JPH07230229A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH07230229A JPH07230229A JP6021362A JP2136294A JPH07230229A JP H07230229 A JPH07230229 A JP H07230229A JP 6021362 A JP6021362 A JP 6021362A JP 2136294 A JP2136294 A JP 2136294A JP H07230229 A JPH07230229 A JP H07230229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- roller
- fixing roller
- cleaning
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着ローラへのトナーのオフセットを防止す
るとともに定着ローラの劣化を早めることのない定着装
置を提供する。 【構成】 定着ロ−ラ１の側方に、揺動自在に設けられ
た支持アーム５の先端にクリーニングローラ３を回転自
在に取り付ける。支持アーム５はスプリング８に吊ら
れ、また、支持アーム５にソレノイド４が連結されてい
る。単独コピーのときの定着時には、各コピー毎（各定
着毎）にソレノイド４に通電してクリーニングローラ３
を定着ロ−ラ１に接触させる。また、連続コピーのとき
の定着時には、その最終コピーの定着時にソレノイド４
に通電してクリーニングローラ３を定着ロ−ラ１に接触
させる。そして、定着装置の待機時にはソレノイド４へ
の通電を解除してクリーニングローラ３を定着ロ−ラ１
から離間させる。
るとともに定着ローラの劣化を早めることのない定着装
置を提供する。 【構成】 定着ロ−ラ１の側方に、揺動自在に設けられ
た支持アーム５の先端にクリーニングローラ３を回転自
在に取り付ける。支持アーム５はスプリング８に吊ら
れ、また、支持アーム５にソレノイド４が連結されてい
る。単独コピーのときの定着時には、各コピー毎（各定
着毎）にソレノイド４に通電してクリーニングローラ３
を定着ロ−ラ１に接触させる。また、連続コピーのとき
の定着時には、その最終コピーの定着時にソレノイド４
に通電してクリーニングローラ３を定着ロ−ラ１に接触
させる。そして、定着装置の待機時にはソレノイド４へ
の通電を解除してクリーニングローラ３を定着ロ−ラ１
から離間させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に装着され未定着画像を定
着する定着装置に関し、さらに詳しくいえばクリーニン
グ機構を備えた定着装置に関するものである。
ァクシミリ等の画像形成装置に装着され未定着画像を定
着する定着装置に関し、さらに詳しくいえばクリーニン
グ機構を備えた定着装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置に装着され、記録紙上に転写された未定着画
像（加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーにより形成され
た画像）を加熱して記録紙に定着させる定着装置は周知
である。一般的な定着装置は、ヒータを内蔵させた定着
ローラ（加熱ローラ）と加圧ローラとを圧接させ、記録
紙が両ローラ間を通過する際に熱と圧力により未定着ト
ナー像の定着を行なっている。しかし、このような定着
装置においては、記録紙から定着ローラにトナーが転移
するオフセット現象が生じるという問題があった。その
ため、定着ローラ表面を清掃するためのクリーニング機
構を備えた定着装置がある。
像形成装置に装着され、記録紙上に転写された未定着画
像（加熱溶融性の樹脂等よりなるトナーにより形成され
た画像）を加熱して記録紙に定着させる定着装置は周知
である。一般的な定着装置は、ヒータを内蔵させた定着
ローラ（加熱ローラ）と加圧ローラとを圧接させ、記録
紙が両ローラ間を通過する際に熱と圧力により未定着ト
ナー像の定着を行なっている。しかし、このような定着
装置においては、記録紙から定着ローラにトナーが転移
するオフセット現象が生じるという問題があった。その
ため、定着ローラ表面を清掃するためのクリーニング機
構を備えた定着装置がある。
