JPH07230866A - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット

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JPH07230866A
JPH07230866A JP6044917A JP4491794A JPH07230866A JP H07230866 A JPH07230866 A JP H07230866A JP 6044917 A JP6044917 A JP 6044917A JP 4491794 A JP4491794 A JP 4491794A JP H07230866 A JPH07230866 A JP H07230866A
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valve
connector
relay
socket
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Katsuya Ito
克弥 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
    • H01R33/09Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other for baseless lamp bulb
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/918Multilamp vehicle panel

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触不良を確実に防止した小型のバルブソケ
ットとする。 【構成】 平板形状の中継端子部42を設けたコネクタ
ターミナル40をコネクタ挿入部23側から挿入する。
次に平板形状の中継端子部36を設けたバルブターミナ
ル30をバルブ挿入部22側から挿入する。これにより
中継端子部42に設けた嵌合孔43に中継端子部36が
嵌入して、両ターミナル30,40が電気的に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ挿入部とコネク
タ挿入部とがL字状に形成されているバルブソケットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブソケットとして、
実開平1−86085号公報(従来例1)に開示されて
いるものがある。このバルブソケット1は、図13に示
すように、ソケット本体2には、バルブ7を装着するバ
ルブ挿入部3と、給電コネクタ8を装着するコネクタ挿
入部4がL字状に形成されており、バルブ7と電気的に
接続するバルブターミナル5と、給電コネクタ8と電気
的に接続するコネクタターミナル6とが挿入して組み付
けられている。コネクタターミナル6は、図14に示す
ように、細長い板状をなして給電コネクタ8と嵌合する
コネクタタブ6aとバルブターミナル5に導通接続され
る包持部6bとからなっている。このコネクタターミナ
ル6は、ソケット本体2の外面に形成した凹部9側から
嵌通孔10内をコネクタ挿入部4側へ嵌入して、包持部
6bを凹部9内に配設している。また、バルブターミナ
ル5は、バルブ7のウエッジ部7aに両側から弾性接触
する一対のバルブ挟持部5a,5aと、この下部にコネ
クタターミナル6に導通接続される細長い板状の導通用
舌部5bとが設けられている。このバルブターミナル5
は、バルブ挿入部3の開口側から嵌通孔11内を凹部9
内に貫通して、その導通用舌片5bが包持部6bに嵌合
した状態で装着されている。
【0003】両ターミナル5,6をソケット本体2に装
着した後に、凹部9に絶縁性のシール剤12を充填して
導通用舌片5b及び包持部6bを隠蔽し、これにより、
ソケット本体2の外部からの水の侵入を防止して、ター
ミナル5,6の腐食や短絡等の発生を防止するようにな
っている。
【0004】また、実公平3ー14791号公報(従来
例2)や、実開平3ー17429号公報(従来例3)に
は、バルブターミナルとコネクタターミナルとをL字状
に一体的に形成したターミナルとし、これをコネクタ挿
入部側若しくはバルブ挿入側から挿入して取付けるもの
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例1
に係るバルブソケット1では、凹部9に充填したシール
剤12が嵌通孔10,11内の僅かな間隙から、バルブ
挿入部3内やコネクタ挿入部4内に浸入してバルブ挟持
部5aやコネクタタブ6aの表面に付着するおそれがあ
る。このため、装着されるバルブ7や給電コネクタ8と
接触不良を招く恐れがあるという問題があった。また、
