガイド
フレームにこれに案内されて上下動する上段レーキアー
ムが設けられ、該上段レーキアームと1又は複数の中段
レーキアーム及び下段レーキアームをガイドローラを介
して相対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキアー
ムが構成され、下端レーキの下端にレーキが設けられ、
上段レーキアームはガイドフレームに設けたレーキ昇降
駆動手段により昇降され、上段及び中段各レーキアーム
にはその略全長にわたって無端状チェン又はワイヤロー
プがチェンホイル又は滑車を介して巻掛けられ、該チェ
ン又はワイヤロープにガイドフレーム、上、中段レーキ
アームの下端及び中、下段レーキアームの上端が夫々固
着され、上段レーキアームの昇降に連動して中、下段レ
ーキアームが昇降するようにしたことを特徴としてい
る。また、本発明は、前記レーキ昇降駆動手段のチェン
又はワイヤロープが、上段レーキアームの上端に固着さ
れていることを特徴としている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、水路等にこれを横切って配設した除塵スクリーン
に流着したごみ類を、伸縮レーキアームに設けたレーキ
により掻き上げて除去する多段式除塵機であって、前記
スクリーンの上方に設けられた定置式又は走行式の除塵
機架構に、スクリーン上方に位置してガイドフレームが
水平軸を介して前後方向揺動自在に設けられ、該ガイド
フレームにこれに案内されて上下動する上段レーキアー
ムが設けられ、該上段レーキアームと1又は複数の中段
レーキアーム及び下段レーキアームをガイドローラを介
して相対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキアー
ムが構成され、下端レーキの下端にレーキが設けられ、
上段レーキアームはガイドフレームに設けたレーキ昇降
駆動手段により昇降され、上段及び中段各レーキアーム
にはその略全長にわたって無端状チェン又はワイヤロー
プがチェンホイル又は滑車を介して巻掛けられ、該チェ
ン又はワイヤロープにガイドフレーム、上、中段レーキ
アームの下端及び中、下段レーキアームの上端が夫々固
着され、上段レーキアームの昇降に連動して中、下段レ
ーキアームが昇降するようにしたことを特徴としてい
る。また、本発明は、前記レーキ昇降駆動手段のチェン
又はワイヤロープが、上段レーキアームの上端に固着さ
れていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、レーキを上昇させてごみ類を
掻き土げる場合、レーキ昇降駆動手段によりチェン又は
ワイヤロープを介して上段レーキアームを上昇させる
と、上段及び中段レーキアームに巻掛けた無端状チェン
又はワイヤロープが回動し、上段レーキアームの上昇動
に連動して中段及び下段レーキアームが同時に上昇し、
除塵スクリーンに流着したごみ類が掻き上げられ、レー
キ上のごみ類はごみ受兼搬出コンベヤに投下され搬出さ
れる。
掻き土げる場合、レーキ昇降駆動手段によりチェン又は
ワイヤロープを介して上段レーキアームを上昇させる
と、上段及び中段レーキアームに巻掛けた無端状チェン
又はワイヤロープが回動し、上段レーキアームの上昇動
に連動して中段及び下段レーキアームが同時に上昇し、
除塵スクリーンに流着したごみ類が掻き上げられ、レー
キ上のごみ類はごみ受兼搬出コンベヤに投下され搬出さ
れる。
【0008】レーキが上昇限に達すると、ガイドフレー
ムが後方に揺動し、上段レーキアームが下降開始し、上
段レーキアームの下降動作に連動して中段及び下段レー
キアームが共に下降する。そして、レーキが下降限に達
すると、前記ガイドフレームが前方に揺動し、レーキが
除塵スクリーンに押し当てられ、再びレーキ昇降駆動手
段により上段レーキアームが上昇し、レーキによるごみ
類の掻き上げが再開される。
ムが後方に揺動し、上段レーキアームが下降開始し、上
段レーキアームの下降動作に連動して中段及び下段レー
キアームが共に下降する。そして、レーキが下降限に達
すると、前記ガイドフレームが前方に揺動し、レーキが
除塵スクリーンに押し当てられ、再びレーキ昇降駆動手
段により上段レーキアームが上昇し、レーキによるごみ
類の掻き上げが再開される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1は水路、2は水路側壁、3は水路
側壁2上に設けられた天端スラブ、4は多数の短冊状バ
ーからなる除塵スクリーンで、水路側壁2間にこれを横