【０００３】従来のクリーニング機構を備えた定着装置
は、定着ローラ表面を清掃するためのクリーニング手段
が常にローラと接した状態にあり、ローラ表面が摩耗す
るために、定着ローラの劣化が早められていた。これを
解決するため、クリーニング手段を定着ローラから接離
可能に設け、通常時はクリーニング手段を定着ローラか
ら離間させておき、所定枚数の定着毎（画像形成装置に
おける所定枚数の画像形成毎）にクリーニング手段を定
着ローラに圧接させるようにした定着装置が提案されて
いる。
は、定着ローラ表面を清掃するためのクリーニング手段
が常にローラと接した状態にあり、ローラ表面が摩耗す
るために、定着ローラの劣化が早められていた。これを
解決するため、クリーニング手段を定着ローラから接離
可能に設け、通常時はクリーニング手段を定着ローラか
ら離間させておき、所定枚数の定着毎（画像形成装置に
おける所定枚数の画像形成毎）にクリーニング手段を定
着ローラに圧接させるようにした定着装置が提案されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所定枚
数の定着毎にクリーニング手段を定着ローラに圧接させ
るようにした場合には、定着装置が定着動作を行なった
ときに、その定着動作が所定枚数目の定着動作でなかっ
た場合にはローラ表面の清掃が行なわれないことにな
る。従って、定着動作終了後にトナーが定着ローラ表面
に付着したまま待機状態となり、ローラ表面にトナーが
固着する恐れがある。
数の定着毎にクリーニング手段を定着ローラに圧接させ
るようにした場合には、定着装置が定着動作を行なった
ときに、その定着動作が所定枚数目の定着動作でなかっ
た場合にはローラ表面の清掃が行なわれないことにな
る。従って、定着動作終了後にトナーが定着ローラ表面
に付着したまま待機状態となり、ローラ表面にトナーが
固着する恐れがある。
【０００５】本発明は、従来の接離可能なクリーニング
機構を備えた定着装置における、トナーが定着ローラ表
面に付着したまま待機状態となり、ローラ表面にトナー
が固着する恐れがあるという問題を解決し、定着ローラ
へのトナーのオフセットを防止するとともに定着ローラ
の劣化を早めることのない定着装置を提供することを課
題とする。
機構を備えた定着装置における、トナーが定着ローラ表
面に付着したまま待機状態となり、ローラ表面にトナー
が固着する恐れがあるという問題を解決し、定着ローラ
へのトナーのオフセットを防止するとともに定着ローラ
の劣化を早めることのない定着装置を提供することを課
題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、熱源により加熱される定着ロ−ラと、該定着ロ−
ラに圧接される加圧ロ−ラとを有し、両ローラ間を通過
する記録紙上に転写された未定着トナー像を定着させる
定着装置であって、前記両ローラのうち少なくとも前記
定着ロ−ラにローラ表面を清掃するクリーニング機構が
備えられ、該クリーニング機構が前記ローラ表面に接離
可能に設けられた定着装置において、待機時にローラ表
面から離間した位置にある前記クリーニング機構を、連
続通紙の定着動作時にはその最終通紙の定着動作時のみ
前記ローラ表面に圧接させ、また、単独通紙の定着動作
時には各定着動作毎に前記ローラ表面に圧接させること
により解決される。
より、熱源により加熱される定着ロ−ラと、該定着ロ−
ラに圧接される加圧ロ−ラとを有し、両ローラ間を通過
する記録紙上に転写された未定着トナー像を定着させる
定着装置であって、前記両ローラのうち少なくとも前記
定着ロ−ラにローラ表面を清掃するクリーニング機構が
備えられ、該クリーニング機構が前記ローラ表面に接離
可能に設けられた定着装置において、待機時にローラ表
面から離間した位置にある前記クリーニング機構を、連
続通紙の定着動作時にはその最終通紙の定着動作時のみ
前記ローラ表面に圧接させ、また、単独通紙の定着動作
時には各定着動作毎に前記ローラ表面に圧接させること
により解決される。
【０００７】
【作用】ローラ表面に接離可能に設けられ待機時はロー
ラ表面から離間した位置にあるクリーニング機構を、連
続して通紙される紙に対する定着動作のときにはその最
終の紙に対する定着動作の時にのみローラ表面に圧接さ
せる。また、そのクリーニング機構を、単発的な通紙に