バルブソケット1を製造する上で、ターミナル5,6を
装着する工程の他にシール剤12を充填するという工程
が必要となり、また、シール剤12の硬化を待つための
時間を要するという点での問題もあった。
【0006】また、従来例2又は従来例3のバルブソケ
ットでは、L字状とされたターミナルを取付けるために
は、挿入するコネクタ挿入部若しくはバルブ挿入を大型
化したり、構造を複雑なものとする必要がある。特に従
来例2においては、コネクタ挿入部内を挿通するために
は、バルブをそのバネ弾性力により挟持するバルブ挟持
部に十分な長さ(弾性力)を得ることができないため
に、バルブとの間の電気的接続が確実に得られないとい
う問題点があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、小型化するとともに、確実に接触状態を得る
ことができるバルブソケットとすることを目的としてい
る。また、請求項2にかかる発明は、上記目的に加え
て、挿入端部の形状を単純化させることを目的とする。
また、請求項3にかかる発明は、上記目的に加えて、バ
ルブターミナルとコネクタターミナルとの電気的接続を
確実たらしめることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、バルブ挿入部とコネクタ挿入部とをL字状に形成し
たソケット本体に、バルブと電気的に接続するバルブタ
ーミナルをバルブ挿入部側から挿入して装着すると共
に、給電コネクタと電気的に接続するコネクタターミナ
ルをコネクタ挿入部側から挿入して装着し、バルブター
ミナルとコネクタターミナルの挿入端同士を接触させた
構成とした。
【0009】請求項2にかかる発明は、上記請求項1に
かかる発明において、バルブターミナルとコネクタター
ミナルのうちのいずれか一方のターミナルの挿入端部
に、両ターミナルのうちのいずれか他方のターミナルの
挿入端部を嵌通させる嵌合孔を形成した構成とした。
【0010】請求項3にかかる発明は、請求項1又は請
求項2にかかる発明において、バルブターミナルとコネ
クタターミナルのうちのいずれか一方または両方の挿入
端部が弾性撓み可能であって、その弾性撓み可能な挿入
端部が弾性変形した状態で相手側ターミナルの挿入端部
と接触している構成とした。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、バルブターミナル
はバルブ挿入部側から挿入されて装着される、また、コ
ネクタターミナルはコネクタ挿入部側から挿入されて装
着される。このため、ソケット本体の外面にターミナル
挿入用の開口部を別に設ける必要がなく、ターミナルを
ソケット本体の外面側から挿入する場合において必要で
あったターミナル挿入用の開口部を埋めるためのシール
剤を不要とすることができる。
【0012】請求項2の発明においては、嵌合孔の形成
されているターミナルを先に挿入し、その後にもう一方
のターミナルを挿入するという手順で装着作業を行い、
装着状態においては先に挿入したターミナルの嵌合孔に
後に挿入したターミナルの挿入端部が嵌通して、両ター
ミナルが電気的に接触する。
【0013】請求項3の発明においては、ターミナルの
挿入端部同士がそのいずれか一方または両方に弾性撓み
を生じた状態で接触するようになっているため、電気的
接触が確実に得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ソケット本体へバルブターミ
ナル、コネクタターミナルを装着するに際して、それぞ
れバルブを取付けるために開口するバルブ挿入部と、給
電コネクタを取付けるために開口するコネクタ挿入部か
ら装着する構成としているので、これらの組み付けが容
易なバルブソケットとすることができる。これに伴っ
て、従来必要であったシール剤の充填に伴う、バルブや
給電コネクタとの間で生じる接触不良を確実に防止する
ことができる効果を奏する。また、シール剤の充填工程
を必要としないために、その製造を容易なものとするこ
とができる効果を奏する。
【0015】請求項2の発明によれば、両ターミナルの
挿入端部同士の電気的接触は一方の挿入端部の嵌合孔に
他方の挿入端部を嵌通されることによって行われるた
め、挿入端部の形状を単純なものとすることができて、
バルブターミナル及びコネクタターミナルの製造を容易
に行うことができる。
【0016】また、請求項3の発明によれば、ターミナ
ルの挿入端部同士がそのいずれか一方または両方に弾性
撓みを生じた状態で接触するようになっているため、電
気的接触を確実なものとすることができる。
【0017】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化したウエッジベース
タイプのバルブ50を装着する実施例1について図1〜
