JPH0723292Y2 - ル−フベンチレ−タ - Google Patents
ル−フベンチレ−タInfo
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- JPH0723292Y2 JPH0723292Y2 JP1986155408U JP15540886U JPH0723292Y2 JP H0723292 Y2 JPH0723292 Y2 JP H0723292Y2 JP 1986155408 U JP1986155408 U JP 1986155408U JP 15540886 U JP15540886 U JP 15540886U JP H0723292 Y2 JPH0723292 Y2 JP H0723292Y2
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- Japan
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- lid
- hole
- base
- ventilation
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のルーフに装備される車室内換気用のルー
フベンチレータに関する。
フベンチレータに関する。
(従来の技術) 車両には車室内の空気を清浄に保つための種々のベンチ
レータが装備されているが、乗車人員の多いバスや車高
の高いボックス構造の自動車等の車両では、車室内の上
部に比較的高温の空気溜りができやすい。このためこれ
らの車両では、車体のルーフに形成した換気口を用いて
自然換気を行なう方式のルーフベンチレータが有効であ
る。
レータが装備されているが、乗車人員の多いバスや車高
の高いボックス構造の自動車等の車両では、車室内の上
部に比較的高温の空気溜りができやすい。このためこれ
らの車両では、車体のルーフに形成した換気口を用いて
自然換気を行なう方式のルーフベンチレータが有効であ
る。
一般に、このルーフベンチレータとしては、ルーフに形
成された換気口を車外側より覆い密閉する開閉蓋(以
下、リッドと称す)を設け、このリッドをルーフ車内側
に装着されリッドと連結される開閉装置で移動して換気
口を開閉し、車室内の換気を行なう形式のものが知られ
ている。
成された換気口を車外側より覆い密閉する開閉蓋(以
下、リッドと称す)を設け、このリッドをルーフ車内側
に装着されリッドと連結される開閉装置で移動して換気
口を開閉し、車室内の換気を行なう形式のものが知られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来のリッド開閉式のルーフベンチレータで
はリッドの開閉方向が一方向だけのもの、例えば、車両
の進行方向に対してリッド後端側を支点としてリッド前
端側を開口し、換気口前側より外気を導入する吸気専用
式や、その逆にリッド後端側を開口して車室内気を車外
に排出する排気専用式のものが多く使用されており、ま
た、この形式のルーフベンチレータでは、開口時のリッ
ド開度の調整が一段若しくは二段程度の調整しかできな
いものが多く、吸気量若しくは排気量の調整ができず不
便であった。そこで従来のルーフベンチレータの問題点
を解消するため、リッドの傾き方向を可変とし、外気の
吸入と車室内気の排出とを個別に若しくは同時に行なう
方式のルーフベンチレータが創案されたが、リッドの開
口方向(傾き方向)の切換やリッド開度調整の操作性が
悪く、操作に手間がかかるという問題があった。
はリッドの開閉方向が一方向だけのもの、例えば、車両
の進行方向に対してリッド後端側を支点としてリッド前
端側を開口し、換気口前側より外気を導入する吸気専用
式や、その逆にリッド後端側を開口して車室内気を車外
に排出する排気専用式のものが多く使用されており、ま
た、この形式のルーフベンチレータでは、開口時のリッ
ド開度の調整が一段若しくは二段程度の調整しかできな
いものが多く、吸気量若しくは排気量の調整ができず不
便であった。そこで従来のルーフベンチレータの問題点
を解消するため、リッドの傾き方向を可変とし、外気の
吸入と車室内気の排出とを個別に若しくは同時に行なう
方式のルーフベンチレータが創案されたが、リッドの開
口方向(傾き方向)の切換やリッド開度調整の操作性が
悪く、操作に手間がかかるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来のルーフベンチレータにおける問題点を
解決し、換気性能及び操作性の優れたルーフベンチレー
タを提供することを目的とし、以下の手段を設ける。
解決し、換気性能及び操作性の優れたルーフベンチレー
タを提供することを目的とし、以下の手段を設ける。
本考案では、車体のルーフ(10)に形成された換気口を
ルーフ外側から覆い密閉するリッド(1)と、上記ルー
フ(10)の内側に装着されると共に上記リッド(1)の
車両前端側を換気口開口面に対して上方へ移動し換気口
前方側を開口する前方側開口モード,上記リッド後端側
を換気口開口面に対して上方へ移動し換気口後方側を開
口する後方側開口モード,及び上記リッド全体を換気口
開口面に対して略垂直方向上方へ移動し換気口を開口す
る全面開口モードの3種の開口モードを有し上記換気口
を上記開口モードに合わせて開閉して車室内の換気を可
能とする開閉装置(2)とを具えたルーフベンチレータ
において、上記開閉装置(2)は、上記ルーフ内側の開
口周縁部に固定され開閉装置全体を支持する基部(6)
と、上記リッド(1)の前後方向に延びる上記基部の両
側板部(6i)に設けられ該両側板部(6i)の略中央部か
ら後方斜め下方に延びるように形成された第1の傾斜長
穴部(6b1)と該第1の傾斜長穴部(6b1)の一端から下
方に垂下するように形成された第1の垂下部(6b2)と
から成る略へ字状の長穴に形成されたガイド穴(6b)
と、上記基部(6)に車体前後方向にスライド可能に配
設されると共に上記第1の傾斜長穴部(6b1)に対接し
上記スライドに応じて該第1の傾斜長穴部(6b1)の長
さを短くするよう後方斜め下方に延び段部を有する第2
の傾斜長穴部(5a1)及び上記第1の垂下部(6b2)に対
接し上記第2の傾斜長穴部(5a1)の一端から下方へ垂
下する第2の垂下部(5a2)とからなるガイドパターン
穴(5a)が上記ガイド穴(6b)と対向する位置に形成さ
れ該ガイドパターン穴(5a)の位置を上記ガイド穴(6
b)に対して車体前後方向に相対変位させることで上記
3種の開口モードを手動操作によって任意に切換え可能
とするモード切換機構(5)と、一端が上記リッド
(1)に回動自在に軸支され他端が上記ガイド穴(6b)
及び上記ガイドパターン穴(5a)とに挿通する枢支軸
(3a)を介して上記基部(6)に枢支され上記基部
(1)と上記リッド(6)とを連結すると共に上記モー
ド切換機構(5)による上記ガイドパターン穴(5a)の
相対変位により上記枢支軸(3a)の上記ガイド穴(6b)
の上記第1の傾斜長穴部(6b1)に沿っての変位が上記
第2の傾斜長穴部(5a1)によって規制されることによ
