JPH07231887A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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Publication number
JPH07231887A
JPH07231887A JP6024189A JP2418994A JPH07231887A JP H07231887 A JPH07231887 A JP H07231887A JP 6024189 A JP6024189 A JP 6024189A JP 2418994 A JP2418994 A JP 2418994A JP H07231887 A JPH07231887 A JP H07231887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner
speed
set value
moving speed
ray
Prior art date
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Pending
Application number
JP6024189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kanda
憲次 神田
Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP6024189A priority Critical patent/JPH07231887A/ja
Publication of JPH07231887A publication Critical patent/JPH07231887A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 螺旋状スキャンが可能なX線CT装置におい
て、スキャナ回転速度とテーブル移動速度の関係を一定
に保持し、螺旋状スキャンを行うときのテーブル位置精
度を確保するための構成の低コスト化を図る。 【構成】 スキャナ13(又はテーブル15)の駆動速
度検出器16と、この速度検出器の検出値v1と予め設
定されたスキャナ(又はテーブル)駆動速度設定値v2
又はその設定値に応じて設定されたテーブル(又はスキ
ャナ)駆動速度設定値v3とによりそれらの設定値に対
する実際の前記スキャナ(又はテーブル)の駆動速度の
誤差を求めこの誤差に応じてテーブル(又はスキャナ)
駆動速度設定値v3を補正してテーブル(又はスキャ
ナ)駆動速度の制御系14に与える速度設定値補正器1
7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、螺旋状スキャンが可能
なX線CT装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、X線CT装置のスキャン方法の1
つに、X線管球及びX線検出器を備えるスキャナを同一
方向に連続回転させつつ、被検体を寝載するテーブル
を、一定方向に連続的にかつ前記スキャナの回転速度と
一定の関係をもった速度で移動させ、相対的に前記X線
管球が前記被検体周囲を螺旋状に移動しつつデータを収
集するスキャン(螺旋状スキャン)方法が実現されてい
る。
【0003】上記螺旋状スキャンは、被検体を体軸方向
に所定間隔で複数枚の断層像を得る場合、検査時間が短
縮され、また体動の防止や造影剤の効果的な使用が可能
になる等の利点がある。
【0004】ところで、このような螺旋状スキャンが可
能なX線CT装置においては、例えば本出願人の出願に
係る特開昭62−87137号公報及び特公平5−60
382号公報に記載のように、スキャナの回転速度とテ
ーブルの移動速度の関係が一定になるように、特にそれ
らが同期するように、スキャナの回転速度をテーブルの
移動速度制御のフィードバック系に組み込む精密な速度
制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような精
密な速度制御を行うためには、その構成が複雑となり非
常に高価なものになるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、安価な構成でスキャナ回
転速度とテーブル移動速度の関係を一定に保持させ得る
X線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線管球及
びX線検出器を備えるスキャナを同一方向に連続回転さ
せつつ、被検体を寝載するテーブルを一定方向に連続的
にかつ前記スキャナの回転速度と一定の関係をもった速
度で移動させ、相対的に前記X線管球が前記被検体周囲
を螺旋状に移動しつつデータ収集する螺旋状スキャンが
可能なX線CT装置において、前記スキャナの回転速度
を検出するスキャナ回転速度検出器と、この速度検出器
の検出値と予め設定されたスキャナ回転速度設定値又は
その設定値に応じて設定されたテーブル移動速度設定値
とによりそれらの設定値に対する実際の前記スキャナの
回転速度の誤差を求めこの誤差に応じて前記テーブル移
動速度設定値を補正してテーブル移動速度の制御系に与
えるテーブル移動速度設定値補正器とを設けることによ
り達成される。
【0008】上記構成では、スキャナの回転速度とテー
ブルの移動速度に一定の関係をもたせるために、スキャ
ナの回転速度を基準に、すなわちスキャナの回転速度は
変化させずに、テーブルの移動速度を設定値から補正,
制御するようにしたが、テーブルの移動速度を基準に、
