JP4624183B2 - 粉末成形方法 - Google Patents

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この発明は、粉末冶金法における粉末成形方法、詳しくは、成形体の肉厚差がある部分、具体的には、端面に段差があり、その段差によって軸方向の厚みに差が生じた部分を、大きな密度差を発生させずに一体の金型で成形することを可能にした粉末成形方法に関する。
周知の焼結機械部品の中に、図9に示すようなものがある。この機械部品20は、軸孔を有するハブ21の一端に鍔22を有する。その鍔22は、端面に段差(凸部と凹部)を有しており、厚肉部22aと薄肉部22bとが混在した鍔になっている。
その端面に段差がある部分の成形は、通常は、分割したパンチを用いて行われる。分割パンチを使用すると、凹部を成形するパンチと凸部を成形するパンチの相対位置を軸方向にずらして厚肉部22aと薄肉部22bの密度差を小さくすることができ、焼結機械部品の品質の安定化が図り易い。
ところが、パンチを分割することは、強度的な規制を受けるなどして許容されないことがある。また、その分割が許容される場合にも、金型や成形装置の複雑化、成形装置の大型化などが避けられない。
このような問題を解決するため、下記特許文献1は、段差のある端面の成形を一体的な金型を用いて行い、そのときに起こる密度差の発生を、充填粉末の一部を除去しながら厚肉部の充填粉末を圧縮することによって防止し、最終的に充填粉末の全体を圧縮して均一密度の段付き成形体を得る粉末成形方法を提案している。
しかしながら、特許文献1が開示している方法では、製品の厚みなどによっては薄肉部の充填粉末を十分に除去することができず、成形体の密度の均一化が不十分になることがある。特許文献1の方法は、具体的には、図10に示すように、ダイ1に形成された成形穴2の入り口部に凹部8などを設け、厚肉部22aの充填粉末を圧縮するときにここから薄肉部22bの充填粉末を逃がす(流出させる)。ところが、この方法は、凹部8の深さDが、ダイ1に対する上パンチ3の挿入ストロークによって規制され、薄肉部22bの厚み寸法が小さい場合にはその深さDを浅くせざるを得ない。その制約を受けると、ダイ1に対する上パンチ3の突っ込み後、早いうちに粉末Aの逃げ口が上パンチ3によって狭められ、薄肉部22bの充填粉末の流れが悪くなって逃がしが不十分になる。
密度が不均一な成形体は、亀裂が発生し易く、製造の歩留まりの悪化や製品の信頼性の低下などを招く。従って、薄肉部の厚み寸法が小さいときにも密度調整に必要な充填粉末の逃げが規制されないようにすることが望まれる。
特開平7−258704号公報
この発明は、薄肉部の充填粉末を不足なく逃がせるようして薄肉部と厚肉部が混在した、端面に段差のある成形体を、段差のある成形面を有する金型で大きな密度差を生じさせずに成形できるようにすることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、ダイの内側に形成されるキャビティに粉末を充填し、その粉末を、対向配置の下パンチと上パンチで加圧して厚肉部と薄肉部が混在した端面に段差のある粉末成形体を得る粉末成形方法を提供する。この方法では、前記粉末の圧縮は、キャビティ内粉末の逃がし部を薄肉部成形部の周囲にのみ設けたダイ又はコアを用いて行い、かつ、前記ダイに対する上パンチの主成形面の挿入量がダイの主成形面部分の粉末充填深さに対し25%未満の挿入量のときに前記逃がし部を設けたダイ又はコアを引き下げることにより、前記逃がし部の粉末の逃げ口を確保しつつ、成形体の前記段差のある端面を段差のある成形面を有する上パンチ又は下パンチで成形する。
この方法は、ダイ又はコア引き下げ時のダイに対する上パンチ挿入量を、ダイの主成形面部分の粉末充填深さ(フィル)に対して0%〜20%の範囲内にするとよい。また、ダイやコアに形成した成形穴の入り口部の周囲に入り口部の径を拡大する凹部を設け、その凹部を前記逃がし部として使用することができ、この場合の凹部の深さDは、一体パンチの端面(成形面)の段差をSとすればD>3Sとなるのがよい。