り上記リッド前端の開度を上記3種の開口モードに合わ
せて規制する規制リンク(3)と、一端が上記基部
(6)に形成される上下方向に延びる支持穴(6f)に枢
支され上記リッド(1)を上下方向に変位可能にすると
共に他端で上記リッド(1)を揺動自在に支持するリッ
ド開閉リンク(4)と、上記基部(6)に固定された上
記リッド開閉リンク(4)を支持し該リッド開閉リンク
(4)を上記基部(6)との枢支点を中心に回動させて
上記リッド(1)を開閉作動すると共に該リッド開閉リ
ンク(4)の回動量を調整することによって上記リッド
開度を調整する開度調整機構(9)とを有する構成とす
る。
ルーフ外側から覆い密閉するリッド(1)と、上記ルー
フ(10)の内側に装着されると共に上記リッド(1)の
車両前端側を換気口開口面に対して上方へ移動し換気口
前方側を開口する前方側開口モード,上記リッド後端側
を換気口開口面に対して上方へ移動し換気口後方側を開
口する後方側開口モード,及び上記リッド全体を換気口
開口面に対して略垂直方向上方へ移動し換気口を開口す
る全面開口モードの3種の開口モードを有し上記換気口
を上記開口モードに合わせて開閉して車室内の換気を可
能とする開閉装置(2)とを具えたルーフベンチレータ
において、上記開閉装置(2)は、上記ルーフ内側の開
口周縁部に固定され開閉装置全体を支持する基部(6)
と、上記リッド(1)の前後方向に延びる上記基部の両
側板部(6i)に設けられ該両側板部(6i)の略中央部か
ら後方斜め下方に延びるように形成された第1の傾斜長
穴部(6b1)と該第1の傾斜長穴部(6b1)の一端から下
方に垂下するように形成された第1の垂下部(6b2)と
から成る略へ字状の長穴に形成されたガイド穴(6b)
と、上記基部(6)に車体前後方向にスライド可能に配
設されると共に上記第1の傾斜長穴部(6b1)に対接し
上記スライドに応じて該第1の傾斜長穴部(6b1)の長
さを短くするよう後方斜め下方に延び段部を有する第2
の傾斜長穴部(5a1)及び上記第1の垂下部(6b2)に対
接し上記第2の傾斜長穴部(5a1)の一端から下方へ垂
下する第2の垂下部(5a2)とからなるガイドパターン
穴(5a)が上記ガイド穴(6b)と対向する位置に形成さ
れ該ガイドパターン穴(5a)の位置を上記ガイド穴(6
b)に対して車体前後方向に相対変位させることで上記
3種の開口モードを手動操作によって任意に切換え可能
とするモード切換機構(5)と、一端が上記リッド
(1)に回動自在に軸支され他端が上記ガイド穴(6b)
及び上記ガイドパターン穴(5a)とに挿通する枢支軸
(3a)を介して上記基部(6)に枢支され上記基部
(1)と上記リッド(6)とを連結すると共に上記モー
ド切換機構(5)による上記ガイドパターン穴(5a)の
相対変位により上記枢支軸(3a)の上記ガイド穴(6b)
の上記第1の傾斜長穴部(6b1)に沿っての変位が上記
第2の傾斜長穴部(5a1)によって規制されることによ
り上記リッド前端の開度を上記3種の開口モードに合わ
せて規制する規制リンク(3)と、一端が上記基部
(6)に形成される上下方向に延びる支持穴(6f)に枢
支され上記リッド(1)を上下方向に変位可能にすると
共に他端で上記リッド(1)を揺動自在に支持するリッ
ド開閉リンク(4)と、上記基部(6)に固定された上
記リッド開閉リンク(4)を支持し該リッド開閉リンク
(4)を上記基部(6)との枢支点を中心に回動させて
上記リッド(1)を開閉作動すると共に該リッド開閉リ
ンク(4)の回動量を調整することによって上記リッド
開度を調整する開度調整機構(9)とを有する構成とす
る。
(作用) 上記構成によれば、モード切換機構(5)によりガイド
パターン穴(5a)をガイド穴(6b)に対して相対変位さ
せることにより規制リンク(3)の枢支軸(3a)が第1
の傾斜長穴部(6b1)に沿って変位することが第2の傾
斜長穴部(5a1)の段部によって規制され、リッド前端
の開度が3種の開口モードに合わせて規制される。その
ため、規制リンク(3)の枢支軸(3a)が第1の傾斜長
穴部(6b1)に対して全く変位しないようにモード切換
機構(5)により設定したならば、開度調整機構(9)
によりリッド開閉リンク(4)を回動すると、リッド後
端のみが開口し換気口後方側を開口する後方開口モード
となり、また上記枢支軸(3a)を第1の傾斜長穴部(6b
1)に沿って変位可能とするようモード切換機構(5)
により設定したならば、リッド前端が開口して換気口前
方側を開口する前方開口モードとなる。更に、上記枢支
軸(3a)が第1の傾斜長穴部(6b1)の半分位まで変位
するようモード切換機構(5)により設定したならば、
リッドの前端及び後端はそれぞれ半開口して換気口の前
後が開口する全面開口モードとすることができる。
パターン穴(5a)をガイド穴(6b)に対して相対変位さ
せることにより規制リンク(3)の枢支軸(3a)が第1
の傾斜長穴部(6b1)に沿って変位することが第2の傾
斜長穴部(5a1)の段部によって規制され、リッド前端
の開度が3種の開口モードに合わせて規制される。その
ため、規制リンク(3)の枢支軸(3a)が第1の傾斜長
穴部(6b1)に対して全く変位しないようにモード切換
機構(5)により設定したならば、開度調整機構(9)
によりリッド開閉リンク(4)を回動すると、リッド後
端のみが開口し換気口後方側を開口する後方開口モード
となり、また上記枢支軸(3a)を第1の傾斜長穴部(6b
1)に沿って変位可能とするようモード切換機構(5)
により設定したならば、リッド前端が開口して換気口前
方側を開口する前方開口モードとなる。更に、上記枢支
軸(3a)が第1の傾斜長穴部(6b1)の半分位まで変位
するようモード切換機構(5)により設定したならば、
リッドの前端及び後端はそれぞれ半開口して換気口の前
後が開口する全面開口モードとすることができる。
モード切換機構によって規定される3種の開口モードの
うち、リッド前端側を換気口開口面に対して上方へ移動
し、換気口前方側を開口するモードは、車両の走行時に
リッド前端側より外気を導入する吸気専用モードとして
作用し、リッド全面を換気口開口面に対して略垂直上方
に移動して換気口全面を開口するモードは、外気の導入
と車室内気の排出とが同時に進行する吸・排気モードと
して作用し、リッド後端側を換気口開口面に対して上方
に移動して換気口後方側を開口するモードは、車室内気
を外部に排出する排気専用モードとして作用する。
うち、リッド前端側を換気口開口面に対して上方へ移動
し、換気口前方側を開口するモードは、車両の走行時に
リッド前端側より外気を導入する吸気専用モードとして
作用し、リッド全面を換気口開口面に対して略垂直上方
に移動して換気口全面を開口するモードは、外気の導入
と車室内気の排出とが同時に進行する吸・排気モードと
して作用し、リッド後端側を換気口開口面に対して上方
に移動して換気口後方側を開口するモードは、車室内気
を外部に排出する排気専用モードとして作用する。
また、車両走行時に上記各モードの換気口開口時には、
リッドは車体のルーフに沿ってながれる気流に対して導
