JPH07231602A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH07231602A JPH07231602A JP6016457A JP1645794A JPH07231602A JP H07231602 A JPH07231602 A JP H07231602A JP 6016457 A JP6016457 A JP 6016457A JP 1645794 A JP1645794 A JP 1645794A JP H07231602 A JPH07231602 A JP H07231602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- stator
- lead
- electric motor
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動機に係り、詳しくは固定子の構成とリー
ド線の実装方法に関し、屋外で使用する場合に、耐水性
を強化し信頼性を向上した電動機を提供することを目的
とする。 【構成】 ステータコア1にインシュレータ2を装着し
巻線3を巻装してステータを形成し、コネクタ4を接続
するリード線5を前記巻線のリード線とリードブッシュ
6に挟持し、同リードブッシュとステータコアをモール
ド樹脂7により一体成型し、マグネットを備えたロータ
コアのシャフトの一端を少なくとも一側をブラケットで
支承した軸受で軸支し、ロータ位置検出素子を搭載した
プリント基板8とコネクタのリード線を接続し、プリン
ト基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせて電動
機を構成するようにしてなることを特徴とする。
ド線の実装方法に関し、屋外で使用する場合に、耐水性
を強化し信頼性を向上した電動機を提供することを目的
とする。 【構成】 ステータコア1にインシュレータ2を装着し
巻線3を巻装してステータを形成し、コネクタ4を接続
するリード線5を前記巻線のリード線とリードブッシュ
6に挟持し、同リードブッシュとステータコアをモール
ド樹脂7により一体成型し、マグネットを備えたロータ
コアのシャフトの一端を少なくとも一側をブラケットで
支承した軸受で軸支し、ロータ位置検出素子を搭載した
プリント基板8とコネクタのリード線を接続し、プリン
ト基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせて電動
機を構成するようにしてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に係り、詳しく
はステータの構成とリード線の実装方法に関する。
はステータの構成とリード線の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機は図2に示すように、ステ
ータコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装
し、該巻線のリード線16をリードブッシュ6に挟持
し、同リードブッシュを前記ステータコアとともにモー
ルド樹脂7にて成型してステータを形成し、マグネット
12を外周に有するロータ13のシャフト14の両端を
軸受10で軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケ
ット11で支承して前記ロータをステータに組み込み、
その後でロータ位置検出素子9の耐熱性を考慮して、ロ
ータ位置検出素子9をプリント基板8に搭載し、同プリ
ント基板にコネクタ4を実装し、同コネクタにリード線
5を接続し、同リード線をモールド樹脂7及びブラケッ
ト11の一部に設けたリード線のガイド溝15に装着
し、その上にブラケットをかぶせて電動機を構成してい
る。この場合にリード線とモールド樹脂またはブラケッ
トのガイド溝との間に隙間が生じ、電動機を屋外で使用
する場合に前記の隙間から水が浸透して耐水性が劣化し
信頼性が低下する問題を生じている。
ータコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装
し、該巻線のリード線16をリードブッシュ6に挟持
し、同リードブッシュを前記ステータコアとともにモー
ルド樹脂7にて成型してステータを形成し、マグネット
12を外周に有するロータ13のシャフト14の両端を
軸受10で軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケ
ット11で支承して前記ロータをステータに組み込み、
その後でロータ位置検出素子9の耐熱性を考慮して、ロ
ータ位置検出素子9をプリント基板8に搭載し、同プリ
ント基板にコネクタ4を実装し、同コネクタにリード線
5を接続し、同リード線をモールド樹脂7及びブラケッ
ト11の一部に設けたリード線のガイド溝15に装着
し、その上にブラケットをかぶせて電動機を構成してい
る。この場合にリード線とモールド樹脂またはブラケッ
トのガイド溝との間に隙間が生じ、電動機を屋外で使用
する場合に前記の隙間から水が浸透して耐水性が劣化し
信頼性が低下する問題を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機を屋外で使
用する場合に、リード線のガイド溝とリード線の間の隙
間をなくし耐水性を強化し信頼性を向上させた電動機を
提供することにある。
従来の問題点に鑑みなされたもので、電動機を屋外で使
用する場合に、リード線のガイド溝とリード線の間の隙
間をなくし耐水性を強化し信頼性を向上させた電動機を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ステータコアに巻線を巻装し、該巻線のリード線と
ともにコネクタに接続するリード線を挟持し、同リード
ブッシュを前記ステータコアとともに樹脂モールドして
ステータを形成し、ロータのシャフトの両端を軸受で軸
支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承し
て前記ロータをステータに組み込み、その後でロータ位
置検出素子を搭載したプリント基板とリード線をコネク
タまたはハンダ付により接続し、プリント基板をステー
タに固定し、ブラケットをかぶせて軸受の一側をブラケ
ットにより支承してなるように電動機を構成した。
に、ステータコアに巻線を巻装し、該巻線のリード線と
ともにコネクタに接続するリード線を挟持し、同リード
ブッシュを前記ステータコアとともに樹脂モールドして
ステータを形成し、ロータのシャフトの両端を軸受で軸
支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承し
て前記ロータをステータに組み込み、その後でロータ位
置検出素子を搭載したプリント基板とリード線をコネク
