JPH0723280A - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
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- JPH0723280A JPH0723280A JP5287293A JP28729393A JPH0723280A JP H0723280 A JPH0723280 A JP H0723280A JP 5287293 A JP5287293 A JP 5287293A JP 28729393 A JP28729393 A JP 28729393A JP H0723280 A JPH0723280 A JP H0723280A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像モニタ時には撮像時の縦横角度にかかわ
らず常に正立した画像の観察を可能ならしめるビデオカ
メラ装置。 【構成】 ２は被写体４の像を撮像装置６上に結像させ
る光学系、８は撮像装置６に駆動用のクロック信号を与
えるクロックドライバ、１０は撮像装置６から導出され
た電気的画像情報をフィルタリング、色分離、γ変換等
の処理を通じて輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに
変換するプロセッサ回路、１２は色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙを１水平走査毎の線順次信号に変換するラインスイッ
チ、１４は輝度信号Ｙを高域側でＦＭ変調する変調回
路、１６は色差線順次信号を低域側でＦＭ変調する変調
回路、１８は撮影装置６を載置するカメラの縦横角度を
検出する角度センサ、２０は角度センサ１８からの角度
情報をディジタル情報として、“１”に対しては１３ｆ
H、“０”に対しては〔１３ｆH〕を対応させ、４Ｈ期間
に１ビットの割合でテレビジョン信号レートに対応させ
た交流データ信号を発生するデータ変換回路、２２は加
算回路、２４は記録増幅器である。
らず常に正立した画像の観察を可能ならしめるビデオカ
メラ装置。 【構成】 ２は被写体４の像を撮像装置６上に結像させ
る光学系、８は撮像装置６に駆動用のクロック信号を与
えるクロックドライバ、１０は撮像装置６から導出され
た電気的画像情報をフィルタリング、色分離、γ変換等
の処理を通じて輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに
変換するプロセッサ回路、１２は色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙを１水平走査毎の線順次信号に変換するラインスイッ
チ、１４は輝度信号Ｙを高域側でＦＭ変調する変調回
路、１６は色差線順次信号を低域側でＦＭ変調する変調
回路、１８は撮影装置６を載置するカメラの縦横角度を
検出する角度センサ、２０は角度センサ１８からの角度
情報をディジタル情報として、“１”に対しては１３ｆ
H、“０”に対しては〔１３ｆH〕を対応させ、４Ｈ期間
に１ビットの割合でテレビジョン信号レートに対応させ
た交流データ信号を発生するデータ変換回路、２２は加
算回路、２４は記録増幅器である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ装置に係
り、特に撮像装置において、画像情報を電気信号に変換
して、これを伝送路または磁気，光等の記録媒体を介し
てテレビジョンモニタ上で観察する系に適用するに好適
なビデオカメラ装置に関する。
り、特に撮像装置において、画像情報を電気信号に変換
して、これを伝送路または磁気，光等の記録媒体を介し
てテレビジョンモニタ上で観察する系に適用するに好適
なビデオカメラ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、テレビジョンシステムは画像を
縦横比３：４のモニタ画面上で観察することを前提とし
ており、これに関するあらゆるセット、詰まりカメラや
モニタは縦横の関係が常に一定であることを建前として
セッティングされている。
縦横比３：４のモニタ画面上で観察することを前提とし
ており、これに関するあらゆるセット、詰まりカメラや
モニタは縦横の関係が常に一定であることを建前として
セッティングされている。
【０００３】これに対して、近年静止画像を磁気シート
上に同心円状に複数枚磁気記録しようとする所謂電子カ
メラが実用化されようとしている。この電子カメラは従
来の銀塩式カメラと同様な用途と操作性を持ち、もっぱ
ら静止画撮影の為に用いられる訳であるが、撮影像の観
察は銀塩式のカメラと異なり一般に用いられているテレ