風板若しくは防風板として作用する。
リッドは車体のルーフに沿ってながれる気流に対して導
風板若しくは防風板として作用する。
リッド後部側と基部(6)とを連結するリッド開閉リン
ク(4)を駆動してリッド(1)の移動量を調整し換気
口開度を調整する開度調整機構(9)は、換気口開度の
調整により車室内気の換気量を調整するように作用す
る。
ク(4)を駆動してリッド(1)の移動量を調整し換気
口開度を調整する開度調整機構(9)は、換気口開度の
調整により車室内気の換気量を調整するように作用す
る。
尚、本考案では、ガイド穴(6b)に第1の垂下部(6
b2)を、ガイドパターン穴(5a)に第2の垂下部(5
a2)を形成し、且つ、リッド開閉リンク(4)の一端を
基部(6)に形成された上下方向に延びる支持穴(6f)
で枢支したことにより、開度調整機構(9)によりリッ
ド(1)を開口する際、規制リンク(3)の枢支軸(3
a)が第1,第2の垂下部(6b2,5a2)に沿って変位し且つ
リッド開閉リンク(4)の基部側が支持穴(6f)に沿っ
て変位するため、一旦、リッド全体が上記垂下部(6b2,
5a2)及び上記支持穴(6f)の長さ分だけ持ち上がり、
その後リッド(1)が各モードに合わせて開口するよう
になるものであるため、リッド(1)を開口した後に閉
塞する場合、上記枢支軸(3a)が垂下部の位置にきた時
点でリッド自身が換気口に対して略平行状態を保ち、そ
の状態で閉塞されることとなるので、リッド(1)とル
ーフ(10)との間に介在されたウェザーストリップ(1
e)等をこじることなく確実にシールすることができる
ものである。
b2)を、ガイドパターン穴(5a)に第2の垂下部(5
a2)を形成し、且つ、リッド開閉リンク(4)の一端を
基部(6)に形成された上下方向に延びる支持穴(6f)
で枢支したことにより、開度調整機構(9)によりリッ
ド(1)を開口する際、規制リンク(3)の枢支軸(3
a)が第1,第2の垂下部(6b2,5a2)に沿って変位し且つ
リッド開閉リンク(4)の基部側が支持穴(6f)に沿っ
て変位するため、一旦、リッド全体が上記垂下部(6b2,
5a2)及び上記支持穴(6f)の長さ分だけ持ち上がり、
その後リッド(1)が各モードに合わせて開口するよう
になるものであるため、リッド(1)を開口した後に閉
塞する場合、上記枢支軸(3a)が垂下部の位置にきた時
点でリッド自身が換気口に対して略平行状態を保ち、そ
の状態で閉塞されることとなるので、リッド(1)とル
ーフ(10)との間に介在されたウェザーストリップ(1
e)等をこじることなく確実にシールすることができる
ものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、本考案によるルーフベン
チレータは、車体のルーフ10に形成される略矩形状の換
気口全体を覆う大きさ及び形状を有し、閉時に換気口を
密閉可能なリッド1と、リッド1をルーフ10の車内側よ
り支持し開閉作動する開閉装置2とによって構成され
る。
チレータは、車体のルーフ10に形成される略矩形状の換
気口全体を覆う大きさ及び形状を有し、閉時に換気口を
密閉可能なリッド1と、リッド1をルーフ10の車内側よ
り支持し開閉作動する開閉装置2とによって構成され
る。
リッド1は鋼板等によって形成されており、周縁には下
方に折り曲げられた湾曲部1bが形成され、換気口密閉時
にルーフ10の換気口周囲に形成される突設部10aの外周
面と嵌合される。また、リッド1の裏面の上記ルーフ10
の突設部10aとの接合面にはゴム等によって形成される
ウェザーストリップ1eが取り付けられており、換気口密
閉時に雨水や外気の浸入を防止する構造となっている。
また、リッド1裏面中央部にはリッド1を補強し、且
つ、開閉装置2に連結、支持されるリッド台座11が溶接
等によって接合される。
方に折り曲げられた湾曲部1bが形成され、換気口密閉時
にルーフ10の換気口周囲に形成される突設部10aの外周
面と嵌合される。また、リッド1の裏面の上記ルーフ10
の突設部10aとの接合面にはゴム等によって形成される
ウェザーストリップ1eが取り付けられており、換気口密
閉時に雨水や外気の浸入を防止する構造となっている。
また、リッド1裏面中央部にはリッド1を補強し、且
つ、開閉装置2に連結、支持されるリッド台座11が溶接
等によって接合される。
開閉装置2は、換気口周囲のルーフ10内壁面に固定され
る基部6と、換気口開口時にリッド1の換気口開口面に
対する傾斜方向、すなわち開口方向を規定する開口モー
ド切換用のカーソル(モード切換機構)5と、一端部を
カーソル5を介して基部6に枢支され、他端部をリッド
台座11に軸着してリッド1と基部6とを連結し、カーソ
ル5によって規定された開口方向にリッド1の開口方向
を規制する規制リンク3及び一端部をリッド台座11に軸
着し、他端部を支持軸4aを介して基部6側の支持穴6fに
よって枢支されるリッド開閉リンク4と、基部6に固定
され、リッド開閉リンク4を駆動してリッド1を開閉作
動する開度調整器9と、リッド台座11と規制リンク3と
の固定軸3bに嵌入され、リッド1裏面に対して垂直方向
に規制リンク3を押圧するスプリング7、及びリッド開
閉リンク4を基部6に枢支する支持軸4aに一端を掛合さ
れ、他端をリッド台座11の天板11aに固着されたフック8
aに掛合し、リッド1後部(図中F方向を車体前方向と
する)を支持軸4a方向に引っ張るコイルスプリング8と
によって構成される。
る基部6と、換気口開口時にリッド1の換気口開口面に
対する傾斜方向、すなわち開口方向を規定する開口モー
ド切換用のカーソル(モード切換機構)5と、一端部を
カーソル5を介して基部6に枢支され、他端部をリッド
台座11に軸着してリッド1と基部6とを連結し、カーソ
ル5によって規定された開口方向にリッド1の開口方向
を規制する規制リンク3及び一端部をリッド台座11に軸
着し、他端部を支持軸4aを介して基部6側の支持穴6fに
よって枢支されるリッド開閉リンク4と、基部6に固定
され、リッド開閉リンク4を駆動してリッド1を開閉作
動する開度調整器9と、リッド台座11と規制リンク3と
の固定軸3bに嵌入され、リッド1裏面に対して垂直方向
に規制リンク3を押圧するスプリング7、及びリッド開
閉リンク4を基部6に枢支する支持軸4aに一端を掛合さ
れ、他端をリッド台座11の天板11aに固着されたフック8
aに掛合し、リッド1後部(図中F方向を車体前方向と
する)を支持軸4a方向に引っ張るコイルスプリング8と
によって構成される。
開閉装置2の基部6は両側板6iと底板6g,6hとによって
形成され、その両側板6iの上端四角には換気口周囲のル
ーフ10内壁面にボルト12等によって固定されるフランジ
6aが設けられており、基部6は両側板6iが車体の前後方
向に対して平行となるように固定される。このため、基
部6固定時に車体の前後方向に向いた通気路が形成され
る。基部6の両側板6iには、カーソル5を支持するため
のスリット6d,6eとリッジ開閉リンク4支持用の長穴
(支持穴)6f、及び規制リンク3枢支用であって、両側
