JPH0723137B2 - 梱包機における制御装置 - Google Patents
梱包機における制御装置Info
- Publication number
- JPH0723137B2 JPH0723137B2 JP63132027A JP13202788A JPH0723137B2 JP H0723137 B2 JPH0723137 B2 JP H0723137B2 JP 63132027 A JP63132027 A JP 63132027A JP 13202788 A JP13202788 A JP 13202788A JP H0723137 B2 JPH0723137 B2 JP H0723137B2
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- band
- cam shaft
- signal
- motor
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Description
本発明は、梱包機の制御装置に関し、より詳しくは、梱
包の一工程におけるプレス部材によるバンド先端の把持
工程、バンドを被梱包物に巻回するフィードローラの逆
転工程、バンドを被梱包物に緊縛する引締工程、バンド
供給端の切断工程、バンド重合部の接着工程、プレス部
材等の旧位への復帰工程、バンドを本体外へ供給するフ
ィードローラの正転工程といった各工程の開始終了動作
を連続的に制御すると共に、溶融されたバンド重合部を
タイマによる設定時間冷却するための装着に関する。
包の一工程におけるプレス部材によるバンド先端の把持
工程、バンドを被梱包物に巻回するフィードローラの逆
転工程、バンドを被梱包物に緊縛する引締工程、バンド
供給端の切断工程、バンド重合部の接着工程、プレス部
材等の旧位への復帰工程、バンドを本体外へ供給するフ
ィードローラの正転工程といった各工程の開始終了動作
を連続的に制御すると共に、溶融されたバンド重合部を
タイマによる設定時間冷却するための装着に関する。
梱包機の制御装置は第6図〜第8図に示すように、図示
せざる制御回路に接続されたカム軸モータに電磁ブレー
キ9を介して連結した減速機31の出力軸2に連結するカ
ム軸4を適宜間隔を介して配設した機枠34a,34bに軸承
し、前記カム軸4に複数のカム35を楔着して機枠34a,34
bの間に設けたプレス部材6及び各プレス材6上のバン
ドガイド7及びスライドテーブル8を前記カム軸4の回
転により所定の動作を行うよう取り付けると共に減速機
31の出力軸2から機枠34aの反対方向に延設したリミッ
トカム軸40にリミットカム41を、該リミットカム41の凸
部を位置調整可能にネジ16で固定して取付け、且つ複数
のリミットカム41a,41b,41cの凸部によってロッドが押
入される位置にそれぞれリミットスイッチL3,L1,L2をブ
ラケット45を介して取り付けられ、構成されている。 そして各部材が原位置を示す第6図の状態において図示
せざる起動スイッチのONでカム軸モータが回転を始め、
減速機31を介してカム軸4及びカム35が回転し、各プレ
ス部材6の右押え61が上昇し、スライドテーブル8との
間で、バンド先端を把持し、同時にバンドガイド7及び
バンドウェイフラップ42が完全に後退する(同図紙面後
方)。ここでカム軸4と同時回転するリミットカム41b
によりリミットスイッチL1がONとなり、逆転信号を発生
する。このリミットスイッチL1の逆転信号でカム軸モー
タが停止し、フィードローラ43に連結され、制御回路に
接続されたモータが逆転を始め、フィードローラ43によ
りバンドが引き戻され、梱包機本体上のバンド案内アー
チからバンドが脱出し、被梱包物に巻回する。この逆転
は図示のテンションアーム方式の引締方法では、前記リ
ミットスイッチ1の逆転信号により作動するタイマの設
定時間で任意に設定される。タイマの設定時間後フィー
ドローラ43に連結したモータの逆転は停止し、カム軸モ
ータが再び回転するので、カム軸4に連動するリミット
カム軸40上のリミットカム41bも回転し、リミットカム4
1bの凸部が移動しリミットスイッチL1がOFFとなる。同
時に前記タイマもOFFとなる。この間、回転を続けるカ
ム軸4によって一定の長さテンションアーム44によるバ
ンド引締が行われ、カム35上のプレス部材6中の左押え
62がバンド供給端側を把持し、バンド重合部にヒータク
ランク18上の図示せざるヒータが挿入され、中押え63が
上昇して、テンションアーム44がわずかに復帰し、バン
ドの緊張状態を解除して、中押え63に設けたカンター下
刃64がバンド供給端側を右押え61のバンドバンド通過孔
65の上縁で形成されるカッター上刃との間で直線で円滑
に切断し、バンド重合部がヒータと共に加圧され溶解さ
れ、中押え63が一端下降し、ヒータが抜かれて、再び中
押え63が上昇し、今度はバンドの重合部分のみがカム35
に設けられた凸部の長さに応じて一定時間押圧され溶解
されて、ステライドテーブル8が後退し、被梱包物を取
り出し得るようにしてから、バンドガイド7、スライド
テーブル8、バンドウェイフラップ42と共に第6図の原
位置に各部材が復帰する。この時リミットカム軸40上の
リミットカム41cも回転しており、各部材の旧位の復帰
と同時にリミットカム41cによりリミットスイッチL2がO
Nとなり、正転信号を発生し、モータが正転して、フィ
ードローラ43により本体外へバンドが供給される。前記
モータの正回転時間もタイマーにより制御され、アーチ
全長分よりやや長めに設定されている。 リミットスイッチL2は前記正転開始の信号を出力するの
みで、正転開始時にはテンションアーム44が復帰途中で
カム軸4は回転を継続しており、テンションアーム44が
引続き擺動して第7図(B)の状態に復帰すると、リミ
ットカム軸40上のリミットカム41aによりリミットスイ
ッチL3がONとなり、この原位置信号で、カム軸モータが
停止する。この間フィードローラ43の正転によりバンド
が本体上のバンド案内アーチへ供給されバンド先端がス
ライドテーブル8下に到達している。 かように、カム軸の1回転が1梱包工程であり、前工程
から次工程への開始・終了信号はカム軸4と同期回転す
るリミットカム軸40上のリミットカム41とこれと関連動
作するリミットスイッチL1,L2,L3で制御されることにな
る。
せざる制御回路に接続されたカム軸モータに電磁ブレー
キ9を介して連結した減速機31の出力軸2に連結するカ
ム軸4を適宜間隔を介して配設した機枠34a,34bに軸承
し、前記カム軸4に複数のカム35を楔着して機枠34a,34
bの間に設けたプレス部材6及び各プレス材6上のバン
ドガイド7及びスライドテーブル8を前記カム軸4の回
転により所定の動作を行うよう取り付けると共に減速機
31の出力軸2から機枠34aの反対方向に延設したリミッ
トカム軸40にリミットカム41を、該リミットカム41の凸
部を位置調整可能にネジ16で固定して取付け、且つ複数
のリミットカム41a,41b,41cの凸部によってロッドが押
入される位置にそれぞれリミットスイッチL3,L1,L2をブ
ラケット45を介して取り付けられ、構成されている。 そして各部材が原位置を示す第6図の状態において図示
せざる起動スイッチのONでカム軸モータが回転を始め、
減速機31を介してカム軸4及びカム35が回転し、各プレ
ス部材6の右押え61が上昇し、スライドテーブル8との
間で、バンド先端を把持し、同時にバンドガイド7及び
バンドウェイフラップ42が完全に後退する(同図紙面後
方)。ここでカム軸4と同時回転するリミットカム41b
によりリミットスイッチL1がONとなり、逆転信号を発生
する。このリミットスイッチL1の逆転信号でカム軸モー
タが停止し、フィードローラ43に連結され、制御回路に
接続されたモータが逆転を始め、フィードローラ43によ
りバンドが引き戻され、梱包機本体上のバンド案内アー
チからバンドが脱出し、被梱包物に巻回する。この逆転
は図示のテンションアーム方式の引締方法では、前記リ
ミットスイッチ1の逆転信号により作動するタイマの設
定時間で任意に設定される。タイマの設定時間後フィー
ドローラ43に連結したモータの逆転は停止し、カム軸モ
