JPH07232297A - 加圧成形装置 - Google Patents

加圧成形装置

Info

Publication number
JPH07232297A
JPH07232297A JP6027639A JP2763994A JPH07232297A JP H07232297 A JPH07232297 A JP H07232297A JP 6027639 A JP6027639 A JP 6027639A JP 2763994 A JP2763994 A JP 2763994A JP H07232297 A JPH07232297 A JP H07232297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
die
hole
friction material
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6027639A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nakamura
秀生 中村
Tadao Ota
忠夫 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6027639A priority Critical patent/JPH07232297A/ja
Publication of JPH07232297A publication Critical patent/JPH07232297A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス抜き通路の詰まりを回避してガスを抜く
ことができる加圧成形装置を提供する。 【構成】 第一ポンチ30の加圧部35とダイス20と
の嵌合隙間38を案内部36とダイス20との嵌合隙間
38より大きくし、案内部36にガス抜き通路44を形
成する。第二ポンチ34に貫通穴18より小さい加圧部
62,テーパ状突部64を設けて嵌合隙間74を形成
し、ガス抜き通路68を設ける。第二ポンチ34の下降
による摩擦材形成材料の圧縮時および加熱時に生ずるガ
スは嵌合隙間38,74,ガス抜き通路44,68から
流出し、ダイス内面に付着した材料はブレーキパッド取
出し時の案内部36の上昇等により除去される。加圧部
62,テーパ状突部64の突出量は摩擦材形成材料全体
の圧縮率が同じになる量であり、貫通穴充填部にガスが
残らず、強度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加圧成形装置に関するも
のであり、特に、ガス抜きに関するものである。
【0002】
【従来の技術】加圧成形装置は、一般に、第一ポンチ,
第二ポンチおよびダイスを含むように構成される。第一
ポンチおよび第二ポンチは、互に対向して接近,離間可
能に設けられ、ダイスは第一ポンチの外側に軸方向に相
対移動可能に嵌合され、第一ポンチ,第二ポンチおよび
ダイスにより形成される空間内において、第一ポンチと
第二ポンチとの相対移動により材料が加圧され、成形さ
れて、加圧成形体が製造される。
【0003】このような加圧成形装置においてガス抜き
を行うことが必要な場合がある。例えば、ディスクブレ
ーキのブレーキパッドは、混練りした摩擦材形成材料も
しくは予備成形した摩擦材形成材料を加圧成形装置内で
加圧しつつ加熱し、裏板に固着させることにより製造さ
れるのであるが、摩擦材形成材料は有機材料,無機材料
および熱硬化性樹脂を含み、有機材料および無機材料が
吸着した水分と熱硬化性樹脂との熱硬化反応により、水
蒸気およびアンモニアが発生する。これらのガスが摩擦
材の中に残れば摩擦材の強度が低くなるため、ガス抜き
を行うことが必要である。また、加圧後に加熱を行わな
くても、ガス抜きが必要な場合がある。例えば、特開平
3−81059号公報に一例が記載されているように、
材料を硬化させるためにガスが供給されるときには、そ
のガスを装置外に排出するためにガス抜きが必要なので
ある。さらに、加圧前の摩擦材形成材料は空気を含んで
いるのが普通であり、加圧時にはこの空気も外部に排出
することが必要である。
【0004】そのため、上記公報に記載の加圧成形装置
においては、第一ポンチとして機能する型にガス抜き通
路が設けられ、ガスが抜かれるようになっている。この
技術は、加圧後に加熱する場合にも適用可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第一ポ
ンチにガス抜き通路を設ければ、ガス抜き通路にガスと
共に材料が侵入し、ガス抜き通路が詰ってガスが抜けな
くなることがある。
【0006】これらの問題は、ブレーキパッド以外の加
圧成形体を製造する場合にも同様に生ずる問題であり、
本発明は、ガス抜き通路が詰まることを回避し得る加圧
成形装置を提供することを課題として為されたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、第一ポンチの第二ポンチ側の端部とダ