板6iの略中央部から後方斜め下方に伸びるように形成さ
れた第1の傾斜長穴部6b1とこの第1の傾斜長穴部6b1の
一端から下方に垂下するように形成された第1の垂下部
6b2とから成る略へ字状の長穴に形成されたガイド穴6b
とが穿設されており(図3参照)、底板6gには、カーソ
ル5のノブ5d操作用であって通気口ともなる矩形状の開
口が形成される。また、底板後部6hには、開度調整器9
のホルダー部9d貫装用の穴が形成されており、開度調整
器9のホルダー部9dが装着される。
形成され、その両側板6iの上端四角には換気口周囲のル
ーフ10内壁面にボルト12等によって固定されるフランジ
6aが設けられており、基部6は両側板6iが車体の前後方
向に対して平行となるように固定される。このため、基
部6固定時に車体の前後方向に向いた通気路が形成され
る。基部6の両側板6iには、カーソル5を支持するため
のスリット6d,6eとリッジ開閉リンク4支持用の長穴
(支持穴)6f、及び規制リンク3枢支用であって、両側
板6iの略中央部から後方斜め下方に伸びるように形成さ
れた第1の傾斜長穴部6b1とこの第1の傾斜長穴部6b1の
一端から下方に垂下するように形成された第1の垂下部
6b2とから成る略へ字状の長穴に形成されたガイド穴6b
とが穿設されており(図3参照)、底板6gには、カーソ
ル5のノブ5d操作用であって通気口ともなる矩形状の開
口が形成される。また、底板後部6hには、開度調整器9
のホルダー部9d貫装用の穴が形成されており、開度調整
器9のホルダー部9dが装着される。
カーソル5は2枚の側板5eと底板5fとによって形成され
ており、底板5f裏面前部には手動操作用のノブ5dが固着
される。カーソル5両側板5e下部には基部6両側板6iの
スリット6d,6eに嵌合支持されるスライド軸5b,5cが穿設
され、カーソル5は基部6にスリット6d,6eを介して、
スリット6d,6eのスリット長範囲内でスライド可能に支
持される。また、カーソル5の両側板5eには、基部6に
カーソル5を装着した時に基部6両側板6iのガイド穴6b
と対接する位置に3種のモードを有するガイドパターン
穴5aが穿設されており、このガイドパターン穴5aは、ガ
イド穴6bの第1の傾斜長穴部6b1に対接しカーソル5の
スライドに応じて第1の傾斜長穴部6b1の長さを短くす
るよう後方斜め下方に延び段部を有する第2の傾斜長穴
部5a1、及びガイド穴6bの第1の垂下部6b2に対接し第2
の傾斜長穴部5a1の一端から下方へ垂下する第2の垂下
部5a2とからなっている(第3図参照)。このガイドパ
ターン穴5aと基部6のガイド穴6bとの対接位置はカーソ
ル5のスライド位置によって規定され、カーソル5のス
ライド軸5b,5cがスリット6d,6e前端側に位置する時は、
第3図(I)に示す位置、すなわち、ガイド穴6bの屈曲
部より下側の第1の垂下部6b2のみがガイドパターン穴5
aの第2の垂下部5a2のIの部分と重なり合う位置で対接
し、スライド軸5b,5cがスリット中央に位置する時は第
3図(II)に示す位置、すなわちガイド穴6bの第1の垂
下部6b2がガイドパターン穴5aの第2の垂下部5a2のIIの
部分と重なり合い且つガイド穴6bの第1の傾斜長穴6b1
の下から略1/3のところまでがガイドパターン穴5aの第
2の傾斜長穴部5a1の上側の段部まで重なり合う位置に
対接し、スライド軸5b,5cがスリット後端側に位置する
時は第3図(III)に示す位置、すなわちガイド穴6bの
第1の垂下部6b2がガイドパターン穴5aの第2の垂下部5
a2のIIIの部分と重なり合い且つガイド穴6bの第1の傾
斜長穴6b1の全体がガイドパターン穴5aの第2の傾斜長
穴部5a1と重なり合う位置で対接するように調整され
る。
ており、底板5f裏面前部には手動操作用のノブ5dが固着
される。カーソル5両側板5e下部には基部6両側板6iの
スリット6d,6eに嵌合支持されるスライド軸5b,5cが穿設
され、カーソル5は基部6にスリット6d,6eを介して、
スリット6d,6eのスリット長範囲内でスライド可能に支
持される。また、カーソル5の両側板5eには、基部6に
カーソル5を装着した時に基部6両側板6iのガイド穴6b
と対接する位置に3種のモードを有するガイドパターン
穴5aが穿設されており、このガイドパターン穴5aは、ガ
イド穴6bの第1の傾斜長穴部6b1に対接しカーソル5の
スライドに応じて第1の傾斜長穴部6b1の長さを短くす
るよう後方斜め下方に延び段部を有する第2の傾斜長穴
部5a1、及びガイド穴6bの第1の垂下部6b2に対接し第2
の傾斜長穴部5a1の一端から下方へ垂下する第2の垂下
部5a2とからなっている(第3図参照)。このガイドパ
ターン穴5aと基部6のガイド穴6bとの対接位置はカーソ
ル5のスライド位置によって規定され、カーソル5のス
ライド軸5b,5cがスリット6d,6e前端側に位置する時は、
第3図(I)に示す位置、すなわち、ガイド穴6bの屈曲
部より下側の第1の垂下部6b2のみがガイドパターン穴5
aの第2の垂下部5a2のIの部分と重なり合う位置で対接
し、スライド軸5b,5cがスリット中央に位置する時は第
3図(II)に示す位置、すなわちガイド穴6bの第1の垂
下部6b2がガイドパターン穴5aの第2の垂下部5a2のIIの
部分と重なり合い且つガイド穴6bの第1の傾斜長穴6b1
の下から略1/3のところまでがガイドパターン穴5aの第
2の傾斜長穴部5a1の上側の段部まで重なり合う位置に
対接し、スライド軸5b,5cがスリット後端側に位置する
時は第3図(III)に示す位置、すなわちガイド穴6bの
第1の垂下部6b2がガイドパターン穴5aの第2の垂下部5
a2のIIIの部分と重なり合い且つガイド穴6bの第1の傾
斜長穴6b1の全体がガイドパターン穴5aの第2の傾斜長
穴部5a1と重なり合う位置で対接するように調整され
る。
リッド1の開口方向を規制する規制リンク3はリッド台
座11と基部6とを連結する2枚の側板3dと、この2枚の
側板3dを一体結合すると共にリッド1前端側より導入す
る外気の流入方向を規制する導風板3cとによって形成さ
れ、両側板3dの一端側はリッド台座両側11bに軸3bによ
って軸着され、他端部は枢支軸3aを介して、カーソル5
のガイドパターン穴5a及び基部6両側板6iのガイド穴6b
に枢支される。ところで、カーソル5のガイドパターン
穴5aを介して基部6のガイド穴6bに嵌合される規制リン
ク3の枢支軸3aは、ガイド穴6bとガイドパターン穴5aと
が重なり合った領域内を移動することができる。すなわ
ち第3図(I)、(II)、(III)に示す3種の対接位
置によってガイド穴6b内での移動範囲が規定される。こ
のため、規制リンク3の枢支軸3aは、リッド1開閉時に
上記(I)、(II)、(III)のいずれか一つのパター
ンに従ってガイド穴6b内を移動する。なお、前述したよ
うに、上記(I)、(II)、(III)のガイドパターン
はカーソル5をスライドすることによって簡単に切換え
ることができる。
座11と基部6とを連結する2枚の側板3dと、この2枚の
側板3dを一体結合すると共にリッド1前端側より導入す
