JPH0634030U - 除塵機 - Google Patents

除塵機

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JPH0634030U
JPH0634030U JP8011592U JP8011592U JPH0634030U JP H0634030 U JPH0634030 U JP H0634030U JP 8011592 U JP8011592 U JP 8011592U JP 8011592 U JP8011592 U JP 8011592U JP H0634030 U JPH0634030 U JP H0634030U
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JP
Japan
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rake
dust
frame
holding frame
screen
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Pending
Application number
JP8011592U
Other languages
English (en)
Inventor
征男 松本
明 西野
Original Assignee
株式会社丸島アクアシステム
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Publication date
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Priority to JP8011592U priority Critical patent/JPH0634030U/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラブ上高さを低して安定性を高め,塵芥掻
上量に対する伸縮ビーム等の自重の軽減を図る。 【構成】 除塵機架構10のスクリーン4上方に位置し
てビーム保持フレーム11を水平軸13を介して揺動可
能に設け,該フレーム11内側に上段ビーム16を上下
動自在に設け,上段ビーム16と,中段及び下段ビーム
17,18により伸縮レーキビーム23を構成し,下段
ビーム18の下端にレーキ24を固着し,中断ビーム1
7を上段ビーム16内に設けた油圧シリンダ31により
上下動し,中段ビーム17には略全長にわたって無端状
チエンを巻掛け,該チエンに上段ビーム16の下端と下
段ビーム18の上端を夫々固着36,37し,4段伸縮
可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,上・下水道のポンプ場,下水処理場の水路あるいは,河川の取水口 に配設されている除塵スクリーンに流着した塵芥などを掻き上げて除去する除塵 機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,この種除塵機としては,架構のバースクリーン上方に位置してレーキガ イドフレームが水平軸を介して前後揺動自在に配設され,前記フレームの内側に 昇降フレームが設けられ,昇降フレーム上端部にレーキ昇降駆動モータが配設さ れ,昇降フレームにこれに沿って昇降するレーキが装着されたものが知られてい る(例えば実開昭60−96430号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,上記従来技術では,レーキを含む各フレームの重量が掻上塵芥量に 対して非常に大きく,かつ全体の高さが非常に高く不安定であり,除塵機全体量 も当然に重くコスト高になるなどの問題があった。 本考案は,上述のような実状に鑑みてなされたもので,その目的とするところ は,スラブ上高さを低くすると共に安定性を高め,重量特に塵芥掻上量に対する フレーム,ビーム,レーキ等の自重を軽減させることができる除塵機を提供する にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では,上記目的を達成するために,次の技術的手段を講じた。 即ち,本考案は,水路等に設けた除塵スクリーンに流着したごみ類をレーキに より掻き上げて搬出する除塵機において,除塵機架構のスクリーン上方に位置し てビーム保持フレームが水平軸を介して前後方向揺動自在に配設され,該保持フ レームの内側にこれに案内されて上下動する上段ビームが設けられ,該上段ビー ムと中段アーム及び下段ビームを相対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキ ビームが構成され,下段ビームの下端にレーキが装着され,中段ビームは上段ビ ーム内に設けた昇降駆動手段例えば油圧シリンダ又はスピンドル式駆動装置等に より昇降され,中段ビームにはその略全長にわたって無端状チエン又はロープが 巻掛けられ,該無端状チエン又はロープに上段ビームの下端と下段ビームの上端 が夫々固着されていることを特徴としている。
【0005】
【作用】