ータが再び回転するので、カム軸4に連動するリミット
カム軸40上のリミットカム41bも回転し、リミットカム4
1bの凸部が移動しリミットスイッチL1がOFFとなる。同
時に前記タイマもOFFとなる。この間、回転を続けるカ
ム軸4によって一定の長さテンションアーム44によるバ
ンド引締が行われ、カム35上のプレス部材6中の左押え
62がバンド供給端側を把持し、バンド重合部にヒータク
ランク18上の図示せざるヒータが挿入され、中押え63が
上昇して、テンションアーム44がわずかに復帰し、バン
ドの緊張状態を解除して、中押え63に設けたカンター下
刃64がバンド供給端側を右押え61のバンドバンド通過孔
65の上縁で形成されるカッター上刃との間で直線で円滑
に切断し、バンド重合部がヒータと共に加圧され溶解さ
れ、中押え63が一端下降し、ヒータが抜かれて、再び中
押え63が上昇し、今度はバンドの重合部分のみがカム35
に設けられた凸部の長さに応じて一定時間押圧され溶解
されて、ステライドテーブル8が後退し、被梱包物を取
り出し得るようにしてから、バンドガイド7、スライド
テーブル8、バンドウェイフラップ42と共に第6図の原
位置に各部材が復帰する。この時リミットカム軸40上の
リミットカム41cも回転しており、各部材の旧位の復帰
と同時にリミットカム41cによりリミットスイッチL2がO
Nとなり、正転信号を発生し、モータが正転して、フィ
ードローラ43により本体外へバンドが供給される。前記
モータの正回転時間もタイマーにより制御され、アーチ
全長分よりやや長めに設定されている。 リミットスイッチL2は前記正転開始の信号を出力するの
みで、正転開始時にはテンションアーム44が復帰途中で
カム軸4は回転を継続しており、テンションアーム44が
引続き擺動して第7図(B)の状態に復帰すると、リミ
ットカム軸40上のリミットカム41aによりリミットスイ
ッチL3がONとなり、この原位置信号で、カム軸モータが
停止する。この間フィードローラ43の正転によりバンド
が本体上のバンド案内アーチへ供給されバンド先端がス
ライドテーブル8下に到達している。 かように、カム軸の1回転が1梱包工程であり、前工程
から次工程への開始・終了信号はカム軸4と同期回転す
るリミットカム軸40上のリミットカム41とこれと関連動
作するリミットスイッチL1,L2,L3で制御されることにな
る。
ところで、上記複数のリミットカム41は減速機31から突
出させたリミットカム軸40上に、各工程におけるプレス
部材6、バンドガイド7の複数のカム35による位置を準
備に複数のリミットカム41の凸部がそれぞれリミットス
イッチL1,L2,L3を押入する位置となるようネジ16で固定
するという極めて煩雑な調整作業を要する上に、従来の
リミットスイッチは、バンドカスやほこりによる誤動作
が起きやすく、部品点数も多くなり、機械の大型化を招
きコストダウンの障壁になるという欠点を有するもので
あった。 また、バンド先端把持機構の動きは、カム35が回転する
ことにより、カム35に設けられた凸部がバンド先端把持
機構を構成する中押え63等の下端部に当接してこれを上
昇、下降する構成となっているので、中押え63の上昇時
間はカムに設けられた凸部の長さにより決定される。 従って、中押え63が上昇し、バンド重合部を押圧してい
る時間を任意の時間に設定することはできない。 しかし、溶融されたバンド重合部が冷却するまでの時間
は外気温度により相違し、また、梱包を連続的に行う場
合には、バンド重合部を押圧する中押え63が過熱し、バ
ンド重合部が冷却されるまでに長時間を要し、バンド重
合部の良好な接着を行うためにはこれらの諸条件にあわ
せて溶着時に中押え63がバンド重合部を押圧・冷却する
時間を変更する必要がある。
出させたリミットカム軸40上に、各工程におけるプレス
部材6、バンドガイド7の複数のカム35による位置を準
備に複数のリミットカム41の凸部がそれぞれリミットス
イッチL1,L2,L3を押入する位置となるようネジ16で固定
するという極めて煩雑な調整作業を要する上に、従来の
リミットスイッチは、バンドカスやほこりによる誤動作
が起きやすく、部品点数も多くなり、機械の大型化を招
きコストダウンの障壁になるという欠点を有するもので
あった。 また、バンド先端把持機構の動きは、カム35が回転する
ことにより、カム35に設けられた凸部がバンド先端把持
機構を構成する中押え63等の下端部に当接してこれを上
昇、下降する構成となっているので、中押え63の上昇時
間はカムに設けられた凸部の長さにより決定される。 従って、中押え63が上昇し、バンド重合部を押圧してい
る時間を任意の時間に設定することはできない。 しかし、溶融されたバンド重合部が冷却するまでの時間
は外気温度により相違し、また、梱包を連続的に行う場
合には、バンド重合部を押圧する中押え63が過熱し、バ
ンド重合部が冷却されるまでに長時間を要し、バンド重
合部の良好な接着を行うためにはこれらの諸条件にあわ
せて溶着時に中押え63がバンド重合部を押圧・冷却する
時間を変更する必要がある。
本発明は叙上の従来技術の問題点を解決して、極めて僅
少のスペースで部品数が少く、しかも比較的簡単な構成
であるためバンドカス等による作動不良を生じ難い梱包
機の制御装置を提供すると共に、バンド溶融時に中押え
63が重合部を押圧し、溶融したバンド重合部を冷却する
時間を所望の時間に設定できる梱包機の制御装置の提供
を目的とするもので、複数のローラと、このローラに連
結されたモータと、複数のプレス部材6と、このプレス
部材6をカム軸4を介して動作せしめるカム軸モータ11
7を備え、梱包に必要なバンド供給・引締機構、バンド
先端及び供給端の把持機構、バンド供給端の切断機構及
びバンド重合部の溶着機構を構成する梱包機において、
前記カム軸4上に一の円板70を固定し、該円板70の外周
であって、カム軸4の回転方向に順次、フォトセンサ76
の一の光源より発せられた光を受光可能な間隙を形成す
る四つのスリット72,73,74,75と、フォトセンサの二の
光源より発せられた光を同時に受光可能な間隙を有する
一つのスリット71からなる被検出部を設けると共に、該
被検出部を検出する二個の光源を有するフォトセンサ76
を該円板の外周に臨ませて設け、前記フォトセンサ76の
一の光源より発せられた光を受光可能な間隙を形成する
四つのスリット72,73,74,75は、前記カム軸4の回転に
より前記フォトセンサ76により一の光源より発せられた
光が受光され、該フォトセンサ76の検出信号を制御回路
部111に供給して該信号に基づく駆動制御信号を作り、
カム軸4の回転方向で順次、逆転信号、解放信号、中間
停止信号、正転信号を制御回路部により前記カム軸モー
タ117及び前記ローラに連結したモータの駆動回路に出
力すると共に、前記中間停止信号により作動するタイマ
115を設け、前記中間停止信号発生により、カム軸モー
タ117の回転を停止して、溶融されたバンド重合部を設
定時間内冷却するよう設け、前記フォトセンサ76の二の
光源より発せられた光を同時に受光可能な間隙を形成す
る一つのスリット71の検出により、フォトセンサ76の二
の光源より発せられた光が同時に受光された検出信号が
制御回路部111に供給されることにより、原位置信号を
制御回路部により前記各駆動回路に出力するように構成
したことを特徴とする。
少のスペースで部品数が少く、しかも比較的簡単な構成
であるためバンドカス等による作動不良を生じ難い梱包
機の制御装置を提供すると共に、バンド溶融時に中押え
63が重合部を押圧し、溶融したバンド重合部を冷却する
時間を所望の時間に設定できる梱包機の制御装置の提供
を目的とするもので、複数のローラと、このローラに連
結されたモータと、複数のプレス部材6と、このプレス
部材6をカム軸4を介して動作せしめるカム軸モータ11
7を備え、梱包に必要なバンド供給・引締機構、バンド
先端及び供給端の把持機構、バンド供給端の切断機構及
びバンド重合部の溶着機構を構成する梱包機において、
前記カム軸4上に一の円板70を固定し、該円板70の外周
であって、カム軸4の回転方向に順次、フォトセンサ76
の一の光源より発せられた光を受光可能な間隙を形成す
る四つのスリット72,73,74,75と、フォトセンサの二の
