JP3019452U - 床下換気口 - Google Patents

床下換気口

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JP3019452U
JP3019452U JP1995007030U JP703095U JP3019452U JP 3019452 U JP3019452 U JP 3019452U JP 1995007030 U JP1995007030 U JP 1995007030U JP 703095 U JP703095 U JP 703095U JP 3019452 U JP3019452 U JP 3019452U
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ventilation
fitted
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JP1995007030U
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Inventor
雅敏 長井
智裕 杉本
悠一郎 岸本
Original Assignee
マツ六株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で手軽に開閉できる。 【構成】 本体10と、この本体10に対して着脱可能
に嵌め込まれる表蓋20とからなっている。本体10は
手前側と奥側とが開放された外枠体11と、外枠体11
の奥側から手前側に向かって突出形成された内枠体12
とを有している。内枠体11には本体側通風部13と本
体側閉塞部14とが設けられている。表蓋20は内枠体
12が嵌まり込む後枠部21と本体10の手前に嵌まり
込む前枠部22が設けられており、前枠部22と後枠部
21には本体側通風部13を閉塞する蓋側閉塞部24と
蓋側通風部23とが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建屋の外に面した布基礎に設置する床下換気口に係り、特に開閉可 能な床下換気口に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の床下換気口には、外気温の変化に対応して冷房及び暖房効果を高めるた め、開閉可能な蓋を設けておき、夏期には蓋を開けて床下の通風を良好にし、冬 期は蓋を閉じて床下を冷風が通過しないように構成されたものがある。
【0003】 例えば、開閉可能な床下換気口には、換気口を閉塞する複数個の蓋をそれぞれ スライド可能に設けておき、前面に設けられた把手を手で回動させることにより 複数個の蓋を同時に横方向にスライドさせて開閉するタイプ、または蓋をシャッ タ構造にするとともに、巻取り巻出し機構を設けて上下に開閉するタイプ、さら には、形状記憶合金によって外気温度に応じて蓋を自動開閉するようにしたもの 等がある。そして、いずれも防錆のため合成樹脂又は不錆金属が用いられている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記した従来装置には、蓋を閉じても隙間が生じるという共通の 問題がある。また、蓋をシャッタ構造としたタイプや形状記憶合金を使用したも ものは、蓋を閉じても隙間が生じるという問題の他に、特殊な開閉機構を有する ため、コスト高になるという問題があった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、安価で簡単に開閉ができ、しか も蓋を閉じても隙間が生じないようにした床下換気口を提供することを目的とし ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る床下換気口は、建屋の外部に面した布基礎に取り付けられる本 体と、この本体に対して外側から着脱可能に嵌め込まれる表蓋とを具備しており 、前記本体に対して一方向から表蓋を取り付けると本体に設けられた本体側通風 部が表蓋の蓋側通風部によって開放され、逆の方向から表蓋を取り付けると前記 本体側通風部が前記表蓋の蓋側閉塞部によって閉塞されるように構成されている 。
【0007】 また、請求項2に係る床下換気口における本体は、手前側と奥側とが開放され た外枠体と、この外枠体の奥側から手前側に向かって突出形成された内枠体とを 有しており、この内枠体には本体側通風部と本体側閉塞部とが設けられており、 前記表蓋には、前記内枠体が嵌まり込む後枠部と、前記本体の手前側に嵌まり込 む前枠部とが設けられており、前記前枠部と後枠部とには、前記本体側通風部を 閉塞可能な蓋側閉塞部と前記本体側通風部を開放可能な蓋側通風部とが設けられ ている。
【0008】 さらに、請求項3に係る床下換気口の本体側閉塞部及び蓋側閉塞部蓋の内面に は、それぞれ断熱材が取り付けられている。
【0009】
【作用】
表蓋を本体に対して一方向から嵌め込むと、本体側通風部に蓋側通風部が、ま た、本体側閉塞部に蓋側閉塞部がそれぞれ対向するので、前記両通風部を介して 外気が通気する。 前記と逆方向にして表蓋を本体に嵌め込むと、前記と逆に本体側通風部は、蓋 側閉塞部によって閉塞されるので外気が遮断される。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案に係る床下換気口(以下、本考案換気口という) の一実施例を説明する。図1から図2にかけては本考案換気口に係る図面であっ て、図1は図2に示すA−A線断面図、図2は本考案換気口正面図である。図3 から図5にかけては本体に係る図面であって、図3は正面図、図4は側面図、図 5は底面図である。
【0011】 また、図6から図10にかけては表蓋に係る図面であって、図6は正面図、図 7は側面視断面図、図8は上面図、図9は底面図である。さらに、図10は換気 遮断時における本考案換気口の側面視断面図である。
【0012】 本考案換気口は、本体10と表蓋20からなっている。 本体10は建屋の外部に面した布基礎30に取り付けられるもので、手前側と 奥側が開放された外枠体11と、この外枠体11の奥側から手前側に向かって突 出した内枠体12とを有している。この内枠体12には本体側通風部13と本体 側閉塞部14とが設けられている。
【0013】 前記本体側通風部13は、内枠体12の正面部12aのみならずこれに連なる 上面部12b、両側面部12c、底面部12dを開放することによって形成され ており、これら各面で囲まれる本体側通風部13の面積は前記内枠体12の断面 の略1/2を占めている。
【0014】 また、本体側閉塞部14は、前記正面部12a、上面部12b、両側面部12 c、底面部12dの開放されていない部分によって構成されている。
【0015】 なお、前記外枠体11の前端縁には、後述する表蓋20を係止する係止突起1 6が複数個設けられている。
【0016】 前記表蓋20は、前記本体10に対して外側から着脱可能に嵌め込まれるもの であって、前記内枠体12が嵌まり込む後枠部21と、本体10の手前側に嵌ま り込む前枠部22とが設けられている。
【0017】 前記前枠部22と後枠部21とには蓋側通風部23と、前記本体側通風部13 を閉塞可能な蓋側閉塞部24とが設けられている。
【0018】 前記蓋側通風部23と蓋側閉塞部24とは、いずれも前記本体側通風部13と 本体側閉塞部14とに対応して形成されており、同等の形状、サイズに設定され いるのである。
【0019】 また、前枠部22には前記係止具突起16に係止する係止片25が設けられて いる。さらに前枠部22の前面には桟27が設けられている。なお、本体10の 後面には、防虫ネット18が設けられた裏蓋181が設けられているが、これは 必ずしも必要ではない。ただし、防虫ネット18を設けておいた方が、床下にね ずみや白蟻ラスターの有害動物の侵入を防げるので効果的である。また、図中2 9は 補強のための横桟である。
【0020】 前記本体10、表蓋20はいずれもプラスチックで形成されており、係止片2 6は弾性を有しているので、人指で押し開くことにより容易に本体10に着脱す ることができる。
【0021】 また、前記本体側閉塞部14及び蓋側閉塞部24の内面には、例えば発泡スチ ロールや発泡ポリウレタン等の断熱材17、28がそれぞれ取り付けられている 。
【0022】 本体10は本体側閉塞部14を下にして布基礎30上に設置され、モルタルに よって布基礎31とタルキ31に固定される。
【0023】 次に本考案換気口の作用を説明する。 表蓋20の蓋側通風部23を上にして外側より本体10に嵌め込む。すると、 蓋側通風部23は本体側通風部13と重なる。従って、両通風部13、23を介 して空気は床下に流れ込む。このため、夏期に表蓋20をこのように本体10に 嵌め込むと、床下の空気の流通がよくなって床下から湿気を排除するとともに、 床下の空気の温度を低くすることで冷房効果を高めることができる。
【0024】 本体10の内枠体12は、前記したように外枠体11の奥側から手前側に向か って突出形成されている。このため、通風有効面積、すなわち空気が流通するた めの開口面積は、内枠体12がなく本体10の奥側が平坦に形成されているタイ プより大きくなる。従って、通風効果がよく換気効率が高くなる。
【0025】 また、表蓋20の向きを逆にして本体10に嵌め込むと、すなわち表蓋側20 の蓋側通風部23を下にして本体10に嵌め込むと、蓋側通風部23は本体側閉 塞部14と対向し、蓋側閉塞部24は本体側通風部13と対向するので通気が遮 断される。このため、冬期に表蓋20をこのように本体10に嵌め込むと、床下 に冷たい外気が流入しないので、床下の空気の温度を外気より高く保つことがで きるので、暖房効果を高めることができる。特に、近年の床暖房には好適である 。
【0026】 この際、蓋側閉塞部24、本体側通風部23に取り付けた断熱材17、28に よって外気の温度も遮断されるので、冬期に於て寒気が床下に伝達しない。
【0027】 なお、本実施に於ては角型の換気口について説明したが、丸型であっても適用 し得ることは勿論である。
【0028】 また、本体側通風部、本体側閉塞部、蓋側通風部および蓋側閉塞部の配置は、 上、下に限るものではない。例えば、横方向に設けられていてもよい。また、前 記通風部、閉塞部の構造は、有効換気面積を増大できるものであればよく、本実 施例に限定されるものではない。