ビジョンモニタによるところが大となる。ところが、テ
レビジョンモニタは先にも述べたように、縦横の関係が
決められているため、必然的にカメラ側も縦横の関係を
守って撮影する必要がある。つまり、この関係が守られ
ないと、再生時に正立した撮影像を観察することが出来
ない。
上に同心円状に複数枚磁気記録しようとする所謂電子カ
メラが実用化されようとしている。この電子カメラは従
来の銀塩式カメラと同様な用途と操作性を持ち、もっぱ
ら静止画撮影の為に用いられる訳であるが、撮影像の観
察は銀塩式のカメラと異なり一般に用いられているテレ
ビジョンモニタによるところが大となる。ところが、テ
レビジョンモニタは先にも述べたように、縦横の関係が
決められているため、必然的にカメラ側も縦横の関係を
守って撮影する必要がある。つまり、この関係が守られ
ないと、再生時に正立した撮影像を観察することが出来
ない。
【０００４】しかしながら、静止画像の記録は動画撮影
と違って、撮影に当たって作画の占める重要度が大であ
る。つまり、撮影時には縦横の関係にとらわれることな
く、自由な角度、例えば縦横の関係を換えて撮影したい
場合が少なくない。このため、静止画撮影に当って、作
画の自由度の高いシステムに対する要求が強かった。
と違って、撮影に当たって作画の占める重要度が大であ
る。つまり、撮影時には縦横の関係にとらわれることな
く、自由な角度、例えば縦横の関係を換えて撮影したい
場合が少なくない。このため、静止画撮影に当って、作
画の自由度の高いシステムに対する要求が強かった。
【０００５】
【目的】従って、本発明の目的は上記従来技術の問題点
を解消し、撮像時の縦横の制約をなくし、自由な作画を
可能とすべく、画像モニタ時には撮像時の縦横角度にか
かわらず常に正立した画像の観察を可能ならしめるビデ
オカメラ装置を提供することにある。
を解消し、撮像時の縦横の制約をなくし、自由な作画を
可能とすべく、画像モニタ時には撮像時の縦横角度にか
かわらず常に正立した画像の観察を可能ならしめるビデ
オカメラ装置を提供することにある。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施例に係る電子映像カ
メラシステムの概略構成図で、（ａ）は記録系を、
（ｂ）は再生系を示す。同図（ａ）において、２は被写
体４の像をＣＣＤエリアセンサ等の撮像装置６上に結像
させる光学系、８は撮像装置６に駆動用のクロック信号
を与えるクロックドライバ、１０は撮像装置６から導出
された電気的画像情報をフィルタリング、色分離、γ変
換等の処理を通じて輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙに変換するプロセッサ回路、１２は色差信号Ｒ−Ｙ，
Ｂ−Ｙを１水平走査毎の線順次信号に変換するラインス
イッチ、１４は輝度信号Ｙを高域側、例えば６〜７．５
ＭＨｚの範囲でＦＭ変調する変調回路、１６は色差線順
次信号を低域側、例えば５００ＫＨｚ〜２ＭＨｚの範囲
でＦＭ変調する変調回路、１８は撮影装置６を載置する
カメラの縦横角度を検出する角度センサ、２０は角度セ
ンサ１８からの角度情報をディジタル情報として、
“１”に対しては１３ｆH（水平周期の１３倍）、
“０”に対しては〔１３ｆH〕を対応させ、４Ｈ期間に
１ビットの割合でテレビジョン信号レートに対応させた
交流データ信号を発生するデータ変換回路、２２は輝度
信号変調信号と色差線順次信号変調信号と交流データ信
号をミックスする加算回路、２４は加算回路２２の出力
信号に基づいて磁気ヘッド２６に記録電流を供給し、毎
秒６０回転で回動する磁気シート２８上の同心円状のト
ラック３０上に、信号を磁気記録する記録増幅器であ
る。
メラシステムの概略構成図で、（ａ）は記録系を、
（ｂ）は再生系を示す。同図（ａ）において、２は被写
体４の像をＣＣＤエリアセンサ等の撮像装置６上に結像
させる光学系、８は撮像装置６に駆動用のクロック信号
を与えるクロックドライバ、１０は撮像装置６から導出
された電気的画像情報をフィルタリング、色分離、γ変
換等の処理を通じて輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙに変換するプロセッサ回路、１２は色差信号Ｒ−Ｙ，
Ｂ−Ｙを１水平走査毎の線順次信号に変換するラインス
イッチ、１４は輝度信号Ｙを高域側、例えば６〜７．５
ＭＨｚの範囲でＦＭ変調する変調回路、１６は色差線順
次信号を低域側、例えば５００ＫＨｚ〜２ＭＨｚの範囲
でＦＭ変調する変調回路、１８は撮影装置６を載置する
カメラの縦横角度を検出する角度センサ、２０は角度セ
ンサ１８からの角度情報をディジタル情報として、
“１”に対しては１３ｆH（水平周期の１３倍）、
“０”に対しては〔１３ｆH〕を対応させ、４Ｈ期間に