図3及び図12を参照して説明する。実施例1のバルブ
ソケット20は、絶縁性合成樹脂材料からなるソケット
本体21と、このソケット本体21に装着される導電金
属材料から成るバルブターミナル30及びコネクタター
ミナル40とから構成される。ソケット本体21は全体
としてL字形をなしていて、バルブ50が装着されるフ
ード状のバルブ挿入部22と給電コネクタ60が装着さ
れるコネクタ挿入部23とが互いに直交する方向を向い
て開口して形成されている。バルブ挿入部22の外筒2
2aの外周には弾性ゴムからなるガスケットGが取付け
られており、このバルブソケットを図示しないランプハ
ウスの取付孔に水密に取付可能とされている。また、外
筒22aの内側には、同心状にバルブターミナル30を
取着する有底筒状の内筒22bが形成されており、この
内筒の底面に、バルブターミナル30の先端を挿入可能
とした一対のバルブターミナル挿入孔24が設けられて
いる。
【0018】また、コネクタ挿入部23は、有底筒状の
筒状のフード部23aの底部に弾性ゴム体からなるシー
ルリングSが嵌着され、また、このシールリングSを保
持する筒状のリング保持片26が図示しない係合突起に
よって、フード部23aに係合して取着されている。そ
して、このリング保持片26内に給電コネクタ60が嵌
合可能とされている。また、フード部23aの底面に
は、コネクタターミナル40を挿入可能とした一対のコ
ネクタターミナル挿入孔25が設けられ、このコネクタ
ターミナル挿入孔25の先側がバルブターミナル挿入孔
24に直交して連通開口している。なお、図1におい
て、コネクタターミナル挿入孔25を延長したバルブタ
ーミナル挿入孔24には、挿入されたコネクタターミナ
ル40の先端を支持する受け面27が形成されている。
【0019】バルブ挿入部22内に取着されるバルブタ
ーミナル30は、図3に示すように、プレスにより打ち
抜かれた導電性金属板を曲げ加工することによって成形
されたものであって、内筒22bの一側面に沿う壁板部
31と、この両側縁下部から直角に同じ方向に折曲げる
ことにより内筒22bの左右側面に沿う一対の支持板部
32,32が形成されて、内筒22b内にほぼ密着して
収容されている。この両支持版部32,32の先側には
内側へ湾曲されたバルブ弾接部33,33がそれぞれ形
成されて、挿入されたバルブ50を挟持可能としてい
る。また、支持板部32の外面には、その一部が切起こ
された抜止め突起34が形成され、内筒22bの内面に
食い込んで、バルブターミナル30を内筒22b内に固
定している。さらに、壁板部31の下端縁からは、基端
部が壁板部31に対して直角に内側へ屈曲され、さらに
下側へ直角に屈曲されて、全体としてL字形をなす中継
接続部35が延出されている。そしてこの中継接続部3
5の先側は、平板形状に成形されるとともに打抜孔37
が形成され、かつ広幅とされた中継端子部36が設けら
れている。この中継端子部36は、打抜孔37によって
その両側の部分が幅狭となって、横幅方向に弾性撓みが
可能とされている。
【0020】コネクタターミナル40は、図3に示すよ
うに、導電性金属板をプレス加工により打ち抜いて成形
されたものであって、全体として一定幅の平板形状をな
しており、一側は給電コネクタ60内に装着された図示
しない雌端子に嵌合するコネクタタブ部41とされ、他
側の端部が中継端子部42とされている。中継端子部4
2は、バルブターミナル30の中継端子部36の横幅よ
りも僅かに短い嵌合孔43が設けられている。また、コ
ネクタタブ部41と中継端子部42との間には、コネク
タターミナル40の両側縁から翼状に突出してコネクタ
ターミナル挿入孔25の幅よりも僅かに広い横幅とする
一対の抜止め突部44,44が形成されている。この抜
止め突部44は、中継端子部42側に向かって楔状とさ
れ、コネクタターミナル挿入孔25に圧入されて固定可
能とされている。また、中継端子部42の先端は段付き
の幅狭部45となっていて、バルブターミナル挿入孔2
4に形成された前記受け面27上に配設されるようにな
っている。
【0021】なお、バルブ挿入部22に装着されるバル
ブ50は、図12に示すように、フィラメント51を収
容したバルブ本体52の下部に偏平なガラス製のベース
部53を一体に有し、そのベース部53の下部から延出
させた2本のリード線54,54をベース部53の両偏
平面側に折り返して給電端子55,55を構成すると共
に、ベース部53の両偏平面に抜止め保持用の突起56
を突成したシングルフィラメントタイプと称される周知
の構造をなすものである。そして、そのベース部53が
内筒22b内に挿入されると、ベース部53がバルブタ
ーミナル30のバルブ弾接部33で弾性的に挟持される
とともにバルブ弾接部33と給電端子55が接触してバ
ルブターミナル30と電気的に接続されるようになって
いる。また、コネクタ挿入部23に装着される給電コネ
クタ60は、先端に図示しない給電端子を備えると共に
後端から延出したリード線61を図示しないバッテリー
に接続したものであって、コネクタ挿入部23内に挿入
されるとその給電端子がコネクタターミナル40と電気
的に接続されるようになっている。
【0022】次に、この実施例1の作用について説明す
る。ソケット本体21にバルブターミナル30とコネク
タターミナル40を取着する手順は、まず、コネクタタ
ーミナル40をコネクタ挿入部23に装着する作業を行
う。中継端子部42を先に向けたコネクタターミナル4
0をコネクタ挿入部23内に差し入れ、その中継端子部
42の先端をコネクタターミナル挿入孔25内に嵌入し
て、幅狭部45が受け面27に達するまで挿入する。こ
のときに、抜止め突部44がコネクタターミナル挿入孔
25内に圧入されることになり、装着されたコネクタタ
ーミナル40は、その抜止め突部44がコネクタターミ
ナル挿入孔25の内壁面に食い込んで抜止め状態に保持
される。この状態において、嵌合孔43は、バルブター
ミナル挿入孔24との連通部分に位置している。
【0023】続いて、バルブターミナル30をバルブ挿
入部22に装着する作業を行う。バルブターミナル30
の中継接続部35を先に向けてバルブ挿入部22内に差
し入れ、中継接続部35をバルブターミナル挿入部24
内に挿入する。このときに、壁板部31と両支持板部3
2,32は、バルブ挿入部22の内側面に接触状態で挿
入され、中継接続部35の基端部がバルブ挿入部22の
底面に突き当たるまで挿入される。そして、その抜止め
用突起34がバルブ挿入部22の内面に食い込むことに
よって抜止め状態に保持される。ここで、中継端子部4
2の嵌合孔43には、中継接続部35の先端の中継端子
部36が圧入されるが、打抜孔37により中継端子部3
6が弾性撓みを生じた状態で嵌合して、確実に接触す
る。また、中継端子部42の幅狭部45が受け面27に
受け止められるために、中継端子部42は折れ曲がるこ
と無く、中継端子部36が嵌合孔43内に嵌合される。
これにより、両ターミナル30,40がソケット本体2
1に組み付けられる。
【0024】このように、この実施例1のバルブソケッ
ト20では、バルブターミナル30がバルブ挿入部22
側から挿入されると共に、コネクタターミナル40がコ
ネクタ挿入部23側から挿入されるようになっているた
め、ターミナル30,40を挿入するためにソケット本
体21の外面に別途開口部を設ける必要がなく取付ける
ことができる。また、給電コネクタ60がフード部23
a内に嵌合された際には、シールリングSによって防水
されるので、ガスケットGとの協働によって、防水機能
を備えたバルブソケットとされている。
【0025】また、バルブターミナル30とコネクタタ
ーミナル40との接続は、コネクタターミナル40に形
成した嵌合孔43にバルブターミナル30が弾接してお
り、両ターミナル30,40の接続部分が簡単な構造で
あるにもかかわらず、確実な電気的接続が得られてい
る。
【0026】なお、この実施例1では、コネクタターミ
ナル40側に嵌合孔43を形成し、これにバルブターミ
ナル30側の中継端子部36を嵌通する構成としたが、
これとは逆に、バルブターミナル側に嵌合孔を形成し、
コネクタターミナル側を嵌合する構成としてもよい。
【0027】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図4を参照して説明する。実施例2におけるバ
ルブターミナル70とコネクタターミナル80は実施例
1のバルブターミナル30とコネクタターミナル40の
変形例であるためにソケット本体の説明は省略する。
【0028】バルブターミナル70は、壁板部71か
ら、バルブ弾接部73と抜止め突起74とを有する一対
の支持板部72,72を延出させるとともに、細長い中
継接続部75をL字状に延出させた実施例1と同じ構成
になる。そしてこの中継接続部75の先端部は一定幅の
細長い板状をなしている。
【0029】コネクタターミナル80は全体として一定
幅の細長い板状をなし、コネクタタブ部81と反対側の
中継端子部82には、中継接続部82の先端縁に開口す
る細長い溝状の嵌合孔83が形成されている。この嵌合
孔83の開口内縁には互いに対向する略三角山形の一対
の嵌合突部84,84が突成されており、その両嵌合突
部84,84の対向間隔は中継接続部75の板厚よりも
少し狭く形成されている。また、実施例1と同様に、コ
ネクタタブ部81と中継端子部82との間には翼状に突
出する一対の抜止め突部85,85が形成されている。
【0030】かかる両ターミナル70,80を図4には
示さないソケット本体に装着するには、実施例1と同様
に、コネクタターミナル80をコネクタターミナル挿入
孔内に挿入した後に、バルブターミナル70をバルブタ
ーミナル挿入孔内に挿入する。この際、嵌合孔83の先
端部が開口されて、その先端部が弾性撓みが可能とされ
ているために、挿入された中継接続部75により拡開さ
れて、中継接続部75に弾接して確実に電気的接触が得
られる。
【0031】<実施例3>次に、本発明を具体化した実
施例3を図5〜図11を参照して説明する。実施例3の
バルブソケット90は前述した実施例1と同じウェッジ
ベースタイプのバルブ(図12参照)50を装着するも
のである。ソケット本体91は図5に示すように、バル
ブ50が装着されるフード状のバルブ挿入部92と、給
電コネクタ60が装着されるコネクタ挿入部93とが互
いに直交する方向を向いたL字状に形成されている。ま
た、コネクタ挿入部93の底面には一対のコネクタター
ミナル挿入孔95が、バルブターミナル挿入孔94に連
通して形成されている。このコネクタターミナル挿入孔
95は、図7に示すように、後述するコネクタターミナ
ル110の抜止め突起115が圧入係合可能な横幅とさ
れ、また、このコネクタターミナル挿入孔95を延長し
たバルブターミナル挿入孔94に、挿入されたコネクタ
ターミナル110の先端を支持する受け面97が形成さ
れている。これによりコネクタターミナル挿入孔95内
に圧入されたコネクタターミナル110は、その先端を
受け面97上に配設されるとともに、抜止め突起115
により抜け止めされる。
【0032】バルブ挿入部92に装着されるバルブター
ミナル100は、図8及び図9に示すように、その上部
は上方から見てL字形に屈曲するバルブ接触部101と
なっており、これはバルブ50のベース部53を機械的
に保持すると共にその給電端子55と電気的に接触する
機能を有する。すなちわ、ベース部53の両側面を押さ
え付けるための押さえ弾性片102が切り起こし状に膨
出させて形成されていると共に、ベース部53の両面を
押さえ付けるための挟持用弾性片103が曲げ加工によ
り形成されている。この挟持用弾性片103の下部には
給電用電極104が曲げ加工により下向きに形成されて
おり、ベース部53がバルブ接触部101に保持されて
いる状態で給電端子55に給電用電極104が接触する
ようになっている。なお、押さえ弾性片102の両側に
は、バルブ挿入部92の内壁面に食い込み係止される一
対の抜止め係止片105,105が上開き状に切り起さ
れている。
【0033】また、バルブターミナル100の下端部に
は下向きに細長く延出する中継接続部106が形成さ
れ、この先端は、幅広とされるとともに、その幅広の部
分に打抜孔108の形成された中継端子部107となっ
ている。この中継端子部107は、打抜孔108によ
り、横幅方向に弾性撓みが可能とされている。
【0034】一方、コネクタターミナル110は、全体
として一定幅の細長い板状に成形されており、その一方
の端部が図示しない雌端子に嵌合するコネクタタブ部1
11とされ、他方の端部が中継端子部112とされてい
る。中継端子部112は、バルブターミナル100の中
継端子部107の幅寸法よりも僅かに短い長さの嵌合孔
113を有している。また、コネクタタブ部111と中
継端子部112との間には、コネクタターミナル110
の両側縁から翼状に突出する一対の圧入突部114,1
14が形成され、その先端には抜止め突起115,11
5が形成されており、この抜止め突起115は、中継端
子部112側に向かって幅が次第に狭くなった楔状を呈
していると共にコネクタタブ部111側がコネクタター
ミナル110の側縁と直角に切欠されている。
【0035】次に、この実施例3の作用について説明す
る。ソケット本体91へバルブターミナル100とコネ
クタターミナル110を装着する手順は、まず、コネク
タターミナル110の中継端子部112を先に向けてコ
ネクタ挿入部93内に差し入れ、中継端子部112をコ
ネクタターミナル挿入孔95内に圧入する。これによっ
て、圧入突部114の抜止め突起115がコネクタター
ミナル挿入孔95の内側面に食い込んで、抜止め状態に
保持される。この際、嵌合孔113は、バルブターミナ
ル挿入孔94との連通部分に配設されている。
【0036】続いて、バルブターミナル100を、その
中継接続部106を先に向けてバルブ挿入部92内に差
し入れ、その中継接続部106をバルブターミナル挿入
孔94内に圧入する。圧入されたバルブターミナル10
0は、その抜止め係止片105がバルブターミナル挿入
部94の内壁面に弾接して抜止め状態に保持され、ま
た、先端の中継端子部107はコネクタターミナル11
0の嵌合孔113内に嵌合される。これにより、両ター
ミナル100,110がソケット本体91に組み付けら
れる。
【0037】この状態においては、実施例1と同様に、
嵌合孔113の長さが中継端子部107の横幅よりも僅
かに小さく形成されており、また、中継端子部107は