タまたはハンダ付により接続し、プリント基板をステー
タに固定し、ブラケットをかぶせて軸受の一側をブラケ
ットにより支承してなるように電動機を構成した。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、同リー
ドブッシュとステータコアとを樹脂により一体成型して
なるようにしたので、リード線のガイド溝がなくなり、
リード線がリードブッシュに密着して支持されるので、
屋外で使用する場合に水のステータ内部への浸透を阻む
ようにしている。
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、同リー
ドブッシュとステータコアとを樹脂により一体成型して
なるようにしたので、リード線のガイド溝がなくなり、
リード線がリードブッシュに密着して支持されるので、
屋外で使用する場合に水のステータ内部への浸透を阻む
ようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の電動機のシャフトの中心線
に沿った断面図で、以下に構成を説明する。まずステー
タコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装す
る。次に、コネクタ4に接続するリード線5を前記巻線
3のリード線とともにリードブッシュ6に挟持する。そ
の後で、前記リードブッシュとステータコアとをモール
ド樹脂7により一体成型し、ステータを形成する。一
方、ロータコアにシャフトを嵌合して組立られたロータ
を前記ステータに組み込む。この場合に、軸受の一側は
樹脂モールドされたステータで支承する。他方、ロータ
位置検出素子をプリント基板8に搭載し、そのプリント
基板上に前記コネクタ4を実装する。次に、前記プリン
ト基板と、リードブッシュ6で挟持されたリード線5を
コネクタ4またはハンダ付により接続し、プリント基板
をステータに固定する。その後で、ブラケットをかぶせ
て軸受の一側を支承し電動機を構成するようにしてい
る。
に説明する。図1は本発明の電動機のシャフトの中心線
に沿った断面図で、以下に構成を説明する。まずステー
タコア1にインシュレータ2を装着し巻線3を巻装す
る。次に、コネクタ4に接続するリード線5を前記巻線
3のリード線とともにリードブッシュ6に挟持する。そ
の後で、前記リードブッシュとステータコアとをモール
ド樹脂7により一体成型し、ステータを形成する。一
方、ロータコアにシャフトを嵌合して組立られたロータ
を前記ステータに組み込む。この場合に、軸受の一側は
樹脂モールドされたステータで支承する。他方、ロータ
位置検出素子をプリント基板8に搭載し、そのプリント
基板上に前記コネクタ4を実装する。次に、前記プリン
ト基板と、リードブッシュ6で挟持されたリード線5を
コネクタ4またはハンダ付により接続し、プリント基板
をステータに固定する。その後で、ブラケットをかぶせ
て軸受の一側を支承し電動機を構成するようにしてい
る。
【0007】なお、前記の実施例では軸受の一側をブラ
ケットで支承したが、ブラケットを両側に設け、両側の
軸受を該ブラケットで支承するようにしてもよい。以上
のように構成することにより、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、密着し
て構成することができ、且つロータ位置検出素子がステ
ータコアの樹脂モールドの際に加熱されることがなく電
動機を構成することができる。
ケットで支承したが、ブラケットを両側に設け、両側の
軸受を該ブラケットで支承するようにしてもよい。以上
のように構成することにより、コネクタのリード線を巻
線のリード線とともにリードブッシュに挟持し、密着し
て構成することができ、且つロータ位置検出素子がステ
ータコアの樹脂モールドの際に加熱されることがなく電
動機を構成することができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、リード
線を巻線のリード線と共にリードブッシュに挟持し、そ
のリードブッシュとステータコアとを樹脂により一体成
型してステータを形成し、ロータを組み込み、その後で
プリント基板とリード線をコネクタまたはハンダ付によ
り接続し、プリント基板をステータに固定し、ブラケッ
トをかぶせて軸受をブラケットにより支承し、電動機を
構成するようにしたので、コネクタのリード線のガイド
溝がなくなり、リード線とリードブッシュが密着して構
成されるので、屋外で使用する場合に耐水性を強化し信
頼性を向上させ、且つステータの樹脂モールド工程の後
で、プリント基板をコネクタによりリード線と接続し、
プリント基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせ
て電動機を構成するので、プリント基板上のロータ位置
検出素子の熱に対する信頼性向上を図ることができる。
線を巻線のリード線と共にリードブッシュに挟持し、そ
のリードブッシュとステータコアとを樹脂により一体成
型してステータを形成し、ロータを組み込み、その後で
プリント基板とリード線をコネクタまたはハンダ付によ
り接続し、プリント基板をステータに固定し、ブラケッ
トをかぶせて軸受をブラケットにより支承し、電動機を
構成するようにしたので、コネクタのリード線のガイド
溝がなくなり、リード線とリードブッシュが密着して構
成されるので、屋外で使用する場合に耐水性を強化し信
頼性を向上させ、且つステータの樹脂モールド工程の後
で、プリント基板をコネクタによりリード線と接続し、
プリント基板をステータに固定し、ブラケットをかぶせ
て電動機を構成するので、プリント基板上のロータ位置
検出素子の熱に対する信頼性向上を図ることができる。
【図1】本発明の電動機のシャフトの中心線に沿った断
面図である。
面図である。
【図2】従来の電動機のシャフトの中心線に沿った断面
図である。
図である。
1 ステータコア 2 インシュレータ 3 巻線 4 コネクタ 5 コネクタのリード線 6 リードブッシュ 7 モールド樹脂 8 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 成田 憲治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内
Claims (2)
- 【請求項1】 ステータコアに巻線を巻装し、該巻線の
リード線をリードブッシュに挟持し、同リードブッシュ
を前記ステータコアとともに樹脂モールドしてステータ
を形成するとともに、ロータのシャフトの両端を軸受で
軸支し、前記軸受の少なくとも一側をブラケットで支承
して前記ロータをステータに組み込み、ロータ位置検出
素子を搭載したプリント基板のコネクタにリード線を接
続し、同プリント基板をステータに固定し、ブラケット
をかぶせて軸受の一側をブラケットにより支承してなる