光源より発せられた光を同時に受光可能な間隙を有する
一つのスリット71からなる被検出部を設けると共に、該
被検出部を検出する二個の光源を有するフォトセンサ76
を該円板の外周に臨ませて設け、前記フォトセンサ76の
一の光源より発せられた光を受光可能な間隙を形成する
四つのスリット72,73,74,75は、前記カム軸4の回転に
より前記フォトセンサ76により一の光源より発せられた
光が受光され、該フォトセンサ76の検出信号を制御回路
部111に供給して該信号に基づく駆動制御信号を作り、
カム軸4の回転方向で順次、逆転信号、解放信号、中間
停止信号、正転信号を制御回路部により前記カム軸モー
タ117及び前記ローラに連結したモータの駆動回路に出
力すると共に、前記中間停止信号により作動するタイマ
115を設け、前記中間停止信号発生により、カム軸モー
タ117の回転を停止して、溶融されたバンド重合部を設
定時間内冷却するよう設け、前記フォトセンサ76の二の
光源より発せられた光を同時に受光可能な間隙を形成す
る一つのスリット71の検出により、フォトセンサ76の二
の光源より発せられた光が同時に受光された検出信号が
制御回路部111に供給されることにより、原位置信号を
制御回路部により前記各駆動回路に出力するように構成
したことを特徴とする。
被検出物である五つのスリット71,72,73,74,75を備えた
円板70は、各プレス部材6により構成されるバンド先端
把持機構等の各動作を制御するカム軸4上のカム35と同
軸上に固定されており、この円板70の外周に臨んで二の
光源を有する一のフォトセンサ76もしくは一の光源を有
する二のフォトセンサを前記円板70の円周方向に並列し
て配置してなるフォトセンサ76が設けられている。 梱包機の制御スイッチがONとなると、カム軸モータ117
が正転を開始し、このカム軸モータ117により駆動され
るカム軸4の正転に従って、このカム軸4に固定された
前記円板70も回転する。この円板70の回転に従って、前
記円板70の外周に設けられたスリット72,73,74,75を介
して順次フォトセンサ76の一の光源より発せられた光が
検出される。 前記フォトセンサ76がスリット72,73,74,75を検出した
検出信号は、制御回路部111に入力され、この制御回路
部111より前記各検出信号に従って、逆転信号、解放信
号、中間停止信号、正転信号が周辺装置たるカム軸モー
タ、電磁ブレーキ、フィードモータ、引締モータ、ソレ
ノイド、ヒータ等の各駆動回路に出力される。 また、スリット71がフォトセンサ76を通過してフォトセ
ンサ76の二の光源より発せられた光が同時に受光された
場合にはこの検出信号は制御回路部111に入力され、制
御回路部111により前記検出信号に従って原位置信号が
各駆動回路に出力され、カム軸モータ117が停止し、次
に制御スイッチがONとなる迄待機状態となる。 フォトセンサ76がスリット74を検出した検出信号が制御
回路部111に入力されると、中間停止信号がカム軸モー
タ117の駆動回路に出力されると共に、制御回路部117に
設けられたタイマ115が作動し、前記タイマ115のタイム
アップ(設定時間T2)満了迄カム軸モータ117の回転が
停止する。従って、カム軸モータ117により駆動される
カム軸4の回転が停止し、前記カム軸4と同期回転する
カム35が中押え63を上昇させた位置で、すなわち中押え
63が溶融されたバンド重合部を押圧、冷却した状態でタ
イマ115のタイムアップ迄停止し、所定時間溶融された
バンド重合部の押圧・冷却を行う。
円板70は、各プレス部材6により構成されるバンド先端
把持機構等の各動作を制御するカム軸4上のカム35と同
軸上に固定されており、この円板70の外周に臨んで二の
光源を有する一のフォトセンサ76もしくは一の光源を有
する二のフォトセンサを前記円板70の円周方向に並列し
て配置してなるフォトセンサ76が設けられている。 梱包機の制御スイッチがONとなると、カム軸モータ117
が正転を開始し、このカム軸モータ117により駆動され
るカム軸4の正転に従って、このカム軸4に固定された
前記円板70も回転する。この円板70の回転に従って、前
記円板70の外周に設けられたスリット72,73,74,75を介
して順次フォトセンサ76の一の光源より発せられた光が
検出される。 前記フォトセンサ76がスリット72,73,74,75を検出した
検出信号は、制御回路部111に入力され、この制御回路
部111より前記各検出信号に従って、逆転信号、解放信
号、中間停止信号、正転信号が周辺装置たるカム軸モー
タ、電磁ブレーキ、フィードモータ、引締モータ、ソレ
ノイド、ヒータ等の各駆動回路に出力される。 また、スリット71がフォトセンサ76を通過してフォトセ
ンサ76の二の光源より発せられた光が同時に受光された
場合にはこの検出信号は制御回路部111に入力され、制
御回路部111により前記検出信号に従って原位置信号が
各駆動回路に出力され、カム軸モータ117が停止し、次
に制御スイッチがONとなる迄待機状態となる。 フォトセンサ76がスリット74を検出した検出信号が制御
回路部111に入力されると、中間停止信号がカム軸モー
タ117の駆動回路に出力されると共に、制御回路部117に
設けられたタイマ115が作動し、前記タイマ115のタイム
アップ(設定時間T2)満了迄カム軸モータ117の回転が
停止する。従って、カム軸モータ117により駆動される
カム軸4の回転が停止し、前記カム軸4と同期回転する
カム35が中押え63を上昇させた位置で、すなわち中押え
63が溶融されたバンド重合部を押圧、冷却した状態でタ
イマ115のタイムアップ迄停止し、所定時間溶融された
バンド重合部の押圧・冷却を行う。
以下、本発明の詳細を図示の実施例にもとづき説明す
る。 第1図及び第2図において、一方の機枠34aと減速機31
間の出力軸2又はこれと直結されるカム軸4に円板70を
楔着して取り付け、この円板70の外周を切欠いて形成し
た被検出部である五か所のスリット71〜75をに所定の間
隔を介して設ける。三つの、スリット72,74,75は円板70
の円周上を略120゜に分割した地点に設けられる。スリ
ット73は、円板70の直径上で前記スリット75の反対方向
に形成され、スリット71はスリット73とスリット75の略
中間位置に、他のスリット72〜75よりもやや長めに円板
を切欠いて形成されている。 このスリット71〜75は、第1図に示す前述のスリットの
ように円板70の外周を切欠いて設けるのみならず、前記
円板70の外周寄り側面に所定幅の孔を穿孔して設けても
よい。しかし、前記スリットを孔として設けた場合に
は、梱包作業時の各ローラと梱包用バンドの摩擦により
大量に発生するバンドカスや埃によりスリットが目詰ま
りし易いことを考慮すれば、本実施例のように切欠とす
れば好適である。 尚、図示の実施例ではカム軸モータは駆動回路に接続さ
れた正逆回転自在のブレーキ付ギャードモータで構成さ
れ出力軸2はカム軸4と一体又は直結され、円板70を取
り付ける空間を確保するため機枠34aに突設されたフラ
ンジ77に固定されている点、およびスライドテーブル8
下方に、本体外部へ供給されたバンド先端の到達を検知
するスライドテーブルスイッチL5が設けられている点を
除き、前出第6図〜第8図に示すものと同様の構成であ
る。 図において76は例えばフォトセンサであり、円板70の円
周方向に並設した二個のセンサあるいはセンサの幅方向
に並設された二点の光源を有する一個のセンサから成
り、前記フランジ77上で第1図において円板70のスリッ
ト71〜75に光源が臨む位置に取り付けられる。 次に第3図のブッロク図に基づいて回路構成を説明す
る。 フォトセンサ76は、検出回路110に接続されており、ス
リット71〜75がフォトセンサ76により検知される際のセ
ンサ受光時には、検出回路110からたとえば正論理によ
る検出信号が、制御回路部111のカウンタ112に供給され
る。 この制御回路部111は、制御部113と上記カウンタ112と
タイマ114、115と駆動制御信号送信部116とを有してい
る。カウンタ112の出力が入力される制御部113は、スリ
ット71〜75の検出タイミングに基づいて、タイマ114、1
