JPH07232785A - 回転機の梱包装置 - Google Patents
回転機の梱包装置Info
- Publication number
- JPH07232785A JPH07232785A JP2251394A JP2251394A JPH07232785A JP H07232785 A JPH07232785 A JP H07232785A JP 2251394 A JP2251394 A JP 2251394A JP 2251394 A JP2251394 A JP 2251394A JP H07232785 A JPH07232785 A JP H07232785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating machine
- rotating
- machine
- rotary shaft
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】段ボール紙を折曲してＶ字状の回転軸保持部１
９を形成するとともに、その回転軸保持部１９に対向す
る位置に回転機４の外周形状と略同形状の下部外周保持
部７を開設した下部支持部材を設け、下部外周保持部７
に回転機４を嵌合して載置する。さらに、回転機４の上
に上部支持部材を載置させて後、全体を箱体５内に収納
して成る回転機の梱包装置。 【効果】回転軸保持部をＶ字形状としているので、この
部分が衝撃により変形しにくく、また、万一変形したと
きにも回転軸に直接衝撃力が加わらない。
９を形成するとともに、その回転軸保持部１９に対向す
る位置に回転機４の外周形状と略同形状の下部外周保持
部７を開設した下部支持部材を設け、下部外周保持部７
に回転機４を嵌合して載置する。さらに、回転機４の上
に上部支持部材を載置させて後、全体を箱体５内に収納
して成る回転機の梱包装置。 【効果】回転軸保持部をＶ字形状としているので、この
部分が衝撃により変形しにくく、また、万一変形したと
きにも回転軸に直接衝撃力が加わらない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は両端に回転軸を突出させ
た回転機の梱包装置に関するものである。
た回転機の梱包装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本発明の従来技術としては、実開昭６０
−３５０８７号公報（Ｂ６５Ｄ８５／６８）に示される
ように、モータを支持する上部緩衝体と下部緩衝体とを
発泡スチロールにて形成したものが開示されている。
−３５０８７号公報（Ｂ６５Ｄ８５／６８）に示される
ように、モータを支持する上部緩衝体と下部緩衝体とを
発泡スチロールにて形成したものが開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては緩衝体として発泡スチロールを用いる
ため、緩衝体使用後の処分が困難であるとともに、緩衝
体保管時の保管スペースも大きくなるという欠点があっ
た。
来技術においては緩衝体として発泡スチロールを用いる
ため、緩衝体使用後の処分が困難であるとともに、緩衝
体保管時の保管スペースも大きくなるという欠点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の回転機の梱包装
置は、回転機本体の両端より回転軸を突出する回転機の
梱包装置において、回転機の下端より突出する回転軸の
突出長さより長いＶ字状の回転軸保持部と該回転軸保持
部に対向する位置に前記回転機本体の外径とほぼ同形状
の開口にて形成した回転機下端外周保持部とを段ボール
紙を折曲して一体に構成した回転機下部支持部材と、底
壁に前記回転機本体の外形とほぼ同形状の開口よりなる
回転機上部外周保持部を形成すると共に回転機の上端よ
り突出する回転軸の突出長さより長い垂直壁とを段ボー
ル紙をコ字状に折曲して一体に形設した回転機上部支持
部材と、前記回転機下部支持部材と回転機上部支持部材
とで回転機本体を挟持して箱体内に収納したことを特徴
とする。
置は、回転機本体の両端より回転軸を突出する回転機の
梱包装置において、回転機の下端より突出する回転軸の
突出長さより長いＶ字状の回転軸保持部と該回転軸保持
部に対向する位置に前記回転機本体の外径とほぼ同形状
の開口にて形成した回転機下端外周保持部とを段ボール
紙を折曲して一体に構成した回転機下部支持部材と、底
壁に前記回転機本体の外形とほぼ同形状の開口よりなる