る外気の流入方向を規制する導風板3cとによって形成さ
れ、両側板3dの一端側はリッド台座両側11bに軸3bによ
って軸着され、他端部は枢支軸3aを介して、カーソル5
のガイドパターン穴5a及び基部6両側板6iのガイド穴6b
に枢支される。ところで、カーソル5のガイドパターン
穴5aを介して基部6のガイド穴6bに嵌合される規制リン
ク3の枢支軸3aは、ガイド穴6bとガイドパターン穴5aと
が重なり合った領域内を移動することができる。すなわ
ち第3図(I)、(II)、(III)に示す3種の対接位
置によってガイド穴6b内での移動範囲が規定される。こ
のため、規制リンク3の枢支軸3aは、リッド1開閉時に
上記(I)、(II)、(III)のいずれか一つのパター
ンに従ってガイド穴6b内を移動する。なお、前述したよ
うに、上記(I)、(II)、(III)のガイドパターン
はカーソル5をスライドすることによって簡単に切換え
ることができる。
ところで、規制リンク3両側板3d上端側の連結軸3bに
は、スプリング7が嵌装されているため、規制リンク3
はリッド1裏面に対して垂直方向に立設される向きに押
圧されるが、規制リンク3の基部6側端部の枢支軸3aは
基部両側板6iのガイド穴6bに枢支されているため、スプ
リング7の押圧力はリッド1後部側を上方に支持するよ
うに作用する。
は、スプリング7が嵌装されているため、規制リンク3
はリッド1裏面に対して垂直方向に立設される向きに押
圧されるが、規制リンク3の基部6側端部の枢支軸3aは
基部両側板6iのガイド穴6bに枢支されているため、スプ
リング7の押圧力はリッド1後部側を上方に支持するよ
うに作用する。
リッド開閉リンク4は一端を軸4aを介して基部6に形成
された上下方向に伸びる支持穴6fに枢支され、他端をリ
ッド台座11後部側の両側部11bにそれぞれ軸支されると
共に開度調整器9に軸支される軸受穴4cを穿設された2
枚の側板4dと、この両側板4dを連結して補強する上板4e
とによって形成される。基部6の支持穴6fに枢支されリ
ッド開閉リンクを軸支する軸4aには、コイルスプリング
8の一端が掛合されており、コイルスプリング8の他端
はリッド台座11の上板11a後端部に固着されたフック8a
に掛合される。このコイルスプリング8はリッド1の後
端側を常時、基部6側に引っ張るように作用する。
された上下方向に伸びる支持穴6fに枢支され、他端をリ
ッド台座11後部側の両側部11bにそれぞれ軸支されると
共に開度調整器9に軸支される軸受穴4cを穿設された2
枚の側板4dと、この両側板4dを連結して補強する上板4e
とによって形成される。基部6の支持穴6fに枢支されリ
ッド開閉リンクを軸支する軸4aには、コイルスプリング
8の一端が掛合されており、コイルスプリング8の他端
はリッド台座11の上板11a後端部に固着されたフック8a
に掛合される。このコイルスプリング8はリッド1の後
端側を常時、基部6側に引っ張るように作用する。
開度調整器9は、第7図に示すように、内部に雌ねじを
有するホルダー9dと、ホルダー9dに螺合させるねじ棒9c
と、ホルダー9d端部に固着されたハンドル9bと、ねじ棒
先端部に中央部を固着され両端部でリッド開閉リンク4
を軸支する横棒9aとによって形成され、ホルダー9dを基
部6の底板6hに穿設した穴に装着し、ホルダー9dに固着
されたリング9fとホルダー9dの段部に嵌着されるストッ
パリンク9eとによって基部6の底板6hを挾持するように
して固定することにより基部6に取り付けられる。な
お、ホルダー9dは底板6hの穴内で回転自在である。この
開度調整器9はハンドル9bを回転しホルダー9dを回転す
ることにより、ねじ棒9cをホルダー9dに対して上下動
し、横棒9aを上下動するもので、この横棒9aの上下動に
よってリッド開閉リンク4を軸4a中心に揺動し、リッド
1を開閉作動する。なお、リッド開閉リンク4の揺動に
伴って横棒9aが前後方向に移動するため、ホルダー9dの
基部6底板6hの固定部はねじ棒9c先端が前後にスイング
し、リッド開閉リンク4の移動に追従できる程度に緩く
固定してある。
有するホルダー9dと、ホルダー9dに螺合させるねじ棒9c
と、ホルダー9d端部に固着されたハンドル9bと、ねじ棒
先端部に中央部を固着され両端部でリッド開閉リンク4
を軸支する横棒9aとによって形成され、ホルダー9dを基
部6の底板6hに穿設した穴に装着し、ホルダー9dに固着
されたリング9fとホルダー9dの段部に嵌着されるストッ
パリンク9eとによって基部6の底板6hを挾持するように
して固定することにより基部6に取り付けられる。な
お、ホルダー9dは底板6hの穴内で回転自在である。この
開度調整器9はハンドル9bを回転しホルダー9dを回転す
ることにより、ねじ棒9cをホルダー9dに対して上下動
し、横棒9aを上下動するもので、この横棒9aの上下動に
よってリッド開閉リンク4を軸4a中心に揺動し、リッド
1を開閉作動する。なお、リッド開閉リンク4の揺動に
伴って横棒9aが前後方向に移動するため、ホルダー9dの
基部6底板6hの固定部はねじ棒9c先端が前後にスイング
し、リッド開閉リンク4の移動に追従できる程度に緩く
固定してある。
開度調整器9によってリッド開閉リンク4を駆動しリッ
ド1を開口する時のリッド1開口方向は、前述したよう
に、カーソル5のガイドパターン穴5aと基部6両側板6i
に穿設されたガイド穴6bとの相対位置関係によって変化
し、第3図(I)、(II)、(III)に示した3種のモ
ードを形成する。
ド1を開口する時のリッド1開口方向は、前述したよう
に、カーソル5のガイドパターン穴5aと基部6両側板6i
に穿設されたガイド穴6bとの相対位置関係によって変化
し、第3図(I)、(II)、(III)に示した3種のモ
ードを形成する。
以下、この3種のモードの、各モードにおけるルーフベ
ンチレータの作動について説明する。なお、第2図に示
すリッド1密閉状態時には、カーソル5の位置にかかわ
らずリッド1位置は同状態にある。
ンチレータの作動について説明する。なお、第2図に示
すリッド1密閉状態時には、カーソル5の位置にかかわ
らずリッド1位置は同状態にある。
先ず、第3図(I)に示すカーソル5位置を選択した時
のリッド1の開口動作について説明する。
のリッド1の開口動作について説明する。
ガイド穴6bとガイドパターン穴5aとの位置関係が同図
(I)の状態にある時は、規制リンク3の枢支軸3aの移
動範囲は図中に示した示矢範囲内、すなわち、ガイド穴
6bの垂下部上端の屈曲部迄しか移動できない。このた
め、開度調整器9のハンドル9bを回転してリッド開閉リ
ンク4を駆動し、第2図の密閉状態から徐々にリッド1
を開口してゆくと、規制リンク3の枢支軸3aが移動でき
る範囲内では、枢支軸3aがガイド穴6bの垂下部6b2に沿
って変位し、且つリッド開閉リンク4の基部側の軸4aが
支持穴6fに沿って変位するため、リッド前端側と後端側
とが上方に移動し、一旦、リッド1全体が垂下部6b2及
び支持穴6fの長さ分だけ持ち上がり、換気口面に対して
略平行状態となる。ところが、規制リンク3の枢支軸3a
がガイド穴6bの屈曲部に達し、その移動が妨げられる
と、リッド1前端側は規制リンク3によってそれ以上上
方へは移動できなくなり、さらに開度調整器9によって
リッド開閉リンク4を駆動してリッド1を開口作動する
と、リッド1は規制リンク3との連結軸3bを支点として
後端側が上方へ移動され、コイルスプリング8の引張力
に抗してリッド1後端側が開口される。すなわち、基部
6のガイド穴6bとカーソル5のガイドパターン穴5aとの
位置関係が第3図(I)に示した状態にあるときは、リ
ッド1後方側が換気口面に対して上方に移動してリッド
1後端側を開口する後方側開口モードとなる。この状態
を第4図に示す。この後方側開口モードでは、リッド1
前端側がほとんど閉状態にあるため、車両の走行時にお
いて、リッド1が防風板となって外気の換気口への流入
を防止する。また、車両の走行時にはルーフ10上方を流
れる気流の影響で防風板たるリッド1の後方側には負圧
の領域が生じ、車室内気の外部への排出を促進するよう
に作用し、排気専用モードとなる。
(I)の状態にある時は、規制リンク3の枢支軸3aの移
動範囲は図中に示した示矢範囲内、すなわち、ガイド穴
6bの垂下部上端の屈曲部迄しか移動できない。このた
め、開度調整器9のハンドル9bを回転してリッド開閉リ
ンク4を駆動し、第2図の密閉状態から徐々にリッド1
を開口してゆくと、規制リンク3の枢支軸3aが移動でき
る範囲内では、枢支軸3aがガイド穴6bの垂下部6b2に沿
って変位し、且つリッド開閉リンク4の基部側の軸4aが
支持穴6fに沿って変位するため、リッド前端側と後端側
とが上方に移動し、一旦、リッド1全体が垂下部6b2及
び支持穴6fの長さ分だけ持ち上がり、換気口面に対して
略平行状態となる。ところが、規制リンク3の枢支軸3a
がガイド穴6bの屈曲部に達し、その移動が妨げられる
と、リッド1前端側は規制リンク3によってそれ以上上
方へは移動できなくなり、さらに開度調整器9によって
リッド開閉リンク4を駆動してリッド1を開口作動する
と、リッド1は規制リンク3との連結軸3bを支点として
後端側が上方へ移動され、コイルスプリング8の引張力
に抗してリッド1後端側が開口される。すなわち、基部
6のガイド穴6bとカーソル5のガイドパターン穴5aとの
位置関係が第3図(I)に示した状態にあるときは、リ
ッド1後方側が換気口面に対して上方に移動してリッド
1後端側を開口する後方側開口モードとなる。この状態
を第4図に示す。この後方側開口モードでは、リッド1
前端側がほとんど閉状態にあるため、車両の走行時にお
いて、リッド1が防風板となって外気の換気口への流入
を防止する。また、車両の走行時にはルーフ10上方を流
れる気流の影響で防風板たるリッド1の後方側には負圧
の領域が生じ、車室内気の外部への排出を促進するよう
に作用し、排気専用モードとなる。
次に、ガイド穴6bとガイドパターン穴5aとが第3図(I
I)に示す位置関係となるようにカーソル5を切換えた
時の動作について説明する。
I)に示す位置関係となるようにカーソル5を切換えた
時の動作について説明する。
同図(II)に示す状態では規制リンク3の枢支軸3aはガ
イド穴6b内をガイドパターン穴5aの第2の傾斜長穴部5a
1の上側の段部で規制された位置、すなわち第1の傾斜
長穴6b1の下から略1/3のところまで移動できるため、同
図(I)に示した時よりも上方前側に移動できる。この
ため、規制リンク3位置は同図(I)を選択した時より
上方へ移動し、且つリッド1裏面に対して垂直方向に立
設される位置にくる。このためリッド1前端が換気口開
口面に対して、より上方に移動し、また、リッド1後端
側は前端側の上方への移動に伴って、リッド開閉リンク
4との支持軸4bを支点として下方側へ移動し、前後端が
換気口開口面に対して略平行状態で釣り合う。すなわ
ち、第3図(II)に示したガイド穴6bとガイドパターン
穴5aの位置関係では、リッド1全体が上方に移動し、換
気口全面が開口した全面開口モードとなる。この時の状
態を第5図に示す。
イド穴6b内をガイドパターン穴5aの第2の傾斜長穴部5a
1の上側の段部で規制された位置、すなわち第1の傾斜
長穴6b1の下から略1/3のところまで移動できるため、同
図(I)に示した時よりも上方前側に移動できる。この
ため、規制リンク3位置は同図(I)を選択した時より
上方へ移動し、且つリッド1裏面に対して垂直方向に立
設される位置にくる。このためリッド1前端が換気口開
口面に対して、より上方に移動し、また、リッド1後端
側は前端側の上方への移動に伴って、リッド開閉リンク
4との支持軸4bを支点として下方側へ移動し、前後端が
換気口開口面に対して略平行状態で釣り合う。すなわ
ち、第3図(II)に示したガイド穴6bとガイドパターン
穴5aの位置関係では、リッド1全体が上方に移動し、換
気口全面が開口した全面開口モードとなる。この時の状
態を第5図に示す。
この全面開口モードでは、第5図に示すようにリッド1
の前後両端側が開口しているため、車両の走行時に、リ
ッド1前端側からの外気の導入と、リッド1後端側から
の車室内気の排出とが同時に行なわれる吸・排気モード
となる。なお、規制リンク3に形成された導風面部3c
は、リッド1前端側より導入する外気の車室内への流入
方向を規制すると共に、吸気と排気との干渉を防止する
隔壁として作用する。
の前後両端側が開口しているため、車両の走行時に、リ
ッド1前端側からの外気の導入と、リッド1後端側から
の車室内気の排出とが同時に行なわれる吸・排気モード
となる。なお、規制リンク3に形成された導風面部3c
は、リッド1前端側より導入する外気の車室内への流入
方向を規制すると共に、吸気と排気との干渉を防止する
隔壁として作用する。
次に、ガイド穴6bとガイドパターン穴5aとが第3図(II
I)に示す位置関係となるようにカーソル5を切換えた
時の動作について説明する。
I)に示す位置関係となるようにカーソル5を切換えた
時の動作について説明する。
基部6のガイド穴6bとカーソル5のガイドパターン穴5a
とが第3図(III)に示した位置関係にあるときには、
規制リンク3の枢支軸3aは基部6のガイド穴6bの全領域
を移動することができる。すなわち、ガイド穴6bの第1
の傾斜長穴部6b1の上端まで移動可能となる。このた
め、開口時に規制リンク3は最大限に上方前端側に移動
することができるため、リッド1前端は換気口開口面に
対してより上方へ移動する。
とが第3図(III)に示した位置関係にあるときには、
規制リンク3の枢支軸3aは基部6のガイド穴6bの全領域
を移動することができる。すなわち、ガイド穴6bの第1
の傾斜長穴部6b1の上端まで移動可能となる。このた
め、開口時に規制リンク3は最大限に上方前端側に移動
することができるため、リッド1前端は換気口開口面に
対してより上方へ移動する。
この時、コイルスプリング8はリッド開閉リンク4のリ
ッド支持軸4bを支点としてリッド1後端側を基部6側に
引っ張るため、開口時に一旦上方に移動したリッド1の
後端側は、リッド1前端側の上方移動に伴って下方に移