イスとの嵌合隙間を第二ポンチより遠い側の部分の嵌合
隙間より大きくするとともに、第一ポンチとダイスとの
少なくとも一方に大きい方の嵌合隙間と外部空間とを連
通させるガス抜き通路を設けたことを要旨とするもので
ある。
【0008】
【作用】このように構成された加圧成形装置において、
加圧成形時には第一ポンチとダイスとの小さい隙間で嵌
合し合う部分が、第一ポンチとダイスとのずれを防止
し、第一ポンチとダイスとの間の大きい嵌合隙間を第一
ポンチの全周にわたって均一に保つ。そして、第一,第
二ポンチおよびダイスにより形成される空間内のガス
は、第一ポンチとダイスとの間の大きい嵌合隙間とガス
抜き通路とを通って流出する。
【0009】加圧の進行やガスの流出に伴って大きい嵌
合隙間に材料が侵入し、ダイスの内面に付着することが
あっても、加圧成形体の取出し時に加圧成形体に付いて
取り出され、あるいは加圧成形体の取出し時等における
第一ポンチとダイスとの相対移動により除去され、ガス
が流出する大きい嵌合隙間を塞ぐことがない。
【0010】
【発明の効果】このように本発明によれば、ガスが通る
嵌合隙間の詰まりを回避してガス抜きを行うことがで
き、残留ガスが少なく、品質の高い加圧成形体を製造し
得る加圧成形装置が得られる。
【0011】
【発明の望ましい態様】以下、本発明の望ましい態様を
列挙するとともに必要に応じて関連説明を行う。 (1)前記加圧成形体が、その加圧成形体を支持する支
持板を備えた支持板付加圧成形体であり、支持板が厚さ
方向に貫通した貫通穴を有するものであって、前記第二
ポンチが、第一ポンチ側端面の、支持板の貫通穴に対
応する部分から第一ポンチ側へ突出させられ、貫通穴に
嵌合隙間を残して嵌合する突部と、その嵌合隙間と外
部とを連通させるガス抜き通路とを備えている請求項1
の加圧成形装置。
【0012】この態様の装置においては、加圧成形体と
される材料のうち、貫通穴に対応する部分の材料は突部
によって加圧され、それ以外の部分は支持板を介して第
二ポンチの突部以外の部分によって加圧される。そし
て、空間内のガスは、突部と貫通穴の内周面との間の嵌
合隙間からガス抜き通路を通って外部に流出する。加圧
成形体の、支持板の貫通穴に充填されて支持板と係合す
る係合突部は、支持板による加圧成形体の支持強度を高
める役割を果たすのであり、この支持強化を目的として
支持板に設けられる貫通穴を利用することにより、第二
ポンチに突部およびガス抜き通路を設けるのみで容易に
ガス抜きを行うことができる。突部と貫通穴の内周面と
の間の嵌合隙間をガス抜きに十分な大きさとすれば、加
圧時やガス流出時に材料も嵌合隙間に侵入することがあ
るが、多くは貫通穴の内周面に付着し、この貫通穴は係
合突部による支持強化以外の用途に使われることはない
ため、材料が付着したままであっても支障はない。ま
た、稀に材料が突部に付着することがあっても、この材
料はエアブロー装置等の除去装置によって容易に除去す
ることができ、嵌合隙間の詰まりが生ずることはない。
【0013】(2)前記突部の第二ポンチの第一ポンチ
側端面からの突出量が、前記加圧成形体の前記貫通穴に
対応する部分と、それ以外の部分とにおいて材料の圧縮
率が同じになる大きさに設定されている態様(1)の加
圧成形装置。加圧成形体の貫通穴に対応する部分は、他
の部分より厚いが、同じ率で圧縮されるため、厚くても
十分にガスが抜かれて加圧成形体内に残ることがなく、
全体に強度の高い加圧成形体を得ることができる。
【0014】(3)前記突部の突出端部に先端ほど径が
漸減するテーパ状突部が設けられている態様(1)また
は(2)の加圧成形装置。この態様の加圧成形装置にお
いては、テーパ状突部と貫通穴の内周面との間に環状の
溝が形成され、加圧時に材料がこの環状の溝に侵入する
が、この溝の幅はテーパ状突部がない場合の貫通穴の内
法寸法に比較して小さいため、貫通穴内および貫通穴近
傍の材料の流線は急激に湾曲し、貫通穴の軸方向の成分
が大きいものとなる。そして、材料の各組成物はこの流
線に沿って並ぶため、加圧成形体の係合突部の剪断強度
が大きくなり、支持板による加圧成形体の支持強度が向
上する。特に、材料が繊維を含んでいる場合には、貫通
穴内および貫通穴近傍においては、貫通穴の軸方向に近
い姿勢で延びる繊維が多くなり、強度向上効果が大き
い。また、テーパ状突部のテーパは、材料の上記環状の
溝への流入を容易にするため、溝へ材料が十分に充填さ
れる上、加圧成形体の係合突部はテーパ状突部によって
集中的に圧縮されるため、この点からも剪断強度が向上
する効果が得られる。
【0015】なお付言すれば、上記態様(1)〜(3)
の特徴は請求項1に記載の発明とは切り離して実施する
ことも可能であり、その場合には態様(1)に対応する
加圧成形装置を次のように定義することができる。 (4)加圧成形体と、その加圧成形体を支持する支持板