なお、この発明の粉末成形方法は、薄肉部と厚肉部が周方向に位置ずれして設けられる成形体の成形、薄肉部と厚肉部が径方向に位置ずれして設けられる成形体の成形、薄肉部と厚肉部が周方向と径方向の双方に位置ずれして設けられる成形体の成形のいずれに対しても有効である。
薄肉部と厚肉部が周方向に位置ずれして設けられる成形体の成形は、前記逃がし部を薄肉成形部の周囲のみに設けたダイ、コアを使用して粉末の成形を行う。
この発明の方法は、薄肉部の厚みが20mm以下、かつ、前記端面の段差が厚肉部厚さの5%以上の粉末成形体を成形するとき特に効果的である。
ダイセットと称される金型装置を使用した粉末成形では、圧縮が進行すると成形途中の成形体の外周とダイとの間の摩擦(側圧)が大きくなり、そのために、ダイが追従して圧縮完了点まで降下していく。そのダイの追従は、ダイに対して上パンチがある長さ入り込んだところから開始される。つまり、ダイは上パンチの突っ込みに対してタイミング的に遅れて追従する。
特許文献1が開示している方法では、このダイの追従遅れが発生するため、キャビティ7と凹部8と間の粉末通路が上パンチ3によって早いうちに遮断される。粉末Aは流動性が必ずしもよい材料ではないので、上記の粉末通路が完全に閉ざされる前に粉末Aのキャビティ7からの逃げが悪くなり、そのために、部分的に粉末過剰の状況が発生して得られる成形体の密度が不均一になる。
これに対し、この発明の方法では、ダイに対する上パンチの突っ込みと同期してダイを引き下げるので、上パンチによるキャビティの封じ込めの時期が遅れる。その分、薄肉部の充填粉末の逃げ量が多くなる。これにより、厚肉部との密度差が小さくなるので、段差のある成形面を設けた一体的な金型を使用して密度分布の安定した成形体を得ることが可能になる。
特に、ダイ又はコア引き下げ時のダイに対する上パンチ挿入量が、パンチの主成形面部分の粉末充填深さに対し0%〜20%の範囲内であるとより良い効果が望める。
以下、この発明の実施の形態を添付図面の図1〜図5に基づいて説明する。図1は、この発明の粉末成形方法で採用する金型の一例を示している。例示の金型は、説明の便宜上図9の焼結機械部品20の粉末成形を行うものにしている。図中1はダイ、3は上パンチ、4は下第1パンチ、5は下第1パンチ4の内側に配置した下第2パンチ、6は下第2パンチ5の内側に挿入したコアである。7は、ダイ1、下第1パンチ4、下第2パンチ5、コア6の4者によって作り出されるキャビティである。このキャビティ7に粉末Aを充填し、これを圧縮して成形体を得る。
ダイ1は、昇降可能なダイプレート9に取付けられる。このダイ1に、機械部品20の鍔22の外周を成形する成形穴2と、粉末の逃げ部となる凹部8を設けている。
上パンチ3は、主成形面3aにそこから突出した段差のある成形面3bを一体に形成しており、それらの成形面3a、3bで段差のある前記鍔22の端面を成形する。
下第1パンチ4は、部品の鍔22の下面を成形する。また、下第2パンチ5は、部品のハブ21の下面を成形し、コア6はハブ21の軸孔を成形する。
下第1パンチ4は、下パンチプレート(図示せず)に、下第2パンチ5はベースプレート(これも図示せず)にそれぞれ取付けられる。下パンチプレートに取付けられた下第1パンチ4は先端の高さ位置を調整することができ、その調整で下第1パンチ4の上端から下第2パンチ5の上端までの距離を変化させて部品のハブ21と鍔22の厚肉部22aの密度差をできるだけ小さくなるように調整する。
図9の機械部品20の鍔22は、端面に凹みの無い厚肉部22aと、端面が凹んだ薄肉部22bが周方向と径方向の双方に位置ずれして設けられた状態になっている。その厚肉部22aと薄肉部22bの成形を、段差のある成形面3a、3bを形成した上パンチ3によって行う。また、この方法で厚肉部22aと薄肉部22bの密度差を小さく抑えるために、ダイ1に粉末の逃がし部になる凹部8(図1参照)を設け、その凹部8から薄肉部22bの充填済み粉末の一部をキャビティ7の外部に逃がす。
その際の粉末Aの逃げ量を十分に確保するために、この発明では、上パンチ3がダイ1に突っ込むとき、即ち、図2の状態になったところでダイ1を強制的に引き下げる。上パンチ3がダイ1に突っ込んだ時点では、前述の摩擦力によるダイ1の追従は起こらない。そこで、ダイ1の強制引き下げを行う。その強制引き下げは、例えば、上パンチ3側に上パンチ3と一緒に降下する部材を設け、上パンチ3がダイ1に突っ込むときにその部材をダイプレートに突き当てて上パンチの降下力でダイ1を押し下げるといった方法で行える。
ダイ1は圧縮完了点まで降下したら、フォーク10などで受け支え、圧縮を完了して型抜き工程に移るまでその位置に保持する。上述したように、上パンチ3側に上パンチ3と一緒に降下する部材を設けてその部材でダイプレートと共にダイを押し下げる場合には、ダイ1が圧縮完了点に到達したときに前記部材を押し下げが中断される位置に退避させるか、又は、アクチュエータでその部材を持ち上げて上パンチ3の以後の降下量を吸収する方法を採ればダイ1が圧縮完了点に到達した後にも上パンチ3を降下させて粉末の圧縮を支障なく行うことができる。
上述したダイ1の強制引き下げを行うと、上パンチ3によるキャビティ7の封じ込めの時期が遅れて薄肉部22bに対応した位置からの充填済み粉末Aの逃げ量が増加し、それによって鍔22の各部の密度が均一化される。
上述したダイ1の強制引き下げは一つの例であり、上パンチの主成形面3aがダイの主成形面部の粉末充填深さLに対し25%未満の挿入状態で凹部8等による逃がし部の粉末の逃げ口が確保されていればよく、必ずしもダイ1の圧縮完了点への到達まで粉末の逃げ口を確保していなくてもよい。
図3に粉末Aの圧縮完了状態を示す。この後、上パンチ3による加圧を解除して圧抜きを行い、フォーク10をダイ1を支持した位置から退避させて得られた成形体Bがダイ1から抜け出す位置までダイ1を引き下げる(図4参照)。このとき、同時に、又はダイ1の引き下げ後にコア6および下第1パンチ4を成形体Bが外れる位置まで引き下げ、以上で型抜きを完了する。
なお、鍔22などに厚肉部22aと薄肉部22bが周方向に位置ずれして設けられる場合には、図5に示すように、凹部8を薄肉部22bの成形部の外周のみに配置すると粉末量を多く必要とする厚肉部22aの密度低下を抑えることができる。
以下に、この発明の方法の効果の確認試験結果を記す。試験では、図9に示す形状の鍔付機械部品20を成形した。この部品の鍔22は、厚肉部22aの厚みt=5.0mm、
鍔22の端面の段差h=1.4mm(薄肉部22bの厚み3.6mm)である。ダイ1に設ける凹部8は図5に示すように、薄肉部22bの成形部の周囲にのみ設けた。また、この凹部8は、深さD(図1参照)を5mmとした。
ダイ1に上パンチ3が突っ込むのと同時に(ダイに対するダイの上面基準での上パンチ挿入量ゼロ)ダイ1を強制的に引き下げてキャビティ内の粉末を圧縮成形した(本発明の方法)。ダイ1に上パンチの主成形面3aが3mm突っ込んだ位置からダイ1を強制的に引き下げる方法での成形(これも本発明の方法)と、上パンチの主成形面3aがダイの中に3.5mm進入した位置及び4.0mm進入した位置からそれぞれダイを強制的に引き下げる成形も行った(比較例)。この試験で得られた成形体の鍔の厚肉部と薄肉部の密度差の調査結果(試料数40個の平均値)を図6−1に示す。
この試験結果からわかるように、比較例の方法では鍔の厚肉部と薄肉部の密度差が0.1g/cmをゆうに超えており、上パンチの主成形面3aがダイの中に3.5mm以上進入した場合、試料のほぼ全数についてハブと鍔の境界部に亀裂が発生した。これに対し、この発明の方法で成形を行ったものは鍔の厚肉部と薄肉部の密度差が0.10g/cm以下となり、亀裂があるものは全く認められなかった。なお、上パンチ主成形面部分の粉末充填深さは14mmとした。
次に、ダイ引き下げ時のダイに対する上パンチ挿入量を、上パンチの主成形面部分に対応する箇所の粉末充填深さ(フィル)に対して20%にした成形と、25%、及び30%にした成形で成形体に生じる密度差を調べた。ここでは、上パンチ主成形面3aのダイに対する挿入量を3.0mm(粉末充填深さの20%)、3.75mm(同25%)、4.5mm(同30%)、上パンチ主成形面部分の粉末充填深さを15mmとし、
上記の数値を、
(ダイ引き下げ時のダイに対する上パンチ挿入量/上パンチの主成形面部分の粉末充填深さ)×100の式で求めた。この試験の結果を図6−2に示す。上式で求まる数値が20%以下のときには成形体の密度差が0.10g/cm以下に納まっている。
なお、上記の説明は、端面に厚肉部と薄肉部が周方向と径方向の双方に位置ずれして設けられた成形体の成形を例に挙げて行ったが、この発明は、端面に厚肉部と薄肉部が周方向のみに位置ずれして設けられる成形体や、端面に厚肉部と薄肉部が径方向のみに位置ずれして設けられる成形体の成形にも適用できる。
また、逃がし部をダイではなくコアに設けて行う成形やダイとコアの双方に設けて行う成形にも適用できる。コアに逃がし部を設けて行う成形の一例を図8に示す。
図7は、図8の方法で成形する焼結機械部品20Aを示している。この機械部品20Aは軸孔を有するハブ21の一端に鍔22を有し、その鍔22の端面に軸孔側に偏った凹部を設けている。これにより、鍔22は、厚肉部22aと薄肉部22bを周方向と径方向の双方に位置ずれして設けた状態になっている。この部品の成形では、鍔22の端面の成形を、段差のある主成形面3aと成形面3bを設けた上パンチ3によって行う。また、厚肉部22aと薄肉部22bの密度差を小さく抑えるために、コア6の上端側外周に逃がし部になる凹部(小径部)11を設け(この凹部もダイの成形穴の入り口部径を拡大させる)、その凹部11と上パンチ3の中心のコア挿入孔との間の空間を経由して薄肉部22bの充填済み粉末Aの一部を上パンチ3の中心のコア挿入孔に逃がす。
この方法でも、ダイ1に対する上パンチ3の突っ込みに同期して逃がし部を設けたコア6を強制的に引き下げて成形を行う。その作用、効果は、ダイに逃がし部を設ける場合と同じであるので説明を省く。
この発明の粉末成形方法で用いる金型の一例の概要を示す断面図 図1の金型を使用した粉末成形のダイ引き下げ開始時期を示す断面図 圧縮完了状態を示す断面図 成形体の抜き出し工程を示す断面図 凹部の配置の一例を示す平面図 試験結果を示す図表 他の試験結果を示す図表 (a)焼結機械部品の他の例を示す斜視図、(b)同上の焼結機械部品の断面図 コアに逃がし部を設けて図7の焼結機械部品を成形する例を示す断面図 (a)この発明の方法で成形する焼結機械部品の一例を示す斜視図、(b)同上の焼結機械部品の断面図 特許文献1の方法の概要を示す図
符号の説明
1 ダイ
2 成形穴
3 上パンチ
3a 主成形面
3b 成形面
4 下第1パンチ
5 下第2パンチ
6 コア
7 キャビティ
8 凹部
9 ダイプレート
10 フォーク
11 凹部
20、20A 焼結機械部品
21 ハブ
22 鍔
22a 厚肉部
22b 薄肉部
A 粉末
B 成形体

Claims (6)

  1. ダイの内側に形成されるキャビティに粉末を充填し、その粉末を、対向配置の下パンチと上パンチで加圧して厚肉部と薄肉部が混在した端面に段差のある成形体を得る粉末成形方法であって、前記粉末の圧縮は、キャビティ内粉末の逃がし部を薄肉部成形部の周囲にのみ設けたダイ又はコアを用いて行い、かつ、前記ダイに対する上パンチの主成形面の挿入量がダイの主成形面部分の粉末充填深さに対し25%未満の挿入量のときに前記逃がし部を設けたダイ又はコアを引き下げることにより、前記逃がし部の粉末の逃げ口を確保しつつ、成形体の前記段差のある端面を段差のある成形面を有する上パンチ又は下パンチで成形することを特徴とする粉末成形方法。
  2. ダイ又はコア引き下げ時のダイに対する上パンチ挿入量が、ダイの主成形面部分の粉末充填深さに対して0%〜20%の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の粉末成形方法。
  3. ダイ又はコアに形成した成形穴の入り口部の周囲に入り口部の径を拡大する凹部を設け、その凹部を前記逃がし部となした金型を用いて粉末の成形を行う請求項1又は2に記載の粉末成形方法。
  4. 前記厚肉部と薄肉部が周方向に位置を変えて設けられた粉末成形体を成形する請求項1〜3のいずれかに記載の粉末成形方法。
  5. 前記厚肉部と薄肉部が径方向に位置を変えて設けられた粉末成形体を成形する請求項1〜3のいずれかに記載の粉末成形方法。
  6. 前記薄肉部の厚みが20mm以下、かつ、前記端面の段差が厚肉部厚さの5%以上の粉末成形体を成形する請求項1〜5のいずれかに記載の粉末成形方法。
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