打抜孔108を設けることによってその横幅方向に弾性
撓みをするから、中継端子部107は横幅方向に弾性撓
みを生じた状態で嵌合孔113と確実に接触する。
【0038】このように、本実施例のバルブソケット9
0は、前述の実施例1と同様に、シール剤が用いられて
いないから、シール剤がターミナルの表面を伝ってバル
ブとの接触部や給電コネクタとの接触部に付着すること
に起因して接触不良が生じるということはない。
【0039】また、バルブターミナル100とコネクタ
ターミナル110との接続を、コネクタターミナル11
0に形成した嵌合孔113にバルブターミナル100を
嵌通するという簡単な構造により行われているので、タ
ーミナル100,110が容易且つ安価なものとされて
いる。
【0040】なお、この実施例3では、コネクタターミ
ナル110の中継端子部112に嵌合孔113を形成し
てこれにバルブターミナル100の中継端子部107を
嵌通させる構成としたが、バルブターミナルの中継端子
部をコネクタターミナルと対面させる向きに成形してこ
こに嵌合孔を形成し、この嵌合孔にコネクタターミナル
の中継接続部を嵌通させる構成としてもよい。
【0041】<他の実施例>本発明は上述した実施例1
〜3に限定されるものではなく、例えば次のように実施
することができる。
【0042】(1)実施例1〜3では、シングルフィラ
メントタイプのウェッジベースバルブを保持するための
バルブソケットに適用した場合について説明したが、バ
ルブは、ダブルフィラメントタイプのウェッジベースバ
ルブや、ウェッジベースバルブではない金属製の口金部
を有するタイプのバルブなどを保持するバルブソケット
にも適用することができる。
【0043】(2)実施例1〜3では、バルブターミナ
ル及びコネクタターミナルの双方にソケット本体に対す
る抜止め手段を設けた例を説明したが、嵌合するバルブ
ターミナルによって抜け止めがなされるので、コネクタ
ターミナルに抜止め手段を設けることは必ずしも必要は
ない。また、両ターミナルは先端で直交方向に連結され
ているので、この連結構造に抜け止め手段を設けること
によって、バルブターミナル、コネクタターミナルのそ
れぞれに設けたバルブ挿入部22又はコネクタ挿入部と
の抜け止め手段を設ける省略することができる。これに
より、バルブターミナル及びコネクタターミナルの取付
操作を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の断面図
【図2】 図1のA−A断面図
【図3】 バルブターミナルとコネクタターミナルの斜
視図
【図4】 実施例2のバルブターミナルとコネクタター
ミナルの斜視図
【図5】 実施例3の断面図
【図6】 図5のB方向矢視図
【図7】 図5のC−C断面図
【図8】 バルブターミナルの斜視図
【図9】 バルブターミナルの正面図
【図10】 コネクタターミナルの斜視図
【図11】 コネクタターミナルの平面図
【図12】 ウェッジベースバルブの斜視図
【図13】 従来のバルブソケットの断面図
【図14】 従来のバルブソケットのバルブターミナル
とコネクタターミナルの斜視図
【符号の説明】
20…バルブソケット 21…ソケット本体 22…バルブ挿入部 23…コネクタ挿入部 30…バルブターミナル 40…コネクタターミナル 43…嵌合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ挿入部とコネクタ挿入部とをL字
    状に形成したソケット本体に、バルブと電気的に接続す
    るバルブターミナルを前記バルブ挿入部側から挿入して
    装着すると共に、給電コネクタと電気的に接続するコネ
    クタターミナルを前記コネクタ挿入部側から挿入して装
    着し、前記バルブターミナルと前記コネクタターミナル
    の挿入端同士を接触させた構成になることを特徴とする
    バルブソケット。
  2. 【請求項2】 バルブターミナルとコネクタターミナル
    のうちのいずれか一方のターミナルの挿入端部に、前記
    両ターミナルのうちのいずれか他方のターミナルの挿入
    端部を嵌通させる嵌合孔を形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のバルブソケット。
  3. 【請求項3】 バルブターミナルとコネクタターミナル
    のうちのいずれか一方または両方の挿入端部が弾性撓み
    可能であって、その弾性撓み可能な挿入端部が弾性変形
    した状態で相手側ターミナルの挿入端部と接触している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバルブ
    ソケット。
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