とを有し、支持板を厚さ方向に貫通した貫通穴に加圧成
形体の一部が充填されて成る支持板付加圧成形体を製造
する加圧成形装置であって、互に接近,離間可能に設け
られた第一ポンチおよび第二ポンチと、第一ポンチの外
側に軸方向に相対移動可能に嵌合されたダイスと、第二
ポンチの第一ポンチ側端面の、支持板の貫通穴に対応す
る部分から第一ポンチ側へ突出させられ、貫通穴に嵌合
隙間を残して嵌合する突部と、第二ポンチに形成され、
前記嵌合隙間と外部とを連通させるガス抜き通路とを含
む加圧成形装置。
【0016】
【実施例】以下、本発明をディスクブレーキのブレーキ
パッドを成形する装置に適用した実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図3および図4に、本実施例の加圧
成形装置により成形される支持板付加圧成形体としての
ブレーキパッド10を示す。ブレーキパッド10は、支
持板としての金属製の裏板12と、裏板12に固着され
た加圧成形体としての摩擦材14とを有する。
【0017】裏板12には、長手方向の両端部にそれぞ
れ、車両の非回転部材に支持される一対の耳片16が板
面に平行に突設されるとともに、厚さ方向に貫通する3
個の貫通穴18が形成されている。摩擦材14は、有機
質材料,無機質材料,強化繊維としてのアラミド繊維お
よび10〜15%の熱硬化性樹脂により形成されてい
る。摩擦材14の一部は貫通穴18内に充填されて係合
突部19となっており、裏板12による摩擦材14の支
持強度が高められている。
【0018】ブレーキパッド10を成形する加圧成形装
置を図1に示す。図において20はダイスであり、図示
しないクッション装置に取り付けられている。ダイス2
0の内側には、ブレーキパッド10の摩擦材14と同じ
断面形状,寸法を有し、ダイス20を軸方向に貫通する
ダイス孔22が形成されている。また、ダイス孔22の
上端開口部には、ブレーキパッド10の裏板12と同じ
断面形状,寸法を有し、深さが裏板12の厚さに等しい
支持板嵌合穴としての裏板嵌合穴26が形成されてい
る。
【0019】ダイス20のダイス孔22には第一ポンチ
30が昇降可能に嵌合されている。第一ポンチ30は、
ポンチ本体部31とそれより細い支持部32とを備え、
図示しない下型に組み付けられており、下型ごと昇降装
置により昇降させられる。これらダイス20および第一
ポンチ30の上方には、第二ポンチ34が昇降可能に配
設されている。第二ポンチ34は上型33に組み付けら
れており、図示しない昇降装置により上型ごと昇降させ
られる。
【0020】第一ポンチ30のポンチ本体部31は概し
て摩擦材14と同じ断面形状,寸法を有しているが、第
二ポンチ34側の端部である加圧部35の寸法は第二ポ
ンチ34から遠い側の部分である案内部36の寸法より
僅かに小さくされており、加圧部35とダイス20との
間の嵌合隙間38は、案内部36とダイス20との嵌合
隙間40より大きくされている。本実施例においては嵌
合隙間38の大きさが0.5mm、嵌合隙間40の大きさ
が0.05mmとされている。嵌合隙間40はポンチ本体
部31とダイス20との相対移動を許容するのに必要最
小限の大きさとされているため、ポンチ本体部31とダ
イス20とは第一ポンチ30の軸方向に直角な方向には
実質的に相対移動不能であり、嵌合隙間38は加圧部3
5の全周にわたって均一に保たれる。
【0021】ポンチ本体部31の加圧部35と案内部3
6との間には環状の溝42が形成されている。それによ
り案内部36は支持部32から外向きに延び出すフラン
ジ状を成し、この案内部36を第一ポンチ30の軸方向
に平行に貫通してガス抜き通路44が形成されている。
ガス抜き通路44の溝42側の開口は、加圧部35の外
周面より中心側へ引っ込んだ位置にある。
【0022】第二ポンチ34は裏板嵌合穴26より大き
く、裏板嵌合穴26に嵌合された裏板12とダイス20
との両方に当接可能とされている。第二ポンチ34の前
記裏板12の貫通穴18に対応する3個所にはそれぞれ
加圧部材52が固定され、第二ポンチ34の第一ポンチ
側端面54から第一ポンチ30側へ突出させられてい
る。加圧部材52は断面形状が円形を成し、第二ポンチ
34の第一ポンチ30側に開口する有底穴56に嵌合さ
れるとともに、ねじ58によって固定されている。
【0023】加圧部材52の軸方向において第一ポンチ
側端面54に対応する部分には、円環状の溝60が形成
されている。また、加圧部材52の溝60より先端側、
すなわち第一ポンチ30側の部分には、貫通穴18の内
径(一般的には内法)より外径(一般的には外法)が
1.0mm小さい加圧部62が形成されるとともに、その
加圧部62の先端面には、先端ほど径が漸減するテーパ
状突部64が設けられている。テーパ状突部64の頂角
は60度であり、したがってテーパ面と加圧部62の先
端面との成す角度は120度となっている。
【0024】加圧部材52の第一ポンチ側端面54から
の突出量は、摩擦材形成材料の圧縮率が、貫通穴18が