１ビットの割合でテレビジョン信号レートに対応させた
交流データ信号を発生するデータ変換回路、２２は輝度
信号変調信号と色差線順次信号変調信号と交流データ信
号をミックスする加算回路、２４は加算回路２２の出力
信号に基づいて磁気ヘッド２６に記録電流を供給し、毎
秒６０回転で回動する磁気シート２８上の同心円状のト
ラック３０上に、信号を磁気記録する記録増幅器であ
る。
【０００８】一方、同図（ｂ）において、３２は毎秒６
０回転で回動する磁気シート２８上のトラック３０から
磁気ヘッド２６′を介して再生された信号を増幅するヘ
ッド増幅器、３４はヘッド増幅器３２を介して得られた
再生信号、つまり輝度信号変調信号、色差線順次信号変
調信号、交流データ信号の合成信号から輝度信号変調信
号を抽出するためのハイパスフィルタ、３６はヘッド増
幅器３２からの再生信号から色差線順次信号変調信号を
抽出するバンドパスフィルタ、３８はヘッド増幅器３２
からの再生信号から交流データ信号を抽出するローパス
フィルタ、４０はハイパスフィルタ３４を介して得られ
た輝度信号変調信号を復調して輝度信号Ｙを得るための
復調回路、４２はバンドパスフィルタ３６を介して得ら
れた色差線順次信号変調信号を復調して色差線順次信号
を得るための復調回路、４４は色差線順次信号を連続し
た２つの色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに変換する同時化回
路、４６は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙから複
合映像信号を得るためのエンコーダ回路、４８は複合映
像信号をモニタ画面５０上に映出させるためのモニタ駆
動回路、５２はローパスフィルタ３８を介して得られた
交流データ信号からデータ信号を得て、角度を示すディ
ジタルデータを送出するデータ復号回路、５４はモニタ
画面５０の矢印Ｘ−Ｙ方向の回転角度を検出する角度エ
ンコーダ５６の出力信号をデータ復号回路５２からの角
度データと突き合わせ、両者が一致するように、モニタ
画面５０を矢印Ｘ−Ｙ方向に回転させるモータ５８を駆
動回路６０を介して制御する角度制御回路である。
０回転で回動する磁気シート２８上のトラック３０から
磁気ヘッド２６′を介して再生された信号を増幅するヘ
ッド増幅器、３４はヘッド増幅器３２を介して得られた
再生信号、つまり輝度信号変調信号、色差線順次信号変
調信号、交流データ信号の合成信号から輝度信号変調信
号を抽出するためのハイパスフィルタ、３６はヘッド増
幅器３２からの再生信号から色差線順次信号変調信号を
抽出するバンドパスフィルタ、３８はヘッド増幅器３２
からの再生信号から交流データ信号を抽出するローパス
フィルタ、４０はハイパスフィルタ３４を介して得られ
た輝度信号変調信号を復調して輝度信号Ｙを得るための
復調回路、４２はバンドパスフィルタ３６を介して得ら
れた色差線順次信号変調信号を復調して色差線順次信号
を得るための復調回路、４４は色差線順次信号を連続し
た２つの色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに変換する同時化回
路、４６は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙから複
合映像信号を得るためのエンコーダ回路、４８は複合映
像信号をモニタ画面５０上に映出させるためのモニタ駆
動回路、５２はローパスフィルタ３８を介して得られた
交流データ信号からデータ信号を得て、角度を示すディ
ジタルデータを送出するデータ復号回路、５４はモニタ
画面５０の矢印Ｘ−Ｙ方向の回転角度を検出する角度エ
ンコーダ５６の出力信号をデータ復号回路５２からの角
度データと突き合わせ、両者が一致するように、モニタ
画面５０を矢印Ｘ−Ｙ方向に回転させるモータ５８を駆
動回路６０を介して制御する角度制御回路である。
【０００９】図２は図１に示した角度センサ１８の具体
的な構成例を示すもので、同図（ａ）は角度センサ１８
の部分破断斜視図、同（ｂ）は正面断面図、同（ｃ）は
側断面図である。各図を通じて、６２はその内周面に複
数個の角度位置に対応してエンコード用の電極６４を配
して構成される円筒状の絶縁容器、６６は重力によって
絶縁容器６２内を自由移動可能に封入され角度検出位置
にある電極６４を全て短絡する如く配される水銀であ
る。エンコード用の電極６４のうちの一本は接地され、
水銀６６が位置する部分の電極６４が全て短絡された時
に、信号線６８に角度位置を示すディジタル的なエンコ
ード出力が得られるような構成となっており、絶縁容器
６２のＰ−Ｑ方向の回動に対して、角度位置を示すディ
ジタル信号を得ることが出来る。ちなみに、エンコード
用の電極は切り換わり位置での誤検出を防止するため