本考案によれば,レーキを上昇させる場合,駆動用油圧シリンダ装置により中 段又は下段ビームを上昇させると,中段ビームに巻掛けられた無端状チエン又は ロープが回動し,該無端状チエン又はロープに固着された中段又は下段ビームが レーキと共に上昇し,除塵スクリーンに流着したごみ類が掻き上げられ,同時に 上段ビームが別の駆動手段により上昇し,レーキ上のごみ類は搬出コンベヤ上に 投下され,搬出される。
【0006】 レーキが上昇限に達すると,ビーム保持フレームが前方に揺動し,上段ビーム が下降開始すると同時に油圧シリンダ装置により中段又は下段ビームが押し下げ られ,無端状チエン又はロープが前述とは逆の方向に回動し,下段ビームと共に レーキが下降する。レーキが下降限に達すると,ビーム保持フレームが後方に揺 動し,レーキが除塵スクリーンに当接され,再び油圧シリンダ装置により中段ビ ームが上昇され,レーキによるごみ類の掻き上げが再開される。
【0007】
【実施例】
以下,本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図面において,(1)は水路,(2)は水路側壁,(3)はスラブ,(4)は 多数の短冊状バーからなる除塵スクリーンで水路側壁(2)間にこれを横切って 設置され,該スクリーン(4)の上端下流側に近接してスラブ(3)が水路(1 )を跨ぐように設けられている。水路側壁(2)及びスラブ(3)天端上には, 除塵スクリーン(4)と平行にレール(5)が敷設され,架構台車(6)が走行 自在に載設されている。
【0008】 前記架構台車(6)には,前端に前面エプロン(7)が除塵スクリーン(4) の上方に極く接近しかつスクリーン(4)と同じ傾斜で設けられ,該エプロン( 7)の後側にごみ類受兼搬出コンベヤ(8)が載設され,該コンベヤ(8)の前 側板(8A)上端と前面エプロン(7)上端との間にごみ類投入シュート(9) が設けられており,比較的低い架構(10)が立設されている。
【0009】 前記架構(10)上には,前方寄りにビーム保持フレーム(11)が軸受(1 2)及びスクリーン(4)と平行な水平軸(13)を介して前後方向揺動可能に 取付けられており,後方寄りにフレーム揺動用油圧(又は電動)シリンダ(14 )が水平軸(13)と平行なピン(15)を介して前後方向揺動可能に取付けら れると共に,前記シリンダ(4)のロッド上端がビーム保持フレーム(11)の 後部上端(11A)に枢着されている。
【0010】 (16)は上段ビーム,(17)は中段ビーム,(18)は下段ビームで,こ れら3本のビームを下段側が上段側にスライド可能にガイドローラ(19),( 20),(21),(22)を介して上下伸縮自在に組合わせて伸縮ビーム(2 3)が構成されており,下段ビーム(18)の下端にはレーキ(24)が取付け られ,上段ビーム(16)はビーム保持フレーム(11)内にガイドローラ(2 5),(26)を介して上下動自在に嵌装されている。
【0011】 前記上段ビーム(16)の後面にはラック(27)(ピンラックでもよい)が 設けられ,該ラック(27)にはビーム保持フレーム(11)に取付けられたピ ニオン(28)が噛合しており,ピニオン(28)は油圧又は電動モータ(29 )によりチエン等(30)を介して駆動されるようになっている。なお,ピニオ ン(28)及びモータ(29)は前記フレーム(11)に上段ビーム(16)の 後側に位置して設けられている。
【0012】 前記ガイドローラ(19)は上段ビーム(16)の下端内側に取付けられ,ガ イドローラ(20)は中段ビーム(17)の上端外側に,ガイドローラ(21) は中段ビーム(17)の下端内側に,またガイドローラ(22)は下段ビーム( 18)の上端外側に設けられている。そして,上段ビーム(16)内には,下向 きに昇降駆動手段である油圧シリンダ装置(31)がその上端部に固着され,該 シリンダ装置(31)のロッド(32)下端が中段ビ−ム(17)の下端に連結 されている。
【0013】 前記中段ビーム(17)には,その上端及び下端にスプロケット(又は滑卓) (33),(34)が枢着され,上下スプロケット(33),(34)間に無端 状チェン(又はロープ)(35)が巻掛けられており,該チエン(又はロープ) (35)には,上段ビーム(16)の下端と下段ビーム(18)の上端が固着( 36),(37)されており,下段ビーム(18)の上下動によって中段ビーム (17)が前記チエン(35)及びスプロケット(33),(34)を介して上 下駆動されるようになっている。 (38)は上段ビーム(16)の上端に設けられたホースリールである。
【0014】 上記実施例において,図1,図2に示すレーキ下降限からレーキ(24)を上 昇させてごみ類を掻き上げる場合は,前記モータ(29)を駆動して上段ビーム (16)を上昇させると同時に,油圧シリンダ装置(31)を操作して中段ビー ム(17)を上昇させると,中段ビーム(17)の上昇により下段ビーム(18 )が無端状チエン(35)及びスプロケット(33),(34)を介して上昇し ,レーキ(24)が上昇して除塵スクリーン(4)に流着しているごみ類を掻き 上げる。
【0015】 レーキ(24)のごみ類が前記コンベヤ(8)上に投下され,レーキ(24) が上昇限に達し,再び除塵を行なう場合は,前記油圧シリンダ(14)を操作し てビーム保持フレーム(11)を前方に揺動させ,前記モータ(29)及び油圧 シリンダ装置(31)を操作して,上段及び中段ビーム(16),(17)を下 降動させると,下段ビーム(18)もレーキ(24)と共に下降する。レーキ( 24)が下降限に達すると,前記油圧シリンダ(14)を操作して,ビーム保持 フレーム(11)を後方に揺動させて伸縮ビーム(28)と共にレーキ(24) を除塵スクリーン(4)に向って後方に移動させて該スクリーン(4)に当接さ せ,続いて,上述の操作により伸縮ビーム(23)をレーキ(24)と共に上昇 させて,繰返し除塵作業を行なうことができる。
【0016】 本考案は,上記実施例に限定されるものではなく,例えば,中段ビーム(17 )を駆動する油圧シリンダ装置(31)は中央に1本だけ設けることができ,さ らに該シリンダ装置(31)に代えて電動パワーシリンダ或いはスピンドル式昇 降装置を採用することができ,また,伸縮ビーム(23)を左右2対設けること が可能であり,その他架構台車を定置式架構台とすることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は,上述のように,除塵機架構のスクリーン上方に位置して,ビーム保 持フレームが水平軸を介して前後方向揺動自在に配設され,該保持フレームの内 側にこれに案内されて上下動する上段ビームが設けられ,該上段ビームと中段及 び下段ビームを相対的にスライド可能に組合わせて伸縮ビームが構成され,下段 ビームの下端にレーキが装着され,中段ビームは上段ビーム内に設けた昇降駆動 手段により昇降され,中段ビームにはその略全長にわたって無端状チエン又はロ ープが巻掛けられ,該チエン又はロープに上段ビームの下端と下段ビームの上端 が夫々固着されたことを特徴とするものであるから,レーキは4段で昇降し,ス ラブ天端上の高さを低くして伸縮ビームはもとより,塵芥掻上量に対する伸縮ビ ームの自重を軽減させて全体重量を大幅に少なくすることができ,架構を低くで きるので安定性が増大するほか,コスト低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す上流側からみた正面図で
ある。
【図2】図1の一部破断右側面図である。
【符号の説明】
1 水路 4 除塵スクリーン 10 架構 11 ビーム保持フレーム 13 水平軸 16 上段ビーム 17 中段ビーム 18 下段ビーム 23 伸縮レーキビーム 24 レーキ 31 油圧シリンダ装置 33 スプロケット 34 スプロケット 35 無端状チエン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路等に設けた除塵スクリーンに流着し
    たごみ類をレーキにより掻き上げて搬出する除塵機にお
    いて,除塵機架構のスクリーン上方に位置してビーム保
    持フレームが水平軸を介して前後方向揺動自在に配設さ
    れ,該保持フレームの内側にこれに案内されて上下動す
    る上段ビームが設けられ,該上段ビームと中段及び下段
    ビームを相対的にスライド可能に組合わせて伸縮レーキ
    ビームが構成され,下段ビームの下端にレーキが装着さ
    れ,中段ビームは上段ビーム内に設けた昇降駆動手段に
    より昇降され,中段ビームにはその略全長にわたって無
    端状チエン又はロープが巻掛けられ,該無端状チエン又
    はロープに上段ビームの下端と下段ビームの上端が夫々
    固着されていることを特徴とする除塵機。
JP8011592U 1992-10-07 1992-10-07 除塵機 Pending JPH0634030U (ja)

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JP8011592U JPH0634030U (ja) 1992-10-07 1992-10-07 除塵機

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JPH0634030U true JPH0634030U (ja) 1994-05-06

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ID=13709196

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JP (1) JPH0634030U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023806A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 中国電力株式会社 除塵機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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