ある部分とない部分とで同じになる大きさに設定されて
いる。この突出量の設定については後に説明する。ま
た、テーパ状突部64の最大径と最小径との平均である
平均径は貫通穴18の内径のほぼ1/2とされている。
【0025】さらに、第二ポンチ34には、第一ポンチ
側端面54に開口し、溝60から第二ポンチ34の外面
に至る複数の溝が形成され、ガス抜き通路68を構成し
ている。
【0026】また、上型33内には、複数本の電気ヒー
タ69を含む加熱装置71が組み込まれている。
【0027】次に、ブレーキパッド10の成形について
説明する。通常は、図2に示すように、ダイス20およ
び第二ポンチ34が上昇端位置にあり、第一ポンチ30
は下降端位置にある。この状態においてはダイス20と
第一ポンチ30の加圧部35とによって上方に開いた空
間70が形成され、この空間70に摩擦材形成材料72
が入れられる。摩擦材形成材料72は、予備成形されて
裏板12と一体化され、貫通穴18の裏板12の開口端
まで摩擦材形成材料72が充填されている。摩擦材形成
材料72は空間70に入れられ、裏板12は裏板嵌合穴
26に嵌合されて、裏板12の摩擦材形成材料72が一
体化された表面とは反対側の裏面とダイス20の上面と
が同一平面内に位置する状態となる。
【0028】次いで、第二ポンチ34が下降させられ
る。下降に伴って、まず、第二ポンチ34の第一ポンチ
側端面54から突出した加圧部材52のテーパ状突部6
4が貫通穴18内に充填された摩擦材形成材料72に突
入し、テーパ状突部64と貫通穴18との間に円環状の
溝76が形成される。この時期には摩擦材形成材料72
はまだ圧縮されていないため、溝76内の摩擦材形成材
料72の多くが一旦溝76から押し出される。第二ポン
チ34はダイス20および裏板12に当接した後、更に
下降させられてダイス20を図示しないクッション装置
の付勢力に抗して押し下げ、図1に示すように摩擦材形
成材料72を圧縮する。この加圧の進行に伴って上記一
旦溝76の外に押し出された摩擦材形成材料72が再び
溝76内に侵入し、摩擦材14の裏板12に対する係合
突部19を形成する。
【0029】加圧後、摩擦材形成材料72は加圧された
ままの状態で加熱装置71により加熱され、熱硬化性樹
脂が溶融,硬化して材料が結合され、摩擦材14となる
とともに裏板12に固着される。
【0030】上記加圧に伴って、摩擦材形成材料72に
当初から含まれていた空気が押し出され、また、加熱時
には有機材料および無機材料が吸着した水分と熱硬化性
樹脂との熱硬化反応により水蒸気およびアンモニアが発
生して摩擦材形成材料72から流出する。これらのガス
は、嵌合隙間38,溝42およびガス抜き通路44を通
って流出するとともに、加圧部材52と貫通穴18の内
周面との間の嵌合隙間74,溝60およびガス抜き通路
68を通っても流出する。溝42,60がそれぞれ嵌合
隙間38,74とガス抜き通路44,68とを接続する
ガス溜りとして機能する。
【0031】加圧の進行に伴って摩擦材形成材料72が
嵌合隙間38に侵入し、あるいはガスの流出時にガスに
混じって摩擦材形成材料72が嵌合隙間38に侵入する
ことがある。しかし、加熱成形後、第二ポンチ34を上
昇させるとともに第一ポンチ30を上昇させ、成形され
たブレーキパッド10を取り出すとき、侵入した摩擦材
形成材料72はブレーキパッド10に付いて取り出され
る。ブレーキパッド10に付いて出なくても、ブレーキ
パッド10の取出し時等における第一ポンチ30とダイ
ス20との相対移動により除去される。
【0032】また、ブレーキパッド10の取出し時に、
第一ポンチ30が案内部36がダイス孔22の上端開口
近傍に至るまで上昇させられる場合には、案内部36が
ダイス内面に付着した摩擦材形成材料72をこそぎ取る
ために残らず、嵌合隙間38が塞がれてガスの流出が妨
げられることはない。案内部36はダイス20と第一ポ
ンチ30との相対移動を案内するとともに、ダイス内面
に付着した摩擦材形成材料72を除去する除去部として
も機能するのである。
【0033】第一ポンチ30のガス抜き通路44は、嵌
合隙間38に対して、加圧部35の外周面より中心側に
引っ込んだ位置に開口しているため、嵌合隙間38に侵
入した摩擦材形成材料72はガス抜き通路44に侵入し
難く、ガス抜き通路44が塞がれ難い。ガス抜き通路4
4のこの配置がガス抜き通路の詰まりを防ぐ詰まり防止
手段を構成しているのである。
【0034】加圧の進行やガスの流出に伴って、加圧部
材52と貫通穴18との間の嵌合隙間74にも摩擦材形
成材料72が侵入し、貫通穴18の内周面や加圧部材5
2に付着することがあるが、貫通穴18の内周面に摩擦
材形成材料72が付着しても、貫通穴18が係合突部1
9との係合以外の用途に使用されることはないため、支
障はない。また、加圧部材52に付着した摩擦材形成材
料72はエアブローによって容易に除去することができ
るため支障はない。
【0035】加圧部材52の第一ポンチ側端面54から