すなわちテーブルの移動速度は変化させずに、スキャナ
の回転速度を設定値から補正,制御するようにしてもよ
い。
【0009】この場合は、前記X線CT装置において、
前記テーブルの移動速度を検出するテーブル移動速度検
出器と、この速度検出器の検出値と予め設定されたテー
ブル移動速度設定値又はその設定値に応じて設定された
スキャナ回転速度設定値とによりそれらの設定値に対す
る実際の前記テーブルの移動速度の誤差を求めこの誤差
に応じて前記スキャナ回転速度設定値を補正してスキャ
ナ回転速度の制御系に与えるスキャナ回転速度設定値補
正器とを設けることにより達成される。
【0010】
【作用】速度検出器は、スキャナ(又はテーブル)の駆
動速度を検出する。また速度設定器は、前記速度検出器
の検出値と予め設定されたスキャナ(又はテーブル)駆
動速度設定値又はその設定値に応じて設定されたテーブ
ル(又はスキャナ)駆動速度設定値とによりそれらの設
定値に対する実際の前記スキャナ(又はテーブル)の駆
動速度の誤差を求めこの誤差に応じて前記テーブル(又
はスキャナ)駆動速度設定値を補正してテーブル(又は
スキャナ)駆動速度の制御系に与える。その結果、テー
ブル(又はスキャナ)駆動速度とスキャナ(又はテーブ
ル)の駆動速度の関係が一定に保持される。
【0011】これによれば、スキャナ,テーブルの初期
同期調整の不良やスキャナ,テーブル駆動系の経時的な
変化等によってスキャナ,テーブルの同期駆動が不能と
なっている場合でのスキャナ,テーブルの同期駆動の回
復を、極めて低コストで可能となる。
【0012】なお、速度検出器によるスキャナ(又はテ
ーブル)の駆動速度の検出、及び速度設定器によるテー
ブル(又はスキャナ)駆動速度設定値の補正を、螺旋状
スキャンによる検査時で実際にデータを収集する直前に
行われるようにシーケンスを組めば、螺旋状スキャンに
よる検査時毎に、スキャナ,テーブルの同期駆動補正が
行われることとなり、常時、スキャナ,テーブルが同期
した状態でのデータが収集される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線CT装置の一実施例を
示すブロック図である。この図1において、11は後述
スキャナ,テーブルの駆動速度を設定する等の各種操作
を行う操作卓、12は操作卓11からのスキャナ回転速
度設定値に従ってスキャナ13を回転させるスキャナ駆
動器である。
【0014】14は入力されたテーブル移動速度設定値
に従ってテーブル15をフィードバック制御しつつ移動
させるテーブル移動速度制御系で、テーブル移動速度制
御器14aとテーブル駆動器14bとテーブル移動速度
検出器14cからなる。
【0015】16はスキャナ13の回転速度を検出する
スキャナ回転速度検出器、17はこの速度検出器16の
検出値v1と、操作卓11において予め設定されたスキ
ャナ回転速度設定値v2又はその設定値v2に応じて設
定されたテーブル移動速度設定値v3ここでは設定値v
3とにより、それらの設定値ここでは設定値v3に対す
る実際のスキャナ13の回転速度v1の誤差を求め、こ
の誤差に応じて操作卓11からのテーブル移動速度設定
値v3を補正してテーブル移動速度設定値v4となし、
前記テーブル移動速度制御系14に与えるテーブル移動
速度設定値補正器である。
【0016】ここで、スキャナ回転速度設定値v2に応
じて設定されたテーブル移動速度設定値v3とは、スキ
ャナ13の回転速度と一定の関係をもって移動させるた
めのテーブル移動速度設定値v3で、操作卓11におい
てスキャナ回転速度設定値v2を設定することにより、
その設定値v2と1対1の関係で設定、例えばルックア
ップテーブル等に設定されたテーブル移動速度設定値v
3である。通常は、スキャナ1回転当たりのテーブル移
動量(一定値)である。
【0017】前記スキャナ回転速度検出器16は、例え
ば図2に示すように、前記スキャナ13の回転板13a
の外周の一部に遮光板21を設けると共に、その遮光板
21の回転軌跡22を挟む位置に発光素子,受光素子相
互間隙間を位置させたフォトカプラ23を設けてなる。
【0018】次に、上述本発明装置の動作について説明
する。まず、螺旋状スキャンによる検査に当たり、操作
者は操作卓11にてスキャナ13,テーブル15の駆動
速度を設定する等の各種操作を行う。その後装置を起動
すると、データ収集(X線曝射)は行わないが、螺旋状
スキャン時と同様にスキャナ13及びテーブル15が駆
動する。この駆動の立上がりを経て定常駆動に移行した
後であって実際にデータを収集する前の時点(螺旋状ス
キャンを開始する直前)に、テーブル移動速度設定値補
正器17は、テーブル移動速度設定値v3の補正を行
う。すなわち、スキャナ13が回転すると、スキャナ回
転速度検出器16からはスキャナ回転速度検出値v1が
出力される。
【0019】テーブル移動速度設定値補正器17は螺旋
状スキャンを開始する直前におけるスキャナ回転速度検
出値v1を取り込む。そして、スキャナ回転速度検出器
16の検出値v1と、操作卓11において予め設定され
たスキャナ回転速度設定値v2に応じて設定されたテー
ブル移動速度設定値v3とにより、設定値v3に対する
実際のスキャナ13の回転速度v1の誤差を求め、この
誤差に応じて操作卓11からのテーブル移動速度設定値
v3を補正してテーブル移動速度設定値v4となし、テ
ーブル移動速度制御系14に与える。
【0020】これによりテーブル移動速度設定値v3の
補正が行われる。すなわち、実際のスキャナ回転速度が
予め設定された値より速い場合にはテーブル移動速度も
速くし、遅い場合にはテーブル移動速度も遅くして、ス