に、グレーコード配置とするのが望ましい。
的な構成例を示すもので、同図（ａ）は角度センサ１８
の部分破断斜視図、同（ｂ）は正面断面図、同（ｃ）は
側断面図である。各図を通じて、６２はその内周面に複
数個の角度位置に対応してエンコード用の電極６４を配
して構成される円筒状の絶縁容器、６６は重力によって
絶縁容器６２内を自由移動可能に封入され角度検出位置
にある電極６４を全て短絡する如く配される水銀であ
る。エンコード用の電極６４のうちの一本は接地され、
水銀６６が位置する部分の電極６４が全て短絡された時
に、信号線６８に角度位置を示すディジタル的なエンコ
ード出力が得られるような構成となっており、絶縁容器
６２のＰ−Ｑ方向の回動に対して、角度位置を示すディ
ジタル信号を得ることが出来る。ちなみに、エンコード
用の電極は切り換わり位置での誤検出を防止するため
に、グレーコード配置とするのが望ましい。
【００１０】次に、図１，図２の構成において、その動
作を説明する。
作を説明する。
【００１１】今、被写体４が縦長の作画を必要とする場
合、図示しないカメラ本体を通常撮影状態から９０°横
に傾けて撮影を行う必要が生ずる。この場合、カメラ本
体に内蔵された角度センサ１８も９０°傾くため、その
時の角度に対応するディジタル情報がデータ変換回路２
０に入力される。データ変換回路２０はディジタル情報
の“１”を１３ｆHの交流信号に、“０”を〔１３ｆH〕
の交流信号にそれぞれ変換し、テレビジョン信号レート
の４水平走査期間に１ビットを対応させた時系列的な信
号として加算回路２２に送出する。
合、図示しないカメラ本体を通常撮影状態から９０°横
に傾けて撮影を行う必要が生ずる。この場合、カメラ本
体に内蔵された角度センサ１８も９０°傾くため、その
時の角度に対応するディジタル情報がデータ変換回路２
０に入力される。データ変換回路２０はディジタル情報
の“１”を１３ｆHの交流信号に、“０”を〔１３ｆH〕
の交流信号にそれぞれ変換し、テレビジョン信号レート
の４水平走査期間に１ビットを対応させた時系列的な信
号として加算回路２２に送出する。
【００１２】一方、光学系２を介して撮像装置６でとら
えられた被写体４の像は、クロックドライバ８により、
テレビジョンレートに従った時系列的な電気信号に変換
され、プロセッサ回路１０に送出される。この光像情報
はプロセッサ回路１０で輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，
Ｂ−Ｙに変換され、更に色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙはライ
ンスイッチで色差線順次信号に変換される。このように
して得られた輝度信号並びに色差線順次信号はそれぞれ
変調回路１４，１６でＦＭ変調され、磁気記録に適した
信号に変換される。
えられた被写体４の像は、クロックドライバ８により、
テレビジョンレートに従った時系列的な電気信号に変換
され、プロセッサ回路１０に送出される。この光像情報
はプロセッサ回路１０で輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，
Ｂ−Ｙに変換され、更に色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙはライ
ンスイッチで色差線順次信号に変換される。このように
して得られた輝度信号並びに色差線順次信号はそれぞれ
変調回路１４，１６でＦＭ変調され、磁気記録に適した
信号に変換される。
【００１３】上述の如くして得られた角度情報を含む交
流データ信号及び像信号の変調信号は加算回路２２でミ
ックスされ、記録増幅器２４に送出される。記録増幅器
２４は図示しないが、カメラ本体に設けられたレリーズ
ボタンからの信号に基づいて、例えば、テレビジョン信
号の１フィールド間だけ、磁気ヘッド２６に加算回路２
２からの信号に応じた記録電流を供給する。その結果、
毎秒６０回転する磁気シート２８のトラック３０上に、
被写体４の映像信号とカメラ本体の角度情報が多重記録
されることとなる。
流データ信号及び像信号の変調信号は加算回路２２でミ
ックスされ、記録増幅器２４に送出される。記録増幅器
２４は図示しないが、カメラ本体に設けられたレリーズ
ボタンからの信号に基づいて、例えば、テレビジョン信
号の１フィールド間だけ、磁気ヘッド２６に加算回路２
２からの信号に応じた記録電流を供給する。その結果、
毎秒６０回転する磁気シート２８のトラック３０上に、
被写体４の映像信号とカメラ本体の角度情報が多重記録
されることとなる。
【００１４】ちなみに、角度情報は図３のタイムチャー
トに示す如く、同図（Ａ）の水平同期信号に対して０°
の位相関係にある同図（Ｂ）の如き１３ｆHの信号を論
理“１”に対応させ、水平同期信号に対して１８０°の
位相関係にある同図（Ｃ）の如き〔１３ｆH〕の信号を
論理“０”に対応させ、４水平期間に１ビットを割り当
てた配列で変調信号に重畳される。
トに示す如く、同図（Ａ）の水平同期信号に対して０°
の位相関係にある同図（Ｂ）の如き１３ｆHの信号を論
理“１”に対応させ、水平同期信号に対して１８０°の
位相関係にある同図（Ｃ）の如き〔１３ｆH〕の信号を
論理“０”に対応させ、４水平期間に１ビットを割り当
てた配列で変調信号に重畳される。
【００１５】従って、角度情報が４ビットであるとする
ならば、図４の説明図に示す如く、垂直ブランキンブ期
間ＶＢＬに対して位置の定まった１６水平走査期間を割
り当てることによって、角度情報の多重記録を行うこと
ができる。
ならば、図４の説明図に示す如く、垂直ブランキンブ期
間ＶＢＬに対して位置の定まった１６水平走査期間を割
り当てることによって、角度情報の多重記録を行うこと
ができる。
【００１６】上述の動作を通じて、映像信号と角度情報
を多重記録された磁気シート２８を再生する場合、磁気
シート２８を毎秒６０回転させると共に磁気ヘッド２
６′をトラック３０上に対向させる。その結果、磁気ヘ
ッド２６′には再生信号が得られるが、これはヘッド増
幅器３２によって増幅される。この再生信号からの輝度
信号Ｙの抽出はハイパスフィルタ３４及び復調器４０に
よって行われる。一方、色差線順次信号Ｒ−Ｙ／Ｂ−Ｙ
の抽出はバンドパスフィルタ３６及び復調器４２によっ
て行われる。なお、復調器４２からの色差線順次信号Ｒ
−Ｙ／Ｂ−Ｙは同時化回路４４によってそれぞれ連線し
た色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに変換されるが、これは周知
の１Ｈディレイラインでライン補間を行うことで実施さ
れる。エンコーダ回路４６は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙを入力とし、ＮＴＳＣ信号等の複合映像信号
を発生する。複合映像信号の入力を受けたモニタ駆動回
路４８はモニタ画面５０上に映像を映出させる。
を多重記録された磁気シート２８を再生する場合、磁気
シート２８を毎秒６０回転させると共に磁気ヘッド２
６′をトラック３０上に対向させる。その結果、磁気ヘ
ッド２６′には再生信号が得られるが、これはヘッド増
幅器３２によって増幅される。この再生信号からの輝度
信号Ｙの抽出はハイパスフィルタ３４及び復調器４０に
よって行われる。一方、色差線順次信号Ｒ−Ｙ／Ｂ−Ｙ
の抽出はバンドパスフィルタ３６及び復調器４２によっ
て行われる。なお、復調器４２からの色差線順次信号Ｒ
−Ｙ／Ｂ−Ｙは同時化回路４４によってそれぞれ連線し
た色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙに変換されるが、これは周知
の１Ｈディレイラインでライン補間を行うことで実施さ
れる。エンコーダ回路４６は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙを入力とし、ＮＴＳＣ信号等の複合映像信号
を発生する。複合映像信号の入力を受けたモニタ駆動回
路４８はモニタ画面５０上に映像を映出させる。
【００１７】一方、再生信号に重畳されている角度信号
はローパスフィルタ３８によって抽出され、データ復号
回路５２において、角度を示すディジタルデータに変換
される。これは、再生された交流データ信号の水平同期
信号に対する位相を見ることによって復号されるもの
で、４水平走査期間におけるドロップアウトやノイズの
混入に対して十分な配慮を行った上で処理される。
はローパスフィルタ３８によって抽出され、データ復号
回路５２において、角度を示すディジタルデータに変換
される。これは、再生された交流データ信号の水平同期
信号に対する位相を見ることによって復号されるもの
で、４水平走査期間におけるドロップアウトやノイズの
混入に対して十分な配慮を行った上で処理される。
【００１８】なお、モニタ画面５０は矢印Ｘ−Ｙ方向に
回動可能に構成されており、モータ５８により、電気信
号にてその回転角度を調整可能に構成されるものであ
る。モニタ画面５０の回転角度は角度エンコーダ５６に
よって検出可能とされ、ディジタル値によってその回転
角度の帰還データを送出する如くなされる。この回転角
度帰還データは角度制御回路５４に与えられるが、角度
制御回路５４は回転角度帰還データをデータ復号回路５
２からの角度データと突き合わせ演算し、その結果に基
づいて駆動回路６０を介してモータ５８を正転または逆
転させ、モニタ画面５０が角度データに示される回転角
度となる如き制御を行う。
回動可能に構成されており、モータ５８により、電気信
号にてその回転角度を調整可能に構成されるものであ
る。モニタ画面５０の回転角度は角度エンコーダ５６に
よって検出可能とされ、ディジタル値によってその回転
角度の帰還データを送出する如くなされる。この回転角
度帰還データは角度制御回路５４に与えられるが、角度
制御回路５４は回転角度帰還データをデータ復号回路５
２からの角度データと突き合わせ演算し、その結果に基
づいて駆動回路６０を介してモータ５８を正転または逆
転させ、モニタ画面５０が角度データに示される回転角
度となる如き制御を行う。
【００１９】その結果、例えば撮影時にカメラ本体を通
常撮影状態から９０°横に傾けた場合、再生時にはモニ
タ画面５０も通常状態から９０°横に傾き、撮影時と同
じ条件、つまり意図した作画構図で正立した画像を観察
することが出来るものである。
常撮影状態から９０°横に傾けた場合、再生時にはモニ
タ画面５０も通常状態から９０°横に傾き、撮影時と同
じ条件、つまり意図した作画構図で正立した画像を観察
することが出来るものである。
【００２０】なお、上記実施例は撮像系と画像のモニタ
系の間に記録媒体が介在する場合を例示したが、本発明
の実施はこのような構成に限定されるものではなく、単
なる伝送路であってもよい。この場合、角度データの伝
送は別系統を用いて伝送しても、複合映像信号の垂直ブ
ランキング期間に周知の方法でデータ重畳を行う如くし
てもよい。
系の間に記録媒体が介在する場合を例示したが、本発明
の実施はこのような構成に限定されるものではなく、単
なる伝送路であってもよい。この場合、角度データの伝
送は別系統を用いて伝送しても、複合映像信号の垂直ブ
ランキング期間に周知の方法でデータ重畳を行う如くし
てもよい。
【００２１】また、角度データは記録媒体が介在する場
合も、他の方法、例えば複合映像信号の垂直ブランキン
グ期間を用いたデータ多重方法を用いても同様の効果を
得ることが出来るものである。
合も、他の方法、例えば複合映像信号の垂直ブランキン
グ期間を用いたデータ多重方法を用いても同様の効果を
得ることが出来るものである。
【００２２】更に、検出角度，制御角度の分解能も４点
程度のラフなものから、微細に分解したものまで、あら
ゆる対応方法が考えられることは言うまでもない。
程度のラフなものから、微細に分解したものまで、あら
ゆる対応方法が考えられることは言うまでもない。
【００２３】一方、角度センサとしても、水銀を用いた
構成のみならず、錐とロータリーエンコーダを用いた構
成としてもよい。
構成のみならず、錐とロータリーエンコーダを用いた構
成としてもよい。
【００２４】さらに、上記実施例は静止画像の撮影にポ
イントを置いて説明したが、動画の撮影に当っても十分
に適用可能なものであり、有用性大なるものである。
イントを置いて説明したが、動画の撮影に当っても十分
に適用可能なものであり、有用性大なるものである。
【００２５】また、角度情報はディジタル的な情報のみ
ならず、位相情報，電圧情報，周波数情報等あらゆる情
報の形態が利用可能なものである。
ならず、位相情報，電圧情報，周波数情報等あらゆる情
報の形態が利用可能なものである。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、極
めて簡単且つ経済的な構成で、電子的に映像をとらえ、
モニタ側では常にカメラ部の被写体に対する姿勢の変化
を補正した画像のモニタを行うことができ、ビデオカメ
ラにおいて甚だ有益なものである。
めて簡単且つ経済的な構成で、電子的に映像をとらえ、
モニタ側では常にカメラ部の被写体に対する姿勢の変化
を補正した画像のモニタを行うことができ、ビデオカメ
ラにおいて甚だ有益なものである。
【図１】本発明の一実施例に係る電子映像カメラシステ
ムの概略構成図である。
ムの概略構成図である。
【図２】図１中の角度センサの一例を示す図である。
【図３】角度情報の形態を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図４】角度情報の挿入位置の説明図である。
６ 撮像装置 １０ プロセッサ回路 １２ ラインスイッチ １４，１６ 変調回路 １８ 角度センサ ２０ データ変換回路 ２６，３４ 磁気ヘッド ４０，４２ 復調回路 ４６ エンコーダ回路 ４８ モニタ駆動回路 ５０ モニタ画面 ５２ データ復号回路 ５４ 角度制御回路 ５６ 角度エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 7/18 Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】 被写体を撮像して画像情報信号を出力す
る撮像手段と、 前記撮像手段の前記被写体に対する撮影時の姿勢を検出