の突出量は、摩擦材形成材料72の圧縮率が、貫通穴1
8に対応する部分とそれ以外の部分とにおいて同じにな
るように設定されており、摩擦材形成材料72は均一に
圧縮される。この突出量は次のようにして設定したもの
である。
【0036】図1に示すように、貫通穴18内の摩擦材
形成材料72のうち、テーパ状突部64により圧縮され
る部分は圧縮量が大きい。そのため、このテーパ状突部
64の容積と同じ容積に相当する長さだけ加圧部62を
長くした場合の加圧部62の先端位置Pを求め、この位
置Pについて摩擦材形成材料72の圧縮率が均一になる
加圧部62の突出量xを求める。
【0037】突出量xは(1)式で表される。 x=B1 −B2 −(A1 −A2 )・・・・・(1) ただし、 A1 :摩擦材形成材料72の貫通穴18がない部分の加
圧前の厚さ A2 :摩擦材形成材料72の貫通穴18がない部分の加
圧後の厚さ B1 :摩擦材形成材料72の貫通穴18がある部分の加
圧前の厚さ B2 :摩擦材形成材料72の貫通穴18がある部分の加
圧後の厚さ
【0038】摩擦材形成材料72の貫通穴18がある部
分と、貫通穴18がない部分との圧縮率を等しくするた
めには(2)式が成立することが必要であり、 A2 /A1 =B2 /B1 ・・・・・(2) (1)式と(2)式とから(3)式が得られる。 x=B1 −(A2 /A1 )B1 −(A1 −A2 )・・・・・(3)
【0039】したがって、テーパ状突部64の位置Pが
第一ポンチ側端面54から長さxだけ突出するように加
圧部材52が第二ポンチ34に固定されている。このよ
うに摩擦材形成材料72が均一に圧縮されるようにすれ
ば、貫通穴18がある部分の摩擦材形成材料72はそれ
以外の部分に比較して厚いにもかかわらず内部に残留す
るガスの量が多くなることがなく、強度が低くなること
がない。なお、貫通穴18がある部分の圧縮率をない部
分の圧縮率よりやや大きくして、係合突部19の強度を
高めることも可能であり、加圧部材52と有底穴56の
底面との間にシムを挟んで突出量を調節することによ
り、貫通穴18がある部分における圧縮率を調整するこ
とも可能である。
【0040】加圧部材52のテーパ状突部64と貫通穴
18との間には円環状の溝76が形成されているため、
加圧時に摩擦材形成材料72がこの溝76に侵入するの
に伴って摩擦材形成材料72内のアラミド繊維が溝76
内およびその近傍において裏板12の板面に対して直角
に近い向きに延びる状態となり、ディスクロータ摺接時
の係合突部19の剪断強度が向上して、裏板12による
摩擦材14の支持強度が向上する。また、貫通穴18内
の摩擦材形成材料72のテーパ状突部64近傍の部分は
集中的に圧縮されて圧縮率が他の部分より高くなるため
強度が高く、この点においても高い剪断強度が得られ
る。本実施例において、溝76の平均幅(テーパ状突部
64の平均径に対応する部分の幅)Wとテーパ状突部6
4の深さ(テーパ状突部64の加圧部62からの突出長
さ)Dとの比は、W=1.5Dとされている。
【0041】本実施例の加圧成形装置により成形された
ブレーキパッド10は、図5のグラフに示すように、従
来の加圧成形装置により成形されたブレーキパッドに比
較して剪断強度のばらつきが小さく、また、平均剪断強
度が高くなる。加圧部材の先端にテーパ状突部64を設
けない場合にも、摩擦材形成材料72の貫通穴18があ
る部分の圧縮率をそれ以外の部分の圧縮率と同じにして
ガスを十分に抜くことにより、剪断強度のばらつきが小
さくなるが、テーパ状突部64を有する本実施例の加圧
成形装置により成形されたブレーキパッド10の方が1
0%ほど高い平均剪断強度が得られる。
【0042】また、上記のように加圧部材52は第二ポ
ンチ34に着脱可能に固定され、貫通穴18内の摩擦材
形成材料72を圧縮する突部は第二ポンチと別体に設け
られている。そのため、貫通穴18の内径や深さが変わ
っても、加圧部材52を交換することにより、共通の第
二ポンチを用いて加圧成形を行うことができる。
【0043】なお、ダイス20と第一ポンチ30との間
の大きい方の嵌合隙間38は、ガスが十分に抜けること
を許容する一方、摩擦材形成材料が過剰に侵入しない大
きさであればよく、上記実施例においては0.5mmとさ
れていたが、0.1〜1.5mmであればよく、0.3〜
1.0mmであることが望ましく、0.4〜0.8mmであ
ることが最も望ましい。同じ理由で、貫通穴18と加圧
部62との間の嵌合隙間74も上記の範囲とされること
が望ましい。
【0044】また、テーパ状突部64の加圧部62に対
する傾斜角度は、90〜150度とすることができる
が、アラミド繊維のテーパ状突部64と貫通穴18の内
周面との間の溝76への流入を案内する上で100〜1
40度であることが望ましく、110〜130度である
ことが最も望ましい。また、テーパ状突部64と貫通穴
18との間の溝76の平均幅Wと、テーパ状突部64の
深さDとの比は、係合突部19の剪断強度を向上させる