15及び駆動制御信号送信部116を制御する。 カム軸モータ117の駆動回路118、電磁ブレーキ9の駆動
回路119、減速機付モータであるフィードモータ15の駆
動回路120が駆動制御信号送信部116に接続されており、
後述の引締モータ52の駆動回路121、ソレノイド55の駆
動回路122、バンド溶着用のヒータ123の駆動回路124
が、同様に駆動制御信号送信部116に接続されている。 また起動スイッチ125、バンド先端検知用のスライドテ
ーブルスイッチL5、準備完了状態を表示する準備ランプ
126が、制御部113に接続されている。 ここで、制御回路部111はIC等の個別部品を基板上に実
装して構成してもよく、またマイクロプロセッサ(CP
U)、入出力インターフェース等を用いて構成してもよ
い。 上述した構成によれば、スリット71〜75はフォトセンサ
76によってそれぞれのスリットの有する間隙に応じて光
源が受光され、スリット71により二光源が受光された場
合にはプレス部材等が第6図の状態にあることを示す原
位置信号で、スリット72により一光源が受光された場合
にはバンド先端の把持固定が完了している状態となって
いることを示し、バンド引締めを行うための逆転信号
が、スリット73により一光源が受光された場合にはバン
ド供給端側切断のためにバンドの緊張解除を行うため
の、すなわち上述従来例ではテンションアームの一時復
帰、本願発明にあっては後述ソレノイド55による励磁を
解除して、テンションタッチローラ54のテンションロー
ラ51への圧接を解除する解放信号を発生する。 さらに、スリット74により一光源が受光された場合に
は、溶融されたバンド重合部をスライドテーブル8と中
押え63との間で所定時間の押圧・冷却を行うため、カム
軸4の回転をタイマによる設定時間停止する中間停止信
号を発生し、スリット75により一光源が受光された場合
には、バンド溶着梱包後、バンドを梱包機本体外部へ供
給するための正転信号が発生する。 ここで、上記制御回路部111により作られる原位置信号
によりカム軸モータ117の駆動回路118に停止信号、電磁
ブレーキ9の駆動回路119にON信号が出力されるととも
に、準備完了後準備ランプ126が点灯される。 また、上記逆転信号によりカム軸モータ117の駆動回路1
18の停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON信
号、フィードモータ15の駆動回路120に停止信号、ソレ
ノイド55の駆動回路122にON信号、引締モータ52の駆動
回路121に逆転信号がそれぞれ出力される。 また、上記解放信号によりソレノイド55の駆動回路122
にOFF信号が出力され、フィードモータ15の駆動回路120
に正転信号が出力される。 また、上記中間停止信号によりカム軸モータ117の駆動
回路118に停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON
信号が出力される。 さらに、上記正転信号によりカム軸モータ117の駆動回
路118に停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON信
号が出力される。 続いて機構の構成をさらに詳述すると、第4図(A),
(B)において、1はバンドシュータで、このバンドシ
ュータ1に臨み所定間隔を以てフィードローラを成す正
転ローラ10及びリターンローラを成す逆転ローラ20が配
置してあり、正転ローラ10の駆動軸11にフィードモータ
15を直結し、駆動軸11に設けた歯車19を逆転ローラ20の
軸21に設けた前記歯車19より大径の歯車26に噛合する。
従って、正転ローラ10、逆転ローラ20は常時それぞれ反
対方向へ回転している。 13、23は、ロッカーローラたる正逆転タッチローラで、
略同様の構成から成り、正転タッチローラ13の作業機構
を示す第4図(B)により、両正逆転タッチローラに関
連する構成について説明すると、両正逆転タッチローラ
は、偏心軸86、85に軸承され偏心軸86、85の先端には作
動杆90、95の上端を回動自在に取り付けると共に、作動
杆90、95の下端をL字状連動杆91、96の屈曲片に設けた
孔部92に遊嵌し、スプリング93を介して、作動杆90に連
結する。作動杆90の下端は転子94、97を有する腕杆98、
99の先端に取付ける。腕杆98、99の一端は機台により突
設した軸100に回動自在に軸承し、他端にスプリング101
を係止して、バンドシュータ1方向に付勢する。 102及び103はカムでヒーター(第3図中、符号123)及
び、カム軸4を延設した軸上に取付け、腕杆98、99の転
子94、97と当接せしめてL字状連動杆91、96、従って作
動杆90、95と関連動作するように構成する。 51はテンションローラでバンドシュータ1の後端部に円
周の一部を臨まされ、駆動軸22は基板5の裏面に取付け
たブレーキ付ギャードモータから成る引締モータ52に直
結されている。 このテンションローラ51は金属製ローラの外周にウレタ
ン等の摩擦抵抗の大きい弾性体53を貼設した大径のロー
ラで、この弾性体53から成る外周面の幅方向中央に、切
り込みを入れ、ここに前記弾性体よりも摩擦抵抗が少な
く、且つ硬度の高い材料、例えばテフロン(コーティン
グ)系のスラストワッシャを流用して成る環状部材60を
埋設し、この環状部材60を前記弾性体53の外周から微か
に例えば0.2〜0.3mm突出させる。 又54はテンションタッチローラで、偏心軸58に軸承さ
れ、ソレノイド55のロッド56に一端を直結したクランク
57の他端を偏心軸58の先端に連結し、ロッド56の伸縮に
より、テンションタッチローラ54外周をテンションロー
ラ51外圧に圧接離自在に構成されている。尚、59はガイ
ドシュータでテンションローラ51の外周の一部をバンド
通過間隙を介して被蓋し一端をバンドシュータ1の後端
部に他端を前記テンションタッチローラ54の外周の一部
に臨ませて取り付けられている。 次に上記実施例の動作を第5図(A),(B)のフロー
チャートを参照して説明する。今、バンドが図示せざる
梱包機本体上のバンド案内アーチを介して、あるいは人
手により被梱包物周囲に配置されバンド先端がバンド溶
着機構を成す各プレス右材6上に到達している。正転ロ
ーラ10及び正転タッチローラ13間には、カム102(103)
の凸部が転子94(98)を押し下げる位置でないため、少
なくともバンド1枚分の厚みを越える間隔を有してお
り、バンドシュータ1内のバンドには影響を与えない、
逆転ローラ20及び逆転タッチローラ23の関係も同様であ
る。この状態は準備完了状態であり、ステップSOに相当
する。 ここで、ステップS1,S2に示すように起動スイッチ(第
3図中、符号125)のONによりカム軸モータ(第3図
中、符号117)が正転を始動しカム軸4が正回転し、バ
ンド溶着機構のバンド先端把持機構、すなわち右押え61
によりバンド先端がスライドテーブル8との間で把持さ
れる。同時に、カム103の回転で転子97、腕杆99、L字
状連動杆96を介して作動杆95が押し下げられ、偏心軸が
弧状に回動しこの偏心軸に軸承された逆転タッチローラ
23が押し下げられ逆転ローラ20に圧接される。従ってバ
ンドシュータ1内のバンド供給端側は前記起動ボタンの
ONと同時に正転ローラ10の駆動軸11に設けたフィードモ
ータ15も回転駆動されているため前記一対の逆転タッチ
ローラ23、20によって高速で引き戻される(ステップS3
で示す一次引き締め)。 起動スイッチ125のONと同時に円板70も回転しているた
め、フォトセンサ76がスリット72を介して受光され、制
御回路部111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウ
ント1され、制御回路部111内で逆転信号に変換され
る。この動作はステップS3に相当する。この逆転信号で
電磁ブレーキ9がONでカム軸モータ117の回転が停止
し、且つソレノイド55が励磁され、引締モータ52によっ
てテンションローラ51が逆回転を始め、クランク57を介
して偏心軸58上のテンションタッチローラ54がテンショ
ンローラ51へ圧接され摩擦抵抗の大きい弾性体53の周面