して姿勢情報を出力する姿勢検出手段と、 前記撮像手段より出力された画像情報信号を表示するモ
ニタ手段と、 前記撮像手段より出力された画像情報信号を前記モニタ
手段にて表示する際、前記姿勢検出手段より出力された
姿勢情報に基づいて前記モニタ手段のモニタ画面の姿勢
を制御することにより、前記撮像手段と前記被写体との
相対的な姿勢の変化を補正する制御手段と、 を備えることを特徴とするビデオカメラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287293A JPH0723280A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287293A JPH0723280A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | ビデオカメラ装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57231535A Division JP2531602B2 (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 電子映像カメラシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723280A true JPH0723280A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=17715512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287293A Pending JPH0723280A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723280A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100256486B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2000-05-15 | 윤종용 | 디지탈카메라의촬영각도보정디스플레이방법 |
| US8970761B2 (en) | 1997-07-09 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface |
| US8972867B1 (en) | 1998-12-31 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device |
| US9224145B1 (en) | 2006-08-30 | 2015-12-29 | Qurio Holdings, Inc. | Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182976A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | Olympus Optical Co Ltd | 電子写真装置 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5287293A patent/JPH0723280A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58182976A (ja) * | 1982-04-21 | 1983-10-26 | Olympus Optical Co Ltd | 電子写真装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100256486B1 (ko) * | 1997-02-28 | 2000-05-15 | 윤종용 | 디지탈카메라의촬영각도보정디스플레이방법 |
| US8970761B2 (en) | 1997-07-09 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface |
| US8972867B1 (en) | 1998-12-31 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device |
| US9224145B1 (en) | 2006-08-30 | 2015-12-29 | Qurio Holdings, Inc. | Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability |
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