JPH0723212Y2 - ウッドゴルフクラブヘッドの成形用金型 - Google Patents

ウッドゴルフクラブヘッドの成形用金型

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JPH0723212Y2
JPH0723212Y2 JP1990059194U JP5919490U JPH0723212Y2 JP H0723212 Y2 JPH0723212 Y2 JP H0723212Y2 JP 1990059194 U JP1990059194 U JP 1990059194U JP 5919490 U JP5919490 U JP 5919490U JP H0723212 Y2 JPH0723212 Y2 JP H0723212Y2
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mold
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隆治 奥本
昌弘 加藤
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ウッドゴルフクラブヘッドの成形用金型に
かかわり、更に詳しくはウッドゴルフクラブヘッドを成
形するにあたり、シャフトピンを使用することなくウッ
ドゴルフクラブヘッドを成形することが出来る成形用金
型に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、割型の成形用金型を使用し、繊維強化プラスチッ
ク等の合成樹脂を主材料としてウッドゴルフクラブヘッ
ドを成形する場合、例えば第9図及び第10図または特公
昭59-53059号公報に開示されているように、クラブヘッ
ド11のシャフト挿入孔12は、図示しないヘッド成形用金
型中にシャフトピン13を予め装着するか、またはクラブ
ヘッド11の材料を金型内に敷設している途中で装着する
等してヘッド成形を行い、シャフトピン13はクラブヘッ
ド11を成形用金型から脱型時に行なうか、または脱型後
にクラブヘッド11から抜き取る方法が行なわれていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上記のような従来の成形方法の場合、ヘッド
成形用金型の構造が複雑になり、また金型も大きく成る
等の問題があり、また、シャフトピン13を所定位置へ固
定することも非常に難しく、成形途中においてシャフト
ピン13の固定位置がずれたり、傾きが変化した場合に
は、クラブヘッド11の生命であるロフト角(図示省略)
や、ライ角αが不正確になって、成形不良を起すと言う
問題があった。
また、従来の同一の成形用金型で、異なるロフト角,ラ
イ角を有するウッドゴルフクラブヘッドを成形するのは
困難であり、一仕様一金型であったため、異なるロフト
角,ライ角を有するウッドゴルフクラブヘッドを成形す
る場合には、夫々ロフト角,ライ角を有する成形用金型
を準備する必要があり、このため、成形用金型に多大な
費用を要する上、成形されたウッドゴルフクラブヘッド
の価格も高くなると言う問題があった。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、従来クラブヘッドの成形時に使用していた別途
シャフトピンを不要とし、成形用金型の構造を大幅に簡
素化出来ると共に、小型化でき、更にシャフト挿入用孔
の成形精度が向上し、クラブヘッドのロフト角及びライ
角の精度を著しく向上させることが出来、常に精度の高
いウッドゴルフクラブヘッドを成形出来ると共に、安価
に製造出来るウッドゴルフクラブヘッドの成形用金型を
提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
この考案は上記目的を達成するため、成形用金型のヘッ
ドヒール側となる側壁面に凹溝を形成し、この凹溝に、
シャフト挿入孔を形成するためのシャフトと対応する形
状部を有する着脱可能な雛形部材を嵌合したことを要旨
とするものである。
〔考案の作用〕
この考案は、上記のように構成され、成形用金型のヘッ
ドヒール側となる側壁面に凹溝を形成し、この凹溝に、
シャフト挿入孔を形成するためのシャフトと対応する形
状部を有する着脱可能な雛形部材を嵌合装着しておくこ
とにより、ウッドゴルフクラブヘッドの成形時に、従来
のようにシャフトを一々脱着するが必要がなく、従っ
て、シャフトピンの位置ずれや、角度が変化してクラブ
ヘッドのロフト角及びライ角が狂ってしまうと言う問題
がなく、常に精度の高いウッドゴルフクラブヘッドを成
形でき、また成形用金型の構造も簡素化出来ると共に、
小型化することも可能となり、成形用金型及びウッドゴ
ルフクラブヘッドを安価に製造出来るものである。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案を実施したウッドゴルフクラブヘッ
ド1の成形用金型2の断面図を示し、前記成形用金型2
は、上型3と、下型4とからなる割型の成形用金型であ
って、下型4のヘッドヒール側となる側壁面5には、凹
溝6が形成されている。この凹溝6には、第2図
(a),第2図(b)及び第3図に示すようなシャフト
挿入孔7を成形するためのシャフトと対応する形状の雛
形部材8a,8bを脱着可能に嵌合装着されている。
前記、雛形部材8a及び8bは、ウッドゴルフクラブヘッド
1を成形用金型2に対して水平成形する場合に、シャフ
ト軸線X−Xが、成形用金型2に対して所定の角度とな
るようにしたもので、第2図(a)に示す雛形部材8a
は、第3図及び第4図に示すように、ウッドゴルフクラ
ブヘッド1に形成するシャフト挿入孔6が、ヒール側の
開口部9と同径のものを成形する場合に使用する実施例
である。
また第2図(b)の雛形部材8bは、シャフト挿入孔6
が、ヒール側に向って末広がり形状を成す形状に成形す
る場合の実施例である。