観点から0.3D≦W≦3Dであることが望ましく、
0.5D≦W≦2Dであることがさらに望ましい。
【0045】さらに付言すれば、テーパ状突部64によ
って形成された凹部が、使用時に作用する剪断力により
摩擦材14が裏板12から剥離する際の係合突部19の
剪断破壊面にかかっていれば、係合突部19の剪断強度
が低下するため、加圧終了時点においてもテーパ状突部
64は貫通穴18内に引っ込んだ状態にあることが望ま
しい。ただし、テーパ状突部64の先端が過度に貫通穴
18内に引っ込んでいれば、前記アラミド繊維の向きの
変更による強度向上の効果が低下する。よって、テーパ
状突部64の先端は、裏板12の摩擦材14に密着する
側の面から貫通穴18内へ、貫通穴18の内径の1/4
0〜1/5だけ引っ込んでいることが望ましく、1/3
0〜1/10だけ引っ込んでいることが特に望ましい。
【0046】上記実施例においては、第一ポンチ30の
ガス抜き通路44と嵌合隙間38とをずらして設ける構
成が詰まり防止手段を構成していたが、図6に示すよう
に第一ポンチ80に材料侵入防止壁82を設けて詰まり
防止手段としてもよい。
【0047】第一ポンチ80のポンチ本体部83は、前
記第一ポンチ30におけると同様に、ダイス84との間
に大きい嵌合隙間86と小さい嵌合隙間88とを形成
し、大きい嵌合隙間86を形成する部分が加圧部89、
小さい嵌合隙間88を形成する部分が案内部90を構成
している。加圧部89と案内部90との間にはTスロッ
ト92が形成されている。Tスロット92は、Tの字の
横棒が第一ポンチ80の軸方向に延び、Tの字の縦棒が
第一ポンチ80の外面に開口する状態で形成されてお
り、案内部90のTの字の横棒部分を形成する部分に
は、案内部90を軸方向に貫通するガス抜き通路94が
連通させられている。また、案内部90の外周部分のT
スロット92に隣接した部分には、全周にわたって切欠
96が形成され、それにより環状の材料侵入防止壁82
が形成されている。
【0048】このようにすれば、摩擦材形成材料が嵌合
隙間86へ侵入することがあっても、その摩擦材形成材
料のガス抜き通路94への侵入は材料侵入防止壁82に
より防止され、ガス抜き通路94が詰まることはない。
【0049】また、図7に示すように、第一ポンチ10
0の案内部102の外周面に軸方向に延びる溝を複数本
設けてガス抜き通路104としてもよい。この場合に
は、ガス抜き通路104は大きい方の嵌合隙間106の
真下に位置し、嵌合隙間106に侵入した摩擦材形成材
料がガス抜き通路104に侵入することがあるが、この
材料は第一ポンチ100が昇降させられてブレーキパッ
ド10の取出しが繰り返し行われるのに伴って外部に排
出され、ガス抜き通路104が詰まることはない。
【0050】さらに、図8に示すように、ダイス114
にガス抜き通路116を設けてもよい。ガス抜き通路1
16は、ダイス114の内面および下面に開口させられ
た溝により構成される。ガス抜き通路116は複数本形
成され、加圧時にダイス114が下降しても、第一ポン
チ118の第二ポンチ側の大きい嵌合隙間120から外
れることなく、嵌合隙間120を常時外部空間に連通さ
せる長さを有するものとされている。122は案内部で
あり、ダイス114との間に嵌合隙間120より小さい
嵌合隙間124を形成している。
【0051】本実施例においても、嵌合隙間120に摩
擦材形成材料が侵入することがあるが、ブレーキパッド
10の取出し時に第一ポンチ118が昇降させられると
き、ブレーキパッド10への付着,ダイス114と第一
ポンチ118との相対移動や案内部122の移動により
除去される。また、ガス抜き通路116に摩擦材形成材
料が侵入することがあっても、加圧時やブレーキパッド
取出し時における第一ポンチ118とダイス114との
相対移動によって排出される。
【0052】ダイスにガス抜き通路を設ける場合、ダイ
ス内を通る孔を設けてガス抜き通路としてもよい。この
場合、ガス抜き通路への材料の侵入を防止するために、
図1〜図5に示す実施例と同様に、ダイスに大きい嵌合
隙間に連通する環状溝を設け、その環状溝の側面または
底面にガス抜き通路を開口させる。ガス抜き通路を嵌合
隙間からできるだけ外れた位置に設けるのである。ま
た、図6に示す実施例と同様に、材料侵入防止壁を設け
てガス抜き通路への摩擦材形成材料の侵入を防止しても
よい。
【0053】また、第二ポンチ34に形成されたガス抜
き通路68は溝により構成されており、加工が容易であ
るが、第二ポンチ34内を通る孔を設けてガス抜き通路
としてもよい。
【0054】さらに、上記実施例において加圧部材52
の先端部がテーパ状突部64とされていたが、加圧部材
52の軸方向に対して直角な平坦面としてもよい。この
場合にも、加圧部材の第一ポンチ側端面からの突出量
を、摩擦材形成材料の圧縮率が均一になるように設定す
ることが望ましいことは同じである。
【0055】また、上記各実施例においては、第一ポン