回転機上部外周保持部を形成すると共に回転機の上端よ
り突出する回転軸の突出長さより長い垂直壁とを段ボー
ル紙をコ字状に折曲して一体に形設した回転機上部支持
部材と、前記回転機下部支持部材と回転機上部支持部材
とで回転機本体を挟持して箱体内に収納したことを特徴
とする。
【０００５】また、本発明の回転機の梱包装置は、前記
回転機本体の外周部には前記回転機本体下部支持部材に
形成した開口より径大なるフランジ部を設け、該フラン
ジ部を前記開口縁にて支持したことを特徴とする。
回転機本体の外周部には前記回転機本体下部支持部材に
形成した開口より径大なるフランジ部を設け、該フラン
ジ部を前記開口縁にて支持したことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の回転機の梱包装置によると、Ｖ字状の
回転軸保持部にて回転機本体の下部を支持するとともに
回転軸の保護を行う。また、外周保持部にて、回転機本
体の上下外周を保持するので、回転機本体が上下左右に
動きにくく、箱体内に安定して収納することができる。
回転軸保持部にて回転機本体の下部を支持するとともに
回転軸の保護を行う。また、外周保持部にて、回転機本
体の上下外周を保持するので、回転機本体が上下左右に
動きにくく、箱体内に安定して収納することができる。
【０００７】また、本発明の第２の構成によると、回転
機本体の外周部に設けたフランジ部にて開口縁に支持す
るため、回転機本体が開口縁と回転軸保持部とで支持さ
れるので、梱包装置を落下させた時には、回転機本体の
荷重が開口縁と回転軸保持部にて分散される。
機本体の外周部に設けたフランジ部にて開口縁に支持す
るため、回転機本体が開口縁と回転軸保持部とで支持さ
れるので、梱包装置を落下させた時には、回転機本体の
荷重が開口縁と回転軸保持部にて分散される。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は、回転機本体１とその両端に回転軸２，３を
突出した略円筒状の回転機４の梱包形態を示す斜視図で
あり、箱体５に後述する下部支持部材６を収納した状態
で、回転機４を下部支持部材６に設けた回転機下部外周
保持部７に回転機の外周が嵌合するように載置した後、
後述する上部支持部材８の回転機上部外周保持部９が回
転機４の上部外周が嵌合するように回転機４上に載置
し、箱体５の内フラップ１０および外フラップ１１を閉
じて回転機４を収納するようになっている。
る。図１は、回転機本体１とその両端に回転軸２，３を
突出した略円筒状の回転機４の梱包形態を示す斜視図で
あり、箱体５に後述する下部支持部材６を収納した状態
で、回転機４を下部支持部材６に設けた回転機下部外周
保持部７に回転機の外周が嵌合するように載置した後、
後述する上部支持部材８の回転機上部外周保持部９が回
転機４の上部外周が嵌合するように回転機４上に載置
し、箱体５の内フラップ１０および外フラップ１１を閉
じて回転機４を収納するようになっている。
【０００９】図２は下部支持部材６の全体を示す斜視図
で、図３にその展開図を示す。展開図に示す１２は回転
機下部外周保持部７として設けた円形開口で、回転機の
下部外周形状と略等しい形状に形成されている。１３は
折曲部をしめすラインで、このラインに沿って折り曲
げ、図２に示すような形状に成形する。１４は止め金具
で、下部支持部材６が折曲された状態を維持するように
折り重ね部を止めるために適宜個数使用されている。１
５は半円状の切り欠きで下部支持部材６の完成時、円形
開口１２と相まって回転機下部外周保持部７を構成する
ようになっている。
で、図３にその展開図を示す。展開図に示す１２は回転
機下部外周保持部７として設けた円形開口で、回転機の
下部外周形状と略等しい形状に形成されている。１３は
折曲部をしめすラインで、このラインに沿って折り曲
げ、図２に示すような形状に成形する。１４は止め金具
で、下部支持部材６が折曲された状態を維持するように
折り重ね部を止めるために適宜個数使用されている。１
５は半円状の切り欠きで下部支持部材６の完成時、円形
開口１２と相まって回転機下部外周保持部７を構成する
ようになっている。
【００１０】図４は上部支持部材８の全体を示す斜視図
で、図５にその展開図を示す。この展開図に示す１６は
回転機上部外周保持部９として設けた円形開口で、回転
機の上部外周形状と略等しい形状となっている。１７は
折曲部を示すラインで、このライン１７で折り曲げて図
４に示すようなコ字状に形成する。なお、本実施例で