また、第5図及び第6図は、成形用金型2の他の実施例
を示し、この成形用金型2aの下型4のヘッドヒール側と
なる側壁面5に、シャフト軸X−Xが垂直となるように
凹溝6aを形成し、この凹溝6aに、シャフトと対応する形
状の雛形部材10を脱着可能に嵌合装着したもので、また
雛形部材10は、上型3の開閉方向に雛形部材10が抜ける
ようにしたものである。
なお、上記第1実施例及び第2実施例における雛形部材
8a,8b及び10は、凹溝6及び6aに対して脱着可能に嵌合
し、かつウッドゴルフクラブヘッド1に形成するシャフ
ト挿入孔7の径に対して取替え可能であり、ライ角αが
異なるシャフト挿入孔7と対応する雛形部材8a,8b及び1
0を用いることで、同一成形用金型2で、第7図及び第
8図に示すように、ライ角θ1,θ2の仕様の異なるウッ
ドゴルフクラブヘッド1を成形が出来るものである。
この考案は、上記のように構成され、シャフト挿入孔7
の成形用の雛形部材8a,8b及び10を、予め成形用金型2,2
aのヘッドヒール側となる側壁面5に形成した凹溝6及
び6aに嵌合装着しておくことにより、ウッドゴルフクラ
ブヘッド1の成形時に、従来のようにシャフトピンを一
々脱着する必要がなく、従って、シャフトピンの位置ず
れや、角度が変化してクラブヘッドのロフト角及びライ
角が狂ってしまうと言うことも全くなく、常に精度の高
いウッドゴルフクラブヘッド1を成形でき、また成形用
金型2,2aの構造も簡素化出来ると共に、小型化すること
も可能となり、成形用金型2,2a及びウッドゴルフクラブ
ヘッド1を安価に製造出来るものである。
なお、上記の各実施例では、雛形部材8a,8b及び10を、
成形用金型2及び2aの下型4のヘッドヒール側となる部
分に形成してあるが、分割金型の種類によっては、上型
3のヘッドヒール側となる部分に形成しても良い。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように成形用金型のヘッドヒール側
となる側壁面に凹溝を形成し、この凹溝に、シャフト挿
入孔を形成するためのシャフトと対応する形状部を有す
る着脱可能な雛形部材を嵌合したので、以下のような優
れた効果を奏するものである。
(a).ウッドゴルフクラブヘッドの成形時に、従来の
ような個別に成形されたシャフトピンを使用しないの
で、シャフトピンを一々脱着する必要がなく、従って、
成形用金型の構造も簡素化され、金型の高さも低くな
り、小型化することが可能となる。
(b).個別のシャフトピンを使用しないので、ウッド
ゴルフクラブヘッドの成形時に、シャフトピンの位置ず
れや、角度が変化すると言うこともなく、シャフト挿入
孔の成形精度が向上し、ウッドゴルフクラブヘッドの生
命であるロフト角及びライ角の精度が向上し、常に精度
の高いウッドゴルフクラブヘッドを成形できる。
(c).成形用金型に対して雛形部材を脱着して構成す
るので、シャフト孔径の変更が容易であり、またライ角
等、異なる仕様のヘッド成形を同一金型で成形でき、従
って、ウッドゴルフクラブヘッド及び成形用金型を安価
に製造出来る。
(d).ウッドゴルフクラブヘッドの成形の際、金型内
へのヘッド構造部材のセッティングが容易となり、従っ
て、金型内における材料の流れも単純化され、成形ヘッ
ドの品質の安定化と、強度の向上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1実施例を示すウッドゴルフク
ラブヘッドの成形用金型の断面図、第2図(a)及び第
2図(b)は、成形用金型の下型に形成した凹溝に脱着
可能の嵌合した雛形部材の各実施例を示す断面図、一体
的に形成された突起の各実施例を示す断面図、第3図は
第2図(a)の突起により成形されたウッドゴルフクラ
ブヘッドの平面図、第4図は第3図のIV-IV線に沿う断
面図、第5図はこの考案の第2実施例を示すウッドゴル
フクラブヘッドの成形用金型の断面図、第6図は、第5
図の成形用金型の下型に形成した凹溝に脱着可能の嵌合
した雛形部材の断面図、第7図及び第8図は、この考案
の各実施例における雛形部材を使用してライ角の異なる
ウッドゴルフクラブヘッドの断面図、第9図及び第10図
は、従来のシャフトピンを用いて成形したウッドゴルフ
クラブヘッドの断面図である。 1……ウッドゴルフクラブヘッド、2……成形用金型、
5……ヘッドヒール側となる側壁面、6a,6b……凹溝、
7……シャフト挿入孔、8a,8b……雛形部材、X−X…
…シャフト軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:52

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維強化プラスチック等の合成樹脂を主材
    とし、圧縮成形もくは射出成形等により成形するウッド
    ゴルフクラブヘッドの成形用金型において、 前記成形用金型のヘッドヒール側となる側壁面に凹溝を
    形成し、この凹溝に、シャフト挿入孔を形成するための
    シャフトと対応する形状部を有する着脱可能な雛形部材
    を嵌合したことを特徴とするウッドゴルフクラブヘッド
    の成形用金型。
JP1990059194U 1990-05-07 1990-06-06 ウッドゴルフクラブヘッドの成形用金型 Expired - Fee Related JPH0723212Y2 (ja)

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US07/695,701 US5149091A (en) 1990-05-07 1991-05-03 Golf club head

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JPH0417914U JPH0417914U (ja) 1992-02-14
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