JPH07229772A - フルイディック流量計 - Google Patents

フルイディック流量計

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JPH07229772A
JPH07229772A JP1966194A JP1966194A JPH07229772A JP H07229772 A JPH07229772 A JP H07229772A JP 1966194 A JP1966194 A JP 1966194A JP 1966194 A JP1966194 A JP 1966194A JP H07229772 A JPH07229772 A JP H07229772A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノズルの幅をできるだけ小さくして、ノズル
のアスペクト比を大きくし、拡大流路部内でのガスの噴
流に二次元的流れを発生させて、噴流の動圧と静圧との
差圧を大きくすることにより、流量検出機構に得られる
信号を大きくして、より精度の高いフルイディック流量
計を提供する。 【構成】 フルイディック本体23の内部に形成された
滞留空間部31とガスの流量を計測する拡大流路部33
との間を連通させるノズル32を設け、このノズル32
の流路を所定の幅と高さと長さとに形成し、さらにノズ
ル32が滞留空間31と連通する入口部に円弧状の曲線
を形成したフルイディック流量計20であって、流路の
幅寸法を3.0mm未満とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴出ノズルから流路
内に噴出した噴流の流体の振動現象に基づき、流体の流
量を測定するフルイディック流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフルイディック流量計としては、
図9に示すようなものが知られている。図中符号1はフ
ルイディック流量計であり、フルイディック本体2の開
口部3には、異常時にこの開口部3を遮断してガスの供
給を停止する遮断弁4が取付られる一方、流路3の下流
側には流量計測部5が設けられている。遮断弁4の先端
部分には開口部3に面してガス導入口6が形成されてい
るが、このガス導入口6はガスメータのガス流入口7に
対して直角に配置されている。フルイディック本体2の
内部には、開口部3をガスの流入口とする滞留空間8が
形成されており、この滞留空間8は流量計測部5のノズ
ル9に連通されている。
【0003】流量計測部5は、いわゆる流体振動形流量
計と呼ばれるものであり、ノズル9の下流側に設けられ
た拡大流路部10と、拡大流路部10内に配置されるタ
ーゲット11と、拡大流路部10の入り口付近に設けら
れた一対の圧力若しくは流量検出機構12とを主な構成
要素とし、拡大流路部10の後流側にはガス流出口13
が形成されている。
【0004】このフルイディック流量計1は、ガス流入
口7から流入したガスがガス導入口6を経て滞留空間8
内へ流入した後、ノズル9を経て拡大流路部10内へ流
入するが、ガスが狭いノズル9から拡大流路部10内へ
噴出する際に、ガスの噴流が直進することなく、歪めら
れてターゲット11の側部を迂回して流れることとな
る。その際、噴流主流の一部が分岐して側壁部を逆流す
るいわゆる帰還流となるが、この帰還流は左右交互に発
生する。帰還流は、ノズル9の拡大流路部10への開口
部付近にて、噴流主流に対して直交する方向に流体エネ
ルギを付与し、制御流としての役割を果たすこととな
り、これによってノズル9から噴出する噴流がターゲッ
ト11の両側面を左右交互に流れる現象が発生する。こ
の左右交互に流れる噴流の流れ現象により生じる圧力の
変化を、一対の圧力もしくは流量検出機構12により検
出し、この流体の流れが切り替わる振動周波数を計測す
ることにより流量を計測するようにしたものである。こ
こで、ターゲット11は流体振動を誘起する作用を有す
るものである。
【0005】上記流体の振動周波数は、ノズル9の幅が
大きくなる程、そこから噴出する流体の噴流速度が小さ
くなって、その結果小さくなる一方、ノズル9の流路幅
Wが小さくなる程そこから噴出する噴流速度が大きくな
って、その結果大きくなる。
【0006】また、このフルイディック流量計1の拡大
流路部10では、ノズル9より噴出された噴流が、二次
元的流れであることが要求されるが、ノズル9の幅Wが
小さい程、ノズル9の流路の高さH(図示せず)や、長
さLnに対するアスペクト比が大きくなり、二次的流れ
となる。即ち、ノズル9の幅が狭くなるに従って噴流の
速度も早くなるが、拡大流路部10内での噴流の流速が
早い程、噴流の動圧が大きくなる一方、静圧が小さくな
り、流体振動により得られる流量検出機構12に現れる
噴流の差圧が大きくなり、その結果、得られる信号が大
きくなり、より精度の良い計測が行われる。
【0007】そして、このフルイディック流量計1は、
主にガスの元圧が180〜240mmH2 Oの都市ガス
用として使用されており、このガスの元圧に最適なノズ
ル9の幅が設定されたものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
フルイディック流量計にあっては、ガスの元圧が小さな
都市ガスの計測に最適なものとして作られているため、
ノズルの幅Wを小さくすると流量が制限されることか
ら、ノズルの幅がW=3.2mmと比較的大きな寸法と
なっており、拡大流路部内での噴流が三次元的な流れと
なり易いという問題があった。
【0009】そのため、このフルイディック流量計を、
LPG等のようにガスの元圧が7000〜156000
mmH2 Oと高い流体の流量を計測しようとする場合に
は、本来ノズル幅Wを3.2mmより小さくして噴流速
度を増し、動圧と静圧との差圧を大きくすることができ
る。従来のノズル幅W=3.2mmのままで使用する
と、ノズルから噴出するガスの噴流速度がそれ程増大せ
ず、従って拡大流路部内での噴流が二次元流となり難
く、噴流の動圧と静圧との差圧が少ないまま使用される
こととなり、精度の低いものとなる。
【0010】この発明は、上述した問題を解消すべくな
されたものであり、ノズルの幅をできるだけ小さくし
て、ノズルのアスペクト比を大きくすることにより、拡
大流路部内のガスの噴流速度を増大させて二次元的流れ
を発生させ、噴流の動圧と静圧との差圧を大きくし、そ
の結果、流量検出機構で得られる信号を大きくして、よ
り精度の高いフルイディック流量計を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のフルイディック流量計は、フルイデ
ィック本体の内部に形成された滞留空間部とガスの流量
を計測する拡大流路部の間を連通させるノズルを設け、
このノズルの流路を所定の幅と高さと長さとに形成し、
さらに前記ノズルが前記滞留空間と連通する入口部に円
弧状の曲線を形成したフルイディック流量計であって、
前記流路の幅寸法を3.0mm未満としたことを特徴と
している。
【0012】請求項2記載のフルイディック流量計は、
ノズル入口部の円弧半径をRn、ノズルの流路幅をW、
ノズルの流路高さをH、ノズルの流路長さをLnとした
場合に、前記W,Rn,H,Lnの間にRn/W=1.
66〜2,5、H/W=2.5〜3.75、Ln/W=
5〜7.5の関係があることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明のフルイディック流量計では、ノズル幅
を狭く設定するため、ノズル内を同一流量のガスが流れ
る場合には、ガスの流速が早くなり拡大流路部内でのガ
スの流れが二次元流となる。よって、噴流の動圧は大き
くかつ静圧は小さくなり、流量検出機構に現れる圧力の
差が大きくなり、圧力に起因する信号が大きくなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明のフルイディ
ック流量計の実施例について説明する。図1から図4
は、この発明の一実施例のフルイディック流量計を示す
図である。図中符号20はフルイディック流量計を示
し、このフルイディック流量計20の上流には流路が円
形断面で流体の速度分布が三次元となる流体供給路21
が設けられており、この流体供給路21とフルイディッ
ク流量計20との間には流体供給路21から供給される
流体の流れを二次元的な流に変えてフルイディック流量
計に供給する流体供給アダプタ22が設けられている。
【0015】フルイディック流量計20は、図3、図4
に示すように、フルイディック本体23と、このフルイ
ディック本体23の内部に配設されるノズル部材24と
から主に構成されている。フルイディック本体23は矩
形状に形成されており、アルミ板に外枠部25及びター
ゲット26を残して溝部27を形成したものであり、外
枠部25の流体供給アダプタ22が接続される側(上流
側)には、ガス導入口28が形成されている一方、下流
側にはガス流出口29が形成されている。ガス導入口2
8及びガス流出口29は、断面矩形に形成されて外枠部
の中央に配置されている。
【0016】フルイディック本体23の内部には、左右
対称なノズル部材24が固定され、さらに上部にフルイ
ディック本体の蓋(図示せず)が取り付けられることに
より滞留空間31、ノズル32、拡大流路部33が形成
される。ノズル部材24には、ノズル取付穴34とカバ
ー取付穴35とが形成され、図示しないネジをこれらの
取付穴に螺合させることによりノズル部材24をフルイ
ディック本体23の内部に固定する。ノズル32の下流
側には、ノズルと連通するように拡大流路部33が形成
され、この拡大流路部33の入り口部付近には一対の圧
力検出機構37が設けられ、さらに拡大流路部33の中
央部には、ノズル32の中心軸線の延長線上にターゲッ
ト26が位置しており、このターゲット26の後流側に
は上記拡大流路部33の後流部より狭い流路幅を有し、
かつガス流出口29に連なる絞り流路部38が形成され
ている。
【0017】さらに、ノズル32は、上流側に円弧半径
Rn=5mmの曲線を有する入口部40が形成され、こ
の入口部40から連なる流路41は、幅W=3.0mm
未満、高さH=7.5mm、長さLn=15mmの矩形
断面を有している。この流路41の下流端部に形成され
たノズル噴出面32eには拡大流路部33が連なってお
り、拡大流路部33はノズル32の中心軸線に対して対
称に形成されると共に、急激に拡大された内壁面を有し
ており、また拡大流路部33の流路中央部には、上記タ
ーゲット26が位置している。
【0018】流体供給路21は、断面円形のパイプであ
り末端にはハニカム構造の整流器(図示せず)が取り付
けてある。流体供給アダプタ22は、矩形の箱状に形成
された蓄気室22aと、蓄気室22aを上流側の流体供
給路21に接続するための円筒部材22bとから構成さ
れ、蓄気室22aの下流側がフルイディック本体23の
上流側の外枠部に接続されており、蓄気室22aの流路
がフルイディック本体23内部のガス導入口28に連通
するようになっている。
【0019】上記のように構成された、フルイディック
流量計20によれば、流体供給路21から供給されたガ
スが、流体供給アダプタ22の円筒部材22bを経て蓄
気室22aに流入する。蓄気室22aに流入したガスは
蓄気室内の流路を経て、フルイディック本体の滞留空間
31内へ流入する。滞留空間31の内部に流入したガス
は、滞留空間31の内部で中央に向かって流れ、中央部
において合流した後、ノズル32の内部へ流入するが、
中央部において合流したガスは、ほぼ完全な二次元的流
れとなってノズル32の入口部40から流路41内へ流
入することとななる。即ち、二方向から流入するガスが
互いに押し合いながらノズル32の流路41内へ流入す
るため、速度分布が溝の高さ方向に対して均一、即ち二
次元的となる。
【0020】特に、この実施例においては、ノズル32
の流路幅Wが3.0mm未満と小さく形成されているた
め、LPG等のガスの様に、元圧が比較的高い流体に使
用する場合には、ノズル32に流入したガスは、狭い流
路41を経た後にノズル噴出端面32eから拡大流路部
33内へ勢い良く噴出して、二次元流を発生させる。そ
して、拡大流路部33内へ噴出したガスの噴流は、ター
ゲット26に衝突することによって直進することなく、
拡大流路部33内の一方の側壁に押し寄せられる。その
際、噴流主流の一部が分岐して内壁部を逆流するいわゆ
る帰還流となる。帰還流は、左右交互に発生するが、ノ
ズル32の拡大流路部33の開口部付近にて、噴流主流
に対して直交する方向に流体エネルギを付与し、制御流
としての役割を果たすこととなり、これによってノズル
32から噴出する噴流がターゲット26の両側面を左右
交互に流れる現象が発生する。
【0021】この左右交互に流れる噴流の流れ現象によ
り生じる圧力の変化を、一対の圧力検出機構37により
検出し、この流体の流れが切り替わる流体振動周波数を
計測することにより流量を計測するが、この実施例の場
合には、噴流の流速が早いため、噴流が二次元流とな
り、噴流の動圧と静圧との差圧が従来のものと比べて大
きくなり、その結果、流体の流量検出機構37の圧力差
に起因する信号が大きくなり、精度の良い計測を行うこ
とができる。
【0022】なお、本実施例のフルイディック流量計2
0では、ノズル32の入口部40の円弧半径Rn、流路
幅W、流路高さH、流路長さLnがRn/W=1.66
〜2.5、H/W=2.5〜3.75、Ln/W=5〜
7.5のアスペクト比の関係を有していれば良く、この
アスペクト比の範囲内での各部位の寸法を適宜変更する
ことは任意である。
【0023】以下に、本発明を、発明者等が行った実験
結果に基づいて説明する。本願の発明者は、上述したノ
ズルのアスペクト比の範囲において、下記のような測定
を行った。
【0024】(実験例)この実施例のフルイディック流
量計20のノズルの流路幅Wと、器差曲線の関係を、図
5から図8の実験データに基づいて説明する。この実施
例のフルイディック流量計20では、推算流量Qcal
[m/h]と、実際の流量Q[m/h]との誤差をE
[%]とした場合に、これらの間には、つぎの関係式が
成立する。
【0025】E={(Qcal −Q)/Qcal }×100 このようにして、計算したEの値を器差と呼んでいる。
さらに、実流量Qと最大流量Qmax との比をQ/Qmax
とし、これと上記器差との関係を示す特性曲線を器差曲
線とした場合、この実験例のフルイディック流量計の器
差Eは、0.05≦Q/Qmax ≦0.2の範囲で−2.
5%≦E≦2.5%の検定公差の範囲に入り、0.2≦
Q/Qmax ≦1.0の範囲で−1.5%≦E≦1.5%
の検定公差の範囲に入ることが必要である。さらに、具
体的にQmax を4m3 /hとした場合には、フルイディ
ック流量計の器差Eは、0.2≦Q≦0.8の範囲で−
2.5%≦E≦2.5%の検定公差の範囲に入り、0.
8≦Q≦4の範囲で−1.5%≦E≦1.5%の検定公
差の範囲に入ることが必要である。
【0026】図5から図8は、ノズル32の入口部円弧
半径Rn=5mm、流路長さLn=15mm、流路高さ
H=7.5mmとした時に、流路幅Wを3.0mm、
2.5mm、2.0mm、1.5mmと4段階に変化さ
せた場合の器差曲線である。なお、ノズル32の噴出端
面32eからターゲット26の凹部最深部までの距離を
噴流長さLjとした場合に、図5における噴流長さLj
=15mm、図6,7における噴流長さLj=14m
m、図8における噴流長さLj=13mmとした。
【0027】上記実験結果から分かるように、図5にお
けるアスペクト比はLn/W=10、H/W=5、Rn
/W=1.33となり、上述した実施例のアスペクト比
の範囲から外れており、したがってこの実験値の器差曲
線も検定公差の範囲から外れていることが分かる一方、
図6,7,8におけるアスペクト比は上述した本実施例
のアスペクト比の範囲内に入っており、したがって、
0.3≦Q/Qmax ≦1.0における器差Eの値が一定
値を示し、他のノズル幅に比べて格段の違いが認められ
る。またノズル32の流路幅は、2.0≦W≦3.0の
範囲内において、器差曲線が検定公差の範囲内に治まる
が、ノズルの流路幅W=2.5mmにしたときが最適な
器差曲線を得ることができる。
【0028】したがって、この実施例のフルイディック
流量計は、Rn/W=1.66〜2.5、H/W=2.
5〜3.75、Ln/W=0〜8のアスペクト比の範囲
内において、ノズルの流路幅Wを3.0mm未満とする
ことにより、拡大流路部33内のガスの噴流に二次元的
な流れを発生させ、器差曲線を検定公差の範囲内に収め
ることができ、格段の精度を向上させることができるも
のとなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のフルイ
ディック流量計によれば、ノズル幅を3.0mm未満と
狭く設定するため、ガスの元圧が比較的高い場合には、
ガスの噴流の速度が早くなり拡大流路部内でのガスの噴
流に二次元流が発生し易くなり、噴流の動圧は大きくか
つ静圧は小さくなり、流量検出機構に現れる圧力の差が
大きくなり、圧力に起因する信号が大きくなり、流量計
の精度を向上させることができる。
【0030】請求項2記載のフルイディック流量計は、
W,Rn,H,Lnの間に、Rn/W=1.66〜2.
5、H/W=2.5、Ln/w=5〜7.5のアスペク
ト比の関係が規定されているため、器差曲線が検定公差
の範囲内に納まり、さらに精度の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
全体説明斜視図である。
【図2】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
全体説明平面図である。
【図3】この発明の一実施例のフルイディック本体の内
部にノズル部材が配設された状態の平面図である。
【図4】この発明の一実施例のフルイディック本体内に
設置されるノズル部材の平面図である。
【図5】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
流量と器差曲線の関係の説明図である。
【図6】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
流量と器差曲線の関係の説明図である。
【図7】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
流量と器差曲線の関係の説明図である。
【図8】この発明の一実施例のフルイディック流量計の
流量と器差曲線の関係の説明図である。
【図9】従来のフルイディック流量計の内部を説明する
断面平面図である。
【符号の説明】
20 フルイディック流量計 23 フルイディック本体 31 滞留空間 32 ノズル 33 拡大流路部 40 ノズルの入口部 41 流路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】そのため、このフルイディック流量計を、
LPG等のようにガスの元圧が7000〜156000
mmH2 Oと元圧の高い流体の流量を計測しようとする
場合には、本来ノズル幅Wを3.2mmより小さくして
噴流速度を増し、動圧と静圧との差圧を大きくすること
ができる。従来のノズル幅W=3.2mmのままで使用
すると、ノズルから噴出するガスの噴流速度がそれ程増
大せず、従って拡大流路部内での噴流が二次元流となり
難く、噴流の動圧と静圧との差圧が少ないまま使用され
ることとなり、精度の低いものとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】(実験例)この実施例のフルイディック流
量計20のノズルの流路幅Wと、器差曲線の関係を、図
5から図8の実験データに基づいて説明する。この実施
例のフルイディック流量計20では、推算流量Qcal
[m3 /h]と、実際の流量Q[m3 /h]との誤差を
E[%]とした場合に、これらの間には、つぎの関係式
が成立する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルイディック本体の内部に形成された
    滞留空間部とガスの流量を計測する拡大流路部の間を連
    通させるノズルを設け、このノズルの流路を所定の幅と
    高さと長さとに形成し、さらに前記ノズルが前記滞留空
    間と連通する入口部に円弧状の曲線を形成したフルイデ
    ィック流量計であって、前記流路の幅を3.0mm未満
    としたことを特徴とするフルイディック流量計。
  2. 【請求項2】 前記ノズルの入口部の円弧半径をRn、
    ノズルの流路幅をW、ノズルの流路高さをH、ノズルの
    流路長さをLnとした場合に、 前記W,Rn,H、Lnの間に Rn/W=1.66〜2.5 H/W=2.5〜3.75 Ln/W=5〜7.5 の関係があることを特徴とする請求項1記載のフルイデ
    ィック流量計。
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