は、下部支持部材６及び上部支持部材８共に回転機４の
支持部を２列に形成しているが、収納梱包する回転機の
台数が少ない場合には、１列だけでもよい。
で、図５にその展開図を示す。この展開図に示す１６は
回転機上部外周保持部９として設けた円形開口で、回転
機の上部外周形状と略等しい形状となっている。１７は
折曲部を示すラインで、このライン１７で折り曲げて図
４に示すようなコ字状に形成する。なお、本実施例で
は、下部支持部材６及び上部支持部材８共に回転機４の
支持部を２列に形成しているが、収納梱包する回転機の
台数が少ない場合には、１列だけでもよい。
【００１１】図６には回転機４を箱体５に収納時の要部
断面図で、下部支持部材６に設けた回転機下部外周保持
部７に回転機４の下部外周を嵌合させるように挿入する
とともに、回転機の下端１８をＶ字状（荷重がかかって
も変形しにくいようにＶ字状に形成している）の回転軸
保持部１９の上部にて支持するように構成している。一
方、回転機４の上部にはその外周に上部支持部材８の回
転機上部外周保持部９を嵌合させている。２０は回転機
の外周に設けたフランジ、２１は回転機４の上部外周に
設けた円板状凸片である。
断面図で、下部支持部材６に設けた回転機下部外周保持
部７に回転機４の下部外周を嵌合させるように挿入する
とともに、回転機の下端１８をＶ字状（荷重がかかって
も変形しにくいようにＶ字状に形成している）の回転軸
保持部１９の上部にて支持するように構成している。一
方、回転機４の上部にはその外周に上部支持部材８の回
転機上部外周保持部９を嵌合させている。２０は回転機
の外周に設けたフランジ、２１は回転機４の上部外周に
設けた円板状凸片である。
【００１２】本実施例は上記のように構成されているた
め、回転機４の荷重はＶ字状の回転軸保持部１９の上面
で支持するとともに、回転機４の前後左右方向への移動
は上部及び下部外周保持部９，７で支持するようになっ
ている。また、梱包した状態で落下等の衝撃が加わった
時には、Ｖ字状の回転軸保持部１９で回転機４の荷重を
受けるのであるが、万一、この回転軸保持部１９に過度
の荷重がかかり回転軸保持部１９が変形した場合でも、
回転軸２の先端部は回転軸保持部１９のＶ字部にて緩衝
され、回転軸２に過度の衝撃が加わることはないように
構成されている。さらに、フランジ２０が下部外周保持
部周縁に当接するように設けられているので、この部分
においても衝撃を吸収し、回転軸２へ衝撃が加わらない
ようになっている。
め、回転機４の荷重はＶ字状の回転軸保持部１９の上面
で支持するとともに、回転機４の前後左右方向への移動
は上部及び下部外周保持部９，７で支持するようになっ
ている。また、梱包した状態で落下等の衝撃が加わった
時には、Ｖ字状の回転軸保持部１９で回転機４の荷重を
受けるのであるが、万一、この回転軸保持部１９に過度
の荷重がかかり回転軸保持部１９が変形した場合でも、
回転軸２の先端部は回転軸保持部１９のＶ字部にて緩衝
され、回転軸２に過度の衝撃が加わることはないように
構成されている。さらに、フランジ２０が下部外周保持
部周縁に当接するように設けられているので、この部分
においても衝撃を吸収し、回転軸２へ衝撃が加わらない
ようになっている。
【００１３】
【発明の効果】本発明によると、回転軸保持部をＶ字状
に形成しているので、回転機本体の荷重が過度にこの回
転軸保持部にかかっても、この部分が変形しにくく強固
に支持できる。また、Ｖ字状であるため、万一回転軸保
持部が変形しても、回転軸の先端部はそのＶ字部の内面
の両側壁にて徐々に接触しながらそのＶ字部の先端に当
接するように緩衝されるので、回転軸に過度の衝撃が加
わることはない。また、フランジが回転機外周保持部の
周縁に当接し、回転機本体の荷重を回転軸保持部と回転
機外周保持部の周縁とで分散して支持するので、落下時
等の過度の衝撃にも十分に耐えうる梱包装置を得ること
ができる。
に形成しているので、回転機本体の荷重が過度にこの回
転軸保持部にかかっても、この部分が変形しにくく強固
に支持できる。また、Ｖ字状であるため、万一回転軸保
持部が変形しても、回転軸の先端部はそのＶ字部の内面
の両側壁にて徐々に接触しながらそのＶ字部の先端に当
接するように緩衝されるので、回転軸に過度の衝撃が加
わることはない。また、フランジが回転機外周保持部の
周縁に当接し、回転機本体の荷重を回転軸保持部と回転
機外周保持部の周縁とで分散して支持するので、落下時
等の過度の衝撃にも十分に耐えうる梱包装置を得ること
ができる。
【図１】本発明の実施例である回転機の梱包装置の全体
斜視図。
斜視図。
【図２】同下部支持部材の斜視部
【図３】同下部支持部材の展開図
【図４】同上部支持部材の斜視図
【図５】同上部支持部材の展開図
【図６】同要部断面図
１ 回転機本体 ２ 回転軸 ３ 回転軸 ４ 回転機 ５ 箱体 ６ 下部支持部材 ７ 下部外周保持部 ８ 上部支持部材 ９ 上部外周保持部 19 回転軸保持部 20 フランジ
Claims (2)
- 【請求項１】 回転機本体の両端より回転軸を突出する
回転機の梱包装置において、回転機の下端より突出する
回転軸の突出長さより長いＶ字状の回転軸保持部と該回
転軸保持部に対向する位置に前記回転機本体の外径とほ
ぼ同形状の開口にて形成した回転機下部外周保持部とを
段ボール紙を折曲して一体に構成した回転機下部支持部
材と、底壁に前記回転機本体の外形とほぼ同形状の開口
よりなる回転機上部外周保持部を形成すると共に回転機
の上端より突出する回転軸の突出長さより長い垂直壁と
を段ボール紙をコ字状に折曲して一体に形設した回転機
上部支持部材と、前記回転機下部支持部材と回転機上部
支持部材とで回転機本体を挟持して箱体内に収納したこ
とを特徴とする回転機の梱包装置。 - 【請求項２】 前記回転機本体の外周部には前記回転機
本体下部支持部材に形成した開口より径大なるフランジ
部を設け、該フランジ部を前記開口縁にて支持したこと
を特徴とする請求項第１項記載の回転機の梱包装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2251394A JP2911359B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 回転機の梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2251394A JP2911359B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 回転機の梱包装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232785A true JPH07232785A (ja) | 1995-09-05 |
| JP2911359B2 JP2911359B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=12084852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2251394A Expired - Lifetime JP2911359B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 回転機の梱包装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2911359B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011162207A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用静翼の梱包用具およびタービン用静翼の梱包方法 |
| JP2015187007A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 中央紙器工業株式会社 | 小型モータの包装箱 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP2251394A patent/JP2911359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011162207A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン用静翼の梱包用具およびタービン用静翼の梱包方法 |
| JP2015187007A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 中央紙器工業株式会社 | 小型モータの包装箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2911359B2 (ja) | 1999-06-23 |
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