によってバンドが引締められる(二次引締め)。この動
作は、ステップS4,S5a,S5bに相当する。 ソレノイド55のONで作動する制御回路部111内のタイマ1
14のタイムアップ(設定時間T1)で、カム軸モータ117
が再び正転し、且つ、引締モータ52の逆転が停止する。
この動作は、ステップS5,S6に相当する。 前記カム軸モータ117の正転で、カム軸4が再び回転し
バンド供給端側が把持され、且つ腕杆99が擺動して、逆
転タッチローラ23と逆転ローラ20と圧接が解除されバン
ドシュータ1内の各ローラ間にバンドに接続しない程度
の間隙が形成され、同時に円板70も回転しているため、
フォトセンサ76がスリット73を介して受光され、制御回
路部111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウント
2され、解放信号に変換される。この動作は、ステップ
S7に相当する。この解放信号で、ソレノイド55の励磁が
解除され、バンド供給端側の切断のために、該部の緊張
状態が解除され、さらに回転を続けるカム軸4によって
中押え63に設けたカッター下刃がバンド供給端側を右押
え61のバンド通過孔65の上縁で形成されるカッター上刃
との間で直線に円滑に切断し、バンド重合部がヒータと
共に加圧され溶解され、中押え63が一端下降し、ヒータ
が抜かれて、再び上昇し、今度はバンドの重合部分のみ
が一定時間押圧され溶解されてバンド重合部の溶融が行
われ、フォトセンサ76がスリット74を介して受光され、
OFF信号が出力され、カウント3が入力され、中間停止
信号に変換される。この動作はステップS8,S8a〜8dに相
当する。 制御回路部111のタイマ115は、前記中間停止信号で作動
し、前記タイマ115のタイムアップ(設定時間T2)まで
カム軸4の正回転は停止する。 従って、カム35の凸部によって上昇した中押え63は、カ
ム軸モータ及びカム軸の停止により、上昇してバンド重
合部を押圧した状態で、タイマの設定時間満了まで停止
し、溶融されたバンドの重合部を押圧・冷却する。その
ため、前記タイマ115の設定時間を外気の温度や梱包作
業が連続して行われるか否か等の諸条件により適宜任意
の時間に設定することで、バンド重合部の固着を確実に
行うことができる。この動作はステップS9,S10に相当す
る。 タイマ115のタイムアップでふたたびカム軸4が正回転
し、カム35の回転により中押え63が下降し、バンド重合
部の押圧・溶着が終了する。 また、前記カム軸4の回転により円板70が回転してフォ
トセンサ76がスリット75を介して受光され、制御回路部
111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウント4さ
れ、正転信号に変換される。この動作は、ステップS11
〜S12に相当する。この正転信号でカム軸4の正回転は
停止し(ステップS13)同時に停止前のカム軸4の回転
によって、正転ローラ10及び正転タッチローラ13が第4
図(B)に示す状態になり、両ローラ間でバンドを圧接
し、一定量のバンドを本体上面へと供出する。 ステップS13a,13b示すようにバンドが供給され、先端が
スライドテーブル8下方のバンド先端の到達を検知する
スイッチL5をONにすると、正転ローラ10が駆動軸11に設
けたフィードモータ15が停止し、再び、カム軸4が正回
転し、カム102が回転することにより正転ローラ10を及
び正転タッチローラ13の圧接が解除され、各部は旧位に
復帰し〔第4図(A)〕フォトセンサ76の2光源がスリ
ット71を介して同時に受光され、制御回路部111のカウ
ンタ112においてカウントがリセットされ、原位置信号
に変換される。この原位置信号で、カム軸モータの回転
が停止する。この動作は、ステップS14、S15,S16に相当
する。 以上で梱包の一工程が終了すると同時に次回梱包の準備
が完了している。すなわち、起動スイッチ125のONで上
記動作を繰り返す、 なお、円板70の外周に複数設けられる被検出部として
は、スリット71〜75に限定されず、透過率の違いによっ
て円板70上に複数の被検出部を形成するようにしてもよ
く、反射率の差を利用して被検出部を形成するようにし
てもよい。 また、円板70の外周部に被検出部として複数のマグネッ
トを配設し、これらマグネットをホール素子等の磁気セ
ンサで検出するようにしてもよい。 また、被検出部として金属薄を用い、センサとして近接
スイッチを用いてもよい。 さらに、被検出部として導体パターンを用い、導体パタ
ーンを接点スイッチによって検出するようにしてもよ
い。
る。 第1図及び第2図において、一方の機枠34aと減速機31
間の出力軸2又はこれと直結されるカム軸4に円板70を
楔着して取り付け、この円板70の外周を切欠いて形成し
た被検出部である五か所のスリット71〜75をに所定の間
隔を介して設ける。三つの、スリット72,74,75は円板70
の円周上を略120゜に分割した地点に設けられる。スリ
ット73は、円板70の直径上で前記スリット75の反対方向
に形成され、スリット71はスリット73とスリット75の略
中間位置に、他のスリット72〜75よりもやや長めに円板
を切欠いて形成されている。 このスリット71〜75は、第1図に示す前述のスリットの
ように円板70の外周を切欠いて設けるのみならず、前記
円板70の外周寄り側面に所定幅の孔を穿孔して設けても
よい。しかし、前記スリットを孔として設けた場合に
は、梱包作業時の各ローラと梱包用バンドの摩擦により
大量に発生するバンドカスや埃によりスリットが目詰ま
りし易いことを考慮すれば、本実施例のように切欠とす
れば好適である。 尚、図示の実施例ではカム軸モータは駆動回路に接続さ
れた正逆回転自在のブレーキ付ギャードモータで構成さ
れ出力軸2はカム軸4と一体又は直結され、円板70を取
り付ける空間を確保するため機枠34aに突設されたフラ
ンジ77に固定されている点、およびスライドテーブル8
下方に、本体外部へ供給されたバンド先端の到達を検知
するスライドテーブルスイッチL5が設けられている点を
除き、前出第6図〜第8図に示すものと同様の構成であ
る。 図において76は例えばフォトセンサであり、円板70の円
周方向に並設した二個のセンサあるいはセンサの幅方向
に並設された二点の光源を有する一個のセンサから成
り、前記フランジ77上で第1図において円板70のスリッ
ト71〜75に光源が臨む位置に取り付けられる。 次に第3図のブッロク図に基づいて回路構成を説明す
る。 フォトセンサ76は、検出回路110に接続されており、ス
リット71〜75がフォトセンサ76により検知される際のセ
ンサ受光時には、検出回路110からたとえば正論理によ
る検出信号が、制御回路部111のカウンタ112に供給され
る。 この制御回路部111は、制御部113と上記カウンタ112と
タイマ114、115と駆動制御信号送信部116とを有してい
る。カウンタ112の出力が入力される制御部113は、スリ
ット71〜75の検出タイミングに基づいて、タイマ114、1
15及び駆動制御信号送信部116を制御する。 カム軸モータ117の駆動回路118、電磁ブレーキ9の駆動
回路119、減速機付モータであるフィードモータ15の駆
動回路120が駆動制御信号送信部116に接続されており、
後述の引締モータ52の駆動回路121、ソレノイド55の駆
動回路122、バンド溶着用のヒータ123の駆動回路124
が、同様に駆動制御信号送信部116に接続されている。 また起動スイッチ125、バンド先端検知用のスライドテ
ーブルスイッチL5、準備完了状態を表示する準備ランプ
126が、制御部113に接続されている。 ここで、制御回路部111はIC等の個別部品を基板上に実
装して構成してもよく、またマイクロプロセッサ(CP
U)、入出力インターフェース等を用いて構成してもよ
い。 上述した構成によれば、スリット71〜75はフォトセンサ
76によってそれぞれのスリットの有する間隙に応じて光
源が受光され、スリット71により二光源が受光された場
合にはプレス部材等が第6図の状態にあることを示す原
位置信号で、スリット72により一光源が受光された場合
にはバンド先端の把持固定が完了している状態となって
いることを示し、バンド引締めを行うための逆転信号
が、スリット73により一光源が受光された場合にはバン
ド供給端側切断のためにバンドの緊張解除を行うため
の、すなわち上述従来例ではテンションアームの一時復
帰、本願発明にあっては後述ソレノイド55による励磁を
解除して、テンションタッチローラ54のテンションロー
ラ51への圧接を解除する解放信号を発生する。 さらに、スリット74により一光源が受光された場合に
は、溶融されたバンド重合部をスライドテーブル8と中
押え63との間で所定時間の押圧・冷却を行うため、カム
軸4の回転をタイマによる設定時間停止する中間停止信
号を発生し、スリット75により一光源が受光された場合
には、バンド溶着梱包後、バンドを梱包機本体外部へ供
給するための正転信号が発生する。 ここで、上記制御回路部111により作られる原位置信号
によりカム軸モータ117の駆動回路118に停止信号、電磁
ブレーキ9の駆動回路119にON信号が出力されるととも
に、準備完了後準備ランプ126が点灯される。 また、上記逆転信号によりカム軸モータ117の駆動回路1
18の停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON信
号、フィードモータ15の駆動回路120に停止信号、ソレ
ノイド55の駆動回路122にON信号、引締モータ52の駆動
回路121に逆転信号がそれぞれ出力される。 また、上記解放信号によりソレノイド55の駆動回路122
にOFF信号が出力され、フィードモータ15の駆動回路120
に正転信号が出力される。 また、上記中間停止信号によりカム軸モータ117の駆動
回路118に停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON
信号が出力される。 さらに、上記正転信号によりカム軸モータ117の駆動回
路118に停止信号、電磁ブレーキ9の駆動回路119にON信
号が出力される。 続いて機構の構成をさらに詳述すると、第4図(A),
(B)において、1はバンドシュータで、このバンドシ
ュータ1に臨み所定間隔を以てフィードローラを成す正
転ローラ10及びリターンローラを成す逆転ローラ20が配
置してあり、正転ローラ10の駆動軸11にフィードモータ
15を直結し、駆動軸11に設けた歯車19を逆転ローラ20の
軸21に設けた前記歯車19より大径の歯車26に噛合する。
従って、正転ローラ10、逆転ローラ20は常時それぞれ反
対方向へ回転している。 13、23は、ロッカーローラたる正逆転タッチローラで、
略同様の構成から成り、正転タッチローラ13の作業機構
を示す第4図(B)により、両正逆転タッチローラに関
連する構成について説明すると、両正逆転タッチローラ
は、偏心軸86、85に軸承され偏心軸86、85の先端には作
動杆90、95の上端を回動自在に取り付けると共に、作動
杆90、95の下端をL字状連動杆91、96の屈曲片に設けた
孔部92に遊嵌し、スプリング93を介して、作動杆90に連
結する。作動杆90の下端は転子94、97を有する腕杆98、
99の先端に取付ける。腕杆98、99の一端は機台により突
設した軸100に回動自在に軸承し、他端にスプリング101
を係止して、バンドシュータ1方向に付勢する。 102及び103はカムでヒーター(第3図中、符号123)及
び、カム軸4を延設した軸上に取付け、腕杆98、99の転
子94、97と当接せしめてL字状連動杆91、96、従って作
動杆90、95と関連動作するように構成する。 51はテンションローラでバンドシュータ1の後端部に円
周の一部を臨まされ、駆動軸22は基板5の裏面に取付け
たブレーキ付ギャードモータから成る引締モータ52に直
結されている。 このテンションローラ51は金属製ローラの外周にウレタ
ン等の摩擦抵抗の大きい弾性体53を貼設した大径のロー
ラで、この弾性体53から成る外周面の幅方向中央に、切
り込みを入れ、ここに前記弾性体よりも摩擦抵抗が少な
く、且つ硬度の高い材料、例えばテフロン(コーティン
グ)系のスラストワッシャを流用して成る環状部材60を
埋設し、この環状部材60を前記弾性体53の外周から微か
に例えば0.2〜0.3mm突出させる。 又54はテンションタッチローラで、偏心軸58に軸承さ
れ、ソレノイド55のロッド56に一端を直結したクランク
57の他端を偏心軸58の先端に連結し、ロッド56の伸縮に
より、テンションタッチローラ54外周をテンションロー
ラ51外圧に圧接離自在に構成されている。尚、59はガイ
ドシュータでテンションローラ51の外周の一部をバンド
通過間隙を介して被蓋し一端をバンドシュータ1の後端
部に他端を前記テンションタッチローラ54の外周の一部
に臨ませて取り付けられている。 次に上記実施例の動作を第5図(A),(B)のフロー
チャートを参照して説明する。今、バンドが図示せざる
梱包機本体上のバンド案内アーチを介して、あるいは人
手により被梱包物周囲に配置されバンド先端がバンド溶
着機構を成す各プレス右材6上に到達している。正転ロ
ーラ10及び正転タッチローラ13間には、カム102(103)
の凸部が転子94(98)を押し下げる位置でないため、少
なくともバンド1枚分の厚みを越える間隔を有してお
り、バンドシュータ1内のバンドには影響を与えない、
逆転ローラ20及び逆転タッチローラ23の関係も同様であ
る。この状態は準備完了状態であり、ステップSOに相当
する。 ここで、ステップS1,S2に示すように起動スイッチ(第
3図中、符号125)のONによりカム軸モータ(第3図
中、符号117)が正転を始動しカム軸4が正回転し、バ
ンド溶着機構のバンド先端把持機構、すなわち右押え61
によりバンド先端がスライドテーブル8との間で把持さ
れる。同時に、カム103の回転で転子97、腕杆99、L字
状連動杆96を介して作動杆95が押し下げられ、偏心軸が
弧状に回動しこの偏心軸に軸承された逆転タッチローラ
23が押し下げられ逆転ローラ20に圧接される。従ってバ
ンドシュータ1内のバンド供給端側は前記起動ボタンの
ONと同時に正転ローラ10の駆動軸11に設けたフィードモ
ータ15も回転駆動されているため前記一対の逆転タッチ
ローラ23、20によって高速で引き戻される(ステップS3
で示す一次引き締め)。 起動スイッチ125のONと同時に円板70も回転しているた
め、フォトセンサ76がスリット72を介して受光され、制
御回路部111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウ
ント1され、制御回路部111内で逆転信号に変換され
る。この動作はステップS3に相当する。この逆転信号で
電磁ブレーキ9がONでカム軸モータ117の回転が停止
し、且つソレノイド55が励磁され、引締モータ52によっ
てテンションローラ51が逆回転を始め、クランク57を介
して偏心軸58上のテンションタッチローラ54がテンショ
ンローラ51へ圧接され摩擦抵抗の大きい弾性体53の周面
によってバンドが引締められる(二次引締め)。この動
作は、ステップS4,S5a,S5bに相当する。 ソレノイド55のONで作動する制御回路部111内のタイマ1
14のタイムアップ(設定時間T1)で、カム軸モータ117
が再び正転し、且つ、引締モータ52の逆転が停止する。
この動作は、ステップS5,S6に相当する。 前記カム軸モータ117の正転で、カム軸4が再び回転し
バンド供給端側が把持され、且つ腕杆99が擺動して、逆
転タッチローラ23と逆転ローラ20と圧接が解除されバン
ドシュータ1内の各ローラ間にバンドに接続しない程度
の間隙が形成され、同時に円板70も回転しているため、
フォトセンサ76がスリット73を介して受光され、制御回
路部111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウント
2され、解放信号に変換される。この動作は、ステップ
S7に相当する。この解放信号で、ソレノイド55の励磁が
解除され、バンド供給端側の切断のために、該部の緊張
状態が解除され、さらに回転を続けるカム軸4によって
中押え63に設けたカッター下刃がバンド供給端側を右押
え61のバンド通過孔65の上縁で形成されるカッター上刃
との間で直線に円滑に切断し、バンド重合部がヒータと
