JPH07228149A - 乗用移動車輌のルーフ幅変更装置 - Google Patents

乗用移動車輌のルーフ幅変更装置

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JPH07228149A
JPH07228149A JP2058994A JP2058994A JPH07228149A JP H07228149 A JPH07228149 A JP H07228149A JP 2058994 A JP2058994 A JP 2058994A JP 2058994 A JP2058994 A JP 2058994A JP H07228149 A JPH07228149 A JP H07228149A
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JP
Japan
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roof
width
driver
seat
changing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2058994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Igarashi
高 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者の上方を覆うルーフの幅を狭くして運転
容易とし、ルーフの幅を広くして雨や日光または作業時
の飛散物から運転者を保護しようとする。 【構成】操舵具1の後方に運転者用の座席2を設ける乗
用移動車輌で座席2上方を覆う主ルーフ3の幅を機体幅
「A」より狭くしたものにおいて、主ルーフ3の左右側
端部分に機体幅「A」外方に突設可能で一定形状を保つ
突出縁部4,4を取り付けたことを特徴とする乗用移動
車輌のルーフ幅変更装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用移動車輌のルー
フ幅変更装置に関するものである。この発明は、樹木や
フェンス等の一定高さを有するものに近寄って走行をす
る場合にはルーフの幅を狭くし、廻りに邪魔物が無い場
合はルーフ幅を広くしようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動車輌において、運転者の上方
を覆う日除け,雨よけや飛散他物から身を守るルーフ
は、実開昭57−137523号公報で示すように一定
の幅であって変更できなかった。また、このような従来
のものは、運転者が着座する座席に対し機体全幅が広い
から、ルーフの幅を機体幅よりも少し広くしておけばル
ーフとしての問題は生じなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年、個人用の
安価な小型化車輌や、物理的に狭隘な場所例えばゴルフ
場や果樹園内の草刈りや作物畝間の除草等で使用する小
型作業車輌は機体全幅が狭くなり、相対的にルーフ幅が
狭くなって日除け,雨よけや飛散他物から身を守ること
が難しくなってきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来装置の
このような不具合を簡単に解消しようとするものであっ
て、次のような技術的手段を講じた。即ち、操舵具1の
後方に運転者用の座席2を設ける乗用移動車輌で座席2
上方を覆う主ルーフ3の幅を機体幅「A」より狭くした
ものにおいて、主ルーフ3の左右側端部分に機体幅
「A」外方に突設可能で一定形状を保つ突出縁部4,4
を取り付けたことを特徴とする乗用移動車輌のルーフ幅
変更装置の構成とした。
【0005】
【実施例】図例は、ゴムクローラー式車輪のトラクター
5で、この機体12前部に取り付けた草刈り用の作業機
6によって草刈りや除草を行なうゴムクローラー式草刈
機であって、該乗用移動車輌の運転者7上方を覆う主ル
ーフ3部にこの発明を折り込んでいる。
【0006】このゴムクローラー式草刈機は図1,図
2,図3で示すように、座席2に座る運転者7に対し機
体12を小さくして狭隘地での走行を容易にしている。
例えば、機体幅「A」は座席2の2倍以下と狭くしてい
る。機体12下部の左右両側方にはゴムクローラー8,
8を取り付け、座席2前方の操舵具1を前後方向移動や
左右に捻じることにより、機体12を前後進や左右旋回
させる。
【0007】座席2は図3で示すように機体12の前後
方向略中央に位置し、エンジン9やオイルまたは燃料等
のタンク10を覆うボンネット11上に設けられる。こ
のように幅狭の座席に着座する運転者7は、主ルーフ3
の絶対幅が小さいと作業中の飛散他物や直射日光や雨等
に晒され易くなる。13は主フレームであって、前部に
運転者7が足を載せるフロア面14を有し、後部に前述
のエンジン9やオイルまたは燃料等のタンク10を覆う
ボンネット11を取り付けている。
【0008】ボンネット11は主フレーム13後部のヒ
ンジ15部を中心に、前部の座席2取り付け側が上動可
能としている。16は支枠であって、上面に計器盤(図
示せず)を設けるとともに操舵具1を取り付けており、
運転者7の股の間に位置する筒状突出部である。この支
枠16前面上部に、前後方向揺動自在に主ルーフ3の左
右前柱17,17下部の左右連結部材18を取り付けて
いる。
【0009】前柱17,17上部は上部の左右連結部材
19で連結され、左右中間部から後方に上柱21を突設
し、上柱21後端部に後支柱20の上部を連結する。ボ
ンネット11の上方後部には支筒22が突設され、支筒
22の穴に後支柱20下端部を挿入し弾性筒材の止め輪
23で両者固定される。従来ボンネット11を開閉式と
した場合、ボンネット11近傍が邪魔になるので後支柱
20無しの、前柱17だけで支持するルーフが多い。強
度的に弱い場合後支柱20を、ボンネット11から大き
く離れた機体12側の固定部材に迂回連結して取り付け
ていた。
【0010】ボンネット11を開く場合、止め輪23を
外し後支柱20を上動して主ルーフ3を、左右前柱1
7,17下部の左右連結部材18中心に矢印「イ」の前
方向に倒した後、ボンネット11を矢印「ロ」の後方向
に開くことができるから、機体12後部に設けた開閉ボ
ンネット11上を簡易ルーフの取付座として利用でき、
後支柱20をボンネット上に取り付けることが可能と成
った。
【0011】樹脂材から成る主ルーフ3は、前柱17,
17上部の左右連結部材19と左右中間部から後方に突
出する上柱21を覆って取り付けられており、左右側端
部にヒンジ24,24部を中心に内外に格納と突出可能
に、樹脂材から成る突出縁部4,4を設けている。25
は支え端部であって、突出縁部4を外方に突出して機体
12幅より広くした時下方への垂れ下がりを防止すると
共に、この内方の凹溝部分で雨水等を前後方向に流す樋
としている。
【0012】この突出縁部4は樹脂材から成っているの
で、運転者7が手を伸ばして一部を握って開閉操作する
ことが可能である。また、ヒンジ24部をある程度きつ
くしておくと、開閉姿勢を保つことができるし、図4で
示すように係止部31を設けると広げた姿勢を保持でき
る。図2で示すようにフェンス26等の人工垂直壁部近
傍を走行する際は、機体幅「A」よりルーフ全幅を狭く
しておくとゴムクローラー8部または機体12部が直進
時も旋回動時も先に接当するから、樹脂材のルーフを破
損しない。
【0013】樹木の下枝近くを走行時は、同様に機体幅
「A」よりルーフ全幅を狭くして張り出した枝に注意し
て走行できるから、運転が容易になる。機体12前部に
は、トップリンクやロワーリンク等の三点リンク27を
介して作業機6がアクチュエータ28により昇降自在に
取り付けられる。図例の作業機6は、回転刃29を有す
る草刈機であって、昇降調節して刈り高さを変更し走行
する。30は入力軸であって、PTO(図示せず)から
の駆動力を入力し回転刃29を回転する。
【0014】この作業機6は、圃場表面を掘削耕耘する
耕耘装置や運搬バケット具等、必要に応じ変更可能であ
る。
【0015】
【発明の作用効果】以上説明したようにこの発明は、主
ルーフ3の左右側端部分に機体幅「A」外方に突設可能
に突出縁部4,4を取り付けたので、運転者の幅に対し
少し幅広の機体であっても狭隘地ではルーフ幅を狭くし
て運転操作性能を劣化せず、広い場所では幅広のルーフ
として日除け,雨よけや飛散他物からの保護性能を向上
し、突出縁部4を一定形状を保つ部材としているから着
脱や反転時の操作性が容易である等の特有の効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部断面した、全体正面図である。
【図2】一部断面した、全体背面図である。
【図3】全体側面図である。
【図4】要部の拡大断面図である。
【図5】別要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 操舵具 2 座席 3 主ルーフ 4 突出縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵具1の後方に運転者用の座席2を設
    ける乗用移動車輌で座席2上方を覆う主ルーフ3の幅を
    機体幅「A」より狭くしたものにおいて、主ルーフ3の
    左右側端部分に機体幅「A」外方に突設可能で一定形状
    を保つ突出縁部4,4を取り付けたことを特徴とする乗
    用移動車輌のルーフ幅変更装置。
JP2058994A 1994-02-17 1994-02-17 乗用移動車輌のルーフ幅変更装置 Pending JPH07228149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058994A JPH07228149A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 乗用移動車輌のルーフ幅変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058994A JPH07228149A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 乗用移動車輌のルーフ幅変更装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07228149A true JPH07228149A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12031432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058994A Pending JPH07228149A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 乗用移動車輌のルーフ幅変更装置

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JP (1) JPH07228149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220814A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Joseph Voegele Ag 道路建設機械の運転台用のドライバー屋根

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220814A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Joseph Voegele Ag 道路建設機械の運転台用のドライバー屋根
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