キャナ13が1回転する間のテーブル15の移動量を常
に一定にする(スキャナ回転とテーブル移動を同期させ
る)。
【0021】テーブル移動速度制御系14は、次のよう
に動作する。すなわち、テーブル移動速度制御器14a
は、与えられた補正後のテーブル移動速度設定値v4に
応じたテーブル移動速度が得られるようにテーブル駆動
器14bに指令を与える。同時にテーブル移動速度制御
器14aは、テーブル駆動器14bにより駆動されたテ
ーブル15の速度がテーブル移動速度検出器14cを介
して与えられて、テーブル移動速度のフィードバック制
御を行い、正確なテーブル移動速度を確保させる。
【0022】なお、本発明によるテーブル移動速度設定
値v3の補正は、データ収集(X線曝射)を行うことな
く螺旋状スキャン時と同様にスキャナ13及びテーブル
15を駆動した状態で、スキャナ回転速度検出器16及
びテーブル移動速度設定値補正器17を用いて任意の時
点で行える。しかし上述実施例のように、螺旋状スキャ
ンによる検査時において実際のデータ収集直前に行われ
るようにすることにより、螺旋状スキャンによる検査時
毎に、スキャナ13,テーブル15の駆動補正が行われ
ることとなり、常時、スキャナ13,テーブル15駆動
が同期した状態でのデータが収集される。
【0023】以上のように本発明装置では、スキャナ1
3の回転速度を、テーブル15の移動速度制御のフィー
ドバック系(テーブル移動速度制御系14)中に組み込
むものではなく、その前段部分(テーブル移動速度設定
値補正器17)に入力して補正する構成であり、従来装
置に比べて構成簡単になる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
価な構成で、スキャナ回転速度とテーブル移動速度の関
係を一定に保持させ得、換言すれば、螺旋状スキャンの
データ収集範囲の位置精度を落とすことなくスキャナ,
テーブルを駆動させ得るX線CT装置を提供することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中のスキャナ回転速度検出器の一例の概略
を示す図である。
【符号の説明】
11 操作卓 12 スキャナ駆動器 13 スキャナ 14 テーブル移動速度制御系 14a テーブル移動速度制御器 14b テーブル駆動器 14c テーブル移動速度検出器 15 テーブル 16 スキャナ回転速度検出器 17 テーブル移動速度設定値補正器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管球及びX線検出器を備えるスキャ
    ナを同一方向に連続回転させつつ、被検体を寝載するテ
    ーブルを一定方向に連続的にかつ前記スキャナの回転速
    度と一定の関係をもった速度で移動させ、相対的に前記
    X線管球が前記被検体周囲を螺旋状に移動しつつデータ
    収集する螺旋状スキャンが可能なX線CT装置におい
    て、前記スキャナ(又はテーブル)の駆動速度を検出す
    る速度検出器と、この速度検出器の検出値と予め設定さ
    れたスキャナ(又はテーブル)駆動速度設定値又はその
    設定値に応じて設定されたテーブル(又はスキャナ)駆
    動速度設定値とによりそれらの設定値に対する実際の前
    記スキャナ(又はテーブル)の駆動速度の誤差を求めこ
    の誤差に応じて前記テーブル(又はスキャナ)駆動速度
    設定値を補正してテーブル(又はスキャナ)駆動速度の
    制御系に与える速度設定値補正器とを具備することを特
    徴とするX線CT装置。
JP6024189A 1994-02-22 1994-02-22 X線ct装置 Pending JPH07231887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6024189A JPH07231887A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 X線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6024189A JPH07231887A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 X線ct装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07231887A true JPH07231887A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12131387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6024189A Pending JPH07231887A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 X線ct装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07231887A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014236847A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014236847A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置

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