共に加圧され溶解され、中押え63が一端下降し、ヒータ
が抜かれて、再び上昇し、今度はバンドの重合部分のみ
が一定時間押圧され溶解されてバンド重合部の溶融が行
われ、フォトセンサ76がスリット74を介して受光され、
OFF信号が出力され、カウント3が入力され、中間停止
信号に変換される。この動作はステップS8,S8a〜8dに相
当する。 制御回路部111のタイマ115は、前記中間停止信号で作動
し、前記タイマ115のタイムアップ(設定時間T2)まで
カム軸4の正回転は停止する。 従って、カム35の凸部によって上昇した中押え63は、カ
ム軸モータ及びカム軸の停止により、上昇してバンド重
合部を押圧した状態で、タイマの設定時間満了まで停止
し、溶融されたバンドの重合部を押圧・冷却する。その
ため、前記タイマ115の設定時間を外気の温度や梱包作
業が連続して行われるか否か等の諸条件により適宜任意
の時間に設定することで、バンド重合部の固着を確実に
行うことができる。この動作はステップS9,S10に相当す
る。 タイマ115のタイムアップでふたたびカム軸4が正回転
し、カム35の回転により中押え63が下降し、バンド重合
部の押圧・溶着が終了する。 また、前記カム軸4の回転により円板70が回転してフォ
トセンサ76がスリット75を介して受光され、制御回路部
111のカウンタ112に検出信号が入力されてカウント4さ
れ、正転信号に変換される。この動作は、ステップS11
〜S12に相当する。この正転信号でカム軸4の正回転は
停止し(ステップS13)同時に停止前のカム軸4の回転
によって、正転ローラ10及び正転タッチローラ13が第4
図(B)に示す状態になり、両ローラ間でバンドを圧接
し、一定量のバンドを本体上面へと供出する。 ステップS13a,13b示すようにバンドが供給され、先端が
スライドテーブル8下方のバンド先端の到達を検知する
スイッチL5をONにすると、正転ローラ10が駆動軸11に設
けたフィードモータ15が停止し、再び、カム軸4が正回
転し、カム102が回転することにより正転ローラ10を及
び正転タッチローラ13の圧接が解除され、各部は旧位に
復帰し〔第4図(A)〕フォトセンサ76の2光源がスリ
ット71を介して同時に受光され、制御回路部111のカウ
ンタ112においてカウントがリセットされ、原位置信号
に変換される。この原位置信号で、カム軸モータの回転
が停止する。この動作は、ステップS14、S15,S16に相当
する。 以上で梱包の一工程が終了すると同時に次回梱包の準備
が完了している。すなわち、起動スイッチ125のONで上
記動作を繰り返す、 なお、円板70の外周に複数設けられる被検出部として
は、スリット71〜75に限定されず、透過率の違いによっ
て円板70上に複数の被検出部を形成するようにしてもよ
く、反射率の差を利用して被検出部を形成するようにし
てもよい。 また、円板70の外周部に被検出部として複数のマグネッ
トを配設し、これらマグネットをホール素子等の磁気セ
ンサで検出するようにしてもよい。 また、被検出部として金属薄を用い、センサとして近接
スイッチを用いてもよい。 さらに、被検出部として導体パターンを用い、導体パタ
ーンを接点スイッチによって検出するようにしてもよ
い。
本発明は以上のように複数のローラと、このローラに連
結されたモータと、複数のプレス部材と、このプレス部
材をカム軸を介して動作せしめるカム軸モータを備え、
梱包に必要なバンド供給・引締機構、バンド先端及び供
給端の把持機構、バンド供給端の切断機構及びバンド重
合部の溶着機構を構成する梱包機において前記カム軸上
に、外周に複数の被検出部を設けた一の円板を固定し、
これらを被検出部を検出するセンサを該円板に臨ませて
設けると共に、該センサの検出信号を制御回路部を介し
て、前記カム軸モータ及び前記ローラに連結したモータ
の駆動回路に出力するように構成したから、従来のカム
軸上に複数のリミットカムを楔着した制御手段に比し
て、極めてコンパクトに構成され、梱包機全体のコンパ
クト化が図れると共に、被検出部の位置ぎめも容易であ
る等実用上の効果大なるものである。 また、本願の梱包機における制御装置を上記の如く比較
的簡単な構成としたので、従来のカムによる複雑な制御
装置と比較してバンドカス等の影響による作動不良を生
じにくく、修理・保守等の便に優れた梱包機における制
御装置を提供することができた。 さらに、制御回路部内に中間停止信号により作動するタ
イマを設け、前記中間停止信号発生により、カム軸モー
タの回転を停止して、溶融されたバンド重合部を設定時
間内冷却するように構成したので、タイマの設定時間を
変更することによりバンドの重合部の冷却時間を梱包の
際の諸条件にあわせて適宜任意の時間に設定することが
でき、バンド重合部の溶融を良好に行うことができた。
結されたモータと、複数のプレス部材と、このプレス部
材をカム軸を介して動作せしめるカム軸モータを備え、
梱包に必要なバンド供給・引締機構、バンド先端及び供
給端の把持機構、バンド供給端の切断機構及びバンド重
合部の溶着機構を構成する梱包機において前記カム軸上
に、外周に複数の被検出部を設けた一の円板を固定し、
これらを被検出部を検出するセンサを該円板に臨ませて
設けると共に、該センサの検出信号を制御回路部を介し
て、前記カム軸モータ及び前記ローラに連結したモータ
の駆動回路に出力するように構成したから、従来のカム
軸上に複数のリミットカムを楔着した制御手段に比し
て、極めてコンパクトに構成され、梱包機全体のコンパ
クト化が図れると共に、被検出部の位置ぎめも容易であ
る等実用上の効果大なるものである。 また、本願の梱包機における制御装置を上記の如く比較
的簡単な構成としたので、従来のカムによる複雑な制御
装置と比較してバンドカス等の影響による作動不良を生
じにくく、修理・保守等の便に優れた梱包機における制
御装置を提供することができた。 さらに、制御回路部内に中間停止信号により作動するタ
イマを設け、前記中間停止信号発生により、カム軸モー
タの回転を停止して、溶融されたバンド重合部を設定時
間内冷却するように構成したので、タイマの設定時間を
変更することによりバンドの重合部の冷却時間を梱包の
際の諸条件にあわせて適宜任意の時間に設定することが
でき、バンド重合部の溶融を良好に行うことができた。
第1図〜第5図は本発明の実施例を示し、第6図〜第8
図は従来技術を示すもので、第1図は正面説明図、第2
図は第1図の中央断面図、第3図はブロック回路図、第
4図(A),(B)はそれぞれ全体の側面図及び部分断
面図、第5図(A)、(B)は動作の流れを示すフロー
チャートである。第6図は各部材の原位置を示す斜視
図、第7図(A)は分解斜視図、同図(B)は斜視図、
第8図は制御装置の要部斜視図である。 1……バンドシュータ、2……出力軸、4……カム軸、
6……各プレス部材 7……バンドガイド、8……スライドテーブル、9……
電磁ブレーキ 10……正転ローラ、11……駆動軸、13……正転タッチロ
ーラ 15……フィールドモータ、16……ネジ、18……ヒータク
ランク 19……歯車、20……逆転ローラ、21……軸、22……駆動
軸 23……逆転タッチローラ、26……歯車、31……減速機 34a,b……機枠、35……カム、40……リミットカム軸 41a,b,c……リミットカム、42……バンドウェイブフラ
ップ 43……フィードローラ、44……テンションアーム、45…
…ブラケット 51……テンションローラ、52……引締モータ、53……弾
性体 54……テンションタッチローラ、55……ソレノイド、56
……ロッド 57……クランク、58……偏心軸、59……ガイドシュータ 60……環状部材、61……右押え、62……左押え、63……
中押え 64……カッター下刃、65……バンド通過孔、70……円板 71,72,73,74,75……スリット、76……フォトセンサ 77……フランジ、85,86……偏心軸、90……作動杆 91……L字状連動杆、92……孔部、93……スプリング、
94……転子 95……作動杆、96……L字状連動杆、97……転子、98,9
9……腕杆 100……軸、101……スプリング、102,103……カム 110……検出部、111……制御回路部、112……カウンタ 113……制御部、114、115……タイマ 116……駆動制御信号送信部、117……カム軸モータ 118〜122……駆動回路、123……ヒータ、124……駆動回
