JPH07229306A - 鉄筋の結束方法及び結束金具 - Google Patents

鉄筋の結束方法及び結束金具

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JPH07229306A
JPH07229306A JP1941394A JP1941394A JPH07229306A JP H07229306 A JPH07229306 A JP H07229306A JP 1941394 A JP1941394 A JP 1941394A JP 1941394 A JP1941394 A JP 1941394A JP H07229306 A JPH07229306 A JP H07229306A
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JP
Japan
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reinforcing bar
binding
iron wire
shaped
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP1941394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Sasaki
義正 佐々木
Sadao Sasaki
貞雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOUZU CONCRETE KOGYO KK
Fujita Corp
Original Assignee
KOUZU CONCRETE KOGYO KK
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性が改善され、省力化と工期の短縮工費
の節減が図られる鉄筋の結束方法及び同結束方法に使用
される結束金具を提供する。 【構成】 直線状鉄線1に所定間隔毎に、U字型鉄線2
におけるU字片の両脚片2aの先端より、同脚片と直交
して爪片2bを曲成してなる鉄筋結束金具Aを縦鉄筋B
に添接し、同縦鉄筋Bを前記U字片の両脚片2aによっ
て抱着し、同各結束金具における前記U字型鉄線の爪片
によって横鉄筋Cを抱着支持して縦横鉄筋を結束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋コンクリート構築物
における縦横鉄筋の結束方法及び同方法に使用される結
束金具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄筋コンクリート構築物の鉄筋組
立に際しては、縦鉄筋に横鉄筋の位置を割付し、同位置
に横鉄筋を合わせ、0.6mm程度の鉄線で結束し、縦
鉄筋に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、縦鉄筋に横鉄筋を結束するために、縦鉄筋に横鉄筋
の配筋位置を割付けるのに余分な手間と時間を要すると
いう問題点があった。また縦鉄筋と横鉄筋の固定に、
0.6mm程度の鉄線によって結束する必要があり、こ
の鉄線による結束のためには高度の技法が必要であり、
多くの手間がかかるという問題を持っており、また結束
した鉄線が緩み、折角結束固定した鉄筋が乱れ、そのた
めこの鉄筋の乱れを矯正する必要があり手間が余分にか
かるという問題点があった。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、作業性が
改善され、省力化と工期の短縮、工費の節減が図られ、
鉄筋の配筋精度が向上される鉄筋の結束方法、及び結束
金具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る鉄筋の結束方法によれば、直線状鉄線
に所定間隔毎に、U字片の両脚片先端より、同脚片と直
交して爪片を曲成してなるU字型鉄線を固着してなる結
束金具を縦鉄筋に添接し、同各結束金具における前記U
字型鉄線の爪片に横鉄筋を抱着するものである。
【0006】本発明に係る鉄筋の結束金具は、直線状鉄
線に、所定間隔毎にU字片の両側脚片先端を同各脚片と
直角方向に曲成してなる横鉄筋支持用U字型鉄線におけ
る前記U字片の弯曲部を固定して構成されている。
【0007】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
打設コンクリート面上に突出する縦鉄筋位置で、縦鉄線
を同縦鉄線に固定されたU字型鉄線が縦鉄筋を挟み込む
形で配置し、次いで同縦鉄筋に接して横鉄筋を前記U字
型鉄線の両爪片間に挟み込む形で支持し、縦鉄筋に横鉄
筋を固定するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。Aは鉄筋の結束金具で、直線状鉄線1にU字片の両
脚片2aの各先端より、同脚片2aと直角方向に爪片2
bを曲成してなるU字型鉄線2を溶着して構成されてい
る。
【0009】而して打設コンクリート面3上における縦
鉄筋Bの位置で、同縦鉄筋Bを鉄筋結束金具Aにおける
U字型鉄線2の両側片2a部分で挟み込む形で直線状鉄
線1を配設する。次いで前記縦鉄筋Bに接して横鉄筋C
を、前記鉄筋の結束金具AにおけるU字型鉄線における
上向きの両爪片2b部分に挟み込む形で配置する。
【0010】なお前記鉄筋結束金具Aの配置間隔は1m
程度で縦鉄筋間隔に配置される。更に中間間隔2m程度
で縦鉄筋Bの位置に前記鉄筋結束金具Aを上下反対にし
て配設され、各下向きの両爪片2b部分に横鉄筋Cを挟
んで同横鉄筋Cを固定する。また前記鉄筋結束金具Aを
上下反対にして配置するかわりに、正規に配置している
U字型鉄線の両爪片2bを折り曲げ、横鉄筋Cを抱着し
て固定してもよい。
【0011】以上の使い分けは鉄筋配筋の規模によって
区別される。
【0012】
【発明の効果】本発明は直線状鉄線に所定間隔毎に、U
字片の両側脚片先端より、同脚片と直交して爪片を曲成
してなるU字型鉄線を固着して鉄筋結束金具を構成し、
同結束金具を縦鉄筋に添接して同結束金具における前記
U字型鉄線の爪片に横鉄筋を抱着、支持して、縦横鉄筋
を前記鉄筋結束金具を介して縦鉄筋に結束することによ
って、鉄筋コンクリート構築物の横鉄筋の配筋位置の割
付が不要になり、また前記U字型鉄線における爪片を軽
く押し曲げることによって、同爪片に抱持された横鉄筋
を固定することができるため、従来における如き番線に
よる鉄筋の結束作業が不要になり、また結束のための特
殊技術が不必要となる。
【0013】また前記鉄筋結束金具を上下反対にして中
間間隔に配置することにより横鉄筋の固定が強化され、
鉄筋量の多い鉄筋コンクリート構築物における鉄筋の配
筋の乱れをなくすことができる。また本発明に係る鉄筋
結束金具によれば前記したように、U字片の両側脚片先
端より同各脚片と直角方向に曲成してなるU字型の横鉄
筋抱着用鉄線を縦鉄筋に添接する直線状鉄線に所定間隔
毎に配設し、前記U字型鉄線の弯曲部を溶着して構成さ
れているので、縦横鉄筋の結束が簡略化され、鉄筋配筋
工数が少なくなり、省力化、工期の短縮、工費の節減が
図られ、また鉄筋配筋の精度が保持されるので品質の向
上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄筋の結束方法の一実施例の実施
状況を示す縦断面図である。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】本発明の方法の他の実施例の実施状況を示す縦
断面図である。
【図4】図3の横断平面図である。
【図5】本発明による鉄筋の結束施工状況を示す斜視図
である。
【図6】鉄筋結束金具の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 鉄筋結束金具 B 縦鉄筋 C 横鉄筋 1 直線状鉄線 2 U字型鉄線 2a U字片の両脚片 2b 爪片 3 打設コンクリート面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状鉄線に所定間隔毎に、U字片の両
    脚片先端より、同脚片と直交して爪片を曲成してなるU
    字型鉄線を固着してなる結束金具を縦鉄筋に添接し、同
    各結束金具における前記U字型鉄線の爪片に横鉄筋を抱
    着することを特徴とする鉄筋の結束方法。
  2. 【請求項2】 直線状鉄線に、所定間隔毎にU字片の両
    側脚片先端を同各脚片と直角方向に曲成してなる横鉄筋
    支持用U字型鉄線における前記U字片の弯曲部を固定し
    てなることを特徴とする鉄筋の結束金具。
JP1941394A 1994-02-16 1994-02-16 鉄筋の結束方法及び結束金具 Pending JPH07229306A (ja)

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