【0029】 さらに、本考案換気口の材質はプラスチック製に限らず、防錆金属材又はこれ らと組み合わせた部材を使用してもよいことは言う迄もない。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案換気口は、建屋の外部に面した布基礎に取り付けら れる本体と、この本体に対して外側から着脱可能に嵌め込まれる表蓋とを具備し ており、前記本体に対して一方向から表蓋を取り付けると本体に設けられた本体 側通風部が表蓋の蓋側通風部によって開放され、逆の方向から表蓋を取り付ける と前記本体側通風部が前記表蓋の蓋側閉塞部によって閉塞されるように構成され ている。
【0031】 従って、本考案換気口は、夏期に表蓋を本体に対して一方向から嵌め込んで、 本体側通風部に蓋側通風部を、本体側閉塞部に蓋側閉塞部をそれぞれ対向させる と、前記両通風部を介して外気が通気する。このため、床下の空気の流通がよく なって床下から湿気を排除するとともに、床下の空気の温度を低くすることで冷 房効果を高めることができる。
【0032】 特に、表蓋の方向を変えて本体に嵌め込むだけで、床下の開放と閉塞とを自在 に交換することができるので、従来の蓋をスライドさせるタイプやシャッター構 造とするタイプや形状記憶合金を使用するものより構造が大幅に簡略化される。 このため、大幅なコストダウンが可能となる。
【0033】 また、請求項2に係る床下換気口における本体は、手前側と奥側とが開放され た外枠体と、この外枠体の奥側から手前側に向かって突出形成された内枠体とを 有しており、この内枠体には本体側通風部と本体側閉塞部とが設けられており、 前記表蓋には、前記内枠体が嵌まり込む後枠部と、前記本体の手前側に嵌まり込 む前枠部とが設けられており、前記前枠部と後枠部とには、前記本体側通風部を 閉塞可能な蓋側閉塞部と前記本体側通風部を開放可能な蓋側通風部とが設けられ ているので、通風有効面積、すなわち空気が流通するための開口面積は従来のも のより大きくすることができる。従って、夏期にはより冷房効果を高めることが できる。
【0034】 また、請求項3に係る床下換気口の本体側閉塞部及び蓋側閉塞部蓋の内面には 、それぞれ断熱材が取り付けられている。このため、より断熱効果を高めること ができるとともに、蓋側閉塞部で本体側通風部を閉塞した場合に、両者の間に隙 間ができない。このため、隙間が生じる従来の床下換気口より冬期には高い暖房 効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案換気口の据付状態を示す図面であって、
図2に示すA−A線断面図である。
【図2】本考案換気口の正面図である。
【図3】本体の正面図である。
【図4】本体の側面図である。
【図5】本体の底面図である。
【図6】表蓋の正面図である。
【図7】表蓋の側面視断面図である。
【図8】表蓋の上面図である。
【図9】表蓋の底面図である。
【図10】換気遮断時における本考案換気口の側面視断
面図である。
【符号の説明】
10 本体 11 外枠体 12 内枠体 13 本体側通風部 14 本体側閉塞部 15 突出部 16 係止突起 20 表蓋 21 後枠部 22 前枠部 23 蓋側通風部 24 蓋側閉塞部 25 凹部 28 断熱材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の外部に面した布基礎に取り付けら
    れる本体と、この本体に対して外側から着脱可能に嵌め
    込まれる表蓋とを具備しており、前記本体に対して一方
    向から表蓋を取り付けると本体に設けられた本体側通風
    部が表蓋の蓋側通風部によって開放され、逆の方向から
    表蓋を取り付けると前記本体側通風部が前記表蓋の蓋側
    閉塞部によって閉塞されることを特徴とする床下換気
    口。
  2. 【請求項2】 前記本体は、手前側と奥側とが開放され
    た外枠体と、この外枠体の奥側から手前側に向かって突
    出形成された内枠体とを有しており、この内枠体には本
    体側通風部と本体側閉塞部とが設けられており、前記表
    蓋には、前記内枠体が嵌まり込む後枠部と、前記本体の
    手前側に嵌まり込む前枠部とが設けられており、前記前
    枠部と後枠部とには、前記本体側通風部を閉塞可能な蓋
    側閉塞部と前記本体側通風部を開放可能な蓋側通風部と
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の床下
    換気口。
  3. 【請求項3】 前記本体側閉塞部及び蓋側閉塞部蓋の内
    面には、それぞれ断熱材が取り付けられていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の床下換気口。
JP1995007030U 1995-06-15 1995-06-15 床下換気口 Expired - Lifetime JP3019452U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08326920A (ja) * 1995-06-01 1996-12-10 Ishikawa Gasket Kk 上下一対の板で構成した内燃機関用金属積層形ガスケット

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