電動機において、前記リードブッシュにコネクタのリー
ド線を巻線のリード線とともに挟持し、同リードブッシ
ュを前記ステータコアとともに樹脂モールドしてなるこ
とを特徴とする電動機。 - 【請求項2】 前記ロータ位置検出素子を有するプリン
ト基板を該プリント基板上に実装されたコネクタまたは
ハンダ付により、ステータコアを樹脂モールドした後で
前記リード線と接続してなることを特徴とする請求項1
記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06016457A JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06016457A JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07231602A true JPH07231602A (ja) | 1995-08-29 |
JP3087881B2 JP3087881B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=11916785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06016457A Expired - Fee Related JP3087881B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087881B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006288136A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ構造 |
US7294944B2 (en) * | 2004-10-04 | 2007-11-13 | Nidec Corporation | Brushless motor |
GB2461168A (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-30 | Zhongshan Broad Ocean Motor Co | External rotor motor with encapsulated stator |
CN104518622A (zh) * | 2013-09-26 | 2015-04-15 | 发那科株式会社 | 定子、电动机以及制造电动机的定子的方法 |
JP2015202032A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP06016457A patent/JP3087881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7294944B2 (en) * | 2004-10-04 | 2007-11-13 | Nidec Corporation | Brushless motor |
JP2006288136A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ構造 |
GB2461168A (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-30 | Zhongshan Broad Ocean Motor Co | External rotor motor with encapsulated stator |
CN104518622A (zh) * | 2013-09-26 | 2015-04-15 | 发那科株式会社 | 定子、电动机以及制造电动机的定子的方法 |
US9966815B2 (en) | 2013-09-26 | 2018-05-08 | Fanuc Corporation | Stator including a bracket, electric motor including a stator, and method of producing an electric motor |
JP2015202032A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 日本電産株式会社 | モータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3087881B2 (ja) | 2000-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2014080675A1 (ja) | 電動機、空気調和機、および電動機の製造方法 | |
JPH05207717A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH07231602A (ja) | 電動機 | |
JPH0787696A (ja) | モ−ルド電動機 | |
JPH05236692A (ja) | ブラシレスモータの固定子巻線接続構造 | |
JPH04368445A (ja) | モールドモータの接続構造 | |
JP2001292546A (ja) | モータ | |
JPH11155249A (ja) | モールドモータ | |
JPH1175337A (ja) | モールドモータ | |
JP5925330B2 (ja) | 電動機、空気調和機、及び電動機の製造方法 | |
JPH0638427A (ja) | 電動機 | |
JP2002335649A (ja) | モールドモータ | |
JP2000245094A (ja) | モータのアース接続装置 | |
JPH0775315A (ja) | ブラシレスモータおよびその製造法 | |
JPH09215239A (ja) | 電動機の結線用部品及びその結線用部品を備えた電動機 | |
JPH09154260A (ja) | 電動機 | |
JP3052538B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JPS6240048A (ja) | 無刷子電動機の固定子 | |
JPH04244757A (ja) | 小型モータのコイルボビン | |
JP3119885B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JPS60109739A (ja) | 電動機 | |
JPH0638476A (ja) | 無刷子電動機 | |
KR200144591Y1 (ko) | 편평형 코어레스모터의 구동코일 | |
JPH0630550A (ja) | ブラシレスモータのステータ | |
JPH07336923A (ja) | 電動機の固定子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |