JPH07231137A - アナログ通信用半導体レーザ装置 - Google Patents

アナログ通信用半導体レーザ装置

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JPH07231137A
JPH07231137A JP2078994A JP2078994A JPH07231137A JP H07231137 A JPH07231137 A JP H07231137A JP 2078994 A JP2078994 A JP 2078994A JP 2078994 A JP2078994 A JP 2078994A JP H07231137 A JPH07231137 A JP H07231137A
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JP
Japan
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layer
semiconductor laser
laser device
loss
refractive index
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JP2078994A
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Makoto Okai
誠 岡井
Atsushi Nakamura
厚 中村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再現性がよく、変調歪が少ないアナログ通信
用半導体レーザ装置を得る。 【構成】 レーザ共振器の方向に周期的な損失の攝動を
導入し、上記損失層6によって生じる屈折率の周期的攝
動を、屈折率補償層5の導入によって補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ通信用光源に
用いる変調歪みが少ないアナログ通信用半導体レーザ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ通信用半導体レーザ装置
では、共振器方向に屈折率が周期的な攝動を有する分布
帰還型半導体レーザにおいて、結合係数や共振器長およ
びレーザ両端面の反射率等のパラメータを最適化するこ
とにより、変調歪みの低減をはかってきた(例えば、1
991年電子情報通信学会春期全国大会、C−167に
最適化のための実験結果が述べられている)。しかしな
がら、上記構造では屈折率の周期的な攝動のレーザ端面
における位相によって、変調歪み特性が大きく異なる。
これは変調歪み特性がレーザ共振器方向での光の強度分
布に大きく依存し、上記光の強度分布が、レーザ端面に
おける屈折率の攝動の位相により変化するためである。
現在の加工技術では、上記位相を制御することは不可能
であり、そのため、変調歪み特性の良否は確率に支配さ
れることになる。例えば、レーザ端面の反射率が1%と
80%で、結合係数と共振器長との積である規格化結合
係数が1.0の場合は、変調度20%で−70dB以下
の相互3次変調歪みを有する半導体レーザ装置が得られ
る理論確率は10%である(ここで、相互変調3次変調
歪みとは、周波数f1と周波数f2との大きさが等しい
2つの正弦波を合波した電気信号で、半導体レーザを変
調した場合に、2f2−f1の周波数に現われる信号の
周波数f1の信号の大きさに対する比率である)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分布帰還型半導体レー
ザ装置における変調歪みの原理的限界を与える原因は、
軸方向ホールバーニングである。これは、レーザ共振器
の方向に光の強度分布が不均一になる減少で、このため
にキャリア密度や屈折率などの分布が不均一になり、種
々のレーザ特性に非線形性が現われる。このうち、光出
力−電流特性の非線形性が変調歪みの原因になる。した
がって、共振器方向における光の強度分布を完全に平坦
にする必要がある。
【0004】本発明の目的は、再現性がよく、変調歪み
が少ないアナログ通信用半導体レーザ装置を得ることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、活性領域に
沿って、共振器方向に周期的な損失の攝動を伴う損失層
を有する利得結合型のアナログ通信用半導体レーザ装置
において、共振器方向に実効的な屈折率の攝動がないこ
とにより達成される。また、上記アナログ通信用半導体
装置において、上記損失攝動と同じ周期で屈折率が異な
る屈折率補償層を、上記損失層の近傍に有することによ
って達成される。
【0006】また、上記活性領域は、上部に損失層と屈
折率補償層とを有することにより、あるいは下部に損失
層と屈折率補償層とを有することによって達成され、さ
らにまた、上記活性領域は、バルク結晶か、あるいは多
重量子井戸よりなることにより達成され、上記損失層と
屈折率補償層は、それぞれバルク結晶であること、ある
いは多重量子井戸が形成されていることにより達成され
る。
【0007】
【作用】Fマトリックス法を用いて光波結合方程式を解
くことにより、レーザ共振器方向での光の強度分布を計
算することができる。上記計算によると、純粋な利得結
合構造では、規格化結合係数が1.5の場合に、レーザ
共振器方向での光の強度分布を完全に平坦化することが
できる。利得の規格化結合係数を1.5にするために
は、損失の周期的な攝動の導入が必要である。上記損失
層の導入により、屈折率の周期的な攝動も同時に付加さ
れて、それによる光の分布帰還のためにレーザ共振器方
向での光の強度分布が不均一になる。そのため、上記損
失層の近傍に上記損失層とは屈折率が異なる屈折率補償
層を設けて上記屈折率の周期的攝動を打ち消すことによ
り、純粋な利得結合構造を実現することができる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明によるアナログ通信用半導体レーザ装
置の第1実施例を示す断面図、図2は本発明の第2実施
例を示す断面図、図3は本発明の第3実施例を示す断面
図、図4は本発明の第4実施例を示す断面図、図5は本
発明の第5実施例を示す断面図、図6は本発明の第6実
施例を示す断面図、図7は本発明の第7実施例を示す断
面図、図8は本発明の第8実施例を示す断面図、図9は
本発明の第9実施例としてアナログ光通信用装置の構成
を示す図である。
【0009】第1実施例 本発明によるアナログ通信用半導体レーザを図1を用い
て説明する。n型InP基板1の表面に、n型InGa
AsPガイド層2(厚さ200nm、ホトルミネセンス
波長1250nm)、ノンドープInGaAsP活性層
3(厚さ200nm、ホトルミネセンス波長1550n
m)、p型InGaAsPガイド層4(厚さ200n
m、ホトルミネセンス波長1250nm)、n型InG
aAsP屈折率補償層5(厚さ30nm、ホトルミネセ
ンス波長1130nm)、n型InGaAsP損失層6
(厚さ50nm、ホトルミネセンス波長1600nm)
を有機金属成長法により順次多層成長する。つぎに、干
渉露光法により、上記多層成長した基板の表面に回折格
子を作製する。回折格子の周期は245nm、深さは1
00nmである。つぎに作製した回折格子上にp型In
GaAsPガイド層7(厚さ200nm、ホトルミネセ
ンス波長1250nm)、p型InPクラッド層8(厚
さ1500nm)、p型InGaAsPコンタクト層9
(厚さ200nm、ホトルミネセンス波長1250n
m)を有機金属成長法により順次多層成長する。その
後、抵抗加熱蒸着装置によりp側電極10およびn側電
極11を形成し、劈開することにより0.4mmのレー
ザ共振器を形成し、アナログ通信用半導体レーザ装置と
した。
【0010】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%であった。本半導体レーザ
装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに、例えば
周波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成
した変調電流により変調した。その結果、周波数1.4
5GHzに現われる相互3次変調歪みは、変調度20%
において−90dBであり、超低歪み特性を実現するこ
とができた。また、上記のように良好な特性を有する素
子の歩留りは90%以上であった。
【0011】第2実施例 本発明の第2実施例を図2を用いて説明する。本実施例
は、活性層がInGaAs/InGaAsP多重量子井
戸活性層31である点だけが、上記第1実施例と異なっ
ている。InGaAs井戸層の厚さは6nm、InGa
AsP障壁層の厚さは10nm、ホトルミネセンス波長
は1250nmであり、井戸数は4である。
【0012】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。
【0013】上記半導体レーザ装置を100mAの直流
電流で駆動し、さらに周波数1.25GHzと1.35
GHzの正弦波を合成した変調電流により変調した。そ
の結果、周波数1.45GHzに現われる相互3次変調
歪みは変調度20%において−90dBであり、超低歪
み特性を実現することができた。また、上記のように良
好な特性を有する素子の歩留りは90%以上であった。
【0014】第3実施例 本発明の第3実施例を図3を用いて説明する。本実施例
ではバルクの屈折率補償層と損失層との代りに、n型I
nGaAsP屈折率補償層/n型InGaAsP損失層
による多重量子井戸56を有する点だけが、上記第1実
施例と異なっている。n型InGaAsP屈折率補償層
(ホトルミネセンス波長1130nm)の厚さは10n
m、n型InGaAsP損失層(ホトルミネセンス波長
1600nm)の厚さは10nmであり、層数はそれぞ
れ4層である。
【0015】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。上記半導体
レーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周
波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成し
た変調電流により変調した。その結果、周波数1.45
GHzに現われる相互3次変調歪みは変調度20%にお
いて−90dBであり、超低歪み特性を実現することが
できた。また、上記のように良好な特性を有する素子の
歩留りは90%以上であった。
【0016】第4実施例 本発明の第4実施例を図4を用いて説明する。本実施例
ではバルクの屈折率補償層と損失層との代りに、n型I
nGaAsP屈折率補償層/n型InGaAsP損失層
による多重量子井戸56を有する点だけが、上記第1実
施例と異る。すなわち本実施例では活性層とともに屈折
率補償層と損失層とが多重量子井戸構造で形成されてい
る。n型InGaAsP屈折率補償層(ホトルミネセン
ス波長1130nm)の厚さは10nm、n型InGa
AsP損失層(ホトルミネセンス波長1600nm)の
厚さは10nmであり、層数はそれぞれ4層である。
【0017】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。上記半導体
レーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周
波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成し
た変調電流により変調した。その結果、周波数1.45
GHzに現われる相互3次変調歪みは変調度20%にお
いて−90dBであり、超低歪み特性を実現することが
できた。また、上記のように良好な特性を有する素子の
歩留りは90%以上であった。
【0018】第5実施例 本発明の第5実施例を図5を用いて説明する。n型In
P基板1の表面に、n型InGaAsPガイド層41
(厚さ200nm、ホトルミネセンス波長1250n
m)、p型InGaAsP屈折率補償層51(厚さ30
nm、ホトルミネセンス波長1130nm)、p型In
GaAsP損失層61(厚さ50nm、ホトルミネセン
ス波長1600nm)を有機金属成長法により順次多層
成長させる。つぎに、干渉露光法により上記多層成長し
た基板の表面に回折格子を作製する。回折格子の周期は
245nm、深さは100nmである。つぎに作製した
回折格子上にp型InGaAsPガイド層71(厚さ2
00nm、ホトルミネセンス波長1250nm)、ノン
ドープInGaAsP活性層3(厚さ200nm、ホト
ルミネセンス波長1550nm)、p型InGaAsP
ガイド層21(厚さ200nm、ホトルミネセンス波長
1250nm)、p型InPクラッド層8(厚さ150
0nm)、p型InGaAsPコンタクト層9(厚さ2
00nm、ホトルミネセンス波長1250nm)を、有
機金属成長法により順次多層成長する。その後、抵抗加
熱蒸着装置によりp側電極10およびn側電極11を形
成し、劈開することにより0.4mmのレーザ共振器を
形成し、アナログ通信用半導体レーザ装置とした。
【0019】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。本半導体レ
ーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周波
数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成した
変調電流により変調した。その結果、周波数1.45G
Hzに現われる相互3次変調歪みは、変調度20%にお
いて−90dBであり、超低歪み特性を実現することが
できた。また、上記のように良好な特性を有する素子の
歩留りは90%以上であった。
【0020】第6実施例 本発明の第6実施例を図6を用いて説明する。本実施例
が上記第5実施例と異なるのは、活性層がInGaAs
/InGaAsP多重量子井戸活性層31である点であ
る。InGaAs井戸層の厚さは6nm、InGaAs
P障壁層の厚さは10nmで、ホトルミネセンス波長は
1250nmである。また、井戸数は4である。
【0021】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。上記半導体
レーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周
波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成し
た変調電流により変調した。その結果、周波数1.45
GHzに現われる相互3次変調歪みは、変調度20%に
おいて−90dBであり、超低歪み特性を実現すること
ができた。また、上記のように良好な特性を有する素子
の歩留りは90%以上であった。
【0022】第7実施例 本発明の第7実施例を図7を用いて説明する。本実施例
ではバルクの屈折率補償層と損失層の代りに、n型In
GaAsP屈折率補償層/n型InGaAsP損失層に
よる多重量子井戸56を有する点だけが、上記第5実施
例と異なっている。n型InGaAsP屈折率補償層
(ホトルミネセンス波長1130nm)の厚さは10n
m、n型InGaAsP損失層(ホトルミネセンス波長
1600nm)の厚さは10nmであり、層数はそれぞ
れ4層である。
【0023】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。上記半導体
レーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周
波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成し
た変調電流により変調した。その結果、周波数1.45
GHzに現われる相互3次変調歪みは、変調度20%に
おいて−90dBであり、超低歪み特性を実現すること
ができた。また、上記のように良好な特性を有する素子
の歩留りは90%以上であった。
【0024】第8実施例 本発明の第8実施例を図8を用いて説明する。本実施例
ではバルクの屈折率補償層と損失層の代りに、n型In
GaAsP屈折率補償層/n型InGaAsP損失層に
よる多重量子井戸56を有する点だけが、上記第6実施
例とは異なっている。n型InGaAsP屈折率補償層
(ホトルミネセンス波長1130nm)の厚さは10n
m、n型InGaAsP損失層(ホトルミネセンス波長
1600nm)の厚さは10nmであり、層数はそれぞ
れ4層である。
【0025】上記半導体レーザ装置のしきい電流は20
mA、スロープ効率は0.25W/Aであった。また、
上記スロープ効率の変化量は、光出力が0.5mWから
40mWの範囲において1%以下であった。上記半導体
レーザ装置を100mAの直流電流で駆動し、さらに周
波数1.25GHzと1.35GHzの正弦波を合成し
た変調電流により変調した。その結果、周波数1.45
GHzに現われる相互3次変調歪みは、変調度20%に
おいて−90dBであり、超低歪み特性を実現すること
ができた。また、上記のように良好な特性を有する素子
の歩留りは90%以上であった。
【0026】上記各実施例は、InP系の半導体によっ
て構成されるアナログ通信用半導体レーザ装置について
記したが、本発明はGaAs系を含むあらゆる材料系に
より構成される半導体レーザ装置についても適用が可能
である。また、あらゆる埋め込み構造を有する半導体レ
ーザ装置においても適用することができる。さらに、多
層成長薄膜の格子定数が、基板の格子定数とずれている
場合であっても適応が可能である。
【0027】なお、上記各実施例においては、変調電流
として周波数1.25GHzと1.35GHzとの正弦
波電流を合成したが、上記周波数は1.25GHzと
1.35GHzとに限ることなく、大きさが等しい任意
の周波数の正弦波電流を合成することによって、相互3
次変調歪みが現われる場合でも同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
【0028】第9実施例 本発明の第9実施例として、上記各実施例に記載したア
ナログ通信用半導体レーザ装置を光源として用いたアナ
ログ光通信用装置を、図9を用いて説明する。テレビジ
ョン映像100チャンネル分のアナログ電気信号を合波
し、変調器により半導体レーザ装置を変調する。アナロ
グ変調された光信号を光ファイバを用いて30km伝送
したのち、受光器で受光し電気信号に変換して復調器に
より復調した。この場合における複合2次歪みは−70
dB以下で、複合3次歪みは−80dB以下であり、良
好な伝送特性を得ることができた。
【0029】
【発明の効果】上記のように本発明によるアナログ通信
用半導体レーザ装置は、活性領域に沿って、共振器方向
に周期的な損失の攝動を伴う損失層を有する利得結合型
のアナログ通信用半導体レーザ装置において、共振器方
向に実効的な屈折率の攝動がないことにより、従来技術
において、レーザ端面の屈折率攝動の位相を制御できな
いために、変調歪みの特性が確率に支配されるという欠
点を除き、再現性よく変調歪みが少ない半導体レーザ装
置を得ることが可能になり、安価なアナログ通信用光源
を得て、良好な伝送特性を有するアナログ光通信用装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアナログ通信用半導体レーザ装置
の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第7実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の第8実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第9実施例として上記半導体レーザ装
置を用いたアナログ光通信用装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 ノンドープ活性層 5 屈折率補償層 6 n型InGaAsP損失層 31 多重量子井戸活性層 51 p型InGaAsP屈折率補償層 56 n型InGaAsP屈折率補償層/n型InG
aAsP損失層による多重量子井戸 61 p型InGaAsP損失層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性領域に沿って、共振器方向に周期的な
    損失の攝動を伴う損失層を有する利得結合型のアナログ
    通信用半導体レーザ装置において、共振器方向に実効的
    な屈折率の攝動がないことを特徴とするアナログ通信用
    半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】上記実効的な屈折率の攝動がないことは、
    上記損失の攝動と同じ周期で屈折率が異なる屈折率補償
    層を、上記損失層の近傍に有することを特徴とする請求
    項1記載のアナログ通信用半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】上記活性領域は、上部に損失層と屈折率補
    償層とを有することを特徴とする請求項1記載のアナロ
    グ通信用半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】上記活性領域は、下部に損失層と屈折率補
    償層とを有することを特徴とする請求項1記載のアナロ
    グ通信用半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】上記活性領域は、バルク結晶よりなること
    を特徴とする請求項1または請求項3または請求項4記
    載のアナログ通信用半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】上記活性領域は、多重量子井戸よりなるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項3または請求項4
    記載のアナログ通信用半導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】上記損失層と屈折率補償層は、それぞれバ
    ルク結晶よりなることを特徴とする請求項2または請求
    項3または請求項4記載のアナログ通信用半導体レーザ
    装置。
  8. 【請求項8】上記損失層と屈折率補償層は、それぞれ多
    重量子井戸構造が形成されていることを特徴とする請求
    項2または請求項3または請求項4記載のアナログ通信
    用半導体レーザ装置。
  9. 【請求項9】上記請求項1から請求項8のいずれかに記
    載のアナログ通信用半導体レーザ装置を光源として用
    い、変調器、光ファイバ、受光器および復調器を備えた
    アナログ光通信用装置。
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