チと第二ポンチとの両方にガス抜き通路が設けられてい
たが、いずれか一方に設けるのみでもよい。例えば、第
一ポンチ側のガス抜き通路は流路面積を大きくすること
が容易であるため、第二ポンチ側のガス抜き通路を省略
してもよく、また、発生するガスが空気より軽い場合に
は(ガスが高温である場合には特に)ガスは上方へ流れ
るため、第二ポンチに設けるのみでもよいのである。
【0056】さらに、上記各実施例において第二ポンチ
の突部は、第二ポンチに加圧部材が固定されることによ
り形成され、第二ポンチとは別体であって第一ポンチ側
端面からの突出長さの修正が容易である利点があるが、
突部は第二ポンチと一体に設けてもよい。
【0057】また、上記実施例において加熱装置71は
複数本の電気ヒータ69を含むものとされていたが、そ
の他にも、例えば、第二ポンチが組み付けられる型内に
蒸気,水蒸気等の加熱流体を通す複数本の加熱流体通路
を設けるとともに、それら加熱流体通路に加熱流体を供
給する加熱流体供給源を設け、加熱装置をそれら加熱流
体通路および加熱流体供給源を含むものとしてもよい。
【0058】さらに、本発明は、第一ポンチと第二ポン
チとが上下方向以外の方向において接近,離間させられ
て材料を圧縮する加圧成形装置や、ブレーキパッド以外
の支持板付加圧成形体や、支持板を有さない加圧成形体
を製造する加圧成形装置に適用することができる。
【0059】さらに、本発明は、上記各実施例の各構成
要素の組合わせを互に変えた態様で実施することができ
る。その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業
者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本
発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である加圧成形装置の成形終
了状態を示す正面断面図である。
【図2】上記加圧成形装置の成形開始前の状態を示す正
面断面図である。
【図3】上記加圧成形装置により成形されるディスクブ
レーキのブレーキパッドを示す正面図である。
【図4】上記ブレーキパッドの側面図である。
【図5】上記加圧成形装置により成形されるブレーキパ
ッドの剪断強度を従来との比較において示すグラフであ
る。
【図6】本発明の別の実施例である加圧成形装置の第一
ポンチおよびダイスを示す正面断面図である。
【図7】本発明の更に別の実施例である加圧成形装置の
第一ポンチおよびダイスを示す正面断面図である。
【図8】本発明の更に別の実施例である加圧成形装置の
第一ポンチおよびダイスを示す正面断面図である。
【符号の説明】
10 ブレーキパッド 12 裏板 14 摩擦材 18 貫通穴 20 ダイス 30 第一ポンチ 34 第二ポンチ 38,40 嵌合隙間 44 ガス抜き通路 54 第一ポンチ側端面 64 テーパ状突部 68 ガス抜き通路 72 摩擦材形成材料 74 嵌合隙間 76 溝 80 第一ポンチ 82 材料侵入防止壁 84 ダイス 86,88 嵌合隙間 94 ガス抜き通路 100 第一ポンチ 104 ガス抜き通路 106 嵌合隙間 114 ダイス 116 ガス抜き通路 118 第一ポンチ 120,124 嵌合隙間
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:06 B29L 31:16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に対向して接近,離間可能に設けられ
    た第一ポンチおよび第二ポンチと、第一ポンチの外側に
    軸方向に相対移動可能に嵌合されたダイスとを含み、そ
    れら両ポンチおよびダイスにより形成される空間内で材
    料を加圧成形して加圧成形体を製造する加圧成形装置に
    おいて、 第一ポンチの第二ポンチ側の端部とダイスとの嵌合隙間
    を第二ポンチより遠い側の部分の嵌合隙間より大きくす
    るとともに、第一ポンチとダイスとの少なくとも一方
    に、大きい方の嵌合隙間と外部空間とを連通させるガス
    抜き通路を設けたことを特徴とする加圧成形装置。
JP6027639A 1994-02-25 1994-02-25 加圧成形装置 Pending JPH07232297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6027639A JPH07232297A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 加圧成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6027639A JPH07232297A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 加圧成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07232297A true JPH07232297A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12226517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6027639A Pending JPH07232297A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 加圧成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07232297A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101114990B1 (ko) * 2009-11-24 2012-02-24 문형열 차량용 제동장치의 피스톤 및 그 제조방법
WO2017033891A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 住友電気工業株式会社 粉末成形用金型、および圧粉成形体の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101114990B1 (ko) * 2009-11-24 2012-02-24 문형열 차량용 제동장치의 피스톤 및 그 제조방법
WO2017033891A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 住友電気工業株式会社 粉末成形用金型、および圧粉成形体の製造方法
CN107921721A (zh) * 2015-08-25 2018-04-17 住友电气工业株式会社 粉末压制模具以及制造粉末压坯的方法
EP3342586A4 (en) * 2015-08-25 2018-09-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Powder molding metal mold and method for manufacturing powder compacted molding
CN107921721B (zh) * 2015-08-25 2020-08-11 住友电气工业株式会社 粉末压制模具以及制造粉末压坯的方法
US11167517B2 (en) 2015-08-25 2021-11-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Powder compaction mold and method for manufacturing powder compact

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107921721B (zh) 粉末压制模具以及制造粉末压坯的方法
JP6454697B2 (ja) 切削インサート成形体を製造するための方法及び装置
JP4624183B2 (ja) 粉末成形方法
CN113926993B (zh) 进料系统和用于制备模具的过程
US6849220B1 (en) Method for producing polymer rotors
JP4362070B2 (ja) バインダによって結合されるプレス材から造られるブレーキライニングまたはクラッチライニングを製造する方法および装置
JPH04365801A (ja) 渦巻状焼結部品のプレス成形装置
JPH07232297A (ja) 加圧成形装置
JP2007211277A (ja) 粉末成形方法及び粉末成形装置
JP4433649B2 (ja) フランジを備えた製品の成形方法
ITMI982079A1 (it) Dispositivo e procedimento per realizzare pezzi stampati
JP3758103B2 (ja) 据込み鍛造方法
US6669891B1 (en) Method and apparatus for producing brake lining material
JP5798965B2 (ja) ディスクブレーキ用中空ピストン及び成形ダイス
JP4467071B2 (ja) 粉末成形金型装置
JP2008155259A (ja) 圧粉成形金型装置
JPH0320071Y2 (ja)
JP3707768B2 (ja) 圧力コントロール液圧押出方法
JPS6039533B2 (ja) トランスフア−成形装置用の絶縁板を製造する方法
JPH0471747A (ja) 密閉鍛造方法
KR100450042B1 (ko) 타일 성형장치
JP2005040811A (ja) 閉塞鍛造装置
JP3440540B2 (ja) 成形金型
JPH0970695A (ja) 粉末成形用金型装置
JP2003145568A (ja) 摩擦材熱成形過程のガス抜き方法