JPH0723033Y2 - デューテイ比制御装置 - Google Patents

デューテイ比制御装置

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JPH0723033Y2
JPH0723033Y2 JP1987191615U JP19161587U JPH0723033Y2 JP H0723033 Y2 JPH0723033 Y2 JP H0723033Y2 JP 1987191615 U JP1987191615 U JP 1987191615U JP 19161587 U JP19161587 U JP 19161587U JP H0723033 Y2 JPH0723033 Y2 JP H0723033Y2
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circuit
oscillation
gate
correction circuit
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JP1987191615U
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Inventor
浩志 長谷川
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ナイルス部品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば車両に搭載されたランプ、表示素
子、モータ、ソレノイド若しくはヒーター等の負荷に供
給される電力の割合をON/OFFパルスのデユーテイ比に応
じて可変制御するデユーテイ比制御装置の改良に関す
る。
〔従来の技術〕 従来、この種のデユーテイ比制御装置としては、例えば
実開昭60−188655号公報に開示されたものがある。当該
従来の技術は車両の計器盤の照明灯の照度をON/OFFパル
スのデユーテイ比に応じて可変制御する車両用イルミネ
ーション照度制御装置に関し、主にトランジスタ及びCR
回路によつてON/OFFパルスを発生する発振回路が構成さ
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近時、ゲート回路用CMOS ICの需要の増加及び品質改善
による歩留まりの向上等によつて該COMS ICの価格が低
下しており、COMS IC価格が例えば、トランジスタ程度
の価格まで安くなつている。
その為、前記した従来の技術のトランジスタ回路をCOMS
ICに置き換えることによつてデユーテイ比制御装置の
原価低減が可能と成つた。しかしながら、ここに於いて
解決すべき問題点が生じてきた。
ON/OFFパルスの発振信号は、例えば、第4図に示すごと
く3つのインバータゲートG1〜G3による発振回路1によ
つて得ることができ、発振信号のデユーテイ比は該発振
回路1中のCR時定数、特に可変抵抗VR1の抵抗値を可変
することによつて変えることができる。
デユーテイ比制御装置は、デユーテイ比を0(%)ない
し100(%)まで連続的に可変できることを要求される
が、前記インバータゲートG1〜G3を用いた発振回路1で
は可変抵抗VR1の抵抗値を変えただけでは達成し得な
い。なぜならば、例えば第4図の端部dに於いてデユー
テイ比0(%)の信号を得ようとした場合、可変抵抗VR
1,抵抗R3,ダイオードD1,及びコンデンサC2からなるCR回
路の時定数を小さくするが、デユーテイ比0(%)にす
るためには可変抵抗VR1、抵抗R3の抵抗値を0〔Ω〕と
する必要がある。このことは、インバータゲートG1の出
力部とインバータゲートG3の入力部とが常に同相になる
ことを意味し、異常発振等の不具合を生じる原因と成つ
た。デユーテイ比を100(%)にする場合も同一の不具
合を生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記従来の技術が有する問題点に対処する
ものであり、発振回路と、デユーテイ比補正回路と、負
荷とを有し、前記発振回路が、デユーテイ比補正回路に
発振信号を導出するものであり、前記デユーテイ比補正
回路が、基準レベルを有し入力レベルとの比較により出
力が変化する特性を有した少なくとも1つのゲートと該
ゲートの入力部に接続した積分回路とを備え、前記発振
回路が導出する発振信号を受けて該発振信号のデユーテ
イ比の可変範囲を例えば略0%から100%までの広い範
囲に拡大するものであり、負荷が、該デユーテイ比補正
回路が導出するデユーテイ比の可変範囲を拡大した発振
信号を受けて付勢されるものである、ことを特徴とする
デユーテイ比制御装置を提供する。
また、前記考案において、前記発振回路が、複数のゲー
トで構成したものであり、前記デユーテイ比補正回路
が、少なくとも1つのゲートで構成したものであり、前
記各ゲートを1つのIC内に回路形成した、ことを特徴と
するデユーテイ比制御装置を提供する。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は、この考案の好適な実施例を示し
た図面である。当該実施例は、車両の計器盤の照明灯の
照度をデユーテイ比制御するいわゆるイルミネーション
制御装置について例示したものである。
第1図に於いて、1は発振回路、2はデユーテイ比補正
回路、3は出力回路、4は負荷、5は定電圧回路、6は
ライテイングスイツチ、7は直流電源である。
発振回路1は、インバータゲートG1〜G3、可変抵抗VR
1、抵抗R2〜R4、コンデンサC2及びダイオードD1,D2によ
つて構成される。
デユーテイ比補正回路2は、前記インバータゲートG1〜
G3と共に1つのCMOS IC内に回路形成されたインバータ
ゲートG4、抵抗R5及びコンデンサC3によつて構成され
る。
出力回路3は、パワーMOS電界効果トランジスタT1、抵
抗R6及びツエナダイオードZD2によつて構成される。
定電圧回路5は、抵抗R1,コンデンサC1及びツエナダイ
オードZD2によつて構成される。
定電圧回路5は、抵抗R1,コンデンサC1及びツエナダイ
オードZD1によつて構成される。
次に作動を説明する。
発振回路1は、周知の発振デユーテイサイクル可変形非
安定マルチバイブレータ回路で構成されており、可変抵
抗VR1の可変位置に応じたデユーテイサイクルの信号を
第1図のa点に出力する。そのときの出力波形は第2図
(a)に示し、可変抵抗VR1の抵抗値に対するデユーテ
イ比(%)は第3図の特性Aで示す。
第1図のa点に出力された信号は、デユーテイ比補正回
路2の抵抗R5及びコンデンサC3からなる積分回路によつ
て積分され、第1図のb点に出力される。そのときの出
力波形は第2図(b)に示す。
該第1図のb点に出力された積分波形は、インバータゲ
ートG4によつて波形整形される。すなわち、インバータ
ゲートG4のスレツシヨルドレベルがVth〔V〕であると
き、第1図のb点の積分波形のレベルがインバータゲー
トG4のスレツシヨルドレベルVth〔V〕以上又は以下に
成ると第1図のc点出力信号は“1"レベル又は“0"レベ
ルと成る。そのときの出力波形は第2図(c)に示す。
而して、第1図のc点に出力されるデユーテイ比制御信
号は第3図の特性cで示すごとく可変抵抗VR1の可変位
置に応じてデユーテイ比0(%)から100(%)まで可
変し得ることと成る。
尚、前述した実施例では計器盤の照明灯をデユーテイ比
制御する場合を例示したが、例えば車両用空調装置のフ
アンモータの回転スピードをデユーテイ比制御すること
により風量を調節する等の各種実施態様を包含するもの
である。本考案は一般家庭用のエアコン装置等各種デユ
ーテイ比制御装置に適用することが可能である。
また、発振回路及びデユーテイ比補正回路を構成するゲ
ートは、実質的にインバータゲートと同様の機能を有す
るものであればよい。すなわち、この考案に用いるゲー
トは、基準レベルを有し入力レベルとの比較により出力
が変化する特性を有したゲートであればよく、例えばNA
NDゲートやNORゲート等の論理ゲートを適宜選択して採
用してもよい。汎用のCMOS ICでは、例えばTC4069
[(株)東芝製]のごとく1つのICにインバータゲート
を6つ回路形成したものや、TC4011[(株)東芝製]の
ごとく1つのICにNANDゲートを4つ回路形成したもの等
が用意されている。この考案における発振回路及びデユ
ーテイ比補正回路は、少なくとも都合4つのゲートによ
って回路構成することができ、したがって、上記のごと
き安価な汎用ICを1つ用いるだけでよく、極めて効率が
よく無駄がない。
〔考案の効果〕
この考案に係るデユーテイ比制御装置は、発振回路と、
デユーテイ比補正回路と、負荷とを有し、前記発振回路
が、デユーテイ比補正回路に発振信号を導出するもので
あり、前記デユーテイ比補正回路が、基準レベルを有し
入力レベルとの比較により出力が変化する特性を有した
少なくとも1つのゲートと該ゲートの入力部に接続した
積分回路とを備え、前記発振回路が導出する発振信号を
受けて該発振信号のデユーテイ比の可変範囲を拡大する
ものであり、負荷が、該デユーテイ比補正回路が導出す
るデユーテイ比の可変範囲を拡大した発振信号を受けて
付勢されるものである、ことを特徴とする。
そのため、発振回路が導出する発振信号のデユーテイ比
の可変範囲を、デユーテイ比補正回路によって、例え
ば、0%から100%までの広い範囲に、拡大することが
でき、例えば、計器盤の照明灯負荷の照度を例えば完全
消灯から完全点灯までの広い範囲で連続的に可変するこ
とができる。
しかも、発振回路とデユーテイ比補正回路とを1つの汎
用ICで回路構成することができ、極めて効率がよく無駄
がない。すなわち、低価格で且つ部品数の少ないデユー
テイ比制御装置を達成することができ、経済的価値が高
い、といった優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の好適な実施例を示した電気回路図
である。 第2図(a)〜第2図(c)は、第1図に示すa点〜c
点の電気特性図である。 第3図は、第1図に示す可変抵抗VR1の可変位置におけ
る抵抗値(Ω)とデユーテイ比(%)の関係を示す電気
特性図である。第4図は、従来の技術を示す電気回路図
である。 1……発振回路、2……デユーテイ比補正回路、3……
出力回路、4……負荷。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振回路(1)と、デユーテイ比補正回路
    (2)と、負荷(4)とを有し、前記発振回路(1)
    が、デユーテイ比補正回路(2)に発振信号を導出する
    ものであり、 前記デユーテイ比補正回路(2)が、基準レベルを有し
    入力レベルとの比較により出力が変化する特性を有した
    少なくとも1つのゲート(G4)と該ゲート(G4)の入力
    部に接続した積分回路(R5,C3)とを備え、前記発振回
    路(1)が導出する発振信号を受けて該発振信号のデユ
    ーテイ比の可変範囲を拡大するものであり、 負荷(4)が、該デユーテイ比補正回路(2)が導出す
    るデユーテイ比の可変範囲を拡大した発振信号を受けて
    付勢されるものである、 ことを特徴とするデユーテイ比制御装置。
  2. 【請求項2】前記発振回路(1)が、複数のゲート(G
    1,G2,G3)で構成したものであり、 前記デユーテイ比補正回路(2)が、少なくとも1つの
    ゲート(G4)で構成したものであり、 前記各ゲート(G1,G2,G3,G4)を1つのIC内に回路形成
    した、ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のデユーテイ比制御装置。
JP1987191615U 1987-12-17 1987-12-17 デューテイ比制御装置 Expired - Lifetime JPH0723033Y2 (ja)

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JPH0196783U JPH0196783U (ja) 1989-06-27
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JP4318300B2 (ja) * 2004-04-13 2009-08-19 オムロン株式会社 照明制御装置及び故障検出装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5970193A (ja) * 1982-10-13 1984-04-20 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 幅変調パルスによる電動機の制御装置

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