切って設置され、該スクリーン4の上端下流側に近接し
て前記天端スラブ3が水路1を跨ぐように設けられてい
る。なお、水路側壁2及びスラブ3上には、除塵スクリ
ーン4と平行にレール5が敷設され、架構台車6が走行
自在に載設されている。
る。図面において、1は水路、2は水路側壁、3は水路
側壁2上に設けられた天端スラブ、4は多数の短冊状バ
ーからなる除塵スクリーンで、水路側壁2間にこれを横
切って設置され、該スクリーン4の上端下流側に近接し
て前記天端スラブ3が水路1を跨ぐように設けられてい
る。なお、水路側壁2及びスラブ3上には、除塵スクリ
ーン4と平行にレール5が敷設され、架構台車6が走行
自在に載設されている。
【0010】前記架構台車6には、前端に前面エプロン
7が除塵スクリーン4の上方に極く接近しかつスクリー
ン4と同じ傾斜角度で設けられ、該エプロン7の後側に
ごみ類受兼搬出コンベヤ8が載設され、該コンベヤ8の
後側に低い除塵機架構9が立設されている。
7が除塵スクリーン4の上方に極く接近しかつスクリー
ン4と同じ傾斜角度で設けられ、該エプロン7の後側に
ごみ類受兼搬出コンベヤ8が載設され、該コンベヤ8の
後側に低い除塵機架構9が立設されている。
【0011】前記架構9上には、レーキ昇降駆動手段1
0のモータ支持台11が、前方寄りに軸受12及び前記
スクリーン4と平行な水平軸13を介して前後方向揺動
可能に取付けられており、後方寄りにフレーム揺動用シ
リンダ装置(電動パワーシリンダ又は油圧シリンダ)1
4が水平軸13と平行なピン15を介して前後方向揺動
可能に取付けられている。
0のモータ支持台11が、前方寄りに軸受12及び前記
スクリーン4と平行な水平軸13を介して前後方向揺動
可能に取付けられており、後方寄りにフレーム揺動用シ
リンダ装置(電動パワーシリンダ又は油圧シリンダ)1
4が水平軸13と平行なピン15を介して前後方向揺動
可能に取付けられている。
【0012】前記モータ支持台11の前端には、レーキ
ガイドフレーム16の下部後面が連結一体化されてお
り、該支持台11上にサイクロ減速機付モータ17、チ
ェンホイル台18、19が載設され、該台18上には同
軸上にチェンホイル20、21が、前記台19上には上
下にチェンホイル22、23が軸支されている。前記減
速機出力軸17Aに固着した駆動チェンホイル24と前
記チェンホイル20に駆動チェン25が巻掛けられてい
る。
ガイドフレーム16の下部後面が連結一体化されてお
り、該支持台11上にサイクロ減速機付モータ17、チ
ェンホイル台18、19が載設され、該台18上には同
軸上にチェンホイル20、21が、前記台19上には上
下にチェンホイル22、23が軸支されている。前記減
速機出力軸17Aに固着した駆動チェンホイル24と前
記チェンホイル20に駆動チェン25が巻掛けられてい
る。
【0013】前記レーキ昇降駆動手段10は、チェン式
で、前記ガイドフレーム16の後面上下に枢着されたチ
ェンホイル26、27と、該ホイル26、27及び前記
チェンホイル21、22、23に巻掛けられた無端状の
レーキ昇降駆動チェン28と、前記モータ17、チェン
ホイル20、24、無端状駆動チェン25とからなって
いる。
で、前記ガイドフレーム16の後面上下に枢着されたチ
ェンホイル26、27と、該ホイル26、27及び前記
チェンホイル21、22、23に巻掛けられた無端状の
レーキ昇降駆動チェン28と、前記モータ17、チェン
ホイル20、24、無端状駆動チェン25とからなって
いる。
【0014】29は上段レーキアーム、30は中段レー
キアーム、31は下段レーキアームで、これら3本のア
ームを下段側が上段側にスライド可能に夫々複数のガイ
ドローラ32、33、34、35を介して上下伸縮自在
に組合わせて伸縮レーキアームが構成されており、下段
レーキアーム31の下端にはレーキ36が固着され、上
段レーキアーム29はレーキガイドフレーム16内にガ
イドローラ37、38を介して上下動自在に嵌装されて
いる。
キアーム、31は下段レーキアームで、これら3本のア
ームを下段側が上段側にスライド可能に夫々複数のガイ
ドローラ32、33、34、35を介して上下伸縮自在
に組合わせて伸縮レーキアームが構成されており、下段
レーキアーム31の下端にはレーキ36が固着され、上
段レーキアーム29はレーキガイドフレーム16内にガ
イドローラ37、38を介して上下動自在に嵌装されて
いる。
【0015】前記上段レーキアーム16の上端部背面に
は、連結金具39を介してレーキ昇降駆動チェン28に
連結されている。また、前記各ガイドローラ32、3
3、34、35、37、38は、各レーキアーム29、
30、31の上端部外側に取付けられている。そして、
上、中段レーキアーム29、30には、その略全長にわ
たって無端状のアーム昇降連動チェン40、41が夫々
上下のチェンホイル42、43、44、45を介して巻
掛けられている。
は、連結金具39を介してレーキ昇降駆動チェン28に
連結されている。また、前記各ガイドローラ32、3
3、34、35、37、38は、各レーキアーム29、
30、31の上端部外側に取付けられている。そして、
上、中段レーキアーム29、30には、その略全長にわ
たって無端状のアーム昇降連動チェン40、41が夫々
上下のチェンホイル42、43、44、45を介して巻
掛けられている。
【0016】また、前記アーム昇降連動チェン40は、
前記ガイドフレーム16の下端部及び中段レーキアーム
30の上端部に夫々連結金具46、47を介して連結さ
れており、前記アーム昇降連動チェン41は、上段レー
キアーム29の下端部及び下段レーキアーム31の上端
部に夫々連結金具48、49を介して連結されている。
前記ガイドフレーム16の下端部及び中段レーキアーム
30の上端部に夫々連結金具46、47を介して連結さ
れており、前記アーム昇降連動チェン41は、上段レー
キアーム29の下端部及び下段レーキアーム31の上端
部に夫々連結金具48、49を介して連結されている。
【0017】50は前記架構9の前端部に取付けられた
レーキワイパー、51は架台走行駆動装置、52は油圧
ユニット、53は操作室である。なお、前記チェン2
8、40、41はワイヤロープとし、チェンホイル2
1、22、23、42〜45は滑車とすることができ、
コンベヤ8に代えてごみ受トラフを採用でき、さらに
は、走行式架台6に代えて定置式架台とすることができ
る。
レーキワイパー、51は架台走行駆動装置、52は油圧
ユニット、53は操作室である。なお、前記チェン2
8、40、41はワイヤロープとし、チェンホイル2
1、22、23、42〜45は滑車とすることができ、
コンベヤ8に代えてごみ受トラフを採用でき、さらに
は、走行式架台6に代えて定置式架台とすることができ
る。
【0018】次に、上記実施例の作用について説明す
る。まず、レーキ36を図1、図2に示す下降限から上
昇させてごみ類を掻き上げる場合、前記モータ17を駆
動してチェン28を図中矢印イ方向に回動させて上段レ
ーキアーム29を上昇させると、各アーム昇降連動チェ
ン40、41が図1中矢印イ方向に回動し、上段レーキ
アーム29の上昇と連動して中段レーキアーム30、3
1が上昇し、除塵スクリーン4に流着しているごみ類を
掻き上げる。レーキ36のごみ類が前記コンベヤ8上に
投下され、レーキ36が上昇限に達すると、レーキワイ
パー50によりごみ類が掻き落される。
る。まず、レーキ36を図1、図2に示す下降限から上
昇させてごみ類を掻き上げる場合、前記モータ17を駆
動してチェン28を図中矢印イ方向に回動させて上段レ
ーキアーム29を上昇させると、各アーム昇降連動チェ
ン40、41が図1中矢印イ方向に回動し、上段レーキ
アーム29の上昇と連動して中段レーキアーム30、3
1が上昇し、除塵スクリーン4に流着しているごみ類を
掻き上げる。レーキ36のごみ類が前記コンベヤ8上に
投下され、レーキ36が上昇限に達すると、レーキワイ
パー50によりごみ類が掻き落される。
【0019】ごみ類の掻き落しが終了し、再び除塵を行
なうときは、フレーム揺動用シリンダ装置14を操作し
てガイドフレーム16を水平軸13を中心として後方に
揺動させ、前記モータ17を逆転始動させると、レーキ
36が開いた状態で前記チェン28が図1中矢印ロ方向
に回動し、上段レーキアーム29と共に、中、下段レー
キアーム30、31が連動して下降する。
なうときは、フレーム揺動用シリンダ装置14を操作し
てガイドフレーム16を水平軸13を中心として後方に
揺動させ、前記モータ17を逆転始動させると、レーキ
36が開いた状態で前記チェン28が図1中矢印ロ方向
に回動し、上段レーキアーム29と共に、中、下段レー
キアーム30、31が連動して下降する。
【0020】レーキ36が下降限に達すると、前記モー
タ17が停上し、フレーム揺動用シリンダ装置14を操
作してガイドフレーム16を前方に揺動させて、レーキ
36が除塵スクリーン4に当接して閉状態になる。この
とき、水中に浮遊しているごみ類がスクリーン4に掻き
寄せられる。そこで、前記モータ17を正転始動させ、
前述のようにしてレーキアーム29、30、31を連動
上昇させてごみ類を掻き上げ、繰返し除塵作業を行なう
ことができる。
タ17が停上し、フレーム揺動用シリンダ装置14を操
作してガイドフレーム16を前方に揺動させて、レーキ
36が除塵スクリーン4に当接して閉状態になる。この
とき、水中に浮遊しているごみ類がスクリーン4に掻き
寄せられる。そこで、前記モータ17を正転始動させ、
前述のようにしてレーキアーム29、30、31を連動
上昇させてごみ類を掻き上げ、繰返し除塵作業を行なう
ことができる。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、中段レーキアームを複数本として上、
下段レーキアームと伸縮自在に組合わせることができ、
また、レーキアーム29〜31もフレーム形式とし或い
は夫々1本のアーム形式とすることができ、レーキ昇降
駆動手段をピニオン・ラック(チェンラック)方式とす
ることができ、適宜設計変更できる。
はなく、例えば、中段レーキアームを複数本として上、
下段レーキアームと伸縮自在に組合わせることができ、
また、レーキアーム29〜31もフレーム形式とし或い
は夫々1本のアーム形式とすることができ、レーキ昇降
駆動手段をピニオン・ラック(チェンラック)方式とす
ることができ、適宜設計変更できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のように、除塵機架構
に、スクリーン上方に位置してガイドフレームが水平軸
を介して前後方向揺動自在に設けられ、該ガイドフレー
ムにこれに案内されて上下動する上段レーキアームが設
けられ、該上段レーキアームと1又は複数の中段レーキ
アーム及び下段レーキアームをガイドローラを介して相
対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキアームが構
成され、下段レーキアームの下端にレーキが設けられ、
上段レーキアームはガイドフレームに設けたチェン又は
ワイヤロープ式レーキ昇降駆動手段により昇降され、上
段及び中段各レーキアームにはその略全長にわたって無
端状チェン又はワイヤロープがチェンホイル又は滑車を
介して巻掛けられ、該チェン又はワイヤロープにガイド
フレーム、上段レーキアームの下端及び中、下段レーキ
アームの上端が夫々固着され、上段レーキアームの昇降
に連動して中、下段レーキアームが昇降するようにした
ことを特徴とするものであるから、1台の駆動モータに
よりレーキを昇降させることができ、しかもモータで直
接チェン等を回動駆動するので、モータ容量を減小する
ことができ、スクリーン高さのより高いものに採用可能
で、除塵機全高を低くしかつ安定性の増大を図ることが
できる。
に、スクリーン上方に位置してガイドフレームが水平軸
を介して前後方向揺動自在に設けられ、該ガイドフレー
ムにこれに案内されて上下動する上段レーキアームが設
けられ、該上段レーキアームと1又は複数の中段レーキ
アーム及び下段レーキアームをガイドローラを介して相
対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキアームが構
成され、下段レーキアームの下端にレーキが設けられ、
上段レーキアームはガイドフレームに設けたチェン又は
ワイヤロープ式レーキ昇降駆動手段により昇降され、上
段及び中段各レーキアームにはその略全長にわたって無
端状チェン又はワイヤロープがチェンホイル又は滑車を
介して巻掛けられ、該チェン又はワイヤロープにガイド
フレーム、上段レーキアームの下端及び中、下段レーキ
アームの上端が夫々固着され、上段レーキアームの昇降
に連動して中、下段レーキアームが昇降するようにした
ことを特徴とするものであるから、1台の駆動モータに
よりレーキを昇降させることができ、しかもモータで直
接チェン等を回動駆動するので、モータ容量を減小する
ことができ、スクリーン高さのより高いものに採用可能
で、除塵機全高を低くしかつ安定性の増大を図ることが
できる。
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】同実施例の正面図である。
1 水路 4 除塵スクリーン 9 架構 10 レーキ昇降駆動手段 13 水平軸 16 ガイドフレーム 26 チェンホイル 27 チェンホイル 28 レーキ昇降駆動チェン 29 上段レーキアーム 30 中段レーキアーム 31 下段レーキアーム 32〜35 ガイドローラ 36 レーキ 37,38 ガイドローラ 40,41 アーム昇降連動チェン 42〜45 チェンホイル
Claims (2)
- 【請求項1】 水路等にこれを横切って配設した除塵ス
クリーンに流着したごみ類を、伸縮レーキアームに設け
たレーキにより掻き上げて除去する多段式除塵機であっ
て、前記スクリーンの上方に設けられた定置式又は走行
式の除塵機架構に、スクリーン上方に位置してガイドフ
レームが水平軸を介して前後方向揺動自在に設けられ、
該ガイドフレームにこれに案内されて上下動する上段レ
ーキアームが設けられ、該上段レーキアームと1又は複
数の中段レーキアーム及び下段レーキアームをガイドロ
ーラを介して相対的にスライド可能に組合わせて伸縮レ
ーキアームが構成され、下段レーキアームの下端にレー
キが設けられ、上段レーキアームはガイドフレームに設
けたレーキ昇降駆動手段により昇降され、上段及び中段
各レーキアームにはその略全長にわたって無端状チェン
又はワイヤロープがチェンホイル又は滑車を介して巻掛
けられ、該チェン又はワイヤロープにガイドフレーム、
上段レーキアームの下端及び中、下段レーキアームの上
端が夫々固着され、上段レーキアームの昇降に連動して
中、下段レーキアームが昇降するようにしたことを特徴
とする多段式除塵機。 - 【請求項2】 前記レーキ昇降駆動手段がチェン又はワ
イヤロープ式とされ、チェン又はロープが、上段レーキ
アームの上端に固着されていることを特徴とする請求項
1の多段式除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2724294A JPH07207646A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 多段式除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2724294A JPH07207646A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 多段式除塵機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207646A true JPH07207646A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12215617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2724294A Pending JPH07207646A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 多段式除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07207646A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101065812B1 (ko) * | 2011-05-11 | 2011-09-20 | 주식회사 아이엔텍 | 유압식 자동 제진기 |
KR101361637B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2014-02-11 | 최기억 | 링크 구조의 기계식 제진기 |
KR101371141B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2014-03-12 | 주식회사 엠에스테크 | 제진기 및 제진기의 협잡물 인양방법 |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP2724294A patent/JPH07207646A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101065812B1 (ko) * | 2011-05-11 | 2011-09-20 | 주식회사 아이엔텍 | 유압식 자동 제진기 |
KR101371141B1 (ko) * | 2012-01-17 | 2014-03-12 | 주식회사 엠에스테크 | 제진기 및 제진기의 협잡물 인양방법 |
KR101361637B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2014-02-11 | 최기억 | 링크 구조의 기계식 제진기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030930 |