動する。このため、第6図に示すようにリッド前端側が
開口し、後端側が閉じた状態、すなわち前方側開口モー
ドとなる。この前方側開口モードの状態では、リッド前
端側のみが開口状態に有するため、車両の走行時に外気
を車室内に導入する吸気専用モードとなり、また、リッ
ド1は外気の導入を促進する導風板として作用し、規制
リンク3の導風面部3cは車室内への外気の流入方向を規
制する。
ッド支持軸4bを支点としてリッド1後端側を基部6側に
引っ張るため、開口時に一旦上方に移動したリッド1の
後端側は、リッド1前端側の上方移動に伴って下方に移
動する。このため、第6図に示すようにリッド前端側が
開口し、後端側が閉じた状態、すなわち前方側開口モー
ドとなる。この前方側開口モードの状態では、リッド前
端側のみが開口状態に有するため、車両の走行時に外気
を車室内に導入する吸気専用モードとなり、また、リッ
ド1は外気の導入を促進する導風板として作用し、規制
リンク3の導風面部3cは車室内への外気の流入方向を規
制する。
以上説明したように、本考案によるルーフベンチレータ
では、カーソル5を基部6に対してスライド移動するこ
とによってガイド穴6bとガイドパターン穴5aの対接位置
を変え、第3図に示した(I)、(II)、(III)の3
種の開口モードを選択することにより、3種のリッド1
開口方向を選択することができる。また、換気口開口時
にカーソル5を操作することによって3種の開口モード
を瞬時に切り換えることも可能であり、さらに、各モー
ドでの開度を、開度調整器9のハンドル9b回転量の調整
により密閉状態から最大開度まで無段階に調整すること
ができる。
では、カーソル5を基部6に対してスライド移動するこ
とによってガイド穴6bとガイドパターン穴5aの対接位置
を変え、第3図に示した(I)、(II)、(III)の3
種の開口モードを選択することにより、3種のリッド1
開口方向を選択することができる。また、換気口開口時
にカーソル5を操作することによって3種の開口モード
を瞬時に切り換えることも可能であり、さらに、各モー
ドでの開度を、開度調整器9のハンドル9b回転量の調整
により密閉状態から最大開度まで無段階に調整すること
ができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のルーフベンチレータで
は、モード切換機構によりガイドパターン穴をガイド穴
に対して相対変位させることにより規制リンクの枢支軸
が第1の傾斜長穴部に沿って変位することが規制され、
リッド前端の開度が3種の開口モードに合わせて規制さ
れる。そのため、規制リンクの枢支軸がガイド穴の第1
の傾斜長穴部に対して全く変位しないようにモード切換
機構により設定したならば(第3図(I))、開度調整
機構によりリッド開閉リンクを回動すると、リッド後端
のみが開口し換気口後方側を開口する後方開口モードと
なり(第4図)、また上記枢支軸を第1の傾斜長穴部の
全域に渡って変位可能とするようモード切換機構により
設定したならば(第3図(III))、リッド前端が開口
して換気口前方側を開口する前方開口モードとなり(第
6図)、更に、上記枢支軸が第1の傾斜長穴部の半分位
まで変位するようモード切換機構により設定したならば
(第3図(II))、リッドの前端及び後端はそれぞれ半
開口して換気口の前後が開口する全面開口モードとする
ことができるものである(第5図)。
は、モード切換機構によりガイドパターン穴をガイド穴
に対して相対変位させることにより規制リンクの枢支軸
が第1の傾斜長穴部に沿って変位することが規制され、
リッド前端の開度が3種の開口モードに合わせて規制さ
れる。そのため、規制リンクの枢支軸がガイド穴の第1
の傾斜長穴部に対して全く変位しないようにモード切換
機構により設定したならば(第3図(I))、開度調整
機構によりリッド開閉リンクを回動すると、リッド後端
のみが開口し換気口後方側を開口する後方開口モードと
なり(第4図)、また上記枢支軸を第1の傾斜長穴部の
全域に渡って変位可能とするようモード切換機構により
設定したならば(第3図(III))、リッド前端が開口
して換気口前方側を開口する前方開口モードとなり(第
6図)、更に、上記枢支軸が第1の傾斜長穴部の半分位
まで変位するようモード切換機構により設定したならば
(第3図(II))、リッドの前端及び後端はそれぞれ半
開口して換気口の前後が開口する全面開口モードとする
ことができるものである(第5図)。
このように、本考案によるルーフベンチレータではリッ
ドの開口方向を3方向に切換え可能とすることにより、
吸気、吸・排気、排気の3種の換気モードを任意に選択
することができ、且つ、簡単な手動操作によって上記3
種の換気モードを瞬時に切換えることが可能であり、ま
た、上記各モードでの吸・排気量の調整をリッド開度の
調整によって簡単に調整することができる等、操作性、
実用性に優れている。
ドの開口方向を3方向に切換え可能とすることにより、
吸気、吸・排気、排気の3種の換気モードを任意に選択
することができ、且つ、簡単な手動操作によって上記3
種の換気モードを瞬時に切換えることが可能であり、ま
た、上記各モードでの吸・排気量の調整をリッド開度の
調整によって簡単に調整することができる等、操作性、
実用性に優れている。
また、本考案では、ガイド穴及びガイドパターン穴にそ
れぞれ垂下部を形成し、且つリッド開閉リンクの基部側
端部を基部に形成された上下方向に延びる支持穴に枢支
したことにより、開度調整機構によりリッドを開口する
際、枢支軸が垂下部に沿って変位し且つリッド開閉リン
クの基部側端部も支持穴に沿って変位するため、一旦、
リッド全体が垂下部及び支持穴の長さ分だけ持ち上が
り、その後リッドが各モードに合わせて開口するように
なるものであるため、リッドを開口した後に閉塞する場
合、開度調整機構によりリッドを閉じる過程において、
枢支軸が垂下部の上端(ガイド穴の屈曲部)にきた時点
でリッド自身が換気口に対して略平行状態を保ち、その
状態で閉塞されることとなるので、リッドとルーフとの
間に介在されたウェザーストリップ等をこじることなく
確実にシールすることができるものである。そのため、
ウェザーストリップ等の耐久性が向上されるという作用
効果をも有するものである。
れぞれ垂下部を形成し、且つリッド開閉リンクの基部側
端部を基部に形成された上下方向に延びる支持穴に枢支
したことにより、開度調整機構によりリッドを開口する
際、枢支軸が垂下部に沿って変位し且つリッド開閉リン
クの基部側端部も支持穴に沿って変位するため、一旦、
リッド全体が垂下部及び支持穴の長さ分だけ持ち上が
り、その後リッドが各モードに合わせて開口するように
なるものであるため、リッドを開口した後に閉塞する場
合、開度調整機構によりリッドを閉じる過程において、
枢支軸が垂下部の上端(ガイド穴の屈曲部)にきた時点
でリッド自身が換気口に対して略平行状態を保ち、その
状態で閉塞されることとなるので、リッドとルーフとの
間に介在されたウェザーストリップ等をこじることなく
確実にシールすることができるものである。そのため、
ウェザーストリップ等の耐久性が向上されるという作用
効果をも有するものである。
第1図は本考案の一実施例としてのルーフベンチレータ
の構成を示す斜視図、第2図は同上ルーフベンチレータ
をルーフに装着した時の側面図、第3図は開口モード切
換機構のモード切換方法を示す図、第4図乃至第6図は
本考案によるルーフベンチレータの作動状態の説明図、
第7図は本考案によるルーフベンチレータの開度調整機
構を表す要部拡大断面図である。 1……リッド、2……開閉装置、3……規制リンク、3a
……枢支軸、4……リッド開閉リンク、4a……支持軸、
5……カーソル(モード切換機構)、5a……ガイドパタ
ーン穴、5a1……第2の傾斜長穴部、5a2……第2の垂下
部、6……基部、6b……ガイド穴、6b1……第1の傾斜
長穴部、6b2……第1の垂下部、6f……支持穴、6i……
基部の両側板部、9……開度調整機構、10……ルーフ。
の構成を示す斜視図、第2図は同上ルーフベンチレータ
をルーフに装着した時の側面図、第3図は開口モード切
換機構のモード切換方法を示す図、第4図乃至第6図は
本考案によるルーフベンチレータの作動状態の説明図、
第7図は本考案によるルーフベンチレータの開度調整機
構を表す要部拡大断面図である。 1……リッド、2……開閉装置、3……規制リンク、3a
……枢支軸、4……リッド開閉リンク、4a……支持軸、
5……カーソル(モード切換機構)、5a……ガイドパタ
ーン穴、5a1……第2の傾斜長穴部、5a2……第2の垂下
部、6……基部、6b……ガイド穴、6b1……第1の傾斜
長穴部、6b2……第1の垂下部、6f……支持穴、6i……
基部の両側板部、9……開度調整機構、10……ルーフ。
Claims (1)
- 【請求項1】車体のルーフに形成された換気口をルーフ
外側から覆い密閉するリッドと、上記ルーフの内側に装
着されると共に上記リッドの車両前端側を換気口開口面
に対して上方へ移動し換気口前方側を開口する前方側開
口モード,上記リッド後端側を換気口開口面に対して上
方へ移動し換気口後方側を開口する後方側開口モード,
及び上記リッド全体を換気口開口面に対して略垂直方向
上方へ移動し換気口を開口する全面開口モードの3種の
開口モードを有し上記換気口を上記開口モードに合わせ
て開閉して車室内の換気を可能とする開閉装置とを具え
たルーフベンチレータにおいて、 上記開閉装置は、上記ルーフ内側の開口周縁部に固定さ
れ開閉装置全体を支持する基部と、上記リッドの前後方
向に延びる上記基部の両端板部に設けられ該両側板部の
略中央部から後方斜め下方に延びるように形成された第
1の傾斜長穴部と該第1の傾斜長穴部の一端から下方に
垂下するように形成された第1の垂下部とから成る略へ
字状の長穴に形成されたガイド穴と、上記基部に車体前
後方向にスライド可能に配設されると共に上記第1の傾
斜長穴部に対接し上記スライドに応じて該第1の傾斜長
穴部の長さを短くするよう後方斜め下方に延び段部を有
する第2の傾斜長穴部及び上記第1の垂下部に対接し上
記第2の傾斜長穴部の一端から下方へ垂下する第2の垂
下部とからなるガイドパターン穴が上記ガイド穴と対向
する位置に形成され該ガイドパターン穴の位置を上記ガ
イド穴に対して車体前後方向に相対変位させることで上
記3種の開口モードを手動操作によって任意に切換え可
能とするモード切換機構と、一端が上記リッドに回動自
在に軸支され他端が上記ガイド穴及び上記ガイドパター
ン穴とに挿通する枢支軸を介して上記基部に枢支され上
記基部と上記リッドとを連結すると共に上記モード切換
機構による上記ガイドパターン穴の相対変位により上記
枢支軸の上記ガイド穴の上記第1の傾斜長穴部に沿って
の変位が上記第2の傾斜長穴部によって規制されること
により上記リッド前端の開度を上記3種の開口モードに
合わせて規制する規制リンクと、一端が上記基部に形成
される上下方向に延びる支持穴に枢支され上記リッドを
上下方向に変位可能にすると共に他端で上記リッドを揺
動自在に支持するリッド開閉リンクと、上記基部に固定
され上記リッド開閉リンクを支持し該リッド開閉リンク
を上記基部との枢支点を中心に回動させて上記リッドを
開閉作動すると共に該リッド開閉リンクの回動量を調整
することによって上記リッド開度を調整する開度調整機
構とを有することを特徴とするルーフベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986155408U JPH0723292Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ル−フベンチレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986155408U JPH0723292Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ル−フベンチレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6359714U JPS6359714U (ja) | 1988-04-21 |
JPH0723292Y2 true JPH0723292Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31076085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986155408U Expired - Lifetime JPH0723292Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 | ル−フベンチレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723292Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200471597Y1 (ko) * | 2012-04-13 | 2014-03-04 | 박승일 | 수동식 루프 환기장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59157905U (ja) * | 1982-06-23 | 1984-10-23 | 車体工業株式会社 | 車両用換気装置 |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP1986155408U patent/JPH0723292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200471597Y1 (ko) * | 2012-04-13 | 2014-03-04 | 박승일 | 수동식 루프 환기장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6359714U (ja) | 1988-04-21 |
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