対する定着動作のときには各定着動作毎にローラ表面に
圧接させて、ローラ表面の清掃を行なう。
ラ表面から離間した位置にあるクリーニング機構を、連
続して通紙される紙に対する定着動作のときにはその最
終の紙に対する定着動作の時にのみローラ表面に圧接さ
せる。また、そのクリーニング機構を、単発的な通紙に
対する定着動作のときには各定着動作毎にローラ表面に
圧接させて、ローラ表面の清掃を行なう。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を複写機の定着装置を
例にとって説明する。
例にとって説明する。
【０００９】図１は、本発明の一実施例を示す側面図で
ある。この図において、定着ローラ（加熱ローラ）１に
加圧ローラ２が圧接されている。定着ロ−ラ１はその内
部に図示しないヒータを内蔵しており、複写機本体（図
示せず）に回転自在に支持され不図示の駆動手段により
回転駆動される。この定着ロ−ラ１に圧接された加圧ロ
−ラ２も複写機本体に回転自在に支持され、定着ロ−ラ
１の回転に従って従動回転する。定着動作実行時、内蔵
したヒータにより加熱された定着ロ−ラ１は加圧ロ−ラ
２とともに記録紙６を挟持して搬送し、記録紙上の未定
着トナー像を加熱定着する。
ある。この図において、定着ローラ（加熱ローラ）１に
加圧ローラ２が圧接されている。定着ロ−ラ１はその内
部に図示しないヒータを内蔵しており、複写機本体（図
示せず）に回転自在に支持され不図示の駆動手段により
回転駆動される。この定着ロ−ラ１に圧接された加圧ロ
−ラ２も複写機本体に回転自在に支持され、定着ロ−ラ
１の回転に従って従動回転する。定着動作実行時、内蔵
したヒータにより加熱された定着ロ−ラ１は加圧ロ−ラ
２とともに記録紙６を挟持して搬送し、記録紙上の未定
着トナー像を加熱定着する。
【００１０】定着ロ−ラ１の側方には、クリーニングロ
ーラ支持アーム５がその一端を軸７により複写機本体に
枢着支持され回動可能となっている。支持アーム５の先
端にはクリーニングローラ３が回転自在に取り付けられ
ている。そして、支持アーム５の先端よりやや中央寄り
の位置にスプリング８の下端が係止され、スプリング８
の上端は複写機本体に固定されている。また、支持アー
ム５の下方にソレノイド４が設置されており、ソレノイ
ド４の可動アーム４ａの先端が支持アーム５の中央付近
に枢着されている。ソレノイド４が通電されていないと
き、スプリング８に吊られたクリーニングローラ３は定
着ロ−ラ１から離間した位置にあり、ソレノイド４に通
電されて可動アーム４ａがソレノイド４ないに引き込ま
れると、クリーニングローラ３は定着ロ−ラ１に接触す
る。
ーラ支持アーム５がその一端を軸７により複写機本体に
枢着支持され回動可能となっている。支持アーム５の先
端にはクリーニングローラ３が回転自在に取り付けられ
ている。そして、支持アーム５の先端よりやや中央寄り
の位置にスプリング８の下端が係止され、スプリング８
の上端は複写機本体に固定されている。また、支持アー
ム５の下方にソレノイド４が設置されており、ソレノイ
ド４の可動アーム４ａの先端が支持アーム５の中央付近
に枢着されている。ソレノイド４が通電されていないと
き、スプリング８に吊られたクリーニングローラ３は定
着ロ−ラ１から離間した位置にあり、ソレノイド４に通
電されて可動アーム４ａがソレノイド４ないに引き込ま
れると、クリーニングローラ３は定着ロ−ラ１に接触す
る。
【００１１】ところで、通常時（待機時）に定着ロ−ラ
１から離間した位置にあるクリーニングローラ３が、複
写機がコピーを開始して定着動作により定着ロ−ラ１が
汚れるときにのみ定着ロ−ラ１に接触して、定着ロ−ラ
１の表面の清掃が行なわれるようになっていると都合が
よい。
１から離間した位置にあるクリーニングローラ３が、複
写機がコピーを開始して定着動作により定着ロ−ラ１が
汚れるときにのみ定着ロ−ラ１に接触して、定着ロ−ラ
１の表面の清掃が行なわれるようになっていると都合が
よい。
【００１２】しかし、複写機が連続コピーを行なってい
るときには、定着装置に記録紙が次々と送られてくるた
めに、その記録紙により定着ローラ表面の汚れが持ち去
られること及び定着ローラが回転していることから、記
録紙上のトナーが定着ローラに移動するオフセットは発
生しにくく、定着ローラ表面へのトナーの固着は少な
い。そして、連続コピーの最後の定着動作においては、
次の記録紙が搬送されてこないために定着ローラ表面に
汚れが残ってしまう。そこで本実施例の定着装置におい
ては、連続コピーにおける最終枚の定着動作の時に、定
着ローラが停止する前にクリーニングローラ３を定着ロ
−ラ１に接触させて、定着ロ−ラ１表面の汚れを取るよ
うにしている。
るときには、定着装置に記録紙が次々と送られてくるた
めに、その記録紙により定着ローラ表面の汚れが持ち去
られること及び定着ローラが回転していることから、記
録紙上のトナーが定着ローラに移動するオフセットは発
生しにくく、定着ローラ表面へのトナーの固着は少な
い。そして、連続コピーの最後の定着動作においては、
次の記録紙が搬送されてこないために定着ローラ表面に
汚れが残ってしまう。そこで本実施例の定着装置におい
ては、連続コピーにおける最終枚の定着動作の時に、定
着ローラが停止する前にクリーニングローラ３を定着ロ
−ラ１に接触させて、定着ロ−ラ１表面の汚れを取るよ
うにしている。
【００１３】また、連続コピーではなく、１枚毎のコピ
ーすなわち単独コピーの場合には、各コピーによる定着
動作が連続コピーの最後の定着動作に相当するため、定
着ローラ表面に汚れが残ってしまう。そこで本実施例の
定着装置においては、単独コピーにおける定着動作の時
に、定着ローラが停止する前にクリーニングローラ３を
定着ロ−ラ１に接触させて、定着ロ−ラ１表面の汚れを
取るようにしている。
ーすなわち単独コピーの場合には、各コピーによる定着
動作が連続コピーの最後の定着動作に相当するため、定
着ローラ表面に汚れが残ってしまう。そこで本実施例の
定着装置においては、単独コピーにおける定着動作の時
に、定着ローラが停止する前にクリーニングローラ３を
定着ロ−ラ１に接触させて、定着ロ−ラ１表面の汚れを
取るようにしている。
【００１４】以下、単独コピー及び連続コピーにおける
定着ローラ１の表面の清掃について説明する。
定着ローラ１の表面の清掃について説明する。
【００１５】まず、単独コピーの場合、複写機本体にお
いてコピー枚数１枚が設定指示されているので、そのコ
ピー動作のための給紙が開始されてから一定時間経過後
に、記録紙６が定着ローラ１及び加圧ローラ２間を通過
するタイミングで複写機の制御手段（図示せず）からソ
レノイド４を作動させるための信号が出力され、ソレノ
イド４が通電される。なお、ソレノイド４に通電するタ
イミングは、複写機のレジストローラ（図示せず）が記
録紙を送出してから一定時間経過後としてもよい。ソレ
ノイド４に通電が行なわれると可動アーム４ａがソレノ
イド内に引き込まれ、支持アーム５を軸７を支点として
図中時計回りに回動させる。その結果、支持アーム５の
先端に取り付けられたクリーニングローラ３が定着ロー
ラ１に接触し、定着ローラ１の回転と共に定着ローラ１
表面の清掃が行われる。そして、さらに所定時間経過後
に、定着動作が終了して定着ローラ１の回転が終了する
タイミングで複写機の制御手段からソレノイド４の作動
解除信号が出力され、ソレノイド４への通電が停止され
る。ソレノイド４への通電が停止されると、支持アーム
５に取り付けられたスプリング８により支持アーム５は
図中反時計回りに回動し、クリーニングローラ３が定着
ローラ１から離間する。
いてコピー枚数１枚が設定指示されているので、そのコ
ピー動作のための給紙が開始されてから一定時間経過後
に、記録紙６が定着ローラ１及び加圧ローラ２間を通過
するタイミングで複写機の制御手段（図示せず）からソ
レノイド４を作動させるための信号が出力され、ソレノ
イド４が通電される。なお、ソレノイド４に通電するタ
イミングは、複写機のレジストローラ（図示せず）が記
録紙を送出してから一定時間経過後としてもよい。ソレ
ノイド４に通電が行なわれると可動アーム４ａがソレノ
イド内に引き込まれ、支持アーム５を軸７を支点として
図中時計回りに回動させる。その結果、支持アーム５の
先端に取り付けられたクリーニングローラ３が定着ロー
ラ１に接触し、定着ローラ１の回転と共に定着ローラ１
表面の清掃が行われる。そして、さらに所定時間経過後
に、定着動作が終了して定着ローラ１の回転が終了する
タイミングで複写機の制御手段からソレノイド４の作動
解除信号が出力され、ソレノイド４への通電が停止され
る。ソレノイド４への通電が停止されると、支持アーム
５に取り付けられたスプリング８により支持アーム５は
図中反時計回りに回動し、クリーニングローラ３が定着
ローラ１から離間する。
【００１６】次に、連続コピーの場合、複写機本体にお
いてコピー枚数ｎ枚が設定指示されているので、ｎ枚目
のコピー動作のための給紙が開始されてから一定時間経
過後にソレノイド４を作動させるための信号が出力され
る。もちろん、連続コピー時においても、複写機のレジ
ストローラが記録紙を送出してから一定時間経過後にソ
レノイド４に通電してもよい。これ以後、単独コピーの
場合と同様の動作により定着ローラ１表面の清掃が行わ
れる。
いてコピー枚数ｎ枚が設定指示されているので、ｎ枚目
のコピー動作のための給紙が開始されてから一定時間経
過後にソレノイド４を作動させるための信号が出力され
る。もちろん、連続コピー時においても、複写機のレジ
ストローラが記録紙を送出してから一定時間経過後にソ
レノイド４に通電してもよい。これ以後、単独コピーの
場合と同様の動作により定着ローラ１表面の清掃が行わ
れる。
【００１７】ところで、複写機に自動原稿給紙装置（以
下、ＡＤＦという）がセットされている場合で、複数枚
の原稿をＡＤＦを使用してコピーする際には、各原稿に
対するコピー枚数が１枚であっても、コピー動作は連続
して行われる。このような場合、ＡＤＦにより給送すべ
き原稿が終了したときは、そのことが複写機により判断
されるので、原稿終了の信号を受けて連続コピーの最終
コピーを判断してやれば、上記、通常の連続コピーと同
様に定着ローラ１表面の清掃を行なうことが出来る。
下、ＡＤＦという）がセットされている場合で、複数枚
の原稿をＡＤＦを使用してコピーする際には、各原稿に
対するコピー枚数が１枚であっても、コピー動作は連続
して行われる。このような場合、ＡＤＦにより給送すべ
き原稿が終了したときは、そのことが複写機により判断
されるので、原稿終了の信号を受けて連続コピーの最終
コピーを判断してやれば、上記、通常の連続コピーと同
様に定着ローラ１表面の清掃を行なうことが出来る。
【００１８】なお、上記実施例では、定着ロ−ラ１を清
掃するためのクリーニング機構のみ設けているが、同様
の機構を加圧ローラ２に対して設けてやれば、複写機に
よる両面コピー等において、裏側の定着動作時に、表側
の一度定着したトナー像が再度加熱されることにより定
着トナーが剥がれて加圧ロ−ラに付着した場合でも、加
圧ロ−ラの清掃を行なうことが出来る。
掃するためのクリーニング機構のみ設けているが、同様
の機構を加圧ローラ２に対して設けてやれば、複写機に
よる両面コピー等において、裏側の定着動作時に、表側
の一度定着したトナー像が再度加熱されることにより定
着トナーが剥がれて加圧ロ−ラに付着した場合でも、加
圧ロ−ラの清掃を行なうことが出来る。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定着装置
によれば、単独通紙の定着を行なうときには各定着動作
毎に、また、連続通紙の定着の場合にはその最終通紙の
定着動作のときに定着ローラ表面の清掃が行なわれ、し
かも、清掃時以外はクリーニングローラが定着ローラか
ら離間しているので、定着ローラへのトナーのオフセッ
トを防止するとともに定着ローラの劣化を早めることが
ない。
によれば、単独通紙の定着を行なうときには各定着動作
毎に、また、連続通紙の定着の場合にはその最終通紙の
定着動作のときに定着ローラ表面の清掃が行なわれ、し
かも、清掃時以外はクリーニングローラが定着ローラか
ら離間しているので、定着ローラへのトナーのオフセッ
トを防止するとともに定着ローラの劣化を早めることが
ない。
【図１】図１は、本発明の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
１ 定着ロ−ラ ２ 加圧ロ−ラ ３ クリーニングローラ ４ ソレノイド ５ 支持アーム ６ 記録紙 ８ スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 熱源により加熱される定着ロ−ラと、該
定着ロ−ラに圧接される加圧ロ−ラとを有し、両ローラ
間を通過する記録紙上に転写された未定着トナー像を定
着させる定着装置であって、前記両ローラのうち少なく
とも前記定着ロ−ラにローラ表面を清掃するクリーニン
グ機構が備えられ、該クリーニング機構が前記ローラ表
面に接離可能に設けられた定着装置において、待機時に
ローラ表面から離間した位置にある前記クリーニング機
構を、連続通紙の定着動作時にはその最終通紙の定着動
作時のみ前記ローラ表面に圧接させ、また、単独通紙の
定着動作時には各定着動作毎に前記ローラ表面に圧接さ
せることを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021362A JPH07230229A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021362A JPH07230229A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07230229A true JPH07230229A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12052989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6021362A Pending JPH07230229A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07230229A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002091220A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
| CN100432858C (zh) * | 2004-08-09 | 2008-11-12 | 夏普株式会社 | 定影装置及具备该定影装置的图像形成装置 |
| JP2015011184A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
| US10852671B2 (en) | 2018-11-15 | 2020-12-01 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device including a cleaner to clean a surface of a cleaning target and image forming apparatus incorporating same |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6021362A patent/JPH07230229A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002091220A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
| CN100432858C (zh) * | 2004-08-09 | 2008-11-12 | 夏普株式会社 | 定影装置及具备该定影装置的图像形成装置 |
| US7610005B2 (en) * | 2004-08-09 | 2009-10-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus and image forming apparatus having the same, including a propinquity/separation mechanism for moving a fixing roller cleaner in relation to fixing rollers |
| JP2015011184A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
| US10852671B2 (en) | 2018-11-15 | 2020-12-01 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device including a cleaner to clean a surface of a cleaning target and image forming apparatus incorporating same |
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