JPS5826107Y2 - 成品保持ピン - Google Patents
成品保持ピンInfo
- Publication number
- JPS5826107Y2 JPS5826107Y2 JP16443780U JP16443780U JPS5826107Y2 JP S5826107 Y2 JPS5826107 Y2 JP S5826107Y2 JP 16443780 U JP16443780 U JP 16443780U JP 16443780 U JP16443780 U JP 16443780U JP S5826107 Y2 JPS5826107 Y2 JP S5826107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- mold
- resin product
- resin
- retention pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂材料の射出成形に用いられる成品保持
ピンに関する。
ピンに関する。
合成樹脂材料の射出成形においては、成形成品を突出側
金型に保持させるため、例えば第1図示のようなぎの子
型のピンAが用いられている。
金型に保持させるため、例えば第1図示のようなぎの子
型のピンAが用いられている。
即ち、第1図において、符号1,2は相互間にキャビテ
ィ3を形成される金型であり、これらの金型の一方20
表面には、図面をアンダーカット面4とされたピンAが
頭部aをキャビティ3中に突起された状態で植えられる
。
ィ3を形成される金型であり、これらの金型の一方20
表面には、図面をアンダーカット面4とされたピンAが
頭部aをキャビティ3中に突起された状態で植えられる
。
したがって、このような構造の金型では、樹脂成品5は
アンダーカット面4の保持力により金型2に保持される
から、第1図示のように型開きを行なうと、樹脂成品5
は金型2に確実に保持されることになる。
アンダーカット面4の保持力により金型2に保持される
から、第1図示のように型開きを行なうと、樹脂成品5
は金型2に確実に保持されることになる。
しかしながら、この種の金型では、金型2か樹脂成品5
を取外す際に第2図示のようにかえり部Bが生じ、樹脂
成品5の商品価値を損なうばかりでなく、樹脂成品5の
表面6を高精度面として利用できなくなる。
を取外す際に第2図示のようにかえり部Bが生じ、樹脂
成品5の商品価値を損なうばかりでなく、樹脂成品5の
表面6を高精度面として利用できなくなる。
本考案は、このような従来の射出成形加工上の問題を解
決するため、樹脂成品の表面にかえり部が突出すること
がなく、樹脂成品を所定の金型に確実に保持できる成品
保持ピンを提案するものである。
決するため、樹脂成品の表面にかえり部が突出すること
がなく、樹脂成品を所定の金型に確実に保持できる成品
保持ピンを提案するものである。
以下、第3図〜第8図について本考案の詳細を説明する
。
。
第3図〜第5図において、符号10,11は相互間にキ
ャビティ12を形成される金型であり、。
ャビティ12を形成される金型であり、。
このキャピテイ12中には金型11に植えられた本考案
の成品保持ピン13の先端部13aが突出される。
の成品保持ピン13の先端部13aが突出される。
この成品保持ピン13はその先端面14に訓戒された凹
所りを有する。
所りを有する。
この凹所りは、成形される樹脂成品15の表面16に達
しない深さdと、アンダーカット面17とを有し、この
アンダーカット面17により樹脂成品15が金型11に
確実に保持されるようにされている。
しない深さdと、アンダーカット面17とを有し、この
アンダーカット面17により樹脂成品15が金型11に
確実に保持されるようにされている。
また、凹所りの深さdを前述したような深さとした理由
は、金型11から樹脂成品15を取外す際に、樹脂成品
15の局部15aに返り部が生じても、これらの返り部
が樹脂成品15の表面に突出しないようにするためであ
る。
は、金型11から樹脂成品15を取外す際に、樹脂成品
15の局部15aに返り部が生じても、これらの返り部
が樹脂成品15の表面に突出しないようにするためであ
る。
第3図〜第5図の実施例においては、1条の−・トビ状
の溝から構成した凹所りを例示するけれども、本考案に
おいては、第6図示のような平行な2条の−・トビ状の
溝D1、第7図示のような直角な方向より交差されたー
・トビ状の溝D2、tたは第8図示のような円錐台状の
凹所D3であってもよい。
の溝から構成した凹所りを例示するけれども、本考案に
おいては、第6図示のような平行な2条の−・トビ状の
溝D1、第7図示のような直角な方向より交差されたー
・トビ状の溝D2、tたは第8図示のような円錐台状の
凹所D3であってもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、金型
11に樹脂成品15を確実に保持できるばかりでなく、
アンダーカット面17の存在によつて樹脂成品15に返
り部が形成されても、同返り部が樹脂成品15の表面1
6に返り部が突起することがない。
11に樹脂成品15を確実に保持できるばかりでなく、
アンダーカット面17の存在によつて樹脂成品15に返
り部が形成されても、同返り部が樹脂成品15の表面1
6に返り部が突起することがない。
この結果、樹脂成品15の表面16を加工精度の高い表
面として利用でき、返り部によって成品価値が損われる
こともない等の効果がある。
面として利用でき、返り部によって成品価値が損われる
こともない等の効果がある。
第1−図は従来の成形金型の断面図、第2図は第1図の
成型金型によって底形された樹脂成品の要部拡大図、第
3図は本考案による成品保持ピンを用いた成型金型の断
面図、第4図は同成型金型要部の拡大断面図、第5図は
第4図示の成品保持ピンの要部拡大斜面図、第6図〜第
8図は本考案の成品保持ピンの変形例の第5図と同様の
図である。 10.11・・・・・・金型、12・・・・・・キャビ
ティ、13・・・・・・成品保持ピン、17・・・・・
・アンダーカット面、D・・・・・・凹所。
成型金型によって底形された樹脂成品の要部拡大図、第
3図は本考案による成品保持ピンを用いた成型金型の断
面図、第4図は同成型金型要部の拡大断面図、第5図は
第4図示の成品保持ピンの要部拡大斜面図、第6図〜第
8図は本考案の成品保持ピンの変形例の第5図と同様の
図である。 10.11・・・・・・金型、12・・・・・・キャビ
ティ、13・・・・・・成品保持ピン、17・・・・・
・アンダーカット面、D・・・・・・凹所。
Claims (1)
- 突出側金型から金型キャビティ中に先端部を突出される
棒状のピンであって、成形される樹脂成品の表面に達し
ない深さをもちかつ少なくとも一部にアンダカット面を
有する凹所を、先端面に形成されてなる成品保持ピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16443780U JPS5826107Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 成品保持ピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16443780U JPS5826107Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 成品保持ピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786322U JPS5786322U (ja) | 1982-05-28 |
JPS5826107Y2 true JPS5826107Y2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=29523170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16443780U Expired JPS5826107Y2 (ja) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | 成品保持ピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826107Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP16443780U patent/JPS5826107Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786322U (ja) | 1982-05-28 |
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