路 125……起動スイッチ、126……準備ランプ L5……スライドテーブルスイッチ L1,L2,L3……リミットスイッチ
図は従来技術を示すもので、第1図は正面説明図、第2
図は第1図の中央断面図、第3図はブロック回路図、第
4図(A),(B)はそれぞれ全体の側面図及び部分断
面図、第5図(A)、(B)は動作の流れを示すフロー
チャートである。第6図は各部材の原位置を示す斜視
図、第7図(A)は分解斜視図、同図(B)は斜視図、
第8図は制御装置の要部斜視図である。 1……バンドシュータ、2……出力軸、4……カム軸、
6……各プレス部材 7……バンドガイド、8……スライドテーブル、9……
電磁ブレーキ 10……正転ローラ、11……駆動軸、13……正転タッチロ
ーラ 15……フィールドモータ、16……ネジ、18……ヒータク
ランク 19……歯車、20……逆転ローラ、21……軸、22……駆動
軸 23……逆転タッチローラ、26……歯車、31……減速機 34a,b……機枠、35……カム、40……リミットカム軸 41a,b,c……リミットカム、42……バンドウェイブフラ
ップ 43……フィードローラ、44……テンションアーム、45…
…ブラケット 51……テンションローラ、52……引締モータ、53……弾
性体 54……テンションタッチローラ、55……ソレノイド、56
……ロッド 57……クランク、58……偏心軸、59……ガイドシュータ 60……環状部材、61……右押え、62……左押え、63……
中押え 64……カッター下刃、65……バンド通過孔、70……円板 71,72,73,74,75……スリット、76……フォトセンサ 77……フランジ、85,86……偏心軸、90……作動杆 91……L字状連動杆、92……孔部、93……スプリング、
94……転子 95……作動杆、96……L字状連動杆、97……転子、98,9
9……腕杆 100……軸、101……スプリング、102,103……カム 110……検出部、111……制御回路部、112……カウンタ 113……制御部、114、115……タイマ 116……駆動制御信号送信部、117……カム軸モータ 118〜122……駆動回路、123……ヒータ、124……駆動回
路 125……起動スイッチ、126……準備ランプ L5……スライドテーブルスイッチ L1,L2,L3……リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】複数のローラと、このローラに連結された
モータと、複数のプレス部材と、このプレス部材をカム
軸を介して動作せしめるカム軸モータを備え、梱包に必
要なバンド供給・引締機構、バンド先端及び供給端の把
握機構、バンド供給端の切断機構及びバンド重合部の溶
着機構を構成する梱包機において、 前記カム軸上に一の円板を固定し、該円板の外周であっ
て、カム軸の回転方向に順次、フォトセンサの一の光源
より発せられた光を受光可能な間隙を形成する四つのス
リットと、フォトセンサの二の光源より発せられた光を
同時に受光可能な間隙を有する一つのスリットからなる
被検出部を設けると共に、 該被検出部を検出する二個の光源を有するフォトセンサ
を該円板の外周に臨ませて設け、 前記フォトセンサの一の光源より発せられた光を受光可
能な間隙を形成する四つのスリットは、前記カム軸の回
転により前記フォトセンサにより一の光源より発せられ
た光が受光され、該センサの検出信号を制御回路部に供
給して該信号に基づく駆動制御信号を作り、カム軸の回
転方向で順次、逆転信号、解放信号、中間停止信号、正
転信号を制御回路部により前記カム軸モータ及び前記ロ
ーラに連結したモータの駆動回路に出力すると共に、 前記中間停止信号により作動するタイマを設け、前記中
間停止信号発生により、カム軸モータの回転を停止し
て、溶融されたバンド重合部を設定時間内冷却するよう
設け、 前記マイクロフォトセンサの二の光源より発せられた光
を同時に受光可能な間隙を形成する一つのスリットの検
出により、マイクロフォトセンサの二の光源より発せら
れた光が同時に受光された検出信号が制御回路部に供給
されることにより、原位置信号を制御回路部により前記
各駆動回路に出力するように構成したことを特徴とする
梱包機における制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132027A JPH0723137B2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-30 | 梱包機における制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-133532 | 1987-05-30 | ||
JP13353287 | 1987-05-30 | ||
JP63132027A JPH0723137B2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-30 | 梱包機における制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6458613A JPS6458613A (en) | 1989-03-06 |
JPH0723137B2 true JPH0723137B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=26466694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63132027A Expired - Fee Related JPH0723137B2 (ja) | 1987-05-30 | 1988-05-30 | 梱包機における制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723137B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04117030A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-17 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体集積回路 |
JP2524745Y2 (ja) * | 1991-09-26 | 1997-02-05 | 新明和工業株式会社 | 高速形結束機におけるバンドの引締め力制御装置 |
JP4493831B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2010-06-30 | ストラパック株式会社 | バンド掛け梱包機におけるコントロール装置 |
CN107283497A (zh) * | 2016-04-01 | 2017-10-24 | 上海基菱自动化科技有限公司 | 一种转盘单向旋转180度定位技术 |
CN107283496A (zh) * | 2016-04-01 | 2017-10-24 | 上海基菱自动化科技有限公司 | 一种转盘正反旋转180度定位技术 |
CN115724576B (zh) * | 2022-12-09 | 2024-03-26 | 永州市亿达自动化机械有限公司 | 一种玻璃加工用热弯装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6252020A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-06 | 武蔵エンジニアリング株式会社 | 紙葉類帯封機 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63132027A patent/JPH0723137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6458613A (en) | 1989-03-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |